●自作組み立てPCを作る時のポイント紹介です。ぶいぶいEg共和国には2台の自作パソコンがあります。



★重要なコト★

要するに、予算と情報。これに尽きると思います。できれば・・・・使い道も考えて。
例えばDVDのライブラリをパソコンで作りたいなどのニーズには、おのずと求められるハードウェア性能やOSの選定がほとんど決まってしまいます。

パソコンの使い道が良く判らなくて、「とりあえずメールとインターネット」というのは良く聞きますが・・・・・これだけならばPentium(100MHz)/Windows95という古い構成のマシンでもこなせてしまいます。
もっとも、そーゆーのは実際の使い勝手は激しく困難を伴ったりしますので・・・・良く判らなかったら、その時代の標準的なマシン構成にしておくべきでしょう。


メーカー製パソコンも各社から相変わらず出ていますが、実はメーカー製PC特有の「罠」ってのがあったりします。
これは、カタログスペックにはあまり影響しない部分のコストを思いっきり下げていたりします。特にメモリーがOSが動作する最低限の容量しか搭載されていない、電源容量がギリギリなどです。
しかしそのままの状態で使い続けてアフターサポートも付いてくるメリットは大きいです。というかコレがメーカー製PCの最大の特長と言っても良いでしょう。

ノートPCに付いてですが、これは持ち運んだり収納性に優れる点はあるものの、価格が少し高めなのと、増設などがやりにくい面もあります。
さらにスペース的な問題なのか、少しばかり同程度の構成のPCより処理速度などが低い物もあるようです。

・・・・やってる本人が言うのも何ですが、将来内部に手を加えて拡張したりとかは望まない方が得策です。最大のメリットを失ってしまいますから。
もし拡張するのならば、外部に接続する機器のみで行う方法をオススメしますです。




さらに、各機器のスペックに付いてですが、これもまた選ぶのが難しいところです。各機器の役割と、性能の良し悪しがどの程度使い勝手に影響するのかをじっくり考えなければなりません。
もちろん、高性能を追求する趣味もありますが、これはお金が掛かります。
もっとも大事なのはある程度の妥協と、コストを掛けるポイントをしっかり選ぶことです。

例として、本体の性能がある程度貧相でも、大きなディスプレイと打ちやすいキーボードに操作感の良いマウスの方(マン・マシーンインターフェース)にコストを掛けたPCは触るのが楽しくなって来たりします。
でも、PCの高性能自体を楽しみたいのならば、ベンチマークテストの結果が全てですから、マンマシーンI/Fはそれほどの物は無くても構わなかったりします。
また、デジカメで写真を本格的に撮りたいのならば、良いデジカメと良い性能のプリンターをまず重視すべきです。
音楽や映画を楽しみたいのならば、キレイで大きなディスプレイと音響機器(スピーカーなど)にお金を掛けましょう。
ネットサーフィンをしてイロイロな情報を収集するのならば、高速なインターネット環境と大容量のHDDドライブを。

・・・すべてを満たそうとすると、お金がいくらあっても足りません。というか拡張すればするほど今度はシステムが不安定になりやすいというWindowsの宿命もあるのです。。。。



PCの高性能化に伴い、問題となってくるのが発熱と消費電力の増大です。
今まではあまり問題にならなかった電源ユニットが、能力不足となることがあります。HDDや光学ドライブは一台辺り2〜3Aの電流を消費します。(+12Vライン)
さらにテレビチューナーやビデオキャプチャボードも意外と電気を喰うようです。(電源に負担が掛かっているとノイズが発生したりして画質にも影響します)
また、現在(2004年2月時点で)のパソコンではメモリーの速度がイマイチ追いついて来ない段階でもありますから、使うメモリーの品質や相性に関連する問題も多いようです。
これらのトラブルは、原因の追究が難しいケースが多いので・・・・しっかりとした物を選ぶしかないでしょう。
発熱に関しては、静音ブームと言うことで静かなPCが増えてきていますが放熱性を犠牲にした物も多いようです。しっかりと温度管理が出来てこその静音です。
(放熱が悪い場合、CPUやマザーボードもHDDドライブなど全ての電子機器の寿命に影響してしまいます。)


OSなども含めたソフトウェアも大事です。ソフトがなければパソコンはただの箱。
使いたいソフトを吟味して、ツール類などは無料ソフト(フリーウェア)などを活用するのも良い方法です。(Vectorや、雑誌の付録CD/DVDから入手できます。)
もちろん使わないようなソフトはインストールすべきではありません。必要最小限がベストです。


〜〜 オマケ 〜〜

あと、見た目・デザインってのも結構大事です。やはり自分のパソコンは一番カワイイですから、カッコ良くしたいですね。デザインの良いPCは愛着もわきます。
また、見た目がショボイと中身がいくら高性能でも全然そう見えないのが不思議です。
機能を損なわない範囲で、ケースなどにこだわってみるのも良いと思います。あくまで、使い勝手を損なわないように・・・・・。

・・・・実はコレやり過ぎて失敗したコトがあるんです。このケース、ウケ狙いとしては良いが使いにくい!
だいたい電源部が下にあって、上に吸気ファン付いてる(通常のケースを逆さまにした状態)なんて放熱できんだろ!
CD出し入れするのにも下の方なので最悪です。でもATXミドルタワー(ちょい肥満気味)なので机の上に置くのも邪魔ですし・・・・・。


※ 結局、友達に譲ってしまいました。その方もやはり「ダメダメ」とのこと。






●私の場合は

いわゆる、バソコンマニアではありませんからパーツは頂き物が多いです。
でも、周辺機器は結構充実しています。ヤル事はイロイロなんですが・・・・不都合が出てきたらマシン構成を変更する作戦です。

さすがに、ビデオ動画とかいじりだすと現状のマシンでは性能不足になって来ました。(特にCPUとメモリの速度)
そろそろ交換時期かな・・・・と思っています。一応の目安として、現在使ってるCPUのクロックの2倍のモノが入手しやすい価格になってきたら買い換え時だと思っています。
もっとも今はCPUメーカー同士の不毛な争い(?)によって規格がコロコロ変わってしまうので、くれぐれも「ハズレ規格」を掴まされないように気をつけて行きたいと思います。




◎宝物というか自慢(?)できる物  私が使っている、いわゆる「とっておき」の機器紹介です。
飯山22インチディスプレイ(A201H)・・・テレビやDVD観賞もするので、大きな画面が欲しかったんです。
パソコン画面としては大きな22インチですが、テレビとしては個人サイズの範疇なのが悲しい・・・・・。

※ ちなみに、映っている映像は私の趣味とは関係ありません。単なる見本。
ちなみにPCとモニタの結線はBNC変換コードを使っています。大きな画面だとクッキリ度合いが違います。



キーボード/FKB8720シリーズ(松下向けOEM)・・・・フカフカタッチの普通のものです。

理想を言えば、初期の頃のPC9801キーボードが好みです。でも無理なく購入できる範囲でイイ感じのモノってコトでこれになりました。
ジャンク扱い品で一台\300-。 2つ買っても\600-です。少しだけ修理をしました。(キーのメカ入れ替えを一つ行った)


キーボード/RT6674TJPシリーズ(NMB製・Compaq向けOEM)・・・・ちょっと硬めでしっかりタッチです。鉄板が入っててしっかりしています。

これも、安いけどイイ感じのモノってコトで。もっとも違う物を買いに行ったついでに見つけて、何となく触っててタッチが気に入ったのでとりあえず買って来ました。
今はこっちの方がメインに使う事が多いです。もっとも、しばらく使ってると飽きて来て、気分直しに違うのと差し替えたりしています。
今は亡きCompaq用のキーボードで、左右のウインドウズキー(ミ田)が無いのが特徴。ジャンク扱い品で\200-

操作系と言えばマウスですが・・・・MicroSoft/ワイヤレス・光学インテリマウス(黒革張り)。
見た目が第一印象で気に入ったのです。手触りは高級感バッチリ!

ちょっとホイールの感度が敏感すぎのようです。横スクロールは結構便利ですね。
光センサの仕様か、動かす所はかなり選ぶ様子なのでブニブニしたマウスパッドも使っています。




外部MIDI音源/YAMAHA MU-90(下) と、 Roland SC-88ST Pro(上)
・・・・どちらも古い音源ですが、キレイな音で鳴ります。響きとかがやはり外部音源の良さです。
本来、2台も必要な物ではありませんがmidi作成時に音の鳴り方がそれぞれ違うので持ってます。


もっと新しいDTM音源は、デジタル出力(光だったりUSBだったり)が装備されています。これらはアナログのみです・・・・・同時発音数64音あるので、実用性はありますが。

※ MIDIのコーナーに、これらの音源で鳴らしたサンプル再生ファイルがあります。


スピーカー/ボストンBA735・・・・サブウーファー付き2.1chで、迫力のある重低音が特徴です。(Gateway製PC純正採用)

音質は、まぁまぁ。最大の特長/重低音の迫力は地響きが・・・・・。
本来ならばDVD鑑賞用に5.1chを入れたい所ですが、アレ、場所取るんですよね。見る位置も決まっちゃうし。

音響機器のついでに、DENON/DMA-M10E・・・・3連装MDデッキです。光デジタル入出力装備でPCにデジタルで繋がっています。

MDのライブラリが沢山あるので、デジタルout付きMDデッキが必需品なのです。


プリンター/キヤノン560i・・・・ランニングコストが安く高速、CDレーベル直接印刷もこなします。(他にEPSON/PM950cもアリ)

4色インクなので、コスト重視です。画質追求型ではありませんが・・・そこそこキレイです。



もう一つのプリンタ、CASIOのラベルプリンターです。これがあるとかなり便利だったりします。

上位機種に、ネームランドってのがあります。



電源は、圧倒的なパワーでねじ伏せるMacron/MPT-460M。
 12Vライン容量が超強力(30A)で、安く(1万円以下)て、評判もそこそこ良い電源です。

※ 私の使っているのは、旧型です。モデルチェンジしたのはSATA電源コネクターが装備されました。
高価で良い電源はありますが、これは数少ない「安くて良い電源」だと思います。



ルーター/マイクロ総研OPT−90。購入当時これが最速でかつ絶大な安定性を誇っていました。
弱点は、マルチセッションには対応していないんです・・・・Flet'sスクウェアはどーでもイイので別に困りませんが。

※ このように逆さまに立てて設置すると、電源部が上に来て放熱性が良いのです。
ルーターってのは、ずーっと付けっぱなしなんでちょっとした配慮が製品寿命にも影響しますです。






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