2015年04月のコラム
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●2015年04月29日(水)

今月はずーっとグルメネタシリーズが続いているのですが、今回は少しだけ趣向が変わって行きます。

最近、炊飯器の調子が芳しくありません。
炊いている最中にフタの隙間から蒸気が漏れてくるようで、炊き上がり状態も少々おコゲが多かったりと。
全く使い物にならないレベルではありませんが、調べてみると10年も使っていたのでパッキン類の密閉が甘くなっているようです。

修理しようと、パッキン類の補修部品を注文したのですが・・・・残念ながら廃盤になっておりました。
家電製品ってのは生産中止後6年位しか補修部品の保有期間がありませんからねぇ。
なので、充分使ったという事で新しい炊飯器に買い換えることにしたのです。


炊飯器ってのは、文字通りご飯を炊く器械です。
原理としてはお鍋&コンロと同様でして、自動的に調理してくれるようになってるだけですよん。
熱源としては最もメジャーなのは電気。それとガスもありますねぇ。

ちなみに、ガス炊飯器は構造上どうしても大きい容量になりますので、主に業務用なんかで使われています。
プロパンガスと都市ガス用に分かれていますが、実はプロパンガスの方がちょっと火力が強い関係で美味しく速く炊けます。
美味しくご飯を炊くのには強い火力が必要なのです。

電気の炊飯器には、電気ヒーターを使用したタイプ、IH調理のタイプがあります。
そしてIH調理のタイプにも普通のと、圧力釜タイプとがあるのです。
当然ながらIH調理の方が熱効率が良いのですが、大きな電力を使うので場合によってはコンセント回線を別に工事しなければならなかったりします。
電熱ヒータータイプは主に小容量(〜3合)の製品にはまだ多く使われてます。
そして5号炊き以上の大きさの製品に、各種IHタイプなど豊富なラインナップが用意されてんです。


炊飯器の製品ラインナップってのは、どこのメーカーでも沢山あり過ぎて判り難いですねぇ。
ぶっちゃけ、大きさとお値段でクラス分けされているのですが。
更に他メーカー間での製品比較ともなると、マジでどれをどう比べて選べばいいのかさっぱり。
それに加えて、新製品と従来製品が混在していたりしますから、価格比較サイトで調べるにしてもかなりの困難を伴います。

なので、大雑把に予算を決めておいて、好きなメーカーを選択してその中からいくつかの製品を絞り込んで行くのが良いでしょうな。
今回も私はパナソナニックの製品から選ぶことにしましたので、あとは予算次第でしょうか。


ちなみに、炊飯器ってのは基本的に高価な製品ほど美味しく炊けるのです。
色んな機能は付いていますが、基本的に「炊飯する機能」を主体に開発しているので、炊飯に関係ない部分ってのはオマケみたいなモノなのです。
如何に炊飯を上手に行うかに集約されてんですねぇ。
それが内釜(内鍋)の材質や厚みなどの違いとかに結び付いてて、コストがそっちに掛かってんです。
反対に外装とかに金掛けて凝ってる製品とかってのはあんまりないですよねぇ。
ある意味、とても真面目に勝負しているジャンルだと思います。

なので、贅沢しようと思ったら、出来るだけ高い製品を選ぶのもコツなのです。
その炊き上がったご飯の違いは、多分10人が10人、目隠し比較テストしても判別可能なほどでしょう。
その位にはっきりとした違いが出てくるのです。


我が家では電気炊飯器を使用してますので、ガスのタイプは除外。
3人家族ですが、食事2回分のご飯を炊く事も多いので、3合の容量は必要ですねぇ。
まぁこの位の大きさならば、電熱ヒータータイプの安いヤツだと1万円以下からあったりするのですが。
そして今まで使っていたのは、通常のIH炊飯器。
これも10年前には3万円位したように記憶してます。

買い換えるのならば同程度が、もしくはちょっとだけステップアップしたいなと思います。
となると、必然的に容量は5合炊き(1.0L)タイプとなりますね。
流石に今更1升炊き(1.8L)タイプは必要ありません。
5合炊きならば、色んな種類の製品がラインナップされています。
勿論そのメーカーのフラッグシップモデルもありますからねぇ。

で調べてみると・・・・高級なタイプだと8万円前後のもあります。
流石にこのクラスには手が出ませんな。
普及クラスだと2万円位の通常IHタイプか、3万円位の廉価版・圧力IHタイプが選べます。
ちょっと欲張ると、もう1つ上のクラスのしっかりした圧力IHタイプもなんとか手が届きそうですねぇ。

う〜ん、悩むなぁ。

購入先は決めてあるので、そちらに2種類の候補を持ってって後は値段次第ってコトにしました。
その2機種に絞り込むまでに1週間以上検討していたりします。
だってお金を出すのは私ですからねぇ。
(でもご飯食べるのも私なのですから、安易に妥協できなかったりもするのです)


で、結局当初の予算はオーバーしてしまいましたが、上のクラスの可変圧力IH炊飯器を購入することとなりました。
勿論内鍋は「圧釜」タイプになってるヤツですよん。

事前に仕入れていた情報により、可変圧力IHとかはフタ部分の構造が複雑になり、お手入れ(洗ったりするの)が面倒になるとか、炊飯時の音が大きいとかのデメリットがあるそうな。
確かに圧力をコントロールするメカが必要ですからねぇ。
その点も考えると安いクラスの方が使い勝手が良さそうな気もしていたのですが・・・やっぱり美味しいご飯を食べたい気持ちが勝ちました。

で、購入したのはパナソニックの「SR-PA104」という製品です〜〜〜〜〜〜〜〜@
カラーはブラウン。実はこの色しか無いんですが。
ちなみに第二候補はこの下のクラスの製品のSR-PB-104ってので、カラーは白(シルバー?)だけでして、約1万円安いんです。
購入価格はナイショv


外装はブラウンなんだけど、なんかお櫃みたいでイイですねぇ。
「おどり炊き」と言うシリーズでして、これは買収した三洋電機の設計のノウハウが投入されているんだそうな。
昔からサンヨーの炊飯器は評判も良かったですからねぇ。

ちなみに炊飯器で最も人気が高いメーカーは、やっぱりタイガー、そして象印だそうな。
成金中国人観光客がお土産に選ぶのは圧倒的にこれらのブランドだそうです。
他の日本メーカーの製品も決して負けてはいないんですけどね。


可変圧力IHと言う事でして、情報通りにフタ内部の複雑な圧力調整機構のためにお手入れには少々手こずりそうです。
しかし・・・ご飯の炊きあがりは、見事ですねぇ。

写真で見ただけでも、おコメの一粒一粒がピン立ちしてツヤツヤしているのが判りますか?
今まで使っていた炊飯器も決して安モノではなかったんだけど、ここまではっきり米粒がしているのには驚きです。
しかも、釜の中の隅々まで同じ炊き上がりになってるのは流石ですねぇ。
お茶碗によそってみても、この美味しそうなおコメの感じは変わりません。

そして、食べてみると・・・・おコメが甘い!更におコメの味がしっかりしています。
昨日まで食べていたおコメと同じはずなのに、別格の味わいですねぇ。

ちなみに炊け具合のコースは、「かため」「やわらかめ」「もちもち」がありますが、おコメの味をしっかり味わいたいならば「かため」か無印が良いです。
やわらかさを求めるとやっぱりおコメの味わいが少なくなってしまいます。

●2015年04月27日(月)

まだまだグルメネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

でも食べてばかりいるワケではありませんよ。
ずーっと前から暖めてあったネタをまとめて放出しているのです。


今回はちょっとショボいんだけど、「コーヒーのコメダ」です。
仕事で名古屋にいた時には良くコメダコーヒーにお世話になりました。
まぁあちこちにありましたからねぇ。
その後、こちらの三河地方にも進出して来て、すっかりお馴染みになりました。

正直言って、コメダのコーヒーは美味いのかと聞かれれば・・・・ノーコメントですねぇ。
まぁ普通と言うか、無難と言うか、あんまり印象に残らない感じです。
でも実は、コメダの名物ってのは他にあるのです。

それが、この「シロノワール」というスイーツ。

シフォンケーキみたいな台の上に、でっかくソフトクリームが乗っかっております。
この見事な白いとぐろ巻きが、食べる人に圧倒的な満足感を与えてくれます。
でも味はアッサリしてるので、見た目は大きいんだけどボリューム的にはそう多くはありません。
もっとも小さいシロノワールも別にちゃんと用意されてんですけどね。
ちなみに、大きい方のシロノワールは今まで食べたことがありませんでしたので、初挑戦となります。


注文する際に、1つミスってしまいました。
それは・・・・コーヒーもソフトクリームが乗っかってるヤツを頼んだコト。
つまり、Wソフトクリームってコトになったので、後々胃にもたれて大変でした。
普通のアイスコーヒーにしておけば良かったですねぇ。

その代わり、とてつもない満腹感・満足感が体験できましたv

ちなみに後ろに写っているケーキ類はもちろん私のではないですよん。
流石にそんな沢山のスイーツを一度には食べられませんですから。

コメダのチェーン店の強みは、どこでも同じクオリティで安心して食べられるってコトです。
シロノワールはやっぱりオススメですねぇ。

●2015年04月20日(月)

今回は、日本蕎麦です〜〜〜〜〜〜@

蕎麦と言うのはとても奥が深いようでして、お店によって出来具合や味がかなり違います。
なので、「美味しい店」を探求するのもまた楽しいですねぇ。

ただ、この美味しいって評価に関しては個人差が大きくあるようです。
ネットでの評価サイトなんかを見ても、同じ店に関しても美味しいと言う人もいれば、美味しくないと評価する人もまたいたりするんですねぇ。
なので、他人の評価ってのはあんまりアテにはなりませんし、参考程度にもなるかどうか。

好みの問題もありますが、なかなか好みと味の絶対値を切り離して評価できる人ってのは少ないようです。
もっとも評論家にでもなるつもりがなければ、自分の好みに合えばその店は良い店でokなんですが。
そんなワケで、私の感想に付いても同様に、好み半分入ってるんだと思って頂ければイイのです。


この日本蕎麦屋さんは、岡崎額田線沿いにある「千里十里(ちりとり)」と言うお店です。
岡崎は樫山から岡崎方面に向かった所にあるんだけど、周囲には何にも無いです。
なので判りやすいって言えばそうですねぇ。

お店の情報はコチラから
http://qsb.quun.net/quun_shop/?code=050053

★食べログ(地図)

ちなみに、岡崎・大門町ってトコにも支店があるようです。

食べたのは天丼セット。
入り口の所におすすめとして書いてあったんだけど、実は達筆でなんて書いてあるのか判んなかったのです。
でも、その分期待を込めて注文したら、コレが出てきました。
ちなみに蕎麦(特に麺の味)がとても美味しかったので、後でもう一枚追加しちゃいましたよん。

ツユと言うか出汁に特徴がありますねぇ。
鰹の風味がとても強くて、関西の味って感じがします。
そして味はしっかりしてんだけど濃すぎず、塩っ気が少ないので蕎麦の風味がよく味わえます。
実にいい感じですねぇ。

それにしても沢山お客さんが来てますねぇ。
平日の昼間だったんだけど、ちょっと早い目に到着したのが正解でした。
食べている間にどんどん込んで来て、待っている方が大勢見えました。
なかなか有名なようですから、時間帯によってはちょっと待つ覚悟が必要な様子です。

●2015年04月11日(土)

今回のグルメネタは、くらがり渓谷の麓にある「くらがりカフェ」。

以前は普通の食堂で、うどんや蕎麦なんかがありました。
まぁ寂れた場末の観光地って雰囲気だったんだけど、何時の間にかお店が変わってオシャレになってんですねぇ。
インテリアは、レトロなストーブとかが置いてあります。

ランチメニューとして、この日は「トマトクリームパスタ」でした。
味もまたオシャレに作ってあって、コーヒーも大変美味しかったです。
ちょっとお値段はお高いですけど、充分内容とのバランスは取れていると思います。

また店内には手作り小物とかのグッズ販売店もありまして、見て回るのもまた楽しいです。


田舎にこんなオシャレなカフェってのも、なんか変わっててイイですねぇ。

●2015年04月07日(火)

食欲の春シリーズは、まだまだ続きます〜〜〜〜〜@

ちなみにこれらのネタは以前から蓄えていたモノの集大成です。
そうそう度々外食を続けられるほどリッチではありませんからねぇ。
美味しいモノは、たま〜に食べるからイイんです。


今回は、八幡にある「餃子の文福」の新メニュー、台湾まぜ麺。
ココ最近のつけ麺・混ぜ麺ブームに乗っかったカタチですが、文福の大将が強く勧めるので食べてみました。

具材は、ニラ、ネギ、挽肉の辛味噌(これが台湾風)、卵黄、もみ海苔に魚粉です。
つゆは濃厚で、器の底にちょろっと入ってます。

食べ方は、卵黄を突付きながら大きく全体に混ぜ混ぜして、ちょいと行儀悪く食べるんですねぇ。
ここで妙に上品ぶって混ぜ具合が足らないと、美味しくありません。
だからって反対にぐっちゃぐちゃに混ぜ過ぎても、風味を味わえないので、丁度良い塩梅になる様にするんです。
特に野菜の具には癖がありますから、混ぜ具合はとっても重要なのです。
ナイショですけど、ちょっとだけラー油を垂らすとより美味しくいただけたりするのです。辛党の方にはオススメ。

ちなみに右上にあるご飯は、いわゆる小ライスとかじゃなくて「追いメシ」と言うんだそうな。
麺を食べてしまってから残ってるタレ&具材へ、このご飯を投入して残さず頂こうって寸法です。


これは美味しいですよん。
他の店でもこう言うのを食べたコトはありますが、意外とアンバランスさが拭い切れないんですねぇ。
最初に文福混ぜ麺を見た時に、正直言って「薬味?多過ぎじゃないの??」と心配になったんですけど、この量が正解なのです。
つけ麺とか混ぜ麺ってのは、タレが濃厚でしょっぱい割りに、味としてはそれほどキツくはありません。
なので、油断すると塩っ気だけは感じるんだが、肝心のコクとか味わいってのが不足しがちなんです。

普通ならばそこで肉系の具材とかでガツンと補正するんだけど、私の意見では冷たい麺と肉系の具材ってのは相性がそんなに良くないんですねぇ。
例えて言うと、冷麺に乗ってるチャーシューよりもラーメンに乗ってる方がはるかに美味しいって状態です。
(ちなみに冷麺にはチャーシューよりもハムの方が合うと思います)
台湾肉味噌の挽肉がギリギリ合格ラインなんでしょうな。

それがこの大量の香味野菜のおかげで、麺自体の甘みとかが引き出されてとてもバランスが取れているんです。
全体的にふんわりした感じの食べ応えですが、箸を置いた時に「あぁ美味しかった」と満足できますねぇ。
なので、是非とも一度食べてみる事をオススメいたします。

※但し、ニラやネギ類が苦手な方にはキツいかも知れません。


この混ぜ麺とチューシューでもつまみながら・・・と思うんだけど、実際には混ぜ麺だけでかなりボリュームがあるので、この一品だけで済んじゃったりします。
ちなみに文福のイチオシは、チャーシューですよん。ぶいぶい推奨メニューです。

餃子の文福の情報は食べログのこのページ↓
http://tabelog.com/aichi/A2306/A230602/23029750/

●2015年04月05日(日)

次のグルメネタ。

以前にも紹介した、とんかつの門屋にまた行って来ました〜〜〜〜〜@
やっぱりお肉をガツンと食べるのは気持ちが良いですねぇ。

今回はちよっと変わったメニューにしました。
ランチサービスで、日替わりにてある一品がご奉仕価格になるんです。
この日のサービスメニューは、「ソースかつ丼」。
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かつ丼と言えば、タマゴでとじて煮込んであるタイプが一般的です。
もちろん門屋さんにはそのカツ丼もちゃんとあるんですが。

ソースカツ丼ってのは、ご飯の上にキャベツが乗っかってて、その上にソースがたっぷり掛かったトンカツが乗ってるんですねぇ。
なので、一般的なカツ丼に比べて洋風なのです。
どこかの名物だったりしたはずですが忘れました。


実は、このソースかつ丼に関して私はトラウマを抱えているんです。
既に無くなってしまったお店での話しなんだけど、以前に入ったお店でこのソースカツ丼があったんです。
当時は物珍しさもあって、注文してみました。

・・・・が、出てきた料理は、酷い状態。一口食べて「不味い!」と思いましたねぇ。
丼モノだからか、フタをして蒸らしてあって、そのおかげで台無しなのです。
親子丼とか普通のカツ丼ならば、フタをして蒸らせば、ご飯と具材が馴染んで美味しくなります。
しかしソースかつ丼の場合、生の刻みキャベツが蒸らされて、青臭くなってしまって全然ダメ。
海鮮丼とかでもそうだけど、熱を加えて美味しくなる食材ばかりじゃないんです。

その青臭さとトンカツが完全にチグハグでして、いっそのこと別皿にしてくれた方がはるかにマシでしたねぇ。
なのでマスターに聞いたんです。「この料理は、何なんですか?」と。
そうしたらそいつは得意満面で「ソースかつ丼と言って、そもそものかつ丼のルーツなんですよ」とか何とか。
あぁ、こいつは判ってないな、と確信しました。
多分何かで見たか聞いたかしただけで作ってみたんだろうと。
そして、そのマイナーな料理を知ってる俺はエラいと言いたかっただけじゃないかと。
つまり「美味しく食べられる」という基本中の基本を忘れて、料理自慢知識自慢に走ってしまったんでしょうな。

私はあんまり食事を残すというコトはしないんだけど(大抵無理してても食べちゃう)、この時だけはしっかり残してしまいました。
上に乗ってるトンカツだけは食べましたが、このカツにも青臭さが染み付いて「死肉を食べている感じ」がして最悪でしたねぇ。
腹が立ったとかじゃなく、本当に不味くて食べられなかったんです。
レジで金を払う時に思わず「とてもマズかったです」と言ってしまいました。

今まで何回もハズレ料理を食べてますけど、この時の想い出は強烈でしたねぇ。


そんなワケで、それ以来ずーっと避けてきたソースかつ丼。
でも因縁を経つ良い機会だと思って、挑戦してみたのです。
私にとって一大決心だったんだけど、多分同行者にその痛烈な思いは判んなかったでしょうな。

不味かったら残すつもりで、注文したのです。


で、出てきたのがこのソースかつ丼。
ランチセットなので、オマケが色々付いてます。
これならば最悪ソースかつ丼が食べられなくても、ある程度食事にはなりますから安心しました。

まず丼を手に取ってみて、感激しました。
ご飯がアツアツではなくて、多分トンカツを揚げる前に丼によそって冷ましてあるんです。
これは海鮮丼なんかでも使うテクニックですよん。

さらにフタなんかしてません。キャベツには味付けもしてあります。
このおかげで全然青臭くなく、むしろトンカツとご飯の仲を取り持ってくれている、第三の食材の役割を果たしています。
そして上に乗ってるパセリのおかげで、よりトンカツの美味しさが際立ちます。

マジで美〜味〜い〜ぞ〜っ!!と目からビームを出しながら宇宙空間を飛び回ってしまいそうでしたv


ちゃんと作ってある料理ってのは、イイですねぇ。

一般的なカツ丼に比べてあっさりしているので、むしろソースかつ丼の方が美味しいかも知れません。
私の抱えていたトラウマはキレイさっぱりと消えて、とても良い気持ちにしてくれました。
門屋、恐るべしです。

また違うメニューを冒険してみたいと思います。


実は、門屋さんでイチオシの一品を見つけてしまいました。
以前から気になってはいたんだけど、メニューの左上に「杏仁豆腐(自家製)」とあるんですよねぇ。
それを注文したら、出てきたのが本物の杏仁豆腐。

これからは門屋さんで食べたら必ずこの杏仁豆腐で〆るコトに決めました。
実にコレが美味しいんですよねぇ。
ぶいぶい推奨メニューです。

●2015年04月04日(土)

グルメのネタは続きます〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

今度は、私のお気に入りのお店から。
ネパールカレーのレストラン「ポカラ」です。
いくつか支店があるんだけど、一番近い八幡のポカラにちょくちょく行くのです。

ネパールカレーはインド料理に比較的近いですねぇ。
スパイスとヨーグルトが主流の、濃い料理なのです。
なので、好き嫌いがハッキリと出てしまうんじゃないかと思います。


私は昔からスパイスやハーブは好きなので、こういうエスニックな感じの料理は美味しく食べられます。
しかし、こんな私でもメニューの中にはちょっと受け付けがたいモノもあったりするのです。
まぁ一度はチャレンジしてみなければ判りませんからねぇ。

ちなみに、トムヤムクンがダメでした。
以前別の店で食した時はそうでもなかったんだけど、なんか味のバランスが理解不能な領域に入っちゃってましたねぇ。
酸っぱくて、辛くて、あっさりしているようで後から湧き上がって来る複雑なボリューム感。
つまり、味覚が完全に混乱状態になってしまったのです。
でも折角出てきたんで頑張って完食しましたが。

もう1つは、デザートの「バナナの天ぷら」。
内容はメニューに明記されていたし、以前BBQパーティーやった時に酔っ払った人がふざけてバナナを焼いて皆で食べたコトもありましたから、どんなモノなのかの予想は付いていました。
バナナってのは火を通すと、とてつもなく甘みが強く濃厚になり、正直クドくなるんです。
こってりコテコテしたバナナの味。
バナナの天ぷらもやはりこの通りでして、まぁ多分日本人の味覚には合わないだろうなーと納得してしまいますねぇ。
バナナチップよりも濃厚でクドいんですよん。

本来、バナナってのはイモみたいな扱いで主食にしてる国もあるんですが、そういうのには甘くない種類のバナナを使うんだそうな。
バナ天を食べると、「あぁこれだけで主食になるんだな」と納得してしまうんです。
まぁ次にはあんまり食べたくないなと思うメニューでした。


なんか悪口みたいになっちゃいましたけど、決して料理のレベルが低いとか不味いとかではないのです。
文化の違いってヤツですよん。
なので、もし冒険したくないんならば無難な選択ってのをすれば良いのです。
これが意外と難しいんですけどねぇ。

ぶいぶいのオススメする無難なメニューは、カレーはマトンかキーマカレー。
普通にお肉のカレーを選ぶのがコツなのです。
野菜のカレー(イモとかダル=豆とか)は意外にクセが強かったりします。
チキンもあるんだけどちょっと雰囲気とか趣向が違うので、食べてからコレジャナイ感に苛まれるコトも考えられます。

ナン(インド風のパン)に関しては、無難にプレーンナンが良いでしょう。
ちなみにポカラ名物として「ハニーチーズナン」がイチオシなのですが、かなり濃厚かつ重いので完食できない場合もありますよん。
そう言う場合にはテーブルにちゃんとお持ち帰り用の袋が用意されていますけど。
重ねて言いますが、無難に攻めるんならばプレーンです。

飲み物は、ラッシーと言うヨーグルトドリンクが美味しいんだけど、ヨーグルトが好きな人じゃないと無理かも。
ちなみに生ヨーグルトの濃厚な風味が、そっくりそのままドリンクになってんです。
それとお茶として、チャイと言うインド茶があるんだけど、これもまた一癖あるんですねぇ。
ミルクティーみたいなんだけど、どことなく漢方薬っぽい仏様っぽい香りがするんですな。
やっぱり無難に、コーヒーにしておいた方がよさげです。


総括すると、ポカラでの売りは「濃厚さ」だと思うんです。
日本人からすると強烈な個性と個性のぶつかり合いみたいに感じるんだけど、それがハマるとすごくお気に入りになるんですねぇ。
料理は全般的に量が多いので、沢山食べられる人じゃないと思いっ切り楽しめないかも知れません。

意外なのは、カレー料理の辛さ指定で、かなり辛い方にしてもそれほど辛さを感じない点です。
ちょっとピリピリっとするんだけど、ヒーヒー言わなきゃ食べられないほどではないんですねぇ。
でも体は正直でして、食べていると体の芯から発熱してくるような感覚を覚えます。
それと消化器官への影響も素直に出てきますねぇ。
(あんまり辛さレベルを上げすぎるとお腹が痛くなります・・・)
辛さと言うよりも熱さと表現した方がイイかも知れませんねぇ。
メニューには「スパイスを多く使っているので普通でも辛めです」と書いてあるんだけど、私にはそうは思えないんです。
CoCo壱番屋みたいな辛さとは根本的に違う方向なのです。
純粋にスパイス感からの「辛さ」なんでしょうねぇ。


ナンにはいくつも種類がありまして、釜の内壁に貼り付けて伸ばして焼いたのもあれば、ピザっぽくまあるいカタチのまま焼いたのもあるのです。
ハニーチーズナンなんかはまあるい形状をしています。
今まで食べたナンの中で最も印象的だったのが、チョコレートチーズナン。
文字通りチョコレートが挟み込んであってチーズも乗っかってんですが・・・・濃厚を通り越して超重量級の味わいでした。
この私ですから2切れで満腹、3切れ目以降は一種の修行でしたねぇ。
食べ盛りの若い人にだけ、オススメします。

でもここまでクドクドコッテリしてるのにも関わらず、実は美味しいんですよねぇ。
全部食べてしまわなければ、と思い込んでしまう位の美味しさですから。
そして完食しましたが・・・・食べ過ぎて苦しくなり、動けなくなってしまいました。


そんな経験をしてても、懲りずにまだまだ冒険するのです。
そして一番最近に食べたのが、写真にあるメニュー。

「抹茶ハニークリームチーズナン」です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

実は文字数が一番多いってコトで決めたのですが。
抹茶がまぶしてあり、ハニー・つまり蜂蜜が掛かってて、クリームチーズが挟み込んであるんですねぇ。

その味わいはやっぱり濃厚なんだけど、抹茶のお陰で重さが多少中和されてたりします。
味のバランスは悪くないですねぇ。
しかもチーズじゃなくクリームチーズなので、例えば「ハニーチーズナン」と比較してもむしろ食べやすかったりするのです。

ちなみに、この手の甘〜いナンを選んだ時には、カレーを1ランク辛いのにするととてもバランスが良くなるんですよん。
下手にビビって、甘〜いナン+辛さを抑えたカレーなんて組み合わせにすると、胃にもたれて食べづらいんじゃないかと思います。


とにかく色んなメニューがあって、私もなかなか攻略できておりません。
なので楽しみはまだまだ続くのです。
★ポカラのメニューはこちら★


※ちなみにココのコックさんから私は「関取」と呼ばれているようです。まぁ判らなくは無いんだが・・・・・・。


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