●2015年03月22日(日)
バイクネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ しかも、かもめカブのお話し。 かもめカブは毎日毎日稼動しているので、磨耗消耗する部分はやっぱり悪くなるのです。 仕事用バイクってのは何度も修理をするので、何となく「修理してもしてもまた壊れた」みたいな印象を持つことがありますねぇ。 本当は、酷使しているのでただ単に何度も壊れるだけなんだけど。 場合によっては、悲しくなってくるコトもありますよん。 んで、今回もトラブルなんですが・・・・リヤタイヤのパンク。 これは分解してみると、原因は何かが刺さってるワケではなくて、リムの錆・腐食ですねぇ。 腐食した部分がゴツゴツしてて、そこにチューブが擦られて薄くなり、最終的には穴が開いたのです。 ちなみにフロント側もちょっと前に同じ様になったので、思い切ってリムを新品にして組み替えて修理しました。
リヤ側のホイールは、一昨年前の秋にオリジナル品はハブ破損したために丸ごと交換してます。 この時使用したのはベンリィCD50の中古ホイールです。 なぜCD50なのかは、カブ90相当のワイドリムだからですねぇ。 普通のカブ50は前後1.20のリムが付いてます。タイヤサイズは2.25-17です。 そしてカブ90は1.40のリムが前後に装備されてんです。(カブ70は後ろだけ1.40のワイドリム) そしてタイヤサイズは、2.50-17と太くなってんです。 しかしベンリィCD50になると、50ccなのに前後2.50-17のタイヤで、リム幅は1.40とワイドになってんです。 つまり、ベンリィCD50とカブ90は同じホイールってコトなんですねぇ。 (リヤ側に関してです。フロント側はハブもシャフト径も異なります) そして何故か、ヤフオクなどの中古市場ではカブ90の部品相場は高くて、CD50のは安いんです。 なので、賢くベンリィCD50のリヤホイールを使いました。 でも、ちょっと程度が悪くて、ブレーキドラムの錆が酷くて修理するのに手間が掛かりました。 完全に良くなってはおらず、やっぱりブレーキシューの当たり面が結構荒れますねぇ。 仕事用バイクなのでブレーキは良く使いますから仕方ないんだけれど、ゆくゆくハブは交換しなければならないなと思いました。 そしてこの間、純正部品5%offのキャンペーンをやってたので良い機会だと思って、思い切って新品ハブを注文しちゃいました。 ハブは約1万円するので、こういうチャンスでもないとなかなか買えませんからねぇ。 ちなみに中古品で調達するつもりはサラサラありませんでした。 遊びのバイクならばイザ知らずプロ使用なので、ドラム部分の消耗があるとすぐに使えなくなっちゃうんで却って高く付くんです。 リムに関しても多少錆が出ているんで、こちらも変えなきゃならないかもとは思ってましたが、結構な金額しますから同時購入は見合わせました。 欲を言うとスポークだって新しくしたいですからねぇ。もしかしたらサビて固着して外せないのも出てくる可能性もありますし。 ちなみに、高年式モデルになると補修部品として「ホイールA'ssy」で供給されています。 これはすでに新品のハブ/スポーク/リムで組んであるんで、文字通りポン付け交換するだけでokです。 お値段はちと高いですよん。(後述) 私は思うところがあり、別々に注文していますが。 そして・・・ハブが到着した翌日に、このリヤタイヤのパンク発生となったのです。 ちょっとタイミングが悪かったですねぇ。
実は、前々から思うところ・野望があったのです。 それは、更なるワイドリム化。 使用タイヤのミシュランM35のカタログを見てみると、仕様はこのようになってます。 ------------------------------------------------- サイズ 荷重指数 断面幅 直径 標準リム幅 適合リム幅 2.25-17 38P REINF TT 60mm 556mm 1.50 1.20-1.60 2.50-17 43P REINF TT 64mm 568mm 1.50 1.35-1.60 2.75-17 47P REINF TT 75mm 588mm 1.85 1.50-1.85 ------------------------------------------------- つまり今使っている2.50-17でリム幅1.40ってのは、もうちょっとリム幅を太くする余裕があるのですねぇ。 もしも2.75-17の装着を考えるのならば、カブ90のリム幅ではちと不足気味ってコトにもなるんです。 (今の所は2.75サイズのタイヤを使おうとは思っていませんが) そして、ワイドリムに使うリムなんだけど、カブのシリーズには適合するのが見当たりません。 なので色々と探した結果、ヤマハDT50のリヤホイールリムがどうやら使えそうだと言う結論になりました。 アレは3.00-17のオフロードタイヤを履いてます。 最初はてっきり16インチだとばかり思っていたけれど、そうじゃなくて17インチなんですよねぇ。 そしてリヤはドラムブレーキなんでハブ径も似たような感じですからイケるのではないかと。 同じくヤマハのRZ50(新)も17"ドラム仕様なんだけど、部品調べたら微妙に高くてパス。 何故か判りませんが、同じ17×1.60のリムなのに。 RZ50(新)の流用はフロントのディスクブレーキ化でよく使われているんです。 ホンダとヤマハのコラボレーションになりますが、特別仕様っぽくてイイでしょv このスペシャル感を味わいたいなと思っていたのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ そうそうリム組み換えなんてしませんから、ある意味チャンスかも知れません。
と言う事で、ついにワイド1.60リム化してのリヤホイールリニューアル作戦開始です。 ちなみに部品詳細は以下の通りですよん。 リヤハブ [ホンダ品番:42635-GB5-J30] 1個 \9,600-(税抜き) スポーク [ホンダ品番:97282-42158-F0]&[ホンダ品番:97548-42157-F0] @135×18本×2種類= \4,860-(税抜き) リム・DT50 [ヤマハ品番:94416-17332] 1個 \5,760-(税抜き) -------------------------------- 合計 \20,220- (税込み¥21,838-) 参考までに、 リム C90用 [42701-030-007] 1個 \4,320-(税抜き) ホイールAssy [42650-GT0-305] 1個 \24,500- (税込み¥26,460-) ちなみに後輪単体でのハブ/リム組み換えの工数は、1.8H(約1.3万円前後)になるかと思います。 そう考えるとA'ssy交換は\5,720-の差額しかありませんからお得ですねぇ。 (当然ながら車体から後輪・タイヤを脱着する工数は別途掛かります。0.8H/約6千円プラスです) ヤマハのリムは随分高いですねぇ。差額が\1,440-もあります。 ここはちょっと悩みどころではありますが、まぁスペシャルなホイールを作るんだからヨシと納得しましょう。 スポークは社外品が3千円位でありますけど、やっぱりホンダ純正にしました。 5千円か3千円かで悩むけれど、ホンダの場合は1本単位で部品供給してますから、将来万一スポークが折損した場合を考えると純正品が良いのです。 ヤマハの場合は1輪分セット供給なので、どっちでもイイんですけどね。 でもメッキの状態とか材質とかで安心できるのは、やっぱり純正部品なのです。
このワイドリム化に関しては、多分現行のカブ110のオーナーさん達が熱望するのではないかと思いますねぇ。 あっちは車体が結構しっかりしているようだし、排気量も大きいんで、2.75-17を履きたいんじゃないかな。 社外パーツとしてタケガワからアルミリムkitなんかも出ているようですし。 ホイールはサクッと組みあがりました。振れ幅は0.5mm以下まで追い込みましたよんv ★カブにDT50の1.60リム流用は可能ってコトが証明されました。 特に必要な加工とかはありません。普通に組み立てるだけでok。 ただし、タイヤの組み込みは少し困難になりましたねぇ。 それと車体からのホイール脱着もちょっとやりにくくなりました。 太くなってんだから仕方ないですねぇ。 わーい、太くなった〜〜〜〜〜〜〜〜@ ・・・と言いたい所ですが、リム幅が1.40"から1.60"と5.1mm太くなっただけなので、ホイール単体だと見た目にはあんまり判りませんねぇ。 タイヤを組み込むと、流石に少し太い見た目になります。 でも、地味な変化なので気が付く人は多分いないだろうと思いますねぇ。
今回はハブも新品にしています。 この場合には必ずブレーキシューも新しくした方が絶対に良いです。 減ったシューと組み合わせると、ドラム内面の馴染み具合がおかしくなりますからねぇ。 引き回しもスムーズになりました。 まぁこれはハブベアリングが新品になった効果が大きいんでしょうけれど。 で、跨った感じがちょっと変わりましたねぇ。 なんか腰高になった感じがするんです。タイヤは以前のをそのまま移植して使ってるのに。 そして、タイヤの感触も固くなったような感じです〜〜〜〜〜〜〜@ これはタイヤ断面形状が、リムのワイド化により変化して潰れにくくなったからでしょうか。 試しにちょっとだけ走らせて見ると、なんか全然別のタイヤ履いたように思えますねぇ。 流石にカーブでは、ガッチリ・シッカリと踏ん張ってくれてます。 不思議な感覚なんだけど、タイヤがヨレないんですよねぇ。 それと、バンクしている感じが薄れてます。(実際ちゃんとバンクしているんだが) また、全体的に動きが重たくなった感じもしますねぇ。 グリップ感がかなり向上しているのも、それに寄与しているみたいです。 タイヤの接地面形状が変わったからなんだろうけど、正直こんなに変化するとは思いませんでした。 以前、1.20→1.40にリム幅を増やした時にも随分カッチリしたんだけど、それよりも判りやすい変化です。 フィール的には、はっきり言うとまだ違和感だらけですねぇ。 果たしてトータル性能的に、どのようになったのか。 それは、後日のお楽しみ〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
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