●2014年06月12日(木)
只今、絶賛出品中の原チャリです〜〜〜〜〜〜@ ヤマハ・ミント50 (セル付きなのでミントスペシャル) 年式はちょっと判りませんが、ヘッドライトスイッチが付いているのでだいぶ古いです。 でも、外装の程度はそこそこ良好で、機関のコンディションは上々。 難点はシート表皮の劣化・損傷と、バッテリーが完全にダメになってて要交換です。 ちなみに、ジャンプケーブルで他からバッテリーを接続してセルスタートのチェックをしてあります。 バッテリーは本来、開放型の4L-B(GM3-4B)を使うんだけど、何故かずーっと密閉式の4L-BSにて使用していました。 ちなみにもう少し外寸の大きなGM6-Bなんかもスッポリ入ったりするのです。
ミントは、小型軽量でかつ安価なベーシックスクーターとして、'86年に発売されました。 パッソルとかの後継車として、小柄な女性でも扱えると言う点でかなり長期間継続生産されていたのです。 最終モデルは'96です。 スペックは、空冷2サイクル50ccで、縦ジョグ系のエンジンですがシリンダーは専用仕様で4.3ps。 変速機は1速固定で、チェーン(オイルバス式)駆動となっております。 つまりVベルトではなくチェーンを使っており、さらにオイルの中にどっぷり漬かってるので駆動系はとてもタフで信頼性が高いです。 トップスピードは個体差が結構あるんですが、大体45〜50km/h程度です。 所謂ソフトバイクに属する、動力性能よりも扱いやすさを重視して設計された原チャリですねぇ。 タイヤは前後3.00-8インチと小径で、チューブタイヤです。 とっても小回りが効くのですが、実はタイヤ交換作業の難易度は相当高い目だったりします。 タイヤレバーの扱いに手慣れていないと、すぐにチューブを噛み込みして穴を開けてしまいますよん。 車重は50kg前後。 セル無しモデルは公称48kgで、スペシャルのセル付きだと52kgだったと思います。 燃料タンク容量は、4.4Lですから相当入ります。 特徴は、装備の簡素化により低コストを実現しているので、ヘッドライトのHiLow切り替えがありません。 またシートの下に格納スペースは無いので、ヘルメットは入りません。 フロントトランクは簡易雨具程度を納める事は可能です。 なので、買い物用として使うんならば前カゴ必須ですねぇ。 メカ的には、年配の方が安全運転していたモノが多く、マフラー詰まりを起こしてエンジン不調に陥ってる車両を多く見掛けます。 粗悪オイルの使用とかでのトラブルも相当多かったですねぇ。 ちなみに、マフラーはまだ部品供給されてます。(1YU-14610-00/\13,932)
ジョグやディオなどよりも一回り車体が小さく圧倒的に取り回しが軽いので、年配の女性なんかだと「これじゃないと乗れない」との指名買いが結構多かったですねぇ。 ジョグだと大きく重たくて扱えないんだそうな。 でもヤマハは排ガス規制(別名・弱い者イジメ規制)により2サイクル廃止をして、ミントは終了し後継モデルは出していません。 乗り換えの要望は、スズキのレッツ4が小振りで安いのでそちらにユーザーさんは行ってしまいました。 ホンダのトゥデイもそこそこ小型軽量ですので、こちらも人気がありましたが。 ヤマハってメーカーは昔から、間が悪いんですよねぇ。 折角良い製品を作っても、売り出す時期を平気で間違えるんです。 ちなみに排ガス規制後の50ccスクーターは全車共通のエンジンで、水冷OHC3バルブの1本のみ。 そして設計は何をトチ狂ったのか、シート高を低くする努力をしませんでした。 よって小柄な体型のユーザーさんは完全に置いてかれてしまったのです。 後から営業サイドよりの要望か、「ローシートー仕様」なんてのを出しましたが全くお話になりませんでした。 このローシートってのはアンコ抜きではなく、シートベース自体をメットインスペースを犠牲にして凹ませ、薄いシートにしていると言うモノです。 あくまで予想ですが、多分グローバリズムを拗らせて、商品展開は東南アジアを主体に考えちゃったんじゃないかと思いますねぇ。 日本人が日本で使うって前提での設計はされていない様子なのです。 ・・・それゆえ、コンディションの良いミントの中古は、ある程度引き合いがあるのではないかと思ったんですが、どうなるでしょう。
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