2014年03月のコラム
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●2014年03月31日(月)

本日で3月も終わりです。
年度末でもあります。

そして、明日から第一次消費税増税と言う事で現行5%→8%に上がります。
このおかげか、駆け込み需要で物流(流通)が現在混乱しています〜〜〜〜〜〜〜〜@

宅配便なんかは、かなりの遅延が出ていたりするようですねぇ。
入ってくるはずの荷物が入って来ない、出て行くはずの荷物がトラックに載せられない・・・・・。
そんなこんなでぐっちゃぐちゃなのです。
おとといなんかは荷物が来ないので臨時休業になったりしましたからねぇ。

でも、明日からはその反動で、多分流通はスッカスカに空くのではないかと思います。
まぁ消費税が上がったからってモノを売りつけようなんて考えは普通しませんからねぇ。
でも、新学期ってコトで、カタログ配布なんかはするのかも知れません。
一部の業界は、新年度開始直後が勝負時だったりするので。


で、お話は変わって・・・回転寿司業界も、いろいろ変わって来ました。
くら寿司は「豚丼」なる新メニューが登場して、ますます何屋さんだか不明になりつつあります。
もっとも、寿司以外のモノも食べられるってのはとても良い事です。

最初は、サイドメニューとしてあったのは茶碗蒸しや味噌汁程度でした。
そこに揚げ物関連が出て来ましたねぇ。
ここまでは、以前からある普通の寿司屋でも見られたラインナップです。

回転寿司はファミリー層が多いので、パックのドリンクやらプリンやらメロン(パイナップル)等フルーツも昔からありましたね。
そして、うどんやそばが登場しておかしくなったように感じます。
揚げ物だって、本来の天婦羅からポテトフライとか唐揚げが出てきました。
デサート関連も、ケーキやパフェが登場しましたねぇ。

そして、くら寿司はとうとうラーメンまで出しちゃいました。
ここで完全に狂ったように思います〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ちなみにこのラーメンは、食べた感じは???でしたが。
この発想には度肝を抜かれましたねぇ。


さらにトドメとして、天丼が登場。
これと結構美味なので、お気に入りでもあります。
ご飯はすし飯ではないので、別に炊いてんでしょうな。
使い回し構成メニューではありませんから、調理スタッフも大変でしょう。
その後登場した「まぐろ丼」に関しては、寿司をバラバラに盛り付けたのと変わりませんので対した感動はありませんでしたが。


さらに、トンデモメニューはくら寿司の専門ではないらしく、かっぱ寿司は「カレーうどん」です。
しかも、レジ前の物販コーナーにはレトルトの「かっぱカレー」もあったりして。
流石に寿司屋とカレーって組み合わせは考えられませんでしたねぇ。
ちなみにかっぱカレーうどんのお味は、スパイスの香り控え目のビーフシチューっぽいカレーです。
他の食材やお寿司の邪魔をしないように、とてもよく研究されて作ってあると思いました。


でも、本来の寿司で勝負して欲しいと思うのは私だけでしょうかねぇ。
特にマグロがおいしいと、如何にも寿司を食べたぞって感じがしてすごくシアワセになれるのですが。

100円回転寿司は、くら寿司・スシロー・かっぱ寿司・はま寿司が行動範囲内にあるのですが、この中で現在一番寿司らしいなと思うのは「はま寿司」でしょうねぇ。
ここはお醤油がイロイロと置いてあって,好みやネタに応じて代えられるのもメリットです。

で、わさびが一番良いのは、くら寿司ですねぇ。
ちょっと他の店とは異なり、ダイコンっぽいわさびです。
そもそもわさびってのは摩り下ろしてからすぐに揮発性の香りが抜けていきますし、色も変わって来ちゃう特性があるのです。
つまり、練りワサビってのは元々から無理があるんですねぇ。
その問題点をイロイロと工夫して攻略していますので、各製造メーカー毎に風味や美味しさの加減は随分と違って来てしまうんです。
一般的には、西洋ワサビ(ホースラディッシュ)と呼ばれる、ローストビーフ食べる時に使うヤツをベースに、着色&香り付けして作ってあるのです。
その香り付け用に本物のわさびが使ってると、「本わさび」を名乗ってるんですな。
そして本物のわさびの使用量が多ければ多いほど、良いとされているのです。
ちなみに、西洋わさび以外にダイコンなどもベースになるコトがあるようですよん。

で、くら寿司は「本わさび」使用!と書いてあるんですねぇ。
辛さはそれほどでもないんですが、香りの点ではとても良い感じに思います。
いつも家庭でお刺身を食べる時に使うわさびよりも、本物のわさびっぽくてイイですねぇ。
やはり、わさびは爽快感・香りが最も重要だと思います。

このくら寿司のわさびは、テーブルの上に小瓶で入ってるので使い易さも上々ですねぇ。
小袋パックのタイプだと、いちいち開封する手間が掛かりますし、そもそも回ってくるまでわさびを使うお寿司が食べられません。
ちなみに私はわさびを沢山使いますので、この手間が掛かるって問題はより深刻なのです。
もっともパックの方のが、香りと辛味が失われにくいメリットはあるんですが。


そんなお気に入りのくら寿司のわさびが、物販コーナーにて販売されてましたv
しかも、冷凍してあるんだそうな。
店員さんに注文すると、調理場の方に走ってって取りに行ってます。
つまり、保存するのに冷凍が必要なわさびってコトですねぇ。

で、早速買って来ましたv
我が家はお刺身の登場する機会が結構多いので、わさびやしょうゆに拘るのも楽しみなのです。
果たして、くら寿司・お持ち帰りわさびの実力は????

●2014年03月30日(日)

今回は珍しく、PCネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

ずーっと前にもやりましたが、BlueTooth(ブルートゥース、以下BTと略します)のお話。
BTってのは無線でバソコンの周辺機器を繋ぐ規格なのです。
イメージとしては、USBが無線になったって感じですかねぇ。

BT機器には色んなのがあります。
イヤホンやスピーカー、マイク。マウスにキーボード。
更にデータ通信も出来ますねぇ。

でも現在BTで主流なのは、携帯電話だったりします。
データ送受信、データ通信(モデム)、それとイヤホンマイク。
スマホ用としてだとキーボードなんかもメジャーです。
PC用のインターフェースとしては、そんなに主役にはならなかったようです。


私の所でのBT使用は、やはり携帯電話(スマホ)がメインです。
スマホで撮影した画像や動画をPCへ転送するのに大活躍です。
それと、クルマの運転中の対策としての、ヘッドセットとの接続でしょうか。

そしてPCなんだけど、ネットブックにはBTが内臓されてますねぇ。
なのでスマホとのデータのやり取りは、これで可能なのです。

それだけではつまらないので、以前BTスピーカーも購入しました。
クリエイティブメディア製のD100ってモデルです。
小さなラジカセレベルのアンプ・スピーカーではありますが、BGM用とか、ようつべ動画観賞用にはとても役に立ってます。
やはり、大きい音で鳴らすと音楽やビデオ動画の迫力が違いますからねぇ。
ちなみに、BTスピーカーはスマホとネットブックの両方から鳴らす事が出来ます。
(もちろん接続は同時に2つは出来ませんけど)


しかし、不思議なことに、ネットブックからヘッドセットへの接続がどうしても上手く行きません。
スマホからは簡単に繋がるんですけどねぇ。

で、色々と調べてみました〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

ネットブックは東芝の製品なので、BTインターフェースもやっぱり東芝製のが使われてます。
そしてBTを制御するプログラムは「BlueToothStack」と呼ばれてます。
デバイスドライバみたいなものですね。
(実際には、各種のドライバを統括してる総合制御プログラムなんだけど)

この、ブルートゥーススタックが曲者なのです。


BT.Stackにはいくつかのバージョンが出ています。
昔のバージョンの6.0.04ってのがネットブックに入ってましたが、調べて行くとこのバージョンでは「ヘッドセット」には対応していない様子。
対応機器の種類の規格は「プロファイル」と呼ばれてますけど、正直判り難いです。
と言うのも、ヘッドセット自体が、「オーディオ用ステレオヘッドホン」「イヤホンマイク」「操作リモコン」の3つのプロファイルを使ってんですから。
ちなみにオーディオ用ステレオヘッドホン(スピーカー)だけ使えれば満足なんですけどねぇ。
そこには、「SCMS-T」と言う著作権保護機能のプロファイルも絡んでくるので更に厄介です。

つまり、ヘッドセットってのは厄介なBT機器なんですな。
それだけに相性問題とかも出やすいので、当初はそれだと思ってました。


ようするに、BT.Stackの新しいバージョンに入れ替えれば、ヘッドセットは使用可能になるんです。
ちょちょちょっと探してDL、インストールして完了!

最初BT機器の認証(ペアリング)が出来るまでちょっと待たされますが、済んでしまえば快適です。
バッチリとヘッドセットの両耳から、そこそこ良い音質で音声が再生されます〜〜〜〜@

めでたし、めでたし。


・・・・とはならないんですな、コレが。
サザエさんの底意地の悪さなんでしょうけど、実はちょっとした落とし穴がこの高いverのBT.Stackにはあるのです。

それは、インストール時にBTインターフェース機器をチェックして、東芝製のPC内臓品じゃないと勝手にBT.Stackは「試用版」とされてしまいます。
30日だかの使用期限があって、日にちが来るとBT機器への接続が出来なくなるのです。
もっとも、そうなったら一旦BT.Stackをアンインストールして再度インストールし直せば、また30日だか使えるようになるのですけど。
でも、30日毎に入れ直ししろってのも厄介ですねぇ。

当然ですが、試用版があれば正規版もありそうなモノです。
BTマネージャーのヘルプとかには登録の画面がありますので、ちゃんとした手続きをして正規版を入手するのが一番良い方法のはず。
しかし・・・何故か、その登録が上手く行かないんですよねぇ。
結果論からすると、どう頑張っても手続きが完了しないようになっているので、正攻法で使うのは不可能です。


で、不思議なコトに、私のネットブックPCは正真証明の東芝製ですし、内臓BTインターフェースだって標準装備のヤツなんです。
だったら、何も問題なく正規版として認定してくれても良さそうなのに、実際はエセ扱い。
これは許せませんねぇ。失礼にも程があります。
システムが起動する度にいちいち「あと何日です」と出てくるのは、喧嘩売られているように感じます。


どうして、東芝ノートブック用のBT.Stackが、東芝製NB-100では正規認定されないの?
絶対にオカシイです。納得出来ません。
こうなったら、やっつけてやるしかありませんな。
正攻法をメーカー側が拒否するんなら、裏ワザの使用も仕方ないです。
リブレット60、リブレットL2、NB-100と3台も東芝小型PCを愛用してるのに・・・・・やってやる・・・・やってヤルぞ!


調査してみると、ver7.00.10位からヘッドセット対応されたようです。
そして当初は試用フリーだったのに,途中からこの底意地の悪い仕様となったみたいですねぇ。
そしてフリー版の最終verのBT.Stackを探したんだけど、結局見付かりませんでした。

このBT.Stack問題は世界規模のようでして、外国語での検索をするといくつもの不正サイトが出てきます。
昔からwarez(ソフトウェア不正使用)サイトには罠が沢山あって、ウイルスが蠢いてますから調べるだけでも高いリスクを負うのです。
かく言う私も数回喰らいましたけどねぇ。
その度に復旧作業をしなければならないので、大変苦労しました。
にも関わらず、目的のフリー最終版は発見できなかったのです。
何度も何度も挫けましたが、冷却期間を置いて、再チャレンジしてたのです。


でも、別の回避方法が判明しました。
この試用版のチェックは、BT.Stackをインストールすると生成される実行プログラム群の中の一つのdllで行われているのです。
そしてその問題のチェックdllは旧Verでも新verでも、外部からの呼び出し側から見て互換性があるんですな。
勿論ですがファイル名も同一なのです。
違いは中身で、チェック機能があるのかないのかってコトですよん。
つまり、チェックdllだけ旧verのに差し替えてしまってもBT.Stack全体の動作に影響がないのです。
この東芝BTチェックdllが諸悪の根源なんですねぇ。


具体的な方法の記述は問題になるのも困りますからボカしますけど、概略ではこの通りです。
最初に旧verのBT.Stackをインストールしておいて、\Program filesフォルダ下のBT.Stackがインストールされているフォルダの中のチェックdllを他所にコピーして取っときます。
そして今度は新しいverのBT.Stackをインストールするのですが、それには一旦旧verのBT.Stackをアンインストールするコトになるんですねぇ。
そして新しいverのBT.Stackをインストールしたら、\Program Files下のBT.Stackが入ってるフォルダに、取っといた旧チェックdllを上書きコピーして完了。
ちなみに私の使った旧verは「6.40.02」で、新verは「8.00.03」ってのでした。


これで、ようやくちゃんとBT.Stackが入りましたv
(実は最初のチャレンジからここまで約9ヶ月ほど掛かっているのです)


現在は、モトローラー製M305ヘッドセットと、クリエイティブD100スピーカを切り替えて使ってます。
ちなみにどっちのBTオーディオ機器もマルチペアリング対応してますので、スマホ側にも適時接続させるコトが可能です。

特に台所でのネットブック使用では調子が良いですねぇ。
テレビのつまらない時なんかは、ようつべ動画鑑賞とかするのに良いんです。
今まで音声はネットブック内臓スピーカから出すか、有線のヘッドホンを繋ぐしかなかったんです。
すると洗い物とかしながら音楽聞きたくても、行動範囲の制約がありましたからねぇ。

ちなみに、ヘッドセットの使用頻度が今までそれほど高くはありませんでしたが、おかげで出番が増えました。
そのおかげで、もう一つ作業しなきゃならないコトが増えたのですが、それは又の機会に。

●2014年03月29日(土)

最近は、バイクシートとの格闘が多いです〜〜〜〜〜〜〜〜@

実はとっておきの秘密兵器「エアタッカー」を買いましたv
本来ならばこのぶいぶいコラムのネタにして、長々〜っと講釈を垂れる所なんですが・・・安物なので、自慢にも何にもならないんですねぇ。
なので工具の写真とかは割愛。

エアタッカーってのは、ホッチキスの大きいのを空気圧で打ち込みます。
よってパワーソースとして、コンプレッサーによる圧縮空気が必要です。
ここが私の作業環境では難点となる部分ですねぇ。
屋内で作業するのですけど、コンプレッサーを持ち込むワケには行きません。
なので、コンプレッサーは玄関の土間で動かして、長いエアホースで二階のお部屋まで引っ張って行くんです。
ホースは10mのモノで、長く引っ張る都合上、内径は太目のを用意してます。

実は、電動のタッカーってのもあるんです。
しかし、なかなか見掛けないんですねぇ。
近所のホムセンが大幅に改装・リニューアルしたので見に行ったら\4,000−位で置いてありました。
こっちに買い換えようかどうしようか迷っています。
パワーは充分なのか、小回りが利くのか、耐久性はどうなのか、使う針のサイズは、と考えてしまいますけど。
今の所『検討中』です〜〜〜〜〜〜〜〜@


今までは手動タッカーで打っていたので、大きく進歩しましたv
太っとい針が使えるので、よりしっかり留めるコトができるのです。
それに、楽なんですねぇ。
もっとも安全装置もへったくれも付いてない工具なので、ちょっと扱いには気を使います。
トリガーが軽いので、ヘタすりゃ暴発の危険性がありますからねぇ。

ちなみに、エアタッカーを「空気銃」のようにして撃っても、飛んで行った針は刺さりません。
なんか刑事ドラマかなにかで、エアネイラー(釘打ち工具)を凶器にしてるシーンがありましたけど、あんな見事に刺さったりはしないんです。
まぁバレル(銃身)の機構が無いんだから横弾して当然、真っ直ぐ飛んでいくはずもないんですけど。


で、シート皮なんだけど、現在では色んなメーカーが補修用の表皮を販売しているので助かります。
予め縫製・カットがしてあるので、シート張り替えが簡単に出来るんです。
もっとも簡単とは行ってもある程度のコツが必要なのですが。
車種によって、張替えが難しい形状のシートもありますからねぇ。
ちなみに、原付きスクーターのシートは一般的に作業難易度は低いですよん。
(二人乗りとかのロングシートだと,途端に難しくなるけど)

勿論、本来ならばシート表皮の材料から裁断・縫製をして作るのです。
でもシート皮を縫い合わせるミシンは工業用のじゃないとパワー不足ですねぇ。
もちろん本職のシート職人さんの領域になります。


で、シート表皮の材料をイロイロと見ていたら、トンでもないのを発見してしまいました〜〜〜〜〜@

★Monogram-kiji_cloth-生地_Monogram-モノグラム_LouisVuitton-ルイヴィトンコピー★

なんと!偽ブランド品ショップなのです。

インターネットは何でもアリとは聞いてましたけど、これは明らかに問題アリですねぇ。
商品はEMS(国際郵便)で来るので、多分香港とかからなんでしょう。
当然税関で引っ掛かればポッシュートです。
その為、通関できなかった場合は再発送してくれるみたいですねぇ。

そもそもが怪しさ満点の商店ですから、実際にはどうなるのかはあんまり信用できそうにありませんけど。
ちなみに、この手のヤバイ通販を利用して商品もお金も来なくなっても泣き寝入りするしかありませんので、くれぐれもご利用は自己責任で。
と言うよりかネタとして見てる分には良いけれど、実際に利用するのはオススメ出来ません。

まぁバッグなど完成品がメインの商いのようでして、シート表皮材料はあくまで商品の一部のようです。
もっとも、オリジナル品にはないモノを作る用なんでしょうな。
そう言えば、本物のブランドバッグが壊れたりしたのを分解し、その生地を使ってリフォームしてオリジナル小物を作ってる奥様とかがいましたねぇ。


ちなみに、この手のヤバい店ってのは、楽天なんかに堂々と出店してるコトもありますよん。
なんか楽天は金が儲かれば何でもするんだなーと、妙に納得してしまいます。

※ちなみにヤバい分野のネット探検にはウイルス感染など多くの危険を伴いますから、「良い子はマネしない」でお願いします。
※ブランド関連とエロ関連には罠が多いのです。


●2014年03月28日(金)

ちょっと趣向を変えて、日曜大工ネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

近年、「バリアフリー」が叫ばれていて、公共施設なんかだと段差と言う段差にはスロープ化などの対策がとられております。
お年寄りとか、体・特に下肢が不自由な方でも移動がしやすいようになってんですねぇ。
丁度、私の周囲にはここんとこ足が不自由になった人達が出て来てますので、この際我が家も何らかの対応策を取りたいなと思いました。

しかし、我が家は昔の設計で建てられているので、およそバリアフリーとは無縁の造りになってんです。
こうなったら、「ビフォー・アフター」の匠にでも依頼しなきゃならないかも知れませんねぇ。
とは言う物の、この番組での最近のリフォーム作戦は酷いの一言に付きます。
殆ど建て替え・新築と言ってもいい位の内容で、少し以前の建物の健在をリサイクルして使い回ししてリフォームってコトにしてあったり。
それと「収納」の仕掛けに拘るのは良いとして、素人工作みたいな家具を作りつけにするのも如何かと。
テーブルにせよ何にせよ、デザインとかには人それぞれ好みがありますから。

まぁ、番組的には「こんなの無理だろ」みたいな物件をイジって新しくするのが狙い所なので仕方ないんですけどねぇ。


で、そんな大げさなリフォーム作戦ではありません。

バリアフリーが必要な所は沢山あるんだけど、最もお年寄りに対して障害になるのが階段です。
昔の家の設計ってのは、とかく部屋の広さと数を最重要視していますので、どうしても階段のスペースや場所は妥協せざるを得ません。
部屋と部屋の隙間を通す形となりますので、勾配がきつく、狭く、真っ直ぐ直線的になりやすいのです。
さらに窓際みたいなオイシイ場所はお部屋の方に使いますので、どうしても明かりの入らない暗い場所に位置するコトになりますねぇ。

我が家も、階段は建物の真ん中を真っ直ぐ通っているのです。
これが新しい目の設計になると、階段も途中で曲がっていたりして勾配を緩く、幅も広くゆったり作ってるコトが多いのですが。
でも、もっと古い家の場合だと、階段は完全に取って付けた様になってるのもあるのです。
平屋の造りの家に、例えば押入れのスペースに階段を押し込めたりして。
こうなると最早、階段と言うよりも梯子と呼んだ方が正確かも知れませんねぇ。
そんなお家でも住んでしまえば慣れるようですが。

実用性の観点から言うと、我が家の階段は多分60〜70点くらいかなと思います。
年を取ったりして足が不自由になったら、ちょっと上り下りが難しくなりますねぇ。
真っ直ぐ階段だと、万一転倒事故が起こった場合に大惨事となる可能性が高くなりますので、この点は是非とも解決しなければなりません。


リフォーム作戦は、「手すり」を取り付けるコトにしました。
階段の幅が結構狭いので、手すりは片側のみ設置です。

手すりの材料はホームセンターに売っていますので、事前にリサーチしておきました。
35φの集成材の丸棒と金属製の取り付け金具を組み合わせるんです。
勿論大きな力が加わった時に簡単にすっぽ抜けては困りますので、これでもかって言う位に頑丈に取り付けます。

しかし、ここでちょっと問題が。
手すりの取付金具の間隔は、強度を考えるとある程度狭くしたいんです。
でも我が家の建物は土壁ですので、柱や梁の部分にしかネジが効きません。
こう言った状況での施工は、通常「補強板」を取り付けて、そこに手すりを取り付ける二段構えの工法になるようです。
そうなると出来上がりがかなり仰々しくなりますねぇ。

そもそも、途中の足掛かりとなる梁や柱の出っ張り具合はまちまちなので、金具取り付け部の高さを合わせるのも大変ですし。
手すり材の丸棒もフレキシブルなジョイントみたいなのやらはあるんだけど、私の好みとしてはやっぱりビシッ!!と真っ直ぐ設置したいです。
見た目にぐにゃぐにゃしていると幻滅ですからねぇ。

あーでもない、こーでもない、とかなり悩みました〜〜〜@


そして、ようやく取り付け方法が決まりました。
ちなみに手すりの高さってのは丁度良い具合になるようにしなければなりません。
大体60〜90cmとか言われてますねぇ。
父や母の意見を聞きながら、階段なのでちょっと高い目の80cmに決めました。
これが廊下とかだと完全に手すりに寄りかかるように利用しますから、ちょっと低い目の方が良いのです。
しかし階段の場合はあんまり低いとむしろ掴むのに屈まなくてはならず怖いですからねぇ。

さして手すりの端の部分の処理も気を配らなければなりません。
ここは服の袖口とかを引っ掛けないようにつなければ、事故防止のはずの手すりがむしろ事故要因になってしまいます。
まぁ取付金具もちゃんとイイのがあるんですけどねぇ。

手すり材の丸棒は、全長2m。
階段の長さは4m弱(10〜12cm短い)ですので、2本を繋いで使うコトになります。
そこには専用のジョイント金具が1つ必要となります。
必要な取付金具は端用のが2つ、中間のが2つ。
(実際は中間のをもう一つ追加したのですが)
さらに梁と柱の高さ合わせ用の丸い木製プレートが3つ必要でした。

完全な取り付けを目指すために、取り付けビスも現場の状態で最大限の強度になるように、金具付属品のモノよりも太く長いモノを別途で調達したのです。
長い木ビスは施工時に締め付けが大変ですけど、その分信頼性が高くなりますからねぇ。
なので、手締めではなくドライバービット&電動ドリルの組み合わせで頑張ります。
最後の締め付けはもちろん手締めですけどね。


施工は、まず針金を仮止めして基準を決めておきます。
そこに手すり材を沿わせて取り付けて行くのです。
ピッチリと真っ直ぐ決めないと、出来上がりに影響しますからねぇ。

で、余分な長さの手すり材を切断するのですが・・・・固いですな。
集成材なのでノコギリが負けそうです。
でも、この固さが丈夫さになるんですから、頑張ってシコシコと切ります。

そしてネジ留めですが・・・ちょっとネジの長さを欲張ったので、大変でした。
割れ防止に細いドリルで下穴を開けてからネジ止めするんだけど、それでも57mmもあるネジなのでなかなか入って行きません。
電動ドリルにドライバービットを取り付けて回してんですが、電ドルの悲鳴が聞こえてきそうです。
かなり負荷が掛かっているようでして、照明もガッと暗くなりますからねぇ。
最後の締め付けは手で行ったんだけど、家庭用の安いドライバーを使ったらすぐに先っぽが減ってしまいましたv
やはりバイク修理に使ってる高いドライバーじゃなければダメみたいですな。


で、出来上がりです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

この時点では、タイトル写真の上半分がその様子なのですよん。
仕上がりは上々なんだけど、ちと暗いですな。
この「暗さ」の改善をしなければなりません。

ここでまず考えたのが、照明器具の追加です。
我が家の階段には上がり切った所に踊場があり、そこの天井に60w電球が1つ付いているだけです。
どうしてこんな貧相な造りになってるのか理解に苦しみますが、当時の常識ではこれでokなんでしょう。

でも、そんな遥か上の方から60w電球1つじゃ、階段の下の方まで満足に明かりが届く訳がありません。
なので、当初はもう一つ照明器具を追加して、上と下の二段構えで照らすようにしようと考えました。
しかし、この場合は電気工事が必要です。
階段の途中の天井に追加の電気工事をするってのは、作業が大変ですねぇ。
脚立を立てるのだって難しいですし、危険が伴います。

なので、もっとイイ方法がないか考えました。
そして考えている間、とりあえず照明器具の定格はちょっと超えてしまいますけれど、電球のw数の大きいのに変えてみたのです。
60wから90wと1.5倍になりましたので、かなり明るくなりましたv
もしかしたら、これで充分なんじゃないかな?


と、ここで閃きました。
白熱電球で高wの電球への換装は発熱の問題があるんだけど、最近流行のLED電球だったらどうだろうかと。
かなり高出力のLED電球を入れてしまっても、白熱電球に比べれば対した熱量ではありません。

早速、明るい(w数の大きい)LED電球をリサーチです。
・・・・高いですな。かなりのお値段です。
勿論激安品もあるんだけど、そういうのは寿命の点でまずアウトですし。
希望としては一流メーカー品のバッタモノがあれば良いんですけどねぇ。

てなワケで、掘り出し物をヤフオクで探してたら、色んな照明器具があるので脱線してそっちを色々見て回ったのです。
とてもお洒落なシャンデリアやら、アンティークな照明やら、実に沢山あります。

で、その中で見つけてしまいました〜〜〜〜〜〜〜〜@
なんと100wの電球が3つも付く、照明器具です。
殆ど未使用品なんだけど、ワケありジャンク品でとても安く出品されてますねぇ。
ちなみにジャンク品の理由は、外套(シェード)が欠品しているからなんだそうな。
階段で使う分なら、シェードは無くても構いません。
もし必要ならば後で自作してしまっても良いですからねぇ。

300wのパワーならば、絶対明るいに決まってます。
だって従来の5倍のパワーなんですからねぇ。
クルマで言うと、660ccの軽自動車が3300ccの自動車になるんですから、ビックリしちゃいます。

でも消費電力増加による電気代の心配は皆無です。
階段の照明なので、使う時間はごく短いですからねぇ。
これがずーっと点けている場所の照明だと、省エネも考えなきゃならないんですが。


で、早速取り寄せて取り付けました。

ぶわっ!明るい・・・・v


タイトル写真の上下は、照明器具の取替え以外全く同じ条件で撮影したのです。
カメラの眼なのでちょっと極端ではありますが、これ位の差はありますよん。
ちなみに、300wパワーで照らすと、真夏の日中の屋外ほどの明るさがあるのです。
しかもそれでいて、階段の昇降中に眩しくはありません。
こりゃイイですわv


ここまでで充分な出来上がりなんだけど、ちょっとだけ気になる部分がありました。
手すりのジョイントがある中間部が、寄りかかると少しだけたわむんです。
ジョイント金具は手すり材の丸棒を強固に接続しているワケではありませんので仕方ないんですけどねぇ。
勿論、そこから破損したりの心配まではありませんけれど、でも少しでもグラグラと動くのは気分的に良くありません。
僅かでも恐怖感の元になるような要素は潰しておきたいですからねぇ。
じゃないと、安心感が得られないのです。

なので、中間部分だけ補強版を追加工事することにしました。
当然、梁と柱の間に板を通して、そこに手すり材の取付金具を1本追加するんだけど、取り付け剛性はあんまり高くはできません。
あくまで補助的に支えるって感じになるんです。
どうしても補強板のたわみは出てしまいますからねぇ。

実際、追加してみると、補強板があるのと無いのとでは随分違います。
肝心の手すりのたわみは殆ど判らない位になりました。


そもそもが親孝行をと思っての階段部分のリフォームでしたが、実際一番恩恵に与っているのは私自身だったりします。
夜中にトイレに行く時に、寝ぼけてて何度となく階段から落ちそうになってて怖かったんです。
今では安心して階段の上り下りが出来るようになりました。
勿論、両親もともに喜んでくれましたv


費用としては、約1.2万円ほど。
実は「要介護認定」されていると費用補助があって、こういうバリアフリーの工事は1割負担程度で施工できるそうです。
でもそこまで不自由になるのを待っていられませんので、今回のDIY作戦と相成りました。

しかし、手すり工事ってのは信頼性第一なので、出来れば腕の良い大工さんにお任せするのをお奨めします。
万一手すりが取れてしまったら、ほぼ確実に大事故になっちゃいますからねぇ。

●2014年03月20日(木)

メンテナンスネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

メンテナンスと言っても色んなジャンルがありまして、例えば修理や整備上の技術的なテクニックの話し。
それ以外にも作業環境、例えば作業場やら工具に関する話なんかもあるのです。
個人的には、メンテナンスネタと聞くとまず思い浮かぶのは前者の方なんですけど。

でも、今回は後者の「工具」のお話です〜〜〜〜@


現在もあるかどうか知りませんが、メンテナンス情報誌ってのを一時期購読していたコトがあります。
もちろん、私としては技術的な内容を思いっ切り期待していたのですが・・・・
残念ながら、まず工具ネタありき。
たまにケミカル特集とかもありましたけど、ぶっちゃけ広告記事ばかりでした。
その次にはガレージ建設の話しで、私にはぜんぜん関係ないのでがっかりした覚えがあります。

まぁ雑誌として成立させるには、記事にしやすい工具ネタが多くなるのは仕方ないですねぇ。
技術やテクニックなんかはそもそも文章で表現しにくいですし、企業秘密なんかもありますから。
しかし、工具ネタってのに傾倒しすぎると、そもそもの目的が摩り替わってしまうコトが多いのです。

つまり、工具ってのはあくまで作業する手段の一つに過ぎず、作業の目的(=ゴール)を目指すのが本来の話しのはず。
それが何時の間にか、工具収集自体が目的となってしまって、「一体その立派な工具でナニをするの?」みたいなコトになっちゃうんです。
いっつもピカピカに磨いて愛でてて、使うのが勿体無くなっちゃったり。
と言うか、使いもしない工具はそもそも存在価値すらないと思うんです。
もっとも、工具に凝るコトは間違いでもないし、とても大事なのですが。
ちゃんとした作業をする為には、ちゃんとした工具は絶対に必要ですからねぇ。

ようするに、工具の価値ってのは使用上に於いて発揮されるモノでして、決してお値段の高さでは決まらないと思うんです。


と言っても、やはり飯のタネの工具ですから、私もそこそこのモノを使ってたりしますです。
しかし全てを゛ブランド物で取り揃えるほどブルジョワではないのですが。
使用頻度が高いモノがブランド物になるコトが多いですねぇ。
やはり耐久性とか使い心地とかが問題になるのは、良く使う工具なので。

で、バイク整備でよく使うのは、ラチェットレンチ(ハンドル)です。
差し込み角が3/8inch(□9.5mm)のソケットが主力です。
インパクトレンチで使うサイズになると,一つ大きい1/2inch(□12.7mm)のも登場しますが。

四つ輪の場合と違って比較的締め付けトルクの小さいネジを多く扱うのと、対象物周辺のスペースの乏しさから、バイク整備ではちょっと小振りな工具が良いんですねぇ。
そんなワケで、ずーっと愛用していたのはSnap-Onのラチェットレンチハンドルでした。
写真で言うと上に写ってるヤツですねぇ。

これは首振り機構とかがないシンプルなモノですので、手応えが直接しっかり伝わるのが良いです。
場合によって足で踏ん付けたりするコトもありますから、堅牢であるコトは大前提です。
確か購入したのは20年ほど前だったと思いますけど、ずーっと使い続けてます。


長年使っているのでこのレンチはとても気に入っているのですが、やはり状況的にはもっと小型のレンチが必要になるコトもありました。
そうすると、差し込み角が1/4inch(□6.35mm)の製品が主流となってしまいます。
つまり、ソケット達もまた買い揃えなければなりませんねぇ。

もちろん工具は沢山取り揃えておけば、対応できる状況の範囲が広くなるのです。
しかし私の場合、工具を持ち運ぶ都合上で全体的な量に制約があるので、そういうワケにはいきません。
少数精鋭で吟味して揃えなければならないのです。


しかし、工具屋さんが持って来たパンフレットに、とても良い製品が載っていたのを見つけてしまいました。
そして・・・・ほぼ瞬間的に、購入を決定してしまいました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

写真に写っている、首振りタイプの小型ソケットレンチです。
もちろんメーカーはSnap-Onですから、お値段は相応するのです。(希望小売価格\145,000-とか)

特徴としては、従来差し込み角□1/4inchのレンチのサイズのまま、□3/8inchに対応したと。
なので狭い場所での作業に、とても役に立つようになったとのコトです。
首振り機構はご覧の通りなので、自由自在にハンドルが回せ、場合によっては真っ直ぐにして使うことも可能。
その首振りの固さもイモネジ調整によって好みに応じて変えられるんですねぇ。
ラチェットの方向切り替えはツマミ型。クルマ屋さんなんかはこっちの方が馴染みがあるみたいですが。
そしてラチェットのギヤ数は72ととても細かいので、本当に狭く苦しい所のネジ回しには都合が良いです。

で、小さなレンチの泣き所である手の痛さを軽減するため、ハンドル部にはグリップを装備してます。

実際手に取ってみると、本当に小さいですねぇ。
ちょっと構造から華奢なので、激しい使い方をしても大丈夫かなと心配になりますが、Snap-On担当者は自信持って「心配要りません」とおっしゃってました。
勿論、ライフタイム保証も付いているのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

この保証があるからこそ、安心してプロユースに出来るんですねぇ。
そうそうポコポコと壊れてしまうようでは困りますので。
Snap-On製品に関しては、今まで運悪くプラスドライバーが欠けたのが一回あっただけです。


実務で使用してみても、なかなか良いですねぇ。
以外と見た感じよりもしっかりとしているのです。
キッチリとトルクを掛けても、工具はしなったりヨレたりしません。(これを心配してた)
もっともこの辺は、比較的サイズの小さなネジばかり扱ってるのもありますけどね。
難点と言えば、ラチェット切り替えツマミ部分の黒染めが弱くてすぐに薄くなってくるコト位でしょうか。

これから、長い付き合いになりそうですv

●2014年03月07日(金)

ホンダさん、悪ノリしすぎです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

★くまモンキー★

イベントのサプライズを発端に、商品化を目指す事になった「くまモン」仕様のモンキー。
こういった遊び心は、昨今の不景気な世の中ではなかなかありません。
そう言えば、昔々鈴鹿8耐でカワサキKSRにガチャピンが乗って走ったコトもありましたねぇ。

ちなみに、3月12日に詳細発表とのことですv
写真を見る限りは、赤黒のカラーにエンブレムの特別仕様って感じですねぇ。


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