●2013年11月26日(火)
まだまだ続く、オートバイ修理のネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ と言うか、これこそがぶいぶいEg共和国の本来あるべき姿なんですが。 今回は、スポークホイールの組み付けです。 実はちょっと前に知り合いのクルマ屋さんから、かなり使い込まれたホイール振れ調整台を頂いたんですv 年代モノみたいでサビサビなんですが、注油しながら使えばまだまだ大丈夫。 ちなみにこれが無い時は、バイスにシャフト咥えさせてやってましたんで効率が悪かったんです。 もっとも、ハブベアリングに突っ込むコーンが片側欠品してますねぇ。 なので適当に太いボルトで代用してますけど、まぁなんとかなってます。
スポークの組み換えは、まぁ場数を踏んで上達するしかありません。 やり方としては、スポークの内側・外側をちゃんと区別して、最後に「外側スポーク」を組むようにするコトです。 内側スポークは後からじゃ入らないんです。 それと、スポークには内外だけではなく、左右で長さや形状が異なる場合もあります。 ハブが左右にオフセットされていないホイールならば、スポークにも左右の区別はないんですが。 今回はすでにスポークが外されてリム・ハブだけになってた状態から受けてますので、実は左右のスポークがどちらになるのか判りませんでした。 (結果的には左右入れ違えて組んでしまって、後でやり直ししましたが)
ニップルの締め込みは、全体的に3〜4回に分けて行う心がけでやっつけると良いです。 つまり、最初からしっかり締めこむのではなくて緩めにするんです。 全体的にカタチになったらホイールを振ってスポークを馴染ませ、それから全体のバランス良く締めて行くんですねぇ。 こうすると縦ブレを防ぐ事が出来るのです。 9割がた締め込んだ所で、リムの振れを調整して行って、調整しがてら本締めして行きます。 こればかりは感覚の問題なので、どこをどういじると結果がどうなるのかってのは経験次第ですねぇ。 やり方のアドバイスは、「真心込めて、丁寧に」に尽きます。
出来上がったので、ホイールを手で回して振れ具合の最終チェックです。 スマホのカメラで撮影しましたが、ちゃんと回ってる感じで撮れてますねぇ。 やっぱり、振れ取り台があると便利です〜〜〜〜〜〜〜@ しかし、これって場所を取って邪魔になるんですよねぇ。 なので私のモノなんだけど手元に置いてなくて、知り合いのトコに貸してありますです。 まぁそんなに度々使うモノではありませんからねぇ。
ちなみに、スポーク組み換えの工賃。 大きいバイクだと、フロント2.3H/リヤ2.4H位が標準です。 カブの場合では、フロント2.2H/リヤ2.3Hになってますねぇ。 つまり\16,500〜\18,000位なのでちょっと高いですな。 実は組み付け済みのホイールA'ssyでの供給もあります。 ホイール丸ごと補修する場合はこっちの方がお得だったりします。 大体は、ホイールA'ssyに含まれる単品部品の合計金額で設定されてますので、組み付け工賃分安いんです。 スポークは一輪分で\6,000〜\7,000位ですから、スポーク交換の全体費用ってのは\24,000-前後ですねぇ。 これは、ちょっとお高いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ もっとも、そんなマトモな工賃計算で請求させていただいたコトはありませんけど。
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