2013年07月のコラム
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●2013年07月30日(火)

今月最終のコラムは、バイクネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
そう言えばあんまり今月は更新が出来ませんでしたねぇ。
多忙すぎて、どうしても気力・体力共に厳しい状況でした。

そんな中でも、最近特にマイブームっぽくなってる「ビジネスバイク」のジャンル。
やはり実務で自分が使ってみて、今まで気が付かなかった見えていなかった部分が見えてくるのです。

私の愛車はホンダ・スーパーカブなんですが、似たようなバイクとしてスズキからは「バーディー」、そしてヤマハには「メイト」があります。
但し正直言いますと、元祖はカブにあって、他のは後発でカブのフォローみたいなんですねぇ。
同じようなバイクを我がメーカーにも、みたいな感じで出したような気がするのです。
しかし、そういう後出しモデルってのは、往々にして元祖モデルよりも一枚上手を行っている事が多いです。
元祖モデルをしっかり研究し、より進化させて開発が出来るんですから有利です。


半年ほど前にも、スズキ・バーディー(2サイクル)のレポートをしましたが、アレは結構良い感触でしたねぇ。
エンジンのフィールがとても切れ味が良い、如何にもスズキのバイクって感じでした。
実務シュミレーション走行に於いても、なかなか使い易くて素晴らしいなと思ったのです。
特筆すべきは、登板力の良さです。
荷物満載の状態でもグイグイと坂を登って行ってくれますからねぇ。
昔から「スズキは山に強い」と言われていた通りです。
しかし、その走りの良さが仇となったのか、燃費の点ではイマイチでした。
そもそも50ccと言うキャパシティの中で走りを良くすれば、当然燃料は沢山使わざるを得ないんですが・・・。
燃費の悪さは経済性の点ばかりではなく、煩雑な給油が必要になってそれがとても煩わしいんですよねぇ。
特に私のような田舎での使い方をしていると、ガソリンスタンドまで行くのが結構遠いのでこれはとても深刻な問題となるのです。
給油をする為に、大げさに言うとわざわざ麓まで降りて行かなきゃならないんですから。
街中で、走行経路の付近にGSが存在していれば気にならないんでしょうけど。

それともう一つ心配なのが、やはり昔から言われているコトなんだけど「スズキは壊れる」と言う説。
これは耐久性に難があるってコトですが・・・やっぱりパワーの代償としてあり得るんですねぇ。
それと車体各部の造り込みの甘さってのが、メーカーの性格としてやはりあるようです。
酷使するビジネスバイクゆえ、この点はちょっといただけませんねぇ。
そんなワケで、スズキ・バーディーのビジバイとしての人気はイマイチだったりするのです。

業務で使うんなら、バーディーとカブのどちらを選ぶ?と聞かれれば・・・悩みますがカブと答えるでしょうねぇ。
それだけ、ホンダ・スーパーカブの設計が良く出来ているってコトなのですが。
但し、バイクの部分部分で見てみると、バーディーの方が良い所も沢山あります。
リヤサスなんかは私も流用しちゃってる位ですからねぇ。
「小物の王様・スズキ」との呼称は健在なのです。


というコトですので、もう一つの雄、ヤマハ・メイトも試して見なければなりません。
ちなみにバーディーもメイトも、4サイクル/2サイクルの両方ラインナップにあるのですが、一応2サイクル版を比較用に選んでいます。
実際には50cc4サイクルエンジンの出来は、ホンダのカブの独走状態なのです。

今回登場するのは、2サイクルのメイトの中でも最終モデルに近いヤツで「UA04J」ってのです。
丸目12vのメイトですよん。

バイクはご覧の通りでして、農協や銀行の外交仕様ですねぇ。
大きい風防が付いてて、堅牢なリヤボックスに大きめの前カゴ、カバンを置くセンターキャリヤ装備です。
グリップヒーターは未装着ってのが、経済バイクって感じですねぇ。
ちなみに新聞配達仕様の場合になるとグリップヒーター装着率が一気に高くなります。
もっとも、新聞配達は深夜〜早朝にかけて行いますので当然なんですけど。
まぁ金融外交仕様にしても、冬場はハンドルカバー位は取り付けてあげたいですよねぇ。

メイトは、車体がカブよりもしっかりしていると言われています。
実際はどうなのかはちょっと判りませんが、実はフレーム構造が全然違いますからねぇ。
カブは前半分がパイプフレーム/後ろ半分がモノコックフレームのハイブリッド式。
しかしメイトは、全体的にモノコック構造のフレームなのです。
乗り味としては確かにメイトは骨格がしっかりしている感じは受けますねぇ。
でも、悪路をカッ飛ばして見るとそんなに良いバランスではないような気がするのです。
カブの場合だと、なかなかどうして走りに結構な無理が効くんですねぇ。
凸凹路面で跳ね回りつつも、破綻せずに行きたい方向に走ってくれるのがカブなんです。

メイトの場合は・・・スクーターに乗り味が良く似ていますねぇ。
例えて言うと、タイヤのでかい原付きスクーターって感じです。
なので街中での走行ではそこそこ快適なんですが、路面状況が悪くなってくるとちょっと厳しいです。
これはバーディーにも全く同じコトが言えますねぇ。


エンジンですが、典型的な中低速型の実用エンジン特性なのです。
ちなみに高回転の伸びってのはあんまりありません。頭打ちが早いのです。
そして回して行くと振動がガーッと出て来ます。
そんなワケでして、トップスピードは60km/hに届かず、頑張って55km/h位です。
でも使いモノになるのは50km/h位までですねぇ。
しかし実務での使用だと、中低速域しか使いませんのでそれでもokだと思われます。

そもそもは、50cc原付きなんだから制限速度30km/hってルールがありますからねぇ。
50km/hを超える「超高速度域」は切り捨ててあって当然なんでしょう。
メカニズムばかり追いかけていると、つい忘れてしまい勝ちになりますが。

エンジンフィールは、とても濃厚なトルクで、かつマイルドです。
こってりとした生クリームをふんだんに使ったカフェオレみたいな感じですねぇ。
これに対してバーディーは、ちょっぴり刺激があるエスプレッソ・コーヒーみたいな感じかな。
そんなワケなので、スポーティーさは微塵もありません。
「2サイクルだから過激な走りをしてくれるだろう」なんてのは勝手な妄想ですから要注意です。

ちなみに、登坂力に関しては並みの50ccレベルです。
なので山道はちょっとつらいでしょうねぇ。
財賀寺の参道の登りで試したら、20km/hまで速度が落ちてしまいました。

でもメイトのエンジンの優秀な点は、とにかく丈夫なコトです。
いくら酷使しても滅多に壊れませんからねぇ。
過剰に堅牢設計がされているような節が見受けられます。
そのおかげで、あのもっさいフィールなんでしょう。
ちなみに燃費は4サイクルとは比較になりませんけど、そんなに悪くは無いみたいです。
バーディーの時なんかは、ちょっと楽しくなって走り回ってたらどんどん燃料が消費されて行きましたからねぇ。

そんなワケでして、メイトは街中で使うのが良さそうな感じです。
だらりと走ってると中々気分が良いですよん。
だから、金融関係に採用される事が多いんでしょうか。

シートに関しては、結構薄いので長い時間乗っているとケツが痛くなってきます。
これは燃料&オイルのタンク容量を稼ぐ上で仕方の無いコトなのです。
元々は、こういうバイクで2サイクル車ならば混合ガソリンを使うべきでしょうからねぇ。
それはそれで面倒なんですけど。

2サイクル車ならではの良い点は、やはりエンジンブレーキの弱い点です。
このような自動クラッチのバイクだとエンジンブレーキは邪魔になるコトが多いですからねぇ。
まぁ雨天走行時なんかだと、エンブレは車体の安定性確保に役立たせられるんですが。
エンブレが弱ければ、走行時にギクシャクしにくくて良いんです。

それとブレーキの効きとかは、カブよりも良いですな。
ブレーキドラムが大きい目だからでしょうか。
良く考えてみると、ジョグ<>ディオにしてもヤマハの方がブレーキでかかったですねぇ。

でも足回りの設定は、柔らか過ぎるようです。
そのおかげで乗り心地も良く、車体の動きも緩慢で乗り易いんですけど、ちょっとダル過ぎて私には消化不良起こしそうですな。
ハンドリングもマイルド過ぎるので、鳴れないとイライラしてしまいます。
もっとも、気持ちを切り替えて紳士としてゆったり優雅に振舞えば、このマイルドさが良い味方になってくれますねぇ。


欲を言うと・・・エンジンはもうちょっと元気に改造したいですな。
ポートタイミングなんかをいじってあげて、チャンバーも装備したいです。
確か、ワイズギア(YEC)からYB-1用としてチャンバーが売られていたような???
同系統エンジンなので、多分流用が効くでしょぅねぇ。
それと点火系も見直しして、とにかく高回転が伸びるようにしてあげたいです。

もっとも、そんなコトをすれば完全に遊びバイクになっちゃって、実務使用が出来なくなってしまいますねぇ。
なので、実用的にはギヤ比の見直し程度にしておくのがよさげです。
ドライブスプロケットの丁数を1つ上げる位が,街中の足として乗るには良いでしょう。
点火系も出来れば何とかしたいなーとは思いますが、良い流用CDIとかが見つかるかどうか。
馬力をあげれば当然ながら熱対策が必要になりますし。
この点、スズキ・バーディーは強制空冷ってアイテムが使われてて憎らしいですねぇ。


メイトとカブ、どちらを選ぶかと言われると・・・・やっぱりカブですかねぇ。
それだけスーパーカブが化け物地味た出来の良さってコトです。

生活の足として使うんならば、メイトは中々良いですよん。
とっても乗りやすくて、運転はカブよりも全然気を使わなくて結構なのです。
タイヤのでっかい「ヤマハ・ミント」みたいな感じですねぇ。
ジョグ寄りの性格だったら良かったのにとは思いますけど。


ちなみに、このメイトは売り出し予定です。
現状(稼動状態)で3万円位ですかねぇ。
距離は5.5万km走ってますから、消耗部分の経たりはちょこちょこ見られます。
・・・その辺り全部手を入れると5万円位になっちゃいますねぇ。

●2013年07月26日(金)

本日は、ほのぼのネタ。

暑い毎日が続いていますが、この数日前にようやくセミが鳴き始めたようです。
初夏の彩りとも言える、ミンミンゼミが元気良く大騒ぎしてますねぇ。

「み〜ぃん・みん・みん・み゛ぃ゛〜」
とお経を唱えているような節回しでして、昔はこの声を聞くと余計に暑さを感じて、ついイライラしたものです。
今ではむしろ、これがないと夏って感じがしませんな。
風物詩ってのもありますし、またセミは成虫になってからの寿命が比較的短く、その生命を燃焼し尽くしてのあの大騒ぎなんだろうとか考えたりします。

ちなみに、鳴き声で暑さを増幅して感じるのは、セミはセミでも「アブラゼミ」の方が一枚上手ですねぇ。
その鳴き声は「ジャワジャワジャワジャワジャワジャワジャワ・・・・・」みたいな感じで。
(ジリジリジリ・・・との擬音で表現される事もあります)

私の住んでいる所は比較的近くに山があるのですが、より山に近い方に「ミンミンゼミ」、街中に行くにしたがって「アブラゼミ」が多いように思います。
もちろんその他の「クマゼミ」や、夏後半からの主役「ヒグラシ」も沢山居ますけど。

ちなみに、セミはアサガオに並んで、小学生の夏休みの自由研究のテーマになるコトが多いんですねぇ。
やっぱり季節的な問題からでしょうか。


で、我が家の裏手で、お隣さんとおしゃべりしてた時に、セミの羽化の途中の状態を見つけましたv
多分、我が家の敷地の土中から出てきた幼虫が塀をよじ登ってって、そこで脱皮してたんでしょうねぇ。
ちなみに、発見時のこの状態ではほとんど動きが見られませんでしたので「死んでない?」なんて心配になりました。

ちなみに羽化の途中のセミに触れるのは厳禁です。
昆虫にとっての羽化中の刺激は、命取りになりかねませんからねぇ。
事実、羽化に失敗して死んでしまうケースは少なくないようです。

そして小一時間後にまた見に行くと、完全に羽化が終わって写真右下のようになってました。
無事に脱皮がすんで良かったですねぇ。


脱皮ってのは、本当は不正確な言い回しです。
でも・・・やっぱりコレを言いたいんですよねぇ。

「セミの脱皮こそ、本当のセミヌード




この羽化をしたセミの特徴として、羽根が透き通ってて根元が緑色をしているコト。

ちなみにアブラゼミの場合は、羽化したばかりの羽根は白色(透き通っていない)です。
ミンミンゼミみたいなんだけれど、なんかちょっと違うような気がします。
ちなみに、このコラムを書き始めるまではミンミンゼミだと思い込んでいたのですが・・・顔がちと幅広すぎますねぇ。
それと体の長いのも気になります。

詳しく調べて見ると、頭とか体の形状からすると、どうやら「ツクツクボウシ」のオスではないかと思うんですねぇ。
ちなみにツクツクボウシは、我が家周辺では初夏から秋頃までかなり長い期間鳴いているのです。
鳴き声はお馴染みの、「つくつくほーし、つくつくほーし、つくつくしーほ・つくつくしーほつくつくじー」ととてもリズミカルなモノですな。

調べついでに判った事ですが、実に多くの種類のセミがいるんですねぇ。
我が家周辺なんかでも、鳴き声がイロイロと混じっていますので、複数の種類のセミが一緒にいると思われます。
地方によっては単一の種類のセミばかりってコトもあるみたいですね。

それと、セミの抜け殻ってのは漢方薬として使われるとのコト。
かゆみ止めとか、解熱なんかの効用があるそうな。
それと昔から抜け殻はやたらとコレクションしたがる人達がまたいるんですねぇ。

●2013年07月21日(日)

今回は、PCネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

この暑さのせいか判りませんが、予備機として使っている3代目「DosV3」が壊れてしまいました。
最近めっきりと動作が遅くなる時があり、スーパーデフラグツールを使ってHDDのメンテナンスをしたのです。
どうやらそれがトドメを刺してしまった様子で、その後暫く使ってたら突然動かなくなっちゃったんですねぇ。
そしてHDDから「ジーコ、ジーコ」と異音がするのです。

つまり、ルートHDDが逝ってしまいましたv

もっともDosV3を組み立ててからずーっと使ってましたので、寿命なんでしょうな。
鱈セレ1.4GHzのマシンですから、もう10年は優に超えてます。
むしろ良く持ったと誉めてあげたいですねぇ。

でもベッドサイドPCが無くなっちゃったのは寂しいので、とりあえずノートPCのメビちゃん(SHARP/MebiusCB1-C9)を外部ディスプレイ接続して凌いでます。
やっぱりちょっとパワー不足なので、ビデオ動画鑑賞はちと厳しいですねぇ。


なので、凝りもせずDosV3を修理する事にしました。
とにかくHDDを交換して再インストールすれば復活するはずです。
もっともシステムがWindowsXPですので、既にサポート対象外ですから、必要なアップデートファイルの入手がどうなるのかが判りません。
ある程度のモノはストックしてあったはずですけど・・・・・

で、HDDを調達するワケですが、やっぱり何世代も前の製品になっちゃってるのでなかなか難しいです。
そもそもインターフェースがIDE(ATAPI)のドライブは既に少数派になってます。
さらに、メインボードの都合で136GBの壁がありますので、必然的にそれ以下の容量のを探さなきゃなりません。
これはヤフオクしかないですねぇ。


そして見つけたんですが、なんか随分と安いですな。
なので念の為に二台買う事にしました。
さらに同じショップの出品物を見ていたら、ちょっと面白い製品を見つけてしまったのです。

それがタイトル写真の、「USB光学ドライブケース」です〜〜〜〜〜〜@


以前から、USB-HDDケースってのは出ていましたねぇ。
ノートPC用の2.5"HDDを使って持ち運びが出来る外付けHDDに転用する製品です。
中に、IDE-USB変換アダプタが内臓されてて、大容量のデータを持ち運べるのです。
もっとも現在ではMicroSDHCカードとかUSBメモリも大容量化が進んでますので、あんまりメリットは少なくなってますが。

そして、今回見つけたのはHDDではなく、DVD/CD-Rの光学ドライブ(ノートPC用)をモバイルドライブ化する製品なのです。
普通に考えると、ちょっと用途は特殊になりますねぇ。
大抵のノートPCには、すでにDVDドライブは普及してますから。
でも、我が家には光学ドライブを持たない「東芝リブレットL2」がありますし、また知り合いのショップのDELL製PCにもDVD非対応のがあるのです。
そのDELL製PCはかなりの年代モノなので、当時はまだDVDドライブが高価だったので入れられませんでした。
以前、ノートPC用ドライブが一台余ったので換装にチャレンジしたものの、どうやら相性が悪かったようで認識してくれませんでしたねぇ。
どうしてもDVDをPC画面(と言うかテレビ画面)で見たいと言う事なので、まさにうってつけの「USB光学ドライブケース」なのです。

ちなみに、お値段は\800-位ですよんv
安っすいです〜〜〜〜〜〜@


このお値段ゆえ、説明書の類はとても貧相です。
一応らしい紙は入ってんですが、とにかく中国語と英語だけで、内容的にもほとんど意味不明です。
まぁ何となく、昔のWindowsのUSBドライバを組み込みを説明してあるみたいなんですけどねぇ。
8cmCDでドライバが付属してますが、そもそもこの手の製品に付属してくるCDは怖くてPCにセット出来ません。
ウィルスが入ってたりは日常茶飯事ですからねぇ。
なるべくならば、入手ルートがはっきりしているドライバを使いたいんです。

ちなみに製品の出来具合も、値段相応です。
実際、ドライブの組み込みにはかなり悩みましたからねぇ。
それとケース入り口部分がちょっと開口部寸法が不足してて、ドライブのフタに引っ掛かってしまいます。
なのでシコシコと干渉する部分を削り加工するハメになりました。

そして完成(!)したので、記念撮影です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

使用したドライブは、SHARP/Mebius CB1-C9の予備機。
機器やアプリケーションの動作確認が取れているので安心して使えます。
他にもまだあるんだけれど、素性が知れているのはコレだけですからねぇ。
それとベゼル(パネル)に切り欠きがないタイプなので、見た感じが良いんです。
もっとも斜めのデザインですから、写真の通り完全にフタが閉まっててもなんか傾いて見えるのは妥協せねばなりません。
それと・・・欲を言えば、アクセスランプが欲しかったですねぇ。


USB光学ドライブケースのI/F面は写真右上の通りです。
USBポートとDC電源のジャックが付いていますが、実はDC電源ジャックには専用ケーブルがつながって、PC等のUSBポートから電源を取れるようになってんです。
つまりUSBポートを2つ使うんですねぇ。
もしくは、電源用USBポートに市販のACアダプタを繋ぐのも良いでしょうな。

ちなみに、Windows2000/XP以降世代ならば、ドライバ組み込みに神経を使う必要はありません。
自動で認識して、自動でインストールまでしてくれます。
但しDVDプレーヤを組み込む場合には、ちょっとDMA設定なんかで苦労するかも知れませんねぇ。

ちなみに、データ側の接続I/FはUSB2.0です。
当然旧USB1.1ではDVD再生で転送レートが間に合いませんからねぇ。
USB1.1規格の転送レートは、理論値では11Mbpsなんだけど実際は良くて半分の5〜6Mbps止まり。
またDVDビデオ再生は理論値では最大9.8Mbpsで、実際は7Mbps位は最低でも必要なのです。
つまり、USB1.1規格で接続すると、映像の動きの激しいシーンではコマ飛びしてしまいますねぇ。
コピーDVDみたいにトランスエンコーディングされてればビットレートは低下してて5Mbps弱なので何とかなるのですが。
やはり、理論値480Mbpsを誇る、USB2.0での接続は必要なのです。

とは言いながらも、動作テスト用にはUSB1.0しか持っていないリブリブを使ってましたが。
これでDVD映画を1本見ましたけれど、動きが激しいシーン以外では快適に鑑賞が出来ました。
さすがにこのマシンではビデオ動画はキツいんですよねぇ。
(ちなみにここでも写真撮影)


まぁ遊んだので、用は済みましたv
なのでこのUSB-DVDドライブは、知り合いのショップに持ってってそこで使っています。
もしも私が必要になった時には借りに行くというコトで。

多分、そんな時は無いでしょうねぇ。
このドライブでは、ブートが出来ませんので「起動ドライブ」にはなりません。
つまり、システムの再インストールなんかには使えないんです。

でも、そのショップではDVD鑑賞することが可能となりました。
今まではパチンコ屋の景品みたいな、小型DVDプレーヤしかありませんでしたからねぇ。
それがちゃんとした大きい画面での鑑賞が出来るようになったってのは、大いなる進化です。


ちなみに、DosV3の再インストール作業は目下進行中です〜〜〜〜@
意外と面倒ですねぇ。

●2013年07月16日(火)

梅雨が明けたと思ったら、いきなりの猛暑。
連日30度をはるかに超える暑さで大変なコトになっていますです。

季節柄、私の方も多忙極まりない状態になっていまして、コラム更新がついつい滞ってしまってました。
書きたいネタはある程度あるんだけれど、記事のストックはとうに底をついてますので、どんどん書かなければなりませんが・・・・
このクソ暑い中の肉体労働の日々で、やっぱり睡眠が第一なんですねぇ。
体調管理はとにかく「食べる」「寝る」が重要なのです。


今回は、食べ物ネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

クソ暑い日だからこそ、美味しさひとしおなのが「ビール」。
そしてお子様にも大人気な「アイス」ですねぇ。

ビールに関しては、私は固定銘柄ってのがあります。
やっぱりヱビスですねぇ。
もちろん他銘柄のビールも飲みますが、一番のお気に入りがコレなのです。
どうしても発泡酒や第3リキュールは苦手でして、受け付けない体質だったりします。(悪酔いする)
まぁガバガバと浴びるほど飲むよりも、ちびちび味わって飲む流儀なので、単価が高くても大丈夫なのですが。


そして、アイス。
アイスはたま〜に食べる程度なのですが、家の人が好きなので買って来てあります。
母親が以前はハーゲンダッツ指定だったんだけれど、アレは高級品ですからねぇ。
(ビールの時と言ってるコトが違うけれど)
実は、もっと安くて美味しい、取って置きの銘柄が私にはあるんです。
それが、九州名物・白くま。
白くまアイスは複数のメーカーが商品化していますが、やっぱり買い置きしておくにはマルナガの箱入り・アイスバーですねぇ。
もともとの由来がカキ氷ですが、とらかく練乳&フルーツの組み合わせが豪華かつさっぱりしてて、この季節にはまさにぴったりです。
ハーゲンダッツは濃厚さがうりなので、個人的には冬の食べ物だと思ってますよん。

白くまアイスは、とあるスーパーで安売りしてるのを買います。
コンビニなんかでも置いてますけど、定価だと一箱\400-位しますからねぇ。
それと、白くまタイスには色んなバリエーションがあるのですが、品揃えの良い店じゃなければ手に入りません。
ノーマル、トロピカル、写真にはないけれどカキ氷風味のが確認されてます。
どれもそれぞれ美味しいので、食べ比べするととても楽しめますです。


アイスと言えば、テレビニュースで良く出てくるのが「ガリガリ君」。
これは埼玉のメーカーだからこそ、マスコミで取り上げられやすいんでしょうねぇ。
アイスとしては、並みかちょい下で特筆すべき点は何にもないと思います。
昔からある、薬臭い人工的な風味の氷菓子でしかありません。
強いて上げれば、パッケージに描かれているキャラクターの個性の強さが印象に残るのかも知れません。
一応、これも買って来てましたけれど、やはり家族からの評判はイマイチでした。
テレビニュースで取り上げられているので「ガリガリ君」と言う名前は知っていたけれど、実物がコレだよと言うと「もっと美味しいのかと思ってた」と言う感想。

ちなみに、井村屋のアズキバーは我が家ではご禁制の品扱いになってます。
と言うのは、元々父親が大好きでいつも買って来てたんだけれど、あのアイスの難点は「固い」コト。
キンキンに冷えてるるとカッチカチになってますが、これに勢い良く噛み付いた時に、父親の歯が欠けてしまった事件が起こりました。
急いで歯医者に走り治療してもらったんだけれど、随分とお金が掛かってしまったのですねぇ。
それに懲りて、アズキバーは危険な食べ物と認識されたのです。
(ちなみに白くまアイスは内容物の加減でカッチカチにならないので、安心して食べられます)


もっとも、アイスはカロリーが高いので食べすぎには気をつけなければなりませんねぇ。
でも、クソ暑い季節の中でこそ、より楽しめるモノなのです〜〜〜〜〜〜〜@

●2013年07月05日(金)

久々の更新です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

7月に入りましたが、相変わらずの梅雨ですねぇ。
一旦お天気が良い時もありましたけれど、それは所謂「梅雨の中休み」というヤツでしょうか。
今年の梅雨明けはどうなるのか判りませんが、まだ2週間位は我慢しなければならないでしょうねぇ。


で、ひょんなコトから私が手がけたスズキ・レッツ4。
かなり大掛かりな作業になりましたけれど、しっかりと整備が完了いたしました。
試し乗りをしていて、この比較的新しいモデルの原付きスクーターがとってもお気に入りになりました。

レッツ4は、スズキが2004年に発売した4サイクルエンジン搭載の50ccスクーターです。
比較的新しいモデルと書きましたけれど、それでももうすぐ10年になるんですねぇ。
もっとも、中古車市場ではまだまだ2サイクルの昔のスクーターが現役ですので、やっぱり感覚的には「新しいめ」なのです。
環境ブームによる、厳しい規制に対応させた4サイクルモデルに付いては、やはり新世代モデルと呼んでも差し支えないでしょうねぇ。


そう言えば、最近「地球温暖化」とか「CO削減」とかあんまり言わないですねぇ。
テレビなんかであれほどワイワイと騒いでいたのに。
もっとも、情けないのはそのテレビの請け売りでいっぱしにエコを語っていた連中ですが。
もちろん公害問題は大事なコトではありますが、だからと言って何でもアリではありません。

ともかく、厳しい規制がより技術を進歩させたのは事実です。
確かに4サイクル50ccでインジェクション採用ってのが主流になる時代がこんなに早く来るとは驚きました。


で、レッツ4ですけれど、大まかに前期モデル、中期モデル、後期モデル(現行)とに区別されます。

前期モデル[CA43A]は5馬力で、かなり軽快に走ります。
排ガス規制のしかれた2007年から触媒付きマフラーになりましたが、基本的には同じです。

そして2010年から、中国生産になりました。[CA46A]
もっともライバルのホンダも安い車種は中国生産(と言うか完全な中国車)だし、ヤマハも台湾車です。

しかし翌年2011年から、また日本生産に戻りました。[CA45A]
何でなのかが良く判りませんが、このモデルから4.5馬力になったのです。
もっとも、だからって途端に走りが悪くなったってコトではなさそうですが。


途中、2008年から後継モデル?のレッツ5がデビューしました。
一旦このモデルは無しになりましたが、また復活して現行車にラインナップされてます。
レッツの4と5の違いは装備の差なんだけど、なんかモデル乱立って気もしないではありません。

ちなみに、レトロ調デザインのモデルとして「レッツ4パレット」ってのもあります。
ようするにビーノとかみたいな、お洒落スクーターなんですねぇ。
これはベースモデルのレッツ4の、ハンドル/ライト周りだけデザインを替えてます。
なのでよ〜く見ればちょっと中途半端な感じではありますが。

また、レッツ4/5は小さくて軽いってのが大きな特徴です。
この点は、実は生活の足として使うお客さんにとってとても重要な要素になります。
お婆ちゃんなんかは、やはり「大きさ、重さ」がすごく気になるとのコト。
なので以前はヤマハ・ミントの固定ファンってのが沢山いたのです。
スズキだと薔薇とかですねぇ。

しかし、現行モデルで「小型軽量」を意識した原付きスクーターは、スズキ・レッツシリーズしかありません。
ホンダは主流のスマートディオ系はフレーム構造からかなり重たく、トゥディのシリーズしか選べませんがこれは従来の原付きとほぼ同じ大きさですからねぇ。
ヤマハは・・・ヤル気が感じられませんな。
ローシート仕様ってのをオプションで用意しているんだけど、これは単にシートのアンコ抜きをしただけのモノ。
客をバカにしているのか!と怒りたくもなりますが、それだけメーカーには余裕が無いのでしょう。
その点、スズキは流石に良く市場を見ているなと思います。


小型・軽量で、5馬力(4.5馬力)とくれば、走りもまた良いはずですねぇ。
走行安定性なんだけど、これもまた結構良いのです。
樹脂タンクとかを採用して重心を低く設計していますので、少し短めなホイールベースでも全然問題がありません。
もっとも、最高速度のままカーブに突っ込んでってヘシ曲げるような乗り方をすると、ちょっと怖いなーと感じるコトがあります。
やはりサイズ的な問題で、余裕はありませんねぇ。
なので、常識的な速度で走っていれば全然大丈夫だけど、無理をするとちょっと厳しさを感じるってコトです。

発進加速は、4サイクルエンジンなので恐怖感を与えるようなダッシュはありません。
でも、ぐいっと前に進んで行くので、そんなにイライラするコトは無いんです。
原付き(50cc)なのでこんなモンでもイイかなって納得出来るくらいの加速力はありますよん。

そして、最高速は・・・・何とメーター読み63〜64km/h位まで伸びますねぇ。
テストライダーは超重量級ですが、この領域まで持ってってくれるんです。
ライバルメーカー車は軒並み55km/hちょいで、60km/hに届くコトはありませんから脅威の性能です。
今の時代にこんなに速度が出てしまって良いのだろうかとか考えてしまいますねぇ。


そして、実践テストで最近意識しているのが「登板性能」。
かなりキツイ登り勾配を、どの位のスピードで登っていけるのかのテストです。
テストをする場所は、豊川市財賀町にある財賀寺の坂。
いちも私が配達をしているコースなんだけど、これが結構キツイんですねぇ。
80ccにボアアップしている「かもめさんカブ」でも、50km/hを少し割る所まで速度が低下するんですから。

レッツ4だと、ここは30km/hまでのの速度低下でぐいぐい登って行きます。
登坂になればモノを言うのが、エンジンの底力。
ギヤ比とかでの誤魔化しは通用しないのです。
エンジン本来のパワーがなければ、どんどん負荷に負けてスピードが落ちてってしまいますからねぇ。
この点、レッツ4のエンジンはかなり素性が良いですな。
燃費も結構良さそうですし。
ちなみに燃料タンクには4.5L入るとのコト。

とにかく車体がコンパクトで良く走ります。
イイ感じですねぇ。


一昔前のスズキのバイクのイメージってのは、正直良くありませんでした。
外観デザインや走りも、なんとなく貧相で質感に乏しいとか、よく壊れるとか。
しかし細かい所に工夫が見られて、「小物のスズキ」なんて呼んでましたねぇ。
小物のデザインとか造りが、妙に良かったんです。

でも、それは昔の話しのようですな。
原付きスクーターの中では、多分現在売られている製品の中で実用的に最も上手にまとまっていると思います。

かなり贅肉も削ぎ落としてますので、これ以上シンプルにはならないでしょう。
メットインボックスだって、「横向きにすれば」フルフェイスが入るんです。
それだけギリギリに詰めた設計なので足付き性が悪くなってないんですよねぇ。
職人技を感じる部分です。

フレームは各断面パイプを採用してますので、軽量さと剛性を両立しています。
そう言えば昔からスズキは、各断面パイプフレームが好きでしたねぇ。
大きい初代GRX-Rも、小さいガンマもコレでしたし。
前述の通り樹脂タンクもしかり、ディスチャージポンプ式インジェクションもまたしかりです。


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