2013年05月のコラム
[過去のコラム一覧] [管理者モード]
●2013年05月28日(火)

いよいよ今月も残り少なくなってきました。

で、メインテーマの「クルマネタ」ですが、車検はスムーズに一発合格してきたのです。
実際に持って行ったのは14日ですので、ちょっと前の話しになりますねぇ。


検査場での出来事でコラム記事を書こうと思ったのですが、実は何にもネタがありません。
事前の準備をしっかりして行ったので、実にスムーズにコが運んだからなのですねぇ。
これが何かトラブルに見舞われたりすれば「美味しいネタ」になるんだけれど、そういうのは一切ないのです。

一つ感心したのは、軽自動車検査協会の方なんだけど、最初に窓口で書類を買う時一緒に「検査手数料」も納付するコトが出来るのです。
本来ならば別の窓口で印紙(検査証紙)を購入すると切手みたいなのをくれるので、それを貼り付けるのですが。
受付窓口で用紙と一緒に購入すると、オバチャンがスタンプを押してくれて、それが検査証紙の代わりになるんです。

いちいち証紙なんかを貼らなくても済むので面倒じゃなくて良いですねぇ。
そもそも管轄の違いなのか、書類にしても記入する項目にしても、効率が悪すぎ。
住所氏名を何回も書かなきゃならないのがとても面倒なのです。
もっとも、その面倒で判り難さが代書屋さんとか行政書士さんの商売として成り立ってる部分なんですけど。


車検の諸費用でも書こうかな。
必要経費としては、「自賠責保険代」「重量税」「検査手数料」「書類代」があります。
ちなみにホンダ・アクティトラックは軽貨物(自家用)ですよん。

自賠責保険料は、最近頻繁に金額改定がありますねぇ。
今年の金額は、24ヶ月¥26,370-でした。

重量税は、これもエコカー減税とかあるので車種により違います。
私のクルマは18年以上経過なので割り増しとなり、¥8,800-(2年分)となるのです。
基本\6,600-で、13年経過車は\7,600-。そして事業用はちょっと安いです。
車検諸費用の中で一番判り難い、難しいのがこの重量税です。
判らない場合は素直に窓口で調べて貰った方がよさげですねぇ。

検査手数料は¥1,400-、書類代は確か¥50-ほどだったような。

つまり合計金額は、¥36,620-となるのです。
(普通の新しい軽貨物なら、\34,420-)


もちろん別整備代が必要な場合は、費用が別に掛かるんです。
ヘッドライト光軸とか、排ガスやサイドスリップの調整とかですねぇ。


今年に入ってからはとにかく私のクルマにはイロイロとありまして、お金が掛かってしまいました。
正月のタイヤ交換(新品\12,000)、フロントダンパー(中古\4,000)。
ドライブシャフトブーツ3つ(計\12,000)にエンジンマウント1つ(\5,200)、ステアリングラックブーツ(\2,000)。
さらにボールジョイントブーツ2つ(\1300)と、プラグ穴リークのパッキン類(\2,000)。
確かオイルも交換しましたねぇ(\4,000)。

上のを合計すると、\43,000-位になりますです。

随分お金が掛かったと言いつつも安いのは、実は殆どが材料費のみだからですよん。
工賃は無料!ってのが、安さの秘訣なのです。
マトモに計算すれば、多分10万をちょっと超えているのではないでしょうか。


とにかく、今年に入って車検取るまでには合計で約8万円の出費をしたのです。
やはり23歳の古いクルマなので、お金(と手間)が結構掛かります。


それと、検査当日は「第2ラウンド」で予約をとったので、午前10時30分〜でした。
豊橋では、軽自動車のラインは一本しかありませんから凄く混んでいるのです。
ずらーっと検査待ちで並んでますので、再検査になると1時間は余計に掛かりますから要注意ですねぇ。

事前にヘッドライト光軸とかをバッチリ調整しておかないと、泣きを見てしまいますよんv
テスター屋さんに入っておくコトを推奨しておきます。
(自分は入ってないですけどね)

●2013年05月25日(土)

ふと気が付くと、かもめさんカブのリヤタイヤが随分と減っていました・・・・。

やはり、配達に使うと重たい荷物を載せてクリクリとこまめに走り回るので、消耗品はかなりの勢いで減っていきますねぇ。
タイヤに関しても業務用車両は減りが早いとは聞いてましたけれど、いざ自分のバイクで実感すると「やれやれ」と思いますです。


そもそも、かもめさんカブに使ってるタイヤは、リヤ側はミシュラン・M35という銘柄。
これはちょっぴり値段は高いんだけれどとても優秀なタイヤでして、乗り心地もグリップも抜群。
カブには絶対にお奨めなタイヤなのであります。
オートバイ工房の時に、熱心に薦めていましたねぇ。

耐久性も中々あるはずだったんですが・・・・。
燃費と走りを考えて、2.25-17と言う細いサイズで使ってますので、その分減りが早いのかも。


カブに限らず、バイク等のタイヤはやたらと太くしたがる傾向がありますねぇ。
見た目的には太いタイヤは迫力がありますし、また高荷重にも対応してくれます。
スピードを出してのコーナーリングなんかではグリップが良くなりますので安心です。
それとゴムの量が増える都合で、磨耗に対する寿命も延びるのです。

しかし、カブの場合だとあんまりタイヤは太くしない方が宜しいんです。
と言うのも、やはりパワーが少ないので、転がり抵抗としては少ない方が加速もトップスピードも出るんです。
それと、動きとしてもキビキビと軽快さが欲しい場合には細いタイヤに限るんです。

でも、配達業務用として考えると、寿命はもうちょっと延びて欲しいですねぇ。
そういう場合には、すばり「業務用」の銘柄なんかも検討してはいかがでしょうか。
耐摩耗性を考慮した設計になっているのです。
しかし、グリップはちょっと悪いのが難点ですねぇ。
普通の人の場合は、タイヤ交換と言うとタイヤ代の他に交換作業の工賃も考えなければなりません。
そうなると、なるべく長持ちするタイヤを選ぶのが最もコスト的な効率が良いと思うんです。


果たして、ミシュランM35は配達業務用としてお奨めできるのか否か。

私の考えでは、お奨めしたいですねぇ。
配達業務ってのは、結構運転上のリスクが高いんです。
ぶっちゃけ、すっ転んだり、ぶつかったりする可能性が高いのです。
ツーリング走行とかよりも多分危険じゃないかと思います。
なので、事故の予防としては走行性能の良いタイヤを使って欲しいですねぇ。

でも実際にはランニングコストを優先させて、出来る限り単価の低い製品を採用するコトが多いみたいです。
もっとも、先ほどの交換工賃のコトを考えると、やたら安物銘柄ばかりに傾倒するのは必ずしも節約にはならないんですけどねぇ。
少なくとも、IRC、ブリジストン、ダンロップ辺りの銘柄を使った方が良いと思いますです。
安物銘柄タイヤってのは所詮は「ウンコタイヤ」でしかありませんので。

カブではまだ、ウンコタイヤでも走りへの影響は出難いかと思います。
バイク自体の安定性が高いですからねぇ。
これがスクーターなんかの小径タイヤになると、途端にウンコタイヤは怖い挙動を示すので使いにくくなりますです。
もっとも、状況の良くない時にはスピードを抑えるとか無理しないってのか鉄則なのですけどねぇ。

実は、M35の本領を発揮するのは、この「悪条件」の時こそなのです。
雨天走行の時でも、全然手加減しなくて良いんです。
それと、M35は「リインフォースドタイヤ」ってのでして、これはようするに高荷重対応銘柄なのです。
空気圧を高い目にすると、通常よりもはるかに高い耐荷重があるんですねぇ。
貨物用タイヤなんです。
このおかげで、重い荷物を満載してもなかなか腰砕け状態にはならないんですよん。
通常使用では乗り心地も良いしグリップも良好。
そして積載状態でもバッチリ対応してくれる良いタイヤです。


ちなみに、どんだけ使ったら減ったのかってのを考えて見ました。
実は走行距離なんてのはあんまり気にしてなかったんですけどねぇ。

試しにデータ取りしてみると、大体1日辺り25〜26kmほど走行しています。
一月だと650〜670km位になりますねぇ。
これを3ヶ月使ったら寿命となりました。
もちろん、それ以前にも少し走ってはいますけれど、あくまでご近所をウロウロするだけでしたからそんなに距離は多くありません。
概算では、2,200km程度じゃないかと思われるのです。
ちなみに燃費としては、40〜50km/Lのペースで推移しているようです。


う〜ん・・・なんかタイヤライフが短すぎますねぇ。
通常(非業務用)で、50ccカブで使ってるとM35は大体4,000〜5,000km位は持つのです。
かもめさんカブは80cc+ハイカム高回転使用で、しかも業務用途ですが、半分ってのは流石に短すぎじゃないかと。
それと燃費から考えれば運転が荒いとは一概に言えないような気がするんです。
心当たりがある点と言えば、まぁやたらスピードを出すってのと、そのまんまコーナーとか曲がって行く(速度落とすのが面倒なので)とかでしょうか。
それと、未舗装路になると何となく燃えちゃってガンガン走るってのもありますねぇ。

もともとライダー自身が重たくて、さらに荷物沢山積載して、それで景気良くスピード出して走ってるんですからこんなものなのかも。
でも、節約の為にはちょっと自制した方が良さそうですねぇ。


ちなみに、タイヤ交換作業はサクサクっとやっつけましたv
大抵はブログなんかで、交換作業の様子とかを書くモノなのですけどねぇ。
そして、ミシュランはタイヤが固くて嵌めるのに苦労しただとかお約束になってるんです。

でも私はそんな感想はありませんねぇ。
慣れているってのがまず大きいのと、もっと難易度が高いのもやっつけてるので全然楽だと感じるコトが殆どです。
流石にクルマのタイヤを手組みでやっつけてるんで、カブのサイズなんかは楽勝ですねぇ。
もっとも、普通の銘柄(BSとか)と比較すれば、やはりミシュランはちょっと固さは感じますが。

しかし、メカニック初心者の頃はとかくタイヤ交換に苦手意識を持ってました。
やっぱりビビリつつ作業するからこそミスを誘発するんでしょうねぇ。
開き直ってイケイケで作業するようになって、苦手意識を克服できたのです。
しかも、今では良いタイヤレバーも揃ってますから心強いですし。


で、交換後のインプレ。

今更ながらですが・・・・減ったタイヤって、すごく滑るんですねぇ。
特に顕著なのが高速コーナーリング。
減ったタイヤだとどうしても大回りになるんだけど、新しいたタイヤではインベタでいけるんです。
しかも、走行ラインの精度がとても高くとれますから乗り易いですねぇ。

またお金がある時に、予備のタイヤを仕入れておこうかな。


フロント側はブリジストンの普通銘柄なんだけれど、次回はこちらもミシュランにします。
見た目のレトロ感では縦溝パターンが良かったんだけれど、今では実利を取る方針に転換しましたからねぇ。
スピード出してる時からのフルブレーキングで暴れて怖いんです。
減り具合はどうかと言うと、これが真ん中から隅まで満遍なく当たっているので、そこそこ減ってるんだけど判り難いですねぇ。

●2013年05月18日(土)

さてさて、23歳の働くカウンタック★アクティトラック整備の、第三弾です〜〜〜@

今回は「プラグホールへのオイル漏れ・再修理」です。

去年ここの部分は、ヘッドカバーパッキンセットの交換にてメンテナンスをしております。
この時には、3気筒分全てにオイル漏れが発生していたのです。
そして一年後にまたチェックしてみたら、少しだけなんだけど#3シリンダーにだけまたオイル漏れが認められました。

「まぁいいや」と放置してしまえばそれで済んでしまうのかも知れません。
ちなみに車検の際には、こんな所は検査しませんし、エンジン不調にでもならない限りは問題にされません。
しかし、不具合は不具合です。
私の性分なんだけど、認知してしまった以上気になって仕方ありません。
もしも不具合に目を瞑る位ならば、いっそのコト最初から点検なんかしない方がイイとまで思っています。
口先だけであーだこーだ正当化して誤魔化すってのは、やっぱり馴染めませんねぇ。


でも、車検の有効期限が迫っているので、ここはとりあえず保留しても構わないのです。
なので修理をする日程ってのはひたすら未定だったのです。
けれど、フロント左右ロワアームのボールジョイントダストブーツ交換作業が比較的短時間で終わりましたので、ついでにやっつけてしまうコトにしました。

こういう時の心構えってので重要なポイントがあります。
作業が大変だなぁ、面倒臭いなぁ、やりたくないなぁ、なんてネガティブな考えを持つのは禁物です。
嫌々やってたら絶対に良い結果は得られませんからねぇ。
キッチリと直してやるんだ、と前向きに行かなければ、機械は答えてくれないのです。
調子が良くなるようにと祈りながら、そっちの方へ気持ちも持って行くのが整備の時に必要なコトなんですねぇ。

ちなみに、今回のプラグホールへのオイル漏れの原因として考えられるのは、カムホルダ/シリンダヘッド間のOリング。
ホンダのこのエンジンの構造ってのは、プラグホール部分が3階建てになってんですねぇ。
シリンダヘッドにプラグが付くんだけど、プラグ穴はシリンダヘッド/カムホルダ/ヘッドカバーの3層を貫通してんです。
普通の常識的なエンジンだと、せいぜいヘッドとカバーの2階建てまで。
そしてちょいとややこしい構造のヤツでは、プラグホール部分は独立したスリーブが立ててあったりします。
ヘッドにスリーブが刺さってて、スリーブ内がプラグホールになってんですな。
でもホンダ・アクティのエンジンはそんな生易しい構造ではありませんでした。
これは多分、1カム(OHC)4バルブでセンタープラグという凝ったメカニズムレイアウトを実現させるためでしょう。
カムやロッカーアームの保持剛性とか考えると、どうしてもプラグ穴の辺りは妥協するしかなかったんでしょうねぇ。

ちなみにですが、「プラグホール オイル漏れ」でネット検索すると、アクティのエンジンが検索結果にずらずらと出てくるのです。
どうやらこのエンジンの持病みたいですねぇ。


つまり、今回の作業としてはどうしてもカムホルダ(&ロッカーアーム周り)を取り外さなければならないのです。
ちょっと怖いですねぇ。
でも、構造をしっかり把握して、順序良く作業して行けば何とかなりそうです。
ちなみに基本的にはカムシャフトも外すんですけれど、これは付けたままでもイケそうですねぇ。
そうすればバルブタイミングも狂わさないよう注意すれば、結果文字通り「外して、取り替えて、組み付ける」だけです。

事前にしっかり研究した結果、一つ気を付けなければならないのは並んだロッカーアームのラジアル方向にはスプリングが入ってるコト。
つまり無防備にカムホルダを取り外すと、スプリングのテンションで左右にホルダが広がりロッカーアーム廻りがバラバラになっちゃいます。
なので、これは取り外す前にボルトを差し込んでおいて、そのボルト間をタイラップで結び、ホルダが左右に広がらないよう固定しておけば大丈夫。
何となくこの辺りの構造ってのは、CB750fourに似てますねぇ。


作業の進行の順に写真を撮影しておきました。
実は写真撮りながらの作業ってのはちょっと苦労するんですが、でも記録しておくことも大事ですからねぇ。
実際にはカメラマンが他にいればすごく助かるんですけど。

ちなみに、エンジンオイルは抜かずにそのままです。
少しオイルが失われるだろうってコトで最後にオイルレベルゲージで確認してますけど、実際には全然大丈夫でしたからねぇ。

アクティトラックはエンジンハッチを開ければ、ヘッド周りは辛うじて手を入れ作業できるスペースがあります。
ちょっと短めでコンパクトなレンチはやはり必要ですけれど、元々バイク整備がターゲットの手持ち工具ですから余裕です。

ヘッドカバーを取り外すまでは去年やってますので、サクサクっと出来ちゃいます。
実際にはスロットルワイヤーが上を横断していてとても邪魔なので、それを外さなきゃなりませんが。

そしてカムホルダをいよいよ取り外すんですが、合計13本のボルトで厳重に固定されてます。
ホルダの幅は狭くて華奢なんだけど、その割りにガッチリと固定されてんですねぇ。
そして両端のカムホルダと、その内側隣のボルト同士をタイラップで固定して、ホルダを外しても左右に広がり分解しないようにしておきます。
ホルダはノックピンでキッチリ位置が決まってますので、コツコツとあちこち満遍なくコツいて浮かして行くのです。

なんか、こういう作業ってのは爆弾解体してるみたいでドキドキしますねぇ。
慎重に、かつ大胆に。

★ここまでの作業は、タイトル写真で言うと上段左の一枚になります。
黒いタイラップ2本固定用に使っているんですが、ちと判りにくいかも。


そうやって、カム&ロッカーアームホルダがごっそり取り外せました。
こういうエンジン内部の油まみれなパーツってのは、ホコリやゴミの付着は大敵です。
なのであらかじめ用意しておいたトレーの上に置きましょう。

★タイトル写真では、上段右側、中段の2枚に該当します。
ちなみに中段左側写真のホルダごっそりは「裏返し」で置いてあります。
プラグ穴のOリングが嵌め込んであるのが見えますが、これは中段右側写真のヘッド部分との密閉をしているのです。

ちなみに、エンジン内部の汚れ具合で、オイル管理の具合の見当が付けられます。
23年間でこの程度の汚れってのは、かなり優秀ですねぇ。
やはり走行距離が少なかったのと、オイル交換だけはマジメにやってたってのが伺えます。
他のエンジンだと、海苔のように真っ黒なスラッジがビラビラとしてたり、苔みたいな汚れがこびり付いていたりってのはザラなのです。
オイル交換をサボれば、大抵が真っ黒い汚れが沢山付きますねぇ。

さらにカム山とロッカーアームのスリッパー部分、カムシャフトとホルダ側の受け部分をじっくり観察すると、こちらも磨耗や荒れは殆ど認められません。
つまり、ぶいぶいアクティのエンジンはとても良い状態で稼動していたと言えるんでしょうな。
(プラグ穴の中は大変な状態でしたけど)

で、問題のOリングを3つ取り替えたら、元通りに組み立てをします。
ちなみに、その前に問題のプラグホールの内部をしっかり洗浄しておくと良いですねぇ。
オイル漏れ修理のセオリーは、対策後には漏れていたオイルを徹底的にクリーニングして、再発したかどうか見極められるようにしておく事なのです。
汚いまんまにしておくと、一体いつ漏れたんだか判んなくなっちゃって、今回の交換作業が無駄になりますからねぇ。


交換部品ですけど、ヘッドカバーパッキンセットは前回と同じ「KPガスケット」製の社外品です。
いわゆる補修用パーツメーカーさんですねぇ。
たった一年程度の使用で悪くなったりしませんから、ケチ臭いコト言えば再利用でも構いませんけれど、今回はより確実に効果が見たいので新品を使いました。
まぁ千円ちょっとなので、ポンポン交換しちゃっても気になりませんが。

そして主役のOリングですが・・・・こちらも社外品。
「SUN」という会社の製品で安いんだけど、10個も入ってんです。
3気筒だから3個しか使いませんので、7個も余ってしまいますねぇ。
それでも、純正部品3つ分よりか安いんです。
形状は、ごく単純な丸断面のOリング。
ちなみにヘッドカバー側プラグホールパッキンのシールは単純なOリングではなくて、ツバが付いた各断面のシールです。
この凝った形状のシールのおかげで、カバーパッキンセットだけ交換して「直った!」と勘違いしてしまうんでしょぅねぇ。
オイル漏れが再発する度に、何度も繰り返し同じ作業(カバーパッキンセット)を交換し続けたなんて事例もあるようですよん。


パッキンセットとOリングで、約2千円の出費ですな。
もちろん工賃は、自家整備なので無料。
他にはパーツクリーナーとウェス少々使ったくらいです。

本当なら工賃って幾ら位なんでしょうかねぇ。一万円位かな??
とにかくこれにて、一通りのメンテナンスが完了です。
やっと車検場に持って行けますねぇ。


●2013年05月16日(木)

さてさて、「働くカウンタック」大メンテナンス作戦の続きです〜〜〜〜@

と言うかタイトルがコロコロ変わってて、思い付きで書いてるのがバレバレですねぇ。
次から次へと不具合が見付かり、対処に追われているのでちょっぴりメゲてます。
でも、メンテナンスってのは、やって行けば必ず以前より良くなるので、それを信じて頑張ります。

今回は、「ロワアーム・ボールジョイントブーツ交換」です〜〜〜〜〜〜〜@


ここで、知り合いのショップからボールジョイントプーラーをお借りしてきました。
かなり年季が入った、魂の工具ですねぇ。
サビによりネジが固かったので、まず注油しなければ。

次に、手配しておいた部品を出してきます。
注文した翌日には到着するので、とても助かりますねぇ。

ミヤコ自動車工業(Miyaco)製/ダストカバーブーツ TBC-016ってのが品番です。
希望小売価格は¥640-。
左右交換すると2個必要です。
今回も、同じ使われ方をしてたんだからってコトで、左右同時交換でイキます。
こういうゴム製品ってのは、やはり日本製が良いですねぇ。
支那製激安品ってのはゴム質からして全然ダメなのです。
ノウハウの固まりみたいなもんなんでしょう。

ちなみに、写真上に映ってんのは「割りピン」です。
ステンレス製のモノでして、3.0φ×35mmと一般的に良く使われるサイズのモノです。
バイクだとアクスルシャフトのナットの所とかですねぇ。
まぁ割りピンは再使用出来れば使っちゃう派なんだけど、念の為に用意しておいたのです。


作業手順を追って、紹介していきます。
ちなみに写真は、左右の作業が入り混じっているのですが気にしないように。

フロントをジャッキアップして、ホイールを取り外します。
今回は片側ずつやりますので、ホイールも一つずつ外すんです。
ロワアームのBJブーツは写真で矢印が示しているパーツです。

ちなみに最初に断っておきますが、ここのブーツ交換はショックとナックルまで外さなくても実は可能です。
でも写真では全部取り外しちゃってます。(助手席側)
これは、ボールジョイントのガタ等を念入りにチェックしたかったからですよん。
(ちなみにガタ等はありませんでしたので、運転席側をやる時には必要最小限の分解で行ってます)

ボールジョイントのナットを、割りピンを外して緩めます。
ボルトから完全にナットを取ってしまわず、上端をツライチにして置くのがコツなのです。
プーラーで押してる時のボルトネジ山の変形を抑止するためです。
それと、ナックルとの勘合部分にCRC5-56をちょっと差しておくと外れやすいみたいですよん。

プーラーをセットして、プーラーボルトを締め込んで行くと、「ガコンッ!!」と音を立ててボールジョイントが抜けます。
相当固く噛み込んでいるので、やはりプーラー工具は必需品ですねぇ。

ボールジョイントが抜けたら、ロワアームを下方に押してナックルから完全に抜き取ります。
写真は問題がある助手席側でして、ブーツが破れて身が出ちゃってますねぇ。

古いグリスをしっかりと除去して、ボールジョイントの状態をチェックします。
ガタがある場合は要交換です。
ちなみにブーツが破れて、内部に水分が浸入してサビにより壊れるってパターンが多いそうな。
今回はなんとか大丈夫でした。

新しいグリスをしっかり充填して、新しいブーツを被せます。
ちなみにブーツ下端はバンド止めのタイプと、リング止めになってるタイプなんかがありますが、アクティはリング止めです。
ブーツが嵌まったら、固定リングをしっかりとセットします。
そしてはみ出した余分なグリースをふき取ってキレイにしておきます。


組み立ては、ロワアームをジャッキで持ち上げてナックル側へ押し付けて行います。
ここが緩んでいると大変なコトになりますからねぇ。
先ほど交換したブーツが潰れてって、イイ形になって行きますです。

ナットを締めて、割りピンをセットします。
写真ではとりあえず出来上がりと書いてますけど、ここからホイール付けなきゃなりませんからねぇ。

ちなみにこの作業でアライメントが狂うってコトはありませんな。


これでひとまず、車検に出す事が出来ます。
まだプラグホールの第三弾メンテがあるんだけど・・・・それは、続きという事で。


ちなみに、このメンテナンスをした後のテスト走行なんだけど、実際何か変化があったかどうかってのは判りません。
でも心なしかハンドリングがスムーズになったような気がします。
BJのグリスが新しくなったからかな??
でも、多分、気のせいじゃないかと思いますねぇ。
キッチリと作業した満足感が、そう感じさせるんでしょう。


なんかここんとこ、二輪やったり、三輪やったり、四輪やったりで頭が混乱して来ました。
やっぱりバイクの方が性に合ってるなと思いましたねぇ。
何てったって「オートバイ工房」ぶいぶいEg共和国、ですから。


●2013年05月15日(水)

兼ねてから予告していましたが、私の愛車「働くカウンタック」アクティ・トラックの車検がそろそろやってきます。
このクルマは今年で23歳と結構イイ年齢ですので、あちこちメンテナンスしなければなりません。

そう言えば、今年の正月、しかも元日にタイヤのパンク(正確にはピンチカット)に見舞われましたねぇ。
正月から早速タイヤを新品に取り替えなければならなくなったんだけど、それはまだ序章に過ぎなかったのです。

タイヤ交換をしている時に、助手席側のフロントダンパーからオイルが漏れているのを発見しました。
もっともこのダンパーは私がネットで買った強化品(純正加工)に変えてあるので、果たしてどの位使っているのか不明なのです。
元から付いていたダンパーは、強化品に変える時にもう要らないと思って売却してしまって手元にありません。
なので、中古品の良い出物をネットで探し、丁度近所の解体屋さんから出しているのをゲットしておいたのです。

しかし、車検の時までまた抜けてしまったりすると困りますので、車検直前に交換する作戦を取りました。
それまでずーっと私のお部屋に仕舞ってあったのです。
ちなみにダンパーはバネも付いてる状態でしたから、交換の際には通常工具のみでokです。
スプリング脱着の作業があると、スプリングコンプレッサーを買わなきゃなりませんからねぇ。
今回は強化品から通常仕様品にするので、左右同時に交換となります。

そして、4月に入りそろそろ本格的に車検の準備をしようという事になりました。
知り合いのタイヤ屋さんにてオイル交換をお願いすると共に、リフトアップされた状態から下回りをチェック。
結果は「左側Egマウントがゴム亀裂発生」「ステアリングラックブーツ切れ」「ドライブシャフトブーツ左内側漏れあり」。
そして前述のフロントダンパー左右も一緒にやっつけるコトとなったのです。


今年2013年4月10日のコラム記事にて、ステアリングラックブーツ交換作業を紹介しています。
その時写真に一緒に写っている、ドライブシャフトブーツはその後で換えました。

2013年4月23日のコラム記事にて、ドライブシャフトブーツ交換とエンジンマウント交換の作業紹介がありました。
その時に、去年の5月8日〜10日のコラム記事で紹介している、プラグホール内へのオイル漏れ修理の結果のチェックをして、完治していない事を発見。
さらに追い討ちを掛けるように、ドライブシャフトブーツに関してホイール側(外側)が左右両方とも亀裂が発生しているのが見付かったのです。


そんなワケで、追加の部品を調達してまたメンテナンスです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
今回はGW明けに車検へ行きたいので、忙しい合間を縫ってのメンテ作業となります。
まず第一弾として、ドライブシャフトブーツ(外側)左右の交換と、フロントダンパー左右交換。
プラグホールのオイル漏れは、実際車検で問題になる可能性は低いので、後回しでも良いんです。
もっともEg不調に陥ると排気ガス検査でハネられちゃうかも知れませんけどね。
とにかく、第一弾の作業開始です。

ドライブシャフトブーツは、以前と同じ「ミヤコ自動車」の補修用パーツで分割式(特殊ファスナー結合)のを使いました。
去年交換した右内側ブーツの状態を見ても、しっかり機能していますので信頼性は高いと思われるんです。
パーツリストから品番を調べて注文するんだけど、間違いがないかドキドキしますねぇ。
こういう部品は、年式とかモデル、MT/ATの違いとかでパーツ適合が変わる事がありますから慎重に調べなければなりません。
いい加減な性格の人が「どーせ同じでしょ」とろくに確認もせずポンポン発注してしまって、合わない部品を無理矢理取り付けたり、不具合のある古い部品を適当にボンドとかで誤魔化したりしてドツボに嵌まるってパターンはたまに見ます。
スタート地点で間違ってしまうと、本当にどうしようもないですからねぇ。

ブーツ交換作業はリヤをジャッキアップしてウマを掛けておいて、ホイールを取り外して行いました。
このためにウマを知り合いから借りていたのです。(ありがとうございました)
でもアウター側ブーツってのは入り組んだ場所にあるのでちょっと作業し難いですねぇ。
写真を撮影するのにも、具合の良い角度をゲットするのに苦労しました。

でも基本的には、内側ブーツ交換と大差が無いので、慣れもあってそこそこスムーズに作業は進行したのです。
交換が終わってからリヤの足回りをじっくり点検したみましたが、どうやら問題は無さそうですねぇ。
やれやれ、一息つけました。


次は、フロントダンパーの交換です。
助手席側はオイル漏れしているので、その洗浄もしっかりしなけれはなりません。
じゃないと折角直したのに、まだオイル漏っていると判断されちゃったら元も子もないですからねぇ。

その為に、パーツクリーナーの超強力タイプってのを2本買って来たのです。
いつも使っているのはお値段重視のヤツなんだけど、実はこれは洗浄力がちと弱いんですねぇ。
それに比べてお値段比は4倍ほどするモノを試してみました。
主成分は匂いからキシレン?みたいですねぇ。
ベンゼン系の、有機溶剤のヤバめな香りがするんです。
「金属用」と明記してあるので、ゴムや樹脂パーツに掛からないよう注意して使います。

やはりケミカル類なんかにしても、ここぞという時にはしっかりした高い奴を投入しなければダメですねぇ。
ケチケチして安い弱いのを無理矢理拘ってると、良い結果が得られませんから。

写真(下段)に映っているように、オイル漏れは結構進行しています。
これは完全に車検アウトな状態ですねぇ。
実は、ダンパー交換作業は始めてじゃないので、サクサクっとやっつけちゃうんです。



しかし。

ここでまた新たな不具合箇所を発見〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

イヤですわん、もう。
やはり古いマシンってのはあちこちに手を入れなければならないんですねぇ。
23年の歳月は重いのです。

見付かった不具合箇所ってのは、「ロワアーム・ボールジョイントブーツ破損」です。
ナックルの下部とロワアームを結合している、ボールジョイントのブーツが破れて中身のグリスが出てきちゃってます。
どうやら微細なクラックが入ってたのを、交換作業時により大きく可動させたのがトドメを刺したようですな。
ただ、助かったのはボールジョイントにダメージはまだなくて、ガタも発生しておらずブーツだけ換えれば大丈夫なようです。
古い車にありがちな故障としてあげられるポイントですからねぇ。

ちなみに、ここのブーツは単品交換が出来る車種と、出来ない車種があるそうな。
アクティに関しては前者でして、ちゃんとパーツリストに番号もあります。
これで検索すると、補修用パーツメーカーからの商品もあるようですねぇ。
実は、第一弾修理を終えたら車検に行けるつもりでした。(予約はしてないけど)
なので、すぐに部品を追加手配して、第二弾メンテ作戦を決行するのです。

と、ちょっと待てよと。
確かここのボールジョイントをナックルから外すのには、BJプーラーと言う工具が必要だったような。
バイク整備では使わない工具です。
でも、これまた知り合いのバイク(&元クルマ)屋さんの所でこの間チラっと見かけた記憶があります。
ちょっと借りてこなければ。
BJのボルトにナットを被せた状態でハンマーでドツいて外す方法もあるようなんですが、やはりちゃんとした工具で作業したいですからねぇ。


ちなみに、ダンパー交換を済ませた状態でテスト走行してみました。
すんごく乗り心地が柔らかいですねぇ。
今まではスポーティーなフィールだったのが、まるで軽トラみたいです。
と言うか、元々軽トラなんですけどね。

普通の軽トラのフィーリングに戻りましたけれど、これはこれで良いと思います。


(((続く)))

●2013年05月12日(日)

ちょっとピークが過ぎてしまいましたが、お花のネタです〜〜〜〜〜〜〜〜@

地元は大変自然が豊かでして、つまりド田舎なのですが、四季折々の花が楽しめるのです。
私の個人的なお気に入りスポットってのも少しですがあります。
やはり、お花を見るのはとても癒されますからねぇ。

大抵は市とかの観光案内に載っていたりする所から見に行くパターンが多いのですが、通りがかりで思いがけず見事な風景に出会うコトもあります。
今回のお花はまさにそういうケースですねぇ。


豊川市財賀町にある「財賀寺」は、知恵文殊をお祭りしている有名な寺院です。
観音山をバックにした山寺ですが、私の配達コースに含まれておりますのでいつも出かけて行くのです。

財賀寺は本堂と文殊堂の2箇所に分かれているのですが、本堂は山の中腹位まで登った所にあります。
文殊堂はもう少し麓の方にありまして、本坊もこちらにあるのです。
私が行くのは、この本坊までなのですが。

その参道沿いは小さな川が流れていて、これが白川の源流の一つだったりします。
そしてその参道〜川沿いに「著莪(シャガ)」の花が、沢山咲いているのです。
文殊堂から山の方へ登っていく小路沿いにもびっしり咲いていますので、何十何百万株あるのか見当も付きません。
とにかく、もの凄く沢山の著莪の群生なのです。

著莪というのは、アヤメ科のお花でして、アヤメに比べて随分と小振りな花を付けます。
開花のピークは4月下旬位なのですが、まだまだ沢山咲いていますよん。
白い花びらの中心付近に黄色と紫色の斑点があります。
遠目には何ともいえない微妙な薄紫色に見えて、とても幻想的です。
この花は良く寺院に植えられているらしいのですが、それと相まって、何となく極楽浄土ってのはこんな感じかなと想像してしまいます。
色の感じもヒンヤリとしていてとても控え目な雰囲気なのです。
ちなみに私が著莪の花を初めて知ったのは、岡崎の松平郷のお寺の境内に植えてあるのを見てでした。
そちらも沢山のお花が付いていたので感動したのですが。

財賀寺の著莪の群生は、断然スケール大きいですねぇ。
あまりの見事さに感激してしまいます。
胡蝶花(シャガ)とも書くそうですが、私はこちらの方がイメージしやすくて良いと思います。



財賀寺のご案内

●2013年05月09日(木)

作業工具や設備には、意外と沢山のお金が掛かります。
お店での修理代には、このようなコストも含まれているので高いんですねぇ。
単純に、手間賃・人件費だけで考えてしまうのはナンセンスです。

それと、バイクなどの整備は中腰の姿勢で行う事が多いので、どうしても腰を痛めるケースが多いです。
なので作業チェアーは、私にとって必需品です。
キャスターが付いてて、座ったまま移動が出来ると、とっても助かりますです。


最初の作業イスは、4Lモンキーの純正シート(破れた廃棄品)に足を取り付けた手作り品。
移動は出来ませんが、座面が低くてなかなか使い勝手が宜しいです。
結構長く使っているのでボロボロなんだけど,未だに手放せませんねぇ。

次のは、タイトル写真のモノです。
この手の作業イスは良く見掛けますが、ネット通販でとても安く売っていたので衝動買いしたモノ。
確か、送料も合わせて2千円弱だったような。

しかし・・・安いのにはちゃんとそれなりの理由があったんです。

とにかく造りが酷いですねぇ。
それでも我慢して使っていましたが、すぐにキャスターが壊れてしまいました。
写真左下の、赤い輪っぱのが元々から付いていたキャスターなのです。
ベアリングが付いてて自在に向きが変わるようになってんだけど、その軸受けの球がこぼれ落ちてくるんです。
最初はてっきり整備中のバイクからベアリング球が脱落したんじゃないかってかな〜り焦りましたよ。
そして、キャスターがガタガタになってしまって、いつ崩壊するかという状態になったのです。

これは作業チェアーを買い替えするしかないのか?と考えました。
でも、折角買ったんだし、造りの荒い部分以外は気に入ってんで、修理をして使い続けようと思いました。
もちろんですが、買い換えるほどお金を掛けるつもりはありませんが。
そうして、「MONORARO(モノタロウ)」で資材を買うのに合わせ、キャスターを注文したのです。


キャスターは色んな種類のモノが売られています。
意外とお値段がするんですけれど、じっくり探すと安くて良い物にめぐり合えそうです。
取り付け部分の形状や方式の違いなんかもありますので、目的に合うようなのを見つけなければなりません。

そして、散々探し回った挙句にようやく「安くて良い物」を見つけました。
お値段は1つ200円ちょいなので、4つ合わせても千円行きません。
他の製品だと500円以上するモノもありますが、こっちだと作業チェアー本体の値段を超えちゃいますからねぇ。
もっとも、取り付けナットが別に必要なので、そちらをあわせると千円をちょっとだけ超えてしまいます。

取り付けはネジ込み式でして、M12サイズの35mmです。
これならばギリギリ、作業チェアーのフレームに合いそうですねぇ。
許容荷重は25kgですから、4個だと100kgまで大丈夫です。
もっともイスの上に全体重を掛けたりはしないので、随分な余裕があるんですが。

取り付けは、元々付いてた粗悪キャスターを取り外し、その取り付け穴を12mmφへ拡大。
そしてナットで取り付けました。
ちなみにUナットを使ってはいるものの、ネジ長が足らずにロックは効いていませんねぇ。
M12/P1.75というピッチなので、一般ネジではあるんだけど、自動車・オートバイの世界ではこの太さだと細目(さいめ)ピッチが普通なので要注意です。
常識とか普通ってのは、立ち居地で変わりますからねぇ。


で、修理完了ごのインプレ。

スム〜ズの一言に尽きますねぇ。
スーッと床を転がっていくのです。
以前のは、ガラガラゴロゴロしてましたから。
作業チェアーの移動がスムーズになったからって,別に何か変わんないだろと思ってましたけれど、全然気分が違いますです。
意外と、細かい点でストレスを感じ、それが蓄積されてんだなーと再認識しました。

やはり作業環境の整備ってのは、大事です。
余計な部分に注意力を取られると作業の効率や信頼性がかなり低下してしまいますからねぇ。


WebDiary CGI-LAND