●2012年08月22日(水)
以前、私の愛車のエアコンを大掃除しました。 これによって多少、冷え具合の改善が見られましたけれど、やはり周囲の温度が高い時はダメですねぇ。 もうこうなってしまっては専門業者さんにお願いするしかなさそうです。 でも、これがまた悩み所ですねぇ。 費用がどの位掛かるのか判んないですし、また修理する人を選ばなければなりません。 やたらエアコンが冷えないと「ガス補充」と決めて掛かられ、規定量を無視して突っ込んで結果的にコンプレッサーまでダメになっちゃったって話は良く聞きますので。 ちなみにサイトグラスでの流れを見ると、若干ガス量が少ないような感じで泡の流れが見えますけれど。 年代モノなので、どの程度痛んでいるのかってのがちゃんと知りたいですな。 もっとも、夜間なんかで周囲温度が下がれば寒い位に利きますから、このクソ暑いシーズンだけ我慢するってのもアリかも。 本来どの位の冷房能力があるのかも昔のクルマなので怪しいですからねぇ。 お金掛けてちゃんと直るのか、それとも掛けた金が無駄になるのか、悩む所です。
で、それとは関係なくて、お家のクルマの方の話です。 比較的最近のクルマになると、エアコンにフィルターが内臓されてるのがあるんですねぇ。 しかもそれほど高級車でなくても採用例があったりするのです。 そもそも、カーエアコンにはフィルターが入っていないのが普通でした。 ゴミはトラップ構造で入ってこないようにしてて、エバポレータ部はフィン間隔を粗くして汚れて詰まりにくくしてあったりとか。 やはりクルマの中ってのは半分屋外みたいなモノですから、フィルター寿命を考えるとなかなか採用するのが難しかったのかも知れませんねぇ。 なので、昔の車である程度年数が経過すると、エアコンの噴出し口からのカビ臭とかが出るモノがありました。 私も以前のクルマでは、クリーニングスプレーとか買って来てセコセコとクリーニングを行ったモノです。
しかし我が家のクルマにも、バッチリとフィルターが装備されていました。 さすがトヨタ印のクルマですねぇ。 元々個人的にはトヨタのクルマの設計は好きじゃないんですけれど、クルマの根幹部分以外のこういう細かい気配りは一番だと思います。 安いクラスのクルマでも装備が良かったりするんですよねぇ。 で持って、運転席側ドアを開けた所に「フィルター交換時期」のステッカーが貼ってあるのを見つけました。 最初は「オイル」もしくは「オイルフィルター」のコトかと思いましたが、少し前のオイル交換時にそうじゃないのが判りました。 エアフィルターエレメントのコトかな?とも思ったんだけれど、これは煩雑に交換するモノではありませんからねぇ。 それに、もしそうならばエンジンルームに点検ステッカーを貼ると思うんです。 なのでよくよく見ると、エアコンのフィルターだったのです。 前回交換したのは、ND製のモノで5,000kmちょっと走行した時ってコトになってます。 随分と早く交換するんですねぇ。 まぁ新しいに越したことはありませんが、過剰整備はお金の問題で困ります。 ちなみに各ディーラーさんは、メンテナンスメニューをパッケージ化しての契約とかやってますねぇ。 以前はそれに入っていたので、多分エアコンフィルター交換も含まれていたのでしょう。 しかし、そこからかなりの期間が経過しています。 でもエアコンに問題が出ているのかと言うとそうでもないような? 明らかなカビ臭ってのは確認できませんねぇ。 ちょっとホコリっぽい臭いはしてますけれど。 なので、外して点検してみましたv
うーん、そこそこ汚れてはいますねぇ。 常時内循環で使っているので、こんなもんなんでしょうけど。 ちなみにこの手の乾式フィルターは化学雑巾のようになっているので、清掃は基本的に利きません。 濾紙に染み込ませた薬剤(油?)でホコリを吸着させるんです。 なので一旦汚れを取り込んでしまったらそれまでなんですな。 エアー吹かしすれば取り込まれていない部分のホコリは飛びますけれど、完全ではないんです。 なので、基本的には定期交換するコトになってます。 これはバイクのエアフィルターの場合も同様なのがありますので要注意です。 丁度、他の工具を買わなければならなくて、取り扱い業者が自動車工具屋さんでしたからついでにこのフィルタも注文することにしました。 社外品なんですが、お値段は定価だと\4,500-ほどしますねぇ。 思っていたよりも随分お高いんです。 ゼオライトを配合したフィルターだとか、なんかイイコトが書いてあります。 もっともメーカーによって、激安品だと2千円位からあるようですが。 そして、すぐに到着したのです〜〜〜〜〜〜〜〜@
エアコンのフィルターは、乗用車の場合大抵グローブボックスの奥にエアコンユニットがありますので、そこに入ってます。 我が家の乗用車の場合だと、グローブボックスのフタをダンパーと共に取り外さなければなりません。 全部ハメ込みですので、ちょっと最初に外す時には勇気が要ります。 ネジ止めの方が、分解時に確実に判りますので安心なんです。 で、グローブボックスのフタを外した奥に問題のフィルターのホルダがあります。 ここもまたハメ込みなのですが、固定する爪が片方ありませんねぇ。 どうやら先回のフィルタ交換時にヤラれたようです。 見えない部分だから気が付かなかったのは仕方ないけれど、ドジだなーと思います。 でも、一応フィルタの固定は出来ますので、まぁヨシとしましょう。 走行距離は確か約3万キロ前後だったかと思うんですが・・・結構汚れてますねぇ。 どの程度なのかは比較できるように並べて撮影してあります。 やっぱり使い方にもよりますが、2万キロ位したら交換した方が良いでしょうな。 我が家には喫煙者がいませんし、エアコンは基本的に内循環での使用でコレです。 なので、使用状況によってはもっと短い期間での交換が必要になる場合がありますねぇ。 もしかしたらディーラーサンのバッケージだと、そういうのを考慮してたのかも。 ちなみに、このフィルターには消臭剤スプレーが付属してきました。 説明書の通りに、エアコン内部へ噴射してクリーニングをするのです。 そしてその後に、新しいフィルターをセットするようになってますv
フィルター交換をした結果、明らかにエアコン風量が増えました。 それと、比べてみると全然ホコリっぽさが違いますねぇ。爽やかです。 もっとも以前の状態ではあんまり判んなかったので、劇的な変化は体感できませんけれど。 これは、フィルタ装着車をお持ちの方は是非とも要チェックですよん。
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