●2012年06月29日(金)
注文しておいたパーツ類が入って来たので、記念撮影しておきましたv まずは・・・左上のモノ。 「ねじロック」と書いてありますが、ロックンロール(byU田Y也)とは全然関係ありません。 これはいわゆる、ネジの緩み防止のボンドみたいなケミカルです。 普通の接着剤とはちょっと違ってて、嫌気性という特徴があります。 空気を遮断すると固まるんですねぇ。 なのでネジにチョロッとこれを付けて絞め込めばガッチリ固まって固定されるって寸法です。 これは機械の色んな部分に使います。 緩み止めが指定されている部位ってのは、ディスクローターの固定ボルトとか、足回り部分とか、エンジン内部なんかにも一部ありますねぇ。 ただ乱用は禁物です。 ネジが緩むのが怖いからって、あっちにもこっちにも塗布するのはイケマセン。 本来ネジってのは、ちゃんとした方法で締めれば簡単には緩まないんですから。 反対に、指定されている部分には必ずコレを使うようにしなけれはなりません。 ねじロック剤をこうやって別に買わなくても、ネジ自身に最初からネジロック剤が付いているのもありますねぇ。 ディスクローターボルトなんかだと、強力なロック剤が使ってあって分解する時に苦労します。 取り外すにはガストーチなんかで加熱する方法が使われます。 オイルを差してもロック剤のおかげで隙間がピッチリとシールされてますので、なかなか浸透して行きません。 加熱すればロック剤の樹脂は柔らかくなって緩むようになるのです。 力ずくでネジを緩めようとすれば、大体はナメてしまいますねぇ。 そうなると、解決するのにはより大変な作業となります。
次に、右上。 これは「アイドル・アジャスター」ですねぇ。 そう言えば最近のアイドルは48人以上いるそうでして、物量作戦が大流行ですな。 もちろん、そういうアイドルとは関係なくて、アイドリングの方ですv 4mini改造バイクに一般的に使われる、ケーヒンPCキャブ用のアイドリング調整ツマミですよん。 実は仕様によって暖気の時と、暖まってからとでアイドリングが変わってしまう場合があります。 そういう時に、一時的に調整ツマミを回してあげて暖機運転をやり易くするためのアイテムでございます。 勿論ですが常時アイドリング回転が変化しないバイクには使う必要はありません。 このような小物ってのは、支那製品とかがヤフオクなどで売られてますけれど、今回はちゃんとしたメーカー品にしました。 大きな違いは材質と表面仕上げですねぇ。 ちなみに偽物でも機能上は問題が無いケースがほとんどです。 切削加工ってのはNCマシンとかがやってくれるので、精度の点で問題となるコトは随分少なくなりました。 (無くなった、と言っていない所がミソです) しかし材質の問題は未だに大きいですねぇ。 この手の部品ってのは、ちゃんとしたモノだとアルミ合金を使っています。 大体はA2017等のジュラルミンですねぇ。 これをズルして、純アルミを使っちゃってる場合があるのです。 すると加工は容易になるんだけれど、やっぱり柔らか過ぎて弱いですねぇ。 そのうちひん曲がってきたりするのです。 表面仕上げは、正規品はアルマイトが掛けてあります。 しかし偽物の場合は、塗装です。 しかもアルマイトに見せかける為に、色の付いたクリア塗料を吹いてあるのです。 アルマイトの場合、表面硬度が上がり固くなりますので皮膜が丈夫なのですが、塗装の場合はすぐに剥げちゃいます。 しかもアルミってのは塗料の載り難い材質なので、下地にプライマーでも掛けないと塗膜の密着性も弱いですから。 新品をパッケージから取り出すまで、そこまでキレイなら後はどうでもイイって感覚なんでしょう。 ポッシュの製品ですが、色は写真の「ブルー」の他に、金色、銀色、赤色があります。 どれもお値段は、小売価格で\1,050-です〜〜〜〜〜〜@ くれぐれも、バイクの仕様に応じて使うモノなのですよん。
そして真打とも言うべきなのが、下半分の商品です。 NGKの「レーシング・プラグコード」と、同社「イリジウムプラグ」です。 いわゆる、ヤル気マンマンvな点火系チューンナップパーツですねぇ。 ちなみに・・NGKってのは大阪にあるお笑いの殿堂、難波グランド花月劇場の頭文字でもありますが。 このセットは、そもそも古くなって劣化したプラグコード&プラグキャップを交換しようってコトで、それならいっその事ヤッてしまおうかと考えた結果です。 全部リニューアルしようと思うと実はイグニッションコイルも含めてとなりますけど、そこをちょっと工夫して先っちょ部分だけにしたのです。 ちなみにレーシングケーブルは\1,890-、イリジウムプラグは\1,680-(各1本)です。 合計で\3,570-ですねぇ。 高いです〜〜〜〜〜〜〜〜@ もしも四気筒バイクに使おうってんならば、部品代だけで\14,280-もしてしまいます。 (ちなみに今回のプラグはCR7HIXですから、例えばD型とかだともっと高くなりますねぇ) そうやって考えてみると、「あぁ単気筒で良かったな〜」と思えますです。 何にしても4発ってのはお金がそれだけ余計に掛かるんですよん。
プラグコード関連ってのは、バイクが古くなってくると劣化するので交換したくなる部分です。 放っておくと段々調子が悪くなって、終いには突然死してしまいますからねぇ。 だからって、おいそれと全部新品にしてしまえ!とは中々行きません。 もちろんもっと安い商品もあるんですけどね。 NGKのモノでは、黄色いコード&海老茶色キャップの奴が\1,680-で、ノーマルプラグが\480-ほど。 すると1気筒辺り\2,160-、4発なら\8,640-となりますです。 ・・・でもやっぱり4発は金掛かりますねぇ。
実は、この他にもイロイロとあるのです。 最近はちょこちょこと手広くやってますので、部品も部材も仕入れが多い目ですねぇ。 でもその中で、ネタになるモノってのは意外と少ないですよん。
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