2012年04月のコラム
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●2012年04月30日(月)

かもめさんカブに、ちょっとトラブル発生です〜〜〜〜〜〜@

ヴェトナム製のもなか合わせマフラーを使ってきたのですが、なんか変なんです。
で、ちょっとエンドピースを取り外して点検して見ると・・・・
中から「身」が出て来てしまいましたv
エンジン掛けてたら、黒い舌みたいなのがベロベロベロベロ〜と舐め回すような動きで出現したのです。
最初はなんか気持ち悪いなーと思ったんですが、どうやら中身の消音用グラスウールですねぇ。

で、全部出てしまってからは排気音がポンポンブリブリと大きくなってしまいました。
ただの筒となって、サイレンサーの中で共鳴している様子です。
まぁこれでも別に構わないんだけれど、でもトルクが全然薄くなっちゃったので困りますねぇ。

という事で、これまた中古品なんだけれど頂いてきたノーマルカブのマフラーへ付け替えをしたのです。


ごく一般的な、メガホン型のノーマルマフラーなのですが、実は旧カブへの装着は我がかもめさんよりも一つ後のモデルからなのです。
なので全く違和感がありません。
そもそも、取り付けステーすら互換性があり所謂ポン付けなのです〜〜〜〜@
頂き物ゆえちょっと中が詰まり気味だったのですが、それは外からトンカチでドツキ廻してなんとかなりました。
よく見ると穴が開きそうになってるので、応急用として考えた方がよさげです。

とは言うものの、このタイプならば偽物補修用部品がいろいろ出ていますので、それを買えば良いですな。
本当に違和感がなく普通になっちゃったので、ちょっと寂しい気もしますけれど。


しかし、ここで次なる問題が発生。

実は現在のエンジンにして、武川eステージ80cc+ハイカムを組んでいるんだれけど、ちょっとキャブセツティングが薄かったのです。
あ、キャブは12vノーマルですよん。
カリカリとノッキングするほどでは無いけれど、ちょっとトルク抜けしてんです。

それが、マフラーを交換したおかげでより顕著になってしまいました。
従来はアクセル全開からちょっと戻せば吹けたのに、今では手応えがありませんですからねぇ。
これは何とかせねばなりません。


実はこんなコトもあろうかと・・・・と言うのは技術屋としての嗜みではありますが、実は既に用意はしてあるのです。
確か去年の暮れだったかに、ホンダ純正部品にてキャブレターのジェットを取り寄せしてあるのですねぇ。

カブのキャブレターは何種類かの変遷がありまして、かもめさんに使ってるのは排気ガス規制直前のタイプです。
ジェットのタイプは、イモネジ形状のですねぇ。
こういうののオーバーサイズジェットってのは、大抵はカスタムパーツメーカーの供給品を考えるのですが、でも実はホンダ純正部品でも大丈夫だったりします。
部品品番をよ〜く観察すると、その中に「番手」らしきモノがあるのですねぇ。
つまり、この番手部分の数字を替えて注文してみると、通る事があるのです。

カブ純正品のMJは#75でして、部品番号は[99101-ZH70750]となっています。
欲しいオーバーサイズMJは、#78か#80ですねぇ。
となると、部品番号[99101-ZH70780]および[99101-ZH70800]にて注文問合せをしてみます。

ありますねぇ。
どちらも一つ\315-ととってもリーズナブルです。
なので、両方取り寄せしちゃいました。
多分#80は使う事は無いと思いますけれど、念の為です。

こういう所で、僅かな金額をケチると失敗の元となりますよん。
もし仮に#78でもちょっと薄いと感じた場合に、手元に#80がなければ「ま、いっか」と妥協してそのままにしてしまいます。
燃調にシビアな2サイクルの場合には、これは命取りとなりますからねぇ。
しかしケチケチした性格の人だと、往々にして反省しませんからいつまで経っても何処まで行ってもマトモな仕事が出来ないのです。
さすがにン千円とかとなると考えますけれど、チューンナップの世界には\315-か\630-の違いなんて無いに等しいのです。


で、メインジェットの他にもエアクリの蓋とレッグシールド・プラグ部分の蓋がまだ供給されていたので注文しました。
あとフロントブレーキワイヤーもちょっと不安がありますので買いました。
キャブのフロート室の固定ビスも舐め気味なので、違うヤツを買ってきました。

そして全てのパーツが到着したのですが・・・・・・・そのまま。
まぁ薄いっぽいんだが微妙なトコでしたし、始動性も悪くないしでそのうちやろうと先延ばしにしてたのです。
これが原因で壊れるってコトはあんまり考えられませんからねぇ。
で、足として使ってたのです。


ホンダ純正ノーマルのマフラーに交換して、なぜより顕著に薄い症状が出たのかはちょっと不思議です。
「抜け」の良し悪しで言えば、消音性能優先してあるホンダ純正の方が不利なんですけどねぇ。
とにかく、良い機会ですのでこの際MJを交換する事にしました。


スーパーカブのジェット交換作業は、手順を守れば簡単です。
でも手順から外れると途端に面倒になったりするんです。

まずは、レッグシールドを外します。
これがあるからキャブを触ろうって気にならないんですよねぇ。
上2本、シリンダ部で2本、後はエンジンマウントボルト共締めナットで2本。
さらにかもめカブの場合はエアクリーナのフタ1本のネジを外すと、レッグシールドの取り外しが出来ます。

次に、キャブのフロート室内の燃料をドレンボルトを緩めて抜き取ります。
燃料コックは必ずOFFの位置ですよん。
そしたら、燃料コックを止めている2本の小さな+ビスを外し、燃料コック部分を外せばキャブはフリーとなるのです。
ここが普通のバイクとはちょっと違う部分ですねぇ。

その後、スロットルワイヤーが付いているキャブトップのキャップと、チョークワイヤーを外します。
そしてエアクリへの接続ダクトのクランプを緩め(普通のカブはビスがある)、インマニのボルトを片側だけ取って他は緩めます。
するとキャブレターを横90度に廻す事が出来ますので、フロート室を止めているビス2本を外せばキャブ内部が見られるのです。
フロートピンが脱落するコトがあるので、要注意ですね。

セッティングが終わるまではレッグシールドの取り付けはお預けです。
最終確認はレッグ付きでしなければなりませんけどね。


で、確認なんですが#78にしてスロットル全開状態でのトルクが向上しました。
そしてちゃんと回って伸びようとするんだけど・・・・また次なる問題。
どうやら吹け切る手前でグズるんです。
これは燃調と言うよりかは、窒息してるみたいですねぇ。

試しに、エアクリーナを外してみます。
すると随分と良くなりますねぇ。
しかし吸気脈動が出るので、吹け上がりのフィールが悪いです。
それと吸気音も派手になりますねぇ。
ちょっとこの行灯カブ等に付いてるタイプのエアクリの構造には疎いのですが、吸気経路が狭いようですな。

と、エレメントを触っていたらバラバラになってしまいました・・・・。
かなり劣化していたので、接着部分が外れてしまって、かつ紙製のフィルター部もカスカスで穴が開いてしまってます。
化石化してたんですねぇ。
これは吸気効率の良い物に置き換えるとかを検討しなければなりません。
部品の資料を見ると、旧型C50/70とではエアクリ部分は共通のようです。
という事は、あんまり吸気容量には問題がないのかも知れませんな。
そもそも新しくなってからでも、前期の50/70/90とではあんまり違いが無かったんです。
その後で、50は吸気ダクトが塞がれて半分になりましたけどね。

まだホンダ純正品は出るのかな?と思い、問合せしてみました。
キャブ仕様のMD50/90には良く似た物が使われているので大丈夫だろうとは思いますが。
部品品番は2種類有るんだけれど、後の方に統合されているようです。

ホンダ純正部品 エレメント、エアクリーナ[17211-041-015] \808-

おやおや、ちゃんと供給されてますねぇ。
ちなみに補修用部品メーカーのアルバオートからMD90用としてエレメントが出てますが、やはり\800-位のお値段です。

それともう一点気になっていた部品なんだけれど、旧カブのレッグシールド固定バンドについて。
これまた郵政カブにも同じ物が採用されていますので、まだまだ入手が可能なのですが・・・・
ワンポイントのアクセサリーとして、またレッグ後端は割れやすい部分なんだけどその対策としても良いのですねぇ。
ついでに問合せてみました。

ホンダ純正部品 バンド、フロントカバーセッティング[64370-041-000] \693-

メーカー在庫残り僅かとなっていますけど、まだ出るようですな。
エアクリエレメントもバンドも、郵政カブの部品と同じなのかどうなのかは判りません。
もし郵政カブは別品番になってるんならば、まだまだ大丈夫ってコトですよねぇ。


でも、いちいち部品一つずつ心配せにゃならないってのは大変な手間ですな。
古いマシンの維持ってのは面倒が付き物です。

●2012年04月28日(土)

本日は、バイクネタの中での道具ネタです〜〜〜〜〜@

色んな作業をしていると、道具が色々と欲しくなりますねぇ。
しかし必要なモノを揃えて行こうとすると結構な金額になってしまいます。

そう言えば、バイクのメンテナンス雑誌が刊行された当初すぐにネタ切れして、いつの間にやら道具雑誌としか言えない内容になってしまったコトもありました。
まぁメンテナンス情報ってのはノウハウですから、それが飯のタネでもあるショップに取材に行っても無理があるんでしょうかねぇ。
とか言いつつも、自分自身はチョロチョロとここでノウハウ流出させていたりするんですが。


この間、ホンダの4サイクル原付きをメンテする機会がありました。
以前と比べるとかなり限られた道具設備でやってるので苦労は多いのです。
今回はなんと、「リヤホイールが外せない!」事件です〜〜〜〜〜@

普通、原付きスクーターのリヤホイールナットってのは対辺22mmのサイズなんです。
ヤマハもホンダもスズキも大抵これでイケます。
ですからインパクトレンチのソケットも、22mmはちゃんと用意してあるのです。

しかし、今回の車種は何故か対辺24mmのナットなんですねぇ。
どうして変えるの?22mmにしときゃイイじゃないか、と文句を言いたくもなります。
手持ちのでっかいソケットには、そのサイズがありません。

仕方が無いのでメガネレンチとハンマーを使って作業をしましたが、こりごりです。


レンチとかソケット類ってのは、様々なサイズのを揃えなければなりません。
しかも色んな車種を触るんならば尚更です。
でも、何でもかんでも揃えようとすると大変なコトになりますねぇ。
特に「サイズが大きいモノほど高い」という法則がありますので、大きいサイズの工具を買うにも勇気が必要です。

今まで24mmソケットなんて、ほとんど使わなかったんですよねぇ。
だから持っていないまま来ちゃったんですけど。
あればあったで良いに決まってるんですが、無くても済んでたのです。
ひょっとしたら持っていたのかも知れません。どこかに無くした可能性もあります。
ただ、もしそうだとしても無くなってすぐに気が付かない時点で、持ってなかったのと一緒ですな。

しかし、この際なので1つ買いました〜〜〜〜〜〜〜〜@
ただ使用頻度が少ないには違いないので、安いヤツで我慢です。
メーカーはTONEと書いて、トーンではなく「トネ」と読みます。

ご覧の通り、本来はインパクト対応のソケットではありません。
そういうのはもっとゴツイんですよねぇ。
その分値段も高かったりするのです。
インパクトレンチへセットするのに、ボール&バネの一般的なのではなくてピン&Oリングになってるのもあります。
もっともピンのタイプは、連続して何個もナットを回すような使い方をする時の為なんですけどね。
クルマの場合ホイールナットは一台あたり乗用車で16〜20個以上、RV車や大型車なら24個以上ありますのでこういった場合には便利なのです。
しかし、私の場合は原付きのホイールで1つだけなので無用のブツなんです。

レンチへの差込みは1/2インチ(12.7mm)の大きいヤツです。
自動車用工具ならこの差込みが標準なんだけれど、バイク工具だと大きい目なんですねぇ。
バイク用は大抵、3/8インチ(9.5mm)が基本ですから。
このサイズならばインパクトレンチに直接セットができるんです。

ナットへかます部分は、12角となっています。
実はトルクを掛けて使うんならば6角の方がよりしっかり保持するので有利なのです。
でも、この12角しか無かったので仕方ありません。
舐めかかったナットを扱う場合には不利ですけれど、まぁその時はその時ってコトで。
現在ではスナップオンじゃくても面接触タイプが普通になっているのですねぇ。

なんか一昔前では薄口ソケットと言われてたような感じで、ちょっと華奢に見えます。
まぁ場合によってはナット周辺が狭かったりもするので、これは良いですねぇ。
強度の心配は、日本製なのでまぁ大丈夫でしょう。
安物でもやはり国産品は精度強度共に安心です。
さすがに海外製の品物だとそう言うワケには行かないので、これは可能な限りゴツくてシンプルなモノを選ぶのがコツですな。


実は、他の工具に付いても現在購入するかどうかを検討中なのがあるのです。
特殊工具の分野のモノに付いては、無ければ仕事になりませんけれど、そうそう使う機会が少ないんです。
つまり、費用対効果と言う観点で考えるとちょっと高いかなと思うんですよねぇ。

それと、あれも欲しい、これも欲しいと考え出すとキリが無いのです。
なので一応の目安としては、2回連続して使う機会が出た物で今後も見込みがある場合は購入、と決めてます。
もしくは修理代金を頂けて工具代がその中から出る場合ですねぇ。

もっとも工具がなければ無いなりに工夫でなんとかして来た時代もありました。
なるべくその若い時の勢いと情熱を失わないようにしなきゃと思います。
何でもかんでも金で解決しようって考えるのは、良い事ばかりではありませんからねぇ。


でも、でっかいソケットは少しずつサイズを揃えて行こうと思います。
※その後の作業で、早速この24mmソケットが役に立ちました。買って良かったv

●2012年04月27日(金)

先輩のお店に遊びに行き、何気なく外を眺めていると・・・・雉(きじ)がいましたv

その時思ったのです。

「これは、記事(きじ)にするしかない!」と。

ただそれだけ。




これだけでは手抜き過ぎますので、昨日の「新東名高速道路」の走行ビデオをYouTube番組化しました。
デジカメでの動画撮影なので2分というリミットがあり、編集に苦労しました。
本当はトンネルに入ってからも再撮影をしたのですが、残念ながらメモリーが満杯になってしまって終了。
ホワイトバランスが追従していないので、実際より相当黄色っぽくなっていますが、本当は日中屋外とほぼ同じ色調なのです。





浜松SAから下り車線を走行し、一個目のトンネルに入るまでのわずかなシーンですが、すごくイイ道路だってコトは充分伝わるかと思います。
そしていつも悩む選曲は、オッフェンバック作の「天国と地獄」。
運動会でよく使う有名な曲ですね。

ちなみに窓ガラスに映りこんでいるのは、通行券です。
ETC持ってないのがバレバレですねぇ。


ビデオ番組制作秘話です〜〜〜〜〜〜@

いつもいつも苦労が付き物なんですよねぇ。
と言うのも、撮影機材や編集ソフト関連はすべてありあわせのモノ、フリーウェアでやってんです。

今回も撮影はデジカメ。フジフイルムの古いヤツですねぇ。
これは正体不明なフォーマットで2分までの録画制限があるのです。
お遊びレベルでのビデオ番組制作なんだけれど、そのうち何とかしたいですねぇ。

ビデオ編集ソフトは、WinXP以降に勝手に付いてくる「ムービーメーカー」です。
これがまたクセモノでして、すごく気分屋で困ります。
今回も泣かされたのは、「保存が途中までで止まって出来ない」症状。
検索すると仮想メモリがなんとかと言う回答が沢山有るんですが、実はそれだけじゃないんです〜〜〜〜@
ビデオ動画のエンコーディングがおかしいとこの症状になるんですよねぇ。
ちなみに、編集中のプレビュー再生でも途中で勝手に止まる(一時停止)という状態になってたのです。
解決方法は、違うフォーマットで再エンコしたのをビデオ素材として差し替えるんですよん。
なので、動画エンコ・変換ツール関連は色んな種類のモノを持っている必要があります。
もっとも、素のビデオ素材が良ければ問題は出ないんでしょうけど。
ちなみに、ブロックノイズ除去なんかの機能を持ってる変換ツールも通して、画質を向上させてんです。

音楽編集ソフトは、古のサウンドエンジンです。
これは新しいバージョンだとMP3が何故か扱えなかったので、旧いのを使ってます。
どうしてもBGMには拘りたいので、重宝していますです。
ちゃんとシーンと音楽が合うようにがんばってんですよん。

選曲は本当に悩みます。
まずは番組の時間構成から、長さ的に合う曲を選ばなきゃなりません。
時間が合わなければ切ったりつなげたりの編集を駆使するとかも考えるのです。
もちろんですが、曲調・フィーリングがちゃんとあってないとダメなのは大前提です。
最初は、中島みゆきの「時代」を考えてたんですが、ほぼ出来てからイマイチと感じたので思い切ってボツとしました。
ボツにする時の「削除」をクリックするのは、すごく気持ちがハイになりますv

後は無事にwmvファイルにてビデオ保存しときます。
まぁこの形式にしとけば大抵のPCでそのまま再生可能ですから、取り扱いに融通が利きます。
そして、そいつをYouTubeにログインして、アップロードするのです。
この手続きはたまにはやんないと忘れちゃうので要注意。


今回の番組も、そこそこイイ感じに決まったかなと思います〜〜〜〜〜〜@
オチはありませんので、それを期待した方にはゴメンナサイ。

●2012年04月26日(木)

さてさて、突然なんですが4月14日に「新東名高速道路」が部分開通をいたしました。
かなり長い年月を掛けて、山の中をズズズーンと通して作っていたのですよねぇ。

んで、開通して落ち着いてから必ず見に行こう!と固く心に決めていたのです。
丁度お出かけする用事がありましたので、ちょっと足を延ばして早速行って参りましたv


まず、新城市街〜黄柳野経由〜奥山の方へ。
ここでちょっと迷子になったのですが、R257(細江〜鳳来町)に出て仕切り直しました。
北上して行くと案内看板が出ているので、無事に引佐ICへと辿り付きます。

ここで事前準備不足だったのですが、そもそもジャンクションだけ外から眺めて済まそうと思っとりました。
新東名への近いICは、浜松北ICしか無いと思っていましたので。
しかし実際には、引佐(いなさ)JCT手前にちゃんと「引佐IC」ってのがあって、ETC付いてないクルマでも乗ることが可能です。

それと黄柳野から陣座峠を越えて行くのならば、新東名(本当は引佐連絡路ですが)の高架手前を左折して県道68号線を進んで行くのが正解なのです。
しかし案内看板も出ておらず、なんとなくそっちの方みたいだなーとは思ったけれど確信が持てずに回り道して行ったのですねぇ。
そもそもその辺りは超山の中なので、もしも道に迷ってしまうとマジで帰って来られなくなる恐れがあるので怖いんです。
カーナビなどで現在位置を把握できればその限りではないんですけどね。

引佐ICに入りも左方向が「東名・名古屋」、右方向が「東京方面」だそうなのですが、ちょっとだけ考えました。
このまま左側へ進むのが当初の予定通りなのです。
しかし、引佐連絡路ではなくて正真正銘な「新東名高速」を走りたいと言う思いと、新しいSAとやらを見てみたいってのがあったので右の東京方面へ進みました。

あぁぁ新しい道路はイイですね〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
思っていたよりも空いています。
しかし、すぐにやたら左の方へカーブして行って、妙にぐるりんと回り込んでるんですねぇ。
・・・これが引佐JCTでした。
すごく贅沢な作りをしてますな。
街中の高速のJCTなんてのは、ビビる位に壁が近い立体交差をタイヤがギュンギュン言いながら曲がって行くモノなのです。
しかし新型は、曲率が緩やかなのでそこまで必至にならなくても大丈夫なんですよねぇ。
そして曲がり終えたら、正真正銘の「新東名高速道路」に入ります〜〜〜〜〜〜〜@
(多分ここ辺りが、写真右上1枚目)


しかし、さすがに設計想定速度140km/h規格のイイ道路ですな。
これだけイイ感じだと、300km/hマシンで疾走し、最短到達時間記録にチェレンジしたくなってしまいます。
スピード狂にはたまらない魅力がありますねぇ。
もちろん違法行為ですがv

とは言うものの、残念ながら私の持ってるマシンではどれも不可能なのです。
クルマもバイクも、頑張ってもせいぜい120km/hまでしかスピードが出ません。
馬力もありませんし、100km/hを超えると不安が出てくるのです・・・・。
まぁそれ以上出るモノがあったと仮定すると、今度は免許証とかの心配が出てくるのですけどね。
現実には、それほどスピード違反の心配をせずに済む安全マシーンなのです。

ただ、将来的にはスピード出し過ぎが起因の事故が多発するのではないかと思います。
運転操作のうちハンドル関連は確かに楽で、やるコトがほとんどありません。
しかし、道路を走っているクルマの種類や大きさはまちまちなので、当然ペースも様々です。
そんなにスピードを出さずに走っているクルマの後につくと、当然何らかのアクションを取る必要が出てきますねぇ。
そうじゃなくても車線変更してくるコトだってありますし。

その時には、後から迫っている側のクルマがどうにかしなくてはなりません。
幾ら邪魔だろうが何だろうが「どかす」なんてコトは物理的に出来ないからですねぇ。
(ここを勘違いしてクラクションやパッシングで済まそうってキチガイがいるのです・・・・)
アクションを取る際に、速過ぎるスピードが仇となってしまいます。


ちなみに、ご覧の通りトンネルの中もすこぶる明るくてとても見やすいのです。
LED光源なので演色性も良好、日中の屋外と遜色ありません。
だからなのか追い越しは禁止になって無いですし。
風の影響も受けないから運転はしやすいはずなんだけれど、でもやはりトラック等だと視覚的な閉塞感は払拭できないようで、かなりペースが落ちるクルマも見られます。

そして、トンネルを2発抜けるとカッコイイ橋がありますねぇ。
その手前には雪よけなのか、大きな屋根が作ってある所を通ります。
しかし残念ながら、高い所を通っているはずなんだれど周囲の景色を楽しむ事はほとんど出来ません。
山の中なので仕方ないんです〜〜〜〜〜@
で、橋を超えて暫く行くと待望の「浜松SA」です。
実はスマートICも併設されているので、ETCを装備しているクルマならばここから一般道へ出入りが可能です。
※ETCを装備していないと利用できません。
近くに浜松フルーツパークがありますので、そこへ遊びに行くのに都合が良いですねぇ。

実は、普通のICでもそうなんですが係員のオジサンがいないんです。
キャッシュで通行料を支払う場合でも、丁度街中のコインパーキングを利用するみたいに自動の機械があるのです。
なんか妙に寂しいな〜と感じたのは、こういう部分なんですねぇ。
まだ新しく作ったばかりの設備なので、SAやICの周囲ってのは何処と無く閑散としているんですな。
まぁ山の中なので仕方ないんですが。


でもSAの中に入るとその印象はガラッと180度変わります。
駐車場の止める場所をちょっと探さなければならなかったほど、人とクルマがいるんです。
ちゃんと「混雑」「Full」との案内表示がありますけどね。
(ちなみに「空」ってのも多分あるんだろうけれど、お目にかかれませんでした)

で、駐車場から風景をパチリ。(上から2段目の右側)
写真を小さくしたので見え難いんですが、はるか向こうの方に高速道路が通ってて橋梁がありますねぇ。
その橋が、一つ手前の写真(上から2段目左側)なのです。
かな〜り遠くに見えるんだけれど、実際の走行だとほぼ真っ直ぐに近い道路ですからすぐ着きます。

とにかく道路がイイので、距離感・速度感が合わなくなりますねぇ。
しかし空いているからこそ歯がゆい思いをするのでしょう。
もしここが渋滞していたら、はるか前方まで見通せるのでむしろ気分的にキツいかも知れませんな。


SAはちょっと大きめ・広いめです。
新築なのと、超☆山の中のド田舎なので土地に余裕があるんでしょうね。
中はレストラン関連に物産店、それとコンビニ(ministop)があります。
トイレも広くて明るくてお洒落ですよん。

そして陳健一の名前を冠した中華料理レストランと、浜松ギョウザのお店などがあります。
特にこの中華料理は是非食べてみたいな〜と思わせますねぇ。
しかし定食系が\1,200-位とちょっと高いのが難点。
麺類も\800-位からですからねぇ。

・・・そう言えば、以前「豊川四川飯店」ってのがあって食べに行った事があります。
ここは陳健一の親父の陳建民が開いたってコトなので、同じような感じなんでしょうか。
現在、豊川四川飯店はチャイニーズダイニングCHINCHINと言う名前になっていますが、やはり陳健一が顧問なんだそうな。
昔食べに行った印象では、小奇麗にまとまってて高級感はあるんだけれど、力強さとか自己主張ってのは感じられずにあくまで「そこそこの味」でしたねぇ。
微妙な言い回しなのですが、普通に美味しいってヤツです。
でも高速道路のSAで、ちゃんとした料理が出てくるんならばこれはメッケモノですよん。

その隣が、浜松ぎょうざの石松です。
厳密に言うとぎょうざは中華料理ではないのですが、でも似たようなモノですからねぇ。
隣同士の料理を組み合わせて食べると面白そうです。
ただ「お会計」の看板がマジック手書きの紙ってのが笑えました。(ちょっと写真が小さくて見えないですね)
アンタ、ココ新築なんだぞ!雰囲気ぶち壊しじゃないか!と怒られそうです。


でも食事の時間から大幅に外れていたのです。
なので、記念として建物の外側のソフトクリームを食べることにしました〜〜〜〜〜〜@
バニラのシンプルなヤツで、\350-でございます。

お味は、凄く濃厚でちょっとイイ感じですねぇ。
大抵のソフトクリームはスカスカで薄いのが多いんだけれど、ここはコッテリコテコテ重量感があります。
凄くカッコイイお兄さんが売ってますよん。


その後、上り方向の次のICである「浜松北IC」にて新東名を降りました。
さて、ここでちょっと思案。
時間的に戻らなければならないのは間違いないんだけれど、下道をずーっと行くにはちょっと遠いですねぇ。
70kmの道のりですし時間帯から考えると、2〜3時間ほど見とかなきゃいけないかも。
(ちなみに浜北周辺は土地勘があまりないので、大回りするルートしか判りません)

でも引佐IC〜浜松北ICの通行料金は\500-(軽自動車クラス)ですから、旧東名の豊川ICまで行ってもたいした金額じゃなさそうです。
それに、引佐連絡道路の途中には、すぐ傍らに親戚の家がありますから通ってみたいですねぇ。

と言う事で決断しました。
くるっと回って、浜松北ICへ戻り今度は下り方向へ進みます〜〜〜〜〜@


来る時にはイマイチ把握しかねていた引佐JCTの形とかも、二度目だとしっかり判ります。
途中でちょっと雨に降られましたが、それでも新しく滑らかな舗装なのでとてもスムーズです。
また引佐連絡道路にも2発トンネルがあるのです。
その2発目のトンネルを過ぎてすぐが、例の親戚の家の近くなんですねぇ(多分)。

でも高速道路は早いですねぇ。
すぐに三ケ日JCTに到達して、道路がぐぐっと狭くショボクなって分岐に入ります。
名古屋方面に行くので右側車線を走るんだけれど、後のクルマが妙に頑張ってるんで滑稽です。
どうやら「追い越し車線」だと錯覚してる様子ですな。
でも、旧東名高速への接続部分付近でのカーブで、思いっ切り減速してたのには笑ってしまいました。
(ちなみにこのカーブは2車線になってんです)

そして旧東名高速道路に入った途端、道路の雰囲気ががらっと変わりました。
なんか懐かしいと言うか、いつもの道です〜〜〜〜〜〜〜@
舗装は凸凹波打ってるし、クルマもそこそこ多くて妙に早い流れだし、トドメとしてトンネルの中が「オレンジ色」照明ですからねぇ。
思わず、「あぁー古っるーい」と呟いてしまいました。


そして、豊川ICで降りたのです〜〜〜〜〜〜〜〜@
ちなみに、新東名浜北IC〜旧東名豊川ICの間は、丁度\1,000-(軽自動車クラス)でした。
それと所要時間は、法廷速度遵守にて30分ちょいなのです。
距離にして約45kmですからねぇ。

と言うのも新東名高速は山の中をズドドーン!と真っ直ぐ通っているので、距離的効率がかなり良いのです。
しかも運転が楽でスムーズですからねぇ。
比べてしまうとやっぱり旧東名高速に入った途端、走りにくいなーと感じてしまいます。

確かに、すごく良い道でした。
時間短縮効果も、長距離移動の疲労低減効果も高いと思います。
まぁ心配なのはやはりスピードの出し過ぎによる、事故や取締りですねぇ。
オーピスはまだ付いていなかったようですが、それも時間の問題でしょう。
天候が悪かったせいか、バイクはあんまり見かけませんでした。
上り側はマジェスティ250がかなりのんびりと走ってて(抜いてきましたv)、下り側はドカティM900(?)がいましたねぇ。
旧東名高速でもバイクの運転は退屈なんですが、新東名はよりその退屈さが大きいと思います。
だって景色は楽しめないし、いくらでもスピード出せそうなユルユルほぼストレートな道路なんですから。
しかしずっと上り方向へ進んで行くと、富士山は凄くキレイに見えるんだそうですよ。


それともう一つ、注意事項です。
実はこのように高速道路が「周回道路」となると、必ずぐるぐる回る人が出てきますねぇ。
しかも入ったICの近くから出れば、料金も安く済むのではないかと考えます。
私も当初、旧東名豊川IC〜三ケ日JCT(引佐連絡道)〜引佐JCT〜清水JCT(清水連絡道)〜旧東名下り〜旧東名三ケ日ICってルートを検討してました。
しかし最近はガソリンが高騰しているので、いくら新東名を走りたいからってちょっと勿体無いと思っていたのです。
通行料を少なく抑えても、走行距離が長くて燃料を使えば元も子もありませんからねぇ。

しかし、こういう利用方法は不正通行なのかどうなのか。
実はちゃんと決まりがあるんですねぇ。

周回走行(入口ICから出口ICまでの走行経路で重複が生じる走行)や迂回走行(走行距離が入口ICから出口ICまでの最短経路の距離の2倍を超える走行)をした場合はどうすればいいの?

つまり、周回するのは不正でも何でもありません。
ただし実際の走行したルートに応じた料金は支払わなければならないのです。
上のプランの例だと、豊川IC〜(三ケ日・引佐JCT経由)〜清水JCTまでの通行料金と、そこから旧東名高速を通って三ケ日ICまで帰ってくる分の料金の合算です。
これは計算すると5千円位になるんじゃなかったですかねぇ。
ちなみに、2周3周とグルグルグルグル回ってもokです。
実際の走行分の料金を支払えば、ですけど。

ただし、これは自己申請なのです。
なのでもしも、豊川IC〜三ケ日ICの間だけの料金支払いで済ませてしまうと、その時点で初めて「不正」となるんです。


果たして実際の走行ルートは判ってしまうモノなのか否か。
これは・・・検証しようと思えば充分可能であると思われます。
がしかし、敢えて言わせて頂くならば、これは完全に料金計算・請求システムの欠陥だと思いますよん。

そもそも利用者の自己申告に頼り切ってる時点で破綻してます。
料金の計算方法だって基本的には距離で算出するんだけれど、今回みたいなループが出来る道路を作った時点で矛盾を抱えるんです。
目的地までのルートが複数存在するだけではなく、IC間での利用料金もいくつものパターンが存在してしまいますからね。
そして、その複数パターンへの対応が出来ないってのが問題なのです。
もし間違ってたらそれは全て「客の不正利用だ」で済まそうって魂胆がイヤらしいですな。

例えば、グルグルグルグルと一晩中、三ケ日・引佐〜清水JCTを周回してたとしますよねぇ。
このループコースは一周が約200kmちょっとと、とてもイイ感じなのです。
そんでもって、あんまり回り過ぎて何周回ったのか忘れちゃったら、どうすんでしょう?
忘却は不正でも罪でもないし、そもそも数えよとの規定はありませんし。

もっと端的に言うと、利用者としては自分が何処をどう走ってきたのかを覚えておく義務はないんです。
伝家の宝刀を抜くんですねぇ。「よく判りません」と。
もっとも新しい道路なので、本当にどこをどう走ったのかが判んなくなるかも知れません。
ふと気が付いたらココにいた。そういう事って結構ありますからねぇ。

完全に料金計算・請求のシステムの欠陥がある証拠です。
だからって不正利用はイケマセンので、ちゃんと不正にならないように注意しなきゃなりませんよv


ちなみに、「高速道路 周回」などのワードで検索すると実に色々なサイトやブログが出て来ます。
昔から言われてたテーマなので、やっぱりねって感じです。

でもいただけないのは、不正行為を自慢げに書いちゃってる「自爆ブログ記事」が簡単にいくつも出てくるコトですね。
一例を挙げると、「全工程で300km、でも料金はたったの600円でした」なんてのとか。
・・・・ちったあボカすとか伏せるとかの知恵は無いのか、と言いたくなりますねぇ。


それと、落石現場はないのかと期待して行ったんだけれど、実は掛川の方なのでずっと先でした。
まぁ変にニュース記事のネタになって有名になっても困りますけどね。

もしも新東名高速を通ってみよう!と計画中の方は、是非とも事前にICとかSAの具合を調べておく事をお勧めします。
★新東名のご案内/位置図・区間★

そこにあるpdfファイルなんかも距離が書いてあって、とても参考になりますねぇ。
ちなみに三ケ日jct〜清水jctの距離は、計算すると新東名:95.0km,旧東名:109.4kmだと思います。

●2012年04月22日(日)

ガチャガチャにはとても懐かしい想い出があります。
幼い時にこれに魅入られて、一月分のお小遣いをスッたこともありましたねぇ。
昔のガチャガチャはパクリ商品(偽物)が主流でした。

一発\20-ってのが良くおいてあるタイプでして、高級版だと\100-でした。
それと当たり外れの落差が大きくて、ギャンブル性が高かったと記憶しています。
ハズレ品は「くれても要らない」みたいな嫌がらせみたいなモノもありました。
全く持って出所や意味が不明なキャラクターのグッズとか。

現在では、一発\200-のが相場みたいです。
おいそれと気まぐれではまるには、ちょっと高いですねぇ。
その代わり、ギャンブル性ってのは低くなり、シリーズ展開してる商品の中のどれかが必ず出てくるようになってんです。
ただし全種類の収集コンプリートを目指そうとすると、なかなか欲しいモノが出てくるとは限らないので当たり外れ的要素が生じます。


昔も今も変わらないのは、中身の商品のアイディアですねぇ。
とんでもなく面白そうなモノがあったりするので、たま〜に見てしまうんです。

で、この間出会ってしまったのがコレ。
「まんまるいぬ」というシリーズで、タカラトミーアーツの商品です。
何種類もあるんだけれど、その中のどうやら「シーズー犬」みたいですねぇ。


まんまる犬と言う位に丸まっています。
なんかダンゴムシみたいですねぇ。
我が家にわんこが居た時はこんなポーズはとりませんでした。
ダラ〜ッと大の字になってたりはしましたけどね。

と、気になる一点が。
下腹部にピンク色の器官が目立ちます。
調べて見ると他の種類のわんこにも同様のモノがありますねぇ。
これは・・・・一体・・・・???

第一印象では、私は「肛門」ではなかろうかと。
アヌスの鏡、ですねぇ。
杉浦幸さん主演のドラマは「ヤ」ヌスの鏡でしたよん。

しかし、家の人の見立ては異なります。
ある人は「ち●こ」だと言うし、またある人は「おま●こ」ではないかと言うのです。
う〜ん、そう見えなくもないですけどねぇ。
どうして菊穴ではないのかと聞くと、しっぽの付け根よりもかなり前方にあるからなのだとか。
でもまあるく盛り上がってる肉に中央が×バッテンになってる造形からして、やはり「穴」なのには間違いありません。
となると位置的に符合する穴ならばおま●こ説の信憑性が高いですねぇ。
でも、色がちょっと違うような。
あんな鮮やかなピンク色ではなくて、確かもっと黒ずんでると思うんです。
まぁあんまりじっくり観察した事はありませんので確かじゃないですけどね。

しかし子供をも対象にした玩具なんだから、性器まで再現するとはちょっと考えられませんな。
キューピー人形だってありませんからねぇ。
なので、やはり菊穴だろうと思われます。
まぁ子供ってのはち●ことかま●ことかの言葉が大好きなので、意図的に紛らわしくしてあるのかも知れませんけど。


ちなみに健全派の方の見解では、それは「おヘソ」なんだそうです。
でもわんこのおヘソって感じでしたったっけ?
毛がクルクルっと渦巻いてるだけ一見しても判んない状態だと思ってましたが。
あんまりわんこのおヘソってのは目立ちませんからねぇ。
もっともデフォルメ・擬人化されているかも知れないと考えられなくもないけれど、ちょっと深読みし過ぎでしょう。


ネットで「まんまるいぬ」と検索してみますと、沢山のブログがヒットします。
わんこ好きの人が、自分の飼ってる種類のまんまるいぬをゲットしようと頑張ってるパターンが実に多いですねぇ。
そこで知ったのですが、どうやらフルコンプリートをガチャガチャで目指さなくても、ちゃんとセットになったのも売られているとのコト。
さらに単品での指名買いも出来るんだそうな。
わんこ好きの心理を巧みに突いたキャラクター商品なんですねぇ。

私の場合は単なる偶然で見つけ、衝動的に一回回しただけです。
しかし\200-でここまで家族みんなが楽しめるとは思いませんでしたねぇ。


ついでに、あのピンクの器官に付いても探してみました。
やはり圧倒的多数は、「おしりの穴」ですねぇ。
どうしてもわんこを飼っててお散歩とか連れて行くと後から見るカタチになります。
すると、わんこの種類にも寄りけりですが、菊穴がすごく目立つんですねぇ。
特にうんこをしようとする直前だと、かな〜り盛り上がってはちきれんばかりになってますので。
その感じから、やっぱりアレは菊穴に間違いないと思います。

さすがにおま●こって書いてあるのは見当たりませんでしたねぇ。

●2012年04月21日(土)

バッテリー充電器のネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

バッテリーが上がってしまったり、新品のバッテリーを初充電するのに活躍するのが充電器。
その仕組みはと言いますと、バッテリーの状態に応じて制御した「定電流電源」なのです。

バッテリーへ充電をするのには、バッテリー電圧よりもちょっと高い電圧の電気を外部から供給してあげればokです。
例えばバッテリー端子電圧が11.5vとすると、外部から12vを加えると0.5vだけ電圧が高いので、外部→バッテリーへと電流が流れます。
これが充電電流でございます。
外部との電圧の差が大きければ充電電流も大きく、反対に電圧の差が小さいと充電電流も少なくなるのです。

つまり、外部から加える電圧を上下して、予め設定された丁度良い充電電流を流すように充電器ではコントロールしてんです。
そして充電が終わる頃にはバッテリー端子電圧も上昇して来ますので、それも検知してより高度な制御をする充電器もあります。
「過充電防止回路」が内臓されてるタイプなんががそれですね。


また、充電器のカタログなんかを見ていると、「トリクル充電機能」なんてのに出くわします。
このトリクル充電と言うのは、細流充電とか維持充電と呼ばれているモノでして、バッテリーの放電を防止する機能です。

例えば、たまにしかバイクに乗らない状態が続くと予想される場合には、バッテリーの自然放電の対策をせねばなりません。
そのままにしておけば完全放電してしまい、バツテリーがダメになっちゃいますからね。
そういう場合に最も良い方法は、バッテリーを車体から取り外しておいて、定期的に充電をしてあげるコトです。
ある程度放電しかかった所で充電してあげればバッチリです。
しかし、手間が掛かるのが難点ですねぇ。

そこで「トリクル充電機能付き」の充電器の登場です。

この充電器を接続してスイッチをONしておけば、あとは放置しておいて構いません。
バッテリーは満充電の状態から徐々に自然放電して行きますが、そこに少しずつ充電電流を流して補いますので、満充電状態を保持するのです。


その他の機能としては、「アンチサルフェーション機能」とか「バッテリー回復機能」なんて呼ばれているモノがあります。
サルフェーションというのはバッテリーを使わずに放置しておくと見られる現象でして、バッテリー液である希硫酸に鉛が溶け込んだ「硫酸鉛」が飽和して結晶化するのです。
通常の使用では、放電した後にすぐまた充電をすればこの硫酸鉛はイオン化されバッテリー液に溶け込み結晶はなくなります。
しかし放電したままにするとこの結晶が、電極にガッチリと付着して固まっちゃうんですな。
そして電極が覆われた状態となり、バッテリーの化学反応の邪魔をするんです。
そうするとバッテリー性能が大幅に低下してしまってダメになっちゃうんですねぇ。
いくら充電をしようと頑張っても中で化学反応が起こらないので、充電電流が流れ込んでいきません。
つまり、終わってしまったバッテリーになっちゃうんです。

パルス充電器ってのは、パルス状の充電電流を与えることによりこの結晶を電極から剥がすような働きをするのです。
するとバッテリーの性能が回復して、また使えるようになるのですねぇ。

また放電が進んでしまったバッテリーは充電電流が流れにくくなってるんですが、そこに高い目の充電電圧に設定して、ちょっと無理矢理電気を詰め込む「深充電」作用をするのもあります。
通常、解放状態でのバッテリー端子間電圧が10.5v以上無ければ充電器に繋いでも充電はされません。
それよりも電圧低下してしまったら充電不可能ってコトで、バツテリーがダメになったと判断されます。
しかし深充電対応の充電器だと、最初無理矢理高い電圧でブッ込んで充電しますので、寝た子を起こすようにして回復させるんです。

電気でガンガン叩く、無理矢理押し込んでみる、と色々やってあげて性能低下したバッテリーを活性化させるんですな。
バッテリーのリサイクル業者さんなんかは、内部を洗浄して特殊な充電器でガンガン回復充電させてリサイクルして中古バッテリーとして販売していたりもします。
色んな方法・テクニックを駆使してあげると、かなり性能が回復するんですねぇ。


オマケなんだけど、安物のバッテリーの場合電極の構造が単純で鉛の使用量も少なく、一旦ダメになったら中々回復しません。
鉛の純度なんかも低かったりしますからねぇ。
電極の設計はバッテリーメーカーのノウハウの蓄積により、色んな工夫がしてあるのです。
日本製のしっかりしたバッテリーは性能低下がしにくく、また万一弱くなっても回復するコトが多いのです。
同じ形式のバッテリーでも、激安海外製品のはなんか持ってみると妙に軽かったりしますねぇ。


さらにバッテリーの充電中ってのは危険が伴います。
まずは、充電中に発生する水素ガスですな。(ちなみに水の電気分解なので酸素も生じます)
引火・爆発の可能性がありますので、火気を遠ざけておくと共に換気を良くしてあげなくてはなりません。
ちなみに急速充電などをすると、より水素ガスの発生量が増えますのでリスクも高くなるのです。

MFバッテリーに対応してるかどうかってのは、この部分なんです。
補水不要のために密閉してありますので、強く充電すると内部圧力が高くなりやすいんですな。
下手をすると破裂してしまいます・・・・。
なので基本的にじんわりじんわりと時間を掛けて充電してあげなきゃなりません。


水素ガスの爆発の破壊力と言えば、去年の地震で深刻なトラブルに陥り爆発してしまった福島第一原子力発電所の事故があります。
もっとも本当に水素ガスで爆発したのかどうかってのは不明瞭でもありますけれどね。
原子炉は元々扱ってるエネルギー量が桁違いなので、事故の時の被害もそれに比例して甚大になります。
バッテリー程度では家が一軒吹き飛ぶ所まではなかなか行きませんけれど、それでもバツテリー容器が破裂し中の希硫酸が飛び散り周囲に影響を与えるコトは充分考えられます。

また、充電中にバッテリー液が噴出するコトもあるのです。
実は新品バッテリーに液を注入する際に、一気に入れると電極との反応により同様に噴出する事故が起こります。
なので万一そういうコトが起きても大丈夫なように、樹脂製のバットの上なんかで作業するのがお薦めですねぇ。
くれぐれも塗装の施された製品の近くとかでやらないようにしたいモノです。

大きなエネルギーを溜め込むんですから、ある程度の危険は付き物です。
なのでちゃんと取り扱い説明書などを熟読して、慎重に扱うべきなのですな。
気軽に適当にやってると、そのうちに報いを受けてしまいますよん。


充電器を買う場合には、まず使用目的と状況に合わせなければなりません。
ちょくちょく相談を受けるんだけど、ここが全くあやふやだと正直選び様が無いのです。
「高ければ良い」「大きければ良い」と単純に考えちゃってる人もまた多いんですが・・・ちょっと違いますねぇ。

先ほど触れたトリクル充電機能が必要な場合は、それが付いてないと話になりません。
またバイク用のバッテリーとクルマ用では、バッテリー容量が全然違います。
それと密閉型(MFバッテリー)と開放型とは充電特性が違うので、充電器の対応状況も確認しておかなければなりませんねぇ。

ちなみに、安物の充電器でも一応充電はします。
単純に電気を流せばバッテリーは充電されますからねぇ。
でも弱ったバッテリーには対応できなかったり、乱暴な充電方法をしてたり、完全充電までいかずに止まっちゃったりと色々あります。
高級高機能な充電器はこの辺りが違うんです。
つまり、安物の充電器でダメなバッテリーも、高級な充電器だとしっかり充電できたりするコトがあるんですな。
安物の充電器を使いこなす工夫としては、早め早めの対処に尽きます。
バッテリー上がりに見舞われた場合には放置せず、すぐに充電するのです。
弱くなってきた時点で充電しておくのも良いですねぇ。
そして充電が出来たならばすぐに自動車に積んで走行して、仕上げの充電をしてあげるのが良いです。

充電器には定格がありまして、充電可能なバッテリー容量の最大と最小のが決められてます。
その定格から外れるとダメですよんv

・・・・と言いつつもこの間クルマのバッテリーが上がった時には、定格外だけどバイク用の充電器で充電しちゃいましたが。
使い方としては間違っているので、良い子はマネしてはいけません。

ちなみに、バイク用と自動車用の充電器は兼用できれば良いのですが、なかなかそういうワケには行かないようです。
中にはどちらも対応が可能な製品もありますが、定格がちょっと微妙なのです。
原付きバイククラスの4L-BSなど小さいバッテリーが充電可能な製品だと、クルマのバッテリー容量の最大が36〜48Ahまで。
クルマのバッテリー容量がそれより大きい〜72Ahまでのクラスになると、小さいバッテリーは7Ah〜となってたりするのです。
もっと大きい100Ahクラスまで充電できるタイプだと、ほとんどクルマ専用のしか見当たりませんねぇ。
「大は小を兼ねない」んですな。

中型以上のバイクとクルマでなら、両対応の充電器がありますのでそれ一台でokでしょう。
でも、原付きクラスほどの小さいバイクに対応させるんならば、やはり個別に充電器を用意するしかないみたいです。


ちなみに軽トラックのバッテリーは28Ahなので掟破りのバイク用充電器の1.2A充電だと、単純計算で24時間掛かるコトになりますねぇ。
普通の自動車用充電器の場合、大体3〜4A程度の充電電流で使うようになってます。
すると28Ahのバッテリーは7〜9.5時間で満充電となる計算ですな。
二輪四輪両対応の充電器は、充電電流モードを切り替えられるようになってんです。


写真の充電器は長く使ってて、ちょっとホコリが堆積してたのでお掃除をしたのです。
GSユアサになる前の、「ユアサバッテリー」のモノで、MB-2012と言うモデルです。

仕様として、出力15/20v 最大1.2Aまでとなってます。
MFバッテリー対応、オートストップ(過充電防止回路)内臓、深充電対応です。
対応バッテリーは12v 2Ah〜18Ah。

具体的に言うとYTR4A-BS、YT4ZL-BSみたいなスクーター用バッテリーから、YTX20-BSまでの充電に対応しているのです。
ちなみに開放型バッテリーでも同様に使えるんです〜〜〜〜〜〜〜〜@

販売価格は確か\18,480-(安売りだと\12,000-?)位だったと思います。
業務用として使えるクラスなので、ちょっとお高いですねぇ。
すでにモデルチェンジにより生産終了しているとのコトです。


オートバイ用として、同等のモノだとデイトナから出ているのがお薦めですな。
品番:65928で、定価\23,100-です。
ちなみにオートクラフトのP2020EV3ってのも同じ製品です。(定価\24,675-)
こちらはトリクル充電回路も付いてるので、繋ぎっ放しにしておけるのが強みです。

でも個人ユースならば、もっと安いクラスので充分だと思いますねぇ。

●2012年04月20日(金)

お昼ごはんなんかで定番の「チャーハン」です〜〜〜〜〜〜@

炒飯ってのは中華料理の代表格とか言われていますねぇ。
某グルメ漫画なんかでもこの料理は登場しました。
気弱な店主にグルメ親父が「チャーハンを作ってみろ!」と迫り、そしたらグウタラ新聞記者が「しまった!!」とか焦るんです。
どうやら、気が弱い性格から調理が上手くいかずに、仕上がりがベチャベチャになるとか。

爆笑しましたねぇ。
曲がりなりにも中華料理の料理人が、そんな体たらくでは困ります。てか使いモノになりません。
しかも火力の強い業務用コンロですし、どう見ても一人前しか作ってないのにです。

ちなみに外で食う炒飯でもたま〜に失敗作のに出くわす事がありますが、大抵は一度に沢山作ったりの要因があります。
やはの火の通り具合を考えると、炒飯は少人数分で作るのが良いみたいですねぇ。

某グルメマンガでは心機一転頑張ってトレーニングをし、無事にリベンジを果たすという陳腐なストーリーが繰り広げられるのです。
まぁなんの感動も驚きも無いんですねぇ。

他の料理マンガでも、中華料理を題材にしたモノだと必ず炒飯は最初の方に出てくるんです。
やっぱり物語の導入部分で、料理人の腕前を試すみたいな使われ方をよくしてますな。


炒飯の仕上がりはパラリと米粒がほぐれるのが理想です。
家庭で作る場合でも、やり方さえ間違わなければ大丈夫ですよん。

実は、色んな流儀があるのです。

テレビか何かで紹介されてたのは、米飯にあらかじめ玉子を混ぜといてそいつを炒める方法。
ちょっと想像しにくいんだけれど、玉子掛けご飯状態にしておくんでしょうな。
確かにそうすれば事前にご飯がしっかりほぐれますからねぇ。

私の流儀では、まず卵を炒めて細かい炒り卵にします。
そして具材を入れて火を通しますが、具材によっては火が通りにくいのでそういう場合は最初の玉子を皿にとって除けときます。
玉子+具材に大体火が通ったら、ご飯の投入なのですが・・・・実はその下準備にポイントがあるのです。
いきなりご飯を投入するのではなくて、しっかりほぐしておくんですねぇ。
もしガチガチに固まってたら、例えば電子レンジでちょっと加熱するとか、お猪口一杯程度のお水を振るとか工夫します。
とにかく米飯がほぐれていないのが、「ベチャベチャ炒飯」になる最大の原因なのですよん。

ご飯の投入をしたら、後は「ご飯を切るように」炒めるんです。
これも、ようするにご飯を焼くのではなくてほぐすんですねぇ。
そのうちに米粒がパラパラになって来るので、そうしたら味付けです。


「チャーハンの素」みたいなのが売られていますが、そんなご大層なモノを使わずともそこそこ本格派の炒飯になります。
具材は、焼き豚があればベストですねぇ。
細かく刻んで混ぜ込んで使うんだけれど、出来れば2〜3切れ大きいままで上に載せたいところです。
お手軽に用意できるモノだと、カニカマでしょう。
これはちょっと大きい目にしないとカニっぽく見えませんので、姿形を残すのがコツです。
写真のチャーハンの具材はカニカマのみですよん。

その他には冷凍のミックスベジタブルとかシーフートミックスとかを使う場合もあります。
これらは塩や醤油などで下味をつけつつ、事前に小鉢に入れ電子レンジで下茹でして置きましょう。
間違っても凍ってるまんまフライパンに直行なんて乱暴なコトはしないように。
ネギが有れば是非とも刻んで入れたいですねぇ。
もちろんですが葉っぱのネギですよん。


味付けは、中華スープの素を使う流儀が今では主流です。
ウェイパーはお子様のいる家庭では必需品だとさえ言われてますな。
でも残念ながら我が家にはありません。

実は、チャーハンの味付けってのは、塩・コショーと醤油のみで充分だったりします。
さらに微妙にゴマかゴマ油、ラー油などで香りが付いてればもはや本格中華料理になりますよん。
このちょっとした香りってのがポイントなのです。
チャーハンなのかピラフかの分かれ目になりますからねぇ。
「ネギ」「ニンニク」「ショウガ」「ゴマ」「山椒」あたりだと中華になるのです。

ちなみにコショーは火を止めてから入れないと、香りが飛んでしまいます。
香り材料ってのは種類によって、ちょっと火を通した方が香りが立つのもあるので要注意です。
また醤油は「鍋肌」で焦がして混ぜるのがコツなんです。
あんまり入れ過ぎると色が濃くなるので、少な目の加減を心がけます。


餃子の王将では必ずチャーハンを食べるんですが、アソコの作り方はあんまり参考になりませんねぇ。
そもそもご飯はスープで炊き込んでるモノを使ってますから。
多分あれは味付けの均一化と、時間短縮なんでしょうな。
具材を炒めてから、スープ炊き込みご飯投入して、サササッと混ぜりゃ出来上がりですもん。
液体の調味料を使ってなければ失敗もしにくいですから非常に合理的です。
もっともチャーハンがそれだけ多く出る前提だからこその作り方なのです。


盛り付けの定番は、グリーンピース数粒と紅ショウガですねぇ。
もっともそんなお洒落なモノがないので、シンプルに行きます。

こん盛りとお皿に高く盛り付けるのが、本格炒飯のコツですよん。
場合によっては普通の茶碗に入れてからお皿に伏せ、形を作るのも良いでしょうな。
ちなみにプロの中華料理職人は、調理から盛り付けまで一貫してオタマでやってますねぇ。
さすがにアレは修練の賜物なので、真似するワケには行きません。

てなワケで出来上がりです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
簡単スピーディーに食べられるってのが美点ですねぇ。


ちなみに前述の某グルメマンガの炒飯ですが、私の見解では失敗した理由は店主が「気弱」だったからではなくて「ズボラで適当」な性格だったからじゃなかったかと思っとります。
多分事前にご飯をちゃんとほぐしてなかったんでしょうねぇ。
ちょっとした手間を惜しんだのか、はたまた無計画で行き当たりばったりでやってたのか。
それを罵倒され咎められ、心を入れ替えて成功したってストーリー運びの方がリアルじゃないかと思いますねぇ。
「ちゃんと事前に準備しておきなさい」と言われちゃうんです。


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