2012年03月のコラム
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●2012年03月31日(土)

バイクネタです〜〜〜〜〜〜@

やはりぶいぶいはバイクネタじゃなきゃ。
てなワケでして、写真はひょんなコトから入手した「チャンバー」でございます。
ちなみに写真上半分のがそれです。
下半分のは他所の販売サイトから借りてきた、他メーカの製品です。(適合車種は一緒)

私のようなオジサン世代にはちょっと馴染みが無い、Uターン形状をした所謂ユーロチャンバーですね。
昔はド真っ直ぐピーン!と伸びた形状のとか、ターンしててもリヤタイヤを囲うようにした取り回しのとかが主流でした。
たしかカメファク(カメレオンファクトリー)とかはチャンバーの膨張室をS字形状にしてたりもありましたねぇ。


どれもこれも独特な形状・取り回しをしているのですが、これは格好付けてるのではなくちゃんとした理由があるのです。
4サイクル・2サイクルを問わず排気系のマフラー/エキパイってのは、トルクを出す為にはある程度の長さが必要です。

しかし、スクーターの車体だとエンジンが後ろにあるので、エキパイ長を確保することが困難です。
なのでちょっと無理矢理にこんな取り回しにして、解決してんですねぇ。
だがしかし。
実はパイプってのは、曲がってる部分でも流れの抵抗になるのです。
つまり理想としては真っ直ぐな排気系が良いんだけれど、車体とかに納める為に仕方なくひん曲げるんですねぇ。
その曲がった部分の損失を取り返す為には、パイプ径等から根本的に設計を見直さなければなりません。
しかも、2サイクルの方がより曲げの影響を受けてしまうという罠。

計算でバッチリ補償して設計が出来るモノかどうか。
これは不確定要素が沢山有りますので、「出来ますよ」とは言えないでしょうな。
ある程度正解に近い設計は可能だろうけれど、細かい詰めはやはりメイク&トライでやんなきゃいけません。
チャンバー製作の職人さんとかだと、今までの経験と勘に基づいてのノウハウを蓄積してますのでやはりモノ作りの点で強いですねぇ。
もっともズルいメーカーだと、評判の良い製品を模倣して作っちゃったりするコトもあるようですが。

しかし2サイクルのチャンバーってのは、各部寸法と形状が命ですので製作はなかなか大変なようです。
各メーカーにはいくつかの設計の雛形があって、それを少しずつアレンジして試作品を作って実験走行しデータを取る、の繰り返しだそうです。
パワーがかなり出るんで「これはイケる!」と思ってもやたら焼き付くとかで使い物にならなかったり。
燃焼効率だけではなく、燃焼安定性も必要ですし、また車体との兼ね合いとか音量とか色んな要素がありますからねぇ。
そして出来上がって製品ってのは、そんなに沢山の数量が売れる訳でもないので、どうしてもお値段が高くなっちゃうのは仕方ありません。

もっとも現在では2サイクルのエンジン自体が終了しつつありますので、そういう点でも色々大変ですねぇ。


で、入手したチャンバーは実は全体が真っ黒に塗られていました。
何でこんなコトをするんだろうと悲しくなります。すごく貧相に見えますからねぇ。
まぁ排気音の問題ゆえの後ろめたさがあり、少しでも目立たないようにしたかったのかも知れません。

実は・・・たかが50ccクラスなので、いくらエゲつないマフラー付けたってもそうそう規制値を超える事は滅多に無いんです。
音量・音圧レベルで計測しますので、排気ガスにパワーが無いと高い数値は出ません。
しかも2サイクルってのは、排圧も弱いのです・・・・。
これがビッグバイククラスとか、ビッグシングルとかだと簡単に規制値をオーバーしますから要注意です。

しかし取り締まる側の悪意により、測定もせず捜査員の主観で切符を切っていたという話が過去幾らでもありました。
完全な違法検挙なんだけど、K殺屋さんにも成績ノルマとかありますからそんな悪いコトする人が出てくるんでしょうな。
取り締まる側も、取り締まられる側もやっぱり人間なんで間違いも起こすんですね。
2サイクルの排気音は、大きくなくても「やかましい」「ウルサイ」「耳障り」な音質を含んでいますので、こういう主観には弱いんです。
パンパンパチパチと破裂音がしますからねぇ。
もっとも取締りの意義を考えれば、不快な騒音で迷惑するんだから、人間の感覚に基づいても良いような気もします。


で、メーカー不詳の怪しいチャンバーってなコトで入手したのです。
果たしてその正体は?と言う事で、かなり色々と調べました。
あんまりチャンバーは扱った事が有りませんからねぇ。


チャンバーの特性は、膨張室の大きさと形状でほぼ決まります。
つまり胃袋の部分が大きければ「低速型」で、細くスマートだと「高速型」の傾向なんですな。
最初の見た感じの状態が悪かったので、私はどうせ安物の製品だろうと思っとりました。

しかし、写真で「安モノ」製品を検索すると、ちょっと作りも雰囲気も違うんですねぇ。
※写真下半分がその「安モノ」チャンバーで、新品定価が5千円前後なんです。よくヤフオクに出てますよん。


比べてみます。
まず、胃袋の形状と大きさが全然違いますね。
下のヤツはぷっくらと膨らんでいますが、上のは細くスマートです。
つまり下のは「ストリート用」の中低速重視で、上のが「レース用」の高回転重視の特性の製品と思われます。

また構造からしても、エンジンにくっ付く部分からの「エキパイ」が、下のヤツはパイプ材を2種類組み合わせてるだけです。
でも上の方は、輪切り板金製作でのテーパー形状となっていますねぇ。
これは特性を得るためにどの位妥協したのかが判ります。

それとサイレンサー部分ですが、下のは膨張室と一体型ですな。
これでは消音器の保持はパイプのみなので、振動とかで折損しやすいです。
まぁパイプ材の肉厚とかで対策してあるのかも知れませんけど。
その反面、上の方のはサイレンサーはスプリングで接合し、さらにバンド支持してありますねぇ。

と言う事は・・・結論として、結構イイ(高い?)製品の可能性があるのです。


でも、既に2サイクルは終焉を迎えてしまったようでして、現在のこの手のパーツ市場は残り火の如くひっそりとしています。
既に手を引いてしまって、4サイクルのマフラーの方の専門に替わっちゃってたりもしますねぇ。
なのでとても難儀をしました。

諦めて、まずはこの汚い真っ黒クロスケを何とかします。
サイレンサー部分のみ、シルバーで塗装し直すのが手軽で良さそうですねぇ。
荷造りテープとかでひたすらマスキングをします。

っと、サイレンサー部分にどうやら銘柄のステッカーがあるみたいですな。
その上から塗装を汚くぶっ掛けてあるので見えにくかったのです。
溶剤を持って来て、慎重にそのぶっ掛け塗料を剥がしてみました。
すると・・・ありましたねぇ。銘柄が。
「Realize(リアライズ)」と言うメーカーのチャンバーだったのです。

リアライズは、パワー志向の比較的人気があるメーカーさんですねぇ。
そこの「ショットガンチャンバー」ってシリーズである事が判明しました。
サイレンサーの色が複数あって選べたみたいですな。
シルバー・赤・紫・青・黒の5色です。
気になるお値段は・・・新品小売価格が、\25,200-。
適合車種・モデルもバッチリ判りました。

騒音レベルは84dB前後で、要キャブ・駆動系セッティングとなってます。
エアクリーナボックスは悩みますけど、残しておいた方がよさげですねぇ。
当然なんだけれどCDIも交換する前提となってますです。
そしてインプレを見てみると、やはり高回転型でトップスピードの伸びはすこぶる良いようです。
ただし音に関しては「ウルサイ」との評判ですねぇ。
生粋のレース志向のチャンバーなのです。

ちょっとセットアップは難しいかも知れませんねぇ。
でもきちんと仕込めば、相応以上の結果が得られそうです。
やはり、静かな方がいいとかなんとか甘っちょろいコトをほざいてるようでは、パワーもスピードも得られませんからねぇ。
スッパリと割り切りが必要となるのです。


おやおやおや、大変に良い物をゲットしてしまいましたねぇ。
先行投資としてシルバーのスプレー塗料を買って来た甲斐がありました。

そして仕上げをしたのが、タイトル写真のモノです。
いわゆる売りモノ写真ですよんv
もっともっと丁寧に仕上げても良いんだけれど、まぁ中古品なのでソコソコレベルで抑えておきます。
あんまりビカビカにしてしまうと却って何か変ですし、怪しくなりますからねぇ。

怪しくなるってのは、つまりボロ隠しとかしてあるんじゃないかって疑念を生じる恐れがあるのです。
買う側の立場になってみると、凄くキレイで極上に見えるモノが驚くほど低価格で売られているケース。
「安いモノには理由がある」のは永遠の真理です。
これを、「おっ!キレイなのに安い!」と飛び付いて失敗するコトはザラにありますね。
ヤフオクに限らず中古買いに向いていない人ってのは、一種の神経質ってのではなくてただのケチ体質の人に多いんです。
価格相応で欲張らずに落ち着いて検討すれば、それが「買い」なのか否かが判りそうなモノですからねぇ。
金も出さないクセに高級・極上品を要求するのが間違ってるんですが、そういうのが隙となってヤラれちゃうんです。

という事で、ソコソコの程度のナチュラル志向でイキますね。
ちゃんと凹みとか穴とかはありませんので、機能上は全然大丈夫なのです。
むしろグッドコンディションと言っても過言では無いでしょうな。

本来ならば私が活用してみたいんだけれど、残念ながらマシンが無いのです・・・・。


●2012年03月30日(金)

本日は、ぐぐっと話題が変わりましてデジカメの話題ですv

ホムセンに行ったついでに、特殊ドライバーとか見ていたら安いセット品がありましたので購入。
そして早速、富士フイルム製F410を分解して、部品取りと合わせて良い所取りした「2個1修理」をします。

ちなみに、デジカメとかノートPCなどの情報家電系製品ってのは、分解組み立て作業にシビアな部分が含まれているコトが多いです。
中の構造を熟知していないと壊してしまい、元に戻らなくなる可能性がありますので要注意です。
「良い子は真似しないように」ですよん。


まず写真左上のが、今回購入した特殊精密ドライバーセットでございます。
なんと30個ものビットが入ってて、その中には特殊ビットも含まれてます。
私の欲しかったY型はもちろん、▲型とか★型とか*型などまであるのです。
+−に六角など微小サイズメインに沢山付いてますから、これ1セットで実にイロイロなモノが修理できるでしょうね。

そしてこれだけ揃ってて、お値段は驚きの\980-。

まぁ品質的に華奢なのは仕方ないでしょうねぇ。
ビット材質も、あんまり硬そうではありません。
でもSNCM鋼って書いてありますねぇ。
これはニッケルクロムモリブデン鋼のコトでして、ちょっと高級な鋼材なんです。
ドライバーの柄は樹脂製で、チャック部分が金属になってます。
黒い部分はゴムが曳いてあってちょっと高級感がありますねぇ。
そして延長用のエクステンションホルダーってのが付いてます。
寸法精度は比較的良好です。

デザインは秀逸でして、結構使い安くなってます。
入れ物とかも角が丸くてお洒落さんですねぇ。
お値段を考えれば、良く出来ていると思います。


折角ホムセンに行ったので、先日のバッテリーの件を思い出して見てきました。
どうやらパナソニックの普及モデルでも、\3,980-ほどしますねぇ。
今の所は充電して良くなりましたからすぐに買い替えなくても良いのが幸いです。

プリンタの紙もなくなってるんで買いました。
そんな高いモノではありませんが、こうやってアレコレと必要なモノを思い出して買い物をすると、総額で結構な金額になっちまいますから要注意です。
そもそもの目的は、受け取りの伝票がなくなったんでそれを買う目的だったんですよん。
あーそう言えば塗料も必要でしたねぇ。
ラッカースプレーの安いのだと\198-程度なので、それで良いんです。
・・・やっぱり、買い過ぎ傾向にありますな。ホムセン恐るべしです。


無事にホムセンから帰って来て、早速デジカメの開腹手術です〜〜〜〜〜@
フジフイルム製品は初めてなので内部構造を探りながらイキます。
なのでまずは部品取りジャンク品の方から分解しますね。
当然ですがバッテリーなどは取り外しておきます。

とりあえずは、「見えているネジを全部外す作戦」です。
合計7本のネジがありまして、そのうち1本のみ+です。(他はY型)
取り外したビスは受け皿に入れて無くさないようにします。

どうやらフジのこのデジカメは、前面パネルから順に外していく構造のようですね。
今回の目的は、前面パネル部分のインジケータが付いてる所の交換なので、そんなにバラさずに済みそうです。
本体基盤とフタ部分の間の配線はフレキ1本のみですな。
分解して判った事ですが、バッテリーフタ部分のYビス2本は関係ありませんでした。
つまり、前面パネルは+ビス1本,Y型ビス4本の計5本のネジで止まってるんです。

もう一台の活かすベースの方も同様に分解いたします。
一度ヤッてしまえば後は簡単ですねぇ。
そして、問題のある部分は置いといて、良品の本体と、良品の前面パネルを合体させるのです。
あ、ちょっとレンズ汚れてるんでついでにキレイにしとかなきゃ。

組み立ては、分解と逆の手順で行います。
フレキ配線とかに注意して、やさしく丁寧に作業するのです。
んであっという間に完成です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


バッテリーとメモリーカードを入れて、動作確認をします。
スイッチを入れると「ピコピコ♪」と音が鳴り、今まで無かった前面の青い3連インジケータが光りますv
これはしばらくすると消えますよん。
またセルフタイマー動作とか、本体を使っての充電のインジケータとしても光るらしいです。

ん〜〜〜完璧になっちまいましたねぇ。


もう一台の部品取りなのですが、一応の不具合部分の解析をしてみます。
(見付かった不具合部分は、写真中段にて赤丸で示しています。)
前面パネルのインジケータ不点灯はフレキが途中折れ曲がってる部分で完全に切れてしまってます。
配線ラインとしては2本ですから頑張ってつなぐことは可能でしょうけれどね。

本体の方もじっくりと見て行くと・・・・おや?おやおやおや?

レンズ/CCDの方へ行くフレキ配線らしいのが2本並んでいますけれど、うち1本がコネクタから半分外れてますねぇ。
もしかしたら、CCD不良じゃなくて原因はコレかも????
俄然色めきたってしまいました。
インジケータ不点灯は仕方ないし、実用上たいした問題ではありません。
なのでもしもこっちのカメラも復活するならば、予備機との2台体制になりますねぇ。
もしかしたら、もしかするかもv

他の部分もチェックした後、早速組み立てます。
ワクワクしながらバッテリーとメモリーカードを入れて、電源on。
「ピコピコ♪」と音が鳴りLCDにタイトル表示されカメラが起動します。
その結果・・・・ダメでしたねぇ。
ちょっとだけ期待したんだけれど残念でした。
やはりCCD不良だった様でして、相変わらず異常色調&尾を引くノイズが入ってますです。
やっぱりそんな甘くなかったんですな、現実ってのは。


とりあえず部品取り用のはまた何かに使えるかもしれないので、しまっときます。
一応カタチにしておかないとどうしても部品取りはゴミになりやすいですねぇ。
これはバイクとかでも一緒なのです。

折角買ったドライバーなので、古い携帯電話とかもバラしてみました。
今度は五本の★型ビスですが、これもちゃんとセットに入ってます。
この手の変形特殊ビットは、完全に真っ直ぐネジに合わせなければナメ安いので要注意ですな。
また、HDDなんかの分解にも対応できますねぇ。
眼鏡なんかの小さなビスにも使えるので、なかなかの優れモノです。

●2012年03月28日(水)

いよいよ、ドライブシャフトブーツの交換作業です〜〜〜〜〜〜@

まずは現状を改めて観察してみます。
場所は、右後輪の車体中央側ブーツの根元ですな。
ご覧の通り、中身のグリスがはみ出てしまってます。
でもよ〜く見ると、ブーツが破れているワケではなくて、バンドで絞めてる所から滲み出ている感じですねぇ。
どのみちグリスが出てしまうと等速ジョイントの潤滑が悪くなり破損につながりますから、交換の必要性はあるようです。
しかし乗れないようなほど緊急性は高くありませんな。


ドライブシャフトブーツ破損はホイール側に多い、と聞いています。
確かに路面からの衝撃を受けますし、ジョイントの曲率からしても不利ですからねぇ。
なので他の部分もこの機会に点検しました。

どうやらホイール側ブーツは左右共に無事ですな。
意外としっかりしているのです。
しかし、車体中央側ブーツの反対側(左側)に関しては、今回交換する右側の1年前の状態と似たようなコトになってます。
やはりですが、太い根元の方からごくごく僅か・微妙に油分が滲んでいる雰囲気ですねぇ。
車検項目の「オイルにじみ」には当たらないんだけれど、将来不良となる兆候でしょう。
同じ所に、同じ機能のモノが付いてんですから当然ではありますが。


交換作業に入ります。
とにかくグリスにまみれている場所ですから、ペーパーウェスを何枚か用意します。
それとパーツクリーナーですねぇ。

まずは古いブーツの取り外しです。
金属バンドはニッパーを使って切断します。これはすんなりイキますねぇ。
次にブーツ本体を切り開くのですが、ニッパーでそのまま取り掛かったのでちょっとやりにくいですな。
ちゃんとカッターナイフとかでやれば良かったと思います。
それだけ肉厚でしっかりと作られている証でもありますが。

取り外したら、古いグリスを拭き取ります。
軸受け部分を洗浄する所まではやりませんよ。
ウェスで拭き取る程度で充分なのです。
ただし、ブーツの締め付け部分はキッチリとパーツクリーナーを使ってキレイにしときます。

それから、ジョイント部分の点検ですねぇ。
ホイールを回転させるワケには行かないのでシャフトを持って揺すってみる位しか出来ませんけれど。
横方向・回転方向のガタは感じられませんでした。
(シャフトのスラスト方向へは多少動くのが普通です)
古いグリスを見ても、金属粉の混入などはありませんのでコンディションに問題ナシと判断できるでしょうな。

その次は、新しいグリスの充填です。
パーツの説明書や箱の注意書きに「グリスの補充は、入れすぎないように」とありますねぇ。
ただし充填する場合は最初にちょっと多い目にしておいて、指でグリグリと軸受けの隙間に詰め込んだ方が効率良く良くのです。
つまり、グリスは「付ける」のではなく「詰め込む」んですな。
そして余計な分だけ、ちょっと勿体無いですが後で取り除くんです。
これをやらないとグリスは粘性が高いので、中に空気が入ってたりするかも知れませんからねぇ。
グリス不足ってのは良くないです。

ちなみに、付属のグリスだけで十分な量がありました。
むしろ半分位余りましたからねぇ。
パーツ屋さんのインプレの中に「付属のグリスが少ない」と言う意見があったのですが、どうやら書いた人が勘違いでもしてるんでしょう。
でも説明書とか外箱のフタ内に、キッチリと「グリスの付け過ぎに注意」って書いてあるんですけどねぇ。
書いてある事を読まない流儀の方なんでしょうか。
よって別買いしたリキモリのグリスは使用しませんでした。


説明書を見ると、外箱フタ部分に付いてるガードをハウジング部に被せろと書いてあります。
どうやらブーツの合わせるファスナー部分にグリスが付着するのを防止するためですねぇ。
勘合部分にはグリスを塗りたくなるんですが、それは厳禁です。
グリスではなくて付属の組み付け剤を塗るコトになっとります。

そして、太い方からファスナーを嵌め込みます。
少し細い側の嵌め込みを残しておけば、シャフトをスライドさせられるのです。
グニョグニョして厄介ですが、落ち着いて突っ込めばちゃんとハウジングへブーツは嵌まりますねぇ。

太い方が嵌まったら、ファスナーの残りの部分の嵌め込みをします。
この時にちょっと手こずりました。
細い方から2番目の山の所だけ凹凸が引っ掛かってどうしても嵌まらないんです・・・・。
こう言う場合には、焦りは禁物です。
メカニックとして失格だなと思うコトに、とてもせっかちで上手く行かないとすぐ怒ったりキレたりする人が居るのですねぇ。
力ずくで乱暴に扱ったりとか、部品や道具に当たってみたりとか、みっともない行為は厳に慎むべきです。
性格的な弱点と言えますけれど、そういう人は向いていないので機械は触らない方が良いと思いますよん。
躓いた時こそ、落ち着くコトが肝心なのです。

で、落ち着いて慎重に嵌め込みをしたら、ようやく嵌まりました。
ゴムなので、根元の方から嵌め込みしてきた時の微妙なズレのシワ寄せがこの2番目の山の所で出たようです。
ちょっとモミモミして位置関係を落ち着かせると良いですねぇ。
で、無事にファスナーの嵌め合いが出来て、細い側はシャフトの位置決め部分に合わせました。
ちょっと眺めてみて、新しいブーツがちゃんとセットされてるかを確認しますです。


最後の仕上げです。
スチールバンドを巻き付けて固定します。
これも落ち着いて、余計な力を入れ変形させることの無い様に気を付けます。
折り返しの位置と方向は指定されていますので、これにも注意します。

小さいハンマーで固定ツメをかしめて出来上がりです。
いつも使ってる道具が丁度良い具合でしたねぇ。

出来上がったらファスナー部分の勘合の具合とかをチェックしますです。
また、少し走行してから再度ダメ押し確認すると良いですねぇ。
問題ありませんでした。


結構のんびりと丁寧に作業していたので、作業時間は20分ほどです。
要領がわかっててテキパキとやれば10分くらいでしょうな。
ホンダ・3hwEトラックの場合、後方から手が届く場所にブーツがあるんだけれど、ちょっとマフラー胴体が邪魔になります。
本当ならば片方の後輪をちょっと浮かせて(下に何かかませて)作業スペースを作ろうかと思ってたんですが、例のバッテリー上がりで移動が困難になりましたからねぇ。
これが自動車屋さんなんかでリフトに乗せられればとても作業性良好となるでしょうな。
やってやれない場所ではなかったので、あんまり贅沢言っちゃバチがあたりますねぇ。


ついでに、バッテリーの方です。
丸一日24時間充電したのですが、やはり充電器のパワー不足で「充電中」の緑色のインジケータランプが点灯して完了になっていません。
サルフレーションを起こしているのか、バツテリー上面とかに白い粉をふいてますのでそれを取り除きます。

また、バッテリーの固定金具がちょっと錆によりネジが硬くなってますねぇ。
丁度グリスをふき取ったのが盛大に余ってるので、そのグリスを塗布しておきます。
ターミナル部分にもグリスアップですねぇ。
結構、ハーネス側のターミナル部分にも錆が進行してますので、これは近い内に交換してあげたいですな。
補修用交換ターミナルは、エーモン自動車工業から\400-位で出ていますねぇ。
錆びていると電気抵抗となりますので、電気をロスします。

それと、去年の11月以来見ていなかった冷却水のリザーバータンクですが、水位がLOWまで低下していました。
バッテリーが格納されている場所はフタがあって、蝶ネジ2つで止まってますからついつい点検が億劫になりがちです。
お水も補給しておきました〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ついでに、ウインドウォッシャーの方も補充しておきますです。
こういうお水関連ってのは同時にやっちゃうのがイイですねぇ。


ここまでやれば完成と言えるでしょうな。
早速、ガソリンを補充して小一時間ドライブをしてきます。
これで随分と充電されるはずですからねぇ。
通常とは異なり、あんまりケチケチせずエンジンを回してあげますです。


試し乗りをして来ましたが、なんかクルマの動きが軽快になったような気がします。
まさかボールジョイントのグリスが新しくなった効果かな?
んなワケ無いでしょうねぇ。
気分的なモノとか、あとバッテリーの充電状態が良くなったせいだと思います。


●2012年03月27日(火)

あの・・・・えっと・・・・ばばばばばバッテリーののの、、は、話なんですけど・・・・・。
お、落ち着かないのは・・・あぁぁあアガってるからなんですぅ。(汗)



と言う事で、つまり「バッテリーが上がってしまった」のですv
クルマの方ですよん。
せっかく、件のドライブシャフトブーツが入荷し、天候の回復を待って交換作業をしようと思った矢先でした。

いやいやいや、ちゃんと兆候はあったのです。
ここんとこ寒の戻りなのか、急に冷え込みましたねぇ。
その時に、セル始動の一発目にちょっと「ウンッ」と唸ってセルモーターが回らない時がちょくちょくありました。
でもキーを捻り直せばすぐに何とも無かったようにセルが回るので問題なかったのです。
一度始動してエンジンが暖まれば後は快調でしたからねぇ。

バッテリーと言うのは化学変化を用いて電力を蓄電していますので、温度が低くなれば反応が鈍り能力がかなり低下します。
さらに、私の愛車のバッテリーはすでに7年ほど経過していますので、寿命と言えば寿命なんですけどねぇ。

ちなみにクルマのバッテリー寿命に関しては大体、3〜4年位が目安とされているのです。
もちろんですが使っている状況によってかなりの差があるんですけどね。
一般的なブランドのメーカー品の場合、「2年間保証」が付いていたりしますので、まず最低でも2年は大丈夫でしょう。
また、5年以上経過している場合は、トラブル発生時に思い切って買い換えをオススメするらしいのです。
と言う事は、買い替え??


しかし、困った事に丁度他の部分の修理をしなければならないこのタイミングですから、もうちょっと引っ張りましょう。
とりあえずはバッテリー充電器に掛けて、充電を行います。
手持ちの充電器はバイク用なので、ちょっと充電電流容量の心配がありますねぇ。
なので調べて検討してみましょう。

軽トラックに載っていたバッテリーは、パナソニック製の40B19Rというモノでございます。
バイクとクルマでは随分と品番の読み方が異なりますから要注意ですな。

まず頭の「40」ですけど、これは基本的に「容量」を示します。
但し単純な時間率Ahではなくて、始動性能とかの係数を含んでいるのです。
ちなみに40B19Rだと、ほとんどの製品では28Ah(5時間率)ですよん。
充電器の方は、バイク用だと最大20Ah(但し10時間率です)程度までの充電能力しかありませんので、直接の比較はできませんけどちょっとパワー不足ですねぇ。
まぁ充電電流が入るだけは入れといて、後は始動したら走行して追加チャージするって作戦で行くしかないですな。

ちなみに、バイク専用の充電器でクルマのバッテリーを充電するのは、本来の使い方から外れているのです。
良い子はマネしないように・・・と言いたい所ですが、あくまで自己責任に於いて。
ちなみに今回は軽トラック用の、比較的小さいクラスだからなんとかなってるだけです。
普通乗用車クラス以上の容量ともなるとさすがに無理がありますからねぇ。
最悪ですが充電器が壊れてしまうコトもありますです。
それ以外の顕著な症状だと、いつまで経っても充電完了ランプが点灯しないとか。


バッテリー品番の説明で、40の次にある「B」ですが、これは寸法の記号で高さを示しています。
端子部を含まない箱部分の寸法でいいますと、A=162mm,B=203mm,D=204mmとなってます。
そしてBとDでは端子のサイズが違うんですねぇ。
ちなみに自動車用だとHまであるそうな。

お次の「19」は、これは寸法で幅を表しているそうです。
19=187mm,24=238mmと、つまりcm単位の数字なんですねぇ。

そして最後の、「R」ですが、これは端子の向きです。
端子部分が付いてる面を手前にしての、「マイナス極」側が左右どちらにあるのか、ですな。
Rってコトは右側がマイナス極ですよって意味です。

ただしこれは基本的に国産車メーカーでの表記ですので、外車ではその限りではありません。
また海外のバッテリーメーカーでも独自の表記とかDIN規格に基づいた表記となってる場合があります。


てなコトで、ちょっと裏ワザではありますがバッテリー充電中です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
一応ですが充電器のインジケータは緑色ランプが点灯しており、正常充電中ってコトになってますね。
まぁ完全に放電してしまつてるワケじゃないので、丸一日(24時間ほど)掛ければとりあえず何とかなるかも知れません。

そう言えば、とにかくガソリンが高騰していますねぇ。
大体1L当たり、\157-とかですから。(レギュラーで)
これは大変に困りますな。
現政権が誕生した選挙での公約だと、暫定税率廃止してガソリン値下げ隊がどうのとか言ってたんですけどねぇ。
当選しちまえばこっちのもん、てな感じでヤラれてしまったような気がします。

そんなワケでもあり、最近は特にエコラン運転モードで使っていました。
極力アクセル開度を少なくして、クルマは「走らせる」のではなく「転がす」ようにしていたのです。
タイヤの空気圧だってちょっと高くしましたからねぇ。
そしてあんまり遠出をしないよう、極力クルマを使わないようにしてたんです。
これが多分バッテリーをいじめる結果になっちゃったんでしょうな。
レーダー探知機、携帯電話の充電器、イルミネーション、カーステレオと電装品も増えてますが、これからはこまめに電源offして節電しなければ。
オートon/off機能に頼ってると、リーク電流だってバカになりませんからねぇ。


一応ですが、バッテリーを新しく交換すると幾らくらい必要なのか調べてみました。
現在付いてるパナソニック製のと同じモノだと、\4,500-位でしょうか。
新神戸電機ってメーカーのだと、そこから千円ほど安く入りますな。
カー用品店なんかで見ても、安いのを探せば3千円前後からあるようです。
高級なヤツだと、GSユアサHJシリーズで一万円ちょっと超えますねぇ。

しかしバイクのバッテリーに比べれば、随分とお買い得ですねぇ。
やはりこれが量産効果ってのでしょうか。


で、バイク用では馴染みがあんまりないんですが、「再生バッテリー」ってのがあるのです。
これは廃品回収したバッテリーを、状態の良いモノを選んでケミカルによる電極洗浄とかパルス充電処理などをして使えるようにしたモノです。
中古品なんだけれど、手が入ってると考えれば良いでしょうな。
メリットはやはりお値段です。
私のクルマのバッテリーは繰り返しますが比較的小さいクラスのモノなので、新品でもそんなに高くは有りません。
しかし、もっと大容量クラスのとかだとン万円になりますので、価格的なメリットがかなり出てくるのです。
特に電動フォークリフトとかに使う場合、複数のバッテリーが必要ですからねぇ。

デメリットは・・・品質的な面でしょうな。
新品に比べればどうしても性能とか信頼性は低下しています。
なので、クルマのバッテリーに対する負担の具合と相談ってのが必要です。
バッテリーに負担を掛ける使い方をしていなければ、このデメリットってのは低減されるのではないかと考えられますねぇ。


で、もちろんですが海外メーカー製での「激安商品」ってのもあるのです。
これはバイクのと同様に、全体的に寿命が短い傾向がありますねぇ。
それと自然放電しやすいとか、一気に取り出せる電流が少なくて始動性が弱いとか、そういう弱点を抱えてる場合もあります。
まぁこのタイプを使う人は細かい事を気にせずに、そこそこ使えればokと割り切れば良いでしょうな。
大手カー用品量販店向けに仕立てたPB品ってのもこれと同様です。

今まで使ってたバッテリーはクルマ屋さんがこの働くカウンタックを販売整備した際に交換してくれたモノです。
個人経営のモータースでしたけれど、やはり品質的に問題のないようにと思ってこの銘柄にしたんでしょうねぇ。
ちなみにタイヤに関しては2本ずつメーカーが違ってて、BSとグッドイヤーでしたからねぇ。
もっとも軽トラではタイヤってのはあんまり拘らないモノですから、ここはこれで良いんでしょうな。
(全部消耗して交換する際には、自分の好きなBSにしましたけれどね)


ちなみに、ドライブシャフトブーツの修理を「さぁ!ヤルぞ!」と思って、駐車場から車庫前にクルマを持って来たのが最後でした。
いざガレージ内を空けて作業しようと思いキーを捻ったら・・・・セル回んないんですよねぇ。
完全に出鼻をくじかれたカタチとなりました。

クルマを止めている場所での作業も可能だったのですが、完全にその日はヤル気が消失しましたねぇ。
このようにケチが付いた場合は、「神の啓示があった」と解釈した方がイイんです。
無理して作業を進めれば、大抵運悪く失敗やアクシデント続出して散々な目に遭ったりしますから。

なので、本命のブーツ交換は、続きにて。

●2012年03月26日(月)

と言う事で、ドライブシャフトブーツネタの続きです〜〜〜〜@
いよいよ注文をポチッとしたんですが、翌日届きました。
とっても速くて驚きますねぇ。

ミヤコ自動車/エムタッチ・ドライブシャフトブーツと言いまして、標準小売価格\6,500-です。
ちなみに、先日はトキコ/スピージーの方よりちょっと安いと書きましたけれど、標準小売価格同士だと一緒でした。
売値が\200-ほど差があるのです。

私のクルマは、ホンダアクティ・トラック(HA3)ですが、今回交換するのは「インナー側」です。
ちなみにインナー側のブーツは右も左も同一ですよん。
適合するのは、Mタッチでは「M-532G」で、スピージーだと「BAC-MZ06R」ですな。
他メーカーだと、オーレッグのモノ(OJ-002GK)、ランチャック(01-031LA)、シスナー(1106)とかになります。

ランチャックの商品だと、千円程度安いですねぇ。
ちょっと価格に魅力を感じますけれど、接着のやり方にコツがあるみたいです。
そして耐久性とかには厳しい意見も多かったので、ちょっと考えて今回は採用しませんでした。

また「樹脂ブーツ」ってのもありますねぇ。
通常のブーツ材質はゴムで出来ています。
Mタッチだと、合成ゴムのクロロプレンゴムと明記されていますねぇ。
ゴム製品だとどうしてもオゾンなどで劣化しやすいんです。
(純正のブーツも合成ゴム製です)
その欠点を補い、耐久性を向上させるためにウレタン樹脂を採用してるんですな。


こういう補修用アイディアパーツってのは、やっぱり好き好きもありますし、また使ってみての経験がモノを言います。
果たして使い物になるのかどうなのか、そういうのはやっぱり自動車屋さんとかじゃないと判んないですねぇ。
残念ながら私はバイクの方しかやっていませんので。
ちなみに、バイク用の方でも色んな補修パーツが出ています。
でも、やっぱりこれもクセモノでして、中には罠みたいな子供騙し品も紛れてんです。
それを見極めるには、やっぱりイロイロと使ってみての経験が必要です。

で、参考意見として商品レビューとかインプレとかもあるんだけれど、これもまた潜在的なリスクを抱えています。
ついこの間発覚した、グルメ情報の「食べログ」のインチキレビュー事件ではありませんが、広告の一部として機能してる場合もありますからねぇ。
何者かの意図により、歪められた評価とかが上げられている可能性も考えておかなければなりません。

また、もう一つは評価する側のレベルの問題です。
これは特にバイク部品のインプレで常々気になるのですが、評価する側のレベルが低ければ全く参考にならないんです。
ボアアップキットなんかだとより顕著ですからねぇ。
純正ノーマルからボアアップして比べれば、そりゃトルクが上がるに決まってます。
でもレビューを読む側が知りたいのは、そんなコトじゃないんです。
作業の難易度とか、部品の精度、付属品・別売で必要なモノ、それ位は素人さんでも充分書けると思います。
また組み込んで暫く使っているんならば耐久性とか信頼性、騒音なんかのナマの声が出るとより良いレビューだと思います。
スピードアップの件にしても、具体的な数値とかを交えなければ判りにくいんです。(法的にヤバい場合もありますけど)
そして、その商品を組み込むに当たって必要なノウハウを持っているのかどうかで、また評価が分かれてしまいます。
ちゃんとしたノウハウに基づけばパワーアップ効果が高いのに、作業者が無知ゆえ間違った使い方をして結果が出ない場合もありますからねぇ。
まぁボランティアの商品レビューにそこまで求めるのは酷かと思いますが、でも知りたいモノは知りたいんですよねぇ。


そういうコトを総合的に考えても、今回の補修用ドライブシャフトブーツはスピージー/エムタッチ共に概ね良い評価がされていました。
今回はその評価に委ねようと思い、Mタッチを選んだのです。

同梱されるグリスが少ないと言う意見もあったし、モリブデングリスは現在切らしているので丁度キャンペーン価格ってコトもあり150g入りのを同時購入しました。
ボールジョイントグリスと呼ばれるモノでして、極圧潤滑性に優れてちょっと固い目なタイプです。
これだと、バイクのステアリングステムベアリングとかにも使えますからねぇ。
メーカーは「リキモリ」ブランドの大東潤滑製です。
リキモリ、言うとなんか中華料理屋さんみたいなイメージなんだけれど、正式には「LIQUI-MOLY」です。


まずは、組み込み作業は後回しにしてパーツの観察です。

ブーに関しては、けっこう柔らかくていかにもゴムって感じですな。
ブニブニ感がすごいコトになっています。
しかし接合部は骨(?)が入ってるみたいで固くてゴリゴリしてます。

写真左側が、箱の中身です。
ただしブルーのグリスは別に購入した、リキモリのBJグリースですよん。
付属品のグリスはちょっと上の、黒くて橙色のキャップが付いてるヤツです。
確かに前評判の通り、少ないですねぇ。

説明書を読むと、このグリスはあくまで「補充用」みたいですな。
古いグリスを取り除いて入れ替えるのではなく、飛散して失われた分を補おうってコトです。
それと私も勘違いしていたのですが、あくまでベアリング部分だけに充填して使うんだそうな。
ブーツの中をグリスで満たしてるワケじゃ無さそうです。
あぁなるほど。
それだから等速ジョイント(ボールジョイント/BJ)用グリスってのはある程度硬いんですねぇ。
流れ出ないようになってて、グリス粘度自体で保持するんでしょう。

こういう勘違いさんは多いみたいで、箱を開けた所にもちゃんと注意書きがありました。

[ご注意]
○グリスは入れ過ぎないようにしてください。
(グリスはベアリングがかくれる程度注入して下さい)
取扱説明書必読

だそうです。
もっとも実状に合わせて、必要なグリスの量ってのは変わりますので別に用意しとかなければ困りますからねぇ。
何度も何度もブーツを外したり付けたりはしない方がイイですし。

その他の付属品は、金属バンド。
これは大小1つずつ付いてます。
ホースバントみたいにネジで絞めこむのではなく、あらかじめ決まった寸法のシャフトに対応するんです。
ちょうど腕時計のバックルみたいな原理でパチンと嵌め込み、ツメを倒してロックするんですな。
当然、回転方向で開かないように向きの指定がありますけれど、簡単でイイと思います。

そのバンドの上に乗っかってる赤色のしょうゆ差しみたいなのが、ブーツ嵌め合いの時の潤滑剤です。
ローションみたいなモノでして、これによって嵌め合わせがスムースに行くんだそうな。


ちなみに、嵌め合わせ部分なんですが、実は製造メーカーの特許となってるんです。
製造メーカーは、「徳重(とくえ)」という会社でして、シスナーと言うブランドで製品を出してます。
このシスナー・ジョイントシステムがミソなんですねぇ。
愛知県知立市に本社があります。

この会社のサイトの説明を見ると、どうやら一種のファスナーみたいなんですな。
説明書にも、嵌め込む順番が「大きい方から、小さい方へ」と指定してあったんですが、設計上の理由がちゃんとあったのですねぇ。
もちろん、説明書の通りに作業はいつもしてんですけど、指定があった場合にその理由を知っているのと知らないのでは随分と意識に差が出るのです。
ちゃんと原理とか構造なんかを理解した上で作業すれば、おのずと注意すべき点とかを考えるコトができますからねぇ。
なので、ちゃんとした理由が判って良かったと思います。


オマケとして、グリスです。
別売で買ったリキモリBJグリースですけど、やっぱりちょっと堅い目ですねぇ。
それと結構な刺激臭がしますです。
この臭いは、ギヤオイルとかの臭いですねぇ。
極圧潤滑の為の添加剤ってのはこういう臭いがするので、これは効きそうですな。
150g入りってコトなのですが、このジャバラ容器に目一杯の満タン入ってるのが嬉しいです。

また付属品のグリスの方ですが、似たような感じではありますが、臭いがちょっと弱く機械油っぽい種類です。
少し分離してて、液体の上澄みが出てますねぇ。
容器も小さいんだけど、空気が入ってて中身はより少ないですな。

私はグリスをベタベタ塗るのは好きではありませんが、でもちょっとこの量には不安を覚えます。
やっぱり別に買って正解でしたねぇ。


交換の作業は「10分で終了」ってのがこの分割式ブーツの売り文句ですが、それは次回へ続くというコトで。
一気にネタを出しちゃったら、勿体無いですからねぇ。

お楽しみにv


●2012年03月24日(土)

今回は、突然のアクシデントです。

愛車の「働くカウンタック」ことアクティ軽トラックなのですが、ドライブシャフトブーツが損傷してしまいました。
ゴム製の蛇腹状の部品ですので、古くなると傷むんです。

このドライブシャフトやステアリングラック・タイロッドエンド等に使われているブーツは、外部からの埃など異物の侵入を防ぎます。
また内部にジョイントが入ってる場合にはグリス封入をする役割もあるのですねぇ。

そう言えば、バイクの場合にもこんな感じのジャバラを使ってる部分があります。
オフロード車に多い、フォークブーツですねぇ。
これは埃と言うか泥などでサスペンション部分を損傷しないよう、厳重にガードしてんです。
旧車にも使われていますが、これは未舗装路での使用が多かったからでしょうな。
一般的なシールでは、どうしても動く部分からの異物噛み込みが防げませんからねぇ。

ただ、この蛇腹パーツの泣き所は、古くなると劣化・硬化して切れてくるコトです。
ゴムや樹脂で動く部品をつくればある程度仕方ない宿命みたいなモノなんですねぇ。
とは言っても、アクティの場合は都合20年以上大丈夫だったワケですけれど。


で、故障をしたならば修理しなければなりません。
この場合は、問題のドライブシャフトブーツを新品に取り替えればokなのです。

しかし、これが意外と大掛かりな作業になるんですねぇ。
と言うのも、ブーツはシャフトを通していますので、交換するにはドライブシャフトを一旦外して抜かなければならないのです。
ちなみにオフロードバイクのフォークブーツだって、取り付けはただ金属バンドで止めてあるだけと簡単なんだけれど、交換する場合はフロントフォークを一旦抜かないとダメですからねぇ。
これもまた、車体を支えておくとかで比較的大掛かりな作業となるのです。

クルマの場合はあんまり経験がないので、さてどうしたものかと。
気持ちとしてはドライブシャフトを抜く本来の方法でやりたいんですねぇ。
と言うのも、今回ダメになったのは右側シャフトのミッション(エンジン)側に付いてるブーツ1つです。
実はここは去年5月の車検時に、うっすらと油汚れが見られた箇所でもあるのですねぇ。
損傷は見られなかったものの、もしかしたら微細なクラックが入っていたのかも知れません。
でも、同じ所に付いてて、同じ条件で動いている部分にまだ他のブーツがあるのです。
少なくとも今回取り外すんなら、右側シャフトに付いてるブーツでホイール側の方も予防的に交換したくなりますねぇ。

とは言うものの、この部分の整備に必要な道具が不足していますので、それも調達しなければならないのです。
となると、随分と費用も掛かってしまいますねぇ。
しかもクルマをいじる趣味ってのはあんまりないので、今回限りしかそれらの工具を使わない恐れが出てきます。
随分と不経済ですねぇ。

ちなみに自動車屋さんでやってもらうと、1.5〜2万円位とのことでした。

なので、補修用の分割式ドライブシャフトブーツを使って修理することにしました。
これは割り目が入っているので、シャフトを取り外さなくてもブーツの交換が出来るというモノです。
耐久性が気になるんだけれど、確かに出始めの頃の製品には問題があったりしたようですが、年々進化して普通に使えるようになったとのコト。
そして色んなメーカーから製品が出ているのです。
最初からある「接着タイプ」の他に、パンク修理みたいに母材同士を融着させる「融着タイプ」。
反応を促進するためのカイロみたいなのが付いてたりしますねぇ。
それと「嵌め込みタイプ」。
これは特殊バネを仕込んであって、嵌め合わせるだけで大丈夫という優れモノです。
メーカーはトキコのが有名なのですが、同じ製品でミヤコ自動車って所のもありますね。
どうやらミヤコ製の方がちょっとだけお値段が安いですな。


と、ここで問題。
ドライブシャフトブーツは大抵がホイール側が悪くなるんだそうです。
やはりFF車ならハンドル操作でひねられるからでしょう。
またホイール側の方が汚れも付き易いですからねぇ。
そういうわけなのか、補修用のドライブシャフトブーツにしてもホイール側がラインナップの中心です。

でも欲しいのは、ミッション側。
困ったな〜と思って、そういう時に調べるのはまず「ヤフオク」ですねぇ。
ヤフオクには実に色々な商品がありますので、内容の信頼性はイマイチではありますが手かがりにはなるのです。
すると、どうやら寸法互換のある、他社種流用でイケるみたいですな。

出てきた商品は、「Speagy(スピージー)」ブランドの、トキコ製のモノです。
やはり名の知れたメーカーの製品には安心感がありますねぇ。
ブランド崇拝志向ではありませんが、でも信頼・実績の証でもありますから。
しかし気になるのが、品番からするとどうやらマツダ車用のを流用するみたいです。
こういうのは寸法が合えば使えるコトは判っているのですが・・・・。


そう言えば、ちよっと前にオフロードバイクのフォークブーツ交換をする際に、流用で解決したコトがありましたねぇ。
車種ヤマハDT50。
これは純正部品で注文が可能ではあるのですが、1個\3,371-もします。
つまり一台分だと、\7,000-近いんですねぇ。
しかしこれを上海ヤマハの某車種用にすれば、一台分が\3,000-程度で買えるのです。
しかも寸法は完全互換で、フォークアウター側の取り付けミゾまで同一と言う嬉しさ。
ただし入手には正規のヤマハルートでは対応していませんし、品番を入れても「CDI?」とか出て来るだけなのです。
どうやら品番はキープしてあるものの、部品供給関係にはないみたいですな。
もう一台もオフ車でフォークブーツ交換しましたが、こちらは汎用の製品からです。
やはり寸法で似通ってはいるものの、多少の違いがあるので取り付けには工夫が必要でした。

そう言えば愛車のTT250R改"18モタードのフォークブーツ問題も過去にありましたねぇ。
TT250Rのフォークブーツは、1個\3,287-の一台分\6,500-ちょいです。
(なんかDT50より安いってのが不思議です・・・)
色は青色、桃色、黒色とかがありますな。
とは言うものの、実はちょっとブーツのゴツさは似合わないので当初の"18モタ化した時から外してました。
一応ダストシールも付いているので、オンロード使用ならば大丈夫なんですけどね。
ただこれだと、ちょっと長いフォークが間延びして見えるのが難点でした。
最終的にはアチェルビスのネオプレーンゲータというフォークカバーになりましたねぇ。
お値段が一台分\3,000-位と安いのと、スッキリした外観でイメージ通りだったからです。
製品の性質上、あんまり寸法に厳しくないってのも良かったですな。


と、散々話が脱線したので、ドライブシャフトブーツに戻ります。
マツダ車用の流用ってコトですが、実は補修用ドライブシャフトブーツには前述の通り複数のメーカーがあるのです。
そして、その車種対応表の複数メーカー互換表付きを見て調べると、トキコじゃないメーカーにブーツ各部寸法が記載されてました。
ちなみにアクティHA3の純正品番もちゃんと調べておいたんだけれど、役には立ちませんでしたねぇ。

えーっと、大きい方が72.4φ、小さい方が23.1φ、長さが85.5mm。
これは実車確認しかありませんな。
実は、内側ブーツなのでちょっと車体の下にもぐると手が届く所にあるのです。
ノギスを持ってって寸法を測ると、上ので大丈夫ってコトになりました。

さてさて、調達方法です。
当初はヤフオクで出ているので、そちらにしようかと思ってました。
ちなみに定価では\6,500〜\6,800-ほどするんだけど、仕切値っぽい4千円弱で売ってますねぇ。
しかし私が以前から利用している部材屋さんにはまだ取引口座が残っているのです。
なので、そっちも調べて見るとちゃんと取り扱いしてました。
送料とか考えると後者の方がちょっと安いですな。
部材問屋さんへの注文ってコトで、誰かを巻き込んで手数料を折半すると尚良さそうです。

それと、トキコの製品へのOEM元らしいミヤコ自動車製の方が僅かですが安いのです。
完全に同じモノとのコトですから、こっちにしました。
寸法が載っていたのもミヤコ自動車の方ですからねぇ。
銘柄は「Mタッチブーツ」と言うそうです。

ブーツ内部に充填するグリスも付属しているのですが、ちょっと量が少なめだそうで。
なのでついでに等速ジョイントグリスの小さいのも1本買います。
これは後々バイク整備にも使えますからねぇ。
・・・こういう「ついで買い」が怖いのです。まさしく「ついで害」ですな。
さっきまで数百円のコトでガタガタ言ってたのにこれですから。

またタイミングが良いのか悪いのか、売り出しキャンペーンをすると言う案内チラシが来てしまいました。
なんか肩越しに見られているのか、はたまたPCカメラとかネットワークのデータでもハッキングされてんですかねぇ。
目的のドライブシャフトブーツは安くなりませんが、グリスとかは安売りしてます。
他に欲しい物も出てきちゃったけれど、ここは我慢です。
その代わり知り合いの方に「これどうよ?」と色々薦めて、手数料割り勘にしました〜〜〜〜@
ホムセンでも買えるモノだけど、売り出しキャンペーンのおかげで手数料1/2込みでもちょっと安くなりましたからねぇ。


で、ポチッとな。
注文を済ませましたので、後は届くのを待つばかりです。
と言っても大抵は翌日届くのですけどね。


エンジンマウントもちょっとヤバイですねぇ。
やはり古くなってくるとアチコチにガタが来ます。
ここもまたそのうち直さなきゃ。
3つほど付いてるうちの左側・タイミングベルトカバーの上のヤツが、ちょっと劣化してますねぇ。
なんか1つ¥3,000-位なんだそうで。


●2012年03月22日(木)

今回は、ちょっとwebネタでございます。

知り合いのバイク店「パブリックガレージ」さんのサイトがリニューアルしております。
ぶいぶいにもリンクが付けてあるのですが、URLは以前と同じですのでそのままでokです。

★パブリックガレージ [カスタムSRなど]★

サイトのデザインが大きく変わりました。
それと、ブログコーナーが出来たのです。


ブログってのは定義が実は曖昧なんですが、ようするにweb日記帳みたいなモノですね。
格言うこの「ぶいぶいコラム」も同じ仲間ではありますが、「コラム」にしてあるのはブログが流行る前からやってたからです。
もともとは掲示板だったのですが、管理やトラブル処理が大変で性善説が通用しなくなってきたからこの形式になった経緯があります。
相互コミニュケーションから始まって、一方的な発信に落ち着いたワケです。

ブログ形式に付き物なのが、コメント機能とトラックバック、そしてRSSですな。
コメント機能は、以前からあるBBS(掲示板)と同じで見に来た人が文章を書き込める機能です。
対話が出来る相互コミュなんだけれど、やはり管理が大変なんですねぇ。

トラックバック機能ってのは、一種の相互リンク機能です。
ブログに記事を書くと、他の方が自分のブログにそれを引用したりして、その引用したコトを相手側へ通知するんです。
一つの話題に関して複数の人がそれぞれ自分のブログで意見や見解を発信したりして盛り上がるんですな。
ぶいぶいコラムにも時々、お役立ち記事が載りますけれど、そういうお気に入りの記事を「こういうのがあったよ」と紹介したり出来るんです。
(ただしぶいぶいコラムにはトラックバック機能とかは全然ありません)

RSSってのは、サイト内容が更新された時に自動でデータ収集するための機能です。
これは一時、ヤフオク出品した情報を貼り付け実験したコトがありましたねぇ。
参照元サイトの情報が更新されると、随時反映されるのです。
また、更新があったときにメールなどで自動的にお知らせするコトにも使われてます。
これこそ、ぶいぶいコラムには是非付いているとイイ機能ですな。
だって結構間が開いたりして突然怒涛の如く更新したりで、目が離せませんからねぇ。


でも、ブログの一般的なモノで一番良いのが、やはり複数の画像に対応するコトでしょうか。
何枚もの画像を元にストーリー仕立てで説明したりとかが可能です。
もっともそのおかげでちょっと投稿する側の使い勝手が難しくなる面もありますけどね。

ぶいぶいコラムに現在使っているのは、web絵日記帳を元に仕様変更したcgiプログラムです。
元のcgiは私が作ってるわけでは有りません。
ただ、改造は私が自分でやっていますです。(もちろん改変に関して、原作者の了解を得ています)
以前のぶいぶいコラムのcgiは、画像投稿BBSのcgiが基本になっているのです。
それ以前のBBS時代にも使ってましたので、継続して随分長く使ってましたねぇ。
いずれも、「画像は1記事で1枚のみ、最初に大きく表示される」のが基本です。
これは見に来た時にすぐ判るようにですな。
そのおかげで複数画像を出したい場合には、こちら側で画像結合の処理をする必要があるんです。
まぁその時にレタッチソフトで画質などを調整したり、またコメント文字とか追加したりとイロイロやってますけどね。

実は、画像をアップロードしておけば、リンクで引用して表示させる事は難しくありません。
時々YouTubeの引用リンクを貼り付けたりしてますからねぇ。
例えば、こういうコトです。
 こんな感じですけど、実は記事内でhtmlタグを書けばそれが反映されるんですな。
ただし、この外部参照ってのも考え物でして、例えばYouTubeなんかだと元の動画が削除されちゃうと台無しです。
自分トコの動画だったらその辺はまぁまぁ安心できますけどね。
こんな感じで。

 


もっとも、複数画像にてのブログだと、記事を書く側もそのように合わせなきゃなりません。
つまりぶいぶいコラムの書き方とはちょっと変わるんです。
私としては、4コマ漫画みたいなのがセオリーかなと思ってますけれどね。
もちろんブログにしても1枚画像を基本に、あとは文章でというスタイルを取る事が出来るんですが。


他のサイトのリニューアルを見ると、こっちも何とかしたいな〜なんて考えちゃいます。
しかし実際にやろうって気持ちにはなかなかなりませんねぇ。
ぶいぶいサイトもあちこち放置してありますんで、それこそ何とかしなきゃならないんですが。
特にぶいメカの存在意義はすでに極薄になっちゃってるのが困りモノです。
そしていつも結論は、「今更ジタバタしてもしょぅがないか」だったりします。

それよりも、midiの新曲製作をしたいですねぇ。
折角、音源もMU-100Bと新しくなったんだし。
聴く専になってるのが惜しいですな。


もう一つ。
新しくサイトリニューアルをする場合に考えなきゃならないのは、携帯電話への対応です。
以前からの課題ではありましたが、今ではスマートホンへの移行が激しくなってきましたからねぇ。
初期の頃の携帯電話よりも随分とサイトへの対応が楽になりました。
一画面に表示する画像の大きさを小さめにすれば、何とかなったりします。
あ、でもFlashには未対応なのとJavaスクリプト等のサポートもしていないのがほとんどなので、それらの機能を使わないようにしなきゃなりませんな。

携帯電話へのリンクとして、QRコードってのがあります。
いわば2次元バーコードなんだけれど、URLを埋め込んどけば携帯電話のカメラ機能で読み取ってwebサイトへアクセスしてくれるのです。
QRコードは潟fンソーの登録商標だそうですねぇ。
クルマ部品だけじゃなくイロイロやってんですな。
これを、ぶいぶいコラムのURLで作ってみました。
これを携帯電話で読み取れば、ぶいぶいコラムのwebサイトのURLになります。
でもこのQRコードを載せたからって、携帯電話対応になってるワケじゃないんですけどね。
紙媒体、例えば名刺とかに印刷をして使うのが良いと思いますです。

画像の大きさ=データ量ですねぇ。
つまり一枚のページの容量の制約が機種によってキツいんです。
搭載メモリの容量次第なんだけれど、携帯電話なのでバッテリー動作させなきゃならないからあんまり沢山詰めないんですな。
同様の制約がキツイのに、テレビのインターネット機能付きのがあります。
我が家のテレビだと、かなり見られるサイトってのは限られてしまいますねぇ。
ちなみにぶいぶいコラムの場合、投稿記事により写真の大きさがマチマチですから、見られたり見られなかったりします。
複数画像を連結して、縦方向に伸ばしてあるとデータ容量がどんどん大きくなっちゃいますから。
基本的に1枚画像は、720*540で100KB前後です。
そして画面には最大7つの記事が出てきます。
せいぜい500〜600KB程度に抑えとかないと「メモリ不足です」で見られなくなるんですねぇ。

そういうのを考えて、サイト作りをすればテレビのインターネット機能ですらこの通りちゃんと見られます。
テレビで見られれば、多分スマホだって大丈夫なはずですねぇ。
こういうショボイ環境でのテストでは、昔はセガのドリキャスと言うゲーム機がよく使われてました。
あれで見られればどんなのでも大丈夫ってコトでしたねぇ。


ちなみに、携帯電話対応サイトの場合、ブログでも何でも1ページ1記事を基本にするんだそうです。
やはり画面が小さくて狭いので、スクロールして見るってのは大変ですからねぇ。
データ量とともに、見易さってのも考えなきゃイケナイんですね。


WebDiary CGI-LAND