●2012年01月05日(木)
新年と言えば、「初売りセール」です。 早速元日から広告がいくつも入っていましたねぇ。 その中で、ひときわ目を引いたのがホムセンの広告です。 小型のカーナビが、なんと\9,980-! ただし在庫限りというコトですが、開店と同時に行けば何とかなりそうな気もします。 ちなみに問題のチラシは、★コチラです★ ※デジタルBOOKなのでPCシステムによっては表示ができない場合があります。 ※PDFファイル版は、★コチラです★ 今までカーナビは、「ぶいぶい丸」ことスバル・ヴィヴィオの時以来ですねぇ。 あの時は貰い物だったんだけれど、最も最初の頃の製品でしてCD-ROMにデータが入ってました。 そしてGPSアンテナを外部に取り付けたり、車速センサの信号を持って来たりする必要がありましたねぇ。 ユニットもいくつかに分かれてて配線も多かったんです。 カーナビに関しては、現在は携帯電話が進化していますので、GPS内臓機種ならばそれで十分使えたりします。 ジャイロセンサーとかが入っていないと、都市部での案内に不安がありますけどね。 スマートフォンも普及していますので、画面だってそこそこ大きさがありますからねぇ。 でも、やはり専用機の使い勝手には敵いません。
以前も、一度カーナビを付けようと考えてカー用品店へ見に行ったコトがあります。 しかし並んでいるのは10万円前後の機種ばかり。 安い機種の場合だと、店員さんいわく5万円位出さなければ、実用的なのは買えないよとのコト。 それからずいぶん経ったので、技術の進歩もしているだろうから情勢は変わっているかも知れないと思いました。 なので広告でこんな安いのを見つけた時には、まずネットでこの機種の機能や評判を調べてみたのです。 価格Comでは、最安値が\13,900-。 大体平均的な価格は、1.8〜2.0万円位のようですな。 ホムセンでの通常価格だと、\16,800-となっています。 ・・・初売りセールだからと言って、1万円でお釣りが来るなんて、非常に安いですねぇ。 評価は、概ね良好です。 バイク関連パーツのインプレの場合だと、評価する側の知識不足が目立ち全く参考にならない場合が多いんです。 例えばボアアップキットとかの場合だと、本来なら他製品との比較が重要なんだけど、大抵はノーマル排気量を基準にした感想ですからねぇ。 マフラーにしても同様です。 大金を掛けて交換してんだから、なかなか悪くなった部分まで公平な観点で見られないって問題もありますし。 その点、この手のデジタル家電品の場合はそこそこ参考になります。 やはり他メーカーの他製品に触れる機会が多くて、それらとの比較で公平に見られますからねぇ。 それと使い勝手ってのは、使う側の知識があんまりない方が却って素直な感想が聞けるのです。 パソコンでも映画でも、ヲタクの言うコトなんて全然参考にならなかったりしますから。 (彼らの立ち位置は、一般人のソレとは随分と違いますからねぇ) そもそもカーナビに求める機能・精度ってのは、妥協すれば何とか許せたりするみたいです。 このカーナビはとにかく価格が安いので、まぁ仕方ないかと暖かい目でみてくれる人が多いのでしょうか。
で、買いに行きました〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ 開店時間を調べておいて、それに合わせて出かけたのです。 目指すは近所のホムセン。 しかし驚きの結果が。 ない。ないんです・・・・。 店員曰く「10分ほど前に全部売り切れた」「お客が並んでいた」とのコト。 しかしその話をしているのが、開店から5分後のコトなのは一体どうしてなのか。 なんか、商品が間に合わなかったのかも知れませんねぇ。 本当にその店員が言う通りに、お客が殺到して一瞬で売れ、買った客が瞬間的にサッと帰っちゃったのかも。 その話をしている背後に、お店の責任者がいて我々のやりとりは聞こえてましたからねぇ。 確かに常識を超える激安価格ですから、売り切れの可能性はあるでしょう。 でもなんか悔しいな。 開店前から並ばなきゃならなかったのかも知れません。 無いモノは無いから仕方ないですんで、諦めました。 その後、ふと思い付いて、そのホムセンの別の支店へ行ってみたのです。 自宅の近所ではなく、ちょっと離れた所にもあるんですねぇ。 そっちはペットショップも入ってたりしてて、少し規模が大きいから「もしかしたら」と考えたのです。 ただ一つの難点は、豊川稲荷の方面ですから道路が非常に混雑するってコトです。 抜け道を駆使しなければ、動けなくなっちゃうんですねぇ。 こういう時こそ、カーナビが欲しいモノです。 そして、なんとかホムセン第2号に到着して売り場を探しました。 普段利用している店ではないので、なにが何処にあるのやら判りにくいんですねぇ。 なんとかそれらしいコーナーを見つけたのですが・・・・空箱のディスプレイになってますな。 万引き防止策なのか、札をとってサービスカウンターに持って行くと商品を出してくれるシステムになってます。 しかしその札に付いている価格は、新春特別価格(\9,980-)ではなく通常価格(\16,800-)のままなんですねぇ。 でも陳列してある所のポップは、ちゃんと安い方の価格となってるんです。 店員に聞こうかと思ったけれど近くに居ないので、とりあえず札を1枚だけ取ってサービスカウンターへ向かいます。 随分と札は沢山ありますねぇ。ざっと10枚以上は入っています。 他支店で開店後5分間で売り切れた商品とは思えませんねぇ。 だってこっちの支店の方が、お客さんの入り具合が良いですから。 もしかしたら、\9,980-の商品ではないのかも?と言う疑念が湧いて来ますが、メーカーと品番を確認しても間違いはないんです。 そしてサービスカウンターへ札を出したら、商品がすんなり出てきました。 お値段も広告の通りで、あっけなく激安初売りセール品ゲット! なんか釈然としませんけれど、まぁ買えたからいいじゃないかと思いましたv
で、製品のインプレです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ メーカーは「トライウィン」で、品番は「DTN-X610」。 購入した店はカーマホームセンター・豊川東店で、価格は\9,980-でございます。 内臓メモリ4GBにシステムやデータが入ってて動きます。 計測はGPSのみですからちょっと精度的に厳しい部分はありますねぇ。 電源は内蔵バッテリーにシガーソケットからの充電で使いますです。 ちなみに電源端子は、デジカメなんかのUSBミニBタイプと同じなんですねぇ。 ※説明書にはPCに繋いで充電する事は出来ないと書いてあります。 その理由は多分、充電池のスペックが900mA/hと結構大きいので、5V1A程度の電源が必要なのですな。 ちなみにPCのUSB電源供給能力は、USB2.0規格でも500mAなのです。 そんなワケですから、市販のAC-USB電源アダプタとデジカメ用USBケーブルを使えば、家の中でもカーナビを作動させられます。 使い方を練習するのには都合が良いですねぇ。 もっともそのお陰で、私のアダプタとケーブルを貸し出すコトになっちゃいましたけど。 操作はタッチパネルです。 液晶画面は小さめながらそこそこ見易いですねぇ。 表示される文字を大きく拡大するモードもあるので、お年寄りにもやさしいです。 大昔のカーナビしかほとんど知らないんだけれど、随分と使い勝手が研究されてて進化してんですねぇ。 2世代前の純正カーナビ以上の使いよさがあります。 またメモリ動作ですから、データが出てくるのが早いですな。 CDやDVD、HDDをクルクル回すのとは流石に違いますです。 住所検索も、〜番地の〜まで入るのでイイ感じです。 電話番号検索に付いては、検索対象は企業までで、個人宅はサポートしていません。 そして色んな施設や観光スポットのデータが豊富に入ってんですねぇ。 コンビニやファミレス、ガソリンスタンドの情報も結構網羅されている様子です。 ただし、一般の施設とか交番などの目印となるモノは省略されてますな。 それと住宅地図レベルの、一般家屋までのデータもありません。 これらはグーグルマップとか、私が愛用しているゼンリン地図の古いのとかよりも劣ります。 だから目的地とかの設定をする場合に、ひょっとしたら他の地図も必要になるかも知れませんねぇ。 ルート検索は、なかなか高速です。 CPUは500MHzクラスってコトなので、現在での一般的なレベルです。 ただし、場所によってはルートがちょっと変になるのは否めません。 アルゴリズムの問題だと思うんですが、一般道路優先でもやたら大きな国道・県道を無理してでも通りたがります。 と言うか、セコい道路はルート検索時には考慮しないようですねぇ。 なので「距離優先」にしてもかなり大回りになるルートを提示してきたりするんです。 全く知らない所を走っていくのでなければ、ある程度無視して人間の判断で道順を決めるのがよさげですな。 ちなみにルートを外れれば自動的に再検索してくれますから、放っておけば良いのです。 案内中の画面は、現代ナビらしくなかなか親切です。 交差点や高速道路の車線なんかもちゃんと出てきますし。 音声案内は一般道路では700m/300m、そして「間もなく」の3回行われます。 この辺り、初期の製品は悲惨でしたからねぇ。 そして完全自動設定の時計と、予想到着時間とかも表示されています。 難点としては、電源投入時ですねぇ。 クルマにセットするとキーに連動して自動で電源が入るのですが、起動イニシャライズにちょっと時間が掛かります。 そして、いちいち初期メニューが出てくるんですねぇ。 (タイトル写真の上の状態が初期メニューです) 「ナビゲーション」をいちいち押さなきゃなりません。 そしてそこからナビの起動にまた時間が掛かり、トドメとして「運転中の・・・[はい][いいえ]」があるのです。 カーナビなんだから、電源入れたら自動で地図が出て来る所までやっとけと言いたくなりますねぇ。 電源投入してから地図が出てくるまで、全部で1分は必要ですから。 初期メニューに「写真」と「音楽」がありますが、これは本体左側面にあるmicroSDカードに入れてあるデータ再生が出来るのです。 フォトフレームみたいな感じで使えるんですねぇ。 ちなみに音楽は内臓スピーカの他に、これまた本体左側面にステレオジャックがありまして、そっちからも音が出ます。 バイクでナビとして使う場合には、ここからイヤホンで聴くんでしょうな。 本体は小さいのでポケットなんかに入れておけば良いですねぇ。 画面が5インチの大きさなので、DSゲーム機みたいな感じですけどね。 ・・・ゲーム機能が付いてると良いかも。
総括すると、標準的なカーナビの機能はちゃんとしてます。 データ量はちょっと少なめだけど、お値段を考えりゃ充分でしょう。 画面・操作系・音声出力どれをとってみても、必要かつ充分レベル以上ありますし。 実用性はちゃんとありますねぇ。 これは、買いですよんv 9日までなので、もしかしたらまだ売っているかも。
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