2011年12月のコラム
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●2011年12月31日(土)

さていよいよ今年2011年もお終いです。
うさぎ年でしたけれど、干支ってのはどんな年だったに対してあんまり関係ないような。
平成で言うと23年だったのですが、これもまたなんかピンと来ませんでしたねぇ。
年号ってのは丁度キリの良い数字にならなければ、ヤル気が起きてきません。

来年は、2012年。平成24年。辰年でございます。
竜なので野球好きの方ならドラゴンズの年ってコトになるんでしょうか。


今年一年を振り返ってみると・・・・個人的にはあんまり変わった出来事はありませんでしたねぇ。
まぁなんとなく過ごしていたような気がしますです。
ぶいぶいコラムの過去ログを漁って、総括してみますね。

まず、1月。
これはその前年の暮れからなのですが、モンキーちゃんの復活作業が一段落した所です。
もっとも、モンキーちゃんは復活させると言うよりか、バラバラの部品状態で保存してあったのを一つの形にまとめたって感じですね。
ちゃんと復活させるにはやっぱりある程度費用が掛かりますので、進められる所までしかやってないですな。
それと親父用のノートPC、DellのD510ってのを中古品で買ったのもこの時期です。
なかなか使い出がある良い機種だったと思いますねぇ。

次は2月。
地デジ、正式には地上波デジタル放送へと変わる準備で騒がれていた時期です。
我が家の地デジ対応はギリギリまで待ってたのですが、とりあえず「簡易チューナ」を買って来てしのぐ作戦でした。
この簡易チューナも過渡期の商品だろうってコトで、買い時を上手く狙わなければ無駄に高い買い物になると予想してました。
実際その通りになりましたが、ちょうど家族用のチューナ2個を購入したのはこの時期です。
その後の状況をみると品薄になったり、安い製品がなくなっちゃったりして、結局ベストなタイミングで調達できたと思います。

またCraving Explorerと言うYoutubeやニコニコ動画のダウンロードツール紹介とかもありましたねぇ。
それと、AppleのQuickTimeをビデオ変換のコーデックを使うために入れたりすると、IEの音楽再生プラグインの制御が乗っ取られる対策とかもありました。
これはとても役に立つので、保存版にしても良い記事だと思いますけどねぇ。
2月の11日です。


3月は、梅ですねぇ。
それとモンキーちゃんの電気回路を設計してハーネスを製作したとのこと。
実はこの月はこれら2つしか記事がありません〜〜〜〜〜〜〜@
これには理由がありまして、ご存知「東日本大震災」が11日に発生したのです。
その時に妙な自粛ムードと言うか、ネット発信に対して神経質にならざるを得ない雰囲気でしたからねぇ。
迂闊なコトを書くと吊るし上げられちゃうんです。
例えばテレビ広告が自粛で差し替えられた「公共広告機構(AC)」の、「え〜しぃ〜♪」と言うサウンドロゴに対しても苦情を言う人が出てきたり。
何度も何度も喧しいって言うんですよねぇ。結局、テレビ側が音を消すという対応をせざるを得ませんでした。
こんなのキチガイ地味た言い掛かりだとしか考えられないのですが、そういう雰囲気なのです。
まぁ大きな出来事がある度に繰り返されるコトではありますけど、ある程度事態が落ち着くまではちょっとお休みした方が得策だと判断しました。
個人的には原発のプラント関連のコトとか一杯書きたいネタはあったんですけどねぇ。


4月は打って変わって、怒涛の如く更新してます。
モンキーちゃんのハーネスが出来たよって記事から始まり、ゴールドモンキーが登場したり、自家用乗用車のタイヤのスローパンクチャー事件のコトとか。
結局はここから8ヶ月後にはタイヤ交換を、しかも手作業でするコトになったんですげとねぇ。
(ちなみにこの時にエアバルブを1本交換していますが、これも手作業です)
それと豊川市一宮町にある、お洒落な建物のはちみつ屋さんの記事もありましたねぇ。
あちこちのスポットを見つけては紹介してたのもこの頃です。
お花見シーズンなので、その関連記事も多かったですねぇ。

オートバイ工房の跡地がようやく更地になったのもこの時でした。
それまでは未練たらしくずーっと建物だけ残っていましたからねぇ。
寂しいような、ホッとしたような気分でした。


5月は、いよいよテレビ買い替えをしたネタです。
一番メインに使ってたワイドTVが、7月の地デジ完全移行を待たずして不調に陥り、逝かれてしまったのです。
なので液晶のアクオスに買い替えたのですが、付帯する機能でイロイロと実験したりで楽しみました。
ホームネットワーク機能の攻略には燃えましたねぇ。
(結局ビデオ動画の共有は不可能で、JPEG画像とMP3音楽の再生が出来るんです)

お花見記事も相変わらずありますな。
一番印象に残っているのは、岡崎の五万石藤でしょう。
ちょうどデジカメを新調した(中古品だけど)のもこの時期なので、色んな被写体を求めてあちこち行きましたねぇ。
パソコンとかの修理もいくつか抱えてて、そのネタもあります。
それと私の愛車、働くカウンタック號が車検だったのでその関連整備ネタもありますな。


6月です。
かもめさんカブが放置してあったのを、復活しました。
もっともその後で思い掛けないアップグレードをするコトになったのですけどねぇ。
きっかけは他のカブの修理が入ってて、久々にカブはイイな〜と思ったからなのです。

それとDS400のエンジン修理もしたのですが、脱着はとても重たかったですねぇ。
XV250ビラーゴは何度もやってるので、似たようなモンだろって考えてたのは甘かったです。
よくよく考えて見ると、DS400(XVS400)/XV400系って600cc版が共通で存在するんですよねぇ。
つまり、本来は600ccクラスのエンジンなんです。重たくて当然ですな。

お花見のネタも相変わらずありますです。
やはり、写真に撮るとキレイですからねぇ。


7月は、なんか滅茶苦茶暑かったのを思い出しました。
確か6月下旬の梅雨シーズンのはずなのに、突然真夏になっちゃったんでしたねぇ。
お花見ネタもそのおかげで好調でしたけど。
また地デジ移行への最終段階ってコトでもありました。
面白かったのは地デジチューナやテレビが高騰して、トンデモナイお値段になったコトですな。
我が家は丁度底値の時に買い替えしたので助かりましたねぇ。


8月はカブのネタがやたら出て来てました。
新聞カブ(プレスカブ)や郵政カブMD50の部品とか。
ついでにTT250Rのネタもありまして、夏らしくバイク関連が増えました。
もちろんそれ以外の、小ネタもありましたねぇ。

9月も、バイクや自動車の真面目なネタが比較的多かったように思います。
草刈機もなんかイロイロいじくったりしてて、エンジンネタ全開でしたねぇ。


10月は、突然のかもめさんカブのアップグレード作戦ネタです。
12v系のエンジンへ換装しつつも、旧い趣を残そうって贅沢な改造ですな。
もっとも済んでしまうと、あまりの自然な仕上がりっ振りの為に「全く何がどう変わったのか判らない」状態となりましたけど。
これはぶいぶいEg共和国チューンで良く出てくる結末です。
きっかけは掘り出し物のエンジンを、思いがけず落札してしまった所からなのですけどねぇ。
もっとも他に必要な部材などで、結構まとまった金額が後から出て行ったのですけど。
そのおかげでモンキーちゃんの方は益々後回しになっちゃったのです〜〜〜@

10月は18日の、ワンちゃんの写真は自分としてはベストショットだと思います。
飼い主にしか見せない表情を撮影するのに苦労しました。


11月は、まぁつい先月なのですがかもめさんカブの作業とかイロイロとネタ満載です。
最もコラム記事が充実してた頃でしょうかねぇ。
なんかとってもバタバタと忙しかった月です。

そして12月も同様の勢いのまま、色んなネタを出しました。
乗用車のタイヤ交換にチャレンジしたコトが印象深いですねぇ。
お花見というか、香嵐渓のもみじ狩りなんかも出てましたねぇ。
それと、midi音源のリニューアルもできちゃったりして。

バイクネタはちょっと少なくなりましたけど、実は記事の材料としては溜め込んであるのです。
寒いのであんまりバイクって季節でもないんですけどねぇ。
でも、本来ぶいぶいEg共和国はバイクのサイトのはずなので、たまにはバイクネタを出さなきゃなりません。


こうやって振り返ってみると、遣り残した事も沢山ありますし、また進展したコトもありましたねぇ。
特にかもめさんカブが復活して、更にアップグレードされたのが大きかったです。
その分、モンキーちゃんの作戦は後回しになっちゃってるんですが。
来年の抱負としては・・・まずモンキーちゃんを完成させるコトですねぇ。
もちろんかもめさんカブも最後まで仕上がってるワケじゃないので、そっちをやってからですけど。

では、来年のぶいぶいコラムに乞うご期待!

●2011年12月30日(金)

本日のネタは、ちょっと変わって電気モノです〜〜〜〜〜@

一部のソースの音声が出ない、と言う故障で舞い込んできたギターアンプです。
メーカーはエレキギターで有名なFender(フェンダー)で、TwinReverb(ツインリバーブ)というモデルです。
これは随分と旧いモノでして、私が生まれるちょっと前の昭和40年頃からあるんですねぇ。

もちろんですが、管球アンプでございます〜〜〜〜〜〜@
真空管ですよんv
この球ってのは6L6Xってのでして、フェンダー社から3種類の特性のが出ていたのです。
白い球、赤い球、青い球があるんですな。
硬い音色の順番に並べると、青い球>白い球>赤い球になります。
パワーアンプ回路の球は4個ですねぇ。
ちなみに今回来た修理品には、どうやら純正仕様の白い球が入っていました。
プリアンプ部には小さい球が付いてます。
カバーが付いてて見えにくいんですが6個ですねぇ。
これも赤青白の3種類あるとのことです。

チェックしてみましたが、ヒーターもキレイに点灯しますしガラス球も黒変はしていないので大丈夫なようです。
真空管と言うと部品供給の不安が考えられますが、この製品は大変メジャーなので部品入手の心配はそれほどないかと思います。
苦労するかも知れませんが、探せばどこかにあるはずなんですねぇ。

で、早速故障の原因を見つけてしまいました〜〜〜@
球のソケット接点の、接触不良ですな。
やはり年代モノゆえの原因です。
なので全てのソケット及びジャック・ボリュームのクリーニング手直しをする事と相成りました。


スピーカーユニットは、JBL製のが2つ付いています。
これは年代によりモデルがマイナーチェンジを受けており、色んなメーカーのスピーカーユニットが採用されているのです。
勿論スピーカーユニットが異なれば出てくる音も変わりますから、ようするに年代により音質は違ってるんですな。
なので、今回のようにもし故障などのトラブルがあった場合に、おいそれと代わりの物を・・・なんてコトが出来ません。
例え僅かな違いでも、音質が異なると感覚的に狂うので、とても困るのです。
ですから、なにをどうやっても修理しなければならないんですねぇ。

楽器用スピーカーの構造はエッジ部分がかなり丈夫に作ってありますので、旧い製品でよく見られるような劣化トラブルはありませんでした。
音楽用のHiFiスピーカーは随分とエッジがダメになっているのがありますからねぇ。
特に一時期流行した、ウレタン製のは経年劣化により確実にボロボロと崩壊するのです。
(ヤフオクとかハードオフで旧いのを漁る場合には気をつけましょう)


修理するに当たり、やっぱり鳴らしてみる必要があります。
でも我が家にはエレキギターがありません・・・・。
なのでテスト用にはマイクを引っ張り出して来て、それをとりあえず繋いでみました。
私のマイクを使うのは久しぶりですねぇ。(そんなに高いのじゃないですよ)

エコー(リバーブ)もビブラートもちゃんと掛かりますです。
なんとリバーブはスプリングの奴なのです。
もっとも防振とノイズ対策がバッチリしてありますので、ユニットを直接触んない限りビンビン音はしません。
ビブラート回路も、実にのどかな効き具合でして、ポヨヨヨ〜〜〜ンとイイ感じで震えます。
なんか効き具合が弱いような気がするのですが、これはマイク音声だからかも。

やはりリバーブユニットの接続線のコネクタ部がちょっと接触とかあやしかったので手直しです。
回路的にも構造的にもそんなに複雑ではないのですが、手数は掛かりますねぇ。


でもやっぱり楽器で慣らしたいので、midi音源とmidiキーボードを持ってきましたv
気分としてはエレキギター系の音色が一番ですな。
やはり実際の稼動状況に近い状態でテストするのが一番ですからねぇ。
ぽろぽろぽろ〜ん♪と慣らすと、これが実に良いのです〜〜〜〜〜@

このモデルは「ドンシャリ音」で、守備範囲の広いアンプだと良く言われます。
なので意外と、デジタル音源との相性が悪くないんですねぇ。
ちなみに音源の方にもエフェクトが内蔵されていてリバーブもコーラスなんかもあるのですが、やはり全然違います。
デジタルだととてもキレイに、整然とエフェクトがかかるので、確かに使いやすいと思います。
でも、アンプ側の方のリバーブやビブは、なんか表情があるんですねぇ。
それと不思議な事に、エレキギター系だとこれらの効果がバッチリ掛かるのです。
どうやらソースの音質によって相性があるのかな。
アナログ全盛期の回路設計ってのは、理論だけで最後まで詰めてるんじゃなく、あくまで人間の感覚に合わせてあるんだなーと実感しました。

結構、長い時間鳴らしてみました。
そうじゃなきゃテストにはなりませんからねぇ。
接触を手直しする前と後では、これが全然音色が違うんです。
管球アンプだからそんな微妙なコトは影響ないのかと思ってましたが、それは大きな間違いでしたねぇ。


ちなみに、このアンプはキャビネットの作りもガッシリしていて、とても重たいのです。
重量は約30キロ前後ありますからねぇ。
キャスターが付いてるんでちょっとした移動はまぁなんとかなりますが、運搬ともなると大変です。
横に傾けて使えるような足(と言うか腕)があるんだけれど、その辺のネジとかもちょっと緩くて直しました。
中の写真で、赤色の懐中電灯が写ってますけど、これは修理の際に使ったものですよん。

イロイロと調べてみると、まだまだ根強い人気があるアンプでして、中古品もかなり高価な相場で取引されているようです。
例えば、★ここの楽器店★とかだと、18万9千円ですからねぇ。
楽器ってのはとにかく高価なのですが、唯一無二な機種だから仕方ないのかも。
他のお店やヤフオクとかも調べましたが、やはり安くても10万円はするようです。
もっとも、この手のものってのは値段で決めるモノではありませんけどねぇ。

●2011年12月27日(火)

今年も押し迫って参りました。
先日はクリスマス、そしてあとちょっとで大晦日にお正月とイベント盛りだくさんです。

そして忘年会シーズンという事で、飲み食いする機会が増えるのではないかと思います。
宴会料理と言うと、まぁ大体決まってるんですが・・・鍋とかがメジャーですな。
その中でも、高級クラスというと、やはり冬ならではの味覚の王者、「蟹料理」でしょう。

日本海のカニ料理を食いに行くバイクツーリングって企画もあったのですが、私も行きたかったですねぇ。
もっとも資金繰りのめどが立たなければ、そんな贅沢もできませんが。
でも蟹食いたい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
蟹を食って、盛り上がりたいです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


てなワケでして、こちらでは独自の企画で、こじんまりと「蟹喰ってお祝い」をしてみました。
かな〜りコンパクトにまとまっちゃってますねぇ。

ツマミは、カニならぬカニカマボコ。
これは鱈などのすり身を、冷凍技術を駆使してカニ身のようにしてある模造食材でございます。
ちなみに賞味期限がかなり古いのは、そもそもこのネタを放出するタイミングを見つつ、暖めていたからですよんv
私は賞味期限にはシビアでして、古くなったモノは基本的に食べません。
以前、まいっか〜と古い食べ物をつい食べて当たり、とても酷い目に遭ったからなのです。

このカニカマにはカニの風味を付けるための「カニエキス」なる原材料が使われています。
でも実はそれは、カニの茹で汁だったり殻を煮出したりしたモノなんですけどね。
外側の赤い色は、着色料でつけてるんだそうです。

このカニカマは日本生まれでして、昭和48年に石川県のメーカーが発明しました。
当初は「模造食材」と言う事で「ニセモノだ!」とバッシングを受けたりしたようですな。
某グルメ漫画の美味●んぼ等でも作中でこき下ろしてる場面があったりしましたねぇ。


しかし、私はこのカニカマが大好きなのです。
大体このカニカマを見て、蟹と混同するような人ってのが実際に居るのでしょうか。
カニカマ=カニ風味カマボコなのはちゃんと公に認められているのです。
もっと紛らわしい模造食材と比べても、判り易すぎるので問題ナシだと思うんです。
もっとも、カニ何とかって料理名なのに、このカニカマが使われていたりすればこれは詐欺的だと思いますけどね。

でも今回に限り、蟹の代用としてカニカマを引っ張り出してきたのです。
まぁ雰囲気は味わえるってコトにして。
クリスマスの時のシャンパンならぬシャンメリー(ノンアルコールの炭酸飲料)みたいなモノですな。


で、ツマミはかなり妥協しましたので、祝いの酒はちょっと贅沢をしてみました。
「赤い」琥珀ヱビスと、「白い」シルクエビスで、紅白のビールです〜〜〜〜〜〜〜@
戎様も付いてて、目出度いですよねぇ。

350mlが2本で、700mlですな。
計算すると、私の愛車(軽トラ)よりもちょっぴり大きいですv
さすがに、気軽に飲む適量ってのは一応500mlまでと決めてはあるので、ちょっと超えちゃってますです。
もっともビールなんてぇのは飲もうと思えば幾らでも入っちゃうモノなのですけどね。

で、本当ならばこのプチ宴をしつつコラム記事を書こうと思っていたのですが、予定はあくまで未定なのですねぇ。
言葉を変えると、理想と現実のギャップを実感するとか。
ようするに、ゴキゲンになっちゃってこれどころじゃなくなっちゃうんです。
そして、飲んだら寝るに限ります〜〜〜〜〜〜@
こんな習性があるので、私はあんまり外へ飲みに行かれないのですよん。


話題はガラリと変わります。
12月16日に、DTM用の音源モジュール「MU-100B」の記事を書きました。
何となく掘り出し物を見付けて、適当な値段で入札しといたら思いがけず落札してしまったってヤツです。
そのおかげで、今まで愛用していた音源「MU-90」の処遇をどうするかって問題が持ち上がりました。
とりあえず保留しといたのですが、まぁこれはやっぱり売りに出そうかと思いますねぇ。
同じメーカーの製品で、1つしかモデルが違わないから2台並べておいても仕方ないんです。

もっともパネル付きモデルですから、鍵盤楽器を繋いで演奏するのに良い「パフォーマンスモード」ってのが付いてますから、これでも結構遊べます。
このモードは、最大4つの音(チャンネル)を重ね合わせて、より複雑で重厚な表現の楽器として使えるのです。
つまり、1つの入力(鍵盤楽器など)から演奏する際にとても都合が良いのですねぇ。

しかしそうやって活用しようとすると、また新たな問題が出てきます。
それは、私が使っているmidi鍵盤があんまりグレード的に高くはないのですな。
ヤマハ製CBX-K2というキーボードなのです。
49鍵(4オクターブ)しかないのと、タッチレスポンス対応しはしているけどキーの弾き心地がショボイのですな。
ちゃんとした演奏用だと、もうちょっと鍵盤の数も欲しいんです。

元々私はエレクトーン出身ですから、ヤマハの電子オルガン的なタッチが好みです。
ピアノ風の方だと、ちょっとストロークも大きくて重いので持て余すんですねぇ。
これはすっかり身に染み付いてしまってるんで今更宗旨替えなんか不可能です。
つまり、ヤマハの鍵盤しかダメなのです〜〜〜〜〜@

そうすると、midi鍵盤の買い替えが必要なんだけど、実は丁度良いのが無いんですねぇ。
CBX-K3って古い機種が近いんだけれど、残念ながらmidi音源の制御機能が貧弱だったりします。
この辺りは今使ってるモデルはとても使い安いんです。

全部満足するモノになると、そもそもその鍵盤楽器にもっとイイ音源が内蔵されていますからねぇ。
そうなると、MU-90は不要。
まさしく本末転倒状態になっちゃうのです。


なので、売るしかないなと思いました。
どうやら後釜の、修理したMU-100Bの具合も調子良いみたいですからねぇ。

でもあんまり安値で叩き売りはしたくありません。
なのでちょっとイイお値段で出品スタートして、気長にグルグル回そうかなと考えてます。
もっとも買っていただいた方には、至れり尽くせりなオマケも付けますので、決してボッタクリ価格にはなりません。
そもそも実稼動品ってのが、お買い得なのです。
ヤフオクでは動くかどうか判らないモノも沢山出ていますからねぇ。


で、売り出すにあたり、プロモーションビデオを作成いたしました。
つまり見本ですな。
まずは、ご覧下さいませ〜〜〜〜〜〜〜@




このビデオ製作は結構苦労しました。
ビデオ動画撮影は、なんといつも使っているフジフィルムのデジカメです。
それをカメラ用の小型三脚に固定して撮影してます。
なんか2分しか一度に録画できないとかの制約があるし、画質も厳しいですねぇ。
そして出来上がった動画ファイルのコーデックもなんか妖しく不明だったりするのです。

音声の録音は、別のPCでライン入力(アナログ音声)にて行っています。
最初はUSBサウンドユニットの、ヤマハUW10を使ったのですがこれがブツブツと周期的ノイズが混入するのです。
どうやら原因はUSBの優先順位・割り込み処理だと思うんだけれど、何をどうやっても解決が出来ませんでした。
仕方ないので、予備PCの「サウンドブラスターLive!」のアナログ音声入力を使いました。
これもちょっとクセモノでして、なかなか入力の選択が上手く掛からず、音が出るまでちょっと苦労したのです。
しかし、ノイズの混入も少なくて録音機として使うのには良いですねぇ。
さすがに当時は高価なサウンドボードだっただけあります。

そして、ビデオ動画ファイルと音声ファイルを重ねて、ビデオ編集します。
使ったのはWindowsムービーメーカーですよん。
基本的に無料アプリのみで作ってんです。(割れモノではなく、フリーウェアです)
ビデオ動画ファイルの構成が妖しかったので、いくつかの変換アプリでフォーマットを変えてますけどね。
そうじゃないとムービーメーカーが受け付けてくれないんです。
なんか原因不明ですけど、開始後22秒後に処理が停止するなんてトラブルにも見舞われましたし。

Windowsムービーメーカーは、なんか不安定ですねぇ。
もっともタダだからいいじゃん、文句あるなら金出せ!みたいな感じがして、それもまたワクワクドキドキするのですけど。

出来上がった動画ファイルの音質は、けっこう良いですねぇ。
やれば何とかなるモノですな。
メイン機のPCのサウンドカードではどうしてもアナログ音声入力はノイズが混入するんですが、それが皆無です。
(ちなみにメイン機は光デジタル入力の場合だと大丈夫です)
補正なんかは一切掛けていません。
それをやったらインチキですからねぇ。
MU-90を買って頂ければ、どなたでも同じ品質での音楽再生が出来るのです。


ビデオの内容に付いてです。
3つの曲の再生がしてあります。

最初はMU-90内蔵のデモソングです。結構イイ感じでブリブリ鳴ってますv
でも機能を見せびらかそうとし過ぎて鼻に付く部分もありますねぇ。
まぁデモソングなので仕方ないです。
ちなみにプロ製作ですから、凄すぎてあんまり音源の見本にはならなかったりするんですな。
根本的にはハードウェア性能ではなくて、データ作成者の技量次第なのですから。

次は、WinterGamesです♪
モーターランド2ってテレビ番組のオープニングにも使われていたし、ぶいぶいEg共和国のBGMにも入ってる曲です。
もっともフルコーラスではありません。(あくまで見本ですので)
これは聞き易くて、判り易いだろうと思って採用しました。

最後は、ぶいぶいEg共和国の国歌(?)なんて噂のある、旧パチンコ屋さんのアノ曲です。
これは完全に私のオリジナル製作品ですから、フルコーラスですよん。
他には同じのはありませんし、もしあっても出所は私のトコですからねぇ。

どの曲も、派手でノリが良いって共通項があります。
デモンストレーション用には、こういうのじゃなきゃ。


画像に関しては、こっそりとヤフオク出品用にと撮影したのを使い回してます。
付属品一式の写真左上は、バックの板に「梱包用です」とか書いてあったのでヤフーIDを重ねて隠してます。
ビデオ撮影時は昼間の明るい時でしたが、MU-90の液晶表示パネルが写らないと困るのでカーテン引いてます。
予備機のプリンタのお尻が写り込んでいたりして、生活感が滲み出ている、ほのぼの系ですねぇ。
このビデオの主役はあくまで「音声」の方ですからこれでイイんですよん。


ちなみにニコニコ動画の方などで、もっとMU-90の機能をフル活用した作品があります。
アニメ絵との組み合わせなので私は苦手なのでリンクしませんが、まぁ探して見て下さいね。
多分YouTubeの方にも転載されていて、関連動画で出てくるのではないかと思います。

関連動画を見ていると、まぁ同じような感じの作品が沢山出てきますねぇ。
やっぱり考える事は一緒なんでしょう。
でもさすがに自分の売るモノの為に、他の人のデモビデオを使うわけには行きません。
それは重大なマナー違反です。
ついでに他の音源ユニットなんかのを見るのもまた楽しいです。

●2011年12月24日(土)

ようやくバイクネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ぶいぶいEg共和国は、昔からバイクサイトとしてやってますです。
しかし最初からネタサイトだとか言われたり、迷走しまくって現在もその路線まっしぐらですねぇ。

本日のお題は、TT250Rのエンジン修理ですv

TT250Rは、ホンダXLR250のヒットを睨んで開発された、ヤマハのオフロードマシンです。
オフロードの世界にも実はいくつかの種類があります。
最も判り安い派手な世界の「モトクロッサー」タイプ。
これはスプリント競技に相当しますので、マシンにはパワーと瞬発力が要求されます。
完全に走り一辺倒な性格ですから、ツーリングとか普段使いにはあんまり向きませんな。

お次は、「トレッキング車」ですねぇ。
これは比較的緩めなマシンでして、パワーよりもむしろ粘り強くマイルドで扱いやすいエンジン特性が要求されます。
このジャンルではヤマハの銘車セローが有名ですねぇ。

実はセローに関してはとても興味深い談話がヤマハのサイトにありますので、オススメです。
★ヤマハ/XT225セロー 開発者インタビュー★


そしてトレッキング車とモトクロッサーの中間位置に、XLRやTT-Rがあるのです。
競技で区別すれば、「エンデューロマシン」ですねぇ。
長丁場のレースですから、ある程度の瞬発力やコントロール性と両立した扱いやすさが必要です。
スポーティーでいて、かつ普段使いも可能ってので、公道使用ではもっとも美味しいタイプですな。

さらに「トライアルマシン」なんてのもあります。
これはスピードを競うのではなく、如何に酷い悪路を走破攻略するかを考えるんですねぇ。
純粋にバイクコントロールのテクニックで勝負なので、根強い人気があります。
かつては公道で使える市販バイクもありましたけど、タンクが小さいとかパワーが無い等の理由で今では廃れちゃいました。
ただし、この楽しさのエッセンスを積極的に取り入れた「トレッキング車」は大成功してますねぇ。
ケモノ道の探検なんかには、やはりトライアル車的な要素は不可欠です。

そしてこれらの他に派生したジャンルってのがあります。
ダート走行の競技に特化した、「ダートトラッカー」。ホンダFTRなんかですねぇ。
またサンドバギーのような使い方をするTWとか、牧場の実力者AGとかがヤマハから出てましたし。
そしてちょっと旧車っぽい、不整地というか未舗装路時代の復刻版みたいなのもありますな。
レトロシングルとかでして、カワサキのエストレアなんかがメジャーです。
オフ車の仲間に入れてよいかは微妙なトコなんですけどね。

また、XLRやTT-Rの系統のマシンで、ツーリングに特化した仕様のも人気があります。
ラリーレイドとか言われる区分ですねぇ。
BajaとかRaidなんて名前がくっ付いてたりします。

また排気量クラスは〜250ccが一般的なのですが、もっと大きいクラスのもあります。
アフリカツインとか、DR800なんて変り種もありますねぇ。
BMWが積極的に商品展開してますです。

という事で、むしろ明確にジャンル分けができるマシンの方がむしろ少な目です。
使用目的だって、オフ車=林道なんて図式は必ずしも当てはまりません。
便利な足として使ってる人のほうが圧倒的に多かったりしますからねぇ。


で、250ccのオフ車TT250Rに話を戻します。
これは空冷単気筒のハイパワーエンジンを搭載してんですねぇ。
げんづいではエミッション関連とかですっかり水冷化が進んじゃいましたけど。

パワーとしては、30馬力ほどあります。
リッター辺り120ps出ていますから結構なモノですな。
しかしこれによって、放熱や潤滑がちょっと難しくなってるんですねぇ。
そして運が悪いと、熱によるトラブルを引き起こすのです。

その顕著なのが、オイル漏れですねぇ。
熱による歪みとかガスケット破損など理由は様々です。
私の愛車も過去にそういう憂き目にあってますが、これはACGカバーのクラックが原因でした。
そして今回のTTRは、どうやらガスケット切れのようですねぇ。

実は、このTTRは「4WA」と言うかなり後の方のモデルです。
私のは初期型の「4GY」ですからねぇ。
エンジンの詳細には、結構な差異が見られますな。
フライホイール・クランクマスも変わってるとのコトですし。
外観から一番違いが判り安いのが、ブローバイガスの抜き方でしょう。
初期型はクランクケース背面からブローバイホースが出ていますが、後期型はシリンダヘッドカバーになっているのです。
どうしてもコンパクト設計なエンジンなので、クランクケース内圧の制御は大変なようです。
しかし、基本的な構成に付いては同じなのです。

また、TT250Rには無印とRaidの2つのモデルがあります。
ビッグタンクと大型ライト・キャリアが付いただけと勘違いしやすいですけど、実は足回りが別モノなのですねぇ。
無印はひたすら走りの方向で設計されていて、カートリッジタイプのFフォークとか、アルミスイングアームなど
豪華装備が奢られています。
エンジンに関しては、同世代モデルならば基本的に同一らしいんですけどね。

私の4GY1は1993年のモデルなので、18年経過してて古いです。
なのでいつかそのうちにエンジンの整備をする機会が生じるのではないかと思いますから、今回の修理には興味深々ですねぇ。
予行演習と言うか、チューンナップの可能性探求なども考えつつ作業してまいります。


DOHC4バルブのセンタープラグ配置・ペントルーフ型燃焼室を持つ、いわばオーソドックスな設計です。
カムチェーンもごくありふれたサイレントチェーンですからねぇ。
シリンダーボルトは、上から通してシリンダを貫通するタイプになってます。
「ジョグっぽい」と表現したいですねぇ。
SR系とかだと貫通ボルトではないので、ちょっとシリンダ締結剛性に不安があるのですが、そうじゃなくて安心です。
また、古いバイクだとシリンダボルトがスタッドボルトになってて、分解するとクランクケース側にボルトが残ります。
これは締結剛性的には良いんだが、整備性は悪化しますねぇ。
とりあえずここの部分は、TT-Rエンジンは良く考えられているなと思いました。

分解は、手順通りに部品を取り外していくだけ、と言ってしまえば簡単ですねぇ。
キャブレターはもちろん、セルモーターも外さないと工具が入りませんから、「見えているモノは全部外す作戦」で行きます。
また、バルブタイミングはカムスプロケットに線が入ってて、これをヘッドのガスケット面に合わせるタイプですな。
吸気と排気のカムシャフト・カムスプロケットは共通で使い回していますので、兼用です。
なのでちょっと位相を合わせるのに混乱しやすいので、ちゃんとメモなりしときます。
(デジカメで写真撮っておくのが有効ですよん。この写真の目的がそうなのです)
マーカーで印をつけておくと、より確実ですねぇ。

カムスプロケ廻りは、エンジンによって作業性が随分と変わります。
TT-Rはとても楽ですねぇ。
またカム山の潤滑用にオイル溜りがかなり多くありますので、分解時には沢山吸い出さなけれはなりません。
これはドライスタート時の対策なんでしょうねぇ。
ちっちゃいオイルパンがヘッドにもあるって感じです。

ちなみにクランクケースに、上死点マークとかがあるんですが、これが少々見難いのです。
小さなフタを外して覗くのですが、刻みマークが小さいですからねぇ。
しかもTと言う文字が横向きに打刻されてて、刻みマークがすぐ隣にあるのでHに見えるのです。
このHの、右と左のどちらが合わせマークなのか悩みます。
もっとも私は、プラグホールから細い棒を突っ込んで、ピストンの物理的な上死点を手の感触で探す流儀なのです。
あわせマークは補助的に確認をするのに使ってます。
ダイヤルゲージを固定してやるのがベストですけど、さすがに準備とか手間ですからねぇ。

で、シリンダボルトは4本ですけど、実はカムチェーン側の2本はカムシャフトの下に隠れています。
なのでカムシャフトを完全に取り外さなければシリンダヘッドやシリンダを外せません。
ここでもやはり「見えているモノは全部外す作戦」なんですねぇ。
コンパクト設計ゆえなのですが、整備性も大事だけどやはり締結剛性の方が優先してもらいたいです。

一つ気が付いたのは、カム山。
かなり尖がってて、まるで実用車のソレですねぇ。
このエンジンは8,500rpmでレブリミットだそうで、それほど高回転の伸びはありませんがそういう設計なのでしょう。
ハイカムが何処かからか発売されていたらしいんだけど、確かにこのカムを見るとどうにかしたくなりますねぇ。
しかし、この控え目な設定で、トータル的にトルク出しを考えるって設計手法が実はとても良いのです。
やたら広げたり増やしたり大きくしたりのエグい改造ってのは、良い結果を生まない場合が殆どですからね。
そもそもベースエンジンになったSRX250の場合は、ありゃダメダメでしたから。
確かに高回転まで回りますけど、余りにも全体的にトルクが薄くて非力なのです。



で、取り外してピストンとご対面です〜〜〜〜〜〜〜〜@
250ccの単気筒だと、結構でかいですな。(73mm)
実はTT250Rのピストンと、XJR1200のピストンは取り付け互換があるんですねぇ。
そうなるとボア3mm増しの270cc仕様となるのです。
またSUGOからハイコンプピストンも出てましたねぇ。
夢は膨らみますv

しかしカーボンの付着がすごく頑固ですねぇ。
ガッチガチに硬化してて中々取れません。
かなり熱が掛かってるんでしょうな。
というコトは、つまりガスケット剥がしも苦労するってコトです。
実に2時間近く掛かりましたよん。
単コロで、さらに面積も小さいのに、ここまで苦労するなんてびっくりです。

今回の修理テーマは、「オイル漏れ」だったのです。
原因はシリンダーベースガスケットが不具合を起こしてました。
ようするにガスケットを新しくすれば修理完了なのですが、そんな一言で済ませたくない心境ですねぇ。
ガスケットを剥がすケミカルとかもあるのですが塗装を強力に侵食するので、TT-Rのエンジンには使いにくいのです。
そもそもあれだけ強力に固着してると、ケミカルの浸透はしないような気もするのですけどね。

私のやり方だと、ガスケットにCRCを吹き付けて柔らかくし、スクレーパーで少しずつ丁寧に剥がすんです。
運が良いと一気にベリッ!と剥がれますが、そんなときは祝杯モノですねぇ。
将来的にまたバラす予定があるのならば、組み込み時ガスケット片面に薄く液体ガスケットを塗布しておくのです。
ガスケット面の面出しも丁寧に行います。
昔のイギリス車なんかだとかなり面精度が粗くて、オイル漏れは日常的にするんです。
それを手作業で丁寧に仕上げると、ちゃんとオイル漏れは止まるのです。
真心込めて丁寧に、ですねぇ。

でも腰上オーバーホールじゃありません。
あくまでオイルリークの修理ですから、燃焼室/ピストンなどのカーボン除去はあくまでオマケです。
もっとちゃんとやると、相応の工賃を頂かなくてはならなくなりますからねぇ。

ちなみに費用ですが、ガスケット腰上類一式で約\4,500-ほどです。
それとオイル交換が必須ですねぇ。
工数は確か3.5H位だったかと。(作業加算アリですよん)
予算としては、\34,000〜\35,000-位になると思いますです。

もっとも今回は別の部分も修理してますので、もちょっとお金が掛かってたりもします。


久々に、自分の以外のTT-Rを乗りました。
全然レスポンスが違います。ちょっと腰にキますね。
比べてみると後期型ってのは、かなり紳士的で良いエンジンフィールですねぇ。
オフ車として真っ当になっているのです。

我が愛車は初期型4GY1でピックアップ・レスポンスが良い反面、トルクの粘り強さが薄いのです。
さらにそこへミクニTMRキャブを入れてますので、よりレスポンス志向に振ってます。
確かに加速力はとても良いです。
しかし、ガツン!としたその加速フィールはちょっと腰にくるんですねぇ。
じんわりと速度を積み重ねていくような、後期型のフィールの方が面白みはないけど、確実に使い易いですな。

それとRaidなんだけど、実は乗るのは初めてでした。
見た感じは無印と一緒の車体なんだけど、走行感覚には歴然とした差が感じられますねぇ。
とても穏やかで、普通に走ろうよってバイクが囁いてくれるような気がするのです。
無印の方は、ヤッてやる、ヤッてやるぜぇ〜みたいな感じがありますからねぇ。
Raidの車体フィールの方はそんな気負いはナシでも乗れるのです。
ただし乗り降りは、シートの形状からかちょっと大変ですねぇ。
もう二周りほど車体が小振りだったならばと思います。
総合的な感想として、とても良いバイクですねぇ。

●2011年12月22日(木)

先日の、乗用車タイヤ交換ネタの続きみたいなモノです〜〜〜〜@

無事にタイヤも新しくなりました。
やはり反省するに、手作り作業ってのはくたびれますねぇ。
一仕事終えたら、ビールをぐいぐいっと飲むに限ります。

でも、色んなビールが売られててチョイスに困りますねぇ。
世間ではやたら「発泡酒」だとか「第三のビール」などの代替麦酒を押していますけど、私には合いません。
やはりイチオシは、ヱビスでしょうねぇ。

ヱビスビールは、ようするにちゃんとした本来のビールの味がするのです。
ぶっちゃけて言うと、麦芽・ホップ以外の原材料を使っていないからですねぇ。
とうもろこし(コーン)や馬鈴薯澱粉(スターチ)、米などの発酵補強材料が入っていると、なんとなく安酒や焼酎っぽい香りがするのですな。
そして悪酔いしてしまうんです・・・・・。
所謂、「麦100%」のビールならば、美味しく安全にいただけるんです〜〜〜〜〜@


しかし、そのヱビスにも色んな種類があるのです。
通常の金色のヤツの他に、シルクヱビスと言う白いの、琥珀ヱビスという赤いのですねぇ。
微妙な違いなのですが、どれがベストとは決められません。
順番に、代わりばんこに飲むことが多いのです。

もっとも困るのは、ドラッグストアなどの安売りしている店だと、あんまりヱビスは置いてないんです。
代替麦酒がメインで、ちょっとスーパードライがある位ですねぇ。
必然的にコンビニで買う事になりますから、より高くなってしまうんです。


もっとも、高い高いと言われてても、ワインなんかに比べれば安いモノですよん。
お酒に関しては、安けりゃ何でもイイって人が居ますけれど、正直うらやましいです。
過去何度も挑戦しましたけれど、私には飲めませんねぇ。

美味しいお酒を少しずついただくのが自分のスタイルなのです。
でも変わったモノもたまにはいいかなってコトでして、ヱビス以外のも買ってきました。
アサヒ ザ・マスターなんて大げさな名前が付いていますねぇ。
このカラーリングはウィスキーかハイボールかと一瞬思いました。
どうやらヱビス好きの人は結構多いようでして、アサヒビールも路線追従したようです。
他にサントリーはずーっと前からモルツを出してましたが、今回はパス。
プレミアムモルツってのもあるんだけれど、どこがプレミアムなのかイマイチよく判りません。
マツコデラックスがDXなのは・・・・・おっと、これは昨日書きましたねぇv

基本的には、1本ずつ頂いています。
いくらでも飲めますけれど、雑に消費したら勿体無いですからねぇ。

で、飲んで酔っ払ったら即効寝るに限ります〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

●2011年12月20日(火)

クルマのネタです〜〜〜〜〜〜〜〜@

我が家の乗用車のタイヤがとうとう寿命となってしまいました。
4年間で約3万キロ弱ですから、年間7,000km、月平均500kmちょいのペースです。
車格にもよりますけど、乗用車の場合は3〜4万キロが一般的な寿命みたいですねぇ。

実は、タイヤの消耗に関しては、今春に点検した時にちゃんと見つけててオーナーさんに交換の準備をオススメしてました。
でも何故か、オーナーさんはタイヤ交換を渋るのです・・・・。
そして夏のクソ熱い中、ローテーションして延命させてました。
あまりの暑さにブッ倒れそうになりながらクロスレンチで手作業でしたねぇ。
重労働で、まさしく「ヘビーローテーション」でございましたです。

この夏も暑かったので、タイヤの磨耗進行が一層早くなったようですな。


実は磨り減ったタイヤってので発生する症状には誤解があります。
よく勘違いしてんのが、「カーブやブレーキの時に滑る」ってのですねぇ。
確かに磨耗してくれば滑りやすくはなりますが、これはスピードとの関係の方が多いんです。
つまり、無意識にでも速度を抑制して走ってれば、結構タイヤの状態が酷くても滑るなんてコトに遭遇することはあんまりありません。
新しくて良い状態のタイヤだと、かなり無理してもグリップが失われませんけれど、それと比較するのもナンセンスです。
「まだそんなに滑ったりしないから大丈夫だ」なんてのは間違いです。
なので、運転感覚だけで判断するのではなく、ちゃんと現物を目視しての点検が重要なのですねぇ。

もっとも、磨耗してくるとハンドリングが真っ先に影響として感じられます。
ハンドルを切ってから、車体が向きを変えようと反応するのにタイムラグが生じるんですねぇ。
そして向きを変え始めて一気に曲がりますので、ハンドルを切り過ぎて戻さなければならないような傾向が顕著に生じます。
それと、直進時の安定性が曖昧になってきたりもしますねぇ。
これは、タイヤのグリップが、加速や減速だけではなく、向きを変えるのにも重要な役割を持っているからなのです。
ハンドルはタイヤの向きを変えているだけですから、車体本体の向きを変えるのはタイヤの役割です。
この際に、微妙に滑ってるんだけど、磨耗してくるとその滑りがより多くなるのですねぇ。
タイヤの向きが変わって「ジワッ」と向きが変わるのが正常なのに、「ズルリッ、ググッ!」と言う動きをしてしまうんです。
運転感覚としては、ハンドルが微妙にグニャグニャした感じがあったりします。
もっとも、磨耗は少しずつ進行するので、いつも乗ってると判りにくいですねぇ。
むしろたまに運転を変わってみて気が付く、気になるって場合が多いでしょう。

我が家の乗用車も、この間出かけた時に私が運転したのですが、そんな状態が感じられました。
見てみると、すでに末期症状でしたねぇ。
スリップサインも一部に出てましたのでアウトです。
(整備不良で検挙対象になりますよん)


それでも、オーナーさんは相変わらず新品タイヤへの交換を渋ってます。
何故なのか理由を聞いてみたら、どうやら以前も交換した覚えがあるらしいですねぇ。
確かに3万キロ走行で2回交換ってペースは早過ぎます。
走り屋さんみたいな乗り方をしてるワケでもないですし、パワーだってそんなない車種ですから変ですな。
しかし磨耗しているのは事実なので、オーナーさんが了解しなければ、変わりに別の人が金出してでもタイヤ交換の必要があるのです。
別の人ってのは・・・やっぱ私でしょうかねぇ。
オイルの時にもそうでした。
けど、タイヤだと結構なお値段しますから困ります。

とりあえず、タイヤ探しです。
基本的に四輪タイヤはBS(ブリジストン)製品と決めてますよん。
これは総合性能のバランスが優れているからです。
どんな状況でも対応してくれる、懐の深さがありますからねぇ。
難点と言えば、値段が高い傾向があるってのと、上位クラスのタイヤほど磨耗が早いってコトでしょうか。
ようするに、タイヤ自体に金が掛かるのが、BSの特徴です。

ちなみに、クムホやハンコックなど海外メーカー製の安いモノも結構多く入ってきてます。
これらは安いだけあって、作りは全然良くありませんねぇ。
手に取って持っただけでもなんか軽いとか、ヘニャヘニャだったりします。
中の構造材が少なくて、手抜きがしてあったりとそれなりに安い理由がちゃんとあるんです。
見た目だけは実にイイ感じなのですけどねぇ。


タイヤサイズは165/70R14なので、軽・コンパクトカーのクラスですねぇ。
車重は1tを僅かに超える程度ですから。
駆動方式はごく普通のFFで、1300ccのNAなのでそんなパワーはありません。
サイズ変更とかインチアップは考慮しないコトにします。
私のクルマじゃないですし、でも金出さなきゃならない可能性もありますからねぇ。


BSだけじゃないけど、タイヤのラインナップは難解極まりないですな。
とりあえず、メーカーサイトの★乗用車タイヤのページ★からご覧下さいませ。

これは各々の商品カタログには美辞麗句ばかり並び立てていて、イメージ戦略に走りすぎてるのと、オープン価格により値段の対比がしにくい点もあります。
現在の流行?は「エコ」ですねぇ。
エコタイヤってのは転がり抵抗を低減して、燃費を良くしようって考え方です。
しかし転がり抵抗・摩擦の低減は、グリップ力低下にもなりかねませんので設計が難しいのですな。
タイヤの基本構造でグリップ力を出し、コンパウンドの粘性に頼らないコンセプトが使われてます。
また雨天のウエット時のグリップは、パターン設計と形状を工夫して頑張ってんですねぇ。
BSは「ECOPIA/エコピア」と言う呼称でシリーズ展開をしてるようです。

BSで最も安いのは、SNKという銘柄。スニーカーって呼びます。
今ではエコピアSNK2ってのにモデルチェンジしてるみたいですねぇ。
我が家の乗用車には、これがピッタリだと思います。
マニアとかじゃないので普通に使ってるだけですから、基本モデルで良いんですな。

その下にはファイヤーストーンブランドのがありますが、BSでOEM供給してるけれど別メーカー扱いです。
所詮は他メーカー品なので、考えてません。
混同してる人がいますが大間違いですからねぇ。

その上の銘柄だと、エコピアEX10ってのと、そのプレミアム版のEX100なにがしってのがあります。
この「プレミアム」ってのが難解表現ですねぇ。
マツコデラックスがDXなのは、脂肪の量だってのは直感的に判るんだけど。
どうやら、乗り心地・静粛性とお値段が「プレミアム」のようですな。

もっと高級な銘柄だと、レグノ(REGNO)があります。
こっちは昔からあるブランドですから、まぁ判り安いんですねぇ。
でもレグノのシリーズの中にもいくつか種類があるので、これまた難解ではあります。
もっともこのクラスは重量のある高級車向けですから、サイズとかは大きいのが中心ですな。
残念ながら我が家のクルマの、165/70R14はありません。
ただし175/65R14が一部にラインナップされていますから、サイズ変更すりゃ使う事は可能です。
まぁ関係ないですねぇ。


ちょっと別展開として、プレイズってのとポテンザがありますな。
どうやらエコ性能よりかは運動性能を重視してるって感じです。
もっとも中にはエコ性能を謳ってたりするのもありますから、これが難解で判りにくいのですねぇ。

先ほども書きましたが、エコタイヤ=省燃費タイヤってのはグリップ力が確保しにくい宿命を背負っています。
以前の出始めの製品は酷いのもありましたからねぇ。
不思議なのは、転がり抵抗低減がエコタイヤの着眼点でして、本物のエコで重要な「耐久性」は数値化してまでアピールしてない点です。
クルマ本体も同様ですけど、製品を作ったり廃棄するのが最もエネルギーを消費しますし、環境汚染も発生しやすいんですよねぇ。
もっとも消費活動があってこそ商売・経済も活性化されるので、何でも節約すりゃイイってコトには行かないんでしょうな。
こういう偽善的なアピールの仕方が、判り難さを生んでいる要因にもなってんです。
BSの高級銘柄は減りやすい傾向が強いのに、その中にもエコを謳ってるなんて矛盾してますよねぇ。
中途半端だなーと思いますけど、その半端な考え方の人が多数派だったりするのでコレで良いのでしょう。

ここは単純化して、プレイズとかはエコタイヤが嫌いな人向けの銘柄だと理解するコトにしました。
確かに昔脳の私だと、正直エコタイヤってのはイメージ的に抵抗感がありますからねぇ。


散々悩みましたねぇ。
お値段の点とかも考えなきゃなりませんが、やはり乗り心地がある程度良いのが欲しいですし。
運動性能に関しては、極端な弱点を抱えてる銘柄はBSにはないと考えて良いと思います。

第一候補は、スニーカーSNK2。
普通が一番ですねぇ。

ちょっぴり贅沢して、その上がプレイズでしょうか。
エコピアEX10と似たり寄ったりの価格帯なので、ちょっとした性格の違いと認識して良さそうです。
すると乗り心地重視のエコピアEX10も候補として浮上してきますねぇ。
どうやら今現在最も力が入っている銘柄みたいですし。>エコピアEX10

・・・結論がなかなか出ませんな。
やはり値段が一番重要な選択ポイントとなるんです。
あんまりSNK2と変わらないんなら、ちょっと足すだけならば第二候補の方も考えます。


ここで、恐ろしい計画を思いついてしまいました。
タイヤ交換を自分でやっちまおうって企みです〜〜〜〜〜〜〜〜@

バイクもクルマもそんなに変わんないですからねぇ。
道具に付いては、一通り揃ってると言いたいんだけれど、基本的にはショボイ手工具のみです。
エアーコンプレッサーはあります。
その他はタイヤレバー2本。これは私の魂が入ってますから特別ですねぇ。(多分)
バルブのドライバとか取り付け工具もありますから、エアバルブも同時交換します。
ビードクリームもちゃんと用意してありますよん。
さらにぶいぶいEg共和国名物「NASA認定品」でお馴染みの、石鹸水スプレーもあります。
当然ですが、ジャッキとかクロスレンチなどは持ってます。

ビード落としは、タイヤレバーにてテクニックを駆使すりゃ逝けるでしょう。
チェンジャーなんてのは、ブルジョア臭がして嫌いです(とか言いつつ欲しいけど買えないだけ)
バランスに関しては、装着して走行させて、何か不具合が見付かってから対処することにします。
軽点だけあわせておけば、以前のウェイト位置のままでそこそこokでしょうな。

この恐怖の計画は、現実のモノとなるのです〜〜〜〜〜〜@
何てったって工賃が無料ですからねぇ。
となれば当然な流れとして、タイヤもネット調達となります。
さすがに、「ヤフオクでタイヤを買って来て、付ける」なんてのは専門店から嫌われる裏切り行為ですな。
自分も商売やってきてて、確かにそういうお客さんは敬遠したいのは判りますねぇ。
費用節約したいのならばその分努力をすべきなのですが、中にはお店と戦うのが努力だと勘違いしてるヤローが多いのです。
対応する側にとってはすごく気分が悪いですからねぇ。
もっとも自分で全部やって完結するんなら関係ないですけど。


てなワケで、いきなりヤフオクでタイヤを調達して、交換です〜〜〜〜〜〜〜〜@
ちなみにさらっと書いてますけど、随分とお買い得品を探し回ったのですよん。
しかも、前述の通りお金の出所の問題もありオーナーさんの説得もしなければならなかったし。

でも、お買い得品探しをしてて気が付いたのです。
実はBSの商品ラインナップに乗っていない、B250と言う銘柄のタイヤがあるのですねぇ。
普及クラスのモノらしいのですが、カタログにありません。
以前、Bスタイルとか言うシリーズ展開があったのですけど、その名残みたいな感じでしょうか。
これらが結構安く出品されてたりするのです。
しかし、それら出品物の多くに「新品」ではなく「未走行品」と記述してあるのが引っかかりました。

調べてみますと、これは新車のライン装着用銘柄なのですねぇ。
ちなみにバイクにもこういうのはあるのです。
車種に応じた専用設計、と言えば聞こえが良いんだけれど、特にT社みたいにやたらショボイタイヤを履かせてコストダウンしてくるメーカーも採用してますからねぇ。
多分、一番の開発目的は低コストじゃないかと思うんですわ。
このタイヤ代を新車でケチる傾向は、バイクにもよく見られますな。
私は妙な海外メーカー製のショボイタイヤは嫌いなんだけれど、でも既に装着してある奴まで引っぺがして変えようとは思いません。
やはり使ってあげて磨り減ってから交換しなければ勿体無いですからねぇ。
しかし理想を言うのならば、即交換したくなっても不思議じゃありませんけどね。
ちなみにこのB250と言う銘柄は、ディーラーへ補修品として注文すれば購入が出来るらしいです。

で、我が家の乗用車の場合ですが、春先にパンク気味になるトラブルを抱えてて、その時にエアバルブを1つ交換した事があります。
この様子もぶいぶいコラムに書いたのですけれど、その時に撮影しておいた写真を見つけてじっくり見ると、なんとタイヤ銘柄が判明しました。
(現物に関しては、車庫にしまってあるか、親父が乗って出かけているかで滅多にお目にかかれないのです)
これがB250。
確かにBSのタイヤだったのは覚えてましたので、てっきり後で交換したのかと思ってたのです。
まさか「天下のトヨタ様」が純正装着でBSを付けて来るとは思いも寄りませんでしたからねぇ。
まさしく、ヤラれたって感じです。

しかし、これで謎が解けました。
どうやら以前タイヤ交換したのは、一つ前のクルマだったのですねぇ。
色も形も良く似ているので混同してた様子です。
それをオーナーさんに伝えて説明したら、やっと納得して頂き、タイヤ交換にGoサインが出たのですv


交換に関しては、タイヤレバーの扱いに慣れている方に限り私の行った方法で可能です。
ただし欲を言うと、レバーはバイク用に使ってる短い寸法のモノではなく、ちゃんとしたクルマ用の長い目な方が良いですねぇ。
短い分だけ力も必要ですし、またより効率の良い使い方が求められるのです。

エアバルブは交換しますので、タイヤを車体から外したらささっとニッパーで古いエアバルブをちょん切ります。
空気が派手にシューっと抜けますから、その時にNASA認定・石鹸水を噴射して、ビードにレバーを突っ込み隙間を作るのです。
最初はミリ単位しかズラせませんが、それをタイヤの半周ほどやって行くと、段々とビードが移動してくれます。
もちろんこまめに、NASA認定・石鹸水の噴射をしながらですからねぇ。
バイク用と異なるのは、このビード保持部分がすごく強力だってコトですな。
バイクの3倍位は押し込まなきゃなりません。

ビードが両面落ち込んだならば、後はレバーを2本駆使してタイヤをホイールから外します。
基本通りにやれば大丈夫です。
表側の取り外しはそれほど困難ではありませんが、問題は裏側ですねぇ。
バイクのようにレバーでビードをめくり上げ、ハンマー打撃で剥がす手法はまず通用しないのです。
やはりクルマ用のタイヤってのは、ビードとかサイドフォールの剛性が高く作ってありますからねぇ。
なのでオーソドックスに、レバーを差込み、ズラして少しずつビード勘合を剥がして行く手法が良いですな。
このコツを掴むのに、最初の1本目はちょっと時間が余計に掛かりました。

後は比較的簡単です。
エアバルブを新しくセットして、タイヤを嵌め込むのですがこれは比較的すんなりと行くのです。
まぁ散々バイクで慣れてますから当然なのですが。
もちろんビード勘合部分に無理をさせず、キズなど付けずに行う必要がありますよん。
ビードクリームとNASA認定・石鹸水を併用するのは、私の流儀でもあります。
最後のエア充填してビード上げは、最初にちゃんとビードとホイールの位置関係を合わせておけば大丈夫ですな。
もちろんホイールやタイヤのサイズ・相性にもよりけりですけど、標準的な組み合わせの場合ならすぐにビードは上がるのです。
エアバルブのコアが付いてる普通の状態で充分ですからねぇ。
この点はむしろバイクの方が手こずるケースが多いと思います。
パンパンッとビードが上がってから、エア圧を規定値まで充填するのにやたら時間が掛かるのがクルマ用らしいですな。

結局は、4本のタイヤ交換に約1時間半で完了いたしました。
手作り作業なので、今の私の精一杯です。
その後の走行チェック(バランス確認)と片付けを含めても2時間以内に完了したので、まぁ上出来かなと思いますねぇ。
もちろんですが、もっと慣れれば作業時間の短縮は可能でしょう。
しかし、正直言って慣れたくはありませんな。
このクソ寒い時期なのに、タイヤ1本目で上着を脱ぎ、2本目が終われば汗だくになるのです。
4本交換した後はすっかり寒さを感じなくなってましたからねぇ。
当然なのですが、翌日は大いに筋肉痛(特に脇腹と肘)に見舞われました。
真夏のクソ暑い時じゃなくて良かったです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


長くなりましたが、最後にタイヤのインプレを。
装着したタイヤは、BSのエコピアEX10ってので、165/70R14。
タイヤの調達はヤフオクで、1本5千円ほど。(送料など別です)
選定理由は、ウェット時のグリップ力とブレーキ性能が優れている点です。

まず一番良くなってる点は、乗り心地ですな。
騒音に関しては標準タイヤとそれほど変わらず、比較的静かレベルではあります。
さらにグリップ感覚が判りやすいってのも良いですな。
しっとりした感じですから、なんか高級感があります。
慣らしモードではありますが、コーナーリングでも安心感が結構高いのです。
ちょっと感覚的には、スピード感が薄れますねぇ。
転がりがスムーズなのが、やはりエコ銘柄の真骨頂なのかも知れません。
この辺りはちょっと感じ取りにくいですけど、自然なフィールだというコトでもあります。

結論から言うと、やっぱり新車装着タイヤはウンコだな〜ってのが正直な感想です。
軽量クラスの車種には、この「普通よりちょっとイイタイヤ」のEX10はお薦めできますねぇ。
標準銘柄から+1万円位ならば、頑張って出資すべきじゃないかと思います。

オーナーさんの感想もほぼ同様でした。
とっても喜んで頂いて、早速ドライブに出かけたりしてましたねぇ。
(ようするに私が代わりに身銭切らずに済んだってコトでもあり喜ばしいです)
たまにはクルマを構ってみるのも、良いコトだと思いますよんv

●2011年12月19日(月)

本日はバイクネタなんだけれど、ちょっとだけ変化球です。
バイク「用品」のお話〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

確か夏ごろだったと思いますが、ホンダの純正オプションを調べていた時です。
ついでに用品・アパレル関連もチェックしていたのですねぇ。
実は、ホンダに限らずバイクメーカー純正のアクセサリーには思い掛けない良品があったりするのです。
例えば、キーホルダー。
これは機能だけじゃなくデザインも重要なのですが、メーカー各社はすごく力を入れているようですな。

メーカーのwebサイトを見て頂くのが一番早いのですが、ちょっと何が何処にあるのかが判りにくいです。
キーホルダーならば、★ここ(グッズ3頁)★からですね。
商品一覧の表、右上の「NEXT」で次のページに進みます。

沢山ありますから、じっくり見て行くともしかしたら気に入るモノが見付かるかもしれませんな。
マウスパッドとかコップとかボールペンとか、実に色んなモノがあるのです。


その中で、私の琴線に触れてしまったモノがあるのです〜〜〜〜〜〜〜〜@
それは、モンキーちゃんのあむすび型タンクをモチーフにした、様々なグッズ。
小さいのだとコインケース(\1,890-)とかから、大きいのだとウェストポーチとショルダーバッグですねぇ。

お値段は、コインケース=\1,890-、ウェストポーチ=\4,515-、ショルダーバッグ=\3,990-なのです。
そして私の気に入ってしまったのはウェストポーチなので、最も高いのです。


かなり昔の話となりますが、財布とか鍵を落としたコトがあります。
もっともすぐに見付かったのですが、とても困りましたねぇ。
どうしてもポケットとかに入れておくと落としやすいのです。
さらに、持ち物が結構多いので手持ちのバッグに納めて持ち歩くのですが、そのバッグごと忘れてきたり。

ようするに、常時体にくっ付けておかないとダメなタイプなのですねぇ。
鍵とかの場合だと、ヒモを付けて首から下げておくとか。
(実際には巻き取りリール付きワイヤーでベルトに付けてたのですけど)
そしたら無くさなくなったのです。

その最終発典型が、ウェストポーチなのですな。
これならある程度大きなモノも入るので、便利です。
手帳とボールペン、タバコとライター、デジカメとかちょっとしたツールまで入ります。
調子付いてあんまりイロイロと溜め込むとパンパンに膨らんで、とても動きにくくなりますけどね。
バイクに乗って何処かに出かける際にも、ウェストポーチは重宝します。

そういうワケでして、もはやウェストポーチは手放せなくなってるんです。
ちょっと体型が太く見えるのが難点ですけど、そもそも素の状態でも太いのであんまり変わんないかもv


で、モンキーちゃんタンク型のこのウェストポーチは、見た瞬間に気に入ってしまったのです。
惜しむらくは色が「赤」と「黒」しかないコトですねぇ。
私のモンキーちゃんのタンクは青いんです。
唯一の重箱の隅ポイントにより、何とか自制心で「欲しい!」と言う衝動を抑え込んだのでした。

しかし、それからずーっと引っ掛かっていたのです。
今使っているウェストポーチは確か千円位のモノだったはず。
約一年ちょっとで買い替えて来たのですけれど、どれもほぼ同等品なので安いのです。
それが、この悪魔のような商品の場合軽く4倍ちょいですからねぇ。
ちょっと高いですな。
もっとも、ブランド品とかキャラクターグッズとかになると基本的に値段が高くなるのは当然です。
このウェストポーチだってホンダ純正用品ですからねぇ。
ショルダーバックの方が少し安いってのも意外です。

でもこの遊び心満点のデザインは良いですな。
さらに中を開くと、裏地が赤いチェック柄となっているのです。
これはモンキーちゃんのシートに使われていた、定番の模様です。
そしてファスナーのつまみも大きくて、とても使いやすそうです。


そして約半年が経ちました。
丁度、急ぎでパーツリストを発注しなければならなくなったのですが、その車種は単一モデルなのです。
するとパーツリストのお値段が安いんですねぇ。
普通はいくつかのモデルとかが一緒にまとめてあってブ厚いので高いのですが。
安いってのはありがたいコトではありますが、ちょっと困った事に運送コストの問題があります。
ある程度の金額が行かないと、配達料金が加算されちゃうんです。
もちろん急ぎですからそれは仕方ないとも思いますが、でも何か勿体無いですねぇ。

そこで、閃いてしまったのです。
「そうだ、あのウェストポーチがあるじゃないか」と。

その後は、色を赤いのにするか黒いのにするか悩むだけ。
見た感じでヤラれたのは赤い方だったのですが、実際に使う状況だと派手すぎます。
やはり汎用性のある黒でしょうな。
そして在庫確認をすると・・・ありますねぇ。
これならば、急ぎのパーツリストと一緒に注文しても大丈夫です。

そして、「ポチっとな」とヤッてしまったのです。


すぐに来ましたねぇ。
写真の通りです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

早速、古くてボロボロになったウェストポーチから中身を引越しです。
要らない物とかも整理しつつ、忘れ物がないように全部中身を出します。

そして新しいモンキーちゃんタンク型の方へ入れるのですが、ちょっと勝手が違ってて混乱します。
もっともこれはいつものコトですから、そのうちに慣れるでしょう。
収納スペースは前後2つに分かれてます。
そしてポーチの両脇部分に、それぞれ小物が入れられるのです。
(小物入れ部分は写真に写っていませんねぇ)
そして体にくっ付く側は、ちゃんとクッションが入ってて表面がメッシュ地なのです。
これは夏場にはありがたいですねぇ。
どうしてもポーチが密着してる部分が気になりますんで。
(これも写真に写っていませんねぇ。全然ダメじゃん)


なかなか可愛くてヨロしいですな。
実物もイイ感じです〜〜〜〜〜〜〜〜@
これが重要でして、写真で見てイイと思っても、現物を見てイマイチってコトもあるのです。
ちょっとそれを心配してましたが大丈夫でした。

大切に使わないと、4年分の出費ですからねぇ。


それともっとも懸念していた部分。
実はウェストのベルト長さですが、不足しないか心配でした。
結果は、何とかギリギリセーフですねぇ。良かった、良かったv


WebDiary CGI-LAND