2011年02月のコラム
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●2011年02月28日(月)


●2011年02月23日(水)

本日もまた家電ネタです。
地デジチューナにより、一応のテレビ視聴対応が完了した我が家です。

困ったコトに、後から買った物ってのはとにかく魅力的です。
先に買ったモノはなんか見劣りするような気がしてしまいがちですからねぇ。
地デジチューナも、最初は私の部屋のPC用として購入した「Qriom/YCD-C10」と、後から2台一緒に購入した「BUFALLO/DTV-S110」。
同じ値段なんだけれど、どうしても後者の多機能ぶりが羨ましいんです。

なんてったって、番組表機能が違いますからねぇ。
裏番組の分まで出てくるってのは便利です。
ただし、どういうルールかは不明だけど、ザッピングして一度は受信しないと番組データが入らないみたいですな。
簡易機能だから仕方ないんだろうけれど、「イケてる!」と一瞬思わせといてがっかりってのは中途半端ですな。
あと本体の押しボタンの感触は劣悪です。
どうせリモコンしか使わないでしょ、と主張してるみたい。
でも動作安定性はとても良好です。受信感度も問題ありません。
なんか、BAFALLO製の方が圧倒的に良さそうな気がするのですよ。


でも、買って来てからちょっと経ったので、頭を冷やして改めて見てみます。
Qriom製の方は、画質がキレイですねぇ。
さらにS端子が付いているのですが、このおかげで文字がクッキリと見えるのです。

地デジってのは、アナログと比べての大きい違いってのがこの「画質」です。
アナログの場合どうしても遅延や定在波によりゴーストが出てしまうんです。
背景が白とかで明るい場合に、輪郭の右側に縞々が目立ちます。
また、のっぺりと均一な背景の場合には特にモヤモヤが出てしまいますねぇ。
デジタルの場合だと、これらが皆無です。(原理的に発生しません)
アニメなんかだとかなりキレイな映像が得られます。
丁度DVD鑑賞してるみたいですな。

インチキ地デジではなく、フルハイビジョンでBS放送だと、画質はDVDのそれを上回るんです。
地上波だとそこまで規格上の性能はありませんけれど、それでもDVD画質相当ですからねぇ。
実際、テレビ観賞をする際に最も重要なのは番組の内容なんだけれど、それでも高画質である方が何かと良いんです。
もっとも、しばらくその画質で見ていれば慣れてしまって、当たり前の感覚になっちまうんですけどね。
そして画質と同じように、音声の方もデジタルで高音質になっています。

デジタル音声と言っても、日本の地デジの場合はMPEG2/AACって方式の「圧縮音声」ですので、CD品質ではありません。
iPodなどのポータブルオーディオと同等だと思ってくれれば良いと思います。
ちなみに、アナログ放送の時はFMラジオ同等でしたからねぇ。


で、Qriom製チューナの方の致命的な欠点が、この音声品質です。
なんかちょっと篭ったような感じで、明瞭さに欠けるんですよねぇ。
これはBUFALLO製の方と比較すると歴然とした差が感じられます。

更に、内部の制御信号か何かのノイズが混入するのです。
「ピロピロピロ・・・ピピビピビピ・・ビロビロビロ・・・」って感じですねぇ。
パソコンのサウンドカードから出てくる音声にもこういうノイズが入ったりするコトは良くあるのですが。
まぁ制御データのやり取りで、数百MHzの高周波信号が内部を行き交っているのですから、それのノイズがアナログ音声回路に干渉するのはある意味仕方ありません。
各メーカーは蓄積した回路設計ノウハウにより、こういうノイズの影響をなるべく少なくするような工夫と努力をしているのです。
電気回路が同等でも、こういうノイズ対策のノウハウの違いで製品としての完成度がかなり違ってきちゃうんですな。
その点で、Qriomという怪しいメーカーは技術力不足・熟成不足です。

個人的に、中国製/韓国製のメーカーはまだダメだなと感じるのも、こういう部分です。
確かに高機能さや洗練されたデザイン、データシートや規格に囚われない自由な設計とかしてあったりして、商品的に魅力があります。
しかも大抵は安いのです。
でも残念ながら、良いと感じるのは新品を買って来てしばらく使っている間だけ。
ある程度の時間使っていると、ほぼ確実に「粗(あら)」が見つかるんです・・・・・。
その粗とは、作動の不安定さとか、バグとか、故障とかです。
漫然と「使いづらい」ってのではなくて、基本機能として致命的な欠陥ってのが多いんです。

随分前になりますが、サイコロ型の超小型MP3プレーヤを買った事がありました。
このコラム記事のネタにもしましたが、有機ELディスプレイの表示がとてもクッキリと出ておりカッコ良い製品でした。
が、しかし。
結局は2週間ほどで故障してしまいました・・・・。
充電とデータ更新はUSB-I/Fなのですけれど、どうやらこの部分の設計に難があった様子です。
噂によるとデータのバス直結になってて、つまり動作中のLSIを抜き刺しするような感じになってたとか。

このQriom製チューナはデジタルノイズ対策がとても甘いので、ともすると作動が不安定になるコトがあります。
大体一日のうちに2〜3回ほど、ごく短い間で受信が途切れたり、リモコンで押したボタンと違う動作をするのです。
(後者の症状ってのは通常の故障では考えられないんですけど)
安物だから仕方ないって割り切ってしまうしかないんですが。


で、音声のこもりに関してはネット情報で改造策が出ていたりします。
アナログ音声アンプの回路でオペアンプのICが使ってあるんですが、そこのコンデンサを取り外すってのです。
チップ部品なのでとても作業は難しいですが、まぁなんとかなるんです。

この改善策により音声がクリアに聞こえるようになりました。
でも・・・前述のデジタル信号ノイズ音もまた目立つようになってしまったのです。
どうやら、ノイズ対策で悩んだ結論が、過剰気味な高音抑制だったようですねぇ。
オーディオの品質をウリにしてるテレビとか、ヘッドホンなんかで聴く場合にこれは致命的です。
私の場合だと、結局音声信号を入れたPCのオーディオミキサー設定のトーンで、高音を思いっきり下げてましたからねぇ。
つまり、コンデンサ外しの改造が全く無意味になってしまったのです・・・・。
(ダイニングと親父の寝室のテレビに接続する場合は、とても有効なんだけど)


なので、やっぱり元に戻すことにしましたv

チップ部品ってのは、とにかく部品が小さいので半田付けするのにコツが必要ですな。
実装されているのを取り外す場合は、ホットブローを使うのが最も良い方法です。
また半田付けをする場合は、色んなやり方がありますが私は押えといて片方ずつチョイチョイっと点けますねぇ。
今回はチューナの基盤を完全にケースから取り外しての作業としました。
これで気が付いたんだけれど、あの忌まわしきB-CASカードってのは「有接点」だったんですねぇ。
ICカードになってるのは知ってましたけれど・・・。
もっとも頻繁に抜いたり刺したりするモノじゃないので、接点の磨耗などの心配はしなくても良さそうです。
技術的な都合ではないんですけれど、いっそのことチップ内臓とかにしてくれた方が良いんですよねぇ。

電灯なんかでB-CASカードを透かして見てみましたが、どうやら接点周辺部分のみに電気回路が入ってるようです。
スマートメディアとかみたいな、メモリ素子じゃないかと思いますね。
もし可能ならば、余計な部分を切断してしまって機器にセットした状態で固定してしまいたいです。
もっともそれによって得られるメリットと、背負うリスクを対比させると・・・やりませんが。
代わりに、抜け止め&目立たないように黒いテープをカード差込口に貼り付けておきました。


で、無事に作業完了して元通りとなりました。
タイトル画像で、どこをどう修理したのかってのは判んないと思います。
あ、チップ部品は手持ちのジャンク基盤からいただいてきましたよん。
2〜3種類の定数で試して、もっともマシなのを選んで決めてます。

でも、2000年ごろから推進された「鉛フリー半田」ってのは溶かしにくいですな。
やはり作業効率は圧倒的に、従来(古来?)の鉛入り半田に軍配が上がります。
(修理するときに使ってる半田が昔のモノなので、結果的に鉛フリーできはなくなっちゃうんですが)

もちろんですが、別のジャンク基盤で予め練習しています。
タイトル写真の下側なんですけど、故障品のUltraATAカードにてLSIを外したり、チップ部品を外したりしています。
現役時代はCDプレーヤやポータブルMDの、1/100"(=0.254mm)ピッチのLSIまで半田ごてで外して交換したりイロイロやりましたねぇ。
これは練習なんだけれど、それでも「部品交換修理」レベルで取り外し作業してますから、プリントパターンはちゃんとしています。
チップ部品もイロイロ外しましたけど、定格がイマイチ不明だと使い道がありませんねぇ。

さすがに細か過ぎて眼がチカチカします・・・・。
ちょっと老眼気味なのかも知れませんねぇ。


試験用にチューナは基盤の状態で作動させてみてます。
こんな感じで、コンポジットビデオとS端子の両方使ってるんですよねぇ。
・・・もし、ダイニングとかのテレビで使うんなら、テレビに組み込んじゃうのもアリ?

●2011年02月20日(日)

ちょっとばかり間があいてしまいましたが、ほんのりとリニューアルです。
と言っても、どこがどう更新されたのかってのは、時間帯によりけりなので判んないかも知れません。

BGM演奏機能が付いておりまして、アトランダムに演目が変わるようになってます。
でも、時間帯によっての切り替えもまたされるんです。

午前0時〜午前7時までの間・・・通称「夜間」、午前7時〜午前9時までの間・・・・通称「モーニング」がありまして、
これらはそれぞれ特定の演目に固定されるようになっておりました。
やっぱり夜半に、軍艦マーチが高らかにってのはナンセンスだよね〜と思ってチョロチョロとスクリプトを書いてみたのが始まりですが。

でも、私のアクセスするのはほとんど「夜間」タイムなんです。
つまり、いっつも同じのしか鳴りませんので飽きてしまいました。
ですからこの時間帯にも、数種類の演目からアトランダムに選択されるようにしてみましたv


とりあえずは・・「LaPlaya」という曲ですねぇ。
邦題では「夜霧のしのび遭い」と言うとても古い映画音楽で、若き日のクロード・チアリの演奏で流行した名曲です。


エフェクトを多用していますので、音源によってかな〜り鳴り方が違いますがこれもお楽しみの一つとして。
パソコンをご使用の方は、是非ともYAMAHAのXG音源(ソフトシンセ)の導入をお奨めします。
以前は有料のアプリで、サウンドカードとかマザーボードなんかを購入するとバンドル(付属)されてたりしましたねぇ。
「S-YXG50」って名称のソフトです。
これは、midi音源ユニットで言うと、MU-50ってのに相当する能力があります。
ソフトウェアシンセサイザーの音としてはかなり良いレベルだったのですが、昔の時点でかなりCPUパワーを消費するという難点がありました。
もっともギガHzのクロックを持つCPUが普及した時点で、その心配もなくなりましたけど。
それどころか、すでに外部midi音源機器の存在意義すら薄くなっちゃった感じもあります。
音声回路構成で、音の響きとかツヤって部分位しか、外部midi音源機器のメリットがなくなっちゃいましたから。

で、時代は流れて・・・・
今ではこのS-YXG50(MU-50音源)相当品がWDMオーディオデバイスとして、無償で供給されてんです。
但し、WindowsXP/2000用でVistaでは使えないとのコト。

↓こちら↓から、入手が可能です。
http://www.download.windowsupdate.com/msdownload/update/v3-19990518/cabpool/1403848.cab

「143848.cab」という圧縮ファイルになっていて、解凍すると7つのファイルが出てきます。
これはデバイスドライバになってますので、ハードウェアの追加ウィザートからインストールするんです。

「コントロールパネル」→「ハードウェアの追加」で、ハードウェアの追加ウィザードを起動します。
[次へ]をクリックすると自動的に、ハードゥエア検索しますので、終わるまでちょっと待ちます。
(仮想的な音源デバイスなので、接続してある扱いには手動でやんないとダメなんです)

終わると、「既にこのハードウェアをコンピュータに接続していますか?」と聞いてきます。

●はい、ハードウェアを接続しています(Y)
○いいえ、ハードウェアを接続していません(N)

これは「はい」を選び、[次へ]。


するとデバイスの一覧が表示されますが、一番下の「新しいハードウェアデバイスの追加」を選択し[次へ]。

その次のは、「ウィザードで、ほかのハードウェアをインストールできます」というタイトルでごちゃごちゃ聞いてきます。
「インストール方法を選んでください。」
○ハードウェアを検索して自動的にインストールする(推奨)(S)
●一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)(M)

これは、「一覧から〜」の方を選び、[次へ]。

「共通するハードウェアの種類」を聞いてきますので、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」を選択して[次へ]。

「このハードウェアのためにインストールするデバイスドライバを選択してください」が出てくるので、一覧表の右下の[ディスク使用]をクリックします。
すると窓が出てきてデバイスドライバの格納場所を聞いてきますので、あらかじめ解凍しておいた前述の「143848.cab」ファイルがあるフォルダを指定します。
その中の、「SXGXGWDM.INF」というのが、ドライバファイル本体です〜〜〜〜〜〜〜@

それをインストールすると、「YAMAHA XG WDM SoftSynthesizer」と認識されれば大丈夫。
後は指示に従って、[次へ]をクリックして行けばokです。
無事に、ソフトシンセが組み込まれました。(でもまだ使えませんので慌てずに)


その後、「コントロールパネル」→「サウンドとオーディオデバイス」から、PCのサウンド関連の設定をします。
上のタブから、「オーディオ」ってのを選択すると、「音の再生」「録音」「MIDI音楽の再生」って設定が出てきます。
このMIDI音楽の設定を、「YAMAHA XG WDM SoftSynthesizer」にして適用してあげれば、XG音源で鳴るように設定できました。

・・・WindowsVistaだと、これらのMIDI関連部分が随分と異なっているんだそうです。
なのでウラ技でも使わない限りは、すんなりと希望するmidi音源で鳴らすのが難しいんだそうでして。
まぁ昔からmidi音源関連ってのは、システムを不安定にさせるコトが多くて、いわば「鬼門」でもありましたから仕方ないですねぇ。
ちなみに、上の説明でよく判んない場合は「「YAMAHA XG WDM SoftSynthesizer」のワードで検索してみて下さいね。


実は、この後でもう一つXG音源自体の設定があるんです。
「YAMAHA XG WDM SoftSynthesizer 設定」でワード検索すると具体的な方法が出てきます・・・・。
基本的には、レジストリに設定データが格納されているので、それを変更するんですけどね。

詳しいことは、★S-YXG50 - MuseWiki★のサイトなんかに解説やツールがあります。
でも、ちょっと理解するのが難しいかも知れませんねぇ。

他のサイトで、★WindowsソフトウェアMIDI音源★ってサイト内に、設定ツールがあります。
こっちの方が使いやすいでしょう。
XG音源の設定なんてのは、最初一回やっちまえば後で触る事はほとんどありません。
「音質」「同時発音数」なんかは最高値、各エフェクトは全てonの状態で、比較的新しい目なPCなら全く問題なく作動します。
もっともAMD製CPUとかだと相性により、ちょっとモタついたりするトラブルが出るケースがあるみたいですが。
※音質:44KHz/各エフェクトon、は最低限やっとくのがお奨めです。

ちゃんと設定できると、それぞれの楽器の音の「ツヤ」が出てクリヤに聞こえるようになります。
もちろんですが、PC内臓のスピーカではなくてちゃんと高音の再生が可能なモノで出音して下さいね。

・・・PCで音楽を聴くって習慣がない方だと、どうしてもいい加減なスピーカで聞いちゃってるみたいです。
最近はYouTubeやGyaoなんかのストリーミングサイトがどんどん出てきていますので、それでは勿体無いですよ。
ある程度、低音〜高音がバランス良く出るスピーカは必需品だと思います。
PCスピーカとして作られている製品が良いんですが、ミニコンポなんかの外部入力が付いてるモノで使っても良いですね。
置き場所が問題となりますが、何とか解決してイイ音で聴くようにするのが絶対に良いです。


ただ、ちょっと気になってるのが・・・携帯端末機器ですねぇ。
このサイトにしても、ちゃんとBGMが鳴るかどうかってのがとても怪しいです。
(実は全く検証していませんし、そもそも対応させようって思ってなかったりするんです)

もともとmidi音源ってのは、かなりあやふやな規格・フォーマットですから仕方ないんです。
以前、着メロの配布コーナーを作ろうと思ってチマチマと実験してはいたのです。
でも、携帯電話ともなるとPC以上に、音源チップの仕様がマチマチ・バラバラなのです。
かなり良い物もあれば、質素なのもあって、これが各製品モデルにより採用度合いが完全にバラバラ。
高級機種が必ずしも高機能版の音源チップを入れてあるワケじゃないんですよねぇ。
さらに各チップ間の互換性が、これまた乏しいです。

実用性のあるデータってのは、とっても作りにくいんです。
ある程度、携帯電話にあわせた「アレンジ(編曲)」までやんないと、良い感じで演奏が聞こえません。
もともと音源の制約が大きいって点もありますからねぇ。
どこまで情熱を注いで、作品を作れるかってのがポイントです。

「たかが着メロ」でそこまでのモチベーションが持てないってのが、結論でした。


そろそろ、midiではなくてストリーミング再生でBGMを鳴らすように仕様変更しても良いとは思ってます。
FLASHプレーヤで、広告出すみたいに。
もっともそれだとiPadがまだ対応できてないようなんですが、さすがにそこまで面倒見れませんよねぇ。
そうなっちゃうと、コンテンツ事態もどんどんFLASH化されてって、結局自動車メーカのサイトみたいに重量級になって行くのでしょうか。
ギャフー(Gyao)だって、全画面サイズFLASHとか平気で使ってますけれど、あれは非力なPCではとても困ります。
でも、それらが普通になって行くんでしょうな。


で、タイトル画面。

実は、ゴミの日になるとカラスがやってきて狙っているのです。
防鳥ネットはあるんですが、今ではその網の上からつついてる始末。
カラスってのは頭が良いんですよねぇ。
でも、ゴミではなく「資源回収」の日だと、ちょっと勝手が違うんです。
ゴミステーション付近に人が行き来してて、物品を置いたり返したりして賑やかなのは一緒。
なのでカラスはそれを見て、なんか期待してる様子なんですよねぇ。
しかし、ご馳走の「赤いビニール袋」が見当たらないんです。

なので、人間がその「赤いビニール袋」を持って来るのを、ちょっと離れた電線の上からじっと見張ってんです。その場所が、丁度私の部屋の窓の外(道路を挟んだ反対側ですが)なんです〜〜〜〜〜〜@
いくらカラスが頭良いからって、さすがに曜日まで認識しているワケじゃないんです。
朝早くにやってきて、ゴミステーション辺りの様子を観察して判断してんですね。


カラスにも種類があって、これはクチバシの形状から「ハシブトガラス」です。
ゴミを漁るのが得意で、本来は山林に住んでた種類とのコトで肉食傾向が強いんだそうで。

太いのがあれば、その反対に細いのもありますよねぇ。
「ハシボソガラス」と言って、ちょっと小ぶりなカラスです。
くちばしがスリムなのが簡単に判別できる特徴です。
都会派だそうで、どちらかと言うと開けた所を好み、地上を歩くのも得意。
特に知能が高く、道路にクルミを置いて通行するクルマに轢かせて割ったりする芸当はハシボソガラスならではです。
(ハシブトガラスはあんまりそういうコトをしないんだそうです)

いろいろと調べてみると、公園の水飲み場の蛇口を自分でひねって水を出して飲んでるカラス(ハシボソガラスとハシブトガラス両方あります)の動画とかがありますねぇ。
さすがに飲んだ後に閉めませんので、必然的に水が出しっぱなしになりますんでとても迷惑ですが。
あと道路に木の実を置いて、クルマに轢かせて割るハシボソガラスは私も実際に見たことがあります。

それとゴルフ場で、ボールを持って行っちゃう話も聞きます。
カラスは鳥の卵をも食べますから、それっぽく見えるんでしょうな。
眼はとても良いんだけれど、嗅覚は鈍いんだそうで。


じっとカラスの仕草を見てると、面白いですねぇ。
なんか20〜30年くらいの寿命があるらしいですから、安直に飼うってワケにも行かないんですよねぇ。
そもそも野鳥(野獣)を扱うのには法的な手続きとかがあってかなり面倒なんだそうです。


カラスは何故鳴くのでしょうか?

答え:カラスの勝手でしょ!

●2011年02月15日(火)

またまた、地デジのお話です〜〜〜〜〜〜〜〜@

我が家は先回の地デジ記事で書いた通り、なかなか地デジ対策をしていませんでした。
とは言うものの、いよいよあと5ヶ月を残すところとなりましたので着々と準備はしたいと思ってます。

とりあえずの作戦として・・・「安く買おう」プラン。
テレビの台数は多いから、簡易タイプの地デジチューナをいくつか買っておこうと思います。
そして本命のテレビ本体に関しては、この移行騒ぎが収束して落ち着いたら買い替えを考えようかと。
その頃になっていればお値段もこなれてくるでしょうからねぇ。


一足先に、私のお部屋用の地デジ化は、Qriom製YCD-C10という安い製品を購入しています。
これは近所のホムセンにて、\3,980-という低価格で売っていたのです。

ちょっとした特徴、と言うか不具合的な部分はあります。
しかし、そんな細かく、完璧さを求めずに「安いから」と我慢すればそれで妥協できなくもないですな。
もちろんですが、もっと便利だったならと思う部分もまた沢山ありますね。
まぁこんなもんなんだろう、と割り切って使えば良いんです。

あと、良い面だけを見るってのも大事です。
この機種の最大の特徴は、やはりS端子(映像出力)が装備されているコトでしょう。
通常のコンポジットVIDEO出力もありますので、映像出力が2つ付いていることになります。
このおかげで、2台のPCに接続して見られるんです。


で、これならばまぁ良いだろうってコトで、家族用の方もこれにしようと思ったのです。
そろそろ品物をおさえて置こうかと買いに行ったら・・・・・・品切れです。
『どこが、地デジ普及率90%超え』なんだって感じがしないでもありませんが。
※平成22年9月現在の総務省調査です
なんか予約販売しますなんて書いてありましたが、ヤメです。

そして、しばらく経ったし、なんか特売フェアをやってて全商品一律5%引きキャンペーン開始です。
今までの販売価格\3,980-ってのは全国的に最も安値と思われる価格なのに、そこから更に5%安くなるんですからねぇ。
と言っても、値引き幅を計算すると\199-なんです。まぁ気分ってのですな。
で、また買いに行きました。
今度はちゃんと商品在庫がございます。
どうやら以前は私が買ったQriom製の他にも別メーカー製品が同じ値段で売っていたようですが、今回はQriomのみです。

だが、しかし。
こともあろうに、値上げしてました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
びっくりプライスの、\4,980-です。
(5%offでも\4,731-ですねぇ)

高いワケじゃないです。
ごく普通の価格になっただけです。
でも、ちょっと前の値段から2割も高いってのは合点がいきません。
そもそも以前の価格ってのは別に「ご奉仕品」ではなくて通常価格でしたからねぇ。
一気に買う気を無くしました。


で、広告チラシが入ってきたので見てみると・・・・ヤ●ダ電気で、\3,980-チューナを売ってるじゃありませんか。
メーカーは、PC機器で有名なBUFALLO製。
型番は、DTV-S110って機種です。

詳細に関しては、★BUFALLO/DTV-S110★をご覧下さいね。

概略を申しますと、政府が貧困層救済策として無償配布した地デジチューナが、このBUFALLO製でした。
その「国民機」モデルの改良型に相当するのです。


この手の家電製品の購入の際、★価格com★とかで調べますね。
でも、これがちょっとクセモノだったりします。
「レビュー」や「クチコミ」なる投稿は、所詮素人の主観でしかありません。
不具合なんかの情報だと、例えば勘違いとかによるガゼネタが結構あるんです。
完全にユーザー側に問題の原因があるのに、とにかく「機械が悪い」と結論付けてるのは当たり前なんですねぇ。
あくまで参考程度に、と言うか参考にすらならない場合だってあるんです。

この機種だと、テレビのコントロールが出来ないだとか、感度が悪いとか散々書いてありますねぇ。
書く側の心情として、「どうせ安物」って意識があり、さらに「安いから悪いだろう」と言う先入観を持ってたりもします。
それと、妄想で語る変な人だっているんです・・・・。
他の機種のとかを見てると、「こいつ絶対に実物を使っていないし、見てもないな」と思える人がいけしゃあしゃあと批判記事を投稿してたりしますねぇ。
こんな場で自己主張して自分自身を慰めている、気持ち悪い奴ってのは一人二人では済まないようですよ。
でも、そんな腐った意見が他の有用なネタまで無意味なものにしているのです。

価格情報に関しても同様。
いわゆる「価格コム・スペシャル」ってのも囁かれてますねぇ。
最安値店としての掲載は、いわば広告にもなりますんで、公明正大から程遠い内容になつてても不思議ではありません。
このチューナも\3,930-なんて並んでますけど、本当なのかな?


で、DTV-S110なんですが、これは結構良いですねぇ。
「安い地デジチューナ」なので対して期待していないんですけれど、意外と便利さを追求されてます。

基本的な機能は一通り揃っています。
出力端子はコンポジットのみ。映像・音声LRの3本ピンですねぇ。
(D端子とかS端子なんて贅沢なのは付いていませんよ)
特徴は・・・本体設定で音声が「ステレオ」「モノラル」切り替えが可能です。
台所のテレビはモノラルなので、これは非常に助かりますv
事前にわざわざ、ステレオ→モノラル変換コードを製作したんだけれど、不要でした。
音声に関しての品質も、なかなか良いです。つかこれはQriomが悪すぎ。

リモコンは、代表的なメーカー製テレビのコントロールが可能なタイプです。
(設定するとテレビ電源、入力切替、音量+−が利きます)
リモコンのデザインは良くある「安物タイプ」なんですが、文字が大きくて判り易いような配慮がされています。
お年寄りなんかが使うのに良いですねぇ。

この操作系ってのの熟成具合でメーカーの実力を推し量ることが出来ます。
二流三流メーカーの製品は、使い易い配置になっていないコトが殆どですからねぇ。
試作品を手に取っていじくり回せば判りそうなモノなんだけど、開発力に乏しい会社はここで手を抜くんでしょうな。
例えば単純にボタンの位置が気に入らないからって設計変更する、そういう決断が取れるかどうかでメーカーの実情が現れるのです。


で、特筆すべきは「番組表」機能です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
デジタル放送ならではの機能ですが、これが安物のくせにちょっと豪華なんです。(タイトル写真・下)
私の使ってるQriomのは、現視聴chの分しか見られません。
しかしこいつだと、裏番組もチェックできるし、データ取得も24時間分と多いんです。
まぁ表示の都合だと思いますが、大きな液晶テレビみたいに一覧表としてズラーっと並ぶ所までは行きませんけど。
でも、実用上の「他に何か良い番組やってないのかな?」と思った時には、とても便利なんです。
リモコンでチャンネルをバシバシ変えて行く行為をザッピングって言うんですが、これが地デジだと応答が遅いんでイライラします。
でも、この番組表があれば、そちらから見て選ぶコトが出来ますからねぇ。
もちろんその番組表から直接、選局することも可能です。
(我が家の爺さんはすぐにこの使い方をマスターしてしまいました)



もちろんですが、データ放送なんかには対応していません。
安物機種なので当然です。
番組予約も出来ません。
安物機種なので当然ですが、ピクセラ製ので対応してるモノがあると聞いてます。


外観はかなりコンパクトです。(タイトル写真・上)
私の手のひらの上に乗るほどの大きさしかありませんので、設置しても目立ちません。
その代わりアンテナ線の取り回しで動くといけませんから、ベルクロの固定テープが付属しています。
悪の象徴・B-CASカードは横からセットするようになってて、簡単な抜け止め機構になってます。
操作せず3時間経過すると自動で電源offする機能も付いてます(本体設定でon/off可能)
それと、電源LEDなんですが本体設定で5段階に明るさが変えられます。

チャンネル設定はもちろん自動。
最初に電源を投入すると、画面にメニューが出てきて設定手順を教えてくれたりもするんです。
家電製品としては無名なBUFALLOですが、さすがPC機器では最大手メーカーなので、使いやすく作ってありますねぇ。

要注意ポイントってのは、保証書が製品外箱兼用になっていますから、保管するのに場所を取ることです。
たためるようになってはいますがそれでも厚みが残ります。
我が家は2台買いましたのでより深刻ですねぇ。

自分のと総合的に比較すると、後から買った機種なので仕方ないんですが・・・ちょっと羨ましいですね。
S端子だけが自慢できる部分なんです。


ついでに、本命のテレビの方も偵察してきました。
理由はちょっと判んないんだけれど、家の者がシャープ指定していますので、そこから見てきたのです。
随分とお値段が安くなってきていますねぇ。

シャープのラインナップだと、液晶パネルの大きさは32型か40型のどちらかとなるようです。
40型が欲しいなーと思うんですけれど、大きくなればなるほどお値段も高くなるんです。
それとHDDレコーダーやブルーレイが付けば、当然ですが高くなってしまいます。
その他、チューナーの数もイロイロとありますねぇ。
2つチューナーが付いてると外付けHDD録画に対応してますが、その分高いんです。

現状では、あんまりテレビ番組を録画してまで見るってコトはありません。
また映画鑑賞ですが、私の手持ちDVDをたま〜に見たりする程度でして、あんまり積極的に使っているワケじゃないですねぇ。
見たいと思った時に見られる様にしておいて欲しい、けれどいつも見る訳じゃない、と言う状態です。
(視聴スタイルとして、BGV的にとりあえずテレビ点けておく、みたいな感じが多いです。趣味的視聴ではなくて、暇つぶしタイプですな)
例外的なのは、イベントなんかの記録DVDはすごく熱心に見ています。
まぁDVDプレーヤがあるので、それで良いでしょう。
私は・・・見たい番組を見つけても、そこで見れなければ諦めます。
録画しておいても、多分私だけの趣味でそのテレビを見る事はないでしょうな。

単純に「見る」だけの機能で良いと考えれば、40型のLEDバックライトのタイプで8万円ちょいですねぇ。
これは将来的に5〜6万円クラスになるのではないかと思ってたりします。
アナログ完全廃止されてからが勝負ですねぇ。

32型だと、既に5万円を切った商品もあります。
現在ブラウン管テレビで見てるのが32インチですから、この大きさでも良さそうな気もするのですが・・・
でもデジタル放送ならではの文字情報は、画面パネルの大きさ=見やすさとなります。
ドット数にも関わってきますから、フルスペックのハイビジョン(HD)は外せないでしょうな。
となると、やっぱり40型以上の大きさが欲しいんです。
セカンドテレビとしてならばこの限りではないんですけどね。


画面の大きさと部屋の広さの関係なんですが・・・パネル面と視聴ポイントとの距離は、画面の縦の大きさx3とされています。
計算すると32型だと1.2m,40型だと1.5m,46型で1.7mとなりますねぇ。
目安として、4.5〜6畳が32型、6〜8畳が40型、8〜10畳が46型とも言われてます。

もっとも我が家のリビングは設計思想が恐ろしく古く(昭和40年代以前)、この点でとても不利です。
元々大きなテレビを置いて使うなんてコトは考えていませんでしたからねぇ。
当時だと、18型のテレビでも充分大きいとされていたのです。(お金持ち用は22型の製品がありました)
さらに家具の種類・レイアウトもまた旧態依然としてて、ようするに狭い部屋をより狭く使ってる状態なのです。
ですから40型を置いても、ひょっとしたら快適に見られないかもしれません。

どうするのかってのは、まだまだ時間が充分以上ありますので、じっくりと検討しようと思います。

●2011年02月11日(金)

またまた、雪が降りましたねぇ。
今シーズンは3回目、延べにして4日で、例年に無く多いです。
去年の夏は非常に暑くて、このコラム内でも暑い暑いと書いたのが懐かしく思います。
もっとも、猛暑の反動でのこの豪雪(?)なのかも知れません。

地球の温暖化ってのは、一体どこに行ってしまわれたのか・・・・・
一説によると、温暖化だから寒くなる、なんてややこしいコト言ってる人もいるんだそうで。
ここは素直に、温暖=暖かい、と解釈することにしてはいかがでしょう。


本日は、PCネタです〜〜〜〜〜@

携帯電話はどんどん高機能・高性能に進化して、スマートフォンなんかも各社から出回るようになりました。
特に進歩した部分ってのは、やはり「ビデオ動画」の扱いでしょうな。

実は、かな〜り以前の機種から、ビデオ動画ファイルを扱えるようになっていたのです。
これは夢の技術とされていた「テレビ電話」の実現ってのがあったからのようですねぇ。

確かに私も幼い頃、21世紀になったらテレビ電話で会話をして、宇宙的センスな服を皆着てて、
クルマはエアカーとなってタイヤが廃止されてて、都市では建物の間に透明チューブが繋がっててその中をエアカーが行き交ってて、
・・・・なんて未来予想図が描かれていたモノです。
もっとも、その前の1999年7月で人類は未曾有の災害か何かで絶滅すると言われてましたが。
(ノストラダムスの大予言ってのが流行っており、結構信じられていたのです)

あと、もう少し現実的な「21世紀になったら」って話では、2000年問題がありましたねぇ。
かなり大げさに騒がれてて、核ミサイルが語発射されて人類滅亡してしまう可能性まで囁かれてました。

もっとも、実際に21世紀になったからって、何かが劇的に変わったワケじゃありませんでしたけどね。
幼い頃に抱いていたロマンがすーっと静かに消えていって現実になっただけです。


でも、改めて考えてみると携帯電話の進化ってのは、やはりすごいです。
いきなりポンっと出たワケじゃなすから判り難いだけでして、ハイテク製品の実情ってのは一昔前では想像も出来なかったんです。
ポケットベルの時代で、ここまで携帯電話が普及するとは考えられませんでしたからねぇ。
しかも、ビデオ動画が見られるなんて。


で、PCで遊んでると、各種ビデオ動画ファイルを変換して、どうにかして携帯電話で再生できないだろうかって考えるんです。
ソースのビデオ動画ファイルの入手先ってのは、まぁこういう場所では触れないタブーですので割愛しまして。

例えば、フラッシュプレーヤのFLVファイルとか、その他mpeg2とかwmvとか、色んなのがありますねぇ。
ビデオ動画ファイルってのは、目的に応じて規格が作られてますので種類が沢山あるんです。
画質を追求したモノもあればデータ通信に特化した高圧縮なのもあるってワケでして、なかなか汎用性のあるフォーマットに統合するってのは難しいんですな。
音楽(音声)ファイルに関してもやはりいくつかの種類が使われてますからねぇ。

で、携帯電話では3GPとか3GPPって種類のファイルに対応しております。
細かいお約束ってのは、これは機種にもよりけりなのでちょっと判んないんですけれど。
(ビットレートとかピクセル数/サイズとかいろいろ)

つまり、元の動画ファイルを3GPへと変換してあげれば携帯電話で見られるようになるんですな。
それに使うツールは、これまたイロイロありますけど携帯動画変換君ってのが良いです。
またビデオ動画収集や、変換には★Craving Explorer★ってがとても便利です。
もっともこれらのツールはフリーウェアなんだけど、それ故の制約とかリスクとかが付き物なのでご注意を。
勿論ですが、私は実際に使ってて調子とか見てはいますです。
でも情報収集とかされてても判りませんからねぇ。

mpeg2なんかのファイルだと、また他のツールが必要になったりします。
私はPazera Free 3GP to AVI Converterってのも使ってますねぇ。
これはいろんな種類への相互変換が、かなり色んな設定で行えますから重宝してます。
でも、予備知識がないと使い方が難しいですねぇ。


で、これらのツールをインストールして使おうとすると、色んな「お約束」があるんです。
その中で最大のモノが、3GPのコーデックを利用する為にアップル社のQuickTimeをインストールする必要があるってのですな。


昔からマルチメディア関係ってのは、まさしく闘いの歴史がありました。
オーディオ関連だと、リアルメディア/RealPlayerでしたねぇ。
ビデオ動画関連はやはり、QuickTimeが長い歴史を持ってます。

これらに共通するのは、「お行儀が非常に悪いアプリケーション」ってコトです。

一旦インストールするとシステムの根幹まで深く入り込んで、場合によってはシステムを不安定にしてしまったり。
ほとんどシステムを乗っ取ってしまい、関連付けなんかの設定もグッチャグチャにしてくれますからねぇ。
そして不要になったからって削除(アンインストール)しようとすると、キレイに除去できず居座ったりするんです。
さらに強力な自動アップデート機能が付いてて、やたら有料版(-Pro、と付きますね)の購入を勧める「押し売り」も特徴なんです。
「ウザい」「迷惑」「我侭すぎ」「ウイルス同等」なんて言われてますな。

もちろん便利で高度な機能を持ってますから、それをフリーウェアで使わせていただく以上は我慢しなきゃならないのは判っているんです。
でも、さすがにシステム動作に関わる不具合は勘弁して欲しいですねぇ。
リアルプレーヤはRealOneになってからは、かなり改善されて行儀が良くなりました。
もっとも既に時代はこのコーデックを必要とはしていなかったりもするのですけど。

で・・・QuickTimeです。
これは、iPodなんかを使う場合の「iTunes」ってのとかとセットになってたりしますが、正直言ってそれらの詳細な役割とかは全く知りません。
そもそも必要は無いですし、昔から行儀の悪さゆえ「大嫌い」ですから使いたくない、関わりたくないんですな。
でも携帯動画変換をするには必需品なので、仕方なく使うんです・・・・。
QuickTime(以下QTと略します)のバージョン7.2を入れなさいってコトになってますからねぇ。

そして、それを入れると・・・・・やはり、ヤッてくれます。
関連付けとかが変わっちまうんです。
特に深刻なのは、ブラウザのプラグイン(今はアドオンって言うんだっけ)ですねぇ。


ブラウザのプラグイン(アドオン)ってのは、具体的にはこの「ぶいぶいコラム」のサイトでBGMを演奏させる機能とかです。
左側のメニューのバイク画像の下に、BGMタイトルと制御パネルが出てきますよねぇ。
もしくはIE8なんかだと、上の方に「ActiveXコンポーネントがどうたらこうたら」と警告メッセージが出ているかも知れません。

つまりインターネットを閲覧するブラウザ(IEとか)の機能を拡張するモノなんです。
もちろん、機能が増えればそれだけ妙なモノに感染するリスクも増えるんですが。
そもそもウイルスとかブラクラってのは、高度な機能を逆手にとって悪さをするプログラムですので。
だからってビクビクするあまり、高機能を封印してしまうってのもナンセンスでしょう。
音楽の演奏だと、midi(mid)とかmp3とかのファイルを扱う必要があります。

で、QTを入れると、プラグインもQTのに変わっちまうんです。
(通常はwmp:メディアプレーヤのはずです)
このプラグインが、非常に性悪なんですよねぇ。

どこがどう性悪なのかって言いますと、とにかく独自な動作をするんです。
midi演奏に関しては、音量コントロールが独特ですねぇ。
ミキサーデバイスの方を動かすのではなく、midiデータを加工してくれやがります。
midiデータの中のパラメータには音量もあるんですけれど(0〜127)、それを乗っ取って変えちゃうんですよ。
さらに演奏開始だと「ゼロ」なので、「音が出ない!?」ではなく「演奏が始まらない!?」と焦ります。
(実際には演奏はしてるんだけど音が出ていないんです・・・外部midi音源を使って確認できる現象です)

すっごく迷惑なんですけど。
音出さないんだったら、演奏開始するなっての。

更に続きがアルのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
実は、プラグインを元のwmpへ戻そうと思っても、すんなりと行きません。
一応QTの設定の中に「関連付け/MIMEタイプ」の項目はあるのですが、ここをいじってもプラウザのプラグインには反映されないのです。
では、と言う事でIEの方の設定で「アドオンの管理」ってのがありますが、ここでどうにかしようと思っても無理なのです。
QTの作動は止められるんですが、肝心のwmpへ戻すコトが出来ないんですねぇ。

確認はしていませんが、例えばURLを叩いて「mp3」ファイルへアクセスすると、QTが起動しますね。
もちろん演奏をするんだけれど、困ったことにファイル保存の機能は、「Pro/有料版」にしかないんです。
つまり、買えと。アップルへ金払えってコトです。
・・・昔ならイザ知らず、今ではwmpですらこんな制約はとっくにありません。
さらにQTってのは起動は遅い、動作は重い、メモリやシステムリソース大喰いの悪癖は相変わらずです。
嫌がらせの領域に達していると思いますねぇ。
そもそも、アップルの広告でやたらWindowsを貶めてたりしましたから、故意にやってんじゃないかと思われて当然です。

つまり、ブラウザでQTムービーファイルとか以外の、ごく一般的なマルチメディアファイルを扱う場合はQTが作動しては困るんですな。
だから、止めるしかありません・・・・・。
でも、その方法が、簡単には行かないのです。


具体的な方法として最も有効なのは、レジストリを書き換えてしまうコトです。
ファイルの関連付け(MIMEタイプの指定)を直接書き換えてしまえばokです。
いわば手動設定ですねぇ。

参考サイトは、★ここの「みブログ」★にあります。
ちなみにレジストリを扱うので結構なリスクがありますからご注意を。

〜以下、引用です〜
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\ 以下の
  audio/mp3
  audio/mpeg
  audio/mpg
  audio/wav
  audio/x-mp3
  audio/x-mpeg
  audio/x-mpg
  audio/x-wav

の中にあるCLSIDを下記に書き換えると、wmpが起動する。
{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}

ちなみに、
RealPlayer8で実行する場合
{CFCDAA03-8BE4-11CF-B84B-0020AFBBCCFA}
QuickTimeで実行する場合(もともとこうなってる)
{4063BE15-3B08-470D-A0D5-B37161CFFD69}

〜引用はここまで〜

でも肝心のmidiがありませんねぇ。
midiは、「audio/mid」「audio/midi」と、「audio/x-mid」「audio/x-midi」の項目となります。
もちろんその中にCLSIDのキーもありますよん。
上記の中を見てみると、wav(ウェーブ)とかは要らないような気もしますねぇ。
必要なのは、mp3とmpeg、それとmidにmidiですな。
ちなみにMIDIファイルにはmidとmidiの2種類あるのは、通例からで仕方ないんです。
htmとhtmlがあるのと同じですねぇ。
(私も厳密に使い分けが出来ていません。混在してます)

ちなみに確認してるOSはWinXPです。
その他のVistaや7などはどうなってるのかは知りません。(名前が一緒なら役割も同じと考えられますが)

で、書き換えなんですが・・・ちょっと面倒ですねぇ。
ファイル名を指定して実行にて、regeditを起動して、パス?に従ってツリーを開いてって・・・と気が遠くなります。
なので、一発設定できるよう.regファイルにしてあげると簡単です。


〜ここからコピーする〜
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\audio/mp3]
"CLSID"="{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}"

[HKEY_CLASSES_ROOT\MIME\Database\Content Type\audio/mpeg]
"CLSID"="{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Mime\Database\Content Type\audio/mid]
"CLSID"="{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Mime\Database\Content Type\audio/midi]
"CLSID"="{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Mime\Database\Content Type\audio/x-mid]
"CLSID"="{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Mime\Database\Content Type\audio/x-midi]
"CLSID"="{cd3afa76-b84f-48f0-9393-7edc34128127}"
〜ここまでコピーする〜

これをテキストファイル(txt)としてコピペしてメモ帳とかで作成し、その後ファイル名の拡張子をtxtからregへと書き換えればokです。
出来上がったregファイルをダブルクリックすれば、レジストリの書き換えが行われますv
ちなみに、こちらで作ったファイルも用意してますのでDLして使っても良いです。
WinXPでの確認しかしていませんのでご注意を。


regファイルダウンロードは★こちら/anti APPLE.reg (705 bites)★ですよん。


アンチ・アップルって名前がお洒落ですねぇ。
QTをウイルス扱いしてるって気付いてくれればありがたいです。
人によっては「毒リンゴ」なんて言ってますから。


以前コラム記事で紹介した、マルチメディアプレーヤのソフトでもお行儀の悪さがあると触れました。
もともとWindowsのシステム自体が完璧とは程遠い代物ですからある程度仕方ないんです。
だからこそ、サードパーティー製のアプリで余計なコトをして、とどめを刺すようなコトは避けたいんですな。

で、出来上がった3GPファイルをいよいよ携帯電話へ送り込んで鑑賞するのです。
しかしこれもまたすんなり成功するとは限らないんです・・・・。
携帯電話の機器により、対応の状況が違っているんです。
こればかりは色んな変換設定でやってみて試してみるしかありませんねぇ。

その前に、如何にしてビデオ動画ファイルを携帯電話へと送り込むかってのも悩みます。
USBケーブルやBluetoothなんかのファイル転送だと、大抵は著作権保護絡みでハネられます。
メール添付ってのは・・・パケットが多いから、コスト的な問題とかがありますねぇ。
しかも対応できるかどうかは不明ですし。

一番成功率が高いのは、SDメモリカードに直接書き込む方法でしょう。
携帯電話のフォルダ構成ってのは独特なんだけど、お約束があります。

[PRIVATE]→[MYFOLDER]→[My Items]と開いて行きます。
そこの[Videos]ってのが、ビデオ動画ファイルの格納フォルダです。
この中に、3GPファイルを入れれば大抵、再生するコトができるんです。
ちなみに[Sounds & Ringtones]ってのが、着メロ関連です。
midファイルを入れると、着信音として使える場合があります。
(本来ならSMAFとかmmfファイルに変換して使うんだけど・・・説明は省略)

ちなみに電話帳データとかは、どこかに.vcdとか.vcfとかの拡張子のファイルとして入ってますねぇ。
パスは、[PRIVATE]→[MYFOLDER]→[Utility]の先のフォルダです。
これって規格化とかされてるのかな?


話は逸れましたが、とにかく携帯電話端末を通さずに、PCでやっちまった方が確実なんです。
もちろん携帯電話端末自体の機能のお約束もありますから、ビデオ動画ファイル鑑賞が成功するかどうかってのはイロイロと実験してみなきゃ判りません。
でも今ではSDメモリカードも随分と大容量化されてますし、またmicroSDの価格もかなり安くなってます。
是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

携帯電話からの再生は、大抵「機能:F」→「データフォルダ」→(メニュー)→「SDメモリカード切り替え」をして、
後はファイル一覧が出てきたら目的のを指定すればokってパターンですね。

家の人の携帯電話に、年末のイベントを撮影したビデオ動画を変換し、携帯電話で再生出来るようにした所感動してくれました。
でも、よくよく考えてみりゃいま流行の「スマートフォン」ならばもっと手軽にビデオ動画ファイルを扱えたりするんですよねぇ。
YouTubeから直接鑑賞したり、ダウンロードするツールが出てたりしますから。
コーデックがどうのって知識とか無くても使えるんです・・・・。しかもHD動画だったり。

携帯電話でビデオ動画を見る必要があるかどうかってのは別にして、とにかくハイテク玩具として色んな技術的可能性を追求するのは楽しいです。
まぁバイクやクルマだって、手に入れると最高速を試したりとかした覚えがありますからねぇ。
法的問題とか制約ってのが絡んでくるので、場合によってはあんまりおおっぴらにはできないんですが。
・・・悪いコトこそ楽しかったりするので、始末に負えません。

●2011年02月10日(木)

(写真のみです) 記事は2月9日の分です〜〜〜〜@

●2011年02月09日(水)

少し、更新の間があいてしまってスミマセン。
お待たせしましたが、その分練りに練った濃い内容のネタってのを書こうかと思います。

「おしどりの里」のお話です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

愛知県の奥三河、北設楽郡設楽町田峯竹桑田に、寒狭川がぐるりと曲がってる所にあります。
一般の人が長年に渡り辛抱強く餌付けして、野鳥の「おしどり」が渡来してくるようにしているんだそうです。

地図へのリンクは、★こちら(GoogleMap)★です。

具体的な行き方ってのは、伊那街道(県道389号)を「田峰」の方へと走り、「稲目トンネル」を超えたすぐの橋(田峯橋)を渡りきったトコを左側(西側)へ曲がったトコです。
駐在所の下を川沿いにずーっと行くと、突き当たりに古い家に当たりますが、この家が管理人さんの家+資料館・観察小屋なんです。
ウェブサイトもあります。★おしどりの里のサイト★

こちらに、とてもキレイに撮影された写真が多数掲載されています。
私のデジカメは「スナップカメラ」なので、残念ながら撮影条件的に厳しいんですよねぇ。
というか、こういう被写体を狙うのならばやはり高性能カメラが欲しくなるんです。
一緒に居合わせた方たちは皆、すごく立派なのをお持ちになっていました。
さらに・・・おしどりたちは食事が済んで、皮の向こう岸の方に集まってお昼寝タイムだったようです・・・・。
餌付けは、観察小屋のある手前の所でしてますので、お食事タイムにはかなり近くに来るんだそうで。


野鳥は警戒心がとても強いんです。
特におしどりみたいな弱者になると、敵が多いんだそうで。
トンビやタカに狙われるので、この川が湾曲してる深い渓谷部分に退避する習性があるのです。
実は、ちょっと離れた所なんだけど電線の天辺に鳶が止まって、獲物を探しておりました。(下の写真)
その習性を利用して、年数を掛け辛抱強く餌付けをし、渡り鳥であるおしどりとマガモが定着するようになったらしいです。
(渡り鳥なので、春になると飛んで行ってしまうんだそうです。なので、見るんなら今のシーズンだけってコトですね)

つまり、折角出かけて行っても見られるかどうかってのは完全に運任せなんです。
見るのには、観察小屋(ブルーシートでの手作り)の覗き窓からになります。
当然ですが物音を立てたりフラッシュ撮影は厳禁。
もちろん、禁煙なのです。(基本的にタバコが吸える場所はありません)
小さな子供さんとかを連れて行く場合は要注意ですね。
とにかく、野鳥たちが違和感・不信感を一旦抱くと寄り付かなくなっちゃいますから。
動物園とは違うのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


おしどりってのはカモの仲間なんですが、特徴はオスの冬毛(繁殖期)の派手で鮮明な色でしょう。
私の写真では判り難いですが、とにかくクッキリ鮮やかなんです。
(マガモも一緒に混ざってますけど、オレンジ色っぽいのがおしどりです)
反面、メスの場合はとても地味な色なんですよねぇ。
これは、キジとかクジャク等、鳥類には良く見られる傾向なんです。

よく、仲睦まじい夫婦の例えとして「おしどり夫婦」なんて言われてますよねぇ。
この由来ってのは・・・・実はかな〜り怪しいんです。
おしどりの生態としては、一度決まったカップルがずっとそのまま続くのではありません。
あくまで、チョメチョメして卵を産み、暖めてヒナが孵るまでの間のみだそうで。
巣を作るのもメスが行い、オスはその間の見張りと羽毛の提供だそうです・・・・。
そして用済みなオスは次の相手を求めて・・・つまり離婚率がとても高かったりもするのです。
もっとも、こういう形態だってやはり鳥類ではごく一般的に見られる傾向だそうです。

つまり、オス鳥の見栄え以外にこれと言った特徴ってのが無いんですねぇ。
まぁつがいで並んでると絵になる構図ではありますが。


この「おしどりの里」の入り口は、もう一つの名所があります。
と言っても知る人ぞ知るってのですけどね。
田峯森林鉄道って言う線路が昔あったのですが、その名残のトンネルがあるんです。(下の写真)
これは、★このサイト★なんかに詳しいコトが載っています。
中を歩いて通れるようになっていたらしいんですが、私が行った時にはご覧の通りショベルカー置き場になってました。
もっともっと以前は荒れ果てていたんだそうですけど、遊歩道として整備されたようですな。

近くの山の頂上に「田峯観音(だみねかんのん)」があって、そこへの参拝客がかつての森林鉄道を利用していたそうです。
ちなみに、2月12日には奉納狂言があるんだそうでして、結構賑わうとのコトです。
回廊と見物の桟敷を作っている最中でした。
・・・最も田峯観音への登口はしっかり路面が凍結してる部分があって、ノーマルなタイヤでは泣きを見てしまいます。
山肌の日陰部分には雪も溶けずに残ってましたねぇ。


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