●2011年02月15日(火)
またまた、地デジのお話です〜〜〜〜〜〜〜〜@ 我が家は先回の地デジ記事で書いた通り、なかなか地デジ対策をしていませんでした。 とは言うものの、いよいよあと5ヶ月を残すところとなりましたので着々と準備はしたいと思ってます。 とりあえずの作戦として・・・「安く買おう」プラン。 テレビの台数は多いから、簡易タイプの地デジチューナをいくつか買っておこうと思います。 そして本命のテレビ本体に関しては、この移行騒ぎが収束して落ち着いたら買い替えを考えようかと。 その頃になっていればお値段もこなれてくるでしょうからねぇ。
一足先に、私のお部屋用の地デジ化は、Qriom製YCD-C10という安い製品を購入しています。 これは近所のホムセンにて、\3,980-という低価格で売っていたのです。 ちょっとした特徴、と言うか不具合的な部分はあります。 しかし、そんな細かく、完璧さを求めずに「安いから」と我慢すればそれで妥協できなくもないですな。 もちろんですが、もっと便利だったならと思う部分もまた沢山ありますね。 まぁこんなもんなんだろう、と割り切って使えば良いんです。 あと、良い面だけを見るってのも大事です。 この機種の最大の特徴は、やはりS端子(映像出力)が装備されているコトでしょう。 通常のコンポジットVIDEO出力もありますので、映像出力が2つ付いていることになります。 このおかげで、2台のPCに接続して見られるんです。 で、これならばまぁ良いだろうってコトで、家族用の方もこれにしようと思ったのです。 そろそろ品物をおさえて置こうかと買いに行ったら・・・・・・品切れです。 『どこが、地デジ普及率90%超え』なんだって感じがしないでもありませんが。 ※平成22年9月現在の総務省調査です なんか予約販売しますなんて書いてありましたが、ヤメです。 そして、しばらく経ったし、なんか特売フェアをやってて全商品一律5%引きキャンペーン開始です。 今までの販売価格\3,980-ってのは全国的に最も安値と思われる価格なのに、そこから更に5%安くなるんですからねぇ。 と言っても、値引き幅を計算すると\199-なんです。まぁ気分ってのですな。 で、また買いに行きました。 今度はちゃんと商品在庫がございます。 どうやら以前は私が買ったQriom製の他にも別メーカー製品が同じ値段で売っていたようですが、今回はQriomのみです。 だが、しかし。 こともあろうに、値上げしてました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ びっくりプライスの、\4,980-です。 (5%offでも\4,731-ですねぇ) 高いワケじゃないです。 ごく普通の価格になっただけです。 でも、ちょっと前の値段から2割も高いってのは合点がいきません。 そもそも以前の価格ってのは別に「ご奉仕品」ではなくて通常価格でしたからねぇ。 一気に買う気を無くしました。
で、広告チラシが入ってきたので見てみると・・・・ヤ●ダ電気で、\3,980-チューナを売ってるじゃありませんか。 メーカーは、PC機器で有名なBUFALLO製。 型番は、DTV-S110って機種です。 詳細に関しては、★BUFALLO/DTV-S110★をご覧下さいね。 概略を申しますと、政府が貧困層救済策として無償配布した地デジチューナが、このBUFALLO製でした。 その「国民機」モデルの改良型に相当するのです。 この手の家電製品の購入の際、★価格com★とかで調べますね。 でも、これがちょっとクセモノだったりします。 「レビュー」や「クチコミ」なる投稿は、所詮素人の主観でしかありません。 不具合なんかの情報だと、例えば勘違いとかによるガゼネタが結構あるんです。 完全にユーザー側に問題の原因があるのに、とにかく「機械が悪い」と結論付けてるのは当たり前なんですねぇ。 あくまで参考程度に、と言うか参考にすらならない場合だってあるんです。 この機種だと、テレビのコントロールが出来ないだとか、感度が悪いとか散々書いてありますねぇ。 書く側の心情として、「どうせ安物」って意識があり、さらに「安いから悪いだろう」と言う先入観を持ってたりもします。 それと、妄想で語る変な人だっているんです・・・・。 他の機種のとかを見てると、「こいつ絶対に実物を使っていないし、見てもないな」と思える人がいけしゃあしゃあと批判記事を投稿してたりしますねぇ。 こんな場で自己主張して自分自身を慰めている、気持ち悪い奴ってのは一人二人では済まないようですよ。 でも、そんな腐った意見が他の有用なネタまで無意味なものにしているのです。 価格情報に関しても同様。 いわゆる「価格コム・スペシャル」ってのも囁かれてますねぇ。 最安値店としての掲載は、いわば広告にもなりますんで、公明正大から程遠い内容になつてても不思議ではありません。 このチューナも\3,930-なんて並んでますけど、本当なのかな?
で、DTV-S110なんですが、これは結構良いですねぇ。 「安い地デジチューナ」なので対して期待していないんですけれど、意外と便利さを追求されてます。 基本的な機能は一通り揃っています。 出力端子はコンポジットのみ。映像・音声LRの3本ピンですねぇ。 (D端子とかS端子なんて贅沢なのは付いていませんよ) 特徴は・・・本体設定で音声が「ステレオ」「モノラル」切り替えが可能です。 台所のテレビはモノラルなので、これは非常に助かりますv 事前にわざわざ、ステレオ→モノラル変換コードを製作したんだけれど、不要でした。 音声に関しての品質も、なかなか良いです。つかこれはQriomが悪すぎ。 リモコンは、代表的なメーカー製テレビのコントロールが可能なタイプです。 (設定するとテレビ電源、入力切替、音量+−が利きます) リモコンのデザインは良くある「安物タイプ」なんですが、文字が大きくて判り易いような配慮がされています。 お年寄りなんかが使うのに良いですねぇ。 この操作系ってのの熟成具合でメーカーの実力を推し量ることが出来ます。 二流三流メーカーの製品は、使い易い配置になっていないコトが殆どですからねぇ。 試作品を手に取っていじくり回せば判りそうなモノなんだけど、開発力に乏しい会社はここで手を抜くんでしょうな。 例えば単純にボタンの位置が気に入らないからって設計変更する、そういう決断が取れるかどうかでメーカーの実情が現れるのです。 で、特筆すべきは「番組表」機能です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ デジタル放送ならではの機能ですが、これが安物のくせにちょっと豪華なんです。(タイトル写真・下) 私の使ってるQriomのは、現視聴chの分しか見られません。 しかしこいつだと、裏番組もチェックできるし、データ取得も24時間分と多いんです。 まぁ表示の都合だと思いますが、大きな液晶テレビみたいに一覧表としてズラーっと並ぶ所までは行きませんけど。 でも、実用上の「他に何か良い番組やってないのかな?」と思った時には、とても便利なんです。 リモコンでチャンネルをバシバシ変えて行く行為をザッピングって言うんですが、これが地デジだと応答が遅いんでイライラします。 でも、この番組表があれば、そちらから見て選ぶコトが出来ますからねぇ。 もちろんその番組表から直接、選局することも可能です。 (我が家の爺さんはすぐにこの使い方をマスターしてしまいました) もちろんですが、データ放送なんかには対応していません。 安物機種なので当然です。 番組予約も出来ません。 安物機種なので当然ですが、ピクセラ製ので対応してるモノがあると聞いてます。 外観はかなりコンパクトです。(タイトル写真・上) 私の手のひらの上に乗るほどの大きさしかありませんので、設置しても目立ちません。 その代わりアンテナ線の取り回しで動くといけませんから、ベルクロの固定テープが付属しています。 悪の象徴・B-CASカードは横からセットするようになってて、簡単な抜け止め機構になってます。 操作せず3時間経過すると自動で電源offする機能も付いてます(本体設定でon/off可能) それと、電源LEDなんですが本体設定で5段階に明るさが変えられます。 チャンネル設定はもちろん自動。 最初に電源を投入すると、画面にメニューが出てきて設定手順を教えてくれたりもするんです。 家電製品としては無名なBUFALLOですが、さすがPC機器では最大手メーカーなので、使いやすく作ってありますねぇ。 要注意ポイントってのは、保証書が製品外箱兼用になっていますから、保管するのに場所を取ることです。 たためるようになってはいますがそれでも厚みが残ります。 我が家は2台買いましたのでより深刻ですねぇ。 自分のと総合的に比較すると、後から買った機種なので仕方ないんですが・・・ちょっと羨ましいですね。 S端子だけが自慢できる部分なんです。
ついでに、本命のテレビの方も偵察してきました。 理由はちょっと判んないんだけれど、家の者がシャープ指定していますので、そこから見てきたのです。 随分とお値段が安くなってきていますねぇ。 シャープのラインナップだと、液晶パネルの大きさは32型か40型のどちらかとなるようです。 40型が欲しいなーと思うんですけれど、大きくなればなるほどお値段も高くなるんです。 それとHDDレコーダーやブルーレイが付けば、当然ですが高くなってしまいます。 その他、チューナーの数もイロイロとありますねぇ。 2つチューナーが付いてると外付けHDD録画に対応してますが、その分高いんです。 現状では、あんまりテレビ番組を録画してまで見るってコトはありません。 また映画鑑賞ですが、私の手持ちDVDをたま〜に見たりする程度でして、あんまり積極的に使っているワケじゃないですねぇ。 見たいと思った時に見られる様にしておいて欲しい、けれどいつも見る訳じゃない、と言う状態です。 (視聴スタイルとして、BGV的にとりあえずテレビ点けておく、みたいな感じが多いです。趣味的視聴ではなくて、暇つぶしタイプですな) 例外的なのは、イベントなんかの記録DVDはすごく熱心に見ています。 まぁDVDプレーヤがあるので、それで良いでしょう。 私は・・・見たい番組を見つけても、そこで見れなければ諦めます。 録画しておいても、多分私だけの趣味でそのテレビを見る事はないでしょうな。 単純に「見る」だけの機能で良いと考えれば、40型のLEDバックライトのタイプで8万円ちょいですねぇ。 これは将来的に5〜6万円クラスになるのではないかと思ってたりします。 アナログ完全廃止されてからが勝負ですねぇ。 32型だと、既に5万円を切った商品もあります。 現在ブラウン管テレビで見てるのが32インチですから、この大きさでも良さそうな気もするのですが・・・ でもデジタル放送ならではの文字情報は、画面パネルの大きさ=見やすさとなります。 ドット数にも関わってきますから、フルスペックのハイビジョン(HD)は外せないでしょうな。 となると、やっぱり40型以上の大きさが欲しいんです。 セカンドテレビとしてならばこの限りではないんですけどね。 画面の大きさと部屋の広さの関係なんですが・・・パネル面と視聴ポイントとの距離は、画面の縦の大きさx3とされています。 計算すると32型だと1.2m,40型だと1.5m,46型で1.7mとなりますねぇ。 目安として、4.5〜6畳が32型、6〜8畳が40型、8〜10畳が46型とも言われてます。 もっとも我が家のリビングは設計思想が恐ろしく古く(昭和40年代以前)、この点でとても不利です。 元々大きなテレビを置いて使うなんてコトは考えていませんでしたからねぇ。 当時だと、18型のテレビでも充分大きいとされていたのです。(お金持ち用は22型の製品がありました) さらに家具の種類・レイアウトもまた旧態依然としてて、ようするに狭い部屋をより狭く使ってる状態なのです。 ですから40型を置いても、ひょっとしたら快適に見られないかもしれません。 どうするのかってのは、まだまだ時間が充分以上ありますので、じっくりと検討しようと思います。
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