2011年01月のコラム
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●2011年01月31日(月)

とうとう今月もお終いです〜〜〜〜〜@

モンキーちゃんの進捗状況は、回路設計の所で足踏みしています。
キャブの取り付け確認もまだですねぇ。
もっとも、これらを片付ければ出来上がりなんですけど。

それと、大きい方のバイクはこの寒さのせいか、ちょっとバッテリーがヤバ目です。
追加充電を早いうちにやっておかないと、泣きを見るかも知れません・・・・。
今日バイクで動いていましたが、帰り道にデジタルメーターが作動しないって症状が出ました。
(LCD部分の表示がされないんです)
これはバッテリー電圧が低下してくると発生しやすいんですよねぇ。

ひょっとしたら、またメーターが「記憶喪失」になったかも知れません。
驚くべき事に走行距離情報まで消失してしまって、ゼロkmに戻ってしまうんです・・・・。
これは、ヤマハTT-250Rにだけ見られる症状なんですけどね。
走行距離データはS-RAM(不揮発性メモリ)に格納されているので、バッテリーを外しても保持しているのですが、
どうやらこのメーターは電源on時のリセット動作の時、電圧不足などで誤作動を起こすみたいです。
つまり、初期化に失敗して保持データからなにから飛んでしまうんですねぇ。


セル始動のみ、キックスタータはオプション装備となっているのです。(2万円位)
結構、装着要望が高めなオプションなのですが・・・・
バッテリーあがり対策としての装着ってのは、あんまり意味が無いんです。
車体が軽いので、そういう緊急事態なら押し掛けで充分対応可能ですから。
もっともオフロードレースの際なんかには有効ですねぇ。
ちなみに、バッテリーが弱い状態での走行ってのはオススメできません。
推奨するオプションの優先順位は、オイルクーラーの方が断然上位だと思います。
やっぱりハイパワー空冷エンジンってのは、冷却に弱点を抱えていたりしますから。

あ、良く考えてみたら気温が低い時にバッテリー充電しても上手く行かないかも。
どうしても気温が低いとバッテリーの機能性能が全体的に低下してしまうんです。
つまり放電だけじゃなく、充電の方も鈍くなっちまうんですねぇ。

●2011年01月29日(土)

ちょっと忙しくて久々の更新となりました〜〜〜〜@
とても寒く、さらに鳥インフルエンザ騒ぎまで発生してますです。

ネットでのお買い物をちょくちょくするのですが、ヤフオクなんかで出ている怪しい安物商品が実は中国の業者から直接買う事が出来るのに気が付きました。
ヤフーのページをいろいろ見てると、★ヤフー・チャイナモール★ってのがあります。

これは、★淘宝(タオバオ)★と言うショッピングモールとヤフージャパンが提携したのです。
去年の5月頃にニュースになっていましたが、つい先日までは気が付きませんでしたねぇ。

実は、以前も米国のネットオークションからの代行業者とかをチェックしていたのです。
こういうのを探していると、やはり言葉の壁は厚いな〜とつくづく感じますね。
現地の人とスムーズにやり取り・交渉が出来たならば、どんなに良いだろうって思います。
でも代行業者が介在すると、そういう問題から逃れられるんですよねぇ。
ただし、費用的な問題が出てきてしまいますが。


で、ヤフーチャイナモールですが、実際に購入しようとすると送料が掛かります。
小さい物でも\1,300〜\1,500-ほどは覚悟しなければなりません。
それと購入金額が\16,666-を超えると、関税が掛かります。
例外的に、購入金額が少なくても税金が掛かる場合もあるそうですので要注意。
特に酷いのが、「革靴」だそうで。

この関税の問題ってのがまた難しいんです。
資料は★税関/実行関税率表★なんかから調べていくのですが、実にこと細かく決まっているんですねぇ。
正直言うと、難し過ぎてよく判んない部分ばかりなのですが・・・・
チョコレート製品が意外に税率が高いとか、武器類にも関税が設定されているとか。
ちなみに、個人輸入での関税と、商売的なのとは全然別になってます。
転売して商売しようとすると問題になりますので、この点は要注意ですね。

今、国会で話題となってるTPPってのが進めばこういう関税も撤廃されて行くのでしょうか。
実際問題としてはそんなスッパリとなくなるモノではないらしいんですけどね。
というか、突然出てきた話ですし、そもそもその前の段階でのFTAなどですらちゃんとコントロールが出来てないのに、大風呂敷を広げ過ぎなのは明白。
今の政府はなにか別の方向を向いてて、とにかく派手なことを言ってみましたってパターンですから困りますな。


で、どうやって関税とかを支払うのかと言うと、これはこのヤフーショッピングモールでの購入の場合には基本的に代引きなので計算済みの金額が請求されるとのこと。
カード払いの方法に付いては準備中って事だそうです。


商品をイロイロと探索してみると、どこかで見たようなモノもありますねぇ。
例えば・・・★このポケバイ★とか。
お値段は、わずか1.2万円ほど。(諸費用別)
さすがに安いですねぇ。

他には、★石鹸マウス★なんてのも。
これはあくまで形状が石鹸でして、材質がそうじゃありません。
でも、その意味っていうか狙い所に付いては・・・・理解できませんねぇ。

工具なんかだと、この★ダルマジャッキ★とか。
ホムセンなんかだと、\2,980-ほどで販売されているのですが、ここだと\800-前後です。
当然ですが経費が掛かるので日本に持ってくると高くなっちゃうんですけど、それでも安いですな。

もう一つ。この季節にありがたい★グリップヒータ★です。
\1,500-ほどのお値段ですねぇ。
これは諸費用を込みにしても充分お安いと思いますが。


中国製品はコストが低く製造できるってのは判ってましたけれど、小売値ベースで見てもここまで差額があれば充分過ぎるほど美味しい商売になるんでしょう。
ただし・・・品質の問題がありますけれどねぇ。
『安かろう、悪かろう』とか『安物買いの銭失い』などと昔の人は言いました。
実際、酷い品質のモノばかり見ています。
この点をなんとか対策しないと、ちゃんとした商売にはなりませんねぇ。


石鹸マウスみたいな不思議商品ってのは、他にも沢山あります。
衣料品だと★こんなマスク★とか、話題となってたのは★こんな妙なモノ★とか。
なんかジャッキーチェンの鼻をかたどったシャンプー入れらしいですねぇ。

・・・気持ち悪いと言うか、悪趣味と言うか。

ブランド物に関しては、偽物混入のおそれがあるからか出品していませんねぇ。
じっくり見て行くと、中にはちゃんとしたメーカー品のを何処からか(米国らしい)輸入して来てるのもあります。
とても少ないけれど日本製のモノもありますねぇ。
そういうモノに関しては、残念ながら価格的なメリットがありません・・・・・マトモに買う方が安かったりしますねぇ。
よく考えれば、一旦中国へ輸入しているワケですからそこに関税や、輸出入コストが掛かってるはずです。
なのであくまで購入するメリットが高い商品は、中国生産品に限られるんですな。


で、何か買ったのか?と言われると、さすがに買っていません。
そのうち試しに何か買いたいなーとか思っていますけど、イザ決めようと思うと全然決まらないんですよねぇ。
サイト構成も非常に粗雑で探しにくいですし、機械翻訳の文章なんてちょっと見てるだけでも頭がクラクラして来ますし。
またヒマな時にでもゆっくり眺めてみたいなーと思います。

●2011年01月23日(日)

やっと、バイクネタに戻って来ました〜〜〜〜〜〜@
とても寒いのと忙しいので、作業はちょっと滞っています。
いつものコトですが、やり始めてしまえばすぐなんですけどね。

で、進捗具合は・・・ハーネス回路設計・製作と、キャブの取り付けを残しているんです。


キャブの取り付けの準備は、一応進めてありますがなにぶんこの気候ゆえ「現物」を引っ張り出してくるのがなかなか難しいのです。
なので、今現在はお部屋の中で出来る作業から進めたいな〜などと、軟弱なコトを考えてたりします。
もちろん、ぶいぶいコラム記事のネタ化しながらですよん。

で、回路設計ですねぇ。
まず、基本的にはApe50/100をベースとして回路を考えます。
もっとも図面の良いのが無いので、タイトル画像はAB22・モンキーRですけどね。
どちらでも似たような物ではありますが。

完全バッテリーレスの、全AC電装ですから難しい部分はありません。
唯一ウインカー回路が「前後・交互点滅」するタイプなので(これがモンキーRもApeも一緒)、それだけです。

まず、点火系ですな。
これはごく一般的なCDI点火で、ホンダミニの場合だとエキサイタコイルとピックアップコイルが別になってるモノです。
エキサイタコイルが黒/赤、ピックアップコイルが青/黄のラインですねぇ。
IGコイル(黒/黄)とキルスイッチ回路(黒/白)、そしてアース(緑)で全てです。
安全回路ってのは無しにしますから、シンプルなモノです。
結線は最大でもタンク下までなので、配線の長さの心配もありませんねぇ。

次に、灯火類。
ヘッド&テールライトにメータ照明だけではなく、ブレーキもニュートラルランプも全部同じラインですな。
電源ラインってのはあくまで一本に集約します。
常時点灯で負荷変動を抑制しようって作戦です。
ちなみにホーンもこの電源ですがACなので、AC用のホーンを仕込んであります。
全ての負荷が掛かると電流は8A程度になりますから、一般的な0.75sqの電線(最大14〜15A位)でokですな。
最近は軽量化なのか、電線も細いのを使いたがる傾向がありますねぇ。
難燃性のにして、0.5sqの太さが主流となっているようです。
ちなみに、0.5sqだと最大11Aまでってのが多いです。
もっとも、アースラインは2〜3本引く形にするのがセオリーですから、無闇に太い電線は使わないんです。
取り回しもしにくくなりますからねぇ。

ウインカーのラインは、コモン線が1本増えるだけです。


あんまり発展性とかは考えないで、シンプルかつコンパクトに行きたいと思います。
あれもこれも欲張るとロクなことはありませんからねぇ。

もしも将来的にバッテリー回路の増設が必要となった場合は、その時に改めてバッテリー電源ラインを増設する形で良いんです。
ヘッドライトスイッチすら廃止してるんですから・・・これも増設予定ナシで設計しちゃいますv

まぁ回路設計で面倒なのは、端子の数と形状を合わせるコトですねぇ。
これは間違いのないようにしないと、後々すごく困りますから。
それと補機類のレイアウトと配線長さ、と続くんです。
取り回しをイメージしながら、長すぎず、もちろん短すぎずの寸法に決めるんです。
すでに車体各部分の寸法は採ってあるんですけどね。

さてさて、図面でも引くかな。

●2011年01月20日(木)

ここんとこPCネタが続いていますけれど、Dellノートの方ばかりですね。
なので、ちょっと自分のデスクトップ機であるbouillon/Dos-V3の方にも手を入れてみました。

と言っても、ごくごくセコい工夫です。
液晶ディスプレイが2台並べて机の上に設置してあるのですが・・・

大きい方は、IBM(現Lenovo)製9180-HB9と言う18インチモニター。
こちらの詳細は↑のリンクを見ていただくとして、1280*1024ピクセルで使用中です。

小さい方は、日立製PC-DT3131と言う13.3インチの、とても古い製品です。
生産が〜'98/12となっていますので、Win95全盛期と共に栄えたLCDモニターで当時はとても発色がキレイだと評判でした。
とは言うものの寄る年波には勝てずに、現在ではちょっと黄色っぽい画面だと思いますねぇ。
ひょっとしたら、バックライトの冷陰極管の劣化だけかも知れないですけど。
これは交換が可能なので、機会があったらチャレンジしてみようかと企んでいます。
DellノートPCの方もやろうかと考えていたんですけど、現物を見たらそんなに悪くなかったのでパス。


以前、大きい方はヒュンデイ製の17インチだったんだけど、新品購入後3年ほどで死亡してしまいました・・・。
具体的には、バックライトが消えてしまう故障です。
この場合、例陰極管ではなく点等回路(インバータ)がダメになってるケースが多いので、ちょっと修理するには費用が掛かります。
(汎用補修用のもあるんだけど、部品代自体がちょっとするんです・・・)
修理して使うんならいっそのこと丸ごと中古品でよさげなのを探そうと思って、その結果買い替えたのです。

そもそも、HYUNDAI製の画面は視野角もの問題が大きく、かな〜りお行儀良くLCDに正対して使わないと色ムラが激しかったですねぇ。
まぁ安物製品だから仕方ないと、最初から諦めモード全開でしたから。
店先での説明用としても、視野角問題でナナメの位置からでは「画面がほとんど見えない」状態でしたので、仕方なくNEC製のもっと古いLCDに買い換えた経緯があります。
大昔の液晶モニターは高級品って事で、液晶パネルはIPS方式が使われていました。
これは応答性には不利だけど、VA方式同様に視野角が広いというメリットがありました。
現在、地デジ化で液晶テレビ全盛期ですけれど、こちらもIPS方式が主流となってます。
HYUNDAI製は安物LCDモニタの常として、TN方式の液晶パネルが使われてましたが、これは画面が明るいし応答性が高い反面、視野角が絶望的に狭いのです。
もちろん偏光フィルタにより欠点はなるべく抑える様にはなっていたのですが・・・・。
多少なりとも、使い方で我慢やお約束が必要だったので、ちょっぴり不満を感じてました。
さらに、たった3年でぽしゃった以上、はっきり言って気に入りません。
嫌韓ってのではなく、製品としてダメだと言う結論なんです。

もっとも中古モニタもいつまで使えるのかは判りませんけれど、まぁ諦めも付く程度の安い金額で買ってるからヨシとします。
映り具合に関しては、結構気に入っていたりするのです。


しかし、18インチと13.3インチを並べると、大きさが全然違うのです。
もちろん画面モードだって違うし、デスクトップ画面からしても雰囲気が異なりますからねぇ
でもタイトル写真の通り、「テレビ」としてフルスクリーンで使う限りは画面モードなんて関係ないです。

ただ、画面の位置(特に高さ)が違う所がすごく見難かったのです。
大きい方は背が高く、小さい方の背が低すぎるんですねぇ。
もっとも大きい方は高さ調整が出来るようになってんですが、他の物を置く関係上最も高くして使うしかないんです。

人間は視野を移動させる場合、横方向だけってのが楽なんです。
ここに縦方向の移動も加わると途端に苦痛となるんですねぇ。
なのでどうにかしたいな〜と、漠然とですが考えていたのです。


で、この間ヒマがあった時にホムセン巡りをしてみました。
小さい方のモニタの下に台となる物を置いて、10cmほどかさあげしようと。
その台は物入れ兼用だったならば、限られた狭い机の上のスペースも活かせるし。
モニタの台座の寸法は、横x奥が27x20cmとなるんですな。

最初見つけた候補は、書類入れです。
引き出しが付いた小さなキャビネットで、事務所系の職場でよく見かけるモノですな。
しかし・・・いかんせん豪華すぎて、高さがありすぎます。
寸法的によさげなモノになるとボディからプラ製で、構造が貧相なので上にモノを乗せられません。
なかなか都合の良いモノが無いのですねぇ。

次の候補は、組み立てラックの部品です。
色んな形状・大きさの部品があって、自在に組み合わせるコトが出来る製品ですねぇ。
これの短い柱と、小ぶりな天板のセットで丁度良いヤツを作ろうって作戦です。
しかし・・・これもまた問題アリ。
寸法的にはちょっと妥協するとしても、実は意外と高価なんですよねぇ。
剛性を考えた作りとすると、部品代が\3,000-を軽く超えてしまうのです。
同様の製品で別のメーカーが樹脂製の安いのを出していたのですが、こっちは丁度良いサイズがないんです。
つまり強度を確保する為、柱とかが太くしてあるんですな。
まぁ汎用ラックとして使うんである程度以上の重さに耐えられなければならないから仕方ないんですが。

こうなったら仕方ない。
木工で作るしかないのかも、と覚悟を決めました。
しかし・・・これも実は費用(材料費)が意外とかかるのです。
千円以下では難しいですねぇ。


で、ふと思いついてキッチン用品コーナーに行きました。
実は「小ぶりな収納用品」ってのはこちらにあったり、浴室関連のトコにあったりするのです。
以前買い物シャリィに使った、ステンレス製の小さな前カゴもキッチン用品で見つけましたからねぇ。

ありましたv
なんと、お皿を置く2段の棚が、\700ほどであったのです。
構造はコの字型の、いわゆる片持ちになってる棚なんで重量的に少し不安があります。
しかし2段になって、横から見るとヨの字型にして使うのを,1段にまとめロの字型にすれば強度的にokとなります。
網になってる部分をタイラップで固定する程度で、実用になりますねぇ。
材質はスチールにメッキなので、本来の使い方のキッチンで使うにはむしろサビの心配があります。


まぁ、たわいのない改良です。
費用だってごく僅かですからねぇ。
でも設置してみると、こんなに見易く変わるとは思わなかったです〜〜〜〜〜〜〜@

神田川料理道場じゃないけど、「ちょっと工夫でこの美味さ」です。

もしマルチモニタやそれに準ずる環境を構築するのならば、同一製品を2台並べるんですけどね。
そんな贅沢が言えるような余裕なんて今も昔もないんですが。
でも、最も使い勝手が良さそうではあります。

●2011年01月19日(水)

ちょっとテストです。














●2011年01月18日(火)

今回は、パソネタ続きですが「メモリー増設」のお話。

パソコンにはメモリーが搭載されているのですが、その容量や種類は様々です。
実際、種類に関しては私も追いきれないほどありますので・・・・・
まず、メモリーの増設をしようと考えるならば、第一に「メモリ選び」から始まりますね。


このメモリ選びってのは、大抵I/O-DATAやBUFFALOなんかのメモリ屋さんのサイトに適合表があるのです。
こちちらを見て、適合する製品からその詳細を調べるのです。

メモリーカードの中には、2枚1セットで組み合わせて使用するモノもあります。
デュアルチャネルのタイプがそれですねぇ。
この場合だと、2枚のメモリーカードを並行してアクセスしますので同一製品の方がタイミングの都合上、良いのです。
もちろん違う会社のモノの組み合わせでも、動くには動くのかも知れませんが。


ここで、「メモリーって一体、何やってるの?増やす目的は?」という疑問が出てきます。
メモリーは記憶装置、と言われますがこれだけで「あぁなるほど」と理解・納得できるはずはありませんね。
PCの動作には、プログラムを実行させて、データを入出力したり計算して加工したりのお仕事を行います。
データが格納されているのは、ハードディスクドライブ(HDD)ですな。
例えて言うとキャビネット、つまり机の引き出しとか本棚なんかに相当しますね。

まずココからプログラムのデータを取り出して、作業机の上に広げます。
そしてその内容をCPUが解析して、処理命令を実行して行くのです。
もちろんその最中にも画面出力などで逐次データの入出力を行いますから、使うデータも作業机の上に並べて置いとくんです。

ここからが重要。
作業机の広さには限りがあります。
ですから一度に広げられるデータの量も制限されます。
もしお仕事が忙しくなってデータの量が増えたならば、一度に載せられなくなりますねぇ。
この場合は、とりあえず今すぐやってる仕事のデータだけ机の上に残して、ちょっと後回しの仕事のはいちいち机の引き出しへ仕舞うんです。
そして仕事の処理の順番が回って来たならば、済んだデータを机の引き出しの中に仕舞って、代わりにさっき保留しておいたのを取り出すんです。
もっともっと仕事が忙しくなってくれば、この仕舞ったり出したりの手間が増えるのですねぇ。

当然ながら、処理の速度が低下してしまいます。
それだけではなく、仕舞ったり出したりの時に間違ったりする可能性すら起こって来ます。
症状として、「処理速度低下」「システムが不安定になる」となりんですな。

じゃあ、それを防ぐにはどうするのか。
まず考えられるのが、仕事の量を減らすことです。
これが結構、有効な方法だったりするんですねぇ。
もしくは仕事の効率の悪い部分がないか点検して、もしあればそれを改善するんです。
具体的にはデバイスドライバが安定して作動していないとかなら、バージョンの違うのにしてみるとか。
常駐してるか否かに関わらず、アプリケーションにしても動作が重いモノは回避するコトですねぇ。
・・・と言っても、これにはWindowsのシステムそのものまで含まれます。
一般的にバージョンが新しくなるほど、作動が重たくなる傾向がありますねぇ。
もっとも数々のバージョンの中には「大ハズレ」なのもありますし、「当たり」のもあります。
出来るだけ軽く上手く動くモノを探す努力が必要です〜〜〜〜〜〜〜@

もう一つ。
作業机のスペースそのものを大きくしてしまう方法です。
これならば一度に広げられるデータの量が増えますので、作業効率もupします。
これが、「メモリー増設」なんですねぇ。
応用ワザとして、メモリの種類の見直しってのもあります。
メモリはそれぞれの規格で、動作速度(クロックなど)が決まっています。
普通は、使うメモリは規格上最も速いのになるのですが、中には動作ランクの低いモノが入ってる場合もあります。
今回のDell LatitudeD510に入っていたのも、このパターンですねぇ。
PC4200/533MHzで動作するPCなのに、使ってたのはPC3200/400MHzのメモリなのです。
似たようなケースで、昔のデスクトップ機にPC133とPC100のメモリを使い分けてる場合がありましたねぇ。

こういう業務用PCの場合、メモリの種別の違いを悪用して納入担当が誤魔化しちゃうコトもあるみたいです。
確かに、HDDやメモリの容量ってのは比較的初心者に近いレベルの人でも簡単に確認が出来ます。
しかし・・・メモリの動作クロックとかをチェックしようとすると大変ですからねぇ。
ツールを使えば表示されますけれど、そうじゃないとBIOSメニュー画面とかから確認しなければなりません。
さらに、簡単に中身を開けてみるってワケには行きませんから、監査などをすり抜けられる可能性が高いです〜〜〜〜@
まぁ悪用ってのは考え過ぎかも知れません。
単純に、コストダウン策としても使えるテクニックですからねぇ。


で、いわゆる増設メモリ屋さんのサイトを見てると、ちょっと不思議なコトに遭遇したりします。
例えば今回のPCだと、使用するメモリはDDR2/PC4200(533MHz)となっているのです。
しかし適合には、PC5300(667MHz)のが載っていたりするのですねぇ。
1ランク上のクラスのメモリを使っても、本体が533MHzのクロックしか出せなければ、533MHzでしか動作しません。

ただ、高クロック対応品ってのを定格以下のクロックで使用すれば、より作動安定性が期待できるんです。
よく考えるとおかしな話なのですが。
定格で表記してあれば、そこまでの動作が本来保障されていなければならないんです。
でもメモリチップの製造メーカによっては品質のバラツキがあるのが既に前提となっちまってたりするのですねぇ。
ですからメモリってのはバルク品なんかの使用でリスクが高い製品である、と言えるのです。

メモリが不良になると、システムが突然落ちる、フリーズが頻発するなどとても原因の判り難い状態となってしまいます。
こうなると、原因の追究や対処が非常に困難になるのですねぇ。
予算の都合もありますけれど、出来るだけシステムの安定性の為には信頼性の高いメーカーの製品を買うようにしたい所です。
多分メーカー側や販売店側も同様の考え方で、1ランク上の規格のメモリを推奨しているのでしょう。
当然ですが、規格が上位になればお値段も高くなるのです。


選定の基準が「評判」とかになっちゃうのが、難しさに繋がるんでしょうな。
ですから判んない人は、PCショップに出かけて店員さんにちゃんと相談して決めるのがベストです。
もちろんですがお店選びが重要ですよん。
安売り店ばかりを漁っても、良い結果が得られるとは決まっていないんです。


で、メモリ増設です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

メモリ交換のやり方は、過去いくつものサイトで紹介されています。
今回はノートPCですけれど、構造的にはとても簡単になっているのですが。

それでは作業開始です。
まず、服を脱いで全裸になります。
これは静電気を防ぐ為ですねぇ。
この時、人によっては「性電気」が発生してしまう場合もあるようです。

・・・・なんて話がありました。
確かに静電気は大敵ですので、あらかじめ放電しておくとかの気配りはあつて良いと思います。
だからって全裸になれってのはさすがに行き過ぎですねぇ。
この逸話は、「全裸 メモリ交換」で検索すると沢山出てきますよん。


マジメな話。
必要な工具は+ドライバです。
小さい先っちょ(#0)のモノで、ちゃんとネジに合うヤツです。
ド素人の不適格者かどうかってのは、ここが重要なのです。

PCの電源を外し、当然バッテリーも外します。
通電状態での機器分解は、良い子はマネしちゃいけないんです。
とは言いつつも、そんな手間は掛かりませんからパパパッとやっちまいます。

次に、メモリのフタを取り外します。
ドライバーでネジ1本外しますが、無くさないように。
もっともこちらはメモリ調達する前に、予め現状確認してるべきですけどね。

メモリはスロットに刺さってます。
どんなタイプのノートPCでも大体同じようなスロットですな。
左右の固定爪を手で広げると、メモリカードはナナメに起き上がってきます。
同時にやんないとダメかも知れませんね。
くれぐれも、力の加減に気を付けて下さいね。
様子を見ながら慎重に作業して、壊さぬように。

メモリが出てきたら、新しいのを向きに注意しながらセットします。
ナナメに競りあがった状態で端子部分に入れて、最後に上から押さえるとカチッと固定されます。
もう一つのスロットにもメモリをセットしますが、こちらは表裏が反対になってますからご注意を。
くれぐれも、万一収まりが悪い場合には無理に力を入れず、間違いがないか確かめて下さいね。
やたら力ずくで強引にやる性格の人は、はっきり行ってこの手の作業には不向きだと思います。

で、各部分を元通りにして終了です。


確認の方法は、まぁWindowsを起動して、システムのプロパティからでも良いのですけど。
でも私はちゃんとBIOSメニュー画面から確認するようにしてます。
認識しててるメモリ種別とか動作モードまでちゃんと出てきますからねぇ。

電源を投入すると、まず画面にメッセージが出てきます。
The amount of system memory has changed.
システムメモリの量が変わりました、と言う意味です。

その後に追加でメッセージが表示されます。
Strike the F1 key to continue, F2 to run the setup utility.
つまり続けるなら[F1]キーを押せと。
でも私はBIOS設定メニューを確認したいので、指示通り[F2]キーを押しますです。

ちなみに、このメッセージはメモリの量を変えてから1回だけしか出てこないのが正常です。
繰り返し表示される場合は、メモリスロットの端子の接触不良やメモリカード不良などを疑って見た方が良いかも。

BIOS設定メニュー画面ってのは、ビギナーにはあんまりタッチしない方が良い領域ですねぇ。
万一設定を誤って替えてしまうと、最悪の場合はPCが起動しなくなってしまいますから。
「触らぬBIOSに祟りなし」ですねぇ。
もっともメモリクロックの表示が出来るツールってのは、なかなか見当たりません。
またBIOS設定メニューにも確認できるモノと、出来ないモノがあったりするのです・・・・。

なので、できる範囲での確認で良いと思います。
容量がちゃんとしてりゃ、多分okでしょうから。


と、長々交換方法を書きましたが、実際の作業は1〜2分ほどです。
いっそのコト脱いで、モザイクと目隠しを入れて写真撮影をし、ネタとしようかと思いましたが・・・・・
さすがに、そんな勢いはもうありませんねぇ。
初期のぶいぶいならばヤッたんじゃないかと思いますが。


で、メモリ増設して2GB/533MHzデュアルチャネル動作した結果です。
やはりシステム全体の速度が速くなってます。
最も恩恵があったのは、これはオンボードVGAですからビデオRAMはメインメモリの一部を割り当ててます。
ココのアクセスが速くなったので描画性能が向上し、全体的な速度向上へと結び付いたんだと思います。
幾つも同時に窓を開けたりしても、全然ビクともしませんねぇ。
メモリ増設前との違いは、やはり処理量を大きく増やした時に出てきます。
特にYoutubeで720p画像の再生とかだと、さすがにスムーズですねぇ。

とは言うものの、やはり縁の下の力持ち的なのがメモリです。
当初から、この最大搭載って仕様を想定しておくのがやはり正解ですねぇ。
「メモリは積めるだけ、載せるべし」です。

ただOSやマザボによってはある量を超えるとアクセスが出来なくなるって制限があったりします。
32bitのOSだと、2GB以上は難しいみたいですねぇ。
(昔は16bitOS=512MBとか言われてたコトもありましたし)
あくまで、載せても大丈夫な量の中での、最大容量でお願いしますね。


取り外した512MBメモリは売却しようかな。
調べてみるとPC3200(400MHz)/DDR2と言うちょっと珍しいタイプみたいです。

●2011年01月17日(月)

●2001年01月16日(日)

雪が降っています・・・・・
実は私の住処の方で雪が降るのはとても珍しく、一年の中でせいぜい数日しかありません。
なので、コラムに書いておかなきゃってコトで、写真もupしときますです。

雪が降ると交通がマヒしちゃうんですねぇ。
これも雪に慣れていないからでしょうけれど。



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