2010年11月のコラム
[過去のコラム一覧] [管理者モード]
●2010年11月31日(水)

実は、あり得ない日付も入力が出来ちゃうんですv (背景色同色で消してます)
以前も「0日」ってのを利用してた事がありましたけど・・・・。

cgiのプログラムを一部変更したのですけど、編集画面ですんで一般の方には関係ありませんねぇ。
なので目に見える機能拡張ってコトで、お天気アイコンのデータにアニメgif画像をいくつか追加しました。
(もっとも新規データではなくて従来のモノを引っ張って来ただけですけどv)

「ブログとここのコラムとどう違うの?」とたまに聞かれますけれど、機能的には同一です。
ただ普通のblogと違い、そのシステムから構築して動かしているんですよん。
なので、デザインその他の自由度が高いのですv


庭にバラの花が咲きました。
このネタも記事書いてありますけど、まずフライング的にこの図柄をやってみたかったのです。
たまにはエロい分野も入れとかないと、本来のぶいぶいらしくないですからねぇ。
これから、月末はコレをお約束にしようかな。

●2010年11月30日(火)
本日は、月の最終日ですので・・・・更新らしいのはナシですv
どのみち月が替わるとすぐに埋もれちゃいますからねぇ。

てなワケでして、昨日のネタの写真で使わなかったのを掲示しておきますです。

ボタンに、昨日割り当ての文字がビッシリありますねぇ。
録音再生機ですんで、操作系統はちょっと混沌としてるんです。
MDにはタイトルの記録やトラック編集などが出来ますので、複雑なんです。
もちろんですが、細かい使い方は忘れてしまいましたけれども。

ポチポチポチポチポチ・・・とこのボタンを押しまくってタイトル編集したっけなぁ。
私の手持ちライブラリーへの、ほとんどの録音はこの子でやりましたからねぇ。
ミニコンポもたまに使ってましたけれど、あっちはジョグダイヤルだったので「なんて使いやすいんだ!」と感激したものです。
ポケベル時代ってのもあったけれど、その時だってボタンで文字送り入力してましたねぇ。
しかも暗号レベルの略語(ゴロあわせで数字のみの羅列でメッセージを送るテク)とかも流行ったなぁ。
機械の機能が制限されてても、工夫でなんとかしてたんですねぇ。

もっとも、その反動で今では携帯電話のボタンでの文字入力すら嫌がるんですが。
これも随分と技術進化があって、入力ストローク数が少なくてもどんどん入るようになってますね。
もしかしたら・・・PCでのIMEが相変わらず全然駄目ってのの方が、国宝レベルで珍しいのかも?


●2010年11月29日(月)

以前に、とってもレトロなポータブルCDプレーヤのネタがありましたね。
今回はその続きみたいですけど、MDの方ですv

これまた旧・松下製のSL-MR10という、ポータブルMD録再デッキです。

スペックとか色々紹介します。
1995年にPanasonicブランドでポータブル第一号機として発売されました。
当時のお値段は確か\69,800-ほどしたと思います。
結構高かったんですv
実は・・・ビクターからのOEMでして、同社からXM-R1って型番にて同じ構成のが販売されてました。
ボタンなど細部のデザインが僅かに異なるのみで、ケース金属部分の成形金型は使い回してましたし、色も同じなので「双子」状態ですね。

ポータブルですけど、再生だけではなく録音も可能です。
ライン入力は何と光デジタルにも対応してますし、またマイク入力もあります。
(ただし内蔵マイクは無いんですけど)
出力はアナログ1本で、専用のリモコン(液晶表示付き)ヘッドホンで聞くようになってました。
もちろん一般のヘッドホンを直接接続することも可能です。

バッテリーは内臓リチウム充電池で、ACアダプタを繋ぐと自動で充電されます。
その他に背面へドッキングさせる電池ボックスもありました。
単3乾電池が4本ほど入ります。
乾電池と充電電池の両方使うと最長約8時間の再生が可能ってコトになってました。
その代わりでっかく仰々しくなりますけどね。

音質は・・・そこそこ良い方です。


先回のCDと異なりまして、MDのフォーマットはATRAC圧縮って方式を使ってますので元々不利なんです。
当初は「デジタル録再オーディオ機器」ってのでちょっと大風呂敷を広げていた部分がありますが、そこまでの実力はないのです。
そういう高音質なのはDATってのがその前からありましたからねぇ。
(さらにビデオデッキにPCMアダプタを組み合わせてのシステムがSONYから出てて、これが高音質をウリにしてました)
これらの高級オーディオは非圧縮ですから、CDと同じ音質レベルなんです。
その代わり・・・機器のお値段も高かったですねぇ。

つまり、MDってのはあくまでカセットテープの後継として作られた規格で、メディアのコンパクトさ、可搬性と低価格が特徴なのですね。
確かにアナログ磁気記録のカセットよりもS/N比やダイナミックレンジなど全てにおいて上回っております。
でもさすがにマスターオーディオとして使うようにはなっていないんです。

PanasonicはMDを発売する前に、ちょっと迷走してんです。
早くからコンパクトなデジタル録再機ってのは計画されていたのですが、このMDの他にDCCってのも別にありました。
各製造メーカーはそれぞれの陣営に別れて、シェアを競争していたのです。
松下Panasonicは、DCC陣営でした。

DCCってのは、デジタルコンパクトカセットの事でして、磁気テープ記録をしています。
DATも磁気テープ記録なんだけど、ヘッドがVTR同様に回転して相対的に高速記録を実現、量が多いデジタルデータを記録するんですねぇ。
その代わりビデオデッキと同様のメカニズムが必要となりますから、どうしてもお値段が高くなっちゃうのです。

固定ヘッドを使うS-DATと言う規格も策定されましたが、実用化されませんでした。
某アニメの中では出てますけど。
これはひとえに、磁気テープとの相対速度が低いのに高密度記録しなきゃなんないってジレンマを解決できなかったからですね。
PCの記憶装置並みの精密な磁気ヘッドを持たせれば良いけれど、そうすると対汚損性とか耐久性の点で厳しいんです。
夢物語の域を出なかったってのが現実です。

DCCはS-DATに似てはいますけど、あくまで従来のアナログコンパクトカセットとの互換性を重視しつつ、メカの要求精度も緩くしてコストも重視してます。
音質はPASC圧縮方式を使っていて、そこそこレベルで良いです。
特徴は従来録り貯めたアナログカセット資産が無駄にならないよう、再生だけはそのまま可能で互換があるってコトです。
ただ、あくまでテープに拘ったために順序通りのアクセスしか出来ず、「巻き戻し」「早送り」「オートリバース」という動作制約からは逃れられません。
聞きたい曲だけ聞くのではなく、予め聞く順番まで考えて構成し録音しておくってのがセオリーだったんです。
松下PanasonicはこのDCC陣営だったので、据え置きデッキとポータブルデッキを製品ラインナップしてました。
実はCDの生みの親のフィリップスと松下が策定した規格なのですが。
マランツとビクターが巻き込まれていましたねぇ。

私は・・・・据え置き型新発売の時に内部研修会で真っ先にご対面したんですけどね。
その時の第一印象は、「これじゃぁダメだわ」です。


MDってのは、ただの磁気記録ではなく、光磁気ディスクなんです。
磁性体をレーザー光で加熱すると、その点の磁気が消失します。
そして冷めないうちに磁気ヘッドで磁化して情報を記録、磁性体が冷めるとその磁気情報が固定化されます。
こうやって何度も書き換えが可能なメディアとして実用化されました。
再生してる場合は、光学ピックアップで読み取りますので非接触です。
CD-RWなどにも同じ原理で使われているんです。

MDはミニディスクって名前の通り、小型化を第一目的に開発されてます。
元々はコンピュータの記録メディアとしての使い道も考慮されてはいましたが・・・・結局、音楽専用に落ち着きましたねぇ。
最初の頃は、MDを使うデジカメなんて製品がどこからか発売されていたかと思います。

このミニディスクの優位性ってのは何と言っても「ランダムアクセス」の実現でしょう。
つまり聞きたい曲を自由自在に待ち時間がほぼナシで、聞けるんです。
さらにメディアの大きさだって、DCCより遥かに優位ですからね。
無理矢理問題点をヒネり出すとすると、今までのカセット資産が無駄になるってコトでしょう。
原理的にはDCCの方が音が良いってコトでしたけどね。
(確かに初期のATRACは音質的に不利でしたし、DCCデッキに音質的問題はありませんでした)


てなワケで、デビューした瞬間にDCC対MDの勝負は決着してしまいましたv
1991年だったか1992年のコトです。

その後、2000年頃にMD-LPが規格に追加され長時間録音に対応しました。
そして2001年にはソニーがNetMD、2004年にHi-MDと機能拡張&高音質化へ突き進み、2007年頃までは小型オーディオの主役で活躍したのです。
(その後はシリコンオーディオが台頭して来て、主役の座を明け渡しましたけど)


んで、松下Panasonicは・・・さすがにDCCはダメだと諦めて、MDへ乗り換えしたんです。
しかし、そもそものDCC規格提唱者だったので移行は困難を極め、完全に出遅れた感じになりました。
まぁDCCが壊滅状態ってのが確定してからじゃなきゃ、裏切り行為以外の何者でもありませんからねぇ。

ともすると規格合戦ってのは、各メーカー同士の政治的事情ってのを多分に含むようです。
技術的優劣だけで決まれば問題は簡単なんですけれども。
なので見た瞬間「ダメだこりゃ」なDCCなんてのを出しちゃうんですよねぇ。
・・・責任者はちゃんと左遷されたのかな?

そしてこっそりとMDへ乗り換え中の第一号機ってのが、このJVC製OEMなんです。
ビクターもキッチリDCCに巻き込んどいて、さらに乗り換え時の踏み台にもするってのがなんか力関係が伺えますね。
翌年だったか、早速MD板3枚分の大きさの再生専用機を、松下Panasonicは出してます。
SONYよりも小型軽量でしたので・・・これはかなり早くから密かに開発してたとしか思えませんな。
(実は持っていますけれど、電車通勤で酷使したので表面がボロボロです。お披露目するには耐えられないほどです・・・・)


で、SL-MR10ですねぇ。
まぁごく普通の、最初の頃のMD録再デッキですな。
構造や造りってのがしっかりしてるので、いまだにキチンと動作します。
充電バッテリーすら、結構ヘタり気味だけどまだ頑張ってます。

それと製造番号シールが無いので、外装部品は丸ごと交換した経緯があると思います。
いつも持ち歩いていた割りにキレイなのはこの為ですねぇ。
(お仕事の関係上、部品入手が簡単だったのです)

ただし現時点でMDを聞いたり、録音したりするコトはほとんどありません。
実は他に据え置き型のMDデッキがありまして、我がMDライブラリを再生する場合はそっちを使ってんです。
まずオンキョーのデッキがあるのですが、これは不調。

メインとして使ってたのが、デンオン(今ではデノンって呼ぶんだっけ)の3チェンジャーですな。
これがまたキチキチと動くのです〜〜〜〜〜〜〜〜@
しかも(本当はコレが目的だったが)、『光デジタル出力』が装備されてんですv
デジタルオーディオと不正コピー問題ってのは、とかくセットで考えられてます。
もちろんSCMS等のコピーガード規格が入ってんですけど。
なのでダビング問題に直結しやすい、デジタル出力ってのは装備されるのは少数派だったんです。
CDプレーヤでは普通に光デジタル出力は装備されてましたけどね。

この貴重な光デジタル出力のおかげで、MD→PCへの高品質音声伝送が可能なのです。
サウンドカードに光デジタル入力がありますんで、そこへ繋げばPCで音声を取り込めます。
アナログ音声入力だとどうしてもPCのノイズが混入してしまいますが、光デジタルならそれはありません。

但しデータ転送ではなく、あくまでリアルタイム音声の伝達ですから記録するには「録音」が必要です。
つまり60分のアルバムなら、60分掛かるんです。
もっとも一旦取り込んでしまえば後は自由自在にイジれますんで、これ以上は求めていませんけどね。


クルマのオーディオに、一時期MDを使っていました。
やっぱりMDライブラリーが沢山ありますから、資産活用しなきゃ勿体無いですし。
でも・・・現在ではCD-Rへ乗り換えしたのです。
マスターデータはPCに格納しておいて、必要なものだけ随時CD-Rに焼いて使うんですよ。
ですからカーオーディオはCD-Rが読める機種を選んでます。
(チェンジャーは車のスペースの問題でパスしました。昔は使ってましたけど)

もっとも、これもまたMP3対応とかシリコンオーディオとかに替えたいと思ってます。
やっぱり小一時間程度の再生時間では物足りませんねぇ。
・・・運転するのに、それ位のタイミングと頻度で休憩するべきですから、その目安だと思えばそれでも良いんですけど。


しかし、自分でも物持ちが良いと感心してしまいます。
このSL-MR10だって、発売されてすぐに正式なルートで購入してますんで・・・・15年経過してますよねぇ。

今年はバタバタと、安物チョン&チャンコロメーカー製の品物が壊れまくって不愉快でした。
やっぱり日本のメーカー製で、しかも古きよき時代の製品ってのは品質の点で桁違いです。
例え、規格策定でバタバタしてたとしても、技術者や物造りの魂ってのは偉大ですねぇ。
これが失われず、いつまでも末永く受け継がれて行けば良いのですが。

●2010年11月28日(日)

パソコン等のネタです〜〜〜〜〜〜@

コンピュータの基本的な装置のなかで、外部記憶装置ってのは技術進化の激しい面と、いつまでも旧態依然としている面とが同居してます。
今現在、主流の外部記憶装置はHDD(ハードディスクドライブ)です。
これは磁気記録装置で、規格や寸法・容量は格段に進化しているんですが、根本的な部分ってのは変わっていないんです。

HDDのルーツは、何と1956年(昭和31年)にIBMが発売した5MBの製品です。
当然ですけれどこれは個人用ではない、当時の大型コンピュータ用なんですv
(そうじゃなきゃ、この時代の5MBなどという大容量は使い道すらないですからねぇ)
これは記録部分を交換が出来るようになっており、このようなカタチで1980年代まで続いたのです。

思い出しましたが、学生時代に学校に設置してあった沖電気製ミニコンもこれでしたねぇ。
ごくたま〜にですがシステム不調となってしまって、すると先生が徹夜で復旧作業してたんです。
HDDのデータには何が入っていたのかってのは良く判んないですが・・・大切なモノだったようですね。


で、コンピュータが身近になってくるに従って、データの保存ってのに「フロッピーディスク」が使われるようになりました。
最初は8インチFDってのでガタイがでっかいモノでして、その小型版ってのが5インチFDですねぇ。
私が始めて使用したのがこの5"FDですv
NECのPC-9801の時代がこの5"FD全盛でしたから。

その後、データの記録密度が向上すると共にもっと小型化された規格で、3.5"FDが登場するんです。
それまでは封筒みたいな外装だったのが、プラスチックケースになりました。
そして技術の進歩と共に大容量化されて行ったのですが、外側の形状はそのまま踏襲するカタチとなったのです。

安くなって行くと共に、コンピュータだけではなくワープロなんかにも使われました。
そして・・・・電子楽器のデータ保存用にもこのFDDが内蔵されるようになったんです。

ちなみに、もっと小さなミニフロッピーなどと呼ばれる規格が一時期乱立気味になったのですけど自然淘汰されましたねぇ。
また3.5"FDDの拡張規格としてスーパーディスクやZIPドライブなんかも登場しましたけれど、結果的にはあんまり流行りませんでした。
もう少しメディアの大きさがでかい、PDやMOなんてのの方に分がありましたねぇ。
これらの規格争いの最中ってのは、今で言うエイベックスとか電通とかAKB48商法も真っ青なほど強引でした。
雑誌なんかを巻き込んで、「今、主流です」と煽りまくってましたねぇ。
・・・そんなのに乗せられて、「俺はxx派だから」と派閥や陣営論議に情熱を傾けるエセPCマニアがあちこちで見られたものです。


で、ちょっと想像できなかったのが、この3.5"HDD規格がかなり長期間通用したコトです。
最終的に2HDと言う1.44MBの容量で落ち着いたんだけど、OSの起動ディスクとして使うには結構ギリギリなんですねぇ。
ブートドライブをFDDにして、メモリチェックとか、BIOSアップデートなんかにも使用されていました。
昔の周辺機器だとデバイスドライバも3.5"FDで付属してくるコトが多かったです。
さすがに時代と共に、もっと容量が必要となって随時CD(CD-R)なんかにバトンタッチして行ったのですけど。
ちなみにWindows95時代だと、システムのインストールは3.5"FDで20枚ほど使って行いましたねぇ。

容量の少なさってだけではなく、アクセス速度の問題で現代では使いにくいメディアとなってます。


実は・・・しぶとく生き残っていた、この3.5"FDですがもうすぐ製品規格の寿命が尽きるんです。
今となってはどうでもいいって部分がありますんであんまり話題にならないかも知れませんけれど。

混同しやすいのでここで再確認の意味もあり明確にしときますけれど、フロッピーディスク=FDです。
FDドライブがFDDですんで、「3.5"FD」はメディアを指します。

この3.5"FDのメディアってのはまだコンビニなんかでも売られているんですが、実は製造メーカーが続々と撤退して行ったのです。
去年(2009年)の春には、「日立マクセル」と「三菱化学メディア」が撤退してしまい、現在はソニーが中国メーカーOEMで細々と供給しているだけ。
洗剤で有名な「花王」もかなりFDは売りまくっていたんですが、バインダーの開発上のミスでカビ問題を起こしてずっと前に撤退しているのです。

そしてそのSONYの供給もまた、2011年3月に終了することが決定してます。
つまり、後せいぜい4ヶ月なんですねぇ。


しばらくの間は、海外の無名メーカーが生産を継続してますんで、突然入手不可能でプレミアが付くなんてコトにはならないでしょう。
でも、これで20年間に渡って活躍してきた3.5"FDは終了するのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


もう一つ。
Windows機で「マイコンピュータ」を開くと、接続されているドライブが表示されます。
そしてシステムが格納されているルードドライブは、「C:」に決まってます。
(大昔のNEC/PC-9821シリーズならA:だったのですがそれは置いといて)

で、FDDは「A:」って決まっています。(FDDが付いていないと判らないコトかも?)
じゃあ「B:」は何?、と言う疑問が出てきますねぇ。

これが大時代的なんだけど・・・IBM-PCとかPC-9801時代まで遡るんです。
FDDが主役で元気だったあの時代では、フロッピー同士でのコピーなんかが普通に行われていたのです。
ディスクコピー(Diskcopy)ですねぇ。
これの名残りを引きずっているのですv
WinXPまでは確認してますが、FDDの「A:」ドライブを右クリックしてコンテキストメニューを表示してみましょう。
すると・・・「ディスクのコピー」って項目がちゃあんとあるんです。


つまり、元々はFDDってのは2機搭載されているモノだったのですねぇ。
だからA:とB:の2つのドライブレターが予約されてんです。


そもそも、FDDの話が何故出てきたかの経緯ですが・・・・
9月にヤマハ・エレクトーンEL-90のリコール問題がありまして、その対策作業を10月に行いました。
その時点で他の不具合の点検をしたんですが、なんとフロッピーの動作不良が見つかりました。
ごくたま〜にFDを読み込みするんだけど、結構な確立でエラーとなるのです。

ちなみにエレクトーンは1990年〜の製品なので、Win95時代よりちょっと前なんです。
しかし・・・中に使われているのは、どうみてもATAPI仕様の標準的なFDDみたいですねぇ。
3.5インチベイにキチンと収まる大きさで、電源も端子も同じなのです。
製造メーカーは、三菱電機ですv
で、純正部品で修理するとなると1.5万〜2万弱位の金額が掛かるとのコト。
これはドライブのみではなく、下にくっ付いてる制御基盤までユニット化されてるから高いんです。
まぁ元々125万円もする楽器なので、補修部品も結構なお値段になってても不思議じゃありません。

でも、ちょっと抵抗があるんです。
FDDってのはバルク品で、今だと大体\1,500-位で売られています。
そんな程度の品物の相当品を、10倍〜のお金が出てしまうんです・・・・・。
さらにエレクトーンはあまり使っていないんで、FDDが不調だからって別に困らないんです。

じゃあ・・・もし汎用FDDで交換して修理が出来たら、こんな良い事はないですねぇ。
しかもFDDに関しては予備は持っていないんで、もし使えなくて余ってもストックパーツにするば良いんです。


で、交換してみました〜〜〜〜〜@

結果は、ダメv
流石に年代がちょっと合いませんでしたねぇ。
コネクタは物理的に同じですが、電気的仕様が異なるんです。
コントローラICを見ても何を見ても別物です。
どうやらワープロ専用機辺りに使われていたのと似てますねぇ。

家庭用ワープロ機器とかMSXパソコンとかに使われていたFDDだと、酷い設計のがありましたねぇ。
FDのディスク駆動するのにDDモータを使うのが当然なんだけど、手抜きしてゴムベルトを使ってんです。
如何にも安物って作りで、実は設計段階で既に寿命が短いのが判ってて作ってたんですよ。
事務用データ機器と同じモノなのに、家庭用として玩具に等しいモノとなっていたのです。
さすがに高価な楽器のFDDには、そんなガラクタは使っていなかったのですけど。

後で調べて判ったんですが、その時代のFDDのカスタム仕様です。
つまり、流用可能ドライブがないんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

実は、復刻部品のFDD(エレクトーンだとMDRと言いますが)は、コントローラ基盤ごと仕様変更がされております。
ドライブが昔のモノで既に入手不可能でも、コントローラ基盤の出口のプロトコルさえ合わせてしまえば違う時代の製品も使えますからねぇ。


で、諦めてエレクトーンのMDRは内部清掃しました。
これでFDを読み込みするようになったので、これで完了とします。
ちなみにエレクトーンのデータFDはPCでの読み込みやコピーが可能なんですけどね。


そして使えずに余ってしまったFDDはストックパーツとなるのです。
当初は仕舞っておこうと思ってましたが・・・そうすると、忘れちゃいそうですな。
なので、予備機であるDosV3に取り付けておいて、丸ごとストックする作戦に変更です。
機械モノは時々作動させていないとむしろ故障してしまいやすいですから、ちゃんと接続しておきます。

FDDケーブルの手持ちを探し出すのにちょっと苦労しました。
実は一台用のは使ってたんだけど、二台用のは大昔見ただけで珍しいモノなんです。
そもそもFDD二丁掛けなんてあんまりしませんからねぇ。


ようするに、時代錯誤と言うか、先祖がえりなんですv
マイコンピュータを開き、A:とB:の二台のFDDが接続されていると、懐かしさを感じますねぇ。
そして必殺の「ディスクのコピー」を行ってみました。
・・・・まさかWinXPにもこれが標準で付いてるとは思いませんでしたねぇ。
ギッコン、ギッコンとこれまた郷愁をそそる音を立てながらコピー作業がなされます。


ちなみに、DosV3機のドライブの様子は見ての通りです。
HDDが2台(私は基本的に1ドライブ1パーテーション主義です)、光学ドライブ2台、マルチカードリーダと賑やかです。
ちなみに、Bouillonの方はFDDこそ1台ですけど、HDDは4台付いてんですね。
光学ドライブやマルチカードリーダは同じ構成です。
どちらもドライブが多くて、ちょっとエラい事になってますv

これがリブリブになると、あれは1スピンドルノートPCですんで、C:の1台しか無いんですねぇ。
たまにマイコンピュータを開くと、「あれ!?ドライブ認識ミスってる」と一瞬勘違いする事もあります。
ズラ〜ッと並んでいるのを見慣れてて、寂しいんですよねぇ。

だからって、パーテーション分けたりしません。
クォーター管理とかしない限り、意味が無いんです・・・・。
再インストール用の、例えばDtoD領域みたいな使い方とかするんなら話は別ですけどね。

●2010年11月27日(土)

PC関連機器ネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

実は、私の部屋にはテレビがありません。
しかもずーっと前からです。
10年位前には、29インチの(当時としては)立派なテレビがあったのですが。

実は、TV番組を見る場合にはパソコン内臓のチューナカードでやってんです。
一応録画も可能ですが、ハードウェアエンコーダ未搭載ですんであんまり高画質は期待できませんね。

「ハードウェア・エンコーダ」とは何か。
動画データを保存するため、決められた規格で圧縮する処理を「エンコード」と言います。
DVDやYouTUbeやデジタルビデオにHDDレコーダに携帯電話と色んなビデオ画像機器がありますけど、
これらはそれぞれ目的やスペックに応じての動画エンコードがされています。
PC内部で扱うビデオ動画でも、いろんな種類が使われていますねぇ。
・・・あまりに種類が多すぎて判りにくいので、さっさと統合して欲しいものですが。
ちなみに、表示するために元に戻す作業は「デコード」で、それを行うのが「デコーダ」です。

動画のエンコードってのは、つまり連続したリアルタイム演算処理ですね。
データ数値を方程式に当てはめて計算し、その結果を出力。
これを連続して行うんです。
もしも処理するのが間に合わないと、ビデオ動画がコマ落ちしてしまい、カクカクとした変な画面になっちまいます。
多くの圧縮動画規格は、画面が変化している部分のみの書き換えって仕組みですから、より動きが速い場面で顕著にこのコマ落ちトラブルが出やすくなるんです。
それと、画面の明るい部分でも同様ですね。色や形のデータ数が多いですから。
当然ですが画面の大きさ(ピクセル数、ドット数といいます)にも関連してます。
HD動画とかだと絶対的にデータの数が多いので、より高速な演算処理が必要となるのです。


ハードウェア的に、専用LSIチップにてこの演算を任せれば非常に処理が楽になりますね。
これが「ハードウェアエンコード」搭載ってのです。
何てったってTVチューナカードからはそのままMPEG2とかに加工済みのデータが得られるので、パソコン本体はそのまましまっとくだけで済みます。
つまり、非力な性能のPCでも使えるんですねぇ。
そうじゃない場合は、このエンコード処理をPCのプログラム上で行わなきゃなりません。
PCの処理性能・能力に依存しますんで、場合によっては画面サイズを小さくするとかして妥協しなくてはならないんです。

もっとも、私の場合だと録画はほとんど使いません。
地上波のテレビ放送っのては、見なければ見なくても済むんです。
ですから、TVチューナカードに関してもシンプルな機能の、安いモノで良いんですv


もっとも、この手のデバイスってのは組み込みセットアップ時に苦労するコトがままありますねぇ。
元々パソコン・Windowsってのは計算機で、科学技術計算とか事務処理とかの目的から発展してきたモノです。
AV関連の機能ってのは言わば後付けですんで、どうしても未成熟な部分があるのではと思います。

なので、以前PCの組み換えをしてDosV3からBouillonへと主力機を移行した時も、TVチューナユニットはそのままDosV3に残しました。
このサイトにオチャラケで出してるように、来年にはアナログ放送も終了してしまうんで、どのみち現在使ってるTVチューナカードもお終いです。
そろそろ地上波デジタル放送へ移行しなきゃならないんですよねぇ。
(ワンセグチューナの機器ならば、関係なくそのまま使用可能なのです)
もしBouillonにテレビチューナを入れるんなら、デジタルにする時ですね。


セットアップで苦労する部分ってのは、付属アプリでしょう。
大抵は「PoewrVCR」ってのが付いてくると思うんですが・・・変なランチャーの使用を強制されて気に入りません。
私は、デスクトップ上が賑やかなのは好きだけど、ランチャーは大嫌いなんです。
フレッツ接続ツールすら嫌ですからねぇ。(ルーターで全部やってるから、使ってないですよ)
でも、制御アプリがないとTVは見られません。
ですから外国製の妙なのを愛用していますv

さらに・・・「マルチメディヤ再生プレーヤ」として、GOMプレーヤを常用してたんですが、その他にKMプレーヤってのも使ってます。
どちらも韓国製アプリですので多機能がウリな半面、詰めが甘かったりはしますけど。
KMPlayerはより多くのコーデックを内蔵してて、それなのにフリーソフトです。
特筆すべきはDVD(MPEG-2)コーデックも対応してるし、さらにTVチューナ制御も可能です。
しかも全世界仕様だったりするんです。
TV関連の規格ってのは国によりかなり異なります。
NTSC/PAL/SECAMとかの他に、バンド帯とか色々な項目があるんですが、ほぼ全て網羅してんです。
他の再生ソフトでお手上げになりがちな、TVチューナ側音声多重のコントロール(二ヶ国語/主・副/ステレオの切替)も可能です。

それゆえ使い方ってのをマスターするのがちょっと大変ですけどねぇ。
※音声多重の切替方法は、つい先ほどようやく発見した次第ですv
それまでは我慢して、洋画なんかは英語のまま超頑張りモード炸裂でヒアリングするしかなかったのです。
まだまだ未知の機能が隠されていると思うと、ワクワクしてしまいますねぇ。

そんな便利で高機能なツールなのに、何故リンクを付けていないのか。

それはとてもお行儀の悪いアプリだから。
昔のRealプレーヤなんかもそうだけど、キレイにアンインストールされないとか、こそこそと妙な通信をするとかの怪しい部分満載です。
著作権という概念すら存在するのか怪しいお国柄ですから、何をしてくれるのか判ったものではありません。
つまり、信用できないんですねぇ。
なので「自己責任」と言う話になるんだけど、あまりに信用ランクが低いんでリンク付けしないんです。
(私だってDosV3機にしかインストールしていませんからねぇ)

KMプレーヤって「キム・プレーヤ」とか「キムチプレーヤ」なんて呼ばれてますねぇ。
ちなみにGOMはゴムって読むんでしょうけど。
他にも色んなマルチコーデック対応プレーヤや、再生コーデックとかがありますが、どれも一長一短みたいです。
しかも相性とかがあって、不安定なのも多いんですよねぇ。
「これならイイな」と思っても、再生できないファイルがあったり散々です。
コーデックやフォーマットがが混沌としてる世界だから仕方ないですけど。


テレビ番組を見たい時には、DosV3機を起動して日立14インチディスプレイでちまちま見てんです。
しかし、音声に関してはBouillonに接続してあり、そちらのスピーカなりヘッドホンで聞こえるようになってんです。

ここで問題発生します〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

外部MIDI音源もありますんで、アナログ音声入力が2系統必要となります。
Bouillonに使っているサウンドカードは、クリエイティブメディア製サウンドブラスターLive!プレミアムってのです。
(以降、SB-Live!と表記します)
もちろん私の好み&拘りにより、フロント入出力パネルが搭載されてんですv

と豪華仕様ですから、外部入力2系統ってのもちゃんとあります。
し・か・し。
このサウンドカードには変な癖がありまして、とても使いづらいんです。
豊富な入出力端子群と多機能が売りなんですが、どうやらコントロールが追い付いていないみたいですな。

またまた重ねて言いますけど、どうやらパソコンの分野にAV関連機能はなじみが悪いようです。
特にWindows関連のオーディオ回りは旧態依然としてて、不安定要素になってるみたいで。

SB-Live!の場合は、多機能の実現の為に独自の制御プログラムに処理を渡しています。
つまりシステムの奥深くに食い込んでんですねぇ。
これが、なかなかバグが解消されない要因なんでしょう。
具体的には、再生ソースの切り替え動作が無茶苦茶で、音が出ない場合が多い。
さらに音声リミッター・ミュート機構の絡みか、音声レベルが勝手な変動を起こしたりするのです。
ヘッドホンジャックに関しても抜き差しすると、何とアプリで動作制御もしますから、それが災いして全ての設定に影響するんですよねぇ。
何か触る度に、ちゃんと音が出るかどうかハラハラと心配しなければならないのです。


優先順位はMIDI音源の方が上ですので、仕方なくMIDI音源のライン入力にTVチューナ(と言うかDosV3パソコンの音声出力)を接続してました。
こうすると、とりあえず安定的に音が出る・・・・はずなんだけど、ヘッドホンとスピーカどちらかしかライン入力音声がでないんですよねぇ。
しかもそんな制約はマニュアルに書いてないので、仕様なのか誤動作なのかすら不明です。

つまり・・・結論から言うと、SB-Live!は持て余し気味なサウンドカードですな。


でも美点は沢山あるんですよ。
アンプ回路のパワーがあるので、DTMの時にはヘッドホンアンプを別に通さなくてもokです。
さらに全ての音声に、音場効果とかが掛けられますからねぇ。
プログラマブルなDSP内臓ってコトなのです。
もちろん、別電源端子がありますけどね。
音響機器を目指しているってのは充分に理解できますし、また私が求めるのもこのコンセプトなんです。
制御関連がちゃんとしていれば素晴らしいんですが。

なので、SB-Live!をバッチリ使うコツってのは・・・・
「ちゃんとしたスピーカ・ヘッドホンを使わない」
そうすれば粗が判りにくいですから。多少音量がフワフワしても気が付かないでしょう。
「色んなモノを接続しない」
ソースの数が少なければ、制御も確実です。
少なくともPC内臓のウェーブ音声やCDドライブ関連で音が出なくなる確率ってのは低かったですから。

・・・ようするに、別付けサウンドアダプタを使う必要性のある事はするなって結論ですな。
あくまで飾りとして、ファッションとしての役割しか任せられません。


以前から使ってるNOVAC製REMix2000(OptoBay付き)ってのは、オプトベイと言うフロント入出力パネルがお気に入りでした。
実はそれだけではなく、入出力系統が多いんです。

入力は、マイク2本(背・前面それぞれ)、ラインin2本(背・前面それぞれ)、光デジタル入力(前面)。
その他内部に、CDin(2種類端子がありどちらか選ぶ)、AUXinとSPDIF(同軸デジタル)。
出力だって、ヘッドホン(前面)に、スピーカ前・後(背面)、それと光デジタル出力2本(背・前面それぞれ)。

これらは基本的に同時使用が可能です。
もちろんミキサーコントロールはWindows準拠させる都合なのか、別々に音量調整が出来ない部分とかもありますが。
その反面、システムとの親和性が高いんでセットアップもしやすいし作動が安定してんです。

何が良いかというと、アナログ入力が3系統4本もあるコトですねぇ。
MIDI音源とTVチューナを繋いでも、まだ余裕がありますし。
それと特に出力が2本同時使用okってのもまた使いやすいです。
アナログはヘッドホンとスピーカの両方繋ぎっ放しでokですし。(スピーカのボリュームつまみも使います)

それと付属ドライバのミキサーに、ホットキーが対応してるのも良いですね。
私はキーボードのCtrlとカーソルに割り当ててます。
Ctrl+上下で音量±、左が表示on/off、右がミュートですな。
ちなみにヤマハ音源チップ用ツールでこういうのもありましたけど、とにかく便利なんです。

難を言うと・・・やはりパワー不足でしょう。
タイトル写真がReMix2000ですけれど、見ての通りアンプ回路ってのは貧弱です。
電源だってPCIスロットからの供給だけなんですら仕方ないですけどね。
ライン信号レベル前提で、ヘッドホンだけオマケで鳴りますよって感じです。


ついに、一大決心をしました。

本来の格付けならば、SB-Live!>ReMix2000のはずでして、私も主力機/予備機それぞれのPCにはそのように割り振りました。
しかし実際の使い勝手による評価だと、逆転しているのです。
なので・・・入れ替え作戦です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

新旧2台のPCの機器入れ替えってのはとても面倒です。
単なるアップグレードとかならば、分解組み立て作業も1回で済みます。
さらに工事が済めばそのままセットアップ作業へと流れが滞りません。
これが入れ替えだと、分解組み立て作業は都合3回行わなきゃなんないです。
セットアップ作業もあっちをやって、こっちをやって・・・と煩雑になりますし。

確かバイクのエンジンの取替え(入れ替え)の時もこんな苦労したっけな〜と思い出しました。
工賃はエンジン脱着x2台分で計算すると実は赤字でして、3台分相当になるんです。
車検時のマフラー交換作業も同様ですねぇ。


さらに、随分溜まっているはずのホコリも掃除したいです。
先回のDosVivi(父親仕様)のアツプグレード時の教訓により、今度はちゃんと防護マスクでアレルギー感染を防ぎました。
おかげで今回は大丈夫でしたよんv


いやいやいや、イイ感じですねぇ。
ついでにbouillonのPCケースのインジケータLEDも、超高輝度のに換装しました。
こっちはLEDの頭が露出してるタイプではないので、漏れ光が多くなっただけであまり効果的じゃありせんでしたけどね。

ちなみにPCケースは、DosV3がKEIHAN製、bouillonが星野金属Windy製(アルミ)と、結構高価なのを使っているのです。
最初は「格好なんて性能に影響しないから」とAopenや無名柄のシンプルな、事務機器然としたのを使っていましたが、
一度オシャレなのにしてみたら、やっぱり格好も大事だってのが良く判りました。
・・・過去、あまりにデザイン偏重なモノ(ズゴック)で失敗もしてますけど。


音楽再生での音量変動問題は、最初WMP11の不具合なのかと疑っちまいました。
散々前科がありますから、疑われる方が悪いんですけどねぇ。
これをコラムのネタにしようと色々調べたりしてて、結局サウンドカード入れ替えって結論になった次第です。

●2010年11月26日(金)

行楽シーズンもいよいよお終いに近づいてきております。
今週末はとこぞにお出かけしてはいかがでしょうか?

エコポイントが11月一杯まででもらえる点数が半減してしまうってお知らせをアチコチで見かけます。
なので、液晶テレビなんかがとてもよく売れている様子ですねぇ。
もっとも我が家はアナログで粘り続けますけど。
これまた、今週末は電気店は大賑わいになる模様ですな。


以前から、紅葉を見に行きたいと言っておりました。
紅葉の代表格ってのは、やっぱりモミジですねぇ。
真っ赤っかに染まって見栄えがとても宜しいのです。

ちなみに、モミジの紅葉の様子ってのは近くの紅葉スポットなんかを見ていますけれど、春のサクラと違って一斉にってワケじゃないんですねぇ。
調べた所ですが、紅葉の起きるのは日照時間や絶対的気温と昼夜の気温差など色々な条件が重なり合わなきゃならないんだそうで。
なので、山なんかに行っても紅葉している所としていない所が極端に違ったりします。

つまり紅葉を見に行きたいのならば、バッチリと色が変わってる所へ出かけなければならないのですね。


てなワケで、比較的近くでの有名な紅葉スポットと言えば、これまた前々から申している通りの『香嵐渓』です。
詳細情報は、★足助観光協会のサイト★からどうぞ。
香嵐渓は愛知県豊田市足助町にあります。

今月中は午後9時までのライトアップが行われる、もみじ祭りを開催中だそうです。
また豊田市街からの道中のライブカメラ映像が、★ひまわりネットワークのサイト★からご覧になれます。


で、行ってまいりました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

香嵐渓までは片道50kmほどと、そこそこの距離なんで必ずしも「遠く」ではありません。
しかし、出かけようと思うと必ずと言っていいほど、「アソコは混むからねー」と言われちゃいます。
まぁ行楽シーズンの観光地なんてのは混雑してて当然なんだけれど、不思議な事にイチイチ皆さんが言うんですよねぇ。
よほど混雑するんだろうと、渋滞にまみれる覚悟を決めて行ったのですv


いやいやいや。
やっぱり、すごい渋滞です。
目的地まであと5〜6kmの時点では、僅かに動いてはいるけれどほぼ停止状態が長いです。
そして困った事に、山間部の道路ですんで道幅はおろか路肩にすら余裕がありませんので、バイクで出かけても渋滞に
なるとすり抜けて行けません。
目的地に近くなればそれがより顕著で、例え原付きですら無理でしょう。
クルマで渋滞しても苦痛なんですが、二輪だと停止している時にも車体を保持し続けなければなりませんので、より大変ですね。
ですから、言われていた通りかなりの混雑を覚悟の上で出かける必要があります。

駐車場はそこそこ整備されています。
大体が\1,000-程度の料金でして、観光地価格としてもちょっと高いな〜と思いますねぇ。
もっとも、香嵐渓はこの秋の紅葉シーズン以外だとひっそりしてんで、稼ぎ時にしっかり稼いでおくってんでしょうな。

そして特筆すべきなのが、観光バスの多さです〜〜〜〜〜〜〜@
有馬温泉に行った時にも感動したのですが、あんな狭い道路を巨体同士がスムーズにすれ違い、角も見事に曲がって行くんです。
バスの車体は快適性を向上させるために、中が広くなっていってますし、長大なホイールベースにもなってます。
それだけ運転手さんに求められる技術ってのが高度になる訳でして・・・まさに職人芸ですねぇ。

道中にはコンビニやガソリンスタンドがあるんだけれど、一旦入ってしまったら二度と出てこられるのかは不明です。
とにかく、クルマが溢れ返ってんです。
香嵐渓へ行くルートは幾つもあるんだけれど、結局最終的には裏側から来るか、もしくは表からの2通りに集約されます。
大抵は西からの表側ルートですけどね。
なので、目的地に近づけば近づくほど込み合ってくるのです。

ちなみに渋滞中にいつもぼーっと考える、「先頭は何やってんだ?」ってのは明白です。
ただひたすら駐車場の出し入れ・待機ですよんv


名古屋経由からだと一般的に「猿投グリーンロード」を通ってくるのが多いでしょうねぇ。
もしくは国道153号にて、豊田市街北側・平戸橋を渡って来るとか。
どのみち猿投ギリーンロード終点の「力石IC」で一緒になるんですけどね。
この「力石IC」は「りきいし」、明日のジョー(1)に出てくる人の影響でこう読む人が多いんですけど、実際には「ちからいし」と読みます。

そこからは僅か10km程度なんです。
しかし・・・距離的には近くても時間的にはとても遠いのがこのシーズン。
1時間以上は多分掛かります。
そもそも豊田市街から香嵐渓ってのは20km程度、東名名古屋ICから有料道路使えば35km位の距離と比較的近いんですねぇ。


で、到着したら・・・また混んでいますv
今度は、人人人人の混雑でして、まるでバーゲン中のデパートか通勤電車並みです。
ひとえに狭すぎるんですよねぇ。
通りには屋台がずらりと並んでてとても賑やかですv(写真上中央)

香嵐渓と言えば、名物の赤い橋ですな。
「待月橋」という名前なんだそうです。
この橋の上もまた人が沢山います。

香嵐渓は足助町のまん中付近にありまして、巴川が流れています。
2つの河が合流する部分で渓谷になっていますので、多分そのおかげで紅葉に適した地形になっているのでしょう。
行き帰りの道すがらも山々は紅葉しているのですが、でも香嵐渓とその周辺だけは別格なんです。

とても見事、壮観としか言いようがありません。
今風の言い方をするのならば、「まるでCGみたい」ですねぇ。
綺麗すぎてて現実感がなくなっちゃう位でございます。
確かに超渋滞しながら苦労して皆が出かけるだけの価値はありますよん。

ちなみに、駐車場以外には基本的にお金は掛かりません。


香嵐渓って言うと、昔「香嵐渓ヘビセンター」なる施設があったと記憶しています。
深夜のテレビのCMでは散々流れていましたからねぇ。

外国人(タイ人)によるスネークショー
コブラ対マングースの決闘
大蛇(ニシキヘビ)との記念撮影
世界の珍しいヘビの展示

これらがウリだったのですが、なんかここ10年程このCMを見なくなったなーと思っていたら廃園してました。
平成5年の話だそうです。
その後、温泉保養施設「岩神之(やがみの)湯」として営業してたけど、これも一昨年廃業したそうな。
公式には「期間未定の休業」なんですけどね。
温泉というよりか大きい銭湯って感じだったらしいけれど、鉄道模型の展示で話題になっていたのです。

元ヘビセンターの場所は、警察署の裏です。


また香嵐渓にはスケートリンクも過去あったのですが・・・これもヘビセンター廃園後まもなくのタイミングで閉鎖になりました。
まぁ時期的にバブルが崩壊して一気にでかい施設の運営があちこちで行き詰まってたんですけどね。
香嵐渓が流行るのは比較的短いシーズン中だけなので、それが敗因の一つなのでしょう。

●2010年11月25日(木)

昨日の続きっぽいネタです〜〜〜〜〜@

ステアリングホイールの交換をしたんですが、ヤフオクで買ったハンドルにはオマケ付属品がありました。
それは・・・・ホーンボタン。

ホーンボタンの法的な基準ってのは、「クラクションですよ」って表示が必要なんです。
大抵はラッパのマークですけれど、「HORN」などでも可です。
実は、この他に表示が必要なのは「シフトパターン」とか「ウインカー」とか「ヘッドライト類」、それと「ワイパー類」までもあるんです。
厳密に言うと、これらのマーク・表記がなかったり、もしくは薄くなって見えにくくなると車検に通りません。
道路車両運送法の第十条に規定がありますから、車検に関係なく「整備不良」で違反切符を切る事だって可能なんです。
(実際にやるか否かってのは、取締官の裁量がありますけどね。ちなみに減点1です)


と言うコトなので、大体のホーンボタンにはちゃんとラッパのマークが入ってんです。
デザインが重視されるパーツではありますけれど、小さく入ってるだけでも「車検対応」となりますんで付いてるのが殆どです。
しかし、私が以前の極悪小径ハンドルを付けていた時のホーンボタンは、なぜかVW印のモノだったんだけど、マークが無かったのです。
まぁホンダActyとフォルクスワーゲンは全く関連性が見出せないので、これは後に交換しました。
高いモノじゃないんで新品購入を考え、ネット通販とかで探していたのですが・・・・
実は、この手のたわいも無いモノほど、選ぶのに迷うんです。


ここで色々と探してて判った事。

まず自動車メーカー別のマークだと、ダントツに「フェラーリ」が多いですねぇ。
跳ね馬のマークは私も若かりし頃、憧れたモノです。
・・・でも、クルマがフェラーリじゃないのに付けてたら変だ恥ずかしいって言われてましたねぇ。
ちなみにこれがメジャーな理由ってのが、フェラーリ純正部品で入手が出来るからなんです。
つまり、クルマ自体は無理ですが、純正部品流用改ってのでちょっと良い気分に浸ろうってんですね。
(MOMO製でして、日本だと5〜7千円位で購入が可能です)
もちろんですがパチ物も沢山ありますよん。
他には、VWもベンツもポルシェもありますです。
ちょっとレア的なのが、アルファロメオとかですねぇ。
日本のメーカーでは多い順だと、ミツビシ>マツダ>スズキ>ニッサン(DATSUN)>ホンダ・トヨタです。
不思議な事に実車で少ない物ほど、ホーンボタンだと上位に来るのですねぇ。

その次に出てくるのは、有名ハンドルメーカーの「MOMO」関連です。
大抵はMOMOのマーク・ロゴの物なんですけどね。
ちなみに私の最初に使ってたVWホーンボタンの製造メーカーも、MOMO製のようでしたが。
その他のアクセサリーメーカーや社外パーツメーカーのロゴってのもありますけど、意外と欲しい物ってのには当たりません。
全部が全部の種類がラインナップされているワケではないみたいです。

そしてその次に多いのが、文字ロゴ系ですね。
ようするに「R」「4WD」「改」「VIP」「峠」「Turbo」などの文字がデザインされているタイプです。
その他、写真を入れるようになってるのとか、花柄やドクロマークなんかもありきたりです。


ホーンボタンは常時目に入る所につけますし、唯一無二の存在ですんでどれか一つ選ぶってのが結構難しいんですよねぇ。
私も散々迷いに迷って、探しに探してようやく現在使っている「金色・ホンダ GRAND PRIX CHAMPION」のに巡り会えたんですから。
ちゃんとホンダマークが入ってるってのがミソですv
第二候補で、「無限」のも考えてたんですけどね。
・・・実に半年以上もしぶとく頑張って、探していたんですよんv


実は、ホーンボタンの寸法には規格みたいなのがあって、種類がいくつかあるのです。
そもそもハンドル自体に、2つの流派があるのですねぇ。
MOMO(モモ)準拠のと、NARDY(ナルディ)準拠なんですけどね。

他のステアリングメーカーもいずれかに属してるんですが、取り付けピッチの違いよりも簡単に見分ける方法があるのです。
それは、ハンドルの取り付け穴の位置ですね。
ハンドルを真っ直ぐにした時に真上にビス穴が来るのがMOMO準拠(PCD:70φ)。
そしてビス穴の中間が真上なのがNARDY準拠(PCD:74φ)なのです。
私が昔好んで使ってたパーソナルはNARDY陣営でしたv
もっとも社外のステアリングボスってのは大抵、12個の取り付け穴が開けてあり、両対応にしてありますが。
そして基本的にホーンボタンも、MOMOとNARDYそれぞれの物を使うってコトになっています。
※ちなみに例外もあるそうです〜〜〜〜〜〜@ 特にmini用のは独特な寸法なので専用品がハバを利かせてます。

ホーンボタンには色んな種類のモノがありますねぇ。
取り付け径がでっかい奴、55φ、そして良く見かけるのが50φのモノ。
私は専ら3番目の50φのを使っているんです。
取り付けアダプタが別に必要なんだけど、余計な気を使わなくて済みますからねぇ。
(ちなみにボス側には、50φ用アダプタリングが付属してきてましたのでそれを使用してます)
話が前後しますけどタイトル写真のホーンボタンに付いてる鉄板製の部品も、汎用取り付けアダプタなのです。
これも新たに購入する場合、寸法がどうなのかが判らないと困ります。
ちなみにヤフオクで出品している人でも、ちゃんと明記してくれていないケースが結構目立ちますねぇ。

いくつかの規格寸法が存在するのに、それがイマイチ不明確で、取り付けられるのかどうかが判りにくい部分があるんです。
・・・付けられなきゃその時に考えよう!という勢いもまた必要みたいです。


昨日から、クルマのハンドル部分のネタで回していますけれど・・・・
実際、ステアリング交換をしてみようと思い立った時にどの程度の予算が必要なのかを検討してみたいと思います。
(これをやんないと、実用サイト路線を進むぶいぶいEgってのが薄れちゃいますから)

まず、絶対に必要なのがステアリングボス。
これは対応車種をキチンと確認して注文する必要があります。
車名が一緒でも年式や仕様(パワステ付きとか、エアバッグ有無とか等)で別モノの場合もありますからね。
私の場合は・・・ココは中古品は避けます。
適合車種が確実にコレだって保障がなければ買いたくありませんからね。
もし自分の乗っているクルマの適合ボスがイマイチはっきりしない場合は、これは潔く専門家の所にお願いするのがベストです。
カー用品店なんてのは大手・中小ひっくるめて、その辺に1軒位はありますからねぇ。

製造メーカーってのは色々とありますが、一番有名なのが★HKBスポーツ・東栄産業★でしょう。
もしくは、★WorksBell★とかも。
これらのお値段ってのは、一概には言えないんです。
車種により、例えばエアバッグ警告灯のキャンセラー付きとかの仕様でお値段が高いのもあります。
さらに値引き販売してる所も多くて、標準的な小売価格ってのが判んないんです。
一つの目安として、\5,000〜\6,000-位が定価で、場合によっては\2,000〜\3,000-で売られているコトもあるんです。
ただエアバッグ付き用なんかだと、\8,000-前後位が相場みたいですねぇ。

当然ですけど、MOMO/NARDY両対応ってのがオススメです。
それぞれの専用ボスになると融通が利きませんから、ハンドル選びで困ります。

それとオーナーさんならば承知してるとは思いますが・・・・・
「国産・普通の乗用車」で「新しい目な年式の一般的なクルマ」以外のを乗っている方は、ボスを探すのに苦労したり、またお値段がとても高かったりする場合がありますね。
外国車とかアンティークな旧車、それと貨物車なんかも結構難しいんです。

当然ですけど、この特殊なクルマの仲間には何と軽トラックも含まれます。
製品の適合表に載っていないか、もしくははっきり判らない場合もあるんですねぇ。
車名が同じだから、トラックとワゴンと共通だろうって考えも通用するとは限りません。
(でも結果的に通用する場合もあるのです・・・)
こういう場合は、やっぱり専門家にお願いするか、自分で調べるのならば複数メーカーの適合表を見比べるとかで解決しなくしちゃなりませんな。
お値段だって、メーカーによりけりですから。


そして、肝心のステアリングホイールとホーンボタン類です。
本来ならばこちらも新品で買うのが良いですねぇ。
ちゃんとしたメーカー品だと3〜4万しますけれど、そうじゃない物なら5千円程度で購入できたりします。
これは・・・大手カー用品店とかを見に行くのが良いですねぇ。

結局は、ハンドル交換の予算ってのは事前に自分の車種により調べて考えなきゃなんないでしょうね。
最低限でも1万円ほどは必要だと思いますが。


どんなモノに付いてもいえますが中古品、しかもヤフオク等での購入にはそれなりのスキルが要求されるんです。
つまり知識と度胸が無い人には無理なんですよ。

何故無理なのか、リスクがどの程度あるのかって証拠が、まさにタイトル写真なのです。

ホーンボタンとシフトノブが写っていますよねぇ。
このシフトノブは由緒正しい旧車パーツなのです。
ハコスカとかケンメリの時代に人気があった、ナルディの細身のヤツでとっくに絶版になってます。
上から順番に「NARDI/ND/TRINO」とデザインされてますねぇ。
真ん中のNDマークは、水色背景ってのもお約束です。

で、左のホーンボタンを見ると・・・まぁこれは良心的なパチ物なんですけど、良く似ています。
色使いとか、TNDって表記とかが妙にセコく真似してあるんですな。
それと外枠のカタチは・・・これはパーソナル社の王冠マークヲモチーフにしてるようですねぇ。
要するに、オイシイトコ取りってのでしょうか。

まるで、ガチャガチャの世界です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ガンダム/ガンダマとかガンダー、ビックリマン/ドッキリマン、みたいな雰囲気です。
でも悪意を持った生産メーカは沢山居まして、こんな生易しいパチ物ではなく、完全コピー品の偽物すら大手を振って出回っているんです。
その他、商標や著作権とかガン無視キメてるのもありますねぇ。
ようするに無断でメーカーロゴとか使っちゃってる奴なんかですが、これもザラに見かけます。

パチ物や偽物でも相応の値段で入手するんなら、損はしないんですけれど・・・・
あくまで本物である前提で買おうって場合は、すごく問題になりますねぇ。
私の若かりし頃は偽MOMOハンドルは結構見掛けましたし、カー用品店で堂々と陳列・売られていたコトすらあります。
この手のアクセサリーは売れ残りのデッドストック品もまた安く出回りますんで、売価だけで判断が出来ないのも厳しいですな。
また適合に関しても、製造メーカー自身が「寸法誤差があったりするから責任は持てない」なんて予防線を張ってる位なのです。

自己責任ってのですんで、自分(自己)でリスクや責任を負わなきゃ、美味しい思いが出来ません。


ちなみに、タイトル写真のホーンボタンは密かに気に入ってるんですv
ナルディっぽいんで、シフトノブとの相性が良いですよねぇ。
なので金色ホンダGPのモノの予備品として持っていようと思います。

実は、このホーンボタンは良心的パチ物ではなく、れっきとしたTNDコーポレーションって会社の製品です。
ロゴマークに関して疑惑を自ら招くような事をしてるので、悪口言われても仕方ないと思いますよ。
もっとも、私のトコのステッカーだって「何か何処かで見たような??」デザインだったりしますけどv


そう言えば、先日「ヤクルト」の容器形状デザインが商標同等と認められましたねぇ。
調べてみると、★ヤクルトのサイト★に情報が出ていました。
立体商標って言うらしいですな。
スーパーなんかに行くと、このヤクルト飲料ってのはパチ物がまた沢山あるのです。
悪意が感じられる物もあれば、そうじゃない物もありますけどね。
しかし立体商標が認められちゃうと、そういうサードパーティーの連中はとても困ったコトになります。
容器のデザインを変更しなければとてもヤバいですし、だからって容器を変えるってのはお金が掛かります。

それ位、商標関連のデザインってのは重大なモノなんです。
訴えられたら負けるんだけど、多分訴えられないだろうって世界が、カー用品にはあるんですねぇ。
バイクの場合は・・・そこまでカリスマ的なブランドってのがそもそも少ないんで、ちょっと平和です。
一時期、やたら赤色背景に白いカタカナ4文字でってのが流行ったコトがありましたけどね。


最後に、私のステアリングホイール遍歴を。
まず最初に購入したのは、イタルボランテのコルサ(4本スポーク・レザー黒)です。
大きさは確か33cm位のちょっと小振りなサイズだったと記憶してます。
イニシャルDに出てくる86のもイタボラですけど、あっちは3本スポークのフォーメルってモデルだと思いますねぇ。
これを選んだきっかけは三菱系のラリー屋さんと知り合って、その車に付いてたから。
もちろん実物をニギニギしてみて、しっくり来たので買ったのですが。(結構なお値段だった)
その次が、パーソナル社の3本スポーク・レザー黒でパッド付きのモデルです。
これはすんごく高かったですよ。4.5万円もしましたからねぇ。
大きさは36cmか35cmと大人しくキメてました。
さすがに握り心地は良かったですねぇ。(最終的には事故で世話になった人にあげちゃったけど)

と新品はこの2つのみです。
ここまでは実用重視のレザーですが、走り屋定番からちょっと外れてて通っぽい選択してますねぇ。
基本的に他人と同じのは嫌だって性分からなんでしょうけど。
若かりし頃は皆、MOMOのヴェローチェってのを付けてましたし。
(その後だとスパルコとかが流行ってましたねぇ)

3番目ってのは、前に付けてた極悪小径30cmウッドハンドルです。
実は同時に何本か似たようなデザインで、もう少し大きいのも入手したんですが・・・・
結局、本採用したのは極悪小径のだけで、他のは誰かにあげたか売却しちゃいました。
意外とハンドルみたいなモノって、邪魔になりますからねぇ。
だからあくまで3本目で間違い無いんです。


つまり、今回のちょっとマトモになったのは4本目なのです。
改めて振り返ってみると、ワクワク感に乏しいですな。
オトナになったと言うか、オッサンになったのか・・・・。

やっぱり極悪小径ハンドルは、しばらく手元に置いときます。
未練がありますから、ひょっとしたら元に戻すかも知れません。
(小径だとカーブ走行中が楽なんです。少ないアクションでスパッとハンドル切れるので。)


WebDiary CGI-LAND