話はがらりと変わって、PCネタでございます。
先日、WinXPを使っているマシンのIEを6.0SP1から、IE8へとアップグレードいたしました。
(Win2kではIE6.0SP1が最終Verです。IE7/8は対応しておりません)
もともとIEは問題が色々と抱えてる性質があります。
だからと言って、他のブラウザに関しては、イマイチ決め手にはならないってのが実感です。
何がしかのトラブルをやはり抱えてて、似たり寄ったりみたいな所があります。
(トラブル自体の解決には至りませんけれど、内容が違うんで我慢できたりするかも知れませんね)
で、そのIEの中でもバージョンによって色んな問題がありました。
IE4.0〜5.0辺りは最悪に動作が重くて不安定でしたねぇ。
IE5.5になってその問題が解消されたようですんで、このバージョンはちょくちょく愛用してました。
そしてIE6.0ですけど、これはちょっと重いかな?と感じましたけれど、まぁ何とか使えるレベルだったのでこれも長く使っていたのです。
事実、2001年に出てから約10年間アップデートもろくにせず使われてましたからねぇ
しかし、なんか世界標準的に「IE6.0はイケナイ子」というコトになっちゃったんですよねぇ。
なにやらhtmlの記述とかスタイルシートとかの基準から外れた動作をするとか何とかの欠陥品とのこと。
Youtubeのサポートも終了し、露骨に崩れた表示となってたりします。
・・・作為的なモノを感じるんですよ。
当初述べた通り、IEとかWindowsにはトラブル・問題は付き物でして、残念ながら払拭される見通しはりあません。
なのでずーっと続いてたのに今更「問題が多い」なんて言われても、「2掛ける2は4になるのだ!」って叫んでるのと同義でしょうな。
それに、もし本当に更新する必要があるってんならば、Win2kのサポート期間が僅かながら残ってる(今月まで)んだから、
後継バージョンのIEも対応させるはずです。
それをしないでサボっといて、そこを突付かれると「2kを捨てて更新せよ」となると結局ハードウェア全て更新せよと乱暴なコトをもっともらしく語られるのがオチですな。
・・・そんな乱暴が許されるってんならば、申し訳ないけれど「貴方を思いっきり殴らせてくれ」と頼んでしまいますよん。
思うようにPCが動かずにイライラしてる人なら、誰かでそのストレス解消をしたいってのは「乱暴だけどまっとうな意見」ですからねぇ。
まぁIE6に付いてのアレコレは唯のヒステリーだと認識してます。
(ちなみにWinMeもIE6SP1が最終更新版です。リブ60でも使ってるんです)
しかし、IE6SP1の泣き所は、高度で複雑な処理を要求されるサイト表示に弱いってコトですねぇ。
すごくモタモタと通信・描画をしてますし、運が悪いと固まったり堕ちたりします。
特にビデオ動画関連のプラグインが酷使させられると厳しいみたいですねぇ。弱点です。
多分、この点がIE6から7へと変わって改良された部分だと思います。
IE7に関しては、ちょと見ましたけれど「タブブラウザ」へと変貌を遂げて馴染みがなくなったのでスルーしてました。
しかしこの度IE8を入れたのは、WinXPがSP2から随分内容が変わり、そっちのアップデートをしたからなのです。
USBカメラとかのデバイスドライバが「WinXp(SP2)以降」と指定されてたりするので、ビデオ動画関連が随分改良されてるみたいですねぇ。
(同様の変更は、Win2kのSP3/4辺りにもありました。別物になっちまったみたいです)
むやみやたらとアップデートするのは自殺行為なので、くれぐれも慎重にやんなきゃいけません。
場合によっては、元に戻れなくなる事すらMSはやってくれますからねぇ。
で、IE8にして目出度く問題解消v とはやはりなりませんでした。
随分とサイトへのアクセス方法かhtml構文解釈が変わった様子でして、それに関するトラブルが生じてました。
その中で最も顕著なのが、コトもあろうかこの「ぶいぶいコラム」へのアクセスです〜〜〜〜〜@
お気に入りなどからの一発目のアクセスが、従来ならすんなり記事まで出てたのに、アップデートするとコラム記事部分のcgi呼び出しに失敗するのです。
いわゆる「404エラー」で、infoseekのサイトへリダイレクトされちまうんです・・・・。
しかし、更新とかしたり、サイト左メニューのバナーをクリック(これも更新)したり、本来の表紙から飛んだりすればちゃんと出るんです。
cgiが吐き出すhtml構文に不具合があるのかとかかなり悩みましたねぇ。
答えは、「インターネットショートカット」の内容によって、アクセス方法の違いでエラーになるのが原因だったのです。
インターネットショートカットってのは、「お気に入り」の中に入ってたりしますねぇ。
自分で手作りしたい場合には色んな方法があります。
私が常用してたのはIEの[ファイル(F)]→[送信(E)]→[ショートカットをデスクトツプへ(S)]です。
その他にはアドレスバーに出てるURL左の小さい[e]アイコンをドラッグ&ドロップするって方法もありますよん。
ヤフオクで狙い所のを見つけた時、お気に入りだと迷子になるんで一時的にデスクトップ上に保管したい場合なんかに良く使います。
クイック起動にも入れてあったりしますけどね。
そのショートカットファイルの内容が問題だったんです。
[DEFAULT]
BASEURL=http://aima.hp.infoseek.co.jp/
[DOC#9#11]
BASEURL=http://aima.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboard.cgi
ORIGURL=/cgi-bin/imgboard.cgi
[InternetShortcut]
URL=http://aima.hp.infoseek.co.jp/
Modified=00FC5F0064BBC3013E
IconFile=C:\webicon\aima.hp.infoseek.co.jp@favicon.ico
IconIndex=0
Backup.IconFile=http://aima.hp.infoseek.co.jp/favicon.ico
Backup.IconIndex=http://aima.hp.infoseek.co.jp/favicon.ico
nao4uID=naoFavicon4IE Ver 1.17,[2010/05/17 14:31:57]
こんな中身のだと、ベースURLがcgiになっていますねぇ。
実は直接cgiを呼び出す方法だと、inforseekのプロテクトに引っ掛かるんですが、従来のIE6SP1では大丈夫だったのです。
IE8にするとアクセス方法がちょっと違って、「直リンク」した状態となり、inforseekサーバーがハネるんですな。
(無料webスペースでcgi/ssiが使えるってんでここは人気だったけど、cgi置き場にする奴が後を絶たなくて防御策を取ってるんです)
この場合、更新とかしてとにかくコラムを無事に表示させてから、改めて「お気に入り」に登録し直すなり、ショートカットを作り直します。
中身の記述がシンプルに次の通りだと大丈夫です。
[InternetShortcut]
URL=http://aima.hp.infoseek.co.jp/index.html
IDList=
IconFile=http://aima.hp.infoseek.co.jp/favicon.ico
IconIndex=1
[{000214A0-0000-0000-C000-000000000046}]
Prop3=19,2
※ちなみにこのショートカットファイルの中身は、テキストエディタ(ノートパッドなど)で見られます
これならばフレームを使用したページなんだけど、真っ当なアクセス順序をしてくれますねぇ。
最初のフレームセットのhtmlをまず呼び出して、後はその内容に応じて各フレーム内容に飛び、表示されると。なぜ以前のショートカット記述がこんな風になったのかは判りません。
ただ私が何かやったワケではなく自然に出来たモノですから、OSなりブラウザの仕業であることは間違いないですねぇ。
まとめです。
IE8にしたら、今まで一発で表示できていたお気に入りサイトが、1回更新しないと出てこなくなった
→この対処方法は、とにかく正しく表示されるようにして、そこから「お気に入り」に登録し直しして下さい。
ショートカットなどを作ってある場合も同様に、作り直ししてみて下さい。
応用テクとして、直接アクセスするのではなく、そのサイトの上の階層(例えばメニューとかがあればそれ)からアクセスし直ししたり、
更新したりすると、不具合が生じて出てこなくなったサイトが出てくる場合があります。
互換表示モードとあわせて活用ですねぇ。
・・・全く手間ばかり掛かりますけれど、IEとかWindowsは元々そんなモノです。
写真は、bouillon号のIE8にて、当コラム記事を見ている時の画面キャプチャーです。
画面左下のクイック起動にゴチャゴチャと色んな物を突っ込むのは、私の習癖ですv
なんかWMP11のおかげで、BGMのボタンの色目が陰気臭いですな。
もっともWMPはわざわざ11にするメリットなんて何もないんですけどね。
(WMP10で不具合もないし、11になったからって目新しい機能が追加されたでもない)
下のタスクバーを2段分にしているのは、こうすると時刻表示が日付と曜日も出てくるので便利だからです。
その分、縦方向に画面がちょっとだけ小さくなりますので、1280x1024以上じゃないと実用的じゃありません。
IE8の特徴の一つは、画面拡大機能です。
ウィンドゥ右下の方に「100%」って出てますけど、ここを突付くと画面を拡大できるんです。
このおかげで、Gyaoなんかの視聴時に役立ちますねぇ。
もう一つのタブブラウザ機能なんだけど・・・これは複数ページをあれこれ見る時に役立つ機能なんですが、実は使い勝手がイマイチです。
開いて欲しいタブと、新しいページとの区別が付いてくれず、閉じる場合も「全部閉じ」が基本です。
せめて辿ったリンクとか、URLの部分をちゃんと見てグループ化してくれれば良いのですけど、残念ながら出来損ないです。
悪口ばかり書いていなくて、良くなった部分。
ぶいぶいコラムなんかでも如実に現れる成果ですけど、実はサイトの読み込み・表示が高速化されてます。
特に重量級のサイト(Gyaoとか)では顕著ですねぇ。
もっとも、動作が軽くなったってのではなく従来が酷かっただけって話もありますけど。
(Opera,firefox,google clomeなどのブラウザを使う人が口を揃えてIE6の表示の遅さを指摘しています)
あとは、IEは7からタブブラウザ機能になって、ソレまでのと随分使い勝手が変わりましたので、混在してるとちょっと戸惑います。
所詮こういう使い勝手ってのは、慣れの問題ですのでどれも同じか似通ってる方が良いんです。
実は他にもまた怪しい動きとかしてますけれど、機能設定などの感触がつかめていないのでトラブルかどうかも不明です。
お気に入りアイコンを自動的に取りに行く機能が付いてるみたいだけど、それが誤動作してるような??
とにかく、知らない間にあちこち勝手にアクセスしたりって悪癖は、さすがに磨きが掛かってるようです。
引き続き、要観察ですねぇ。
未来永劫に渡ってお奨めはできないけれど、現段階の評価は「まぁ、良いんじゃない?」です。