2010年01月のコラム
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●2010年01月30日(土)

今年に入って、コラムに「バイクネタ」がまだ登場しておりません。
一応、このサイトは、オートバイ関連ってことになっているようなのですが。
というコトで、バイクネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


冬真っ盛りで、お魚のおいしい季節となりましたが・・・・バイク業界にとっては、シーズンオフでもあります。
どうしても寒い時期は、売り上げ不振なんですよねぇ。
そもそもコレだけ寒いと、バイクに乗りたくないって人も多いでしょうし。

しかし、マニアックな分野でバイクを楽しんでいる方にはそんなの関係なかったりしますv
ネットオークションなんかの個人売買での車両調達も盛んに行なわれていますし、
バイクじゃなくクルマでしたが、↓こんなのもありました。

【新春企画】亀田興毅さん愛車!ハマーH2 by車選び.com - 厳選 中古車オークション  新春自動車オークション - Yahoo!オークション

えらくゴツいクルマで、更に有名人所有のモノってことで、ちょっとしたお祭り騒ぎだったので見ておりました。
見る見るうちに入札価格が上がって行きまして、何と50億円!超えましたがさすがにそれはイタズラ入札だった様子です。
そういうので落札価格が修正されて行き、この記事を書いてる時点で1,008万円までに落ち着いてます。
それでも、ちょっとした不動産並のお値段ですねぇ。
ハマーに付いては全く詳しくないんですけど、他のを見てみると800万円ほどするカスタム車両とかもありますし、ちょっと良さそうなのだと4〜500万は硬いです。
有名税ってのを考えりゃ、1000万円は妥当なんでしょう。諸費用は別に約17万必要です〜〜〜〜@


ついでに、出品(業)者さんの出し物を見てみると・・・・フェラーリがありますねぇ。
フェラーリ・F50
まだオークション中ですが、開始価格は「120,000,000 円」となってますです。(入札はありません)
んーと、ゼロがこれだけあると判りにくいんですが・・・・・1億2千万円ですねぇ。
H9年の中古車でこれだけするんですから、たいしたものです。いやはや。

不動産オークション見てても思ったんですけど、その億単位の買い物をヤフオクでするってのは信じられないです。
先ほどのクルマも含めて、業者さんがちょっとした広告代わりとして使ってるみたいなので、まぁ問題はないんでしょうけどね。


とまぁヤフオク探検はこれ位にしておいて、バイクのお話でしたね。
実は、バイクの個人売買におけるリスクの高さってのは昔から言われてました。
もともとバイクに関しては、健全度合いに付いてどうしても問題のあるケースが多いゆえだからでしょうか。
(ぶっちゃけ、非常識な奴とか、馬鹿な奴とか、悪い奴とか、どーしょーもない奴の関わりがちょくちょく見られます)
特にお互いの素性がわかりにくいネットオークションの場合では、トラブルもまた発生しやすいのです。
なので、よほど上手に選んで買わなければダメなんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

現車確認をするのが良いのですけど・・・ネットオークションだと、距離の問題でなかなか難しいんですよね。
もっとも、チェックするにしても見る目が無ければ、現物を見た所で判らないんですけど。
そういう場合は、とにかくいろいろな情報を総動員して(書いてある事は全部読む、書いてない部分までじっくり考える)
あとはインスピレーション(ひらめき)とかで決断するのです。
この決断で難しいのは・・・・退く勇気ですね。


もしもそのバイクを乗り回す目的ならば、ちょっとしたコツはあります。
生活感があって、今現在動いてて、乗ってるモノから選ぶんです。
説明コメントだけではなく、写真での見た感じなんかで判断するしかないんですけどね。
「エンジンかかります」ではちょっと弱いですねぇ。あくまで「現在、使用中です」のが良いです。
あとは、相手の人となりです。

もちろん、動いていない、いや動かないバイクの中から選んで、修理前提で安く買おうってのもアリなんですが、
今まで見て来た「嵌まった連中」に関しては、ほぼ全てこのような買い方をしてます。
もし故障車両から選ぶのならば、その故障の状態を的確に判断・予想できない限りは手を出すべきではないでしょう。
それと、もしハズレを引いた場合の対処方法も一応考えておくべきです。
・・・失敗して嵌まる連中の傾向は、ずばり「他力本願&自己本位」。
もし困っても誰かが、友達が,バイク屋さんが助けてくれるだろうって決めて、勝手にコトを進めちゃうんですねぇ。
(他人をアテにするのならば取り返しが付く時点で、事前に相談しておくべきでしょうな)


しかし、最後にはやっぱり「運」なのです。
最近の傾向を見ての所感ですが・・・・やっぱり、相場から逸脱して安い物は、それ相応の品質内容ってな傾向は依然強いです。
むしろ以前よりも顕著になってきた感じがありますね。
もちろん珍しいレア車種や、特殊仕様なモノなどは除いてですけど。

少なくとも、流行の人気がある車種を、あまりにも相場から逸脱した安い値段で欲しがる人ってのは、大嵌まり予備軍ですな。
安い物には理由がある、なんてコトを今更言われてるようではダメです〜〜〜〜〜@
(でも、まだまだそういう人は沢山居るし、次から次へと新しく補充されて登場し続けるのです・・・・。)


で、冒頭の写真は、そのようなルートで調達されて来たマシーンでございますv
車種など詳しい情報は出せませんけれど・・・・かなり鋭い人だと、ある程度は絞り込めるかも知れません。
一応、いくつか特徴的な部分もチラホラ映っていますからねぇ。

こやつは、エンジンは「頑張れば」掛かるんだけど、アイドリング不安定で止まっちまいます。
アクセルを煽っていれば何とか動いてて、走行も可能では有りますが。
なんかエンジンの圧縮が妙に軽くて、それがちょっぴり気になります。
(エンジンが動いている時のメカノイズはそれほど変じゃなかったんだけど)

でもって、セコセコとタペットクリアランスの確認と調整を行なっているシーンですv
この「確認」が重要でして、どの位の数値だったかってのはエンジン内部のコンディションを知る重要な手がかりとなるのです。
こやつの場合は、吸気側も排気側もクリアランスが詰まっていました。
というコトは、バルブシート周りが磨耗していると考えられます。
プラグの汚れ具合をみるとかなりススが多いんで・・・これは燃調が濃い状態での使用が長かったみたい。
もしくは、燃料の品質が悪いモノを煩雑に使用してたとか。
(いつも乗らずに放置しておいて、ごくたまに古いガソリンのまま動かすのを繰り返すとこのようになる)
そして燃焼室内に堆積したカーボンを、バルブシートに噛み込んだのでしょう。

とは言う物の、詰まってる数値的にはそれほど大きくはないし、調整後の圧縮圧力がかなり回復したので、
バルブシートの密着具合は良好である、と判断しました。
カムチェーンテンショナーの具合も見ましたけど、これも問題ありません。

経たってきた場合の、各部数値の変化ってのは車種によりけりなのですが・・・・タペットクリアランスに付いて言えば、
クリアランスが大きく広がっている方向だと、カムやロッカーアームの磨耗とか、バルブステム曲がり・焼きつきなどの
深刻な状況が考えられたりするので、むしろ詰まってる方が安心です。
「普通に調子悪い」のと「深刻な不調」では絶対に前者の方が良いですからね。

結局の所、こやつの修理には手こずりました。
色んな部分がイカれてて、当初の「実稼動させるのに、大きな問題がないレベルまで」の補修目標に到達するのも大変だったのです。
嵌まり度合いから言うと・・・・★★☆☆☆(星2つ)ってトコでしょうね。
修復に必要な専門知識レベルが、ちょっぴり高く要求されるってコトで。

しかし、個人売買で調達してきたのは伺いましたが・・・具体的な金額とか、どのような条件(状況)での取引なのかは知りません。
なので、もしも、かな〜り安い金額で入手したのならば、結構お買い得だったかも知れないですね。
そうだったならば、星を1/2つ追加しても良いですね。
そもそも珍しい車種なので、あんまり見かけないんです。


しかし、このようなバイクのメンテナンスってのは色々と大変です。
仕事として請ける上でも、肥えなければならないハードルが幾つもありますからねぇ。

問題点としては・・・・まず、コスト要件がキツイって点が一つ。
折角安く買おうってのに、あんまり修理代を掛けちゃっては元も子もありませんので。
どこまでも、まずは「品質よりも、値段」という基本スタンスは変わらないんです。 ※レア車除く
これは見方によっては、「とてもセコい」とも言えますねv

その次に、現状の把握が困難(又はされていない)という点。
壊れているんなら壊れても修理すりゃ良いんですが、どのように壊れているのかが重要。
致命的な壊れ方をしていたり、故障箇所が多くなると、修復がコスト的に不可能となってしまいます。
なので、ほど良い壊れ具合をしてなければ、結果的に「損」となってしまいます〜〜〜〜〜@
もしこれが素性の知れた、どのような使い方をされて来たかとかが判っている店売り商品だったならば、
例え壊れててても、その内容の見当が大体付くんです。特に事故暦なんかはバッチリですねぇ。
そして、商品価値が失われていなければ、マトモなルートで流通しつづけるんです。
ようするに個人売買ルートってのは、そのまともなルートから外れた品物が流れている場合も多くて、
つまり商品価値に乏しいゴミ同様のも紛れ込みやすいんです。
ちなみに業者だから安心だとは言えません。
業者にも色々居て、モラルが低い連中もまた多いのです・・・・。
そういう輩から買うと、むしろ専門知識がある分それを悪用してて、タチが悪いんですね。
(例えばフォークオイルが漏れるので、フォークオイル抜いて誤魔化してあった事例すらあります。オイル入ってなきゃ漏れませんから)


つまり、修復するにもよほど効率良くやらないと、失敗してしまうんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ショップとして請けるか否かってのは、それぞれの方針によりけりなんです。
あまりにも修理に付随するリスクが高くて、引き受けたがために大きな損失を出してしまうなんてのは日常茶飯事ですから。

そのリスクってのは、まぁ色々と種類があるのですが・・・・「バイク側」だけではなく「人間側」もあるんですよ。
バイク側ってのは、思いがけない不具合が、それも次々に見付かって、すごく大掛かりなプロジェクトになってしまうコトです。
もちろんある程度の妥協をして、まぁいいかレベルのボーダーラインを思いっきり低くしても、それでも無理が生じたり。
なので「こりゃダメだ、死亡確認!」という結論を出す可能性を僅かでも踏まえた上で、チェック作業を進めなければなりません。
何にせよ、運試し的な要素は最後まで、強力に付きまとうんですねぇ。
これが、「品質よりも、値段」でスタートし、持って生まれた宿命なのです〜〜〜〜〜〜@
値段に品質が押し倒されちゃったらアウトってコトですv

人間側の問題ってのは、これはアフターサービス業全般に共通してるんですけど、お客さんの質の問題です。
まぁ大多数がちゃんとした方なんだけど、どうしてもある意味のセコさが含まれてるこの件名では、
意思の疎通がスムーズに行かずにドラブルとなる事が、とっても多いんです。
ズルい人だと、そのバイクを買ったリスクまで全部、修理屋さん側へとおっ被せちゃうんですね。
そうじゃなくても運試し要素が付きまとうので先の見通しが立ちにくく、臨機応変な対応がショップとお客さん双方に求められます。
・・・性格によっては、向かないかもしれないですね。
お互いの善意に基づいて、信頼関係があって、陽気で明るくノリノリでやっていかないとうまく行きません。
ようするに悪意を持って相手に付け込もうと思えば簡単に実行できてしまうんです。(お客さん側だけではなく、お店側も)
それだけに、初対面のお客さんのを請けるリスクは、もの凄く高いんですね。
また悪意なんてのが無くても、作戦を進めるに当たって都度どうしてもお客さんの協力が必要なのです。
その協力が得られないと、行き詰ってしまってどうにもならない・・・・なんて事も考えられますね。


まぁこれらが、あの大手二輪量販店すら避けて通ってる、「ネトオク調達バイクのメンテ事情」なのでしょうな。
私のトコはどうしているかと言いますと・・・・まぁ相手の人となりを観察しつつ、バイク現物も細かく確認し、さらに勘をも動員して総合的に判断してます。
個人的には、どんなのでもやれる事は全部手を尽くして、そのバイクが元気に走れるようにしたいんですけど。
これだけリスクが高く、難しい面も多いですから、「割に合うのか?」と問われると「Yes」と断言は出来ません・・・・。
もちろん損をするなんてコトはありませんけどね。
楽しみでやってるのではなく(まぁ楽しいですけど)、あくまで業務ですから。損しちゃダメなのです。


でも、改めてこうやって書いてると・・・・こりゃ業務としてだと効率が悪過ぎですね。
もっとも効率が悪くなければ、大手が率先してやってるでしょう。
しかし効率なんてのを考えると、改造車(カスタム)なんてのは非効率の固まりみたいなモノです。
こういうジャンルの製品ってのは、意義とか効率なんてお堅いコトは考えず、ちょっとおバカな位が丁度良いみたいです。


で、こんなの見つけました。
フェラーリのハイブリッド F599
・・・・正直言って、理解出来ません。
エンジンがフロントにある、車としては一般的、フェラーリとしては変わったレイアウトのクルマですねぇ。
外装デザインとかが何となくポの字っぽいんですけど。
でもって、後ろタイヤはEg駆動、前タイヤはモーター駆動だそうです。
そもそも燃費を言うのなら、6.0リットルV型12気筒とデラ豪華なエンジンこそが、無駄の原点じゃなかろうかと。
エンジン半分にしても、3.0L-V6なのでごくありふれてる仕様です。(むしろ通常の2倍のエンジンってのが、フェラの特徴なのです)
技術的な検証って以外の目的が感じられないんですけど・・・・・
これまた正直言って、ハイブリッドカーなんてのは所詮、EV(電気自動車など)へのつなぎの役割しかありませんので、
今の時点で研究をするんならば、EVを目指さなければ「後追い」なのです。
フェラーリがトヨタと張り合って、どうするのってのが、私の個人的な意見です。
もっともプリウスの存在ってのが世界に大きく影響を及ぼしてショックだったのは判りますけど・・・。
まぁ実際の所は、メーカーの法的規制とか複雑な事情が絡んできてのコトだと思います。

実は、エコってのは胡散臭い部分が多かったりします。
例えばフェラーリ。確かに無駄豪華で環境性能は低いんだけど・・・・絶対的な台数が少ないし、廃車にされる数もまた少ない。
クルマなんてのは、作って壊してを大量に繰り返す「消費」がされれば、環境負荷的にはとても高くなっちまいます。
ようするに、新しく作らない、現存しているのは捨てない、そしてできるだけ乗らないってのがもっとも環境的に良かったりします。
この↑状態って、まさにフェラーリに当てはまるのでは?
・・・地球上のクルマがフェラーリばかりになったなら、多分すごくエコだろうな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


※ちなみに某メーカーの「エコ替え」を批判してるような文面ですけど、
 アレは経済対策としてとても有効なので、全否定はしません。

●2010年01月18日(月)

すこし間があいてしまいましたが、お酒のネタ★その2です〜〜〜〜@

我が家に伝わる、珍しいお酒。
ずいぶん前からあるんだけど、正体および詳細不明だったのです。
ご覧の通り、とてもカワイイお洒落なボトルに入ってまして、バイオリン(?)にレモンと蛇口が付いてるというモノ。

ラベルには・・・なんかこれはイタリア語っぽい文字がゴチョゴチョと書いてありますねぇ。


実は、イタリア語となるとほとんどお手上げ・解読不能に近いのです。
赤く花文字(?)で判りにくいんですけど、「Antichi Sapori d’Amalfi(アンティーキ・サポーリ・ディ・アマルフィ)」とあります。
Amalfi=アマルフィと言えば・・・これはイタリアはソレント半島の、アマルフィ海岸で有名な港町ですな。
これは調べてみますと、結構有名なお菓子屋(?)さんの名前でして、お酒やデザートなどのお土産品を沢山売っているのだそうで。





その下には、Hに見えるけど多分diだと思いますが、それに続いて「Limoncello(リモンチェッロ)」と読めます〜〜〜〜@
これは、レモンのお酒のコトでして・・・・レモンの皮をアルコールに漬け込み、その後グラニュー糖と水を加えて作るのです。
なんか梅酒の作り方によく似ています。(梅酒は氷砂糖で、一緒に漬け込みますけど)
イタ飯を喰いに行き、食後にキンキンに冷やしたレモンチェッロをくいっと飲むのが粋なんだそうです。
・・・そういえばバルブ華やかりし時代に、ちょっとイタ飯が流行った時レストランで見かけたような?
もっとも、その時私はお酒が飲めません(禁酒中)でしたので、ただ知識として楽しんだだけなのですが。
まぁ仮に飲めたとしても、この手のリキュールはあんまり口を付けなかったかも知れませんけどね。


最初は、このお洒落なボトルのおかげでウイスキーかブランデーの仲間だと思ってたんですけど、
実はリキュールなんです〜〜〜〜〜〜〜@
もっとも、液体の色として「黄色い」ですから、そこから推理すれば良いんですけどね。

ようするに、イタリア名物の地酒のお土産なのですねぇ。
なるほど。
アマルフィ産のレモン(伊:リモーネと言います)はとても有名で、特徴的なのがすっごくデカくて普通のレモンの3倍ほどの大きさなのだそうです。
こっちの方で言うと、蒲郡や三ケ日のみかんみたいなモノでしょうか。
なんか「みかんワイン」とかも特産品で出てたような・・・・。
みかんワインも地域文化として定着すれば、このリモンチェッロのような扱いがされるんだろうと思います。
それは多分、ずーっと先のお話なんでしょうけどねv


で、本来ならばインプレと行きたいんですが・・・・今回は試し飲みがありません。
残念ながら聞いた話だけとなってしまいますけど、リモンチェッロはレモンの芳香が生命なんだそうで。
ちなみにレモンは皮だけむいて、果汁は使わないんで酸っぱいワケではないんだそうですよ。
お砂糖(グラニュー糖らしい)が入っているので、苦甘くスッキリした飲み味とのことです。
アルコール度数が30度位と高いので、なかなか凍りませんからキンキンに冷やすのがコツだそうで。

作り方はとてもシンプルなので、とにかく材料のレモンの品質がとても重要とのコトです。
と言う事で、リモンチェッロ自体も、品質とかは製造元によって雲泥の差があり、天然のモノじゃない香料を使ったのもあるとのこと。

一応、「リモンチェッロ アマルフィ」とかで検索すると、ネット通販での酒屋さんがいくつも見付かりますから、
もしも試しに飲んでみようと思っても、入手は簡単です。
大体、700ml入りで\3,000-前後ですから・・・・ちょっとしたワインだと思って買えばokでしょうな。
例えば、ココあたりなんかとか。


もっとも、私が飲むとしたら・・・・やっぱワインの方が良いですなぁ。
実はお正月スペシャルとして、先日のビールの他にワインを2本買ってきてあったのですv
買ってきた時、一応デジカメ(携帯電話)に撮影しておいたんですが・・・・ない・・・・無くなった・・・・・・・。
あぁぁぁ・・・ネタにしようと思ってたのに・・・・・。
ドイツワインの白いのを、異なる銘柄で2本買っといたんですわ。

とか言いつつも、実はこのワインはそんな大げさなモノではなかったりします。
いわゆる、ごく普通のテーブルワインの銘柄でして、お値段も比較的安くて1本\1,000-前後なのですよね。


そもそもワインに付いては、なんか「高級」ってイメージを持っている人が多いようです。
それと、肉料理=赤ワインで、魚料理=白ワインという法則も。
・・・どちらも、年配の方に多いと思うんですが、これらは日本の某酒造メーカが意図的に流した説でして、
都市伝説みたいなものですな。
ワインには、高級なのもあれば廉価なのもあるのです〜〜〜〜〜@
もっとも昔々は酒税が輸入酒だと高かったので、そのあたりの都合上「高級」に感じた可能性もあります。
でも正体は、ようするにボッタクリ商法なんですねぇ。
舶来品崇拝の雰囲気を利用し、高級感を煽り、高い価格で売る、と。
もともと日本の酒文化ってのは、一時期に壊滅状態近くまで破壊されてますので、ワイン普及にも障害が多かったようです。
まぁとっかかりは、カッコ良さとか高級感とかで入るのは間違いではないんだけど、それだけでは楽しくありません。
結局、行き着く所は「美味しく、楽しく頂ける」が重要なのですねぇ。
くれぐれも、鼻をつまみつつ、変に酸っぱくて渋く口に合わないのを脂汗垂らしつつ我慢してぐいっと飲み、
「う〜ん、やっぱボルドーに限るねぇ」なんて知った風な口を聞く・・・・そんな無理をなさらぬように。
ちなみに、ワインの味ってのは馴染める人とそうじゃない人クッキリ分かれるんです。
完全にこれは好みの問題ですので、飲めれば偉いという物ではないです〜〜〜〜〜〜〜@
・・・この辺が間違っちゃってる方が、とっても多いのですよねぇ。残念です。

てなワケでして、私としてはテーブルワインのクラスで、「安くて美味しい・飲みやすい」銘柄ってを大事にしてます。
もちろん高級品クラスってのも興味自体はありますが、あんまり縁が無いのです・・・・。
私的な目安として、ワイン(フルボトル)1本\2,000前後くらいまでのモノで、美味しいのが良いんです。

となると、ドイツワインの白ってのはクセが無く、飲みやすいのが多いんでココから選ぶと良いんです。
ちなみに私の乏しい経験では・・・赤いワインはちょっと高い銘柄じゃないと、なかなか美味しいのに当たらないんです。
で、具体的な銘柄だと・・・入手しやすさ・有名さでは「マドンナ」でしょうな。
これは正式名:リープフラウミルヒって言いますv
同じマドンナの兄弟(姉妹か)で色々とあるんですけど、↓コレですよん。




お値段は1本大体\1,200-くらいです。
ちなみにシリーズ姉妹のモノだと、2倍くらいしますから判別は簡単です。
一つだけ「カビネット」ってのが、ほぼ同じ値段なので紛らわしいです〜〜〜〜〜〜〜@

辛口ってなってるんだけど・・・・飲んだ感じでは「甘さが足らないみたいな感じ」で、実は辛くも酸っぱくもありません。
日本酒のイイ奴を、ずいぶんと軽〜くした感じなのですv ソコソコおすすめですよんv


それと・・・マテウス・ロゼも良いですねぇ。
これはポルトガルの微発砲ワインでして、白でも赤でもない「ロゼ」なのです。ピンクというか桜色ですv
昔のとはラベルのデザインが変わっています。今は↓コレです〜〜〜〜〜@




ちなみに昔のラベルは、白い家(農家)の絵が左右に書いてあるモノでした。
1本\1,200-弱ってお値段も一緒なんですが、テーブルワインらしくスクリューキャップになってますんで、
ワインを飲みなれてなくて栓抜き(コルク抜き)を常備していない方なんかにもオススメできますv
飲んだ感じは、甘口で僅かに炭酸のピリっとした感じがありますねぇ。
あくまでモノの喩えですけど「子供っぽい味」なのですv お菓子・・・ワインゼリーってこんな味だねぇ。


と、ごく普通のオススメ銘柄2点を紹介しましたが、実は私の買って来たのはこれらではありません。
もうちょとワインらしい感じがするものが欲しかったのです〜〜〜〜〜〜@

まず第一は、ブラックタワーですv



特徴はなんていっても、ビンですねぇ。見方・解釈によっては、ちょっとヤらしいと言うかセクシーなんですv
ちなみにオススメしてるのは「白いワイン」の方ですよ。(赤もありますが、あまり見かけません)
ちょっと酸味があって、本格的なワインの味わいが楽しめます。
お値段は、やっぱり1本\1,200-弱ですv


その次は、カッツですねぇ。正式にはレー・ケンダーマン/ツェラー・シュバルツ・カッツと言います。
カッツ(KATZ)ってのはドイツ語で、猫(英語:cat,cats)なのです。




ほら、ラベルに黒い猫が2匹、左右に居ますよねぇ。これが目印です。
それと、青色のボトルも一緒に覚えとくと良いでしょうな。
さきほどのブラックタワーのを、もう少し洗練して甘口にしたワインです〜〜〜〜〜@
カッツの「猫伝説」なんですが、黒い猫が乗っかっていた樽のブドウ酒が美味しかったという話から来ているそうです。
日本での「ここ掘れワンワン」の民話に似ていますねぇ。
似た様なカッツがあるんですけど、味の傾向も似ているので、あんまり厳密に選ばなくても良いですよ。

これのお値段は、大体1本\1,000-前後です。安いのさ。


このお二つが、私のオススメ銘柄なのですv
安くて、飲みやすくて、美味しくて、本格派、しかも容器が個性的、と5拍子揃っております。

この個性的なボトルってのは・・・まぁ覚えやすさからとても都合が良いのです。
(ちなみに正式名称なんて、実際私もスラスラと出てくるワケじゃないです。雰囲気でしか覚えてないので)
何となく変わったカタチのビンのを買って来て、クビクビと1人で飲んで、「おっ、コレは美味しいな」と印象に残ったモノの中で、
このように外観イメージが強烈なのが、真っ先に出てくるのです〜〜〜〜@


あ、外観イメージで思い出したのが、スペインの「シグロ」ですねぇ。




これはボトルが麻袋で包まれてて、これもお値段は\1,200-ちょい位ですv
ちなみに空き瓶はお部屋に飾っておくのに良いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
赤色のが美味しいですよん。ちょっと辛口ですので、ワインが口に合う方向けですけど。
いわゆる「ワインは赤、ボルドーね」とおっしゃるお嬢さんなんかで、もし本当に味の点でそう言ってるのならば、
まずこのシグロ(赤)は気に入ると思います。
もちろんスペインですからボルドー(フランスです)ではありませんけど、かなり出来の良いボルドータイプです。
言葉的に変なんですが「スペイン製ボルドー」と言ってもokな位ですな。

この「ボルドー」ってのがクセモノなのです。
ボルドーってのは元々地名のことですからねぇ。(フランス南西部の街です)
有数のブドウ産地でして、昔からワイン作りが盛んなのです。
んでもって、高級ワインも沢山ここから作られてて、ワイン(特に赤ワイン)=ボルドーと言われるんです。
ちなみにシャトー・マルゴーってのが赤ワインの代表格と言われてますねぇ。
・・・・シャトー・マルゴーは日本では「失楽園」という小説のラストシーンで有名になりました〜〜〜〜〜〜@

味わいとしては、ワインっぽさ全開120%と言った所でしょうか。
ワインの香り、ワインの色、ワインの味です。苦味・酸味・渋み・エグ味・・・全部ひっくるめてですよ。
なのでワインが口に合わない人が無理してこんなのを飲むと、まさに我慢比べ大会・苦行の如く大変なのです。
私は・・・あんまり味わいがキツいワインは好きではありません。
そこそこの重さまでじゃないと美味しく頂けないのです。
もっとも、ビンテージ物のすごく高価なワインは今まで飲んだ事は無いので、いわゆる「ワイン通」じゃないんですv
テーブルワイン愛好家、とでも自称しておきましょうか。


マドンナ、マテウス・ロゼ、シグロに付いてはサントリーが輸入してますんで入手しやすいでしょう。
ブラックタワー、カッツは、ちょっとワインを扱ってる所なら置いてある事が多いです。

アメリカのカリフォルニアワイン、南米のチリワインってのを試した事がありますが・・・・
値段は安いんだけど、やっぱり味わいはそれなりです。正直、美味しくは無かったな。
どんな感じかというと・・・コカコーラ/ペプシコーラのコーラに対して、\100均ショップPBブランドのコーラを持って来た、みたいな。
確かにコーラなんだろうけど、でも正直言わせてもらうと「砂糖水+コーラ香料」じゃねーのって言いたくなる飲み物。そんな感じですな。
チリワインなんかは最初の一口は意外と結構美味しいのです。
しかし・・・飲み進んでいくとだんだんと苦痛になってくるのですねぇ。
そもそもワインみたいに口当たりの良いお酒ってのは、ボトルを開封すればほぼ必ず1本飲んでしまうんです。
まぁとっといても味が変わったら勿体無いし、大体1本だと丁度腹八分目みたいな量なので、微妙にもちょっと欲しいですv
そこで我慢せずに2本目にイクと・・・・さすがに後でエラいです〜〜〜〜〜〜〜〜@
(自分1人で飲む設定での量です)


まぁそんなこんなで、お酒のネタが続きましたけど、あくまで「お正月だから」ですよん。
私の場合は、現在はあんまりお酒を飲みません。ずいぶんと弱くなったとも思います。
先日書いた通り、ごくたま〜にビールを買って来て飲むだけです。
なのでワインなんて本当に久しぶりでしたv

それと、確かカッツの方だと思ったけど、コルク栓が「天然コルク」じゃない材質のモノでしたねぇ。
合成コルク栓と言いまして、発泡性の樹脂で出来てます。
ビンとの密着性が高くて、かなり開けにくいんです。(今回は無事に開けられましたけど)
まぁなんか風情がないなぁとも思いますけど、テーブルワインなんでまぁokでしょう。
そもそも、天然コルクじゃなきゃダメって確固たる理由もないんです。
スクリューキャップは便利なので、どうせ風情を求めないならオススメです。


さすがにペットボトル入りってのは馴染めませんけど・・・。
海外でしかないと思ったら、なんか2009年のボジョレー・ヌーヴォーのペットボトルワインが日本で売られたようです。
あくまで、比較的早く飲んでしまうモノにしか採用されていないみたいですv

このペットボトルの話で、なんか学校とかで「ペットボトルのキャップを集めて、ポリオワクチンを送ろう」なんてのが流行ってるようですv
あぁ、昔、缶ジュースのプルトップを集めて車椅子をってのもあったな、と懐かしくなりました。
これもまた都市伝説的なんですけど、一応収集する仕組みとしては出来てるんです。
完全に「効率」は考えてないし、そもそも「合理的な考え」とか程遠い所でヤッてるお祭りなのですが。

プルタブに関しては、空き缶リサイクル団体が「取り外さずに、缶ごとリサイクルして下さい」とお願いしてます。
キップに関しては・・・運送料の方が高く付きますし、そもそもPP樹脂なんてとても安くリサイクルコストに見合いません。
それとポリオ=小児麻痺の世界流行情勢に付いては、時代が進んで随分と変わっているのです。
クルマ椅子だって、不足してるなんて話すら聞いたコトないです〜〜〜〜@
この手のボランティアの真の目的は、「良いコトした気分に浸る」のであって、それ以外のコトはどうでも良いのです。
つまり、どこかの誰かが困ってても、それが解決しなくても構わないってのがミソですv


と、お酒のネタらしく、どんどんと話の方向が変わりまくってきましたのでここらで〆て、お開きとしますv

●2010年01月14日(木)

え〜、昨年は怒涛の勢いで更新してたこのコラムですが、まるで憑き物が落ちてしまったように最近はスローペースとなっております。
ネタに付いては枯渇しているってワケではありません。
元々、しょーもないモノ程度のネタでもバンバンと更新してましたから。
まぁ気力が萎えているっていうか、いまいちノリが良くないんですねぇ。

思い当たるフシっていうと・・・・禁煙の影響かも知れないです。
耳鳴り・頭痛とめまいが取れませんし、睡眠も不安定でイマイチ調子が出ないのです。
特に、めまいは酷くて参りますねぇ。クラクラしてます。
どの位酷いかと言いますと・・・・ちょうど、軽い酩酊状態がずーっと続いてる感じですな。
まぁフワフワ〜としてて気持ち良いと思い込めば、そんな気もするのですけど。

もっともあれだけ長い間に渡って、タバコをバシバシ吸ってたのを辞めちまったんで、この程度の影響は仕方ないです。
吸ってる時だって、なんか胸やのどが苦しかったし、ヤニが切れると発狂しそうになってましたからねぇ。
夜中にふと吸いたくなって、どうしても我慢できずにコンビニに買いに行ったことも、幾度となくありました。


確か8月の11日位から禁煙したので、現在禁煙5ヶ月ほど経過しています。
ニコチンの解脱症状ってのは、個人差もありますけど長い人だと半年ほど続いたって話もありますから、
まだまだ油断してちゃあイケマセン。

ここんとこは、ごくたま〜にですが理由もなく突然無性にタバコを吸いたくなる衝動に駆られるコトがあります。
さらにストレスとかが加わると、普段のイラつき具合が10倍ほどに拡大されちゃうんです〜〜〜〜〜〜〜〜@
そういう時こそ、平常心,平常心って自分に言い聞かせて衝動をすーっと抑えるのですv
ここで衝動に振り回されてしまっては、今までの頑張りが台無しになってしまいますからねぇ。
コーラを飲むと、その刺激のおかげでちょっと喫煙の代わりになるんですけど、あまりそういう方法に頼ってても良くなさそうです。
ちなみに頭痛とめまいは、コーヒーを飲むと結構緩和され楽になりましたけど・・・最近は慣れちゃったのか効果が薄いんです。


コラム更新が滞り勝ちな理由の言い訳を並べつつも、禁煙に関しては是非他の方もオススメしたいんですよねぇ。
実際の所は、かなり苦しいというか厳しい道のりではあるんですけど・・・だからっていつまでもタバコを吸い続ける訳には行かないでしょう?
死ぬまで喫煙し続けられるのならば、まぁいいとは思うんですけど、大抵はその前にタバコをやめなければならなくなると思います。
病気で入院とかするコトになれば、タバコを吸いたくても吸えませんからねぇ。

で、喫煙習慣に付いてはれっきとした「依存症」として認められています。病気なのです〜〜〜〜〜@
よって重度のニコチン依存症患者は、本当ならば専門医のアドバイスに基づいて禁煙を行なうべきじゃないかと思うんですよ。
自分勝手にやって上手く行くかどうかってのは・・・かなり不安があります。
(よほど強い意志・精神力を持ってるか、もしくはある程度マゾっ気がある人じゃなきゃ、できませんね。自分は多分後者です)

で、離脱症状の影響ってのは、イロイロな種類もありますし、またある周期により現れたりひっこんだりするのです。
波があるのですよねぇ。
困った事に、忘れた頃にひょっこり、もしくはこっそりと顔を出すのです。
・・・以前はそんなに気にならなかったんだけど、ここ最近は近くで他の人がタバコを吸われると、非常にキツいんです。
なので、できる限りそういう機会から避けるようにしております。
本当にちょっと前までは、たとえクルマに乗ってて隣の人がタバコ吸ってても全く気にならなかったのに。
今は・・・心穏やかではいられないほどなんです・・・つーか目の前で吸われるだけでイヤだったりするv
(それが例え、テレビ画面の中であってもです〜〜〜〜〜〜@)


だからって、嫌煙権を振りかざして文句を言ったりしません。
喫煙される方の事情と言うか都合は人一倍判っていますから、我慢や無理を強要できないです・・・・。
ネット世論(?)とかでは「嫌煙権」は結構な幅を利かせていますけど、私の考えではそんな権利なんてのはかなり限定的な弱いモノでしかないと思います。
そもそも、権利とかの範疇ではなくて「マナー」「モラル」の方の問題だと思いますからねぇ。
公共の場所での喫煙ってのは、例えば酒飲んで酔っ払うとか、大声で歌うとか、その程度の行為とイコールじゃないでしょうか。
ようするに、気になる人からすりゃ迷惑な話なんだけど、我慢して無視すれば何とかなっちまうもんなんです。
その線引きはどの辺にあるのかってのはまた具体的表現が難しいんですけどね。
嫌煙権を主張するのならば、喫煙する権利だって考慮しなきゃならないし、それ以前に嫌煙はあくまで「煙を嫌う」だけで、
喫煙行為を禁止する権利じゃないんです。
ようは「タバコを吸うのを遠慮していただけませんか」とお願いする事はokですけど、「やめなさい」とは言えません。
喫煙中に他人から水を差されるってのは正直とても迷惑なコトなのですが・・・その迷惑な行為は、嫌煙権に基づけば認められるんでしょうな。
でも、あくまでそのレベルまで。それ以上はやり過ぎとなってしまいます〜〜〜〜@

特にレストランとかを取り上げて「禁煙にすべきだ」とかご注進申し上げるお節介は、完全にアウトでしょう。
確かどこぞの、ワインがどーのというブログで有名なトコがありましたねぇ。
・・・タバコの嗜みに理解がなくて、酒に付いてアレコレ薀蓄並べてるってのはとても滑稽だし、ダブルスタンダードですらあり、
すごくみっともないと思うんですけど。
だって、酒もタバコも嗜好品でそれなりの文化背景もありますし、でも必ずしも人体には必要の無いモノでもありますから。
(まさかお酒を栄養補給の観点で考えてるなんてことはないよね・・・・)

とは言うものの、現時点の私にとってタバコが近づくとキツイので、敵視したくなる気持ちは理解できなくもありません。
しかし、それはあくまで個人のわがままですんで、喫煙衝動と一緒にグッとこらえるのが肝心でしょうな。


とココまで書いてて、ようやく本ネタに入ります〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
画像は、私の大好きなビールの銘柄である「ヱビス」に、突発的な新バリエーションのモノがまた出てたので、
ちょっとお試し気分でチョイスしたモノですv
元々、これはお正月用に調達したモノなんですけど・・・・正月は専らワインを頂いておりましたのでv
(そのワインネタはまた後日upします)

元々ヱビスビールってのは、1890年(明治23年)頃から発売されてる、伝統あるビール銘柄だったのです。
日本麦酒醸造→大日本麦酒→いろいろあって・・・→サッポロビール、と製造会社の変遷があります。
ちなみにラベルの戎(恵比寿)様の左右に、「BORN/1887」とありますけど、1887年ってのは日本麦酒醸造の発足した年のコトです。

ちなみに、ヱビスの「ヱ」に相当する文字は、ア行の「エ」ではなくてもワ行なんだそうで。
「ワイウヱヲ」って事なのです。
でも、ラベルでの銘柄表記は「YEBISU」とヤ行になっているのですけど・・・・この表記法ってのは何でなのか不明ですねぇ。
発音的には、「ィエ」って感じになる気もするんですけど、そうでも無いんです。
ちょー昔の表記にこれは見られます。最も有名なのは、円¥の「YEN」ですけどね。
ちなみにヘボン式にもこの「Ye」はありません。フ(Hu→Fu)とかシ(Si→Shi)とかはあるんですけど。

「え」に関しては、「ヱ」って表現とか「ゑ」ってのとかイロイロとありますけれど、もともと言葉とか文字とかってのは流行とか雰囲気が先にあって、
後から「皆が使っているから」って安直な理由により、それが正解となってくるモノなので、厳密にどれが正しい・間違ってると一概に言えなかったりするのです。
(ちなみにゑとヱに付いては当初別々だったのが「エ」に統合されたんですけどね)
エビスだって、「恵比寿」「戎」「ヱビス」「エビス」「EBISU」「YEBISU」といろんな表記をされちゃってますんで正直、ワケ判りませんv
もっとも、正しい表記としては「ヱビス/Yebisu」との事なんですけど。


んでもって、ヱビスビールにはごく普通の金色ラベルのモノの他に沢山のラインナップがございます。
借り物の画像ですけど、こんな感じ↓です。


この中で、コンビニとかで良く見かけるのが普通のと緑色のと琥珀エビスですねぇ。

首記の通り現在私はタバコは吸いませんけど、タバコの愛用銘柄は「ピース」でして、ビールがこの「ヱビス」なのです。
なんか、すごく爺臭いんですけど・・・・・
まぁタバコらしさ、とかビールらしさってのを重要視しますから、自然にこうなっちゃうんですけどね。
ビールらしいビールとは何ぞや?ってのは、まぁ定義づけるとするならば・・・これも難しいのですけど、「麦芽100%の味」のビールです。
この「味」ってのが大事でして、つまり雑味があってはならぬ、と言う事でございます。

世の中には様々なビールが売られています。
あと「発泡酒」や「その他の醸造酒/リキュール(発泡性)」も、味わいで分類するとビールの仲間だと思いますけど
(言い方は悪いけど偽ビールとか、ビール風味の飲み物ってコトです)
その中でよりビールっぽさを求めれば、おのずと「麦芽の風味」に行き着くのです。
いくら酒造メーカーやグルメ大先生が、「スッキリ・キレ味が」の為に麦芽以外の材料を混ぜるのだとご高説ぶっても、これだけは絶対に譲れません。
もちろん、混ぜるなとは言いませんよ。
実は私、それほど純粋主義ってワケではないですし、コストを考える場合だってありますんで全くの「本格志向・一辺倒」ではないのです。
そういうのは、『美味し●ぼ』の作者あたりにヤらしときゃ良いですからねぇ。
(ちなみにヤツは見識が恐ろしく狭すぎると思っとります)
私は、\100-回転寿司とか、カニカマボコとかも楽しめるんでとっても融通が利くのですv

その、『美味し●ぼ』でのビールネタで、何巻だったか忘れましたけどドライビール(アサヒ・スーパードライだと思う)を批判してた話がありましたねぇ。
はじめて見た時は、「あぁ、またこいつ、ヤッてるよ」と溜息が出たってのが素直な感想です〜〜〜〜@
もっともそういう毒の部分も含めて、この漫画の魅力だと思うんですけどね。
私から言わせていただくと、このマンガ自体が独逸風ビールよりもむしろドライビールに近い、刺激性の強い味わいが持ち味なので、
むしろ似たもの同士なんだから仲良くしなさいってトコですv
おっとりと穏やかなストーリー・キャラの流れが良いんなら、クッキングパパの方をオススメしたいですし。
(でもあっちだと、あんまりネタにはならないんですよねぇ。地味で刺激も毒もないんです・・・・)


それでも、やっぱりビールとして飲むならば、飲んで焼酎の味がするってのはいただけないんです・・・・・。
あらかじめ怪しいお酒ってちゃんと言ってくれれば文句は無いんですけどね。
(発泡酒を「ビール」って表記で売られると詐欺なので頭にくるのは、正当な意見です)
ちなみに「ビールっぽいドリンク」ってことで、バドワイザーは愛飲してた時期があるのですv
あれは汗をかいてのどが渇いた時に、ゴクリとイクのがすんごく快感〜〜〜〜@ですから。
まるで麦茶ですねぇ。

まぁそれだけイロイロなのを試してみて、その上で自分の好みにあったのが自然に決まったのです。
ビールに関しては、実はサントリーのモルツもお気に入りですv
こっちは柔らかくて優しい味わいが良いんですよねぇ。
ガツン!と飲むんならば、ヱビス様なのですけど。
ヱビス様は昔ながらのビールの味に最も近いんです。(多分ヱビス様が好きなファンの多くはココに魅力を感じてるんだと思います)
もっとも、ビールばかり飲んでるとお腹の形状も、ヱビス様に似て来てしまいます〜〜〜〜〜〜〜〜@


ビールってのは、ワインみたいに長い歴史と伝統と文化、それと豊かな地域性ってのがありますので、薀蓄を並べ立てるとキリがありません。
しかも、日本ではワインよりもあやふやな部分ってのが多かったりします。

まぁ、「生」か熱処理済みのか。
色が普通(黄色い)のか、黒いのか。
本物のビールか、発泡酒などのビール風なのか。
ビールの中でも、高級(プレミアム)銘柄か、普通銘柄か。

・・・と日本人が普通に分けるならば、こんなトコだと思いますけど、実際には細かく材料とか製法とかイロイロ区分があるのです。
グルメの薀蓄語りってのは、その細かい区分こそ命なのですから、「イロイロ」で片付けちゃイケナイんですよねぇ。
でも、残念な事に日本でのビールってのは意外と狭い範囲の中からしか選べないお酒でして・・・ようするに「ビールとはこういう物」ってのが確定しちゃってんです。
黒ビールとかの人気がイマイチで、評価的に「ビールらしくない」って言われちゃうんですから。
しかも、お酒としては安い方に入りますので、あんまりグルメネタにはならないんですね。
さらに、料理との相性が抜群に良くて、何でも合いますから・・・・むしろお酒の味わいの主張は控え目なんです。
アルコール度数だって、4〜5%程度とこれまた控えめですからねぇ。
あくまで主役ではなく、脇役なのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


そんな制約の中で、今回のヱビスビール「超長期熟成」ってののインプレをしたいと思います。
まずは、メーカーサイト(YEBISUバー)をどうぞ。
この長期熟成・・・いや超が付いてんですけど、これは「じっくり醸造期間をかけてある」とのこと。
ビールに醸造期間が長く必要なのか?という疑問は拭えませんけど、まぁ味が濃くなるのかなみたいな。
味が濃いといえば、黒ヱビスなんですけど・・・・
これは私は今まで「黒ビール=ライ麦の麦芽から作った、濃い琥珀色のビール」と思ってたが、必ずしもそうでは無いようです。
ビールの醸造時、まず麦芽を炒り(ロースト)ます。丁度コーヒーみたいに焙煎するんですv
その焙煎の度合いにより、キツイ焙煎で仕上げて黒ビールになるモノもあり、黒ヱビスはこっちです。
麦の種類(大麦⇔ライ麦)だけで区別するんじゃないんですねぇ。
ちなみに、黒ビールは一揆飲みせず、チビリチビリとゆっくり味わうのに適してますv
メーカーサイトには、黒ヱビスと普通ヱビスを混ぜて楽しむって方法の提案がありますねぇ。
もし機会があったならば試してみたいと思います。

超長期熟成の詳細は結局、よく判りませんけど、アルコール度数が6%とちょっと高めなんです。
そのせいか、普通のヱビスのどっしり・しっかりしたビール感がより強調された感じです。
前述の通り、このビールの最大の魅力は「本格的なビール」であることに尽きますが、そこが強化されてるんです。
昔、南アルプスの麓で飲んだ地ビールがとても鮮烈で印象に残ってますけど・・・・蜜っぽくて美味しかったです。
でもこの超長期熟成ヱビスは、その蜜っぽさはなくて、「モロにビールじゃん」みたいな味わいですよv

つまり、皆様が良く知ってるビールの味を純粋培養して余計な雑味がない感じなのです。
お水で言うと・・・・蒸留水ですかねぇ。「本来の味のみ・純粋」って表現が最も近いと思います。
よって、これを美味しいと感じるかイマイチと感じるかは、好みの問題が大きく絡んで来るでしょうな。

どんな分野にでも言えますが、「評論」「インプレッション」と「好み紹介」とは明確に分けなければならないと思います。
まぁ日常会話の中で、あんまり厳密にやる必要は薄いとは思いますけど・・・・
でも、少なくともその品物に対してマイナス評価(意見)を述べるならば、どういうつもりで、どういう観点での意見なのかはハッキリさせとくのがマナーです。
厳しい評論ってのは面白さも格別なんですけど、その根拠がイマイチだったり、個人の好みだけに基づいてるってのはとてもお粗末です。
私もインプレをする以上、なるべくそんなのにならないように注意しなきゃダメですね。


で、私のビールの好みに対して重視するポイントってのは前述したとおり「麦100%っぽさ・ビールらしさ」ですから
そのような観点から言うと、この超長期熟成ヱビスはとても美味しいと思いますv
しかし難点が一つだけ。
実は・・・・ヱビスビールの銘柄全般にも言えるんですけど、お値段が高いんです。
ちょっと調べてみて、比較検討しますと次の通り。

(サッポロビール 350ml X24缶入り 複数店の平均価格)
サッポロラガー・・・・・・・・\4,974-
サッポロ黒ラベル・・・・・・\5,079-

普通のヱビス・・・・・・・・・\5,446-
ヱビス・ザ・ブラック・・・・・\5,379-
ヱビス・ザ・ホップ・・・・・・\5,464-

琥珀ヱビス・・・・・・・・・・・\5,737-
超長熟成ヱビス・・・・・・・\6,254-


このように分布しております。あくまで某酒販サイトでの平均データですから参考程度に。
ごく普通のサッポロビールが、5千円弱。(安売り店だと、実質\4,000〜4,500-位ですね)
そしてヱビス様のノーマルと黒と緑、それぞれが5.5千円ほど。
んでもって、琥珀ヱビスがちょっと高くて、超長熟成が「冗談じゃねーぞ」レベルで抜きん出てるんです。
そもそもヱビス様は「プレミアムビール」、つまり高級品,贅沢品の部類ですから高いのは当然ですけど、
超長熟成はその中でもさらにプレミアムなのですねぇ。

ここで問題なのが、美味しくて良いのは明白なんだけど結局のトコ「買い」か否かってのです。
ビールに対してどこまで追求するのかってのですねぇ。
ぶっちゃけ、ビールはどこまで美味しくなければならないかという問題になってしまうと思いますv


さらに今度2月には、新しい「シルクヱビス」ってのが出るのだそうです。
先ほどずらーっと並んでいる写真の右側にある、白いラベルのヤツですね。
(写真のは多分地域限定で販売されてたモノなんでしょうな。)
なんかタバコのピースシリーズにもこのような、多数バリエーション展開作戦がありましたねぇ。
その他にも、ヱビスのムック本の紹介とかも。これは4月発売ですね。
薀蓄とか出てくるのでしょうか。

ちなみに、ビール・ウィスキーの薀蓄を語ると出てくる著名な人物に「マイケル・ジャクソン氏」がおります。
もっともあのダンス&ポップの人じゃなくて、英国の記者さんなんですけどね。
どちらも、つい最近亡くなっていますけど。


それと、ラッキーヱビスの話もありました。
ようするに「当たり」があるって都市伝説でして・・・・内容は、ラベルのヱビス様の後ろに魚篭があるんだけど、
そこにもう1匹の鯛が入ってる(しっぽが出てる)モノがあるというんです。
当初は都市伝説・噂として囁かれていましたけど、今ではメーカーが正式に存在を認めてます。
(リンク先に説明がありますが、ビンのヱビスビールにしかこれは無いそうです。500〜600本に1本とのコト)

同様なのに、ロッテの「コアラのマーチ」にもありましたねぇ。
あっちは確か、昔聞いたのは「まゆ毛のあるコアラ」が当たりだったんです。
近年ではそれに加えて、「盲腸の手術痕があるコアラ」が大当たりなんです。
これらはロッテのコアラのマーチ大図鑑のサイトの、全絵柄の解説を見ますと・・・実在するんです。
もっともレアかどうかってのはあくまで「噂」ですし、ちょっとした占いゴッコ的な楽しみにもなってましたから。
その他には、明治製菓の「アポロチョコレート」に関する「逆アポロ伝説」ってのもありましたね。
上下のチョコの種類が逆転してるヤツでして・・・・これも今では公式に存在が認められてるんです。

なんか、こういう遊び心があるのはとても良いですねぇ。
ギスギスした世の中で、ホッとします。

●2010年01月06日(水)

続いてPCネタですが、今度はソフトウェアの方です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

発足当初からずーっと視聴して来た、インターネットTV放送(?)の「Gyao」ですが、当初から随分と仕様が変わってしまいました。
去年秋に、Yahoo!へと経営が変わると共に、私のような「ショボイPC」を使ってる人間に対してとても厳しくなっちまったのです。
ちゃんと検証してはいないのですが、すんなりと快適に視聴するためのシステム案件とて少なくともPen4/2.0GHz〜は必要で、
OSはWinXP(sp2)以上、MSのsilverlight(ver3.0)ってのを入れておかなければなりません。

この聞き慣れない、silverlightってのは何かと言いますとwebブラウザ(IE)のプラグインでして、従来のShockWaveFlashみたいなモノです。
詳しくは、MSのシルバーライトのサイトでも見ていただくとして、
ぶっちゃけインターネット上でのマルチメディア再生の為の道具として使っているのです。
著作権管理機能とかもサポートしてるし、一番のポイントとしてアップル社のMacにも対応してるから、これの採用になったのだと思われます。

し・か・し。
重いんですよ、とにかく、動作が激的に重たくて実用になりません。
MSのSilverlightサイトでのシステム要件ってのを見てみますと、windowsパソコンは概ね500MHz以上のCPU,128MB以上のメインメモリとなってますが
これはすんごく、怪しい記述です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
確かにインストールも実行も出来るのですけど、実用にならなきゃ「出来ない」に等しいので。

残念ながら、貧乏な我が家には鱈セレ1.4GHzのPCが最も性能が良いモノでして、時代を感じさせてしまいます・・・・。
今までは、これでもそんなに不満を感じる事はなかったのですけどね。
さすがにビデオ動画をいじるようになってくると、そろそろ世代交代かな〜とは思ってましたが。


使い物にならない、silverlightでのYahoo!Gyao(略して、「ギャフー」)再生なのです。
具体的には、動画がパラパラとコマ送り状に再生されてしまうのです・・・・・。
完全に、PCのマシン性能不足の症状ですな。

でも、Yahoo!Gyaoには救済策として、silverlightをインストールしなくても再生できるwmvモードってのが用意されているのです。
これだと、従来のGyaoが再生できるレベルのPCで、ちゃんと見られるのですね。

だがしかし。
ギャフーになってからの動画再生は、画面の大きさが「全画面」にならず、まるでYouTubeデフォルトの画像再生のように
すんごくこじんまりとした、小さな画面でした。
再生画面をとにかく大きくして欲しい、大きくしたいってニーズは沢山出ていたのですが・・・・
ヤフーのよこした回答は、「全画面」ではなく、ちょっと大きくするだけに留まったのです。
(これは、Silverlight版にのみ実装されている機能です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@)

で、色々な工夫を色んな人達が試みておりました。
よく出て来るのが、IEの拡大機能として「ctrl+↑」で拡大ってのがあるんですが・・・・
実は、この機能はIEのバージョンが8とかじゃなきゃ付いてません。
でも普通、IEのバージョンアップってのはかなりの危険を伴うので「迂闊にやらない」のが鉄則なのです。
たいがいのバージョンアップってのは、同時に要求マシン性能もアップしてたりしますからねぇ。
よって、これだけの為に、IEのバージョンアップをするってのは愚策でしょうな。

次なる方法は、システムの画面のプロパティで、800*600とか640*480等に切り替えるって方法です。
こうすれば、見かけ上小さな画面が、フルサイズ画面っぽくなるのです。
(さらにPCの動作も軽くなるってオマケ付き)
・・・しかし、これにも難点が。
ウィンドゥのサイズとかも、この小さな画面モードに影響されてしまうし、番組を選ぶ際にはとにかく見える範囲が狭くて使いにくいです。
タスクバーにVGAのランチャーとか格納して、ワンタッチで切り替えても良いんですけどね。


で、本命の方法としては、ダウンロード支援ツールを使って、メディアプレーヤで再生するのです。
これだと、メディアプレーヤの各種機能が使えるので、例えば再生速度を速めたり、音響効果を付けたり、繰り返し再生をしたり等が可能です。

ダウンロード支援ツールの中でも、イチオシなのがCravingExplorerってのです。

OSは2000/XP/Vistaの32bit版に対応してますですv
このWin2kにも対応してるってのがミソですねぇ。最近2000殺しどころか、XPでもSP2以上を要求されちゃいますんで。


で、このツール経由でギャフーを鑑賞すると・・・・
個別の番組再生画面のところで、自動的にメディアプレーヤが起動して、そっちで番組を再生してくれるのですv
もろちん、再生速度とかも自由に変更できますし、音響効果もバッチリ効かせられるのです。
(延々とリピート再生も出来ちゃうんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@)
正規の使い方は、YouTubeやニコニコ動画をダウンロードしつつ、動画ファイル形式変換も行なうんです。

もともと、このツールは後述する「携帯電話に、アニメなどの動画ファイルを入れて、出先で鑑賞する」のをやろうと思って、
色んな動画フォーマット変換のツールを物色してた時に見つけたのです。


携帯電話で再生可能な、動画ファイルフォーマットってのは・・・・携帯電話の機種により様々です。
電話会社別で違う形式になってますし、同じ会社同士でも機種によりさまざまだったりします。
まぁ不特定多数へ動画ファイルを配布するってのでも無い限りは、あんまり関係ないんですけどね。

ソフトバンクの3G携帯では、「3GPP(.3gp)」って形式が主流です。
この形式への変換ツールで有名なのが、QT-Converterとか、携帯動画変換君ってのですな。
私も色々と探してインストールしてみたのですが・・・・なんかイマイチ動作がよろしくないようで。
元動画ファイルの具合にもよりけりみたいなんですけど、その辺りのルールがよく判りません・・・・。

とりあえず、YouTubeとかからDLした動画ファイル(flvビデオ)を携帯電話に入れとけば、とっても有効なビデオライブラリになりますので
その線で行きたいと思います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
で、正月の間中ずーっと実験しててやっとこさ出来ましたv
使用ソフトは、携帯動画変換君 3GP.Converterでございます。
なんかQuickTimeのエンジンを使うので入れろとか、ワガママなことを言いますけど黙って言う通りにします。
詳しい事は、そこのwikiページに書いてありますけど、そちらを見てもやはり携帯電話の動画ファイル関連は混沌としているようです。
とりあえず電話機種の対応を確認してから、後はイロイロと試行錯誤するしかないようで。

結論から言えば、ちゃんと長時間モノのでもステレオ音声で、バッチリと再生可能なファイルが出来上がりました。
ここでちょっとしたコツってのがあって、欲をかいてあんまり高いビットレートにすると、携帯電話がフリーズする要因となったりするし、
容量的な面も考えると、画質はそこそこ程度にしといた方が良いみたいです。
どっちみち、ディスプレイ自体が小さいので「過ぎたるは及ばざるが如し」ですけどね。


こんな調子で、沢山のファイルを格納しようとすると・・・・問題となるのが、メモリ容量。
今までは2GBのmicroSDカードを使ってましたけど、それを倍の4GBのに替えました。
(本当は先日書いた通り8GB位のが良かったのですが、もうちょっと値段がこなれてからにしようかと)
ビデオライブラリの量をどの程度増やすかってのは、後々のお楽しみってコトにしときます。
そもそも、ビデオ鑑賞の機会がどの程度あるのかってのも問題なんですけどね。

大体、30分モノのアニメ番組1話で45MByteって感じです。
20話で約1GB位になるんでしょうな。
そう考えるとあんまり入らないような気がしますけど・・・・でも実際、20話ってコトは10時間ほどですから、
連続して再生して見ることはありません。
(バッテリーの方が持ちません)
映画にしたって、1本が2時間30分が基本なんですけど、大体200MB前後ですねぇ。
これだと、5本くらいで1GBになります。

4GBのmicroSDHCカードでの運用だと、時々ファイルを差し替えしながらやってけば充分実用になるでしょう。
私の機種は最大16GBまでのカードが入りますが・・・・それだけあれば、ある程度入れっぱなし格納できるけれど、
やっぱり物事には限度ってモノがあって、将来的には足らなくなるのは明白です。
スペアのカードを何枚か用意しての「カード差し替え」って作戦でも良いんですけどね。
でも、防水機能に由来するSDカードの交換のし辛さが足を引っ張りますが、こればかりは仕方ないんです。
あちらを立てれば、こちらが立たずってな具合なんですけど、ある程度は割り切るしかないでしょう。


ここまで酷使するのならば、やはりiphoneの方が良かったのではないかと思う時があります。
でも、今手元にある電話機を使い倒そう、いやオモチャにしようってだけなのですv
折角高い機種に変えたんですから、やはり弄繰り回さなきゃ勿体無いですからねぇ。
もう一つ、831Pの方もありますけど・・・さすがにここまで色々とヤるには向かないんです。

携帯電話なんてどれも似た様なものだと思ってましたけど、細かいトコで見ると随分と機能とかが違うモノなのですねぇ。
そもそもコンピュータの方だって、本来はメーカー/モデル/世代毎にバラバラなのが本当なんです。
さすがにソフトウェアが大事なPCなので、Windowsマシンが主流となっててそういう心配はしなくても良いんですけど。
しかし、携帯電話の機種毎の仕様ってのはどこにも資料が見当たらないので困ります。
取扱説明書にも記載を見つける事が困難ですし、結局試行錯誤でイロイロとヤるしか無いみたいですねぇ。
まぁ一応、独自OSを搭載した小さなPCみたいなモノですから、たまにはWindowsを離れてみるのも良いモノかも知れません。

●2010年01月05日(火)

お正月も三ケ日がすみまして、通常運転に戻すべく舵を気になければなりませんです。
ちなみに我が家は、この3日間でしつかりとおせち料理を食べ尽くしまして、あと残っているのは
「カブの千枚付け」「おなます(親父特製)」「からし明太子」だけですねぇ。
それらも、わずかなのでこの2〜3日で片付くと思われます。


んでもって、今日はデジタル家電モノのネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

親父のモノなんだけど、「デジタルフォトフレーム」なるモノ。
メーカーはSIREN製、型番がDF70-WFとなってますので早速ネットで検索すると・・・代理店が見付かりました。

SIREN/DF70-WF | iriver Japan のサイト

まず最初に、このデジタルフォトフレームとは何ぞや?というコトから。
よーするに、写真立てなのです。デジタル仕掛けの。
具体的にはデジカメや携帯電話で撮影したjpeg画像を表示する装置(ビューア)なのですねぇ。
パソコンとかを使わずに、メモリスロットへブスッと差し込んで電源入れれば、簡単お手軽に中に入ってる画像を表示してってくれるのです。
それ以上でも、それ以下でもないのです・・・・・・。

対応メディアは、SDカード(SD)、マルチメディアカード(MMC)、メモリースティック(MS)・・・・Duoの場合はアダプターが必要
なのですが、ここで問題なのが、我が家のデジカメ機器はスマメかCFカードしかないのです。
あ・・・・携帯電話はmicroSDなので、変換アダプタでSDカードにすりゃ使えるのですけどね。
その代わり、メディアが入ってるのは私の携帯だけでして、そっちはmicroSDカードの脱着にはバッテリーを取り外さなければならない造りゆえ
実用性が全くございません。(USBケーブルもしくはbluetoothでデータのやり取りをするのが標準です)
親父の携帯電話にもmicroSDカードスロットが装備されており、これは電話機本体サイドにスロットがあるので、
むしろこちらにmicroSDカードを入れて使えば、具合が良いのですけどね。

・・・・自分の方のメディアを、ちょっと大容量のに交換しようかな?とか考えてます。
最大で16GBのmicroSDHCまで対応してますから、8GB位のを入れといても良いじゃないかと思うんです。
そして現在使ってる2GBのが余りますので、それを親父の携帯電話に入れてあげようかと。
パナ831Pは、SDHC非対応なので最大2GBまでのmicroSDカードしか認識しませんから丁度良いのです。


とりあえず、昔の親父の携帯電話(東芝V501Tってヤツ)に使ってた、32MBのminiSDカードが余ってるのでそれを再利用しようと思いました。
PCにはSDカードR/Wもありますし、このデジタル写真立てにもUSB接続でデータ転送する機能がありますから、
曲がりなりにもSDカードを突っ込んでおくと何かと便利なのです。
が、しかし。
運悪く、miniSD→SD変換アダプタの「誤消去防止ロック」ツメが破損してしまいました・・・・・。
こうなると、書込み保護が掛かった状態になっちまいますので、データの書き込みが出来ません。

でも、実はこれはスイッチではなく、ツマミを物理的に検出してる仕組みなので、そこにテープで「ツマミがあるよ」偽装をしておくと
ちゃんと正常に書き込みが可能になるのです。
なんか昔のカセットテープとかビデオテープの、誤消去防止ツメみたいですねぇ。
(ちなみにスマメの場合はアルミテープで反射すると、保護onとなる仕組みです)

もっとも、フォトフレームって言う使い方に必要な、「とっておきの写真」がまだ用意できていませんので、
とりあえずはテスト用データとして適当なjpeg画像を入れておきます。
結局の所は、デジタルフォトフレーム自身を撮影した写真になっちまいましたけどねv


んでもって、メモリーカードが刺さってなくても、本体に16MBほど(但しシステムも共用)の内蔵メモリがあります。
電源なんですけど、これはUSB端子からの給電となってて、ACアダプタも最近良くある「USB+5v仕様」のヤツですな。
もっとも、安普請なのかAC100vコンセントに差し込むブレード部分が固定で、折り畳みとか向き変更が出来ませんけど。
ここで贅沢なコトを言わせて貰うと、充電電池とかでのバッテリー駆動も出来ると良かったのにと思います。
現状では必ずACアダプタかパソコンがないと、この写真立てが使えないのです・・・・・。


このフォトフレームってのは、どんな使い方をするのかってのですけど・・・・やはり写真立てでしょうね。
もしくはデジカメ写真のビューアとして、皆で撮った写真を見るとか。
一般的な携帯電話よりも画面が大きいですからねぇ。

携帯電話屋さん(SOFTBANK)に行くと、必ずこれと似た様な「フォトビジョン」の契約を勧められます。
このフォトビジョンってのは、写真ビューアにメール受信機能が付いてんです。
ようするに、一つのメール端末として扱われてて、そこに画像を送ると表示されるのですねぇ。
(返信は出来ないんです)
カレンダー/時計の機能がありますので、使わない時でも役に立ちますし、一種の伝言板みたいな使い方も想定できます。
ただし、端末維持代金(490円/月* 通常料金は980円/月)を支払っていかなきゃならないんですよねぇ。
限られた機能だけなので、それが実使用ケースにピッタリとはまっていればokですけど、そうじゃないとちょっと高いような・・・・・。
もちろん、お得意の2年縛り付きでございます〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


でもデジタルフォトフレームってのは、意外とお値段がするモノなのですねぇ。
このDF70に付いても定価\7,980-、実売で\5,000-前後ってトコです。
もっと画面がでかくて高機能のモノだと、2〜3万ほどするのもあるのです〜〜〜〜〜@

でかいのだと、カレンダー/時計の機能が付いてたりします。
もっと豪華版のだと、無線LAN対応してたり、動画再生可能だったり、音楽ファイル再生もできたり、
スキャナーやプリンタが付いてたりと、本当にバラエティーに富んでいる商品ラインナップですねぇ。
つまり、それだけ機能が絞り込めていない、ひいては使い道がはっきりしていない製品であるとも言えるのです。

例えば・・・・
店舗でのディスプレイ機器としてとか。
いわゆる「見本の陳列」の代わりなんかに使うのはアリかなと思います。
「商品一覧」とか、ちょっとしたコンセプト紹介とか、そんなのに使うとオシャレですねぇ。

ぶいぶい名物の料理レシピ画像をちょっと試験用にして、フォトフレに転送・表示してみましたが・・・・
文字の大きさとか色使いに工夫が必要だけど、イケますねぇ。
応用として、デジタルコミックというか紙芝居にもなると思います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
もちろん、連続したjpegファイルのコマが必要なのですが。

とにかくフォトフレ仕様に特化させデータを作成・編集する手間が掛かってしまうんですけど、でも活用法としての可能性が一気に広がりますv
だって、オーソドックスな写真立てにはマネができませんからね。


しかし、画像を常時表示しておく意義ってのを考えると・・・・格言とか、リラクゼーション(癒し系)とかが良いかも。
となると、↓コレしかないでしょうな。


う〜ん、イイ感じですねぇ。
なんか、このデジタルフォトフレームは、かく使うべきだ、みたいな気がしますです。

●2010年01月01日(金)

新年、明けましておめでとうございます。

今年も相変わらず、食べ物のネタとかでイキます〜〜〜〜〜〜@
いきなりの「おせち料理」でババーンっと出してますけど、実はまだこの他にちょっとあるのです。

なんてったっておせちの本命(?)の「数の子」が写っていませんからねぇ。
実は、塩出しにとても時間が掛かります。
大体12〜16時間ほどで、さらに三杯酢に漬け込みますので時間が掛かるんです。


そして・・・例年どおり「豊橋魚市場」へ買い付けにも行って来ました。
前年度の反省から、今回はちゃんと事前に調査してから予定を立てたのです。
地方市場とはいえ、市場ってトコなのでとにかく朝が早いんです。
で、午前10時頃にはどこの店舗も閉めて、終わっちまいますv
前年はそれをうっかりしてて、終了間際の都合30分ほどで慌しく買い物をしなければなりませんでした。
品物も少なくなってて、まぁちょっと安くしてくれたんですけどね。

と言う事で、今回は早起きして出かけたのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
道路はすごくすいてたのですが、いざ市場に到着すると、人人人車車車人人車車・・・と大混雑。
お店の中はとにかくモミクチャになってるほどの大盛況です。
もちろん、品物は豊富にあってどれを選んで良いのか迷ってしまうほどです。

もっとも、魚市場ですからとにかく魚の匂いがキツイんですよねぇ。
その上での人人人ですから、こういう雰囲気が苦手な人にはたまらないと思います。
子供連れで来てた人も多かったのですが、子供が泣き叫んでいるのはむしろ少数で、多くはぐったりしておりました。
アレは多分、トラウマになるのではないかと思います。
私自身、幼少時母親にデパート巡りに付き合わされ、引き摺り回されてダウンしてたのをはっきりと覚えてます。
まるきり大岡越前で言う所の「市中引き回しの上、打ち首獄門」です〜〜〜〜〜〜〜〜@


何を買い込んだかと言いますと・・・イクラ、数の子、鮭(生食用のサーモン)、マグロ(ホンマグロ)。
その他に、オードブルとして合鴨ロースってのが美味しそうだったので、それも衝動買いです。

市場ではマグロがとにかく盛んだったんですが、他にはカニが沢山売られていましたv
今年は豊漁たったのかも知れません。
あと地味〜にヒラメとか貝類も居ましたねぇ。

とにもかくにも目移りしますんで、買いに行く前にあらかじめ「買う物」と「予算」をある程度決めておかなきゃなりません。
それと、いざ買う時には後の事、つまりどうやって料理するのかってのも考えておかないとダメです。
お魚ってのは捌いたりするのが難しい場合がありますし、大きさによっては台所の制約を超えてしまいます。

魚市場の中入ってるお店には色々とありますけど、お値段は必ずしも「安い」ってワケではありません。
まぁ全体的に見れば、安いような気もしますけど・・・・いわゆる「安売り系スーパー」には適いませんねぇ。
品質という点では、やはり魚市場ならではのモノが沢山有ります。


写真のは我が家のおせち料理です〜〜〜〜〜〜@
大概のは出来合いのモノなんですけど、中にちょぼちょぼと手作り品が混ざってますv
あんまり豪華ではありませんが、真心はこもっております。

パセリとかバランとかを買って来るのを忘れちゃいましたので、貝割れで代用してますけど・・・しおれちゃわないかな?
ちょっとだけ心配です。



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