2009年11月のコラム
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●2009年11月29日(日)

いよいよ11月もおしまいとなります〜〜〜〜@
てなコトで、PCネタでございます。

今回は「無線LAN」のお話です。
いまやすっかりメジャーとなっていまして、我が家でも活用しております。
大抵は、BフレッツやADSLなどを契約をする時に導入するケースが多いようですが。

実は先日、ノートPCのメビちゃんをしっかり修理しましたので、「家庭内モバイル」として活用できるようになりました。
仕事用のリブリブもあるので、都合2台のノートPCがかわりばんこに活躍しているのです。

そもそも、リブリブ(TOSHIBA/librettoL2)に付いては「業務用端末」と考えていましたので、はっきり言うと性能不足なのです。
CPUはトランスメタ製crusoeTM5600って言う、600MHz相当の省電力なモノですので・・・・
Pen3の600MHzとどっこいどっこいの処理スピードです。
具体的には、各種のビデオ動画再生ともなると、かな〜り厳しくて、例えばYouTube鑑賞ってのも難しいかと思われます。
スペックなどは、東芝のリブレットのサイトから見て頂くと書いてある通り、
WindowsXPがインストール出来て使える、最低限の性能しかないんです。
(実際にXPをインスコすると、メモリが最大256MB-VRAM分と少ないので、動作が緩慢でイラ付くんですが)
これは、2001年のモデルですからかな〜り古い部類ですんで、仕方ないんですね。

しかし、その後で流行った「UMPC:ウルトラ・モバイル・PC」が丁度この大きさなのです。
UMPCは、携帯電話のソフトバンクとか、イーモバイルなんてのが\100-PCなんて銘打って、抱き合わせ契約で配ってたりしますねぇ。
最初、話題となったのがASUS製のEeePCとか、マザボで有名なMSI製のWinsシリーズとか、レノボやSONYとかまで色んなメーカーが参入しています。
もちろん、性能的には・・・やはり小型軽量というのが主題ですんで、ちょっと妥協が必要なのですけど、
それでも現代のPCですから一応ごく普通に使う上では大丈夫なように作ってあるとのコトです。
YouTUbe鑑賞程度ならば、なんとかokみたいですね。
ただしOSがWinVistaだとちょっと動作が厳しいみたいなのですが。(大抵WinXPで使うようになってるみたい)

しかし、リブリブの良い所は、他から見てるだけならばUMPCと区別が付きませんので、見栄がはれるってコトですv
まぁこれが例え本物のUMPCだったとしても、やはり得手不得手は出てきますんで工夫して使うしかないんですけどね。


家庭内だけど、とにかくPCを持ち運ぶ上で便利なのは「小型軽量」の他に、「簡単」ってのもあります。
ようするに、配線がゴチャゴチャ付いてるとアウトなのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
当然インターネットへの接続は、無線LANが前提となりますね。
これもUMPCでは大抵内臓されてるんです。
でもリブリブには有線LANしかありませんので、必然的にアダプタをくっ付けなければなりません。
・・・USBポートに付けるのならば、Bluetoothって選択肢もありますけど、もう一つ親機が必要ですからパスv

で、当然のようにPCカードでの接続となるのです。
規格はIEEE802.11bとgが主流で、aとか最近ではnってのもあります。
この種類によって、通信速度が違います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
理論上のスループットは、b=11Mbps,a/g=54Mbps,そしてn=300Mbpsってコトになってんですね。
ちなみに親機と子機の両方が「速い規格」に対応していないと、下位規格で通信されますから速くなりません。
規格が混在してても通信速度は足を引っ張られるとのコト。
我が家のアクセスポイントは最初はb、つまり11Mbpsでしたけど、後でアップグレードしてgの54Mbps対応となりました。
もっともBフレッツで、現在の速度は実質的に大体20Mbps前後程度(計測サイトは、gooスピードテストなどを使ってます)なのです。

ネットワーク機器の、理論スループット値から1/3〜1/5ほどが実際の数値だと言われてますが、まぁその通りですね。
なので無線LANにしても実質スループットは、bなら2〜4Mbps,gで11〜18Mbpsってトコがせいぜいだと思われます。
我が家の実情では、gで充分ですねぇ。
例えば新しい規格のnへのアップグレードを行なっても、結局ルータ〜Bフレッツ回線がネックとなってしまって費用対効果が望めません。


さらに。
リブリブでのネット接続の場合だと、PCの処理性能自体もネックとなりますので、高速ネット回線のメリットがかな〜り薄いのです。
(ちなみに、ぶいぶいコラムの表示にもちょっと時間が掛かります。だから一頁の表示記事数を限定したんです)

で、今までは写真の左側、Buffalo製WLI-CB-G54と言う、IEEE802.11g対応の「54Mbps」でやってました。
しかし我が家にはまだ他に無線LANのPCカードがあるのです〜〜〜〜@
写真に映っていませんけどcorega製のと、それと写真右側のSVEC製WLB-1100ってのがそれです。
これらはいずれも、IEEE802.11b規格の「11Mbps」でございます。
都合、3枚の無線LANカードがあるんですが・・・・リブリブに装着して使ってみると、さすが54M規格と11M規格では速度の差がかなりあるのです。
54M規格の方だと、有線LANで接続しているのと変わりません。
でも11M規格の方だとさすがに、ちょっと余分に時間が掛かるんですねぇ。感覚的には1.5倍ほどかな。
だからと言って、ちょっとだけ我慢すりゃ充分okなんです。
もともと、その態度の我慢が出来なければ、リブリブの性能すら許容範囲を超えますからねぇ。

これがメビちゃんだと、ちょっと事情が変わってきます。
と言うのも、メビちゃんはれっきとした「ギガノートPC」クラスなのです。(CPUはモバイルDuron1GHzです)
これはビデオ動画サイト鑑賞に使える性能です〜〜〜〜〜@
※ただし、新生ギャフーでは、SilverLight導入するのは無理ですけど。wmpモードでなら大丈夫です。
このようなビデオ動画サイト鑑賞の場合では、無線LANでは54M規格が必須なのです。
11M規格だとしっかりボトルネックになっちゃうんですね。

と言う事で、54M規格のPCカードはメビちゃん専用として、リブリブは可哀相だけど11M規格の方で使う事にしました。
最初は、54M規格のカードを使い回していたのだけど・・・無線LANカードってのは複数種類入れといて、選択して使うってのに向いていないようなんです。
最初は快適に動いていても、どんどんと動作が怪しくなってきて、しまいには接続リンクが確立しなくなっちゃったりするのですね。
まぁ大抵はカードのデバイスドライバに、専用接続ソフトが付いてて、それらセットでシステムへ組み込んで使うようになってるのですが、
その接続ソフトが違うメーカーのを一緒に入れると、ケンカしてしまうみたいなのです。
さらに都合の悪い事に・・・・Windows自体にもワイヤレスネットワークをサポートしてて、その機能とケンカすることもザラにあるのです。

Windowsパソコンの安定性を重視して使うコツってのは、とにかく「アプリケーションのインストールをしない」「繋がってる機器を少なくする」に尽きますから
このハードウェア構成がコロコロ変わるのとか、似た様な種類のアプリの同居ってので、すっごく不利なんですねぇ。
なので、54M規格カードの使い回し作戦は「失敗」に終わりました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


で、どうしてcorega製の11Mカードではないのかと言いますと、これはPCのスロットへ装着した時の「出っ張り具合」ゆえなのです。
SVEC製の方が短くて、出っ張らずカッコ良いんですv

・・・と、手放しで喜んではいられないんですが。
無線LANってのはようするにトランシーバー、無線機ですから当然アンテナが必要となります。
アンテナは無線機器の生命線でもあるのです。(基本性能はアンテナで決まる、と言われてる)
無線LANカードのアンテナは、この「出っ張った部分」に内蔵されてんですよね。

つまり、出っ張りが少ない=アンテナが短い・小さいってコトで、当然感度も弱いのです〜〜〜〜〜@
なのである程度アクセスポイントに近い所で運用する使い方をしなきゃなりません。
壁(床・天井も含む)を4枚通過しなきゃなんないと、ちょい厳しいみたいです。

しかし、出っ張りははっきり言って邪魔なのです。
リブリブに限らず、ノートPCってのは、外部接続端子の機械的強度に不安があるんです。
やっぱり華奢なので、注意していたわって使ってあげなきゃなりません。
そもそもリブリブの最初に買ったヤツは、ここのPCカードスロット部分に故障がありましたから。
(多分、PCカードに外部から異常な力が加わって壊れたと思われます)
つまり、出っ張りが少ない=壊れちゃう可能性も少ないってコトです。
この実用性能を犠牲にし、見てくれ重視に振った無線LANカードを採用することに決めましたv


ちなみに、無線LANってのは電波状況が悪化すると通信速度が遅く切り替わるようになってます。
IEEE802.11b規格では、11Mbps>5.5Mbps>2Mbps>1Mbpsと切り替わるのですねぇ。
ようするに電波の感度が弱いと、簡単に半分の速度モードになっちまうんですv
ここが、本当の意味で「実用性能」の部分なのです。
・・・だからって、むやみにパワーがあれば良いってモノでもありません。
無線LANは電波が届く範囲が広ければ広いほど、セキュリティの上では不利となって行くのです。
ですからむやみやたらと外部アンテナをくっ付けるってのは、良くないんです。


どんどんとリブリブがも見てくれ重視路線を突き進んでイキますねぇ。
さすがの嘘っ子UMPCです〜〜〜〜〜〜〜〜@


無線LANの設定は、慣れてしまえばそんなに難しくは無いんですけど・・・・
セキュリティの設定はちゃんとしとかなきゃなりません。
最近の製品ではボタン1つ押すだけで可能なAOSSとかもありますが。
それが付いてないヤツだと、MACアドレスフィルタリングとWEP(128bit)は最低限必要です。
(ちょっと前の携帯ゲーム機も使う場合は、ここまでのセキュリティしかサポートしていなかったりするんだが)

当然ですけど、ESS-IDとか設定画面のパスワードってのは、最初のメーカー標準なのから変更しておく必要もあります。
意外と、こういう部分がルーズなのから侵入のきっかけとなったりしますからね。
・・・キャッシュカードの暗証番号=誕生日ってみたいな愚か者になってはイケマセン。


ここで、よく「WEPなんてすぐ破れる」「MACアドフィルタはほとんど意味が無い」とかご高説を打つ人が、必ず出てくるんですが・・・・・
そんな話ではありません。(別の話です)
ただ、「鍵を掛けようね」って言ってるだけで、鍵の種類や性能の優劣を論議してるのではないのです。

これはセキュリティの基本的な所なのですけど、「絶対に破られない事」を問題にするケースこそ限定的なんです。
「破られるか、破られないか」と言い換えても良いですね。
・・・これは、どんなセキュリティでもいつかは「破られる」と考えるのは常識となってます。
(ですからセキュリティの設計者以外では、この問題を論議する意味すら無かったりするのです。常識で答が出てますから)

実際に役立って大事なのは、「いかに破られにくいか」「破るのに手間が掛かるか」なんですね。
よく家や自転車の鍵でも同じですけど、「複数ロック」が有効だと言われます。
そこに「いや開くような鍵なんだから、いくつ増やそうが一緒だ」なんて言うのは間違ってますよねぇ。下手すりゃキチガイ扱いです。
いくら比較的短時間で解錠可能な鍵でも、掛かってるのと掛かってないのでは実際には大違いです。
そして論破されるのが悔しくて「いやいや、そもそも鍵を勝手に開けようとする事自体が、悪い事だ」とかワケの判らないコトを言い出すマジキチもまた多いんですけど。
・・・話題が噛み合っていないってのは、困ったモノです。ただ勘違いしてるだけなら良いけど、歪んだ自己主張だとタチが悪いですな。


無線LANの、MACアドレスフィルタリングとWEP(128bit)暗号を設定するってのは、自転車で言うと「元から付いてる鍵」と「ワイヤー錠(キー付き)」のWロックみたいなモノです。
予め、解錠の為の工具(ツール類)を準備して持ってきたヤツに対しては防げませんけど、そうじゃない通りがかりの出来心な盗人には大丈夫でしょう。


もちろん無線LANの解錠ツールとして、色んなのが存在します。
そういうのを使って悪い事を企んでいるのを阻止するんならば、やはり暗号化はWEPではなくWPA(WPA2)がオススメですね。
現在ではこれが主流となってんですが・・・・・これから無線LANを構築するって方じないと、対応機器への買換えが必要なので実現は困難です。
ちなみにセキュリティの常識として、堅牢強固になればなるほど、実際の使い勝手が悪くなったりします。
PCの処理性能を消費したり、通信速度が低下したりですね。
まぁ余計なお仕事が増えてんですから、仕方ないんですけど。
なので、全体的に処理性能に余裕がなければ、より高度なセキュリティを導入することが出来ません。

正直言うと、リブリブの処理能力だとWEP128bitは結構キツいんですけどねぇ。
でもご近所には比較的アクセスポイントが沢山ありますから、使ってる人が多い=セキュリティレベルを上げなきゃなんないので仕方ないです。


で、お話はSVEC製WLB-1100に戻ります〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
このデバイスドライバと接続ソフトなんですが、全て英語ですv
つまり無線LANの知識がある人しか使えないんです。(完全に無防備マンAPでなら、即つながるんだけど)

しかも。サイテーと言いたいのが・・・・WEPの設定です。
普通は「文字列」で入れると(128bit=13文字,64bit=5文字)対応する16進の文字コードへ変換してくれるんですが、
それがありません。
つまり、直に16進数の文字コードで入力せよってコトとなってます・・・・・・。

この文字列<>16進数文字コードってのは、まぁ使えるのが少ないんでそれほど苦労はしないんですけど。
使える文字列=数字の「0から9」とアルファベットの「a〜zとA〜Z(小文字と大文字は区別されます)」です。
昔懐かしいASCII(アスキー)コードなんですよねぇ。
数字では、0−9が[30h]−[39h]。文字ではA−Zが[41h]-[5Ah],a−zが[61h]-[7Ah]に対応してますv


おっと。ここでまた話が脱線です。
16進数の表記のヤリ方で、年がバレますねぇ。
0000h〜0FFFFhって書くのは、昔のアセンブラ使いに多いんです。爺ィですな。
ちなみに、0000H〜0FFFFHと大文字で書くのも、爺ィに変わりありません。
0x0000〜0xFFFFってのだと、C言語などの使い手に多いです。
私も自分では後者の方にしようと努力してんですけど・・・つい油断すると昔のクセが出てしまいます。
最近はHTMLのタグ書きをする事が多いので、色の指定で使う#000000〜#FFFFFFも慣れて来てますけどね。


で、つまり文字コードに自分で変換しなきゃなんないんです。
例として「ViViEgKK02121」とします。(丁度13桁です〜ちなみに実際にコレは使ってないですよ)
文字コードに変換すると、「5669566945674B4B3032313231h」ですねぇ。
このSVEC製LANカードでは、後者のコードでしか入力が出来ないんです。
さすがに・・・・実用性を犠牲にした見てくれ重視、の製品ですねぇ。
と言うか、そもそもWEP暗号を使わないと想定してるのかもしれません。
(実際、文字コード変換なんてのはプログラム上追加しても対したことはないんで。やってないのが不思議な位)

とにもかくにも、面倒臭いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
さらに、無線LANカードを取り外したり付けたりしてると、何かの拍子にこの設定を忘れてくれちゃったりするんです。
そうなると、また最初からヤリ直しってコトになります・・・・・・。
だからと言って、無線LANカードを差したままPCを持ち運ぶのは良くないですねぇ。
ちょっとどこかに軽くぶつけただけで、壊れちゃったりしますから。(出っ張ってるんで当たりやすいです)
PCカードに限らず、移動時はコネクタ接続は外しておくのが基本です。


それと、私の使い方特有の問題なのですが・・・・音声出力の部分です。
ヘッドホン端子として3.5φステレエミニジャックが付いてんですけど、このジャックってのはあまり耐久性がありません。
そもそも基本的には、もっと大きな6.5φTMS端子ってのがあって、その小型版ですからね。
なので抜いたり差したりを繰り返すとどうしても接触が悪くなってきたりのトラブルが出てきます。

物理的機械的な可動接点が接触してるってコトで仕方ないんです。
それと、ジャック部品と基盤との固定方法もまた問題です。
・・・・端子への半田付けだけで、ジャックを支持してるのが多いんです。(ノートPCも同様)
これだと、使ってて運が悪いと「なんかちょっと刺さってますよ?モード」になってしまって、内臓スピーカから音が出てこなかったりの不具合が生じます。
もしくは本当に、ホコリなどの異物が挟まっちゃってる場合もありますけどね。
特にプラグに横方向とかの力が加わったりしてると、そういうコトになりやすいです。
抜き差しの時の僅かなこじりが、繰り返されて疲労破壊に繋がる場合もあります・・・・・。

つまり、トラブルを未然に防ぐのならば、ヘッドホンジャックへの抜き差しはあまりしない方が良いのです。
メビちゃんの方はヤマハのUSBオーディオアダプタ(UX10)で外部スピーカに繋げてますから、それでokですけどね。
(そっちの方が、S/N比とか音質が良くて、音量も取れるんです。)
主用途がギャフー鑑賞マシンで、時々家庭内モバイル豪華版ってコトです。

リブリブの方は・・・未対策です・・・・・。
工場の方でBGMに使うのに、安物USBオーディオアダプタを使ってたんだけど・・・さすがに安物、壊れちゃいましたv
もっとも最近は、リブリブを持っていかないコトが多いですけど。
父親が入院してた時に貸してたので、とにかくゲームとか沢山ブチこんであります。
120GBのHDDが一杯になってて・・・さすがに余計なファイルばかりなので、整理しなきゃイケマセン。
マシン性能から言うと、120GBのHDDなんて全然必要ではなかったはずなんですげとねぇ。


と言う事で、次回のコラム更新は12月に入ってからの予定ですv

●2009年11月27日(金)

ここんとこのマイブームだった原チャリvinoさんも、なんとか一段落付きましたv
コラム記事のネタとしてもとりあえず最終便です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


vinoさん最終回のお題目は・・・・
お金を掛けずに、速くするなんて夢を見ても良いじゃない、というコトです。
まぁ具体的なやり方は先日のコラム記事の通りですけど、その効果ってのはどの程度かのアピールとして、
またまた「ようつべ(youTube)ビデオ番組」を作ってみました〜〜〜〜@

今回vinoさんの件では、外人さんのvinoビデオで随分と楽しませていただいたので、そのお返しも兼ねて。
これも先日のコラム記事に貼り付けてあるのですけど、走行中のメーターの映像ってののリスペクトです。


バイク(とクルマ)の、オンボード映像シリーズも第4弾となりましたけど、こういうのは臨場感とか迫力とかの表現に苦心します。
そもそもの乗り物自体が、おおよそ走りには無縁なのばかりなのですけど・・・・・。
今回はズバリ、加速の具合はこんな感じだよってのの説明なんですけどね。
タイムアタックみたいな風味になってますけど、これは正確にヤルんならせめてライダーの体重は明記しておかなきゃダメでしょう。
でも・・・・ナイショですv
まぁ重たい方だろうから、参考にしていただくには良いんですけどね。


とにかく、現物を見て頂きましょうv

※再生すると音が出ます。BGMが鳴っている場合は左のメニューから停止するか、終わるまでお待ち下さい。



まぁ、こんな感じです〜〜〜〜@
写真とか素材とかが結構使い回してありますけど、ご勘弁を。
しかしメインの走行ビデオは、某テストコースにてちゃんと新たに撮りおろしてございますv

・・・・販売促進用のプロモーションビデオにしようと思ってのコトだったのですけど、事情が変わってしまいました。
なので純粋にお楽しみビデオとして使う事になったのです。
まぁ、該当機種のvinoさんは結構沢山出回ってますから、誰かが何らかの参考にしてくれればイイな〜と思っとります。


今回は、ちょっとビデオファイルの変換方法とか設定を変えてみて、画質向上の実験をしてます。
なんか上手くいった様子でして、以降この設定でイキたいと思いますv
YouTubeはこうするのがベストだって様式は非公開なので、色々とやってみるしかないんです〜〜〜@

それとアニメっぽい手法も使ってます。
作業説明の中の、赤く点滅させてるのがソレです。(レタッチソフト使用して、手作業でやってます・・・面倒ですね)
まぁ原理的には1コマずつ書いて繋げれば、絵は動くんですけど。
ちなみにテロップとかワイプ(切り替え)とかは、WindowsMovieMakerさんの機能にお任せです。
でも、あんまり種類が無いので、マンネリ化しちゃうんですよねぇ・・・・・。


さらに、原チャリの生音を今回はバッチリと入れてあります。
もっとも単純なゼロ発進→フル加速→トップスピード到達、ですから排気音が無いと寂しいんです。
しかしBGMもちゃんと組み合わせなきゃ気が済みませんので、この部分の時間合せには苦労しましたねぇ。
(もちろん走行シーンは早回しとか編集加工などのインチキはしておりません。最初のカブのだけです)
とにもかくにも、バランスとか間合いってのが大事なのです・・・・。

完全なタイミングではありませんけど、概ねはBGMの曲とシーンの変わり目が同期しているのです。
やっぱりこういうトコを合わせると、見てて自然な感じになるんですねぇ。
でも、構成の時点から考えなきゃならないので結構大変です。


まぁ番組タイトルに「簡単チューン」だし、中身では「費用¥0-」とかセンセーショナルに表現をしてますけど、
実際には結構オススメ出来る方法なので、okでしょぅねぇ。
より高性能を求めるのなら、もっとお金を掛けてキッチリやれば良いのですけど・・・・
でも下手すると、この「簡単チューン」仕様とあんまり変わらなくなっちまうかも知れませんねぇv
社外の駆動系パーツポン付けとか、勘違いしてCDIだけ変えた仕様だと、むしろ「簡単チューン」に及ばない可能性が高いです。
意外と、組み合わせのバランスが良いんですよ、コレ。
(ちなみにウェイトローラすら、ノーマルのままでokってのは・・・・結構スゴいことじゃないかと思う)
このビデオ番組は、指標と言うか目安にしていただけても良いと思います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

これ書いてるのは、ようつべにアップロードしてから3時間ほど経ってますが、既に再生回数が20回を超えてまだまだ伸びてます。
(時間帯は、真夜中なんですけどねぇ・・・・・)
やっぱり、この手の情報ってのはウケが良いのかな?


もっとも、後の細かなフォローまでしたくないので、最後の「enjoy and safety.ぶいぶいEg共和国」の声入りテロップは入れておりません。
まぁよそのブログとかで引用して使ってくれる事を前提にしていますからね。
(だからって「俺が作った」みたいに主張して横取りするのはダメ、禁止。)

フォローってのは・・・・何でも質問箱になっちまうってコトですね。
まあ大抵のコトにはお答えしてますけど、でもあまりにも基本的なコトから説明しなきゃなんないってのは困ります。
少なくとも今回の場合は、変速プーリーの役割とか判ってて、脱着作業は自分でやれてるのが前提です。
それと非該当モデルでの、改造計画立案ってのは・・・これはさすがに無料で行なうワケには行きません。
だって、そのプランニング自体が既に、「チューニング技術・ノウハウ」そのものなんですから。(立派な商品です)

部品の費用¥0−で速くなるのが奇跡なら、ノウハウが無償提供されてるのもまた奇跡なのですv


冒頭の、おカズの写真ですけど・・・・あまり意味ってのはございません。
この間また作って、食べましたよってダケですv

でも、この写真はちゃんと新たに撮りおろしです。(お皿が一緒なので、判りにくいんですけど)
できるだけ美味しくキレイに撮影するよう心がけました。けど携帯電話カメラなのです〜〜〜〜@
こういうのもヤリ方とか工夫して、試行錯誤してノウハウを作っていかなきゃならないんです。
なので、何事も練習ですね。

さすがに、また違うコトをやってみたいなーと思っとります。
なかなか良いネタってのは、出て来ないんですけどね。

●2009年11月24日(火)

本日も、またまたvinoさんネタでございます〜〜〜〜〜〜@

売り物とするvinoさんですけど、一通りのチェック&メンテナンスをようやく済ませました。
(本当はまだバッテリーの新しいヤツを入れてあげなきゃなんないんですけど、それは別口ってコトで)
写真の撮影も先日したのですけど、ちょっと見た感じも変わりましたからこれはやり直しします。

で。
すっごく悩んでいたのが・・・果たして「完全ノーマル仕様」のままでメンテナンスするのか、
それとも「ちょっとだけ改」をしておくのかってトコです。
写真画像や売りコメントでは、便宜上「速度リミッター解除」と表現してますけど、つまりノーマルで性能抑制されている、
ギヤ比(変速幅)の部分をちょっとだけ手を加えて、本来の姿に戻してあるのです。
正確には、立派なチューニングではありますけど、やってる内容は簡単かつ低コストなのでココは軽く「リミ解」と呼んでますv


ヤマハのジョグ(メットイン3KJ以降)では、実はCDIによる点火制御での速度リミッターを掛けていない機種があります。
CY50と言う6.8psジョグ(3KJ1-9,A-D全て)とジョグスポ6.8ps(3RY1/2)、そしてビーノ前期(5AU1-8)です。
メーカー純正CDIの部品品番が、「3KJ-,3VR-,5AU-」のいずれかで始まるタイプが付いてるヤツ、とも言えます。
当然ですけど、80/90/100cc版もリミッターはありません。3VRってのは・・・AXIS90のコトなんですv

ちょっと判りにくいんですけど、3YK/3YJってのモデルにはCDIのリミッターが付いてます。
デイトナのカタログのCDIで、青い方のラインナップにあるモデル=CDIがリミッターと判断するのが良いかも。
メットインJog系だと5種類の製品がラインナップされてます。
ちなみに、キタコの方でもokです。
それ以外のメーカーだと、単純に社外CDI=リミ解、と考えていなかったりするので判断基準にはならないんです。


話は戻りまして、CDIでの点火制限をしていないモデルは主に駆動系のセッティングと、エンジン特性(高回転特性)の味付けを組み合わせて、
結果的に60km/hを超える速度が出ないようになってるのです。
ここで大事なのは、ギヤ比だけではなく絶対的なパワーの都合もあっての、60`なんですね。

もちろん最高速だけではなく、出足から中間加速の特性や燃費などの「扱いやすさ」の点での実用特性ってのも、
各々のモデルにより設計セッテイングは色々と異なるのです。
このカテゴリのバイクは、とにかく速さとかではなく、扱いやすさを重視してありますからね。
(原チャリで凶暴な加速特性を持たせるのは・・・・商品的にはダメでしょうからv 過去何度もこの点は改良されてきてます)

ちなみに、vinoさんは「お姉ちゃんスクーター」なので、かな〜りマイルドでソツが無い走行特性となっているのです。
この「のほほん」としたダルさが・・・運転してると「もっと走ってくれ〜」と言いたくなる部分でもあるのです。
はっきりと遅いってほどでは無いんですけど、でも何か妙にユルいんです・・・・。
さすがに今日日の4スト原チャリよりは、軽快に走りますけどね。


やり方は簡単ですv 部品代コストも掛かりません。
ただしプーリーを削る加工がありますので、リューターなどの工具が必要です。


まず、第一に長すぎるプーリーボスの短縮です。
これは他機種と比べ1.0mm長いボスに、0.8mmの厚みの部品図No.16のワッシャが入ってます。
まぁその他車種のにもワッシャが入ってます。1.0mmか1.3mmのが多いです。
つまり、ワッシャを取り外してしまえば・・・・他機種比で同寸か0.3mmほど短いと言う事になるのですね。
ちなみにボス長を短縮すれば、全体的に「高速側へと移行」します。
※他の部分との絡みがありますので、あくまで原理的にというコトで。
普通セッティングでは0.5mm単位で替える部分ですので、0.8mmとはかなり変動幅が大きいんです。

その次に、変速プーリーの加工です。
ウェイトローラ(No.12の6個あるパーツ):以降WRと略しますけど、この移動量を増やします。
写真右下部分で、WRが入ってる溝の中央側に出っ張りがありますけど、これを削り落とします。
画像加工で赤〜く色を付けてある部分ですね。
すると、プーリの変速幅は、より「低速側へ拡大」されます。


この、「高速側へ移行」+「低速側へ変速幅拡大」の組み合わせで、丁度良くなるのですv
機械的な寸法変更の量も、プライマイナスで丁度イイ感じにもなったりします。


ヤマハのJog系は色々な仕様がありますので、流用部品・テクニックもまた色々あります。
今回はやりませんでしたけど、ベルトの長さを変更する事もできたりするのです。

vinoさん純正で付いてるのは、「4JP-17641-00」ってのです。
これはヤマハ車での「3VP-17641-00」または「3WF-17641-00」に比べて、約3mmほど長いのですね。
(ちなみに3KJ-17641-00は、3VP-から更に短目で幅広になってます。)
ベルト長を短くすると、これも原理的には「高速側へ移行」する要素があります。
もっともスリップ量とか他の絡みがあるので、すんなりと断言できませんけども。

社外品のベルトは、チューニング用に限らず補修用のですら、メーカーにより寸法がマチマチです。
ちょっとした寸法の違いで大きく走行特性が変わる部分なんですけど、その割りには無頓着に製造してるメーカーが多いんです。
なので、セッテイングをしててもし良い結果が得られたのならば、その部品の寸法、少なくともメーカー・銘柄位は記録しておかなければなりません。
と言うのも、ベルトはかなりの消耗品なので、楽しく走り回ってれば必ず交換する事となりますからね。
その時に、良い結果の再現が出来なければ・・・・お話になりません。

vinoさんで今回やらなかったのは、こういう部分で助かってます。
つまり、ノーマルと同じ品番のままで、補修が可能なのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
WRに付いても同様ですねぇ。(ちなみにvino純正は、5.5gなのですよん)
距離を走れば「ベルト・WR」は消耗品としてほぼ必ず交換するんで、これを変更しないって選択はそれなりに有意義でしょう。
今回のお題目はあくまで「リミ解」レベルですからね。


で、このリミ解仕様にすると、どんな感じになるのか。
ノーマルvinoさんの「お姉ちゃんスクーター」らしいのほほんとして加速感ってのが、ちゃんとしたJogに戻りますv
スタート〜出足15km/hまで・・・・これはノーマルとあまり変わらないです。ちょっとモソっとした感はありますが。
15〜55km/h,〜60km/hまで・・・変速域の中での加速は、「良好」です。60`位まではその勢いです。

〜70km/h前後・・・・・エンジン回転が「じんわり」と伸びて行きます。無風平坦路での最高速は68〜70km/hってトコでしょう。
針は、速度警告灯を超えた黒枠の上辺りの位置まで出るんです。
写真右上にメーターとイラストが入れてある物がありますが、これは先日(11/19)の記事のとは別です。
ちゃんと走行距離が多い方になってますし、そもそもメーター作動していない状態で写ってますから。


全体的な感覚では、「もっと走ってくれ〜」と常時感じてたのが、「そこそこ走る」程度になりました。
使いにくかった部分(妙な遅さ)がなくなって、とても具合が良いのですv
全くのスクーター初心者(お姉ちゃん)はノーマルの方が怖くないので良いんですけど、それでも慣れて来たらリミ解してある方が実用的でオススメです。

もちろんですけどベテランとかマニアの方には、物足らないと思います〜〜〜〜@
つーか、物足りるとかそんな評価軸がそもそも大いなる勘違いですけどね。
以前作った「ぷちチューン仕様(YouTube掲載車)」は足回りがちょっと負け気味な部分があったんですけど、
こっちのリミ解の仕様だと、そういうのはあんまり感じられません。
(ちなみにぷちチューンの方が、物理的な程度が上なのです。タイヤだってショックだって新しいし)

取り立てて素ノーマルから悪くなった部分は、ありませんv 優秀です。
あくまで、お気軽お手軽簡単に乗ってもらう普通の原チャリなのです。


最後に、このvinoさんの商品説明です〜〜〜〜〜@

ヤマハ★ビーノ(YJ50R/5AU1)
 1997年モデル・・・・・・初期型です。

 走行距離・・・・9,700kmほど。
 駆動系パーツは純正部品で交換済み。(小加工で、リミッタ解除仕様になってます。)

 プラグ、エアフィルター交換済み。キャブ調整。
 タイヤ前後8〜9分山。銘柄はIRCです。80/90-10TL。

 バッテリー・・・4B-BS相当品。
  (要交換。オークション出品時は現状/一般ユーザへの販売時は交換予定)
  ※バッテリーが無いと、ウインカー点滅をしない・ホーンの鳴りが悪い状態となります。
   バッテリーを入れればセルモータ等も含めて全て正常に作動することを確認済みです。

 外装は、サビ・汚れ・キズ(塗装の剥がれ)があります。割れはありません。
 キーは1種類。スペア含め2本付属します。
 シートはヤマハ純正カバーを被せて補修してあります。(オリジナルの表皮は破れてます)

 事故などの補修暦は、ありません。
 走行テストでの不具合・異常はありません。念入りに走行チェック済みなのですv



現在まで常時稼動していたバイクを下取りして、整備したものです。
(バッテリーは使えていたけれど、他に流用してしまいました)
安心して乗れる、オススメの原チャリです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
今の所、下見予約客が1名みえます。


パフィーがCMをやってたんですよねぇ。
Youtubeでその当時のビデオ映像を探してたんですが、ちょっと見当たりません。
確か「家から5kmの大冒険」とか言ってたような??
ちなみに、Youtubeにて「vino」で検索すると、私の「Vino★疾走中!」が結構な確率で上位に出てきます。

オマケです。
※再生すると音が出ます。左メニューからBGM演奏を停止しておいて下さい



珍しく、vinoネタ映像でオチがあるんです。
・・・・カメラを落としてますねぇコレ。

●2009年11月21日(土)

バイクネタですが・・・・また、ビーノさんです〜〜〜〜〜〜@

ついこの間のvinoとは違うバイクでして、今の所は引き上げて来たまんまの素ノーマルです。
もちろんちゃんと稼動していたモノなので、ちゃんと走ります。
(燃料が無かったので、補給をしてきてあります〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@)

この間の「ぷちチューン仕様」で、書くべきコトはほとんど書いてしまったのですが、素ノーマルのを乗ってみてのインプレですねぇ。
正直、ファインチューン仕様と呼ばれるタイプのイジり方ってのは、全体的な速さをカサ上げするのですが、
エンジンフィール等は違和感が少ないように、ほぼそのまんまのような感じでまとめます。
つまり、エンジンが掛かり難くなる・低回転がスカスカ・回してってある回転からドッカンパワー、というのは忌避されるのです。
場合によっては排気音がでかくなるのも嫌がられますからねぇ。

しかし、それが上手く仕上がれば仕上がるほど、その効果が判りにくくなってしまいます。
ようするに・・・・まぁ速いって言えばそうなんだろうけど・・・・まぁ、こんなもんじゃないの?みたいな感じです。
面白みってのには正直欠けるのですね。
もちろん使い勝手を第一に考えてますので、「普通においしい」という状態です。

この、普通においしいってのがクセ者でして、人によってそれが「美味い」であったり、
また「マズくは無い」であったりするんです。
素直に、美味いと感じてくれれば大いに結構なのですけど、「マズくは無い」程度では、むしろお金と手間を掛けても報われなかったりするかも知れませんね。
こういうコトがあるので、私のトコではあんまり改造ってのをウリにはしたくなかったのです・・・・。
どうせ何かヤるのならば、ちゃんと楽しまなければ勿体無いですので。


とか言いつつも、私自身がこの贅沢病に陥ってたりしました〜〜〜〜〜〜〜〜@
先回の「ぷちチューン」vinoはこの「普通に美味しい」ヤツでして、実際たいして速くなってるワケではございません。
さらに、原付きの枠の中だけって縛りをほどいて考えてしまうと、原チャリクラスの速度なんてのはたかが知れてますからねぇ。
・・・まぁ、こんなものなのかな〜という疑問が残っていなかったワケではないのです。

しかし、その「速いのか?」という疑問を払拭するようなマシンを製作するのならば、ファインチューンの域では到底無理があります。
2ストだと、排気系・つまりチャンバー装着は前提となって来るでしょうね。
排気量upと言う手もありますが・・・これはこれで色々と困難な問題が出てきたりするのです。
ビーノの場合は、やはりマフラーですねぇ。
(vinoとJogで違うのがココです。Jog用の流用をすると、カウルに当たるんですv)

てなコトもありまして、さらに久々の50ccスクータなので、その速度感覚ってのは判らないんです。
ただ一つだけ言えたのが、vinoでは最高速が大体60km/hまで。がんばっても+5km/hってトコですね。
それと中間加速に付いては、確かに体感的には2ストの特性で「良好」と感じやすいんだけど、
交通の流れと対比すると必ずしもそうとは言えません。
信号待ちで一番前に居ると、どうしても後ろの車からボわれる形となり焦ります。
その時には、「もうちょっと加速が良ければ、すごく楽になるのに・・・・」と痛感するんですね。
でも、これは第一種原動機付き自転車クラスの宿命でもあります。

ようするに、当たり前のコトなのですねぇ。

しかし、ぷちチューン仕様vinoだとそれがありません。
速くはないんだけど、そのスタートの出足〜中間加速〜の部分が「遅くない」のです。
なので、後ろのクルマをあまり意識せずとも楽々走れたんですね。

ちょっとYoutubeで「vino」と検索すると外人さんのが出てきて面白かったので↓コレなどを。
※再生すると音が出ます。BGMが鳴っている時は左のメニューから停止しておいて下さい。


説明コメントは, Test run of 02 Yamaha Vino. Deregs, 105main jet, needle up one, no air filterと書いてます。

2002年式のビーノと言えば、SA10Jじゃないかなと思います。排ガス規制第一弾後のヤツですねぇ。
とは言っても最高出力4.6kW (6.3PS)/7,000r/min、最大トルク6.6N・m (0.67kgf・m)/6,500r/minは旧モデルと変わりません。
「Deregs」ってのは何なのか不明ですが・・・多分Delux(デラックス)のコトじゃないかと思います。
ビーノには、クラシックとかデラックスと呼ばれる豪華なモデルがありましたからねぇ。
もしくは、こっちの方が可能性として高いんだけど、De-regs,つまりレッグシールドを取り外したという意味かも。
原チャリのレース志向のヤツってのはとにかく軽量化&空気抵抗低減のためにカウルを外すのがセオリーです。
で、エアクリーナエレメントを外して、MJを#105に,ジェットニードルをクリップ1つ上げて燃調を濃く補正してあるってコトです。

そして動画を見ますと、幹線道路での直線で全開走行をしていますねぇ。
行きと帰りでそれぞれ走ってます。
トップスピードは、行き=38マイルなので約60km/hちょい,帰り=40マイルで約65km/hですねぇ。
(勾配とか風向きで、差が出ているんだと思われます)

私のトコにもある素vinoでも、やはり性能はこんな感じです。
中間の加速とか、50キロから上の伸び具合とかも全く一緒ですねぇ。
ぷちチューン仕様の、改造前の状態もやっぱりこんなだったな。


この外人さんvinoはその後チューンされ、7ヶ月後の状態が「Yamaha Vino test run II」で紹介されてます。
すごく速くなって、90km/h超にまで到達しているみたいですねぇ。
電タコが付いてるんですけど、11.800rpm-を差してますからチャンバー付きですねぇ。
ポート加工とか1本リング仕様だってコトも書いてあります。
チャンバーは、Tecnigas Next Rってのですねぇ。ユーロチャンバーです。

こういう楽しそうなのを見るとワクワクして来てしまいますが・・・こうやってイジったマシーンは素晴らしいパフォーマンスを発揮する反面、
維持管理がとっても手間が掛かります。もちろんお金もですよ。
この方もコメントの中で、ウェイトローラは500マイル(800`)毎、ベルトは1000マイル(1600`)毎に交換って言ってますし。
そういう苦労付きでのおハナシなのですv


Youtube(ようつべ)でビーノの関連画像を探してたら、このスクーターってのは外人さんの方に沢山人気があるんですねぇ。
やっぱりデザインが可愛いってのが大きいのでしょう。


で、写真の下側のビーノさんですが、これは私のトコの在庫車となっております。
これをどのようにさばいて行く計画かってのはまだ未定です・・・・・・。
多分、ヤフオクへ出品するコトになると思いますけど、問題はどの程度の整備をするかですねぇ。
前タイヤの磨耗が酷いんで交換しなきゃならないです。
駆動系も、あと少しで1万kmですから交換してあげたいな・・・・・。
ちなみにこれらは、この前のvinoさんで外した中古良品があるので、お金は掛からないんです〜〜〜〜@

バッテリーは移植しちゃったので、残ってるのは寿命が尽きた不良品しかありません。
形式は新しい方、つまり「4B-BS」なので、ちょっと高いですねぇ。
激安通販shopでも2千円ちょいしますし、ちょっと品質的に安心できるヤツだと4千円位はするのです。(送料別)
まぁこれは、「乗る人」が用意するってコトにしときます〜〜〜〜@

それと、ミラーですねぇ。
メッキのサビが酷いですので、要交換です。掃除して何とか成るレベルを超えてますからね。
本物は片側\1.570-ですけど、偽物タイプだと千円ちょっとで両方揃います。
ちなみに、左右それぞれ専用なのです。(右用と左用と、別々で入れ替えて使えません)
ただ、vinoに関しては個人的にジャンケンミラーとか、それが恥ずかしいのならチェッカー模様のミラーとか、
ちょっとばかり贅沢させていただけるのならBumミラーなんてお洒落をしたいのですv
まあこれもヤフオク売りならば、逃げ口上みたいに聞こえちゃうかも知れませんけどね。

あぁ・・それと、エアフィルタエレメントとプラグの交換もしときたいですねぇ。
もちろん現在稼動中のバイクですので、ちゃんとエンジンは掛かるんですけど。
これらで\1200-程度かかりますねぇ。

外装に付いては、ちょっと左サイドカウルにステッカー貼り付けがしてありますが概ねキレイです。
ちょっとキズはありますけど、割れてないので、わざわざ部品交換してあげる必要性は薄いでしょう。
これは後日洗車をしつつ、念入りにチェックして見たいと思います〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
グリップは黒くなってますねぇ。本当は茶色いのです。溶剤で落ちれば良いのですが。
(つまりこの写真を撮影してる時点では、洗ってさえいないんですv ガソリン入れただけ)
シートの鍵穴部分プロテクタは例によって脱落してますけど、これはとって置きの補修ブッシュがありますから
それを入れておきます。(先日のvinoの時に、買って来ておいたんです)


色々とヤっておきたい部分ってのはあるにはあるんですが、でも商品としてなら素ノーマル仕様が面倒無くて良いですね。
折角、性能拡大されてても冒頭のように、面白さ追求した仕様じゃないと無駄になりそうです。
ヤフオクで素通りさせるのならば、いちいち手を加える必要はないでしょうな。
もっとも暫くの間でも自分で乗るんならば、お金の掛からない範囲でのメンテはしといた方が良いでしょう。

まぁ、ぼちぼちとヤりますです。

●2009年11月20日(金)

ちょっと見ない間に、PCネタの方もありましたので出します〜〜〜〜〜〜〜@
と言っても、待望のニュ〜マスィ〜ンでは無くて、単なる修理です。

患者さんは、メビちゃんこと「SHARP/Mebius CB1-C9」でございます。
ちょっと小ぶりなノートPCで、モバイルDuron1GHz搭載、12.1型液晶。
実はこの機種は、台湾のMiTACで製造してるOEMモデルだったんですねぇ。
マイタック社は最近カーナビの分野で、大躍進中です〜〜〜〜@


ざっとおさらい。
まぁいわゆる「ギガノートPC」の仲間でして、でも何とかモバイル用CPUを載せて来てあるのです。
でも、やっぱり発熱が難点でして、それに加えてバッテリー寿命も弱いんです。
本格的に電源の無い所でモバイル活用しようと思ったなら、もっと後の時代の省電力設計されてるのじゃなきゃ無理でしょう。
その代わり、ビデオ動画再生も何とかこなしますし、最低限使い物になるレベルですから重宝します。

もう一台ある商売用の「りぶりぶ」ことリブレットL2は、さすがにCPUがクルーソ600MHzですから動画は苦しいです。
今流行の、ネットブック等のモバイルPCと見た感じが似ているので、見栄は張れますけどねv


で、これは私にとって個人的に記念すべきPCなのです。
と言うのは、唯一ちゃんと新品で購入したパソコンだからですねぇ。(ずーっと昔にはMSXも買ったけどね)
その他は中古PCもしくは中古部品を交えて組み立てたPCしかないのです。
部品レベルでは、新品はチョコチョコと買っているので、必ずしも中古専門ってコトではないですよ。

正直言って、このPCを何か活用するのかと言うと・・・疑問です。
OSは、WinXP(home)でして、SP2を適用しても何とか大丈夫みたい。
今の所の使い道は、もっぱらGyao鑑賞用になっているのですけどね。
(但し、MS-SilverLight3をインストールしての方でスムーズに再生する能力は、残念ながらありません)
これは鱈セレ1.4Ghzのメイン機と予備機の方でも一緒です・・・・。


一応、メインメモリは内臓128MBに加えて、増設512MBを最初からしてあります。
トータルで640MBですけど、ビデオメモリとシェアしてますので32MBほど差し引かれます。
それりでもデスクトップPCの方よりも多いので、この点だけは心配いりません。

このメモリ容量の問題ってのは、厳密に「使いモノにならないレベル」でない限りはふんぎりが付きにくいです。
後から増設しようと思っても、そのまんまズルズルと・・・と言うパターンに陥りやすいですねぇ。


そのメビちゃんもここ近年は不調でして、時間が経つと時々「キー入力がおかしくなる」症状が出てました。
左側のCTRLキーとSHIFTキーが、入りっぱなしになっちまうんです。
(指でパシパシと押せば、復活しますが・・・)
それと、熱暴走らしいフリーズがかなり頻発してましたねぇ。不安定ってヤツです。

という事で、修理、修理v
もちろんですが、ン万円も掛けるほどのモノではありません。
いくら思い入れがあるっても、やっぱり性能的にはモバズロ1GHzでチップセットKT133ではキツイですからね。
WinXPが動いてはいますが、ビデオ動画も圧縮コーデックによってはカクカクしますんで。
なので、数千円程度の予算でならば直そうってコトにしました。


早速、ヤフオクで部品取りジャンク品から探します〜〜〜〜@
こういう時のコツってのは、「欲しい部分」が無事で、それ以外「壊れてる」モノを探すのですv
わざわざ壊れてるのから探すのは、安く入手できる可能性が高いからですけどね。
(もちろん後のコトまで含めて考えなきゃならないのは当たり前です。具体的には「修理技術料」ですよ)
私のメビちゃんは、画面関係は正常動作してますし、外装もそこそこキレイなのです。
ようするに欲しい部分は、メイン基盤なんですねぇ。
このほど良い壊れ具合を見極める眼力ってのが、中古部品取り用の調達でのキモとなります。

で、ありました〜〜〜〜@
しかも内容は「不明」「判りません」「詳しい事は知りません」のみという、危険なシロモノですv
商品説明は・・・「ACアダプタ以外の付属品と、HDDはありません」「なので起動チェックしてません」。
出品者はなんかリサイクル屋さんみたいです。業者ですな。
でも何とな〜くピンと来たんですよ。コレはイケるのではないだろか?と。
しかも、値段が超安っいスタートです〜〜〜〜〜〜@ 確か2千円位でしたね。
なので、ウォッチリスト入り代わりの入札をしといてそのまんまにしといたら・・・・・落札できてしまいましたv


そして到着です。
ここで大発見してしまいました〜〜〜〜〜@
なんと、増設メモリ、しかも512MBが入っているのですv うわっはっはっ、儲かった!
(ちなみにこの手の512Mメモリは、4千円位の相場で取引されてんですよ)
リカバリCDは、私のがありますし、それよりも既にインスコ済みなHDDがあるので差し替えてみます。
・・・故障状態は、バックライト不点灯ですねぇ。
ディスプレイパネルを開閉させると、チラッチラッと付くので・・・インバータ回路電源ラインのハーネス断線のようです。
つまり点灯管やパネル自身には、問題が無いんですね。(予備用としてストックしておきますv)

さらにDVDコンボドライブも生きてます。書き込みだって快調です〜〜〜〜〜@
ノートPC用光学ドライブでコンボの奴は結構高いので、助かりますねぇ。
(ビジネスユース品の中古ノートPCだと、CD-ROMドライブってのが多いんです・・・・)

バッテリーは残念ながら終わってました。やっぱりです。


ここでまず、キーボードのユニットの挿げ替えをしてチェックです。
多分、私の見立てでは、キーボードSWではなくてコントローラ回路の故障だと思うんですけどね。
もしくは・・・・・電源制御回路が不安定になってるとか。
(モバアス1500+を突っ込んだり、ビールこぼしてメーカー修理したり・・・・)
でも万一ってコトがありますんでチェックです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

これは軽く2日ほどで再発しましたから、ハズレでしたv

分解に関しては、しっかり作ってあるノートPCって感じで、ちょっと困難です。
リブリブも大変でしたけど、メビちゃんのがもっと複雑ですねぇ。
もっとも、セオリーがある程度通用しますんで扱った経験さえあれば大丈夫でしょうな。
素人さんでは、「ひょっとしたら元に戻らないかもよ?」レベルです。

※何気にノートPCをバラバラに分解してたりしますけど、これはちゃんと元通りに出来る自信と根拠あってのコトです。
なので、一般の方は真似をしない方が良いですよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ いやマジで。


と言う事で、結局の所は「メイン基盤の移植」と相成りましたv
底ケース外装はキッチリとサブシャーシとくっ付いてますので、ちゃんと修理するにはそれしかないんです。
(外装部品が移植できるんなら、部品取りで買ってきたのをベースとして考えることも出来たんだけど)

ネジ、多いです〜〜〜〜〜〜〜〜@
分解も組み立てもとにかく、ネジネジ状態ですな。
ちょっとびっくりしたのは、メイン基盤の構成はかなりシンプルで小さいコトです。
各部分の制御コントローラーってのはチップセットにお任せなのかな?
ちなみにVIAのKT133ってのなんですけどね。

と言う事で、キーボードコントローラー相当セクションが判らなかったので、写真はナシです。
まぁ作業で忙しかったし、小型でもノートPC2台同時進行なのでスペースも厳しいのもありましたし。


余談ですけど、前面手前のタッチパッド部分も良い感じでしたんで、これも予備部品としてストックしときます。
と言ってもこの辺りの部分ってのはバラバラにしとくと後々大変なので、仮組みしておくんですけどね。
問題のある、デイスプレイパネルは取り付けずに置いときますv


で、通電&動作チェックも無事に済ませて、エージングテストです〜〜〜〜〜@
と言いつつも今までどおりの使い方をするだけなんですけどね。

で。この記事書いてるのは交換作業から約半月経ってますv
その間ずーっとテストしてる訳ですけど、どうやら完全に修理完了の様子です。
やはりシステム全体の安定性も、熱暴走かと思ってましたが複合的な要因が絡み合ってたようですねぇ。
一日中付けっぱなしになってても、Gyao鑑賞を長時間連続しても、ほとんど止まりません。


増設メモリに関しては、メモリチェックツールで念入りにチェックしましたけどエラーもなく良好です。
私が購入したのはBufallo製で、掘り出し物のがGreenHouse製ですが・・・・どっちも同等品なんですね。
増設メモリに関してはストックしておくこともないかな〜と思いますんで、換金しますv
(内臓メモリが128MBあるので、もし無くてもそこそこ動くんです)
売り出したのは、Bufallo製の方ですよん。なんか使えそうなイメージが強いんでウケが良いのです。
※こういうモノを売る場合は、ボランティア目的でないならば知り合いは避けた方が良いのです。後腐れ無いし、高く売れるし。
まぁこれはヤフオクでそこそこ良い値段で売れたんでokです。買った人も「完全にバッチリ品」だったのでラッキーでしょう。
私のは部品取りPC購入代金(諸費用も含む)がしっかりチャラになったのですv


光学ドライブは・・・これはちょっと微妙ですねぇ。
売り払っても良いんですけど、使い道が出てきそうな気もするのです。
ノートPCだけではなく、スリムタワーPCでもこの薄型ドライブは使ってますからねぇ。
もしPen4以降のマシンに乗り換えるシチュエーションが出てきたら、活用するコトになるんでしょうな。
なので、これは温存・ストックです。
もっともボッタクリ価格でならば、売却も考えてますよv
売れた金で新品のバルク品を買って、さらにお釣りが来るって寸法ですv
(そもそも個人売買なので、相場とかは買う側が知ってる前提で取引がなされます)


部品取りの成れの果ては・・・昔使ってて不調となったIBM製20GB-HDDを仮に入れてますv
これは作動音がヒーーーーーーーンって大きくて嫌になりますねぇ。
もともとメビちゃんもファンの音がシャーーーーーーーーーーーーーーーーーンって大きくてやかましいんです。
ディスプレイは外部専用なので、予備機のを借りて来なければなりません。
もっともライセンスの問題があるので、堂々と稼動させるのはアウトですv


とにもかくにも、出費も無しで修理が出来て良かったですv
こんなラッキーな事例は、オークションやってても年に1度あるかどうかってトコですねぇ。
(とか言いつつも、数回のペースでお得な想いをしてますです。しかも最近はあまり損はしてないです)

まぁ技術料のトコが、自家製なんで考えなくて良いってのが大きいんですけど。
こういう部分は最大限、活用してんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


そして、このメビちゃんは大活躍です。
Gyao鑑賞用として、夜はベッドサイドに。
料理レシピ本として、キッチンへ。
それにYouTubeのネタ映像探しとか、制約が少ない分「家庭内モバイル」で使っています。
(さすがにりぶりぶに比べると大きく重たいけど、B5ノートPCなので持ち運びは楽勝なのです)

ちょっとイヤホン端子が弱いんで・・・USBオーディオI/Fでも使うかな?

●2009年11月19日(木)

ちょっとココで、バイクネタに戻ります〜〜〜〜〜@

今は昔、の2スト原チャリ★ビーノさんですが、まぁ何とか良い具合に仕上がりましたv
ちょっとトップスピードが中々出ないのが不満なんですが・・・・・(※出る時は、出ます)
これも絶対的なパワー不足ゆえ、仕方ないですねぇ。

今回の仕様は、「登坂」も考慮していますので、あまり高速側へ振れないと言う事情があるのです。
何てったってオールマィティさを求めるには、やっぱ50ccだと力不足です〜〜〜@
しかし現仕様では、近所のテストコースにしてるダム周回路の「超・登り坂」でも目盛りのある速度以上はキープしてます。
(ちなみに、途中でアクセル戻して、また再加速してもちゃんとツイて来るのですv)


冒頭の写真は、メーターのスケールが足らないのでちょっと試しに回してみたモノです。
この位の角度だと、70km/hなんですねぇ。
そして針がほぼ真横の3時方向へ行くと、50マイル(80km/h)であると。
・・・かなりの下り坂でも、そこまではまず出ませんけどね。
平坦路でも条件が揃えば、75位には到達するんですが。

と言うか、ビーノさんってお洒落スクーターの宿命である「重量増」を嫌ってか、なんか車体が華奢(きゃしゃ)なんです。
なので、カスタムベース車両としては、あまり向いていない様ですねぇ。
やはり「お洒落路線」の方でカスタムした方が良いと思いますv

とは言うものの、ビーノさんも4サイクル化がされてモデルチェンジがあり、全く事情が変わってきてると思います。今ではビーノのお買い物仕様「ビーノ・モルフェ」ってのもありますよ。
もっとも私は、お買い物仕様のだと、元祖Jogポシェが好きなのですv
特にコイツはフレーム前半部分の剛性が良くて、チューニングベースにピッタリでしょう。
ただし絶望的にカッコ悪い(オバちゃんっぽい)ので、そのようなウケ狙いでイク以外無いという宿命なのです。


そして、オンボードビデオのシリーズ第2弾(クルマも入れれば3本目)を作りました〜〜〜〜@
今回はちょっとカメラの固定が甘くて、少し右へ傾いてます。
さらにマシ〜ンが原チャリなので、とにかく走行中のブレが激しいのですv
手ブレ防止機構が頑張ってますけど、ピクッ、ピクッと映像が飛ぶのはその補正範囲を超えた時のでしょうな。

※再生すると音が出ます。BGM再生は左メニューから止めといて下さい。



と言う事で、しょー懲りもなくって感じなんですが・・・ウラ話など。
映像をご覧頂くと何となく判ると思いますが、結構この時は交通量が多かったのです。
対向車がこれだけ来るってコトは、つまりこっち側の車線も後ろからクルマが来てるのです。

特に、引き返してからの走行は、後ろからシルビア(3ナンバーのヤツ)が迫って来てて、焦ってます。
トンネル〜峠〜減速帯〜で妙に左側に寄ってるのは、追い越していくと思ってたからですね。
でも、結局追い越しを掛けるようでは無かったので、そのまま頑張って走りました〜〜〜@

とにかくバイクが軽いので、凸凹を拾ってポヨンポヨンとハネまくっております。
10インチって小径ホイールの宿命ですけど、特に減速帯はキツかったですねぇ。
途中、路肩を使って避けてんですけど、そこから戻る時に思いっ切りフラれてます。(うわっ!とテロップが入ってるトコ)
普段ならばヒザで吸収するんだけど、カメラがあるのでそれがままならないんですよ。
そして、スピードがのってカーブ曲がってる時にはマジで車体がプルプル震えてたりもします。

・・・やっぱ、トップスピード追求するのヤメましょ。
ブレーキはちゃんと効きますけど、さすがに速度出てると短制動は難しいですからねぇ。
(車体の姿勢が、フルブレーキングだと安定しないんです。咄嗟の時はちとヤバいかも)
中間加速は、非常に快感ですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


今回の映像は、あまりスピード感はありませんでしたけど、まぁ気持良く走っちゃってる雰囲気が出てればokかなと思いますv
ちなみに、カブ(?)の時みたいに早回しはしておりません。 アレ、早回ししてたんだ・・・v

原付きではなぜかタブーとされる、速さに付いて。
先ほどのカブ(?)と、今回のビーノさんと同じ道を走ってるのでちょっと比較してみましたv
もちろんですけどCubの方は加工前のソース映像にてです。
帰りコース上の、スタート時点(バイクが加速して行く所)から、高速ガード下を越えた所まで。

すると・・・・ Cubは、「2分40秒」。 ※早回し無し
そして・・・ビーノは、「2分19秒」。

圧倒的に、ビーノさんは速いですねぇ〜@
これだけ短いコースで、このタイム差が出るってのはスゴい事です。
やっぱり2スト原付きってのは偉大ですv
(もっとも、ノーマル仕様じゃないんで、比較するのは間違いだとも思うけどさ)


なんか今回の作品は、ニコニコビデオみたいになってしまいました。
まぁ原付きライディングってのは、マジで迫力に欠けますんで何らかの小細工は必要なのです。
もっともテロップは控え目で、実況中継っぽくしてみました。

最初のラジオ体操のイントロは、後でふと思い付いて「超てきとー」にmidiで作った物です。
ちなみにフルコーラスは、ありません。この部分だけです。
でもエレキのサウンドをカッコ良く出したくて、いくつかの音色を重ねて加工してるんです。
あんまり、結果的には効果は乏しかったのですけどね。
このような色んな試みってのをするのは、後々きっと役に立つのでムダではないんです。
「さぁ、ヤルよ!」って気合いが入る・・・と良いですねぇ。

最後の、提供アナウンスは私の声ではありません。
これはパソコンの音声合成ソフトでしゃべらせてます。これは富士通のヤツかな。
ちょっとだけならばボロが出ないんだけど、やはり違和感は多少残ってます。
いっそのこと「棒読み」にしてしまって、コンピュータ音声そうろうにした方がむしろ良いのかも。

最後の方に、スペックをたらたら〜っと出してますけど、本当はココにスタッフロールを入れる筈なんです。
しかし、肝心のスタッフが私1人だけですので・・・・カッコ付かないんですよねぇ。
それと素ジョグとの比較ってのも入れたかったんだけど、でもビーノはビーノだけで良いと思い、割愛しました。
適当に作って編集してるだけですけど、結構細かい部分をどうしようか悩むものですねぇ。
テレビ屋さんってのは大変です。


相変わらず撮影は携帯電話のカメラですv (元画像はけっこうキレイですよ)
そのビデオ画像ファイルは3gpってのですけど、それをツールでwmvへと変換してます。
この時に、ちょっとビットレートなどを落とすので画質が劣化します〜〜〜〜〜@
これは高品質状態でビデオ編集すると、そこにテロップの文字を乗せてから最後に「間引き」する事になりますが、
そうなると文字が潰れて読めなくなっちまうんです。
「働くカウンタック」なんかはその状態ですね。
なので、最初にある程度ビットレートを落として、編集後に間引かなくて良いようにしてます。
まぁコレはもっと良い方法とかがあるはずなので、まだまだ研究しなくちゃなりません。

ビデオ編集は、WinXPに付属してる「windowsムービーメーカー」です。無料ですよん。
音楽関連はまた別のツールを使ってます。
本当なら最初に、狙った長さの時間でBGMを編集しておいてそれを被せるんですけど、今回はバス。
まぁこの材料集めでも結構大変な思いをしてんですけどね。

そして最後に、ビデオファイルとしてエンコードするんですが・・・・ここは正直PC性能の優劣が如実に出るんです。
今回は6分30秒ほどと、今までより長いんで、この工程に30分ちょいは掛かります〜〜〜〜〜@
もっと性能の良いPCならば、短縮できるんですけどね。
出来上がったのはwmvファイルで、90MB位のです。

んで、それ単体で再生するコトも勿論可能です。
でもネットにアップロードしなくては、皆様にお見せできないんで、Youtubeにログインしてアップロードします。
そしてようつべ鯖の方で、またエンコードしたりして変換してくれてるのです。
しかもアップしてからちょっと経つと、画質の良いファイルに入れ替わるのですねぇ。
だた、ひとつ困るのが・・・「一番良い、大きさ/ビットレート/形式のビデオファイル」ってのが不明なのです。

まだまだ研究しなきゃなんない部分が多いみたいです。
それと・・・・やっぱちゃんとしたビデオカメラが欲しいですねぇ。
もっとも、それ買ったからって何を撮影するのかという問題がまた生じてしまいますが。

●2009年11月18日(水)

またまた、グルメ志向なネタで続きます〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

今回のお品書きは、「ローストビーフ」ですv

これはイメージとして、お祝い料理とかの華やかさがあるんですねぇ。
もっともローストビーフの本場・イギリスでは、日曜日に食べるって決まってるんだそうで。
ちなみに奴らエゲレス人は、このビーフ(肉)こそが「主食」で、他のモノ(ポテトなど)はおかず扱いなんだとさ。
・・・日本人の私達には考えられない感覚です。


アメリカの方では、専らローストすると言えばとり肉ですねぇ。七面鳥とかの場合もあります。
ぶた肉、というか子豚丸ごと焼くってのは、中華料理でしょうな。
素材のお肉が違えば、国もまた変わるってコトです。

ちょっと話がそれますけど、子豚の丸焼きの「子豚」をネット販売してるトコを見付けました〜〜〜〜@
先ほどは中華料理って言いましたけど、海外全般的にアウトドアでのパーティーなんかで食べるようです。
確かに映画なんかで、庭先でカマドを作って、棒を通した子豚をクルクル回しながら焼いてる風景を見た覚えがあります。

で、問題の子豚さん丸ごと1匹 を販売してるお店はコチラからです。
わざわざ、子豚「さん」とさん付けになってるのがカワイイですねぇ。
まぁ、ともするとグロテスクだとか、可哀相だとか言われちゃうかもしれません。
そこのお店では、約5kg/70cmほどの大きさで、送料込価格 24,980円 (税込)となってます。

他のお店でも、子豚丸ごとを扱っている所はあります。
20〜25kg/90cmほどと大きくなると、5万円位なんだそうで。

そして生肉・・・いや生子豚?ではなくて調理済みのモノでは、コチラの豚丸焼き専門店-SHINKI-というお店があります。
暖かい状態でのお届けって都合で、配達可能な地域はかなり限られているようですが。(私のトコは対象外です・・・)
沖縄料理って書いてありますねぇ。沖縄は豚肉を良く食べますから。
以前のコラム記事ネタにした、豚の角煮はラフテーと呼ばれる沖縄料理の代表格ともなってますv
ちなみに先ほどの5万円位のナマ子豚さんも、ココで扱っております。


ローストビーフ、でしたねぇ。
昔某高級ホテルで、ローストビーフのサンドイッチを食べてすごく美味しかった想い出がありますv
もちろんお値段も相応だったのですけど。

なので、私個人的には妙な憧れ的感覚で、高級品・本格派って決め付けてますv
そしていつかは自分で料理してみたい・・・・と思っとりました。
そして、それが今回実現したのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


★ローストビーフの作り方★
まずは、牛肉。
赤身が多く脂身が少ない部位のモノを選びます。
(私はごく普通の、牛モモ肉のブロックを使いました)

下味は、塩・コショウ・ガーリック。

塩は・・・やっぱり岩塩でしょうなv ちょい前のコラム記事にも書いたアレです。
コショウは、荒挽きの黒コショウを使います。粒のとかも良いですけどね。
(お肉自体が高級品だったら、そんなにコショウに凝る必要はさらさら無いですよ)
ガーリックは、ニンニクヲスライスしたのが本当は良いけど、ないのでパウダーのを使いましたv


香味野菜として、タマネギ、ニンジン、ピーマン、ネギを使いましたv
本当ならセロリとかもあると良いんですけどねぇ。レタスも良いけど、とにかく「香味」ってんですから、香りのキツイのを使います。
スライスして、オーブン皿に敷き詰めておきます。(アルミ箔を敷いてからのが良いです)
そしてさらさらっとオリーブ油を振りかけておくと尚更良いのです。


まずは、お肉の準備から。
冷蔵庫から取り出して、2時間ほど室温に置いといて馴染ませます。
表面をペーパータオルで拭いて、余計な水気を取り除きます。
そしたらガーリックと塩をグリグリとすりこんで、コショウを全体的にまぶし、20〜30分ほど寝かせます。
これで、準備完了です。


いよいよ焼きに入ります。
まずはオーブンの予熱をするのですが・・・・同時にタイミングを計りつつ、お肉の「表面焼き」をします。
これはフライパンでとにかくお肉の表面を焼き固めて、肉汁が流失し過ぎないようにしておくのです。
当然ですけど、「加熱して調理する」目的では無いので焼き加減には注意。
火は強火でフライパンもチンチンにしてから、ジュン!って焼きます。
この時の油は、癖の無いオリーブ油がバッチリです。大さじ1位で。

表面焼きが終わった頃に、オーブンの予熱も済んでいると思います。
ちなみにオーブンの温度は、180度です。
私の場合のオーブンってのは、オーブンレンジ(電子レンジのオーブン機能付き)です。
実は恥ずかしながら、今の電子レンジとなって初めてこの機能を使いました・・・・・。


そして、180度のオーブンで20分間、焼き上げます。
オーブン室全体が、香味野菜からの湯気と香りで蒸し焼きっぽくなってると思います。
途中、10分ちょっと経過した時点で、お肉の表と裏をひっくり返すのです。
手早くやらないと、焼いてる温度が失われてしまいますからね。

焼きあがったならばオーブンから取り出して、自然に冷まします。
・・・お肉の大きさにも寄りますけど、この「冷却温度カーブ」が緩やか〜にヤると美味しくなるって言われてます。なので、アルミホイルで包んでゆっくりと冷まします。
これはしばらくドアを開けたオーブンの中の「プチ余熱」を利用するとか、色んな流儀があるのです。
この時注意しなければならないのは、最終的にしっかりお肉が冷えて肉汁がお肉の繊維へ戻り定着するまでは、
不用意に触らないコトですよ。
この、焼きあがってから「冷まして」「寝かせる」ってプロセスこそが、美味しいローストビーフ作りの極意です。
ちなみに、オーブン加熱を止めてからでも、お肉は表面から中心へと伝播してる余熱で、どんどん調理が進んでいるのです。
よって、そういう所まで「火加減」が必要なんですねぇ。


タレは、オーブン皿に残った香味野菜と染み込んだ肉汁を使って、作ります。
本式だと赤ワインで伸ばして煮込み、スープ→ソースへと煮詰めて味付けして仕上げるんですけど、
これだけでもまた1時間以上は掛けてるんです〜〜〜〜〜〜@

なので、私の場合はちょっとインチキ。
香味野菜のを小鍋(フライパンでも可)へ移し、お酒とお水で煮出します。
その後で、お醤油と味醂を加えて味付けするのです。
ある程度煮込んでると、まさに「牛丼のタレ」そっくりになってると思います。
このおツユだけを取り出して、後は「すりおろしリンゴ」と「ハチミツ」で味を調え、電子レンジで2分ほど煮立ててokです。
この味付けのコツとして、あまり甘くしないのが良いですね。どちらかと言うと酸っぱい気味の方が良いのです。
薄味のポン酢って感じでしょうな。
そしてこのソースが冷めたら、仕上げにワサビを小量溶き入れます。
加減が難しいけれど・・・・微妙に「あ、何かワサビ?の味がするんだけど?」って効き具合で。(入れ過ぎるのは禁物です)
本式でも西洋ワサビ(ホースラディッシュ)を使いますね。
でも一般的なチューブに入ってるワサビも、原材料は同じホースラディッシュですんで、加減こそ必要ですがタレに溶いて使うと同じ風味が得られます。

まぁタレなんてのは好きなようにすりゃ、それで全然okなんですけどね。


と言う事で、めでたく出来上がりました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
最後の、お肉を冷まして休ませるってのでは1〜2時間ほどあると本当は良いんです。
でも時間の都合ってのがありますから、ちょっと短めでズルしちゃいました。

結局の所、完全に冷えてる方が切りやすくて良いのです。
しかし、それだとちょっと固いですねぇ。
なのでその分、薄く切るコトで何とかなってるんです。(お店のはコレです)

私のは、ちょっと急いだおかげもあって、切りにくかったんです・・・・・。
3mm幅を目指しましたけどちょっと無理でしたから、泣く泣く5mm幅にしました。
(それでも相当に苦労したんです。まぁ包丁テクが未熟ってのもあるんだけど)
もっともお肉が柔らかくなければ、お年寄りには食べるのが大変となりますので、どうしても仕方ない部分があります。

で、この切り分けの時がローストビーフ作りにおいて、最も楽しみな瞬間でもあります〜〜〜@
ようするに、お肉の「焼き加減」が判る瞬間なんですよ。
焼き過ぎてると、ローストビーフとしては「失敗作」です。
こうなると某漫画のK原U山氏が怒り狂って叫び暴れるのではと考えられます。(確か先日もコレ書いた)
どの料理本にも、金串を刺して10秒程して抜いて、肉の中心が「ほんのりと暖かい」位なのを確認するって書いてありますねぇ。
唇の温度とかの表現が見られます。

ようするにローストビーフの最大の難関、そしてポイントがこの焼き加減なのです〜〜〜〜@

とにもかくにも、理想的な焼き具合ってのを有名店のとかで見てみますと・・・・


このような感じですねぇ。(某、ローストビーフでの専門店のモノ)


同じお店のですが、こっちの方が見やすいかも?
これらを「お手本」または「100点満点の出来」と見なせば、まず間違いないでしょうな。


と、今回の私の作品を見ていただけると・・・・まさに神懸り的な焼き加減ですねぇ。
レタッチとかそういう不正は一切してませんよ。ちゃんと小細工無しの、そのまんまです。
とっても上手に出来たので、コレだけでも大変満足です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

ちょっと驚いたのが、安いクラスの電子レンジで、そのオーブン機能でこれだけムラ無く仕上がった事です。
昔の製品は、どうしてもオーブン室が小さいと、熱源からの距離が近くて、熱分布が平均化されにくかったからあまり良くなかったのです。
ようするに「強火の遠火」と言うのが、天火(オーブン)本来の姿なんですねぇ。
なので、ちょっと高級なオーブン電子レンジは大抵「縦長」気味なカタチをしてたのです。

それが、安いクラスのだと、まんま単機能な電子レンジのサイズですからねぇ。
なんか取扱説明書に、角皿を使う時は、回転する円皿も一緒に入れろとかワケわかんないコト書いてありました。
・・・が、それはやっぱり正しいんですねぇ。


ここで話が反れますが(恒例になってます)、この「取り扱い説明書を読む」ってコトについてです。
世の中のクレーマーと呼ばれる連中は、口を揃えて、「取り説を読まない」のを自慢するんですねぇ。
これでは、ちゃんと使えるワケがありません。
もっともクレーマーさんたちの生態ってのは面白くて、自分の身にアクシデントとかで不幸が降りかかるとすっごく喜ぶのです。
真っ当な神経の持ち主ならば、ガッカリはすれ、間違っても喜ぶなんて事は無いんです・・・・・変態ですなv
んで、その変態さんたちはビンビンにエレクトしつつ、メーカーさんとかに苦情を入れるのです。
その苦情を言ってる時にはすっかり興奮しちゃって、ハァハァしてんですよ。
(もちろん苦情を言ってるので、話の内容は怒ってる・困ってる・途方に暮れてたりする、んですけど)

で、もしここで取り説を予め読んでしまうと、このお楽しみが失われてしまうんですねぇ。
ようするに予めネタバレの結末を見ておいてから、映画館に出かけるようなモノなのでしょう。

普通の人はその製品を快適に調子良く使いたいってのを望みますんで、その為に「取り説を読む」というコトをするのです。
でもクレーマー資質の人ってのは、メーカーとその製品を貶めるのがある意味目的になってたりするのです。
(大抵、本当の目的は「歪んだ自己主張」なんですけど)
とにかく本質から外れちゃってる連中ってのは、最初から考え方が完全に破綻・発散してますんで、常人の理解できる範囲ではありません。
※ちなみにクレーマー対応の極意は、とにかく喋らせ続けて、そして語り満足を得て頂く事です。つまり話を聞いてあげるんですね。
一つだけ言える事は、不平不満に凝り固まってる人達ってのは、美味しい物でも食べてニコニコして幸せになるべきですねぇ。


で、話が元へと戻って来ますです。
安いオーブン電子レンジってのは、パナソニック(旧:松下電器)製のNE-M150ってのですよ。


2007年のモデルですので、すでに後継機種にバトンタッチしてると思われます。
購入当時は、確か2万円弱だったと思いますね。
モデル落ちした今は、1.5万円を切るトコもあるようです。在庫整理品なんでしょうな。

実は、この電子レンジってのはちょっと使いにくい点があって、好きじゃなかったのです。
と言うのは、電子レンジの円皿と回転台の設計が甘くて、皿が簡単にズレてしまいます。
そうすると・・・調理中にお皿が回らないんです・・・で調理に失敗します。
そんな状態が、何気なくさっと使ってる状況で頻発するので困りますね。
ドアを開き、皿をセンターに合わせ、ズラさぬよう慎重に食品を載せる・・・・こんなプロセスをいちいち強いられます。
ほとんど、欠陥商品レベルですよコレ。

でも、今回のオーブン機能の優秀性で、ちょっと見直しましたv
予熱もそこそこ速いし、230度まで設定可能だし、スチームオーブン機能なるものまであるのです。
なんか、良く考えてみるとこのNE-M150ってぇのは、オーブンのオマケに電子レンジが付いた製品なのかも知れませんねぇ。
取り説の後半には、ちょっとしたレシピ集が載っているのですけど・・・・・ケーキとかプリンとかのお菓子(スイーツ)も紹介されてます。
しかも、それがかな〜り丁寧に細かく書いてあるんですねぇ。

今回のローストビーフの焼き上がり具合の見事さは、このオーブン(電子レンジ機能付き)のおかげでもあります。


で、長くなりましたが・・・・最後に、食べてみての感想です。

う・・・・美味い・・・・かなり本格的なローストビーフですねぇ。
ちょっと自画自賛で恥ずかしいんだけど、レストランで食べたのと遜色ありません。
この、妙に本格的な味わいってのは、多分「岩塩」仕立てのせいじゃないかと思います。

岩塩ってのは使った事があればすぐに判りますけど、ちょっと日本人には馴染みが薄い、独特の風味・食感があるのです。
粒粒の感じなんか、ちょっと砂っぽいと言うか、やっぱり「鉱物」なんですよねぇ。
それと、今回のようにお肉を焼く前に振りかけても、普通の食塩と違って表面が締まらず固くなりません。
柔らかいまんまなんです。
そして塩の効き具合がとってもマイルドなのも特徴です。
煮物なんかで使う場合ではそのおかげで、塩加減が難しかったりするのです。(どうしても多く入れ過ぎ傾向になるらしい)

さらに荒挽きコショウの粒が、オーブン加熱により香気が活性化されて、ウットリするほどです。
コショウの高級品・普及品ってのは良く判りませんけど、香り立ちってのがやはり大切なんですねぇ。
タレに関しては、ホテルで食べた「和風仕立て」のコピーです。これも上手く再現出来ましたv
すりおろしリンゴ+ハチミツが丁度バルサミコ酢のような風味となったのが良かったみたいですねぇ。


もうちょっと沢山食べたかったな・・・・と、余韻を残しつつ、ごちそうさまv


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