2009年06月のコラム
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●2009年06月30日(火)

今週はずーっと天候が悪いとのコトなので、机の上でのバイクネタですv

先日のモンキーRにて「実用性能up作戦」をしようと言うことです。
現状の問題点は、底力が無い。トルクの粘りが無いので負荷(坂道など)で失速してしまう。
ちなみに排気量由来のトルクがあるので、街中とかを走ってても判りにくいです。


考えられる理由としては圧縮比(実圧縮比)が低いと思われます。
これは、ピストンが元々ハイコンプ設計になっていないのと、BVヘッド(≒Dax70ヘッド)の為燃焼室容積が大きめ。
ようするに機械的に元々、圧縮比が低めな設計になっているのですね。

⇒これを改善するならば、ピストン/シリンダ交換します。(シリンダはストック品あり)
しかし、機械的圧縮比を上げると、排気系の問題(マフラー要交換)とか、放熱の問題が顕著になってきます。
放熱の問題ってコトはつまり、耐久性が悪くなってしまうんです・・・・・・。
もちろんですが、マフラー交換すると騒音が大きくなりますね。
贅沢な要望ですけど、動力性能upには繋がりますが「実用性能up」にはなり得ません。


キャブレター口径が大き過ぎ?
現在PD22ですが、使えない事は無かろうと思うんですが、もう少し口径を絞った方がレスポンス改善に良いと思います。
しかしインテークマニホールドがモンキーRの場合専用品となるので、あまり選べないんですけどね。
PC20キャブもしくはPB18(KSR110純正)に付け替えしてみて実験したいと思います。
もっとも、高回転の伸びに対してはPD22の方が有利ではあるのです。
それともう少し燃調を濃く持ってっても良いかも知れません。


フライホイールマス不足。
これは充分考えられるんですけど、Jun49.5mmクランクはウェブが重い(カブ90純正相当)のです。
昔、社外の50mmクランクを使ってたコトがありましたが、こちらは軽量クランクとなってました。
まだ検証中なんだけど、この手のクランクは、思いっ切り軽いか、または思いっ切り重たいかどちらかにした方が
良い結果が出るようですね。(大抵の社外品は、軽い方向で作ってます)
つまり、中途半端な重量が災いしてんじゃないかと。
もちろんクランクシャフトの軽量化は加工でもいけますけど、マス設定とか回転バランスの問題があるので、
かな〜りのリスクを伴うでしょうな。高回転の伸びに対しては有利だと思いますけど。
なので、反対に重くする方向でやりたいと思っております。
(大体1万円ちょいほどでフライホイールの重いのは入手できるようです)

フライホイールは点火時期に付いても関わってきますんで、こっちの方ならば多分手持ちのパーツでイケると思います。
探し出さなきゃならないんですけどね。(以前はカブの部品が沢山あったんだけど・・・・)


カムシャフトの要見直し。これは重要でしょうな。
最初はJunBV80キット付属のハイカムを入れましたが、中速以上の伸びが悪くてボツ。
その次にCP製110cc用st-Vカムを使っています。現行はコレ。
始動性や高回転の伸びは改善されたものの、全体的にトルクが薄いんです。
ようするに、カムのプロファイルがキツ過ぎるんだと思われます。オーバーラップが広過ぎるとか・・・。


と言う事でして、これはHA02カブ90の純正カムが手持ちにありますから、こちらを使おうかと考えてます。
しかし最初のカムの時は高回転が伸びなかったな・・・・。
その二の舞となるのは困りますんで、ちょっとデータを比較検討してみました。


まずは、12v系の両側にベアリング付き。
これはカムシャフトの太さ=カムベース円の大きさが2種類あります。
カブ70/90やモンキーR純正、それとタケガワR-Stage用,CP製st-Vは「太い方」ですv
一般的な12v系50ccヘッド用のは細い方で、ロッカーアームが異なりますす。
ちなみに、太い方のロッカーアームは旧6v系のカムと同じ物が使用できますです。

メーカー種別など吸気排気作用角
吸気/排気
オーバー
ラップ
リフト量
開(BTDC)閉(ABDC)開(ATDC)閉(BTDC)
JunBV80キット付属24513731255/248555.8mm
CPst-V 110cc用3844766262/262446.9mm
ホンダHA02カブ90純正225330207/21325.6mm
Junカブ90用ハイカム19606123259/26442・・・
50ヘッド用ハイカム15332716228/22331・・・
キタコ12v用ハイカム537461222/2276・・・
ホンダリトルカブ50純正712222199/20494.1mm
タケガワ
(R-Stage)
R-10535355220/220107.0mm
R-1510404010230/230207.0mm
R-2015454515240/240307.0mm



上から順番に、モンキーRで使った(or使う予定)のカムが並んでいます。
比較して見ると・・・・ありゃりゃ。CP製st-Vはすげ〜キツいですねぇ。
直接比較すべき他社のカムは、Junのカブ90用ハイカムでしょう。
仕様からいえば似たり寄ったりなんですが。
CP-StVはJun90カムに比べてバルブタイミングが随分と進んでます。
吸気で約20°近く、排気で約15°近いです。
この辺りが「底力に欠ける」要因になってるんでしょうか。

★追加コメント★
ここで、ちょっと発見しました〜〜〜〜@
カブ系のカムシャフトはOHC1本モノですのですが、バルブタイミング変更が「出来ない」ワケではありません。
吸排一緒に進めたり遅らせたりはカムスプロケットの部分の小細工で可能です。
カムスプロケットは28Tですので、1コマずらすと360÷28=12.8°ずつ変わります。
コレをクランク角に変換しますと・・・1/2になるので、6.43°ですねぇ。

ここでもし3コマ分(19.3°)だけバルブタイミングを遅らせてみるとCP製st-Vカムのプロファイルは
吸気:19-63,排気:57-19という数値になるのです。
???なんかJun製カブ90用ハイカムの数値に近くなります。

もしも2コマ分(12.8°)だと、吸気:12-72,排気:49-27ですねぇ。
これは似たような数値のカムはありませんけど、非現実的なデータではありません。
こう考えて行くと、1コマ(6.43°)程度は遅らせても全然悪くなさそうです。
この時の数値は、吸気:32-50,排気:70-6です。

つーか、CP製st-Vはこれ位タイミングが早過ぎる特殊なカムって事が言えるんですよ。

もちろんですが、ピストン/バルブのクリアランス確認はしっかりしなきゃダメです。
でも一般的に、バルブタイミングを進めるのは衝突の危険が大きくなり、反対に遅らせるのはokな傾向があります。
(もっともバルブ/ピストンが接近するのは排気→吸気工程間の、オーバーラップ領域なんです〜〜〜@)

これは、一度是非実験してみなければ。
うまく行くと、大きなバブルリフト&作用角を活かしたまんまで、イイ感じとなる かも 知れませんv

☆追加コメント終了☆



それと作用角が広すぎです・・・バルブが「がっばぁ〜」って開くイメージなんですけど、これではマフラー性能に頼りすぎますねぇ。
つまりマフラーで適正な排圧を掛けてやんないと、スッカスカになりやすいと考えられます。
実用性能upを目指すならば、もちょっと「パッと開いてパッと閉じ」みたいに締まりのある方が良いんじゃないかと。


こうやって数値で比べてみると色々と面白いですね。(このおかげでコラム更新が1/2ペースとなったんですけど)
Jun製のカムはどれもオーバーラップが広目にとってあるようです。
まぁピストントップ形状は、圧縮比低めに設計してあるようですので、空間に余裕があるからでしょう。
なので、一般的なハイカムってことではなさそうです。
第2エンジンへ使い回しちゃったけど、ちょっと心配になって来ました。
リフト量に付いてはデータの無いのがあります。キタコのとか。
手持ちのCF-POSH製12vハイカムだと実測4.8mmですんで、多分5.0〜5.5mm程度じゃないかな。



そして面白ついでに、旧6vヘッド用のカムのデータも付けちゃいます。
これはカブ/Dax70準拠のボアアップヘッドに使ってる、両端にベアリングの無いタイプのモノです。
昔から色々なのがあるのですが・・・カムの種類ってのは刻印ではなく数値データで見られると選ぶのに役立ちますね。


メーカー種別など吸気排気作用角
吸気/排気
オーバー
ラップ
リフト量
開(BTDC)閉(ABDC)開(ATDC)閉(BTDC)
キタコ6vハイカム STD12323010224/220226.0/5.7mm
6v-Ultra25606025265/26550・・・
6v-UltraSE(旧)10504020240/24030・・・
6v-UltraSE(新)18484820246/24838・・・
タケガワStreet10303010220/220205.3mm
SuperStreet14404014234/234286.0mm
ホンダCF70シャリィ純正020255200/2105・・・



おやおやおや。
数値データで見ると、キタコSTDと武川ストリートはほぼ同じだと判ります。つーかほぼ同じものですな。
(計測データには2〜3度の誤差は普通に出てくるのです。ただしリフト量は違うようです)
これはホンダ純正のカム流用だと言われてたのです。
ちなみに私が現在ストックしてるのはキタコSTDです〜〜〜〜〜〜〜@
どうやらJun12vハイカムってのは武川のストリートとスーパーストリートカムの中間みたいですな。

キタコのウルトラSEカムシリーズは、これは使用ヘッドが違うんですけどね。
ちなみに武川スーパーヘッド用のデータもありますけど、ヘッドの条件が全然違うんで載せていません。
これ見ても、やはり作用角が大きすぎるのは良くないみたいです。
(大抵、私のモンキーRと同じようなインプレを聞き及んでますし)
カムもマ●コも、ゆるゆる・ガバガバってのはダメみたいですv
実圧縮比が低下してしまいやすいんですよね。

・・・と、ヤフオクなんかで良く「280°ハイカム」「330°ハイカム」なんてのを見かけます。
でも、この理論で言うと相当排気量が大きいとかじゃなきゃ使えないような気がしますね。
もっともヤフオクでのお品書きをそのまま鵜呑みにするワケには行きませんので、実際のトコどうなのか不明です。
(そもそも作用角が280°だと言う意味かどうかも不明だから)

そして一番下のシャリィ70用カムですが、本当は2種類有りまして、前期型は50と共通、後期型はこれ専用です。
どちらなのかってのはゴメンナサイ、判りません・・・・・。
でも12v系50純正カムと比べると、ほぼ近い数値なので多分前期の方だと思うんです。
つまり、50cc用じゃないかなと。

総括して考えてみると、社外の「ハイカム」ってのはどれもオーバーラップ領域が広く取ってあるのが多いです。
という事は、使うピストンとの組み合わせに問題が生じやすいので作業時には必ず確認しなきゃなりません。
もっとも、同じメーカー同士の製品で組み合わせればそこんトコが省略できるんですけどね。

でも例外的に、キタコ12vハイカムは純正カムっぽいんですな。
カブ90純正っぽく設計してあるみたいです。(カムベース円は大小で違うからも見た感じは別物ですけど)
私の方でも、たま〜にカブ90純正カムで75ccボアアップを組みましたけど、高回転のミラクルな伸びは薄いが、
でも中低速域はねばねばと粘るすごく使いやすいEg特性となりましたね。
それと・・・マフラーをあまり選ばないんですv
確かキタコのより武川の同等製品の方が、中高回転志向だったと記憶しています。


それと「幻のモンキーR105cc仕様」に付いての検証を。
これは純正50ccヘッド改の、あの小さいバルブで49.5mmクランクを使っちまおうって作戦だったのです。
が。
もしバルブの故障が無くても、カム選定で悩んでましたです。
このデータを見てみるとどうやら武川R-10辺りが最もよさげですねぇ。
とにかくバルブリフトが多いんで、ロングストローク仕様に使うのに良いんですv
R-sageヘッドの秘密ってのは・・・このリフト量増大にあるんじゃないかな。ピストンも違いますからねぇ。
元々はCF-POSHのハイカムを引き続き使うか、もしくはカブ90純正カムを付けてみてそれ基準で考えるか。
そんなコトを予定してました〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
つまり、私にとっての基準となるカムは、カブ90なんですねぇ。
だってホンダさんが作ってくれたんですから。(ちなみにカブ90カムもモデルにより変遷があるようですよ)

それに近いのがタケガワR-10カムのようです。かなりのハイリフト量ですけどね。
これか、もしくは同社R-15カムのどちらかが相性的に良いのではなかろうかとも思います。
とは言うものの既にこのデータ取りしたシリーズのカムは廃盤となっており、その代わりにオートデコンプ付きになってますです。
もっともロッカーアーム・デコンププレートとセットで交換すれば大丈夫なようですが。
(オートデコンプ機構を使わないならば多分カムだけでもイケそうな予感v)
まぁ・・・・・いずれも\14,175-のお値段しますけどねぇ。
まずはカブ90純正カムでデータ取りしてみてからでしょうな。


●2009年06月29日(月)

今日もバイクネタですけど、ちょっと趣向を変えてみますv

セカンドバイクとか、通勤の足として人気があるのが第2種原動機付き自転車のクラスです。
ここ10年位で爆発的なブームにもなっていますねぇ。
昔から「125cc」ってクラスのバイクはある程度の人気がありましたけど、その第一の理由として「安さ」だったようです。
この「安さ」ってのはあくまでイメージとしてなんですけど。

実際、どんなバイクでも維持していくにはお金が掛かります。
バイクは乗ればあちこち消耗しますし、乗らずに放置すれば動かなくなります。
どちらにしても、手間も金も掛かるんですね。
なので、うっかり「安い、金が掛からない」と勘違いしてしまう方も昔は多かったのです・・・・・。
正確には「ある程度の動力性能があるのに、他のクラスより割安」なだけなんです。
ようするにセコい人、ケチくさい人を呼び込んでしまう危険なクラスでもあったワケでして、
私も中古車として販売する際にはずいぶんと気を使った物です。


実の所は、250ccクラスとあんまり維持費は変わんないですね。
一番の違いは「任意保険」の扱いです。
原付1・2種だとクルマの保険に「ファミリーバイク特約」を付ければ条件付ですけど対応できるんです。
しかし、軽2輪ともなると完全に独立して保険に加入しなきゃなんないのです。
年齢が若い人だと、ここで大きく差が付いてしまいますね。
しかしオッサンだとたいした負担にはなりません。(年間\2万-くらいで入れたりする)

もっとも、任意保険の加入率ってのは意外と低いモノみたいですねぇ。
対人任意自動車保険では・・・・データがちと前の物なのであくまで参考としてあげますけど、

自家用普通乗用車 80%
軽四輪乗用車   72%
軽四輪貨物車   52%
二輪車(バイク) 34%

これだけなんですよ。
つまり普通自家用車では2割、軽自動車だと「5」ナンバーので1/4、「4」ナンバーだと半分、そしてバイクでは2/3も
「任意保険に入っていない」人が居るってコトなんです。
まぁ不景気なんで実際の加入率はどんどんと低下していく傾向があるみたいです。

そもそも自動車保険ってのは他の保険と違ってる面があります。
乗り物を運転していると、どうしても運悪く事故に遭ってしまう場合が考えられるのです。
一般的には「ぶつけた」「ぶつけられた」なんて言ってますけど、交通事故の場合はどちらも被害者であり加害者でもあるコトがほとんどです。

つまり、いくら自分のマシ〜ンがぐっちゃぐちゃだろうが、大怪我していようが(死んでても)、ある程度の金額は相手に支払わなきゃいけないんですな。
この「ある程度」の具合の割合を、「過失割合」って言うのですが・・・
これに付いては人情とかそんなのは関係なく、前例などからちゃんとした相場・基準が決まってます。
なので、事故にあった場合に「どっちが悪い」と聞かれても、過失割合が0:10なのが明らかなケース以外は(あまりないです)
「どちらにも悪い部分がある」としか言えませんし、そもそもそういう考え方自体が間違っているのです。

一般的に、バイクに乗ってて相手がクルマの場合ですと、どうしてもバイク側に2〜3割の過失は付いて来ます。
よほど有利な場合でも、1割程度の過失は覚悟しなければなりません。
過失がない場合ってのは、追突された時くらいなものです。
でも、そういうのを決めるのに「相手側との交渉」が必要なのですが・・・・

ここが問題です。
バイク屋やってると、保険未加入でバイク乗ってて事故に遭った人にこの交渉を頼まれることがあるのですが、
これはバイク屋さんが代わりに交渉するってコトは出来ません。
特に報酬をもらっての法的交渉は、基本的に弁護士しかできないんです。(弁護士法で決まってます)
直接利害関係がある人同士じゃなきゃダメなんですね。
出来ることと言ったら、せいぜいアドバイスと言う名の「入れ知恵」程度でしょうな。
(これでも法的にはグレーな、ギリギリなトコなんです)
つまり、示談交渉をするのが大変なのですよ。
任意保険に入っていれば、この示談交渉サービスが付いてるのだと保険会社が代わりにやってくれます。
(保険会社が損害賠償責任を肩代わりする=利害関係者って理由で認められてるようであります)
まぁ何でもバイク屋さんに頼めばokだと思い込んでる人も、結構多いのですけどね。

出来るコトと出来ないコトがあり、お客さんには出来る範囲内で目一杯サービスしております。
もちろんお客さんでは無い人にはサービスはありませんけどね。(どこに相談したら良いか程度は親切で教えてあげてます)

この保険だけではなく、維持費は掛かります。
税金・自賠責保険料ってのはまぁ判りやすいんですが、一番大事なのが「機械なので消耗したり故障したりする」こと。
日頃のメンテナンスを怠れば、そのツケは必ず後で倍返しとなって帰ってくるのです。
そして古くなればなるほど、あちこちに故障する部分が出てくるのもまた必然です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

なので、中古車でバイクを買おうって時には一度「買えるかどうか」だけではなく「どの位乗るのか」「どんなように乗るのか」を考えて下さい。
ようするに結構距離がある通勤に使おうってんならば、ほぼ毎日の事なのでバイクはなるべく新しくて程度の良い物が必要です。
もし生活の足としての手段ならば、この先長く乗るワケですんで同じです。程度の良い物じゃなきゃ困ります。
たまの休日に楽しみとして乗るのならば、そこそこの程度のモノでも大丈夫なんですけどね。

無くてはならないバイク⇔あっても無くても良いバイク、の違いが判っていない人がまた多いのです。

なので一応は新車のラインナップと価格ってのは、調べておいた方が良いですね。
実は天下の悪法・排気ガス規制のおかげで新車のラインナップと価格ってのは随分と様変わりしているのです。
少なくとも原付2種クラスに関しては、完全に去年で一旦終了してしまってるモノがほとんどですよ。
(つまり1年前の知識では、役に立ちませんv)

なので、この機会にちょっと調べてみました〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ピックアップしたのは、主に「お楽しみバイク」ですけどね。
スクーターに付いては、高いのは最初から考えていません。
(私の趣味として。高級スクーターは買いたい人が勝手に買えばいいんですv)
メーカーリンクでの車名の後ろに★が付いてるのは、生産中止モデルです。



最初は、この間(6/10)にデビューしたホンダ・スーパーカブ110。
以前はカブ90でしたけど、Egのみならず車体までも大幅に変わってのフルモデルチェンジですv
スーパーカブも50年続いたあの車体構成を捨て去った、衝撃のまし〜んなんですよ。(50ccは以前と同じです)

メーカーのリンク→ホンダ・スーパーカブ110

このリンクは一番重要な「お値段」が乗ってるページに直接飛んでいきます。
う〜ん、25万ってトコですね。
ちなみにこの他に多少の費用が掛かりますです。
それと、バイクの新車ってのはあまり値引き幅はありませんので期待しない方が良いでしょうな。
(クルマとは違うんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@)
現行商品ですのでお金出せば確実に買えますv


実用車繋がりで、スズキです。
バーディー90ってのがありましたけれど、実は排ガス規制のおかげで現在既に生産終了となっちゃってます。
なので買う場合には、流通在庫で残ってるのから探すしかありません。(多少はあると思います)

メーカーのリンク→スズキ・バーディー90★

おぉぉっ、21万とちょっと安いですな。
スズキは昔から庶民の味方です。もっともFI化して再登場するとちょっと値段が・・・。
少なくともライバルのカブが110ccになって25万ですんで、こりゃ相当スズキさんは困ってるでしょうねぇ。
実車は見た事がありますが、なんか妙にメカニカルですな。
人によっては「でかいシャリィ」に見えるらしいんですけど。
ちなみに私がこのバイクで一番喜んだのがタイヤです。(キャストホイールじゃなくて、あくまでタイヤ)
80/90-14ってサイズは、XL80s改の救世主となり得るんですv
なので早速、タイヤは注文してストックしてあります〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


ちなみにヤマハはヤル気がありません。
タウンメイトT90ってのが有るにはあったけどとっくに生産中止です。つか最初から死んでますな。
一応、車両本体価格は21万ちょっとでしたけど。


このビジバイの中では、新型スーパーカブ110の造りが、私としてポテンシャルの深さを感じるんですv
旧モデルよりもどんどん普通のバイクに近づいてますんで、大いに期待できそうですねぇ。
ちなみにマフラー、リヤサスは既にタケガワから出てたりしますv

ビジバイのまとめ:相場は、25万円前後




次に、お楽しみバイク系から。

ホンダのApe100ですな。

メーカーのリンク→ホンダ・エイプ100

安いのと、TypeDって高いのと2種類有ります。
差額は5万円位ですねぇ。
しかし内容的には「ディスクブレーキ」が付いてるんで、これは高い方以外は考えられないでしょうな。
まぁディスクブレーキ化キットで安い(支那物)のは3万円程度で買えるんですけど・・・・
でも、内容的には充分この5万円の差額を超えてますねぇ。
前後Nチビホイール/前後ディスクブレーキ付きってのは、いくら支那国製品が頑張っても太刀打ちできませんv
ヤフオクを駆使して部品集めても一緒です。

と言う事で、37万円でございます。
うわぁ・・・結構しますねぇ。一昔前の250単コロとかの値段ですよコレ。
なので、何か楽しそうなバイクが何となく欲しいって理由で買うモノじゃないですな。
軽々しく「エイプ100買えば?」なんて言うのは、相手に対して喧嘩売ってるのと同等でしょう。
どこぞの国が良く言ってる「宣戦布告とみなす」ってのですv


ちょっと原2クラスではないんだけど、参考オマケとして、ホンダ・新型モンキーも紹介しときます。
早速ですがマフラーやボアアップキットも発売されてたりします。
タケガワ[01-05-5005]で、FIコントローラセットで\4.5万-ほど。
マフラーは\3万-前後ですんで、セットで約8万-近くの追加出費なんですけども。
もちろんぶいぶい推奨はこのメニューに、「リヤサス」も加えるんですけどね。速度出るとノーマルでは無理があります。
でも、こんなコトを言い出すとキリが無いのでとりあえず最低限の2種化ってコトで、約8万-。

メーカーのリンク→ホンダ・モンキー

お値段は、29万円ですねぇ。
これに2種化の8万円を追加すると、37万円となります。
あれ?Ape100Dと一緒ですよ。
という事はつまり、このクラスのホンダ車相場ってコトですな。


次に、カワサキのKSR110です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
残念ながらこれもまた生産中止になってますです。

メーカーへのリンク→カワサキ・KSR110★

遠心クラッチが気になる人は、追加出費でタケガワ[02-01-0350]の約\3万-が必要です。
(ちなみに上のもそうですが取り付け工賃は入っていません)
で、肝心のお値段は・・・・27万円ですな。
これに手クラッチ化すると30万円となるのですが、比較するとホンダのより安いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
もっともキャブ&マフラーを交換するとよりポテンシャルを発揮しますんでその分も考えておきたいんですけどね。
(これはApeも同様です。Apeはカムもセットで交換すると良いんですよ)
ちなみに遠心クラッチは完全否定すべきものでもないそうです。
これだと、乗り出し30万円でok「だった」んですねぇ。

とは言いつつ、結構なお値段であることには違いありません。
とにかく30万円の一線を超えるかどうかってのは、考え方が古いか新しいかの分かれ目ですね。


ヤマハ、スズキに関してはこのジャンルは捨ててるみたいです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

まとめ:相場は、30〜37万ほど。


最後に、スクーターです。
ある意味、2種原付の本命クラスなのかも知れません。

まぁこれしかないと言っても過言ではないのが、スズキ・アドレスV125G

メーカーへのリンク→スズキ・アドレスV125G

お値段は、26万円ですねぇ。
スーパーカブ110と似たり寄ったりです。が、装備は全然違っててアドVの方がはるかに使い勝手が良いんです。
もっとも中には「スクーターは苦手・嫌い」って人もいますから、優劣は付けられませんけどね。


ヤマハはグランドアクシスって2スト100ccのがありましたが、とっくに生産中止となってます。
もっともバイク屋さんの店頭在庫が結構残ってたりするんですけどね。

メーカーへのリンク→ヤマハ・グランドアクシス★

ちなみに、お値段は19万円ほどです。
ようやく原チャリらしくなってきました。やっぱ20万円の線は大事ですから。
とは言うものの、諸費用をひっくるめて後必要なものまで用意すれば、どうしてもこのラインは超えちゃうんですけどね。

ホンダの対抗馬として、リード110がありますな。

メーカーへのリンク→ホンダ・リード110


これもちょっと判りにくいんだけど、エンジンは水冷4サイクルです。
旧リードは100ccで、2サイクルだったんです。(その前は90cc2サイクル。ジョーカも同一)
それと・・・実は外車なんですv(中国メーカー製造で、ホンダが輸入し販売してます。)
お値段は、27万ちょい。
アドレスV125Gより少し高いですし、しかも歴然とした性能差があったりするのでオススメじゃないんです。
オーナーさんも居るのであまり悪い事は書きたく無いんですけど、でも事実なので・・・。


他にも125cc4サイクルのスクーターは色々と出ています。
が、全く値段が違いますから比較出来ません。比べること自体ナンセンスなんです。
なので便宜的にですけど、私は「高級スクーター」と呼んでます。またはビクスクに対してチビスクですねv
一番人気はヤマハ・シグナスXでしょう。

メーカーへのリンク→ヤマハ・シグナスX(FI)

お値段は、33万円弱ですな。
ちなみにこれも台湾ヤマハが製造してる、台湾車つまり「ワン車」ですね。(でも外車とは呼んでません)

ここまで来ると「お楽しみバイク系」とほぼ同じ価格帯となります。
つまり、スクーターのクセに普通のバイクと同じ位のお値段なんですねぇ。
なので趣味的要素が大きく絡んでいないユーザーさんには、オススメが出来ないのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


まとめは、ありませんv


つまり、2種クラスってのは目的をしっかり持って、その前提で車種選定しなければ全くお話にすらならないんです。
「生活の足」としてのウェイトと、趣味的要素との割合ってのがかなり重要なのです。
それがあって初めて、このクラスのバイクを買おうってコトを考えられるんです。

で、新車のお値段をずら〜って並べましたけれど、これは一つの基準として見るのが良いですな。
中古は新品の半額って法則は、残念ながらバイクには当てはまりませんけれど(実際もっと高め)目安にはなります。
新車で30万を超えてる車種で、さらに年数が経ってないんならば少なくとも中古車相場では20万超は覚悟しなきゃダメ。
そういう考え方が出来るのが「常識のある人」なんです。

まぁ非常識な人の話となるとすごく沢山有るんですが・・・笑い話のネタにしかなりませんな。
一つだけ非常識度がかなり大きく振れてるケースを紹介しときますと、こんなのです。

お客「そういえば今度、xxxxxってのが新しく出たよね」
店員「ええ。かなり大幅に変わったみたいですんで、お値段もちょっと上がりましたねぇ」
お客「うーん。高っけーよなー」
店員「はい。でもメカニズムがこんなのになったり装備も充実したので、それを考えると充分見合うと思いますけどね」
お客「で、さぁ。コレ、中古だといくら位かねぇ?」
店員「はぁ?」「・・・・・」


マジで、ノンフィクションですよ。実話です。
例えて言うとまだ今月新発売されたばかりのカブ110の中古車の値段を聞いて来た、と同じ話です。
(ちなみにこの話の車種は違うんだけどね)
・・・考えられないでしょ。実際書いてても嫌になるんですが。
こんな感じの人ってのは、たまに見かけますよ。しかもコンスタントに。
まぁ世の中広いですから色々な方がみえるんですけど、こんなオトナが居るってのはちょっと怖いです〜〜〜〜〜@

お客さんをバカにして遊んでいるのではありません。
つーかお客さんにならなくても良いです・・・・もし買ってくれても後が怖いですから。
私は臆病なので、後々のリスクが高い人には売らないように話を持ってっちゃう場合があるんですよ。
(多分、クレーム処理係としての仕事が長かったからだと思う)


で話は変わりますです。
2種クラスのお楽しみバイク系ってのは、改造・つまりチューンナップが付き物ですね。
カスタムブームが火を付けたクラスって言っても過言ではないと思いますv
し・か・し・。
改造ってのはお金が掛かる物なんですよ。
こんなコトは昔からずーっと言われてきたんですけど、いつの時代にもここを甘く考えてる人は尽きません。
多分チューンナップに無限の可能性を秘めてる(大げさか?)ので、それに過大な期待を寄せちゃうんですね。
先ほどの、モンキー改vsエイプ100Dのが良い例です。
これも補足しておきますと、本当ならばApeはDの方ではない基本モデルと比較しなきゃ正確ではないですね。
だってどちらもドラムブレーキ仕様じゃなきゃアンフェアですから。

と言う事は・・・完全にモンキー改の方が、割高となってしまうのです。
しかも耐久性信頼性のリスクも付いて来ての上ですし。
新車同士の比較ですけど、中古車ベースで考えても実は似たようなもんです。
比較対象のバイクもまた中古車での相場で比べるワケなんで。

なので、改造はそれ自体を楽しむ目的でないならば、考えちゃダメなんですよ。
人間は楽しみの為ならば無駄遣いはokなんです。いわばキャバクラ通いするようなもんですね。
(お酒を飲むだけならば自宅で晩酌するとか、もっと効率の良い方法があるし)

これを完全に勘違いしてる人もまた、かな〜り居るのですが・・・・これは不勉強ですな。
まぁちょっとカタログとか眺めて調べてみれば判るコトなのです。教えてもらっても良いですけど。
なのでこのような人との相手をするのはあまり苦にはなりませんが、
私の説明方針としてはなるべくお客様本人が自発的に考えていただく方向へ誘導しております。
さらっと概略を説明して、後は雑誌とか買って調べてみなってコトですv
これはケチってるんじゃなくて、「チューニングの楽しみ」を大事にしなよってコトです。
自分で色々と雑誌とか見て調べるの自体も、すでにチューニングの分野にどっぷり漬かってんです〜〜〜〜〜〜@
そこを他人(お店)が取り上げてしまうってのは良くないと思ってます。
もちろんですけど、調べてって判んない部分の相談は大歓迎ですよv


まぁ改造して性能を上げようって人で、予算がキツいんならばバイク自体の買い替えも同時に検討した方が良いですね。
チューンってのは「大いなる無駄遣い」ですし。

ぶいぶいはチューンナップ屋でもカスタムショップでもありませんけど、実務ではこれらが多いんです。
が、必ずしも「チューンを推奨」してるワケではありません。
むしろ改造なんてしない方が良いんじゃないの?ってお話しするスタンスを取ってます。
ま、それでもヤルんだって気概がなければ、チューンしても持て余すだけって結果になるのは明白なんですけどね。
ようやくここまで書いてきて、写真のネタです。
ちょっとばかりTT-Rでぶらぶらして来ましたv
ここんとこ暑いので、少しでも涼しげな「おミズ」のある所に行って来ましたです。でも近所なんですが。
天候が良くないので、路面状況も悲惨ですから遠出は出来ません。
しかも、まだまだ「ものもらい」は完治してないのです・・・・昨日よりちょっと腫れて来たみたいだし。

やっぱ軽2輪クラスだと、バイクに乗ってるな〜って感じがあって良いですv
ミニバイクも良いけどそれだけじゃ物足りません。

これまた誤解されてるんですが・・・250ccクラスのバイクってのだって、いざ買おうとするとかなりの出費なんですよ。
車検のあるバイクを売って買い替えってな話は良く聞くんだけど、それは現実的じゃないんですよねぇ。
このような軽口を叩く人の話ってのは、私はほとんど聞いていなかったりしますです。ナマ返事はしてますけどv
同様に「何か安いバイクない?」って聞かれても「好きなの買えばok」しか答えませんし。
これは不誠実だと責められるかも知れませんけど、真剣度合いに欠けてるのはお互い様なんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
で、この記事はかなり色々と調査して書いてますから、結構な手間が掛かってますv
ついでにホンダのニューモデルってのを見つけてしまいました。
ビクスクですけど、フェイズってのです。

メーカーへのリンク→ホンダ・FAZE

とかく近年のホンダのラインナップってのは判りにくくて困りますが・・・フォーサイトの後釜みたいですね。
つまりご先祖はフリーウェイから脈々と続く、コンパクト/走りの系統なビクスクなんでしょう。
でも同社のフォルツァとの違いってのは、やっぱり判んないです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

ちなみに、6/26発表ですv まさに出たばかりですよ。


話はTT-Rに戻りますけど。
このバイクはモタード改造してあります。
現在ではヤマハもモタードをラインナップしてますけど、製作当時はカワサキDトラしかありませんでした。
ちょっとしてホンダXRモタがデビューした位でしょうか。
とにかく色々と苦労は多かったですね。全く違う走行状況仕様に変えるんですから。
元々は商品車だったんですけど、何か「オフ仕様に戻して云々」って言われる事が多くて凹みました。
・・・安いオフ車として見るんだったら、このTT-Rをわざわざ選ばなくても良いと思うんです。

そもそも4GY1ってモデルでして、いわゆる初期型なんです。1993〜1994年ですね。
実はこの初期型は、ハンドリングもEg特性もかなりレスポンス志向がキツくて、オフロードでは使いにくいと言われてました。
極低速域の粘りってのが薄く、なんかモトクロッサー的な性格があるのです。(でもコンペ仕様と比べちゃダメよv)
なのでその後のTT-Rはもちょっとマイルドになって、Egも粘る特性になりましたんでオフでの使用はこちらの方がオススメです。
いわばモタード仕様のベースとしてだと初期型はとっても良いんですv

デジタルメータも純正で採用されてますし。
(こういうトコってのは余り見られないようなので、写真に撮りましたv)
もっともこのデジパネには「健忘症」「記憶喪失」が発症するコトがあるので、走行距離はリセットされてしまってる場合があります。
なんかバッテリー電圧の具合で、オドメータのデータが消えちゃうみたいです。
かく言う私のも、過去2〜3度記憶喪失に掛かりました。
そもそも15年前のバイクで総走行距離が855kmなワケないですからねぇ。

マフラーは相変わらず純正ノーマルのままです。
ダウンマフラーもあるのですけど、静かなのと車体からはみ出ないんで今の所は変えてません。
(でも現行の騒音規制には通らないんだそうです。新車製造のねv)
あ、そういえばこの間ようやく「イリジウムプラグ」に交換しましたよv
これもよくよく考えてみたらずーっと同じプラグのままだったんです。
さすがに電極は消耗しててギャップが1.0mmほどに広くなってました。(でもEgの掛かりは良いし問題なく走ってた)
新しいプラグにしたらやっぱり加速力が良くなりましたねぇ。
恥ずかしながら、このバイクのプラグの位置ってのをちょっと探しちゃいました・・・。

セルのみでキックスタータはありません。
メーカーオプションで、2万ちょいで出てたと思いますけど・・・遭えて付ける必要は無いと考えています。
(結構、付けたがる人は多いんですけどね)
もしバッテリーが上がっちゃったらってのはナンセンスです。バッテリー点火方式ですからね。
それにこのクラスのバイクだと、セルだけってのの方がむしろ一般的なんです。
非常時ならば、軽量なので押し掛けで充分対応できますし。

現時点での課題って言うか宿題としては、ブレーキのビッグローター化と、テールカウル周りでしょうか。
ブレーキの方はそのうちにすすめたいと思います。
テールカウルは、インナー側の調達をしなきゃいけませんね。(上の部分は持ってます)
それとサイドカバーなんですが、最初のオーナーさんがレース仕様化を睨んだのか、デカールを剥がしちゃってます。
(競技に出る場合に、ゼッケンプレートにするんです)
これが思いっ切りダサいですねぇ。。。。真っ白でノペーっとしてますんで。
ここも何とか良い方法を考えたいなと思います。
欲を言えばWRルックなんですけど、これはガソリンタンクの仕様が気に入らないのでパスですな。
シート表皮もさすがに擦り切れてきましたので、要補修です〜〜〜〜〜〜〜〜@
キンドル幅もちょっと詰めたいなと思ってますです。


このバイクは特に「足つきの悪さ」ってのが言われてますね。
本格的と言うかマジ仕様のスポーツ車/オフローダーですから、これは仕方ないんです。
いわゆるオフロードのレーサーレプリカなんですからねぇ。
TT-Rオーナーさんのは車高下げリンクを使ってローダウンして乗ってる方も多くいましたけど、
実はこれやると走行性能がガタ落ちになります。
つまり、シート高を下げる為に、車体アライメントを無茶苦茶にしちゃうんです。
クルマで言うと「ハの字シャコタン」化と同じですからね。
もしどうしてもやるんならば、ショック長の方からいじらなきゃ解決しませんけど・・・これでも走行性能は犠牲になります。
まぁ乗り込んでしまえば後はほとんど足はつきませんし、私の体格だと片足だけならべったり着くのでココを変える予定は有りません。
シートの張替え時にちょっとアンコ抜きを・・・ってのもケツに厳しくなるので考えてないのです。
むしろヤマハのコンペオフ(YZとか)は「まっ平ら」に見えるシートってのがウリなので、ルックス的にはむしろ高くしたい位ですv
(個人的にはYZの上半分のシルエットは、モトコンポに見えるんですけど)
まぁこれ以上高くすればさすがに実用性の点で問題がありますから、やりませんけどね。

ポコポコと走り回ってると、爽快ですv
でもやはりまだ遠近感がおかしくて遠くには行けないし速度も(直線以外では)出せません・・・・。

私のお気に入りバイクなんです。
つか現在はミニバイク以外、これしかないので売る事はないです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
一台はやはり遠出して高速道路も使えるバイクは要りますから、あしからず。

●2009年06月28日(日)

記事内容が前後しますけど、原付2種クラス(4サイクル)でちょっとプチツーリングに出かけてきましたv
日付で言うと、6/23火曜日です。
私のバイクは、もちろんモンキーRですv

天気は・・・早朝まで雨が降ってたので、路面は所々ウェットです。
という事はタイヤの小さな私のバイクにはかな〜り厳しい条件ですねぇ。
それとちょっと暑かったんです。
行き先は、三河湖周辺で、往復で約100kmちょい。


三河湖ってのは別名・羽布ダムのことでして、場所としては愛知県豊田市の山奥にあります。
今までは大きなバイクでちょくちょくお出かけしてた場所です。
もっとも私には、ジンクスがありまして・・・「ミニバイクでココに行くと、ロクな事がない」と言う呪われた地です。
4Lモンキーちゃんはここを目指してた時に2回重大なEgブローをしてますし(最後に死亡したのもココ)、
それに加えてタイヤのバーストが1回あります。
縁起が悪いんですけど、それもずーっと昔の話だと思ってました。

が。

結果は、散々でしたねぇ。
まず第一に、体調が悪いのに「バイク乗って遊びに行けば良くなるかも?」と無理に出かけたのが間違ってました。
この不調の内容は昨日のコラムに書いた通りの、ものもらいです〜〜〜〜@
もっとも前日辺りからなんか妙だな?とは思ってましたけどね。
ちなみにものもらいは完治するのに早くて約一週間なんだそうです。
今日はかなり腫れが引いてクルマの運転が大丈夫になりましたv

もう一つなんですが、Eg仕様で実用性能の点でかなり悪いです。
以前から「坂を登らない」と思ってたんですが、一番の理由はライダーが太ったからだと思ってました。
(事実、太ってますし)
でもこれは必ずしもそうではなくて、抗負荷力ってのが乏しいのです。
エンジントルクの粘り、とも言いますね。

つまり、本当のトルクバンドが狭くて各ギヤの守備範囲が離れちゃってんです。
ですからちょっと条件から外れると、どうにも前に進んでいきません・・・・。
しかし排気量だけはありますので、それが判りにくいんですな。
負荷が軽い場合ならば全く問題を感じずに走るんです。
(体重も、この負荷の大きさに寄与してるんですけど)


路面コンディションと遠近感の怪しさで、どうしても運転で無理しますからギア選択が苦しくなります。
低いギアで高回転を多用する結果となり、結局の所「オーバーヒート」に陥りました・・・・・。
まぁ三河湖手前で上が吹けなくなった時点でスローダウンして、帰りはアクセル1/2縛りで来ましたので
なんとか遭難せずに済みましたが。
でもエンジン内部にダメージがあるかどうかっのては、開いてチェックしなきゃなんないと思います。
明らかに、力が出なくなってますんで。(1割位は低下してるみたい)
オイル量が少なくなっただけならば良いんですけどね。
バルブとかピストンとか大丈夫かな・・・・。

帰りは豊川本社まで辿り着いたので、そこから豊橋工場へ向かうのはTT-Rに乗り換えて行きました。
今まで視点がすごく低いミニバイクから、突然高いオフ車(ベース)になったんで、切り替えに戸惑います。
まぁ250cc単コロはやっぱり楽々なのですけど。
でも何かカーブでピシッと決まんないんです。
これまた極端に感じの違うバイクにしたのでそのせいだと思ってたんですが・・・・
真相は、やはり遠近感の怪しさだったんですね。帰宅してから判明しましたv

原因ってのは、実は明白です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
エンジン仕様を決めてパーツチョイスをする時に、部分的にちょっと欲張ったのが全て裏目に出ています。
吸い込み口から順番にチェックしますと・・・・

[1]パワフィル
これは問題ありません。K&N製ので大きさにも余裕がありますし、フィルタもしっかり洗浄してあります。

[2]PD22キャブ
ちょっと問題アリかも。使えない訳ではないんだけど、やはり現仕様にはちょっと大き過ぎるようですな。
回って行くとどんどんトルクが薄くなってきますんで、典型的な「キャブでか過ぎ」症状です。
多分PC20/PB18辺りの方が高回転の伸びでのトルク落ちが少ないでしょう。
ちなみにMJをもっと濃くすればある程度改善されるでしょうけど、そうすればプラグ被りのリスクも大きくなります。

[3]微妙な圧縮比のピストン
ちょっと圧縮比が低すぎるようですねぇ。底力って言うかパンチに欠けます。
まぁ大人しいフィールなので扱いやすいし、耐久性を考えるとメリットもあるんですが・・・・・

[4]燃焼室のデカさ、ポートのでかさ
これはゆくゆくの仕様変更を睨んで、でかいのをチョイスしましたv
なので圧縮が低くなってるのは判っていましたけど、ピストン形状と共に組み合わせ上キツイようです。
ポートのでかいのは、現物を見た時にちょっとビックリして心配になりましたけど・・・現実になってしまいましたね。

[5]エグいカム。CP110cc用stV
これはちょっとヤリ過ぎでした・・・排気量が15%も大きい物のカムですんで、欲張りすぎましたね。
ピーキーな特性の、一番の原因は多分コレだと思います。

[6]マフラー(純正50ccエキパイ+キタコスリップオン)
これも排気量から考えると、ちょっとフン詰まり気味です・・・・。
まぁ先週イロイロと変えてのテストをしたので、対策方法はあるんですが、大人の事情ってのもあるし。

[7]フライホイールマスの少なさ・点火時期
これはトルクの粘りってので効きますねぇ。
ロングストローククランクの場合、思いっ切り軽量化するか、もしくは重くするかどちらかに振った方が良いみたいです。
もっともJunクランクのウェブはカブ90相当でかな〜り重量級なので、重くする方が理に適ってます。
方やモンキーRは未確認ですが軽量志向なので・・・アンバランスですねぇ。
他部分の仕様にも関連しますが、HA02初期型のウェイト付きのフラホなんかがよさげです。
点火時期変更に付いてはミツバ製の方は確かどこかにあったと思いますんで、実験してみたいですな。
もっともソレが為に、モンキーR特殊仕様の電装系がおかしくなっちゃっても困りますけど。
CDI他部分が普通に壊れてる可能性もあります(何せ古いバイクなので)が。
これはもっとはっきりとした症状が頻発しなきゃ、判んないですねぇ。
(確かどこかに予備のCDIユニットがあったはず)


こんな感じです。
と言うのは、近い仕様のEgで「カブ90改97(タイカブピストン)」仕様のがいたのですが、
実用性能の点ではるかに良いんですねぇ・・・・・。
キャブは純正エアクリ付きでPC18、Eg内部はピストン交換のみで加工ナシ、マフラーはWWのオシャレ仕様。
いわゆる「こじんまり」とまとめた全天候型なんですが、その好バランスが良い結果となったようです。
もちろん走りバトルをするような仕様ではありませんし、速さ追求型でもないんです。
実際、フィールとしてはすごく大人しくて扱いやすいです。「速さ感」はないですねぇ。
・・・と言うのも、このEg自体がぶいぶい謹製なんです。売り物バージョンです。
お客さんのマシンなので、冒険・実験は一切してない無難な仕様なんですよ。
(ちなみにどなたにでも同じ仕様のEgを作成するコトが容易に可能です)

その反面、モンキーRのEgは実験冒険だらけですねぇ。
もちろん自分のマシンだからこそ出来るんですが。
なので今まで使った事がないパーツや組み合わせってのを一杯ちりばめてます。
以前の仕様とは正反対の方向で考えてましたから、多少矛盾点も残ってたり。
「とりあえず完成」の宣言はしてますけど、やはり見直しするコトになりそうです。

見直しプランってのは、イロイロと立てました。(療養中で時間が余ってたし)

第一に、カムの仕様変更。
カブ90(HA02後期)の純正ノーマルカムがあるので、これに交換してみたいと思います。
まぁ差し替えは簡単に出来ますんで、実験するのに良いんですな。
(ロッカーアームの変更は必要ありません)

第二に、キャブレターの変更。
これはカワサキKSR110純正PB18を一度試してみたいですね。
その次にPC20も控えていますし。(XL80sにファンネル付きで使ってるので、借りてきます)
最初に思いっきり小さくするのがミソです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
そうじゃなきゃ、適正口径ってのが判りにくいですから。

第三に、フライホイール(点火時期)の変更。
これは手持ちの部品で、ミツバ製のBTDC15度のがあればの話です。
どこぞにありそうなんですが・・・・探し出さなきゃ。


と、つまりデチューン方向へと行くんですv
しかも全て手持ちの部品で、かつ、お手軽差し替えで済んでしまうコトばかり。
やっぱり、そういう所からイロイロとやって行かなきゃ進みませんからね。
特に「資金調達」が一番時間も苦労も伴いますし。

そして、これらを全部やってデータ取りして、全体的な方向性ってのを再検討したいと思います。
場合によってはエグい仕様になるかも知れませんけど・・・
実は車体はもう一台あるんで、そっちとの兼ね合いも考えてます。
ある程度の速さってのを追求していくのならば、車体ベースはやはり4Lモンキーの方に分があると思いますんで。
(もちろんいろいろ改造してあるからこそなんですが。過去の実績ってのでこっちですな)
実際モンキーRだとコース状況に対応できる幅ってのが少ないんですよ。
一般的に12インチ化されてる理由ってのがコレですね。


まだまだ先は長いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
コラムのネタには困らないけどv

で、三河湖でちょっとしたアクシデントがありました。
消防車が沢山登ってくるな〜と思ってたら、実は湖畔の堤防から反対側の、元売店の建物が火事だったんです。
よせば良いのに皆で見に行きましたからねぇ。
ダートと言うか所々マディ(泥)でしたんで、純ロード仕様のマシン達は悲惨でした・・・・・。
相方なんて短いフェンダーでしたから、上着の背中がドロドロになっちゃいましたし。
(ちなみにその過程は後ろからリアルタイムで見てました・・・・)

しかし、全く火の気が無い筈なのにどうして火事になるんだろ?
おおぉぉぉっ・・・犯罪の臭いがプンプンするぜ・・・・・。
(と言う事で、写真撮影はしていません。当方通りすがりの旅の者ですし。変に疑い掛けられても困りますからね)
まぁ早めに発見されて消火したようでしたから、不幸中の幸いだったのかも知れません。
もし近隣の山林まで広がってしまったら大変だったでしょうな。

●2009年06月26日(金)

なんか右目が見えにくいな〜と感じてましたが・・・・・
通称「ものもらい」(「めばちこ」とも言うようです)になってたようでして、まぶたの下が腫れてました。
何となく遠近感ってのがおかしいとは感じてましたけど、鏡を見てビックリです。
で、目をつぶったりすると何か痛いし、ちょろちょろといつも涙は出てくるしで。

参考リンク=ものもらい治療法

これ見ると、場合によっては結構怖いコトになるみたいですねぇ。
私の場合はこの違和感を最初に感じたのが多分、月曜日あたりだと思います。
火曜日にはバイクで遊びに行っちゃったんで、これはマズかったのかも知れませんねぇ。
晩には「ぽんぽん」に腫れて来ましたから。
で水曜日は一日様子見をして、もし良くなりそうもなかったら木曜日に病院に行こうと思ってました。
でも、木曜日は少し腫れが引いてきたし、痛みもほとんどなくなって来たのです。
そして金曜日も家でじっとしてて、随分と良くなりましたからいわゆる「軽症」の方みたいですな。
微熱ですけど、これまた金曜日には下がりましたねぇ。

※当然ですがこの間、乗り物の運転も、パソコンすら出来ませんでした・・・・。
目をつぶってても痛いんです。右目を隠して、左目だけで見れば良いんですけど・・・・。
何となく見つめてるだけならば楽なんですけど、凝視・注視するのは辛いんですな。
クルマの運転は・・・まぁなんとなくは出来るんだけど、とにかく遠近感が無茶苦茶なので危ないですからしませんでした。
(病院に行く時には仕方ないと思うんですけど、結局行かずに済みました)
なので、コラム更新もちょっとおあずけしてました〜〜〜〜@
なのでその間中音楽とか聴いてず〜っと「ぼー」っとしてましたです。
もちろんですが、炎症の対処の常としてその周囲をとにかく清潔にして、あとは安静にしてました。
(これは、ちゃんとした対応方法だったようです。薬とか使う以前の、基礎的なコトなんだそうで)

原因は・・・余り思い当たりませんねぇ。
目に何か入ったのかって言えば、それはないと思いますし。
ただ、土曜日の晩雨に降られて、ズブ濡れで帰りましたから「風邪でも引いたかな」とか思ってましたです。
後になって考えてみると、微熱は風邪ではなくてこの炎症から来ていたようです。
現在は、随分と良くなってますねぇ。自然治癒力ってのは対したもんです。

ひょっとしたら、蚊に刺されたのかも知れません。
蚊ってのは時により変なトコを刺しますからねぇ。

そもそも自宅付近はとても蚊が多いのです。
本来、家の前には下水が流れる、いわゆるドブ川ってのがありまして、現在は埋まって歩道になってます。
しかし排水溝には所々に金属製の格子のフタがあるので、ここから蚊は自由に出入りできるんです。
そして・・・庭の手入れっのてが少々問題アリでして、私の家の庭は樹が密集してたりします。
(実は、植える時に先の事を考えずに苗とかを手当たり次第植えちゃったんで、育った後はジャングル化してます)

蚊は水溜りがなければ発生出来ません。
通常の河川ならば、蚊の幼虫(ボウフラ)を食べる小魚とかが居ますんで発生が抑制されるのですけど、
こっちの様な地中に埋まってると魚類は住めませんので、つまり天敵が居ない=ヤリたい放題になっちゃってます。
さらに、蚊は日中には樹木の葉っぱに留ってじっとしてるし、血を吸わないオスの方はその葉っぱの露とかを飲んでます。
つまり、この葉っぱが沢山生い茂ってるって条件もまた、蚊の成育にはピッタリだったりするのです。
もっともこれらは私の立場上、どうするコトも出来ないんです・・・・・・・・・。

で、とにかく蚊の侵入を防ぐ方法しか対処できません。
しかし、私一人がどれだけ気を付けてても、家の人があっちこっち開けますんでどうにもならない場合があるのです。
酷い時には、ほぼ一晩中「蚊と格闘」してて寝不足になってしまってたり。
(これも家の人に言わせると「たかが蚊位で騒ぎすぎ」だそうです・・・本人はとても苦労してんですけど)

蚊の駆除には有効な、BC兵器(本当の名前はベープなんですがこう呼称してます)の使用は、ちょっと喉が痛くなるんで多用は出来ません。
でも使わなきゃ仕方ないな・・・・と思って探しても、見付からないんです・・・・・・・・。
実は、ちょっと探し方を変えてみたらすぐに見付かりました。どうやら足が生えて歩いて行った様子です。我が家にまつわるミステリーですな

とにかく、敵を倒すためにはまず相手を知らなければなりません。
で、ちょこちょことネットにて「蚊」の生態とかを調べてみました。

蚊駆除の方法と生態 DIY 自分で出来る害虫駆除
蚊の生態
蚊 | 害虫の種類 | ウルトラ害虫(がいちゅう)大百科 | KINCHO 大日本除虫菊株式会社

ふむふむ。蚊ってのは幾つかの種類があるようですな。
昔はヒトスジシマカってのが多かったんだけど(つかこればかりだった)、最近の主流は「アカイエカ」みたいです。
現在は、対空攻撃でいつも殲滅してますんで現物をちゃんとみてますから間違いないです。
良く似ている「チカイエカ」ですが、これも少なからず混じってるようですね。
とにかく、白っぽいの>黒いのの分布ですが、全部の種類と遭遇します。

で、生態としては日中はやはり葉っぱにぶら下がってて(ちなみに主食は花の蜜とか葉の汁)、暗くなってくると活動します。
結構したたかでして、人間(動物)の血を吸う場合でも叩き殺されそうになるとタイミング良く逃げるんです。
そして刺されても、最後までしっかり血を吸う場合にはそれほどかゆくはならないんだそうですが、途中で退散すると酷く痒くなるんだと。
という事は、私の場合には1〜2匹の蚊しかいないのに何箇所(と言うか10箇所以上)も刺されるんだけど、
これはヒットアンドアウェイを繰り返されているようです。
確かに違和感を少しでも感じれば動くんで、それで刺して吸っては逃げを繰り返してんだろうな。

そして、明るい所では警戒してあまり飛び回らないとか。
これも思い当たるフシがありますね。
寝てて蚊にヤられて起き、格闘戦に持ち込んだが逃走されちゃった時に電気を付けたまま寝てたら、その後刺されなかった事があります。
もっとも明るいと寝るにも支障があるんですが・・・・。

そして隠れる所があると、その近くは刺されやすい「危険ポイント」となります。
私の部屋では、圧倒的にパソコン机の下とかですね。
よくこのコラム書いてて蚊の襲撃を受けてますし。(刺されるのはヒザから下と、足の甲がほとんどです)


BC兵器の代表格として、威力の上ではやはり昔ながらの「蚊取り線香」ですね。
生半可な威力ではなく、バタバタと広範囲で蚊が墜落していきますし、そもそも寄って来ません。
オートバイ工房の旧工場でも使ってましたけど、あの開放空間に近い状況でも2〜3発同時に炊けば殲滅できましたんで。
しかし、蚊取り線香だとどうしてもヤニが付着してしまうって問題が付き物でした。環境に厳しいんです。
それと火気なので、取り扱い中は気を付けなければなりません。
よって自宅の部屋での使用には問題があります。

やはりちょっと威力的には劣る物の、ベープみたいなのが良いでしょうな。
昔ドリンクのウォーマーで使ってたタイマーを介して自動間欠運転とかすれば、のどの痛みとかも軽減できそうです。

それと何故か、家で蚊に悩まされるのは私だけなのです。
と言うか、私の部屋だけに蚊が集中してたりします・・・・・。
これも本日原因がはっきり判りましたv
実は1階の部屋は寝る時に「エアコン」を効かせてるので、気温も湿度も低いんです。
しかも、こっそりとベープが点いてましたし・・・・・。(俺には「火事になる」とか言って使わせなかったクセに!)
なので蚊にとってはもっと活動のしやすい環境である私の部屋に集まっちゃってたんですな。
私の部屋はあまりエアコンは使いませんのでとにかく熱いんです。
熱源だってパソコンとかがありますから。

それと・・・外界からのアクセスが簡単ってのもありますねぇ。
私自身はちゃんと窓の開閉に気を付けているんだけど、他の人が勝手に、しかも中途半端に窓を開けておくのです。
窓(サッシ)ってのは、全閉もしくは全開にしとけばそれなりに外部と遮断してくれるようになってるんだけど、
途中の所ですと、どうしても戸の間に大きな隙間が開いてしまいます。
こりゃ蚊だってハエだってゴキブリだって、それとクワガタ位の大きさまでは入りたい放題ですよ。
でも、こういうコトをしでかす人にいくら注意してもムダですから、私自身がフォローするしかないのです。
(パソコンのディスプレイも過去何度も、雨の降込みで壊されてます。直近はNEC18型LCDですな)
愚痴になりますけど、実は蚊などの害虫よりもむしろ深刻だったりします・・・・。

ちなみに蚊ってのは、網戸の目のちょっとしたほころびがあってもそこをくぐって入り込んでくるのです。
まぁカラダのサイズが小さいんで仕方ないけれど。
なので窓を開けて換気するのは良いけど、夕方になり日が陰ってくる前に閉めなきゃダメですな。
でもその時間は私は出掛けてて家に居ないのです・・・・。
しかし、この3日ほど療養してましたから、その時はちゃんと戸締りしてました。
そしたら、やはり蚊に刺されるコトがぐっと減りましたねぇ。
つまり、本当の敵は身内にアリってのが正体です。


で、BC兵器のベープ(アース・ノーマット)を目出度く発見・回収しましたが、これの盗難逃走防止策もしなきゃなりません。
一応、PC機器のコンセントからタイマー経由で、完全自動運転化して、外部から隠蔽するコトにします。
つまり目に見えなければ、盗られようがないってコトですv
こういう余計な対応策までしなきゃならないってのも、結構大変なんですけど・・・自分の身は自分で守らなきゃね。




ものもらいの話に戻ります。
本来ならば、一番酷い時に写真を撮っとくべきだったと思いますけど・・・
それ所じゃなかったんですよ。
まぁコラム更新に命を掛けていたならば、そうしたと思いますけどねv

それと病気の状態ってのは、絵としては結構グロいんで余り公表するのはどうかなとも思いましたし。
ただでさえ最初の頃のぶいぶいは、エロサイト扱いされたりしてたんで、その汚名は払拭したいのです。
グロ画像が好きな方は、有名な「オグリッシュ」ってサイトがありますので、そういうので存分にご堪能下さい。
・・・と思ったらいつの間にか違うのになってましたねぇ。YouTubeみたいな動画投稿サイトですな。
以前のドメイン(ogrish.com)でアクセスを試みると、Liveleakへリダイレクト(自動転送)されるようです。
まぁ元々は「ニュース映像を包み隠さずに報道する共有サイト」というコンセプトだったのですが。
なので目的のグロいショッキングな映像記事は、沢山ある中から探さなきゃなりません。
ちなみに、検索ワードは英語じゃなきイケマセンねぇ。
もう一つの、グロサイトの雄としてのrottenってのもありました。
これは昔ながらのようです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

★くれぐれもクリックは覚悟してから→LiveLeak.com
  ※トップページなので、見ただけではグロくないです。この中身が色々とあるのです・・・首切りとか。
☆くれぐれもクリックは覚悟してから→rottem.com
  ※こっちの方が、グロいのに到達しやすいですな。メニュー下の方に並んでるのから直接中身へ行けます。


ちなみに、私はこの手のはとても苦手なんです・・・・・。ダメなんですよ・・・・・。
なので、自分の「ものもらい画像」に付いても通常よりだいぶ縮小してますし、可愛くラクガキも入れてます。
もっとシャープにもなるんですけど、敢えてフォーカスを甘くしてますです。(ソース画像はもっと大きく鮮明です)
自分的には、これが限界です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


で、あまり自分の顔の写真ってのは撮りませんよねぇ。
そこで気が付いたんだけど、「右目」ってのはこうやって見ると「左側」に付いてんですな。
まぁ当たり前って言えばそうなんだけど。

そう言えばバイクだってクルマだって、「右側」「左側」の表記をしてたんですが・・・「向かって」右側とは言いませんねぇ。
大抵は、バイク自身から見ての右,左なんですよ。
右側クランクケースカバーって言えば、大抵のバイクの場合はクラッチが付いている方のカバーのコトです。
チェーンは左側に付いてるんですな。
長年に渡って、慣習となっちゃってると何でもないコトなんですけどね。
でも、初心者さん相手に説明する場合なんかに、このような点が理解の傷害となってしまうコトもありそうです。
これから説明する場合にも気を付けなきゃなりません。


この写真は、金曜日の夜に撮影したので随分と良くなってますです。
一番酷かったのが、水曜日でしたねぇ。この3倍近く腫れてましたです・・・・・・。
こうやって直接じっくりと患部を見れば早急に病院へと走ったんですけど、実は「良く見えなかった」んで軽く考えてました。
ちょっと腫れてるんだろうな〜ってなモンです。
しかも目が見にくいんで、見開いてるから、余計に腫れてるトコが引っ張られて「酷くない」様に見えると。
まぁ結果的には軽症で済んだので良かったけれどね。
もしも重症の方だったならと考えると、ゾッとしますねぇ。

健康ってのはお金で買えないとても貴重なモノなんですけど、でもそのありがたみってのは失って初めて判るんでしょう。
でも、そうなっても判んない正真正銘のおバカだったコトに付いては、驚きを隠せません。
まぁ日常生活に支障を感じた時点で、さっさと病院に行くべきだったなと思います。
反省してます・・・・・けど次はちゃんとできるかどうかってのは、自信無いですな。


こんなオトナにならないように、自戒を込めて。



訂正記事です
先日の記事(このすぐ下です)で、宇宙刑事シリーズの歌を歌ってるのは「串田アキラ」の方でした。
富士サファリパークのCMソングとか歌ってる人ね。
ちなみに影山ヒロノブは、ドラゴンボールの歌の人です〜〜〜〜〜@


●2009年06月23日(火)

ここんとこ、クルマで遠くに出かける機会がめっきり増えました。
そのような時には、事前の準備は欠かせません。

まず、第1。
燃料の確認ですね。
途中でガス欠になってしまうと困りますし、また出先のGSでの給油ってのは出来る限り避けたいものです。
なぜかと言いますと、「ガソリン」って製品は、実は中身の品質が見た目でパッと判りません。
それを良い事に、中にはインチキ製品や粗悪品・不良品を混ぜて売っている悪質スタンドが少なからずあるのです。

インチキ製品ってのは、いわゆる高濃度アルコール燃料のコトでして・・・現在は少なくなりましたけれどね。
ただし、少なくなったのと無くなったのは違います。
私の知ってる所もつい近年までコレを売り続けていましたし。(現在は廃業しています)
これもTVニュースなんかで物議を醸し出して、何故かコレの庇護を熱心にしている方が出現、必死に反論してました。
身近にも居たんですけど、言ってる事が無茶苦茶でしたv
「税収が少なくなるので、政府官僚の陰謀によって駆逐された」なんて壮大なスケールの話まで広げてましたし。

実は、その論ってのは大いに間違ってます。
と言うのは・・・紛い物と言うかいわゆるコピー商品なんですけど、一番代表的なのが「ビール」。
ビールの酒税を節約するために、税法上のビールではない「発泡酒」が発売されて大人気となりました。
私は個人的にはこの手の雑穀ビールは飲めませんけれど、でも手軽にグビグビと飲む分には安くてとても良い物だと思います。
そして本来のビールの売り上げを脅かすようになったんでしたねぇ。
でも、政府は早速酒税法を改正して、この発泡酒の税率を引き上げると言う対策を採りました。
ビール会社も負けてはいません。
熱心に研究して、税法上の「その他の酒」に当たる所までビールの味わいを再現しつつ比較的美味しく飲める製品を開発してきたのです。
これまた人気が出ました。やはり安く飲めるお酒ってのは庶民の味方なんですから。
・・・しかし、それもまた酒税法改正によりぶっ潰されました。
もちろんビールや発泡酒を飲むよりもはるかに安上がりなんですけど、折角の安さのメリットが税金で損なわれたのです。
つまり、もしガソリンに代わる新型燃料ってのが税金の問題ならば、とっとと法改正して対応するでしょう。
暫定税率の件に付いても結局ゴリ押しして通しましたからね。
(その時に、「燃料が高くなればクルマが少なくなり、環境にやさしい」という暴論を吹いてた政治家もいたのですが・・
 だったらその後の、高速道路ETC\1000は何なんだと思います。)
税法ってのは、つまりそういうモノなんです。取れる所からキッチリと搾り取るのが基本。


で、粗悪品と言うのは・・・・
これは古くなってしまったガソリンとか、前述のアヤシイ汁を混ぜちゃうんですな。
アルコールとか灯油とかのトンデモナイ物が混入されている場合もあります。
その混ぜ具合、インチキ具合によってはユーザーレベルでは判んなかったりするのです・・・・。
こう言うのに当たらないようにするには、やはり「信頼」しかないです。
つまり、近所のスタンドでキチンと品質管理をしてるGSを選んで、もし一度でもそのような不始末をしでかした処を避けるしかありません。
それと、出来るだけ商品の回転が良い店がイイですね。
回転寿司やビールと一緒で、ガソリンだって新鮮な方が良いのです。何てったって成分の一部は揮発しますから。

良くないガソリンを使い続けると、そもそも充分に力が出ませんし、エンジン内部も損傷してしまいます。
時々ですけど修理車で、そんなんなってるのを見掛けます。
(オイル管理も同様に大事です。いい加減だとやはり同じような不具合を引き起こしますです)


混ぜ物で思い出しましたけれど・・・近所にお米屋さんがあるのですが、今までそこで買った事がありませんでした。
なので、この間家の人が買って来たのです。
しかし・・・そのお米の味はイマイチ。
炊き方とか研ぎ方とかを色々工夫しても、どうにも良くないです。
そして出した結論は、「その店では買うな」です。
ブランド米とかも扱ってて、値段も一流なんですが・・・大体粒々の形を良く見ると、色んな大きさ・形してる時点でアウトでしょ。
そのうち潰れてしまえ、と思います。(こっちは金払って買ったので、これ位言っても構わないと思います。騙されたんですから)
お米業界に付いても、色々と不透明な部分・業界の暗部ってのは未だにあるようですね。
なんか新潟魚沼産コシヒカリと言えばブランド米の代表格ですけど、収穫高の10倍以上のソレが流通してるそうなので。

お米もガソリンもパッと見て品質が判んないってのと、長年業界が保護されて来た歴史から、そのようなのがあるのでしょうか。

その2です。
タイヤの空気圧ですな。確認&調整です。
私のおクルマは(←この言い方好きv)貨物車ゆえ、荷物を積んでいる時と空荷の時では設定空気圧が異なります。
また貨物・乗用を問わず、一般道路走行時と高速道路走行時でも設定空気圧が違いますね。
まぁそれらの高い目の方に合わせとけば全てokではあるのですけど。
しかし・・・空気圧が高いと、乗り心地がとても悪くなっちまうんです。
やっぱり軽トラですから、足回りはそれほど良くありませんから仕方ないですな。
それと、悪路(低μ路)とか雨天時だとタイヤの接地面積が少ないんで、グリップ力が悪くなります。
もちろんパンパンに入れ過ぎてたりすると、変テコな磨耗状況になっちまいますんでこれも要注意。

よって、TPOに応じていつも空気圧は変えておりますです。
現在は梅雨シーズンなので、いつもは低い目の設定ですよ。
(燃費節約するモードの場合だと、ちょっと高い目設定にしてます)

さすがに重い荷物を積んで走る時に空気圧が低すぎると、フラフラフニャフニャして危なかったです。
具体的には、ちょっと大きめなバイクを積む時と、それと引越しで機械類を一気に運んだ時ですな。
これは貨物車ってのがまだ良く判っていなかった時の話です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

その3。
運行ルートの事前確認です。
残念ながら当社のおクルマには「カーナビ」が搭載されておりません。
さらにはマップルなどのドライビング地図すら持っていないのです。
でも私自身、遠出をする機会ってのはそうそうなかったので・・・地理にも疎いとキてますv

しかし、現代ではパソコンって言う強力なマシンがあるのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ゼンリンの地図がバッチリとインストールしてあります。(但しデータはちと古いです)
ネットにも、同様の地図サービスがありますね。グーグルマップとかマピオンとか。
これらを駆使して、前日にしっかりとルート確認をして、必要な所は印刷しておきます。
そして順番を考えてバインダーに閉じて、持って行くのですv

住所が判っていれば、ほぼ99%は迷子にならず到達出来てますよ。出費はありませんし。
ただし問題なのが「現在位置」の把握ですな。
一応、携帯電話にその機能がありますんで、目印とかも併用して何とかしてますです。
方向は太陽の向きと時間から判断するのが良いですな。晴天&昼間限定ワザですけど。
ボーイスカウトなんかで技術を習得した方も多いと思います。(私はやってません)
最終手段は、「その辺の人に聞いて教えてもらう」ですけどv

その4は・・・・・
「先生、オヤツは何円までですか?」ですね。
運転中ってのはとにかく退屈でして、場合によっては眠くなってしまいます。
これはとっても危険なんです。事故の元ですな。
一番良いのは、「眠くなったら寝る」んですけど。
でも、退屈しない工夫ってのはやっぱり必要です。

その為に有効なのが、タバコを吸う人はタバコも、それとコーヒーとかお茶とかの飲み物です。
ガムとかキャンディーなんかのお菓子もあると良いみたいです。

物を飲み食いするって行為は、生理的な刺激となり眠気防止や集中力持続に効果があるのです。
もっともあまり水分を取り過ぎるとおトイレへ行きたくなっちまうんですけどね。

これらの食料調達はコンビニで行います。出かける時のついででもokですな。

まだまだありますよ。その5です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
と言うかコレが本題なんですよね。(今までのは前フリ)

その4にも関連しますけど、運転中の退屈しのぎ用にBGMを凝りますv
選曲はイロイロとあるんですけど、とにかくノリが良くて歌えるのがベストでしょう。
これまた「歌を歌う」って行為が、脳を活性化させるのです。
それに、不幸にも変な運転をするヤローに遭遇しても、歌ってればあんまり腹も立ちませんからね。

ただし、気を付けなければならないのは・・・あまりにノリノリな曲だと、ついアクセルを踏む足に力が入ってしまって
オーバースピード気味となってしまうケースがある、と言うコト。
これは運転免許を取って最初にしでかした失敗です。
あの時は春日井〜小牧を走行中に、The SQUARE(後のT-SQUARE)のTRUTHって曲をノリノリで掛けていましたv
皆様もご存知の、FIグランプリのテーマ曲ともなった、アノ曲です♪
当時はまだ珍しかったCDプレーヤ(ポータブルの)を職業柄持ってて、車載キットまで揃ってましたからねぇ。
これがイケなかったです。レーダーに気付いた時には「19km/hオーバー」で青切符切られました・・・。
(反則金を支払いつつ、すぐにレーダー探知機も装備しました。悔しかったです〜〜〜〜〜〜〜〜@)

なので、「適度なノリの良さ」ってのを心がけなきゃなりませんな。


現在は、パソコンを使って自分のお気に入りな曲だけ集めた「お気に入りCD」を簡単に作れるので便利です。
例えば「ど演歌シリーズ」とか、「CMソングスペシャル」とか「POPS洋楽シリーズ」とか。
そして現在作っていたのが「TVアニメソングシリーズ」ですねぇ。

これらの「お気に入りCD」ってのは昔はカセットテープで作った物です。
テープの残り時間を綿密に計算して、オートリバース機能に合わせ音楽再生が途切れないように工夫したりとか。
CD版だとそのようなコトがはるかに簡単なんですよ。

もっと欲を言えば、オーディオCDではなく圧縮フォーマット(MP3とかWMA)のまま再生出来るプレーヤが欲しいのですけどね。
そうすればソフトの入れ替えの手間が大いに省けます。
しかしおクルマには後であまりお金を掛けない主義なので(車種にもよりけりですが)、今更カーコンポの買い替えは予定しておりません。
今使っているのだって、ヤフオクで買ったんですけど事前に「CD-R再生が出来るかどうか」など目一杯調べての上でしたから。
新品ももちろん検討しましたよ。
その上で、中古品を相応に安く入手したのであります。
そもそも中古品を買おうとする場合には、イロイロと調べるのは当たり前ですし。
新品の価格と、入手可否程度はちゃんと知っておかなきゃ、中古品を買う資格すらない!と断言しても良いでしょう。

まぁ普通のオーディオCDだって、最大74分の音楽再生が出来ますんで実用上の問題は無いんですけどね。
さすがに1時間に1回程度はクルマを止めて休憩すべきですし。
この休憩もまた、安全運転・事故防止の為には必要なコトです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
(とか言いつつ、つい連続して走ってしまうんですが)

そして音楽ソースの入手は、例えばCDからとか、昔集めておいてMDに仕舞っておいたのとかがメインです。
これらは大抵PCの中にMP3ファイルとしてストックしてあるのですけどね。
しかし新譜と言うか・・・以前は興味すらなくて聞かなかった曲なんかは困ります。

そういうのは、新たにCDを買ってしまうコトが多いですな。
私は出来る限り、音楽作成者の利益を確保させてあげたい派です。
良い物を作ってるならそれに見合う対価を払ってあげなきゃ、やって行けなくなっちまいますからねぇ。
CDの購入は・・・やっぱamazonがほとんどです。
もっとも送料惜しさについつい余計な物まで買っちまうコトが多いのですけど。

それとネットでもダウンロードですな。
これはsonyがやってたサービスをちょくちょく利用してました。
まぁ圧縮コーデックの音質が、そこそこだったんですけどね。
でも現在はこのサービスがなくなっちゃってます。多分ipodに押されたんじゃないかと。
ヤフーミュージックもたまにチェックしましたけど、あまり良いのが見付かんないコトばかりでした・・・・。

そういう時に、禁断の裏ワザってのを時には使う事も。
メジャーな曲ならイザ知らず、私の好みってのは往々にして「狭すぎ」なのばかりなのでなかなか大変なのです。
YouTube(ようつべ)なんかに出てるのの中で、音質とかが出来るだけマトモなのを探して録音するんですな。
この録音ってのが、また大変です。

もちろん、ようつべのflv(又はmp4)ファイルをローカルに保存するツールを駆使して、そこから音声部分のみ抽出する方法もあります。
しかし・・・ファイルによりけりなのか、はたまたツールのお陰なのか不明ですけど、上手く行かないことも多いんです。
特に、音声がモノラルになっちまうコトが多いんです・・・・。
これがせクセ者でして、元々のソースの時点でモノラルってんなら仕方ないんですが、そうじゃない。
通常再生中は、ちゃんとステレオだったりするので困ります。


そういう場合の無敵な作戦としては、文字通りの「録音」です。
ダビングって昔は言いましたねぇ。
ソースのファイルを再生しながら、リアルタイムで録音するんです。
このような、アナログ音声編集作業をするソフトはサウンドエンジンってのを愛用しています。
これはかな〜り昔からあるフリーソフトですよ。
でも、ちょっと難点があるんです。
インストール・設定がちょっと難しい部分があるのと、リアルタイム録音時に「音飛び」が発生するコトがありますね。
この音飛び現象にはいつもいつも悩まされています。
出来る限りPCの負担を低減する為に画面モードを変更したり、再生するのを他のPCにしたり。
それでも上手くいかない場合もあります・・・・・。

似たようなので他のソフトとしては、Windows標準付属の「サウンドレコーダ」がありますね。
これはちょっと細工しなければ時間制限がありまんで、一工夫は必要です。
一応記録できるフォーマットは、wavのみですけど。
その他に、私が持ってるのは「JetAudio」でしょうか。
これはwav/mp3どちらでもリアルタイム録音が可能なんです。
・・・が、やっぱり音飛び現象がたまに出ますねぇ。
ひょっとしたらPCのシステム側の問題なのかも知れません。

それともう一つ。
他のPCで再生してダビングする場合に、私のはメインPC⇔サブPC間は光デジタルオーディオケーブルで接続してますけど、
どうやらサンプリング周波数の違いに起因するのか、なんか記録再生すると音程/速度が変わってしまうんですよね。
出来上がったファイルを1.1倍ほどの速度にして再生するとほぼ元の音程となりますんで・・・・
多分、44.1KHzと48kHzの違いでしょうな。丁度1.09倍ですし。
オーディオ機器ならばこのような不具合ってのは起きないようになってるんですが、どうしても最初の頃のPCオーディオなので
いわゆる「詰めが甘い」みたいです。
まぁ光デジタル入出力だって、接続する機器との相性みたいなのが出てたんで。
MD再生機からの録音では、このような不具合になったコトはありません。
ただし「プチプチ」「パサパサ」ノイズ混入ってのは、たまにあります。
どうやら光デジタルのクロックにうまく同期が取れていないみたいですな。
再起動すると状況が変わるんですが。

もちろん光デジタル接続してのリアルタイム録音だと、ヒスノイズも少なく結構な音質で録音が出来るんです。
アナログ音声接続だとどうしても「サー」って音が入りますからね。
しかも、大抵は音飛びも起こさずに上手く行くのですv
なので、音声ファイルの再生速度変換って方法がないか探してみました。


もちろんフリーソフトです。
しかし・・・・肝心の音質がペケなのばかりです。
まぁリサンプリングとか色々と加工しまくっちゃうんで、仕方ないんでしょうけど。
特に最近の、音声/画像変換ツールってのは、そもそものターゲットとして「携帯」向けになってるのが多くて困ります。携帯ならば、あまり品質は問いませんし、さらに音声に付いてはモノラル上等ってトコもありますからね。
それよりもむしろファイルサイズ節約とか、フォーマットの種類とかの多さに方向が行ってるようです。
あ、ようつべからのDLツールなんかでも、やっぱり携帯向けみたいなのが多いです。
結局は、ボツです。


このステレオ云々っのては、実は聴感での判断ってのは意外と付きにくい場合があります。
それは元のソース自体の音質が良くなかったりしますし、曲によってはあまり左右の位相差がないのもありますからね。
まぁクルマの中での再生なんで、実際モノラルでも困る事は無いんですけどv
でも、やっぱりステレオ音声の方が良いですねぇ。クルマで聞くだけとは限らないし。

てなコトで、散々苦労のし通しです。
確か6月の頭頃、突然「宇宙刑事シリーズ」(ちなみに私は「宇宙刑事3兄弟」と呼んでおりました。兄弟じゃないけど)に目覚め、
たまらなく聞きたくなっちまったんです。
まぁ3つもあると、どれがどれだったけ?みたいなトコもありましたし。


ちなみに、どれがどれなのかの答え。古い順に行きますねv

[1]ギャバン・・・・歌い出しが「男なんだろ?グズグズするなよ♪」。
サビの所は「若さ、若さってナンだ?振り向かないことさ♪」ってのです。ビームビーム!って合いの手が入ります。

[2]シャリバン・・・「Heyボーイ、空を見ろ、うつむかないでさ〜♪」の歌い出し。
サビは「男・強さ・優しさ、力・勇気・輝き♪」ですな。

[3]シャイダー・・・歌い出しが、「誰だ!光り溢れる世界に、誰だ!嵐を起こすのは♪」。
サビは「シャイダー守ろうぜシャイダー♪」ってのです。

まぁ実際どれも似たようなモノではあります。歌手も影山ヒロノブですからね。
でも曲調とか構成では、私は[2]のシャリバンが最も良いと思うのです。
まとまり具合では[3]のシャイダー、ノリでは[1]のギャバンですな。
この不景気な時代となった現代に改めて聞いてると、どれも元気が出てくるような気持になります〜〜〜〜〜〜〜〜@
そういう点で、良い曲が多かったですな。


ちなみにヒーロー自体の区別ってのは、実はあまりつきませんv
昨日の「タヌキとアライグマの見分け方」よりも難しいんでは???
※調べたら、色で見分けるのが良いそうです。
黒銀モノトーン調がギャバン。赤基調がシャリバン。青基調がシャイダーだそうで。
ま、やってるコトはどれも同じですけど。


その他に、ちょっと前のコラムにも書きましたが「蒼き流星SPTレイズナー」とか「装甲騎兵ボトムズ」とか。
ちょっとひねってセーラームーンの「ムーンライト伝説」も良いですねぇ。
これは最初のと次のでは、曲は同じでも歌ってる人が違うんだそうで。
最初のが「DALI」と言うユニットで、次のは「ムーンリップス」と言うのだとのコト。
これは知らなかった・・・・・・。ただアレンジが変わってるだけだと思ってました。
だって、声がほとんど同じですからねぇ。
ちなみに私は最初のDALI版の方が、アレンジ・サウンドなど含めた総合点では良いと思ってます。
やっぱりオーソドックスでシンプルな方が、曲調とあってると思うんで。
(この曲を聴くと、どうしてもザ・ピーナッツの恋のフーガとかを連想してしまいますv)
もちろんですけど、マンガ自体の内容に付いてはほとんど知りません・・・・・。

そんなこんなで、やっとこさ一枚分ののアルバムが出来ました〜〜〜〜〜〜@
ちょっと昔の曲とかも入れて水増しして、15曲/47.0分ですv

この「47分」ってのも、無意識のうちに昔の習慣が出てしまったみたいですな。
カセットテープ、正しくはコンパクトカセットと言うんですけど、このカセットテープの標準的な長さなんです。
市販されていたのでメジャーなのが、C−30/C−46/C−60/C−90/C−120の5種類でしたし。
60分まではテープの厚さが12ミクロン、90分と120分は8〜10ミクロンと薄くて電機メーカーは「なるべく使わないで」と言ってました。
薄いと伸びやすいですし、走行の安定性も弱いんです。
まぁテープを沢山巻かないと長時間記録に対応できないので、それでなんですけどね。

でLPレコードやCDからの録音には、大抵がC−46でした。
ごくたま〜に、60分テープじゃなきゃ入らないのもありましたけど。
しかしテープメーカーさんは、例えばC−46と言っても46分きっかりではなく多少の余裕ってのがありました。
ちゃんとテープ速度が合わせてあっても、2〜3分ほどは余分に録音できたんですな。
これは、こう作っとかなければクレームになっちまうからなんですv

という事は、74分のアルバムってのは「丁度収まるサイズ」ってコトになります。


そのうちにまた、遠出する時にこのCDが活躍するでしょう。楽しみです。
しかし・・・こういう自分のお気に入り曲を集めたののタイトルにはお約束ってのがありました。
昔の友達の所に遊びに行くと、この用に作成したカセットが棚にずら〜っと並んでましたねぇ。
しかも、それが皆「マイベスト」だったりするんです。

まぁベストなのが沢山あるのは良い事なんでしょうけど・・・本来の意味で考えるとBESTは1つにしといて欲しいな。

●2009年06月22日(月)

ちょっと間があきましたが、更新です。
今回はちょっとだけ趣向が変わって、携帯電話ネタ。


とは言う物の、実は携帯電話なんてのはあくまで「電話として」使えれば良いのですから、
あんまり高機能とかは求めておりませんです。
一時期はネット接続して使っていた事もあったけれど・・・
やはり費用が掛かりますし画面も小さくて使いづらいのがネック。
時代は変わって、費用的には随分と安くはなったのですけどね。

しかし、携帯電話の料金体系ってのは、何か不透明感が未だに拭えません。
複雑にして判りにくくしてある感じってのがあるんです。
もっとも、保険業界も似たような物なんですけどね。


で、私の経験則的には、「料金体系が不明確=ぼったくり注意報点灯」なので、どうしても避けちゃうんです。
やはり明朗会計ってのじゃなきゃ、買いにくいです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

詐欺の典型的なパターンってのは、とにかく耳障りの良い言葉(業界用語・専門用語)を並べ立てて、
それを「さも判ってる風」に語れる人ってを作ります。
そうなれば、その人達が勝手に広告ボランティアとして働いてくれるのですね。
ブームの仕掛け人ってのが居て、ブームとなり、大流行する・・・・そういう、古典的な手法です。
もっとも現代人はしたたかとなったので、なかなか引っ掛かる人ってのは少なくなったようですが。
でも判断力の弱い、子供やお年寄りは要注意ですよv
女性対象なら・・・判断力は弱く無いんですけど、ムード・雰囲気には弱いんで、またちょっと違った手法が取られます。

もちろん、携帯電話業界ってのが詐欺だなんてこのような場で言うつもりはありません。
しかし明瞭会計ではない以上、批判されても仕方ないとは思います。

よって、私の携帯電話つてのはとかく「骨董品」とか呼ばれてるほど時代遅れのを使ってたりしますです。
新しい製品に興味が無い訳ではないけれど、何らかのコレって言う決め手に掛けるのですね。

で、現在使っているのが写真の、SHARP製V302SHです。
実はコレでも私にとっては「新し目」な電話なんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
何故ならばこれを買った時の事情ってのは、確かどこかの100円ショップで突然トイレに行きたくなり(大きい方)、
用を済ませて水洗レバーをジャーっと押して流してた時に・・・・便器に電話が落ちてしまいました。
そして、そのままトイレの中へと流れて行っちゃったのです・・・・・・。
既に商売で使ってましたので、仕方なく買い換えた経緯があります。

でも、ボーダーフォンなんですねぇ。これ。
私は最初、「TU-Ka」から初めて、次に「東海デジタルホン」へと乗り換え、その後ずーっとそのまま使ってますv
にも関わらず、電話会社の方で勝手に「東海デジタルホン」→「ボーダーフォン」→「ソフトバンクモバイル」と社名が変わっちゃったんです。
確か2006年にソフトバンクモバイルになったはずなんで、この電話機を買ったのが丁度そのちょいと前だったかと思います。
と言う事は、4年ほど前ってトコです。

つくづく、情報家電の世界ってのは日進月歩なんだな〜と思います。
4年前の携帯電話機が、とっくに「骨董品」扱いなんですから。
でも、実は携帯電話ってのはバッテリー管理に気を付けて使うと結構長持ちするんですv
このバッテリーってのがクセモノでして、実は沢山使えばそれだけ寿命に近づくんです。
もちろん適度に使わなきゃ、これも寿命が短くなるんですけどね。


電話機選びってのは皆さんどうやってるのかは知りませんけど、私の場合はやっぱり「見た感じ」でしょうか。
それと、お値段ですね。
このV320SHも、丁度その時に出てた「フェラーリ・エディション」なるものでして、その赤色に惹かれましたv
ちょっと調べてみましたら、ITmediaの記事(2005/07/21)にありましたねぇ。
この時はまだフェラ版は発売されていなくてその秋に出たんです。

で、このケータイも来年の春には買い替えしなくてはならないのです・・・・。
もっともそれまでは使い続ける予定ですけどね。しつこくv
でもちょっと新しい機種の物色はしておりますです。

いろいろと出ていて目移りしますが、どれもなんか機能的には中途半端ですねぇ。
デジカメのように使えるモノとか、テレビが見られるモノとかあるんですが。
その中でちょっと気になっているのが、Windowsケータイってヤツです。
まぁあまり過度の期待をしてはいけないんだろうけれど、リブリブも出先では重宝しているのでこれもアリかなと。
その他に、機能のウリではなくて、外観のデザインがシンプルで小型のモノでちょっと気に入ったのがありました。
やっぱり持ち歩くものですから、あんまりでかいのは勘弁して欲しいんです。
現在使ってるのも、小ささってのが一番気に入った理由なんですからね。

結局の所はやっぱり電話としての機能を重視して、その他のはあくまでオマケとしてしか見ていないんだなーと思います。今使ってるのだって、実は色んな機能があるはずなんですけど・・・活用はしていないんですな。
もっと便利だったり、コストが掛からずに使えたりする代わりの物があれば、そっち使いますんで。
なので、電話機の買い替えは「その時が来たら考える」コトにしますv

話は変わりますが・・・・夜、自宅の前で夕涼みをしていたらなんか丸っこい動物がウロウロしてるのを発見しました。

「あれは・・・たぬきかな?」

と最初思ったんです。体型ってのがたぬきっぽかったんで。
しかし歩き方はイヌよりももむしろネコみたいです。
しっぽに縞々があったので、これはどうやらアライグマですねぇ。
ちなみにたぬきとアライグマは良く似ているのです。
でもたぬきのしっぽには、縞々はありません。
絵やイラストでは縞々が付いてるのもありますけど・・・これは勘違いとのコト。
それと、つい目があってしまいました・・・ちゃんと目の周りが黒くて、かつ額に縦の黒線がありましたv
「ひげが生えているよう」な顔です。これもアライグマの特徴です〜〜〜〜〜@

このたぬきとアライグマの見分け方は、「しっぽが縞々」「額に縦スジ」が簡単なトコです。
まぁ足の裏なんかの指の形も全然違うんですけどね。

ちなみにたぬきも、近所の山でちょくちょく見掛けます。(だから最初はたぬきかなと思った)
たぬきはイヌ科で、アライグマはアライグマ科なんで動物の種類自体も全く違うんです。


で、このアライグマは、私の自宅の隣付近をウロウロしておりますです。
色は灰色系みたいですな。暗いのでちょっとはっきりしませんけど。
このような野生化したアライグマってのは、最近かな〜り問題となっているようです。

病気(狂犬病)を媒介したり、農作物から小動物まで襲ったりと、まんま野生動物なので本来ペットとして飼うのは難しいとされてます。
小動物と言いましたけれど、春日井市では散歩中のイヌを襲ってその飼い主にも大怪我をさせた事件がありました。
ちっちゃい時は良いんだけど、大きくなると手に負えなくなる事が良くあるそうな。
イヌみたいに気軽に飼ってしまってはダメって言われとります。
怒って噛み付くとマジで血だらけとなるそうな。場合によっては何針か縫うケガまでさせられるらしいです。
凶暴だという説がありますが、それに対して飼い方によりけりという反論もまたあります。
元々愛玩動物でも家畜でもない「野生動物」ですから、凶暴性は持ってて当然なんです。
まぁペット全般に言えますけど、特に野生動物ってのはストレスに弱くて、それによりヒステリーを起こしたりはザラなんですね。
もっともそれ位に神経質でピリピリしてないと、野生の世界では生き残れませんから。

実はアライグマを飼う場合には、許可が必要です。


で、逃げ出したり捨てたりしたのが野生化するとのこと。
しかもアライグマってのは知能が高く、さらに手先が器用で繁殖力も高くてサバイバル能力が高いんですねぇ。
そしてイヌとは違って、壁をよじ登る事もできるのです。ネコ以上に凄いヤツなんですわ。
天井裏とかに入り込んで営巣するらしいですよ。

とここまではニュースなどで聞いてはいましたけれど、まさか私の家付近にウロウロしてるとは思いませんでした・・。
さて、どうしたものやら。
私は動物は大好きなんです。アライグマだってカワイイですし、そもそも体型が私と似てますんで親近感も持てますv
しかし、これは立派な「害獣」なんですよねぇ・・・・・。

もし事故が起きたり、また繁殖してしまったりすれば、手遅れになりますんで・・・・
明日、役所に目撃情報提供だけはしときますです。
カワイソウだとは思うんですけど、でも何かあってからでは遅いですから。
(ちなみに、もし飼い主がいるのならばコレで判明しますんで、今後の対策が取れるんです)


写真は撮れませんでした。残念です。

●2009年06月19日(金)

と言う事でして(ナニが?)、昨日の続きのブレーキネタです。
クランケ(患者)は働くカウンタック/蒼き流星ACTYトラックでございます〜〜〜〜〜〜〜@


いよいよもって、ブレーキパッドの交換作業ですv
と、その前に・・・・こんな疑問が出てくるでしょうな。(ネットだから特に)

「ブレーキってさぁ、重要保安部品じゃん。自分で勝手に交換しちゃっていいの?」
「法律違反ですよ。違法行為をネットのような公共の場で書くのはどうなのか?」


答えは、「全く問題ありません」です。
なので余計な心配はしなくて良いんですv へっへっへっ。

と言いますのも、実は自動車の整備は規制緩和によりユーザー自身の責任において行う事が法的に認められています。
以前はこのような重要な部分を整備したら車検場に持ち込んで検査(分解整備検査)を受けなければならなかったのです。
しかし、その項目は平成10年をもって廃止されました。
よってこの疑問に付いては現在はナンセンスな物だと言う事となりますです。
とは言うものの、こんなのクルマ業界の人は無論、自家整備する人ならば皆知ってる位有名なコトなんですけどね。
もちろんこの辺りの整備をしたら整備点検記録簿へ記録しとかなきゃなんないのは変わっていませんよ。

ちょっとネットでこの辺のコトを調べてみたら・・・・げっ。
まだ知らずに、しかも他人をその上で批判してる人がいるよ・・・・・・。
それも一人や二人ではないんです。
凄いのになると「私は自動車整備業関連の者ですが」と前置きしてるし。やれやれ、ってヤツですな。

言うまでもありませんが、もし整備上何らかの不具合やミスをすると、その結果は推して知るべしです〜〜〜〜〜@
これはクルマだけではなくオートバイでも同様ですよ。
なのである程度技術に自信がある人ならイザ知らず、やったコトもないのに「よ〜し、パパ整備しちゃうぞ〜」なんて気軽な気持で行うのはダメです。
ヤルのならば命がけで取り組んで下さいな。本当に命掛かってますし。
まぁ、やり方ってのに付いては現在情報社会ですから、比較的簡単に調べて知ることは出来るんですけどね。

やり方、と言っても作業手順のコトなんですけど、実際に整備をする場合はそれだけでは不足です。
いわゆるコツってのもあるのです。工具の使い方とかネジの扱い方とか清掃や点検に付いてとか。
特に初心者さん達には、ネジを外す・締めると言った基礎がちゃんと出来るようにするまでが大変でしょう。
・・・ブレーキ廻りのネジの締め付けで、「絶対に間違いない」位、確実に行えなければ整備完了とはならないのです。

その為には、経験値も大事ですし、道具も合った物・使いやすい物をちゃんと用意しておかなければなりませんね。
という事は・・・節約の為の自家メンテってのは、目的自体がズレちゃうコトが多分にあるのです〜〜〜〜〜〜@

と、一通り注意事項のお約束を書いといて、次はいよいよ作業の実況ですv

準備としては、必要な道具を出しとくコトとか色々あるんですけど・・・・・
ブレーキ整備には「粉」が付き物です。ブレーキダストって言いますけどね。コナ。
この粉ってのは、人体に有害なんですよ。
もちろん昔は「アスベスト」も含まれていたのですが、これは既に廃止されて使用しておりません。
だからって、やっぱり粉塵は体には良くないのです。
ちょっとでも吸い込むと、ノドや鼻がムズムズヒリヒリして来ますからね。
なので、面倒でもちゃんと事前に「防塵マスク」で防護しておくのですv
それと、作業手袋も要りますね。
私の場合は軍手が嫌いなので、ちょっと高価ですけど皮手袋を常用しております。
(物凄く細かい部分の作業の時はさすがに素手ですけど・・・・クルマの場合はそんな細かいのは無いです)

準備段階は、まだまだあるのです。
新品のブレーキパッドの面取りをしておきます。

写真上段の左側です。

カドが立ってると、何か引っ掛かりそうな雰囲気ですんでコレを落としとくのです。
どの位削っとけば良いのかと言いますと・・・ノーマル準拠のパッドならば写真の程度で充分ですな。
これが鳴き易いメタル系パッドの場合は、ちょっとローターとの出入り方向を大きめに面取りしとくと良いですv
もっとも、あんまりヤリ過ぎると・・・・無くなっちまいますんでほどほどに。
ここは手作業で真心込めてと言いたいんだけど、グラインダーに「ブライトディスク」なるのを装着して行いました。
紙やすりが沢山付いてる感じの、磨き用ディスクです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
対象物を傷めずにキレイに面取りができるんですよね。しかも楽ですし。
勿論ですけどコナが出ますんで、防塵マスクは装着済みってコトです。(作業完了まで同様)
ちなみに、ローターとの接触面をヤスリがけする必要はありません。
つーか平面が崩れるのでやってはダメなんです〜〜〜〜〜〜〜〜@
これをヤルのはあくまで中古パッドを再利用する時位ですか。


まずは、おクルマのホイールナットを1つずつ、ちょっとだけ緩めて締めておきます。
これはジャッキアップしてからだと、ナットが固まってる場合に回せなくなりますので、その為です。
ちなみにサイドブレーキ=リヤのみに効くので、ジャッキアップすればフロントホイールはクルクル自由に回ります。
後輪駆動車ですから、ギヤを入れといてもやはりフロントはフリーなのです・・・・・。
(停止状態でもタイヤは車体を支えてますんで、思いっ切り緩めちゃダメですよん)

そして、ジャッキアップです。
私のトコはフロアジャッキがありますので、これでフロント側を一気に両方共持ち上げますv
(どうせ、右側も左側も両方ヤルんですから)
その前に後輪に輪止めをしておく、持ち上げた車体の下に安全の為ブツを仕込んどくとかのお約束もあるんですけど。
細かい事に付いては、いちいち書かなくてもokだとは思いますけどね。

そして、ホイールを外します〜〜〜〜〜〜@
この時にホイールナットが4本と少ないので、助かります。少ない方が楽なんですよ。
インパクトレンチでガガガガ〜とやれば簡単だけど、今回はクロスレンチにて手作業で行ってます。
折角買ってあるんだから、こういう時位しか使わないんで。
(でも締める時はやっぱり手作業の方が、締め具合が判って安心なんですv)
ホイールを外したら、ちょっとキャリパーが見えやすい方向へハブの向きを回しとくのです。
運転席側ですとハンドルを左に切った状態にすると良いんですv
そしてローターとかに付着したブレーキダストをあらかたココで清掃しときます。

写真中段の@が、ココまで済んだ所です。


次は、キャリパーの取り外しです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
ピンスライド式の、方押しシングルポッドですねぇ。
モンキーR(Dioキャリパーになってるけど)と同じです。でもサイズはでかいです。
このスライドピンの部分のボルト計2本を外すのです。
本来ならば固くてなかなか回んないんですけど、実はちょっと前点検や清掃の為に外してますんで、今回は楽々。
もしも固くて外せない場合は・・・・困りますねぇ。
ブレーキ部分なので、やたらCRC5-56とかぶっ掛けるワケには行きませんし。
もしヤルんならば、スプレーするのではなく油差しで、目的部分のみ局所的に注油するなどの工夫が必要です。
(こういう状況があるので、不慣れな方が作業するのはオススメ出来ないのです。無茶苦茶ヤリますからねぇ)


写真中段のAです。

キャリパーが外れたら、ブレーキダストを落とします。
この時にくれぐれもブレーキホースへ無理な力を加えないようにしとか無きゃなりませんな。
清掃ってのは、あくまで機能的な障害となる恐れがあるから行うんです。気分的な問題ではありません。
でも、やっぱりキレイになるとなんか嬉しいものです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
当然ですけど、落ちたコナで周囲は大変なコトとなっておりますです。


写真中段のBです。

その次はキャリパーピストンを押し込むのですけど、この時にちゃんとマスターシリンダーのトコの液量確認しておきます。
これを怠ると・・・ブレーキフルードが逆流して、溢れる場合があるのです。
これまた素人勘違い例ですが、「ブレーキフルードが減る」ってコトは、漏れてでもない限りあり得ません。
そして漏れていればブレーキは効きません・・・・。
パッドが消耗すればその分キャリパーピストンが押し出されてますので、そちら側へ液が移動してるだけです。
それなのに、自分で勝手にフルードを足しちゃう人がいるんですよねぇ・・・・・。
どうも知識不足ゆえ、ある一部の現象に目を奪われ、全体を見ようとしないんですな。
視野狭窄、とも言います。
こう言う人はとにかくちゃんと協力してくれる業者さんを捕まえておくコトが大事です。
とは言う物のあまりにもしつこいと、さすがに相手側はたまりませんので逃げ出しちゃうかも。
・・・私も逃げ出した例は沢山ありますよv
決め台詞は「安心して乗れる新車しかないですね〜〜〜〜@では。」なんですが。
なので心配性な人は新車にして、それを定期的に買い替えするのがベスト、と言うかそれしか無いですな。


で、ピストンを押し込む方法に付いてですが、色々あります。
バイクの場合は単純に押し込むだけなんですけど、クルマの場合だと「回すと引っ込む」のもあるのです。
特にリヤブレーキがディスクの車種には良く見られるんですな。サイドブレーキとの絡みなんでしょうけど。
このピストンの押し込みにもコツがありまして、なるべく傾かないよう真っ直ぐに押すのです。
プライヤーとかでやっても良いんだけど、真っ直ぐ押すのは難しいかも知れません。
写真のような道具があると都合良いですねぇ。
(専門工具もあるんだが、私の場合多種多様なのを扱うのでこのクランプバイスを愛用しておるのです)
※この時のピストンの動き具合もチェックしておきます。スムーズさに掛ける場合は、要追加整備ですからね。


そして、古いパッドを取り外し、パッドの固定バネ(金具)も外して清掃しときます。
あまりにも経たりとかがあれば、要交換です。
これまた基本中の基本ですけど、付いてた向きとか場所とかはちゃんと覚えとけってコトですな。
・・・判んなくなって電話で聞いてくる人がいますけど、大抵は教えてあげません。
その状態でも良いから、こちらにお任せしていただけるように促します。
理由は、こんな基本もなってない人が触った件に関わるのはゴメンだからです。それ、死ぬよv
さすがに死んでもらっては困りますから、死なないようにって気持で言ってるんですが・・・逆切れ者も出ますねぇ。
もっとも、そんなコトすりゃ縁が切れますんで、後は勝手に死んどいて下さいってなもんだ。
以前も書きましたけれど、無償でアドバイスを受ける立場=弟子入り扱いで、お客様ではありません。
なので、バカ、ボケ、死んで来いっ!と罵詈雑言を浴びせられても「スミマセン」と頭が下げられなくてはダメです。
まぁ普通にプライドがある人なら堪らないでしょうな。
という事は、普通の神経をしてたら、聞いて来ること自体が間違ってるってコトになるんですけどね。
(但し、女性にはこんな厳しいコトは言いません。甘いんですょ。もち下心全開ですけどv)


そして新しいパッドにパッドシムを組み込んで装着します。
パッドグリスはなるべく使わない派なんですけど、でも極薄く必要箇所には塗布しときますです。
一度組み込んでみたけれど、やっぱりちょっとだけ塗った方が収まりや動きが良好でしたからね。
この「様子や具合を見ながら」ってのは大事なコツの一つです。
今回みたいな社外品を使う場合では、ベースプレート形状の誤差などでこういうコトは良くあるのです。
まぁ酷いのになると、思いっきりカタチが違ってて引っ掛かりまくり修正しなきゃ付けられないなんてのも。
・・・そのまま組み込んじゃうと、走行中引きずりを起こしどんどん過熱して、必要な時にブレーキが効かないって状態になりますな。
ようするに「あるべき状態にする」のが大事なんです。
その具合ってのが判るかどうかってので、これまた経験値とか技術とかの話になるんですけどね。

写真中段のCDが、済んだ状態です。


後は、ブレーキキャリパーを元通り確実に取り付けます。
ちゃんとブレーキホースなどの部分も点検しとくんですよ。折角バラしたんだから。
そして・・・ここからが大変です。
実は、ブレーキダストがホイールにも凄い沢山こびり付いてますv
コレを清掃するのですが・・・写真中段の下にある通りですね。
ちょっと写真が小さいので判り辛いんですけど、約1mmちょい満遍なくこびり付いてましたから。
真鍮ブラシでゴシゴシとこすって清掃です。
ちなみに、ダストはホイール一つあたり片手に軽く一杯ほど出てきましたです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
あぁぁぁ・・・・地球に怒られそうですね。ちゃんと土に返しときましたv
もちろんですけど、ホイールの裏面だけではなく表側もついでに清掃しましたよ。
これまた気分的な問題ってのではなくて、一度キレイにしとけば次の汚れ具合で、今回取り付けたパッドの消耗具合が
外からパッと見て判りやすいからなんです。(微妙な洒落のつもりなんだけど)


そして、反対側もまた同様に作業を行います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

写真は前後してますけど、今回の反省ですv

先日「ブレーキパッドが消失した」と表現しましたけれど、実は「かな〜りヤバイぞ」レベルで運用中止したんですよ。
ようするに、完全に無くなっちゃってて走ってた、なんてコトではありません。
とは言う物の、写真上段/下段を見て頂ければ一目瞭然ですが・・・・ギリギリの綱渡り状態です。

不思議な事に、助手席側と運転席側では消耗具合ってのが違うんですよねぇ。
でも片効きってワケじゃ、ありません。
これは多分左曲がりでブレーキ使う時が多いからなんだと思います。日本の交通事情ならばね。
それと、アクティはどうだか知りませんがクルマのブレーキ油圧ラインってのは通常2系統独立してるんです。
大体、フロント右&リヤ左/フロント左&リヤ右と、ばってん状にクロスしてますな。
これはフュエールセーフ機構なんです。
万一油圧ラインにトラブルが発生しても、ちゃんと真っ直ぐ止まれるようにってコトです〜〜〜〜〜@
なので、油圧の掛かり方の条件が違うんで、必ずしも左右同じな減り具合となるとは限らないんです。


で、この「かなりヤバいぞ」レベルでの、運転してての症状ですな。
まぁ普通の人は何かおかしいかもってんですぐ分解チェックするワケには行きませんので、これ大事です。
これは、強くブレーキ掛けた時なんかに、たまにですけど「ゴ〜ッ」とジャダーが感じられる事がありました。
その発生頻度は、徐々にですが多くなってきたのです〜〜〜〜〜〜〜〜@
それと、ブレーキがピーピー鳴くようにもなりましたねぇ。
終いには、ハンドルを片方(私の場合には左)に切ると僅かながらピーピー鳴いてましたし。
そこでちょいとブレーキを掛けると音が変化しますです。
ちなみに、ここまで来てもブレーキの効き具合ってのの変化は、判りませんでしたよ。
もちろん原理的にはブレーキ効力は低下してるはずなんだけど、少しずつ悪くなってくるんで気が付かないと思います。

で、乗用車と貨物車の違いなのか何なのかってのは不明ですが・・・・
純正パッドだと、大抵は消耗インジケーター機構が付いてんです。
ちょっとした金属製の爪なんですけどね。
パッドが減って来てブレーキングをするとこの爪がローターに当たり、キーキーと盛大に音が出るようになってるはず。
ブレーキ掛ける度にキーキー音が出るし、終いにはブレーキ使わない時もキーキーとうるさいんです。
で、びっくりして車屋さんに点検に出すと。
そしたら目出度くパッド消耗発見・交換となり、ディスクローターまで逝っちまわずに済むんですv
しかし・・・アクティトラックには無いんですねぇ。そのメカは。
パッドシムに大抵は付いてんですけど、いくら眺め回しても見当たりません。

じゃあ何で最後の方でピーピー言ってたかってのは、実はパッドが思いっ切り消耗すると固定の具合が甘くなります。
すると共振しやすいんです。
それと、バックプレートに伝わる熱も大きくなりますんで歪みが出てくるんですな。(確認済みです)

と言う事は、やっぱりこのクルマは定期点検がとても大事だってコトとなります。
ユーザ車検も良いけれど、定期点検の機会ってのでちゃんと車屋さんにチェックしてもらうのも、やはり大切なんです。

今回はマジでギリギリまで使い倒した感がありますv
運転席側/外側のパッドはライニングが僅か0.数mmでして、ちょっとだけバックプレートが擦ってましたし。
でも一月前に見た時はココまで減ってなかったような・・・・中央の溝が薄っすらと残ってましたからねぇ。

しかし良かったのはローター側へのダメージはありませんです。もちろん磨耗はありますけどね。
とは言う物の、多分次回のパッド交換をする時はディスクローターも交換する事になりそうですけど。
しかし48,000km走行でコレですか・・・・先が思いやれられますねぇ。(運転の仕方が悪いと思う)


で、将来の為にお値段とかをちょっと調べてみました。

☆ヤフオク☆ホンダ アクティ(HA3)/ディスクローター

実はパッド以上に、このディスクローターってのは材質や加工法により品質が千差万別なのです。
なので、製造メーカーやブランド銘柄ってのの選定には、充分に気を付けなければなりません。
実は私はパッドは社外品でも平気なんですけど、ローターの社外品は何かイマイチしっくり来ないんです・・・・。

相場を見ると、安い物だと\6,000-位からあるようですな。
(ちなみにローターの場合は、2枚1セットなのを確認しとかなきゃなりませんよ。まれに一枚売りもあるので)
ボッシュ製なんかはお馴染みなブランドなのでよさげですv
でも、多分私が選ぶとすればもちょっと高くて\8,000-位なんですが「DIXCEL製」のヤツになると思います。
このディクセルってのは実績があるので安心ですからね。
あ、少し安いのでPALAUT(パロート)製のもありますねぇ。これは日産系のメーカーです。
ちなみに、「ハ゛」ロートって良く間違われてますv
こっちの方が良いかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


おおおっ。やっぱりと言うか、スリット加工を施したのも売られてますねぇ。
それとドリルドローターもありますv
これらはバイクではごく一般的なんですけど、クルマではちょっとしたチューニング品なのですv
まぁ大抵は既製品をどこぞのショップが追加工してんですが。
NCフライスとかがあれば簡単に出来ますからね。

実は、このスリット加工ってのはメリットもありますけどデメリットもまたあるのです。
ドリル穴のも同様ですよ。
こういうのが何でしてあるのかって言うと、一つは「ブレーキカスの排出」です。
ブレーキはパッドとローターを締め付けて摩擦力で利かせてますんで、どうしても削れてカスが出ます。
にっくきブレーキダストですね。
問題は、このカスが、ローター/パッド間にはさまっていると、ちょうとコロのような働きをしてしまい、摩擦力に影響します。
そのカスの逃げ道となるのが、このスリット溝であり、ドリル穴なんです。
それとパット表面が炭化・・・つまり焼きが入ったり、あと酸化により硬化してるのを「一皮剥いてあげる」清掃作用もあります。
もう一つ、「放熱性を高める」役割もあったりしますです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

と、良いコト尽くめに見えますけど、デメリットもまたあるのです。
ブレーキローターってのは摩擦熱が沢山出るんです。
当然ですけど、クルマの運動エネルギーを摩擦による熱エネルギーへと変換してんですからね。
なので、ローター材質に求められるのは、この摩擦と熱に対しての物理的強度ってのが大事なんです。
ここに余計な加工がされてると、どうしても強度的に不利となります。
それとヒートクラックと呼ばれる「ヒビ」も入りやすくなりますね。(特にドリル穴周辺には、よく見られますです)
もちろん温度分布も偏りがちですんで、微妙に歪んだり、また偏磨耗も起こしやすいんですよ。
なのでローターの寿命は、無加工の物よりも短くなるんです・・・・・。
それと・・・パッドとローターの接触面積がこの溝なり穴なりの分だけ減りますので、その分摩擦力が小さくなります。
という事は、ブレーキ効力も低くなる要素があるのです・・・・。
しかもパッドを一皮剥いてばかりいると、やっぱり減りも早いんですよ。
なので、加工によりブレーキ効力が増えた分と、減る分のバランスを考えてなければダメです。
見栄えが良いからって、沢山の溝なり穴なりがある物だと、むしろノーマルより性能が低いなんてコトになりかねません。放熱性を改善するのは、やっぱりベンチレーテッドディスクの方が合理的でしょうな。
アレはディスクローターの中に空気通して冷却してんですからね。

ちなみにモンキーRもTT-Rも使う「ウェーブローター」に付いても、摩擦面積が少ないので全く同様のジレンマがあるのです。
まぁバイクの場合はブレーキの絶対的な効きに関する性能的な余裕は沢山あるのです。
車重だってとっても軽いんですから。しかもローターは露出してて冷えやすいと。
なので、微妙なタッチを優先しているからこそ、ノーマルでも穴が開いてたりスリットが有ったり平気でしてんです。
・・・4リッターモンキーの前ブレーキは、NSR50そのものなので効き過ぎて使いにくいです。
コレを改善するのに、ウェーブディスク化するのも良いアイディアだなーと思ってますv


私の軽トラみたいなのだと、あまり欲張っても実際に良い事なんてのはほとんどありません。
なので、ごくごく無難にシンプルに、普通の部品を選んだ方がオイシイのです。
こういう「匙加減」ってのが結構大事なんですよねv

で、目出度く作業も完了しましたが・・・まだまだヤルべきコトはあるのです。
まずは、ブレーキペタルをシコシコと踏み込んで、戻してしまったキャリパーピストンの位置をちゃんとします。
コレ忘れて、出発即ドカーン!!って事例は沢山あるんだそうな。

次に・・・パッドの焼入れとか当たり付けです。慣らしとも言います。
実は、「焼き入れ」に関しては、メタル系には「やりなさい」と書いてあるのも存在しますけど。通常は不要です。
まぁ結構な熱を出す行為ですから、それやった後はフルード交換必至ですけどね。
もっともレジン系でも、焼入れ済みのでも、最初にローター温度を300度位まで一度上げてから冷ますと良いんです。
(パッドから白い煙が出てきます〜〜〜〜〜@)
もちろんですけど、これも微妙な加減が必要ですよ。
ヤリ過ぎると「丸焼け」となります。つまり焼き入れ所かフェード済みの炭状態になっちまうんです。

なんて難しい御託を並べてますけど、実際のやり方は簡単です。
しばらくの間は、強くブレーキを掛けないコト。ただそれだけです。
(ちなみにしばらくってのは、100kmほど走行が目安と言われてます)
私の流儀ですと、チョコチョコとブレーキを当ててやって、しばらく冷やして、またチョコチョコと当てて・・・・
すると僅かにタッチが変化して来ますから、そしたらクルマを止めて冷却です。
大体この時のローター温度が300度前後となるんですv
で、ブレーキが冷えたら、またジワーっとブレーキを時々使ってやって、段々と当たりを付けるんです。
ある程度当たりが付くと、ブレーキを踏んで効く感触が一定になります。
ま、ここまでやったらとりあえず終了ですな。
もちろんですけど、それ以降も出来る限りブレーキを強く掛けないようには注意するんですけどね。
こうやつて初期の当たりをバッチリ取っとくと、慣らしの期間が比較的短くて済みます〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

で、初期当たり付けまでは済ませましたv
またちょっと気が早いかも知れませんけれど・・・NTB/NAOパッドのインプレです。
ちょっと感触的にはソフト&マイルドですね。
言葉で表現すると、「ぷにぷに感」があるんです。
でも初期制動タッチも踏んで行った先も、ガッチリはしてないけどしっかりしてるんです。
まぁごく普通に乗る分ならば良いかなと、今の所はそう思います。
カッチリ感ってのが出るのかどうかは、慣らしが済んでからのお楽しみですね。

で、自家整備だと特に気になるのが・・・・鳴き具合です。
今回の作業もキッチリ慎重にやったお陰で、鳴きは一切発生しておりません。
もちろん交換前にあった、ハンドルを切るとピーピー言ってたのも無くなってますです。
そして・・・ちゃんとブレーキを戻したら、キャリパーピストンもスッと戻ってる感がバッチリですv
ブレーキを踏んだ感触も、常に安定してますので、安心して乗れるようになりました〜〜〜〜〜〜@


で、最後の仕上げです。
これは・・・人間側なんですよ。
ブレーキダストのコナまみれとなりましたので、さっさとお風呂に入ってキレイキレイしますv
これを怠ると、何となく体調が悪くなったりとか、皮膚にボツボツが出来たりとかで散々なんです。
粉塵公害ってのはバカにしちゃあイケマセンね。

それと、つくづくクルマってのは地球に厳しいんだな〜とも思います。
排気ガスはもちろんのこと、ブレーキだってタイヤだって公害の発生源ですから。
磨耗した分は確実に、地球を汚染してるんですねぇ。
・・・環境保護団体とかは絶対にクルマなんて乗ってはならんと思うんですわ。電車も禁止ね。

私は・・・まぁ地球に怒られる方を選びますよ。ワザと汚すなんてコトはしないけどv


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