2008年04月のコラム
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●2008年04月25日(金)

今日は、パソコンネタですv

キーボードの上に「PrintScreen」ってボタンがあるのですが
この機能は使い方を覚えておくととても重宝します。
これは「スクリーンショット」とか「画面キャプチャ」と呼ばれる機能でして
これを押した時の画面を、クリップボードにjpeg画像として記憶します。
後は、ペイントソフトなどで(クリップボードより)貼り付けをすると加工したり印刷したり保存が可能です。
なので、何かの申し込みした時のメモ代わりに使えます。

ただし、機能の制限があります。
再生中のビデオ動画やゲーム画面の一部に関してはムリ。
それと、画面全体ではなくアクティブになっているウインドゥだけ撮りたい場合には、
Altキーを押しながらPrintScreenを押すと良いですv


でも、フラッシュ画面はちゃんと撮れるんですよね。
実験してみたのがこの写真です。
なんか調子付いて熱弁を振るっている司会者の隣で、変なオジサンが静かに怒りを燃やしている図。
全画面で再生中キャプチャーして、それを縮小した物ですので
よく見ると下の方にスライダとかが出ています。
(ちなみにYoutubeです。動画自体をダウンロードしたい場合はGetFlvなどのツールが出ています)



ちなみに、先日の雷のお話ですが・・・・
この記事の投稿をしたすぐ後、しっかり停電いたしましたv
まぁ壊れたりはしなかったのですが、復旧に少し時間が掛かったのでその間は不便でしたね。
↓ ↓ ↓



●2008年04月18日(金)

雷が鳴っています〜〜〜〜@

気象情報関連サイトで、雷を知りたい時は電力会社にありますね。
ぶいぶいのある地方だと、ここ。

中部電力・雷情報

ちなみに、雨の情報はここです。
気象庁・レーダー降水量ナウキャスト

しっかし・・・やべー。
パソコンは瞬時停電にも弱いので、こっちに来ないことを祈ります。

●2008年04月11日(金)

話題を戻しまして、バイクネタです。
とらぶる事例しり〜ずv


バイク=二輪、と言う訳でしてタイヤが2つくっついてて
まさにそれに命を乗せているのですが・・・
こ〜んな状態になっても平気で使っている方ってのが、まぁ居るんですよ。

写真に映っているのは全て原チャリスクーターなのですが、とにかく酷いものです。
当然ながら雨が降るとこの状態では全くグリップは得られません。
さらに皮が薄くなっているのでパンクもしやすいです。

で。
タイヤは運転状況や走行距離に応じて磨耗していく物なのですが、
原チャリのように直径が小さいタイヤだと早めに減るんです。
理由を考えてみると、同じ距離を走る場合にでもタイヤが小さい=円周も小さいワケなので、
その分、多く地面に当るからなんですね。

さらに、空気圧管理も重要となってきます。
ゴムってのは実際僅かながら空気を通しますので、タイヤの空気ってのは自然に減るものです。
風船が2〜3日するとしぼんでしまうことからも判りますね。
さらにホイールとの密着している部分や、バルブの部分からも微妙に空気が抜けてきます。
あまりにも空気の減りが早い場合には、その辺の不具合も疑って見なければなりません。

タイヤは、定期的に空気圧をチェックして、少なくなっていれば補充してあげなければなりません。
(※オートバイ工房では、空気圧チェックは無料サービスしていますのでお気軽にお申し付け下さい。)
空気圧が少ない状態で使っていると、とても危険ですし不経済です。

窒素充填が流行っているようですが・・・・
これは効果あるのかどうか?と言う点で論議されているのを見受けますが、
私としては「効果は無いこともないけど、あまり期待し過ぎない方が良いよv」ですね。
もちろん空気が抜けにくい特性はありますし、良好なドライエアですので使った方が良いんですけど、
高い金払ってまでわざわざ入れるほどではないと思います。
だって、窒素なんて普通に大気中に沢山(78%)含まれているんで。
8割方窒素なんですよ。その辺に転がってる物なんでありがたみってのは薄いと思うんですが。
よって窒素充填はウチではやっていませんです。

反対に、パンク修理剤として使う炭酸ガスに付いては、これはゴムを通しやすいので早めに普通の空気を入れてあげることをお奨めします。


タイヤはゴム(コンパウンドと言います)の粘着摩擦と、構造上のたわみによる運動エネルギー消費によるヒステシリス摩擦の2種類によりグリップ力を発揮します。
晴天時は粘着摩擦が大きく発揮されますが、雨天ではそれが期待できません。
タイヤが古くなってくると、固く柔軟性が失われてきます。
こうなると粘着摩擦もヒステリシス摩擦が発揮されなくなりますので、タイヤ性能は大きく低下します。
よく溝の残りの有無でタイヤ寿命を判断されるかと思いますが、これはあくまで目安にしか過ぎないんですよv

空気圧管理が大事なのは、このタイヤのグリップを発揮する仕組みから考えて欲しいです。
空気圧が少ないと、タイヤは走行中大きくたわみ変形しますのである時点まではグリップ力が増しますが、
タイヤの役割として「荷重を支える構造材」というのもありますから、グニャグニャしているととても不安定になります。
ようするに滑った時、いきなり腰砕けになり転倒に直結してしまうんです。
当然ながら進行方向(転がり方向)に対しても摩擦が大きくなりますから加速も燃費も悪くなります。
反対に空気圧が高めの場合は、たわみ量が少ないのでヒステリシス摩擦の方は低下しますが、
パンパンに張るので、接地面積が小さくなり、その分接地荷重が高くなりますから粘着摩擦力が大きく発揮されます。
当然ながら転がり抵抗も少なくなりますね。
接地面の形状は直進安定性に大きく関わってきますから、バイクの操縦性も変化します。(軽快になる)
走行状態により、例えばスピードを出す人の場合、速度が高くなればそれだけタイヤに加わる荷重エネルギーも大きくなりますんで、
普段より少し空気圧が高めの方が、たわみ量も適性になりますです。

ただ、粘着摩擦とヒステリシス摩擦がうまくバランス良く協力して初めてタイヤ性能が発揮されるようになっているので、
片一方だけ良くてもダメなんです。
その辺りが、難しい所なんですが、空気圧を調整することによりバイクの走案性のセッティングを変えることも出来るのです。
また、タイヤ銘柄によりコンパウンドの特性や構造も違いますので、タイヤ選びにより操縦性も変わりますから奥が深いんです。
もちろん、この写真のような整備不良状態は論外。
性能低下した乗り物は、ほとんど凶器でしかありません。


で、私は所謂タイヤヲタクのジャンルに属するので、タイヤ選定に付いては色々拘ってしまいます。
オートバイ工房で扱っているタイヤに付いても、それが反映されているんですよ〜〜〜〜@

例えば、原チャリのタイヤ。
原チャリは経済性が優先されますんで、値段が高い物は幾ら性能が良くてもお奨めすることが出来ません。
(この辺がタダのマニアではなく、あくまでプロとしてやってく姿勢です)
でも、安ければ何でも良いって訳でもないんです。
安いタイヤとして、マキシス/チェンシン/ビーラバー/ケンダ等がありますが、
物としては「使えないことも無い」レベルでしかなく、タイヤ性能としては低いです。
タイヤ設計には多くのノウハウが必要なのですが、この辺りの製造メーカーはまだまだってのが正直な感想ですね。
で、私のお奨めはダンロップ。
値段も比較的安く抑えられており、性能的にはちゃんとしています・・・というかかなり優秀ですね。
寿命(耐磨耗性)も長いので、コスト的には決して安売り銘柄に引けを取らないどころか、むしろ勝っています。
(タイヤ換える工賃ってのがバカになりません。)
普段乗りの人だけではなく、スピード狂の人にもお奨めですv

タイヤ性能の評価に付いては、速度を出した時のグリップ限界だけを言う方が居ますが、これだけでは正当な評価にはなりません。
重要なのは、バランス良くグリップして、転ばない・転びにくい事です。
ドライ・ウェット双方のグリップ限界のほか操縦性、グリップが失われて滑り出した時の過渡特性、それと寿命とコストです。

公道を走ると言う事は、とても過酷でめまぐるしく変化する状況に対応しなければなりませんので競技用途とはまた違った視点で判断しなければなりません。
ハイグリップタイヤに付いては、原チャリには正直お奨めしないです。
理由として、車体・足回りの剛性の点で弱い車種が多くて挙動が不安定かつヒステリックになりやすいから。
(もちろん車体がしっかりしている車種にはお奨めしていますよ)
運転状況にもよりますが、海外ブランド(ミシュランやピレリ)のタイヤに相性が良い物が多いです。
あれはタイヤ構造でうまくグリップ力を発揮する設計になっているみたいですね。
その分コンパウンドの特性上か、ウエットグリップが弱い物が多いんですけど・・・・。

で、普通の原チャリタイヤに話を戻し増します。
どーしてブリジストン(BS:鰤、ブリと言われる)のHOOPではないのかと申しますと、
実はアレって熱ダレしやすいんですよ。そして熱ダレが始まると一気にタイヤ性能が破綻します。
過去何度もこれで酷い目に遭っていますから、嫌いなんです。
「普通に使っていれば、そんなこと無いんじゃないのか?」と言う方がいると思いますが、それはそうでもないんですよ。
これから暖かくなり暑くなってくる季節へとなりますが、真夏の暑い時にちょっと空気圧が低くなっていれば
タイヤに加わる負担がすごく大きくなり、あっと言う間にタイヤ温度が上昇してしまいます。
それだけで簡単に熱ダレしてしまうんです。
気を付けていれば何とかなるんじゃないのか・・・と言われても、それは「まず鰤タイヤ使用前提ありき」ですから、
ようするに無理してまで選ばなくても良いじゃないって事なんですね。
タイヤの選択肢なんて沢山あるんですから。

でもブリジストンに付いて、全部ダメなんで言いませんです。
SRとかの18インチなんかでは、むしろBS:BT-45が超お奨め銘柄になっていたりしますv
アレは軽快かつしっとりした操縦性と、ドライ・ウエット両方のグリップ力が良好で、寿命も長い良いタイヤです。
ツーリングライダーにも、普段乗りの街乗りライダーにも、カッ飛び野郎共にも自信を持ってお奨めできるんです。
DLの方はちょっとおとなしいので、良いには良いのですが、まぁ2番手ってトコですかね。IRCもあるし。

で、カブ。
カブに付いてはタイヤ選定は正直難しいのです。
配達業務などに使用する場合は耐荷重性が重視されますし(すぐ減ってしまう)、経済性がとても大事なんです。
なのでカブを使う用途により、ベストな銘柄ってのは変わります。
業務用ではなく、普段乗りにする場合は、ミシュランM35がイチオシですね。
しっとりした操縦性と乗り心地、また寿命も長くて良いタイヤです。
カブは車体剛性がヘロヘロなので(縦剛性だけはとても高い。貨物車だから)、普通のタイヤ+α位のが一番オイシイんですv
※サイズ変更して太くするのはダメですよ。2.25が最も良い走りをします。カブ90にはリヤ2.50標準ですけどね。

タフアップチューブがありますが、あれも良し悪しなんです。
何か刺さってもすぐに空気が抜けないので、所謂「生還率」は高いですがその反面、
パンクしてても気が付かない可能性も高くなるのです。
これは長距離を変な時間帯(夜とか)に走る等、バイク店の支援体制が少ない状況での使用に限りお奨めしています。
そして、タフアップチューブ使用時は、定期的かつこまめにタイヤに何か刺さっていないか点検しなければなりませんよ。
(重いので、ちょっと操縦性が安定志向になるというオマケ付です。燃費はあまり変わらないようです)
一応、タフアップは1本だけ常時在庫しています。
※普通のチューブもありますよ。
アレ、組み込み時にやりにくいんですよね・・・太いし、気を使います。

ラジアルに付いては、完全にバイクの性格によりお奨め銘柄は変わります。
普通に交換する場合は、やはりダンロップが良いですかね。
IRCのも良いタイヤが多いのですが、残念なことにラインナップが少ないのでサイズがなかなか良いのがありません。
個人的に好きな銘柄は、ピレリ。
大型バイク(ネイキッド)なんかのもっさりしたハンドリングが軽快になって中級レベル以上のライダーには乗りやすくなると好評です。
反対に嫌いなのはミシュラン。
今はどうか知らないけど、アレは状況変化に対応出来ないバランスが悪い極端なのが多いから。
まぁ嫌いな人がミシュ信者で、だからってのもありますが。(ウンコ人間とか罵倒して喧嘩になったことがあったよv)
ミシュは、小さいタイヤに良い物が多いです。


で、で、気になるタイヤのお値段の話。
これは一般的に言うと、「でかい物は高い」です。
タイヤ自体が大きくなればその分材料も沢山いるので、当然と言えば当然なんですが。
それと、「普通のサイズほど安い傾向がある」とも言えますね。
特殊なサイズのはちょっと高めです。
旧いバイクや変なバイクが私は好きなのですが、この点で泣かされますよ。
時代と共に主流なサイズってのは大きく変わって来ていますから、時代が変わると選べないんです。
もう一つ、「凝った作りのは高い」。
ラジアルタイヤは、製造工程が余分に掛かるので高いですし、
一時流行ったホワイトウォール(ホワイトリボン)も白くする工程が増すのです。
凝った事をワザワザしようってんなら、お金ケチッてはダメですな。
当店では過去一度もWウォールタイヤを付けたお客さんはおりません。
ちょっと気の迷いで「使ってみようかな」と言う方は多かったけれど値段を見てみんな止めましたv
思いがけず高価なんで。(2倍位するよ)
お洒落に金を掛けようってのは都会だけの話で、こっちみたいな田舎者には関係ないんですね、多分。

ちなみに、ミシュランやピレリなど海外銘柄に付いては在庫状況・入荷状況が悪いようです。
在庫がある時はすぐに来るのですが、無くなるといつ入荷するのか皆目見当も付かないって状態が続いたりします。
ついこの間もミシュはやってくれていましたねぇ。
なので、早めにストックしておく事をお奨めいたしますよ。

ちなみに、ぶいぶいの在庫ですが・・・・
原チャリ10インチタイヤに付いては、一応即対応可能なようにしてあります。
(これは緊急性が高いケースがほとんどですので。)
大きいのは基本的にありませんが、FTRのリアは商品用に1本持っています。
それと何故かカブ用2.25-17のミシュM35が1本あるんです。
モンキー用に付いては新品ストックはありませんが、ノーマルのつぶつぶタイヤの中古良品が3本位ありますね。
Ape/XRモタ用の、ノーマル中古良品タイヤも2本あります。
これら中古タイヤは当店でのはめ換えの場合、かなりのサービス価格となりますよv
(単品販売の場合、つぶつぶ3.50-8は\2000、120/80-12は\3500です)
良品ではないなら中古なんて買うことは無いと思いますけどね。
ズリズリに減ったので良ければ幾らでも差し上げますよv(但し廃タイヤは引き取りません)
好きなの漁って持ってって下さい。私の方では面倒なので探しません。(どうせロクなのないし、使える保障を要求されても困りますから)

チューブに付いては、モンキー用3.50-8とか、3.00-8と3.00-10、2.25/250-17が在庫しています。
何故か、JAZZリヤ用の4.50?-12もあったりします。(注文したがキャンセルされた可哀相な子なんです)


何だかんだで、長々〜っと書きましたが、まとめて結論を出しますと、

タイヤは大事だよ


という事です。ではではv


●2008年04月10日(木)

本日はオリンピック特集。
アメリカはサンフランシスコで聖火リレーが行われました。
日本時間で早朝5時位のお話です。
波乱含みの幕開けとなった聖火リレー、果たしてランナー達は生き延びることが出来るのか・・・?


今朝早く目が覚めてしまったので、ちょっくらオリンピックの聖火リレーがどうなったかな?と思い
ネットでライブ中継をしているアメリカのニュースサイトを漁っていました。
大手のCNNは・・・何かプレイヤーをインストールしなきゃいけないようなのでパス。
これはNBCかな?と見当を付けてアクセスしてみると、やはりちょー重いですね。
でも、ひょこっと映像が出てきたので安心。

・・・様子が妙です。一体何が起きているのやら、画面からは良く判らない。
レポーターの会話も早口で何言ってんだがほとんど判んない。(※注:英語です)
雰囲気としては妙にノリノリなんだけど、笑ってるし。
ついつい、じーっと見入ってしまいました。

どうやら突然の予定変更で、講義デモの人達のウラをかきつつ全然違う方向へ向かっているらしい。
ランナー交代も頻繁にしているし、聖火を点けたり消したり(!)している。

これは・・・・そうだ!
一種の罰ゲームだな。
遠山の金さんの「市中引き回しの上、獄門!ひったていッ!!」「ハハ〜ッ」。こんな感じです。
まるで犯罪者の護送シーンのようですね。(さしずめ日本だとブルーシートで覆って連れてくアレ。)

いつまでやるのか、どうなるのかが気になって帰れません。
まぁ今日は定休日なんで、これは見届けようと心に決めました。
ヒアリングは得意ではないんですが、何とか集中して意味を取ろうと必死です・・。
「アアッ!◎X▲★・・・」何か騒いでる。どうやら抗議デモの人が突入してぶっ倒されたらしい。
うーん、目が離せないな。
で、グダクダダラダラとまた続いています。
よーくみると、沿線に並ぶビルの上に狙撃手(スナイパー)があちこちにいてライフル銃を構え、
不届き物あらば即、撃ち殺す体勢です。怖い〜
こういう所がアメリカなんですよね。多分テロを警戒してんでしょうな。

どうやら、観衆達の居ない方、居ない方へとランナーを誘導している様子ですが、なんか手際が悪い。
と、高速道路に入っちゃいましたよ。(当然ランナーは徒歩です)
もう、聖火リレーでもなんでもありません。軍事パレード+晒し者ですね。
で、またグダグダと続きます。
これらの風景はヘリコプターから撮影しているんですが、閉会式会場からの映像と二面中継しており、
そっちの方は中国人達がクルクル踊って盛り上げています。
シュールに引き回される護送ランナーとにこやかに明るく踊るイベント会場の対比が、無様ですv
(この辺はリポーター達が皮肉とジョークの応酬でケラケラ笑いつつしゃべってたのが判りました)

と、突然護送ランナー団がストップ。なんか相談してます??
レポーター達も何が何やら判らないらしい。
ずーっとそのまま。なんか閉会式の予定を変更するとか何とか。
ありゃりゃ。護送団の警備の人達がダラケ始めましたよ。
しばらくしてバスが反対方向に走り出し、トンネルくぐってあらぬ方向へ向かっています。
どうやら交代ランナーが尽きてそのまま流れ解散→聖火はバスで空港へ、という事らしい。
カメラはバスを追っています。一部の警備の人たちはさっきまでのピリピリしたムードから一転、和やかです。

・・・しかし閉会イベント会場では相変わらず踊り子さんたちががんばって盛り上げ中!
それを面白おかしく揶揄するレポーター。
これは主催者側にとって阿鼻叫喚の地獄絵図、まさに悪夢ですね。

かなり時間が経って、どうやら聖火リレー消滅した状況が、イベント会場に伝わったみたいで、一気にシラケムードで集まった人々は帰り始めます。


ようするに、行き当りばったりに観衆(=トラブル)を避けコース予定変更をしていたら
何処に向かっているのか判んなくなり、高速道路に入ってしまって出られなくなり、終いには交代ランナーが尽きた所で自然消滅。
完全に聖火リレーのイベントが大失敗ってことですな。やれやれ。

〜以上、ぶいぶいEg共和国からお伝えいたしましたv〜



で、ウチに帰って「オリンピックの聖火リレー、見た?」って聞いたら・・・
どうやら最初の時点の小競り合い部分の映像のみ繰り返して放送していたようで
肝心の「自然消滅で大失敗」ってのは無かった様子。
有耶無耶って奴ですか・・・・ダメじゃん。

私はひょっとして歴史的瞬間を目撃してしまったのかも知れませんねv

●2008年04月08日(火)

ぶいぶいステッカーが残り僅かになってしまったので、新しく発注したのが出来てきましたv

ちょっとだけデザインなどをニューアルしました。
背景がヘアライン入りのメタリック調になりましたので
少し高級感が増しました。
大きさは、幅が前のと一緒で縦寸が短くなり、貼る場所を選びません。


たっぷり300枚ストックがありますv

●2008年04月07日(月)

怒涛の如く、バイクネタで更新しております。


本日は、以前から暖めていた「壊れたしり〜ず@」から。
原チャリ、所謂50ccスクーターなんですが、これはホンダのライブDioZX(AF35)の物です。
私は元々、ヤマハ>スズキ>ホンダ、の順に好きなんです。
(つまりホンダは一番好きではありません)
でも、カッコ良いスタイルで一番人気なのがライブDioZXなんですよね。
オートバイ工房の方にも1台在庫があります。

んで。
この横シリンダーのエンジンなんですが、耐久性に乏しくて
走行距離がかさむとご覧の通りクランクB/Gが逝ってしまう事例があります。
CDI交換で高回転を酷使するとより顕著ですし、排気系(チャンバー)を交換するとかなりの確率で壊れてしまいます。

これは、クランクB/Gとエンジン設計が原因です。
改造防止策なのか、はたまた好レスポンスを求めての結果なのかは判りませんが
この特殊サイズのベアリングは、タマタマがとっても小さくしてあるんです。
タマタマも軸の太さも(←なんかヤらしいv)、細い方が軽く回ります。
でも、耐久性(耐荷重)に付いては、太くて大きい方が有利です。
つまり、トレードオフの関係となっている訳ですが・・・原付フルパワー7.2PSが欲しかったのかな??
ようするに「無理しやがって・・・ホンダ・・・・」という状態。
これはメーカーは確信犯ですね。(本来の意味で)
ちゃんと判ってたようでして、すぐに設計変更してB/Gのタマタマが大きくなりました。
それと、ZXではない、買い物仕様のDioだと故障事例がぐっと少なくなります。
こっちはオイルを切らした焼き付きや、粗悪オイル使用での排気菅詰まりが多いですね。

***実は、このB/Gに付いて「自殺ベアリング」という異名があったりします。
悪名高い部品ですが・・・ホンダは懲りずに、4stスクーターにまた使って同様の設計変更したというポカをしやがりました。
最初の頃の水冷のが該当します。1万kmを超えるとヤバくなって来るんです・・・・。
まぁ4ストだからB/Gがオイルにどっぷり漬かってるから大丈夫かな、と思ったんでしょう。
(馬力も欲しいし)
この辺りは、メーカーの設計技術レベルと見識を疑いますね。
とても大きいバイクのあの高品質なのを作っているのと同じ会社と思えません。
ひょっとしてクズ社員(技術者)の窓際ポジションなのか、はたまたコスト削減のしわ寄せなのか・・・
でも買ったユーザーさんへ最終的な負担が行くので、やはり厳しく言っちゃっても構わないと思います。
(供給側の末端としての立場で。)
ホンダの原チャリは、3メーカー中3位に間違いなし。
****


ここまでバラバラになってると、さすがにEgは掛からないんですが、
その前兆としてEgの回転に応じてEgの根元の方から「ジャーッ、ジャーーーーーッ」と
そろばんを転がすようなメカノイズが聞こえてきます。
この時すぐEgを開けて修理すれば、このB/Gとその他細かいパーツだけで助かりますが
大抵そのまま動かなくなるまで乗ってしまい、ピストン・シリンダを破片で傷つけたりクランクシャフトまで逝ってしまわれたりするんです。
概算5〜6万円超コースですね。
そういうのは駆動系とかブレーキも消耗し切っているのが多いので
結局「修理or乗換え」を迫られるって事になります。


で、で。
何故私がヤマハ・ジョグが一番好きなのかって言いますと、
ジョグではこの手のトラブルは皆無なんです。
エンジン設計が優秀なんですね。
想像するに、こんな感じかな。

この手の原チャリの空冷2ストエンジン(クランクケースリードバルブ吸気システム)は、
変速プーリーを使用したベルト駆動ゆえ、長いクランクシャフトの末端が駆動反作用で引っ張られますから
シャフトのたわみが避けられません。
でもその力を支えているのがクランクB/Gなんですが・・・・
ホンダの場合、ご覧の通り(左側がプーリー。つまりEgを上から見た図です)、
クランクウェブと駆動プーリーの間にオイルポンプが付きます。
らせん状のギャがポンプ駆動ギャです。
その分、よりB/Gにラジアル方向の荷重が加わりますんで軸受けに対する負担が大きい。
さらに2つのクランクB/Gの間隔が狭すぎのレイアウトなので、たわみモーメントを受け止めるには不利なレイアウトとなっています。
そして2ストEgなので、このB/Gの潤滑は燃料に混合されたオイルに頼っていますし、奥まった部分なので冷却もおぼつかない。
さらに回転部分の軽量化のためシャフト径も細くしたいし、さらにパワー競争の為、発生熱量も大きくならざるを得ない。
全てにおいて、耐久性を犠牲にする方向へ向いてしまうんです。

ちなみに、ヤマハのジョグについてはオイルポンプはジェネレータ側にあります。
そしてB/Gのタマタマのサイズを含め厚みや、クランクウェブの厚みもゆったり大きいです。
クランク支持剛性と言う点で、良い設計になっているので結果的に耐久性が高く、高回転まで回してもトルクが落ちずに速いんです。

「じゃあ、お兄ちゃん、ス・スズキは?」
アレは良いんですよ、外車だから。Made in Japan.のイタ車と言われていますv
真面目に言うと、クランク形状や補機類はこの写真のホンダのと一緒です。
でも、シャフトの太さがモロごっついんですよ。
(左側、ポンプ駆動ギアの所です)
B/Gもクランクウェブもごっつく作ってあり、何か北欧の香りがしますv
(加工精度の問題か、Eg自体の当たり外れはあるようなんですけどね)
なので2番目に良い、とわたしは思っています。
でもストマジ・レッツ2系から設計が大きく変わったんで(Dioっぽくなった)そっちの方はちょっと耐久性に難アリと聞いています。

数多くのスクーターを修理してきましたが、ヤマハのEgは正直あまり内部を見る機会が少なかったので
修理作業をすると言う観点からみると、ホンダの方が慣れているんで楽ですね。
もっとも壊れない方が良いに決まっていますけど。


画像の説明です。
ピストン付きのクランクシャフトA'ssyが中央にあります。
フライホイール側のナットは無くさないように植えてあります。
その上に、クランクシャフトB/Gが左右にあります。
壊れるのは決まって左側(プーリー側)で、ベアリングのタマタマホルダーが粉々になってます。
※残った内側レースを取り外すのはちょっと大変です。
右側のB/Gは無事なように見えますが、実はこれ一点でクランクシャフトを支えて回っていた為に
すごく無理が掛かっててガタガタになっていますから、これも要交換です。
過熱してオイル焼けして黒っぽく変色しているのはこのせいです。

その上にあるのが、クランクシールです。
一次圧縮を溜め込むため密閉している大事な部品ですが、ベアリングが粉々になると
クランクシャフトがブレますんでシール性能が失われますから交換です。

ピストンも、よーく見ると、砕けたB/Gの破片を噛み込んだ為にキズが付いています。
予算の都合もあり再利用するとのことなので、キズ修正してリング・ピストンピン&小端B/Gを交換し、
クランクB/Gも交換、あとはガスケット類で大体3〜4万円位の修理代だったと思います。



一概には言えないと思いますが、原チャリに付いてはスポーツモデルのメンテ不足所以の故障が多いように感じます。
タイヤが磨り減ってしまっているのに平気で乗っている方、
ディスクブレーキの場合ブレーキパッドが無くなってディスクプレートが削られてしまっている物、
駆動系が経たり切っているのに全く気にせず、変な改造の方にだけお金を注ぎ込んでいる方、
外装部品が破損している物・・・・・
買い物仕様スクーターよりも「良い物」を求めて買っている訳ですから、その分大事にして
定期的なメンテナンスを行い、事故に遭わないよう慎重な運転を心掛けて欲しいです。
(スピードは出しても良いけど、危ない乗り方をしてはダメですv)

そして改造ですが、実はスクーターの方が難易度として高いです。
マニュアルミッション車の方が、改造入門用として向いていると思いますね。
(結構際どいEg特性にしても、乗り方でカバーできる要素が大きいから色々やれますよ)

お手軽で気軽に乗れるクラスですが、いい加減で良い訳じゃあないんですよ〜〜〜〜〜@
非力な50cc原チャリでも、使い方を誤れば人命に関わって来ますからね。

バイクは楽しく安全に乗りましょう

●2008年04月06日(日)

またまた、Honda縦型4miniしり〜ずですv


今回は、XR50モタード。
以前手掛けたApe50もそうなのですが、忌まわしき排ガス規制のおかげで
大幅にパワー・・・と言うか、フィールが悪くなっています。
Xモタはブレーキが豪華なので、よりこの遅さが気になりますね。
ダメダメでモタモタしているから、Xモタ??とか。

んで。
これがフルパワー改造のパーツです。
(フルパワー化とは関係無い物も映っていますけどv)
他にも加工する部分とかもありますが、これだけで本来の調子と走りが得られます。
これに良いマフラーを付けると、もっともっと走りが良くなりますねv


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