2008年01月のコラム
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●2008年01月29日(火)

またまた、チョイノリの写真ですv
エンジンはフロアボード下の狭いスペースに入っているんですよね。
マフラーがエンジンより前にあるのが特徴です。
これは多分、排気管長を取りたいのと横幅を抑える為でしょうか。
サビが出ているので、そのうちお手入れしなければ。

自然空冷のエンジンなのでフィンがモロに見えています。
しかしフィンの向きがあれですよね。なぜ腹巻状なんでしょうか。
オイル量の刻印は見にくいけど、「300ml」って書いてます。800じゃないよ。
エンジン部分だけこうやって見ると何かハイパワーな予感がして来ますね・・・・・でも2馬力。

向こうに落ちているタバコの吸殻が、マナーのなつていない田舎のコンピニ客筋を切なく物語っています。



今年の正月に、久し振りにお寿司を食べました。
兄一家が来たので急遽出前を取ったのですが・・・中々予約なしでは難しかったようで。
(行き当りばったりの刹那的衝動的無計画さは、我が家の家風なのか?)
で、だいぶ昔に行った寿司屋でようやく注文できたのです。
あの時はとっても美味しかったなーと楽しみでしたv

正月三箇日、私はフル稼働してましたから超寝不足状態で御馳走になったのですが・・・ありゃ?何だコレ?
シャリがガッチガチじゃないですかー!
出前の寿司は緩く握るってのは基本中の基本だぞ。(くぼみを付ける手法とかがある)
こんなボタ餅みたいなのじゃ喰えたもんじゃないっ!!主(あるじ)を呼べッ!!
・・・と、まぁ某料理漫画の第一巻のような気分でしたが、お稲荷さんだけは何とか食べられましたよ。
こりゃファミリー寿司かスーパーの寿司の方が良かったな。

そもそも、寿司ってのはファーストフードだったのが、高級化と大衆化に二極分化して現在に至る訳でして、
そのおかげなのか、店も客も何か勘違いクンがまた多いのです。
妙に通ぶってカッコ付けたり薀蓄語ったりで、困ります。
(これは私の大好きなワインに関しても同様に言える事ですよ。)

ようするに食べた時に「う〜ま〜い〜ぞ〜っ!!」と目がピカーって光り、背景に海とか宇宙が広がる、そんなリアクションがつい出てしまうのが本物。
他に拍手が「パーンっ!」って鳴ったり、サブイボが出たり、眉がピクッって上がったりとかね。(全て某漫画のネタですが)
基本的に、理屈は後からついて来るんですよ。

好みの問題ってのがある、と言う説に付いては私は違うと思っています。
体質的に食べられない事情(アレルギーとか)の他は、キライだから食べられないってのは単なる我侭じゃないかと。
まぁ食べたくない物を無理に食べる必要は毛頭ないので避けておけば良いだけの事ですが、
いちいち「これはキライ」とか解説する人と同じ食卓に着きたくありませんな。
(これで過去にお付き合いを辞めたことすらありますです。了見が狭いなと思うけど)
美味しい⇔不味いと、好き⇔嫌いの問題はそもそも別の話で。

で、お寿司のことに戻ります。
とにかく年の初めに、あんな不細工な寿司を食わされて災難でした。
初夢は「美味しいお寿司が食べたいー」と彷徨ってるという、しょーもない物になってましたからね。
(目が覚めた時、腹がぐーぐー鳴っててヨダレでてました・・・)

しかし、この間工房の近くに寿司屋さんが出来たんですよ。
その寿司屋さんの経営者は人を介してですが知ってる方なので、これは食べに行かなければと固く決心したのであります。

そして、ようやく行って参りました!
ここです。
回転寿し源・豊川八幡店
どこかのレビューサイト
月曜日の夜遅くという事で、私達の貸し切り状態でしたが、そのおかげで回ってないお寿司でした。
(入った時はちょっと回っていたけど、さっと片付けて全注文で対応してくれた。流石だなー)

最初は私のルール通り玉子から。
玉子のお寿司はお店によって色々種類がありますが、ここは薄焼き玉子を巻いて、
包丁目を底に入れて中にシャリを仕込んでました。
ちょっとこの形は珍しいですね。(いにしえの江戸前の手法?)
いやいやいやいや、ウマー♪ですよ。今日は玉子一筋で行こうかとか思っちゃった位ですから。
まぁ大抵、玉子が美味ければその店は何を食べても美味しいですから(私の経験上ね)、後は一気に加速注文ですv
「コレとアレとソレね♪」と3品1セットですよ。
相方もガツガツ喰ってます。
まるでカルカン出された猫、ペディグリーチャムに飛んでくる犬のようですな。
豪勢に喰う計画だったなら、メニューのここからここまでって言えば済むんですが、
本日はそういう喰い散らかす予定ではなかったので、じっくりじっくり楽しみました。
お店の雰囲気も落ち着いていたので丁度良かったですけどね。
穴子に関しては、「煮たのと焼いたのの、どたらですか?」と聞かれたので、とりあえず「焼いたの」から。
あんまり焼き穴子ってのはお目にかかった事がないですし。
・・・そしたら妙に長い皿を持って来て、何だろ?と思ったら丸ごと一尾でしたよ。
すごく香ばしくて、炭火で焼いてるようです。(だから薄焼き玉子も美味かったのか。納得。)
岩塩かな?ちょっと舌に残った濃厚な旨みが印象的です。
当然、オーソドックスな煮穴子も食べました。こちらはほんわかクリーミー。
ウニも行きましたよ。ピン!と粒がたってます。
(鮮度の落ちたのは溶ろけてますからね。ネタの扱いが良い証拠です〜@)

いつの間にか相方も、妙にお行儀良く食べてますよ。
そもそもアンタ、そういうキャラじゃない筈でしょうに。うにうにv
これぞ料理の力ってものですな。
最後の方で、茶碗蒸しとアラ汁を頂きました。
アラ汁はとっても美味しくて涙が出てきましたよv 体の芯から温まり疲れが取れます。

で、〆の一品。
いつも何にしようか迷うのですが、今回はすんなりとラストワンが「鯛」、そしてラストは「平目」。
平目、凄すぎる。モチモチしててプリプリですよv
あぁぁぁ心に残る食事でしたね。
腹八分目で余韻を楽しみつつ、お店を後にしました。ごちそうさま。

上機嫌の時、私は符丁では決して言いません。
これは、そもそも符丁ってのは店の人同士で言う言葉ですから、客の立場で使うのは良くないって考えているから。
(通ぶってやたらと符丁で言う人、カッコ悪いよ!)
なので、職人さんに敬意を払って、ちゃんと「お勘定をオネガイします」って言います。
もっとも、大した事無い料理屋では敢えて「おあいそ〜」って言ったりしますけどね。(その程度のレヴェルってことで)
支払いの際には、「とても美味しかったです」とちゃんと言います。
やはり、客のこういう一言が、そのお店の励みにもなると思いますからね。
もっとも、マズかった時には「マズイ」と言える物ではありませんけど。(過去3回だけ言ったが。)

新年のお寿司がトラウマにならなくて良かったです。また行こv







●2008年01月28日(月)

コンビニに売ってた模型です。
手前は、ハーレーのFXDXダイナスーパーグライド。
向こう側は、ホンダスーパーカブ。
どちらも2000年以降の新しいモデルですね。
本物をこうやって並べたいな・・・・。

しかしオフクロに言わせると、どちらも「カブ」なのかも知れないです。
バイク=カブ、ですからね。
(昔は、カブもしくはラッタッタだったけど。さすがにラッタッタは卒業したようで。)


この手の写真をキレイに撮るのはなかなか難しいんですよ。
フラッシュの光が間接的に当るようにしなければ、白トビしますから。
ちょっとだけ、レタッチしてます。(そのままだとギラギラし過ぎる)

●2008年01月27日(日)

さてさて、先日チラ見せのまんまになっていたお使いまし〜んの全容紹介です。

その名も、スズキ・チョイノリ。
(当店のはキック始動のみ・カゴ付きK3型です)

2003年にデビューした途端、新車で\59,800-、しかも国産と言う事で話題性満点のヒット商品となったカワイイ原動機付き自転車です。
ただ余りにも割り切った設計ゆえ、私のような販売する側からは敬遠されていたりもします。
(そもそも、最低限の動力性能で安く手軽に乗るように作ってありますから、普通の原チャリとは違うんです〜〜@)
しかし、構造・設計には並々ならぬ工夫が凝らしてありますので、技術的な観点からは大変興味深い製品ですね。
例えば、部品点数を減らし、かつ公差精度の許容範囲を緩くしたりして低価格を実現しています。

現在のユーザー側からの評価第一声は、「遅い!」ばかりですね。
これは1名乗車して最低限走らせるだけの動力性能に敢えてしてあり、エンジン冷却・潤滑・駆動を可能な限りシンプルに設計しての事です。
なので、文句言っちゃあダメですよん。
ちなみに35〜40km/hの速度が出ますが、勾配・路面状況・風向きによりけりです。
条件が良ければ45km/h位まで伸びますし、登り坂だと20km/h近くまで落ちます。
登坂力がどの位あるのかは、後日実験したいと思いますね。

エンジンは、自然空冷4サイクルOHV。(冷却ファン,オイルポンプはありません。)
エンジンオイル容量は、350ml(交換時300ml)。
今、これ書きながら飲んでいる缶ビール1本分v
※この車種に限り、当店ではオイル交換サイクルは300〜400km毎をお奨めしています。1回\450-ですよ。
2馬力のパワーです。これは普通の原チャリの1/3〜1/2位です。
燃費は40km/lを超える位良いです。
メカ音や振動は大き目。独特な「チョイノリ・サウンド」を奏でながら走ります。
♪ブビビビビビビビビィ〜〜ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛・・・・♪
先日申しました通り、発電機や草刈機のような構造のエンジンです。
(改造しても速くなりません。前述の通り設計の時点で馬力を低くして作ってます)

電気系は、12vCDIマグネット点火で基本モデルはバッテリーレス(レギュレター制御の全交流)。
※高級版のセル付きモデルはバッテリー搭載してて設計が異なります。
ヘッドライトは上下切り替えではありません。12v15wシングル球でちょっと暗い目ですが、レンズカットも良く実用的な光量はあります。
ウインカーを出すとカチカチ音も出て、インジケータランプもメーター横に付いています。

運転操作は、ほぼ普通の原チャリのまま。
ただチョークが手動式(左にレバー有り)、燃料コックがリザーブ切り替え式で燃料計や給油ランプはありません。
始動は基本的にキック。
(ただし最初からクランクケースにセルフスターター機構の痕跡がありますので、
セル付きは企画段階で追加発売予定だったと思われます。
やはり初心者にはキック始動はちょっと敷居が高いからでしょう。)
驚くべき事に、速度警告灯があります〜〜〜〜@
30km/hを超えるとピカーっ、、、ピカーっ、、、とやる気無く点滅します。
(実は乗り始めて3日目に、初めて気が付いたv)
最初期型には無かった、オドメータが付いてます。

リヤサスはありません。リジッド、ノーサスって奴ですv
フロントにはサスペンションがちゃんとありますよ。
ただ、乾燥重量39kgという超軽量で、かつフロアボード下にエンジン・マフラーをぶら下げた低重心ゆえ、
走行安定性(直進安定性・ハンドリング安定性)はかなり強い目です。乗りやすい。
自転車に乗れれば楽勝ですね。フラフラしませんよ。(振動はクルけど)
ただし、雨天など路面コンディションが悪いと結構シビアな挙動をしします。
まぁ雨降ったら普通乗らないでしょ〜みたいな。
オフロード走行は実験してみましたが・・・・死ぬかと思いましたv
(グリップ領域を超えてからスリップまで早く、瞬間的に対処しなければ転ぶと思います)
試しに、オートバイ工房⇔豊橋の部品商まで往復してみましたが、幹線道路(R1)はすんごくキツイです。
ソープ嬢のごとく上手に抜かせてあげるテクニックが無ければ、危ないですね。
トコトコと、片道2キロ位の道程をのんびり移動する使い方を想定しているバイクですから。

ただ、ブレーキは良く効きます。
これは車体が軽いからと、前後共80/90-10のタイヤサイズゆえでしょう。
タイヤはなんとチューブレスです。(寿命は長そうですね。IRCのタイヤが付いていました)
しかしリヤがノーサスなのでロックしやすいんです。雨天走行が弱いってのはこの事もあります。
私はロックさせるのが好きですけどね。ロックンローラーですからv

駆動系の構造は、ちょっと変わっています。
固定変速ではありませんよ。ちゃんとベルトを使った変速プーリーが入っています。
(コストダウンの為かWRは3個です。14g位かな。もっとも馬力は少ないし耐久性はエンジン本体すらあまり重視していないので、これで良いのでしょう)
そして、二次減速ギヤもあります。シンプルに2軸です。
で、スプロケットとチェーンを介して後ホイールを回します。
チェーンサイズは細い目な415。社外品はレース用位しかないです・・・・・(高い。100Lで7千円位)
まぁ、普通の原チャリと一緒で、ドライブシャフトに後ホイールの代わりにスプロケが付いてるって感じですね。

当店のチョイノリは、カゴ付き高級モデル(でもセルは無いよ)なので見た感じが判りにくいですが、
チョイノリの評価として高いのが、デザインです。
「ナメクジ」「オバQ」などと言われててカワイイお洒落な容姿。
シンプルで安いが貧相ではありません。この点はスズキと言うメーカーの底力を感じますね。
(カゴ付きモデルのウインカーはハンドル部分に移動してて、レッグシールド部分はメクラ蓋になっていますが・・・
目を閉じたまつ毛みたいなんです。遊び心満点ですね。ただし良く見なければ気付きませんけどv)

総括すると、安く作ってありますが決して手抜きではありません。
使い方・使用状況は限定していますが、あくまでエンドユーザーに目を向けて作られた感じがありありと伝わってきます。
デザインしかり、割り切りの潔さしかりです。
スズキじゃなければ作れなかった原動機付き自転車ですね。


このチョイノリは、誤解に基づいた評価がされている事が多いです。
ちゃんと説明を受け納得してから乗らなきゃならないのに、価格だけで飛びついちゃう人が沢山いたんですよ。
実際メンテナンスにもコツが必要なので、なかなか調子を維持しにくいかも知れません。
私もキック一発始動のコンディションに仕上げるのにちょっと時間が掛かりました。
(実は、発電機や草刈機の修理もしているので、それが役立ったんです〜〜〜@
キャブはちゃんとバイク用の、ミクニVMキャブですよんv)
まだ外観は持ってきたまんまですので、後日キレイキレイします。
マフラーに貼る、「ヨシムラ」の耐熱ステッカーも用意してあるんだぞv


ざっと、こんな感じで紹介しましたが、ちょっと変わった独特な乗り物です。
なので既成の原チャリと混同せず、この乗り物に対して正当に向き合える方でないとオススメすることは出来ません。
感覚的には、「高級なポケバイ」とでも申しましょうか。
個人的にはマニア向けのオモチャとして大変面白いと思います。
実用性は・・・・・交通事情によりけりですが、ちと厳しいかな?
一応、プライスは付けておきますが、既に私名義で登録してあります。
※値切るようなセコい人には売れません。(登録手数料なども含めて)
そもそも設計時点で耐久性に乏しいので普通に中古車として売るのには無理があるんですよね。

あくまで、私のお使い用まし〜ん&オモチャです。
そのためにわざわざ専用ヘルメットまで新調しましたから。
ニックネームは、「ありんこ」。

●2008年01月20日(日)

下の図面がカッコイイので、ついでにメカの話です。
もっとも、これはぶいぶいメカニカで出そうと暖めていたネタなんですが、
最大のジレンマ「難しい話を、基礎知識の無い人に説明する」という部分で今の所ボツにしてます。


CDI回路の話です。
バイクの場合、CDIユニットはブラックボックス化されていますので中はどうなっているのかを知りたいのが人情ですね。
まず、外部の部品の名前から。
「IGコイル(イグニッションコイル)」は見たことある人が殆どなので良いかと。プラグコードの付いているアレですよ。
「キルスイッチ」は、エンジン停止スイッチでメインキーとかもこれですね。

ここからが、ちょっと難しい。
「エキサイタコイル」は、点火系電源の発電コイルです。
400v前後の、強い電気が出てきます。
「パルシングコイル」は、タイミングを検出するコイルで磁石とセットになっていて、フライホイールのおヘソの所で点火タイミングの検出をしています。
これは制御用に使っているので、1〜3v前後の弱い電気です。

点火の流れです。
エキサイタコイルで発電された電気は、D1,D2を通ってコンデンサ(C)に充電(チャージ)されます。
この時はまだサイリスタ(SCR)はoffです。
充分に電気がチャージされて、点火タイミングに差し掛かるとパルシングコイルからの出力パルスがD3を経由し、SCRのゲートに加わり、SCRがonになります。
すると、コンデンサに蓄えられた電気が一気にIGコイルへ放出され、IGコイルで昇圧されてスパークプラグに放電・点火されます。

キルスイッチはonになると、エキサイタコイルからの電気をアースに逃がしますから後段のCDI回路へ電気が行かなくなり、火花が飛びません。
(イグニッションスイッチが切の時に、キルスイッチ接点がonなので混乱しやすいけど、がんばって理解して下さい)

見ての通りCDI回路には接点が介在していませんし、放電電力はコンデンサに蓄えられた電気を使っていますので、
「スパークは高電圧が一瞬」という特徴があります。
耐久性も高く、部品点数も少ない簡単な回路ですので、かなり昔から使われています。

実際はD3の「ゲートトリガー回路」と言われる部分にCRフィルタにより波形整形をして安定したタイミングで点火するようになってます。
また付属回路としてレブリミッタ・速度リミッタ回路が付いていたりとか、進角回路があったりとかして複雑になっているのもありますね。

基本動作としてはこの通りです。


と、こんな所ですがサイリスタの動作、はたまたコンデンサ・ダイオードの動作まで説明せにゃならんの?ってことで、
どこまで端折って良いのやらでボツなんですv

どんなことでもそうなんですが、技術的な説明ってのは大変なんです。
読み手の知識の具合により変わってきますし、もしテーマが難しい物だったりするとまず基礎知識を持っていなければ理解させる所まで行きません。
特に現代人はせっかちなので、理論や過程をおざなりにして結果だけ早く求める傾向が強いですから。(ゆとり?)
時代の流れなので仕方ないですが、こんな事情もありぶいメカの更新が更に難しくなって来ているんです・・・・。
教えてクンは相手にするつもりはありませんが、ヤル気のある初心者へのお役立ち度合いは高くなければイケマセン。


レギュレターのコーナーは相変わらず工事中になっていますが、
これも説明の仕方で悩んでいるのです。

レギュレターの動作に付いてですが・・・・・。
「余剰電力をアースへ捨てている・熱として放出している」は間違いでして、
「発電機の能力を弱くしている」が正解。
電機子反作用ってのを利用しているのですが、磁気回路も絡んできますのでとにかく難しいんですよ。
まぁ発電機ってのは電気的負荷が高くなると発電能力が低下するよって話なんですが。
(モーターの場合は、機械的負荷が高くなるとモーター出力も弱くなってしまう訳で。)
この仕組みがシンプルに説明できれば、その現象を積極的に利用しているだけなので解決するんですけどね。
磁束の流れがどーのこーのとか、どうやって説明しようか・・・・。
「こういう作用があります」で誤魔化しちゃったほうが、むしろ判りやすいかも知れませんけどね。
反対にベクトル図とかバーンって出して煙に巻いてしまうとか。(←やりません)

●2008年01月18日(金)

ふと、気が付くと1月も後半になっていたりします。
益々ど寒くなって来ました。
本日ようやくストーブを大きい方にしましたv
・・・・凄く燃費が悪いですけど、仕方ないですね。


アレ?廃油ストーブ、どうなったの?? とよく聞かれます。
実は燃焼テストまで漕ぎ着けたのですが、ちょっと問題が発生。

廃油のみで燃焼させるのは難しいという話だったのですが、ウチのは正直「燃え過ぎ」。
着火時こそ灯油を使いますが、送風直後に廃油100%にしてもゴウゴウ燃えています。
で、ちょっと送風の効率が良すぎるようでして、怖い位の燃焼。
爆発しそうです・・・。(消火の時は、けっこう爆ぜますよv)
しかし燃焼温度自体は理想的な青火にはなりません。煙自体は少なめなんですが。

正直、危険ですね、コレ。という事で検討中です。
どっちみち、入り口付近が片付かないと使えないです・・・。



という事は、高いけれど灯油をちょくちょく買って来なければならない訳です。
しかし、ぶいぶい工房からGSは近いとはいえ、満タンにした灯油容器を下げて歩いて来るにはちょっと距離があります。
だからと言って、クルマを出すには近すぎると言った微妙な距離なんです。

ここで、燃料買出しマシ〜ン投入を決意しました。

つーか、既に買ってるし。登録も済ませてますv
まだ調子を出している最中なんですが、今時単気筒で横割りケースのEgもあるんですね。
5年前位にデビューしたこのバイク、ずーっと気になっていたので入手できてゴキゲンですv
今の所、中古車として売ってしまうつもりも、代車として使うつもりもありませんです。
だって、灯油買いに行けなくなりますからね。
それと、維持管理も結構手間が掛かり、無理をすれば確実に消耗してしまう繊細なメカゆえ
大事に乗りたいなと思います。
(他人のバイクを借りた場合、無茶をする人と大切にする人の比率は、私の経験から半々位です。
なので、むやみに人にバイク貸しちゃダメですよん。)


しかし、どうみてもコレ、草刈機だv

●2008年01月01日(火)

新年、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

     オートバイ工房/ぶいぶいEg共和国


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