●2007年09月04日（火）

突然なんですが、旧いカブとかが入ってきましたｖ

C100カブが2台、C65カブが1台、ロードパルが2台。
（ロードパルは1台売れてしまいましたｖ）

C100カブってのは、50ccのOHVエンジンです。
昭和58年（1958年）から作られている、スーパーカブの原点でとてもスリムです。
C65カブは、63ccOHCエンジンですので、現行のカブのエンジンのルーツとなったモデル。
ロードパルは、またまた初期型です。ねずみ色も有ったんですね。（知らんかった）

どれもコンディションが良くて、レストアベースとしてお奨め品です。
個人的にカブのどれか一台手元に置いておきたいな〜と誘惑されていますが、商品なので我慢我慢。

よく考えてみたら、3台のカブはどれも、私より長生きしてんですね。
ぶいぶいに自分の生まれるより前のバイクが入ってた事は初めてなのでちょっと感激。
ヤフオクで売りに出してます。

もっと詳しく見たい方は、ヤフーフォトにも写真がありますよ。
こちらです。

---

★C100一号車・・・1963〜1963年位の、ピノキオ型テールのモデル。
★C100二号車・・・1963〜1967年位の、おむすび型テールのモデル。
★C65カブ号・・・1964〜1967年位。タンクとライトが少し大きいです。

年式とかは何とか調べられる範囲で調査しましたが、実はよく判んないですな。
最初この話を聞いた時、C100が前期型かも知れないと色めきたったんですが・・でも、この形のも良いですね。
相場価格も調べたけれど、実際値段なんて有って無いような物です。
（でもさすがに初期型は物凄いプライスが付いていたりします。）
「二つ星」「吊りカブ」「鷲鼻テール」ではないですよｖ
フリマで安く手に入ったと言う話も、タダで貰ったなんて話も以前は聞いたんですけど、
いざ欲しいと思って探しても、なかなか出ていないです。
少なくともこの3台のカブは40年以上経っていますから・・・・骨董品ですね。
最初期型なんて、来年50歳ですよ。半世紀のヴィンテージ。
骨董品屋さんの雰囲気がプンプンと匂って来ていやがりますです。

ちょうど、この前、お客さんがC100ベースのカブを乗ってきてて「いいな〜欲しいな〜」と思って探していたんです。
でも、なかなか見つかりませんでした。
諦めかけていたら丁度この話があったので、ついついのってしまったｖ

●2007年09月03日（月）

現在、製作中のエンジンです。

商品のモンキーちゃんに載せようと計画している物でして、ちょっと豪華かつマニアックなEgにしてみました。
詳細は・・・

---

ベースエンジン：腰上・HA02カブ90，腰下：6vゴリラ
排気量：101cc
カブ90シリンダーボーリング＋タイカプ100EXの1mmOSピストン（51φＸ49.5mm）
カムはカブ90ノーマル、吸排ポート加工
クラッチは2枚強化タイプ＋CT70レリーズ。
オイルポンプはタイカプ100EXでオイル経路をあちこち加工。
ミッションは、6vゴリラ／ジャズの組み合わせの、4速クロス。
もちろん、12V-CDI点火です。

---

最高速志向ではなくて、上り坂にも負けない力強い加速が売りです。
マフラーは既に用意してあります。キャブはまだ未定。
PC18かPC20のどちらかになると思います。

搭載予定の車体は、４Ｌモンキーです。
足回りも決まっています。前後８インチ、強度で有利なメッキホイールです。
フロントはディスクブレーキも付いています。リヤは12cm位ロングで。
タイヤサイズは、Ｆ3.50-8/Ｒ4.00-8。
流行の太い足はカッコイイけれど、ちょっと走行抵抗が大きいとか色々ありますのでパス。

電装系はバッテリーレスの12v仕様で、４Ｌモンキーの特徴である横付けのキーも活かしたいですね。
ヘッドライトはちょっと大き目のベーツライトです。レブル250純正流用ですよ。
（これはスタイル的なこともありますが、操縦性の向上も考えてます。）

※足回りはお店に飾って有ります。まだ完成してはいないけれど。

---

改造モンキーは、とにかくお金が掛かりますね。
出来る限りコストは圧縮して安く提供できるよう努力していますが・・・
大事な部分はやはり新品部品を数多く取り入れていますので、どうしても値段はそれなりに掛かります。
いくらバイク屋でも、部品がその辺から生えてくるわけでもないし、そんなに安くも入手できませんので。
工賃の事はあまり考えなくても良いんですけどね。

今の所、タンクとシートをどうしようかの問題もありますし、テールランプは用意した物のデザインとかどうなるかは未定です。
こればかりは、全体像からバランスを取って作らなきゃならないので。