●2006年09月08日(金)
いつものことですが、最近ネタ詰まり気味でして・・・ ちょくちょくコンビニへ買い物に出掛けるのですが、 食べ物とか買うついでに本・大抵はマンガ本も見て来ます。 最近ハマリ気味なマンガはこんな感じです・・・・
★ゴルゴ13 >長寿マンガの筆頭です。最初の2〜3刊までは結構主人公(ゴルゴ13/デューク・東郷)のセリフが多かったけれど その後ずーっと「・・・・・」ばかりでして、暇な時はこの点々を数えてたりもしました。 だが、最近はまたセリフも増えて来て、たまに「良い人」みたいなストーリーもあったりしますので、 ついつい手に取ってしまいがちです。 難点と言うと、ワキ役のキャラの書き分けってのが甘いようで、 たまに誰が誰だか訳判んなくなったりもします。(死んだはずの人がまた出てきたりとか) そういう場合は2度3度読み返しすれば、ちゃんと人物関係が把握できますので御安心を。 ストーリーはどれもしっかり練られていて(複数の脚本家が付いてるそうです)とても楽しめる作品です。 密かな楽しみ方として・・・まず5冊くらいゴルゴ13を集中して読み、 その後間髪を入れずに同じ著者の「サバイバル」あたりを読むと、アラ不思議。 そのうち突然「ドキューン!」って弾が飛んできそうな緊張感(?)を楽しむ事が出来ます。 (特に主人公がピンチになった時とか) ※あまりやり過ぎると、違う作品がごちゃ混ぜとなってしまうので注意。
★美味しんぼ >以前はかなりハマってました。食生活が貧しい時にこのマンガを読みながら食事をすると、 不思議な事にご飯が美味しくなるんですv これまた、最初の頃はそれぞれのキャラの顔も性格もかなり異なり、一言で言うとすごく激しかったのに。 いつのまにか皆さん、分別も持ってまあるくなっちゃいました。 ただ最近あまり興味が無くなってしまったのは、時々ストーリーの中に政治的な描写がちらほら散見したり、 それらもひっくるめてあまりにも主張が一方的だったり独善的だったりするのが鼻に付いて 純粋にマンガとして楽しみにくくなってしまったように感じたからです。 読んでるとそういうのはちょっと疲れるんですよね。
★味いちもんめ >これはかなりストーリー進行はゆったりしてて、方に力が入らず楽しめるマンガです。 料理マンガってのは多分、こっちの方が正統派じゃなかろうかと。 迫力とか緊迫感とかは無縁で、しみじみとする感じに浸りたい時はコレで決まりです。 難点と言えば、印象に残りにくいかも知れません。なのでインプレもあっさり。
★ザ・シェフ(新章) マイナーチェンジ前は、いまいち切れ味の鈍いギャグ/オチと、伝統的なリアクションから ナツメロならぬナツマンとでも呼びたくなる位の作品で、それが持ち味の一つとなっていたと思います。 すげー下手な絵で「ニヤリ」と主人公が笑う所が、絶対変質者だと思えてついついこちらも「ニヤリ」としてしまうのが楽しみでした。 新章になってからちょっと作風が変わり、ストーリがしっかり練られるようになり 絵もまぁまぁ丁寧になった感じがあります。 でも相変わらず、男女関係の描写は「お約束」の連発ですので、 恋愛に無縁な私には安心(?)してスルーできるのも良いですね。
★食キング >これこそ、料理マンガの真打です! てか、これを紹介したかったからこのコラムネタを出したとも言えるのであります。 どんな作品かというと・・ 「衝撃のギャグ」「開き直ってるとしか思えないストーリー展開」「とにかく勢いでブっ飛びの連続」 なのですが、その中に「以外とセコい部分」とか「何が言いたかったか、どうハズしたのか不明な描写」とか まさに、描き手と読み手の戦いみたいな作品です。 どんな人でも多分、突っ込み所満載なので「ぉぃぉぃ」「何でだよ〜」と言いたくなりますが、 読み進むうちに突っ込むのは野暮なこと・黙って翻弄された方が幸せだと思えるようになるでしょうな。 3冊ほど読むと、必ず1シーンは心に強く残り、夢に出てくるか思い出し笑いしてしまうかも知れませんね。 (※ブログとかで紹介されているので調べてみて下さい。意外と隠れファンが多いですよ。) マンガ評論家の方の的確な内容紹介です。 本当は最初に紹介しなければならなかったのですが・・・・・ 一番の特徴として、とにかく料理や食べてる人の表情の描き方が秀逸です! ここまで料理が美味しそうに描ける漫画家ってのはいないんじゃないでしょうか。 白黒ページでも、香りや温度が伝わって来そうな作品ですv 一番のお気に入りなので、店(オートバイ工房)に置いてありますのでヒマな方は読みに来てね。 合言葉は「質問は一切受け付けん!!」です。(読めば判る)
|