2009年09月のコラム
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●2009年09月26日(土)

今日は、すごく久しぶりのバイクネタに戻って参りました〜〜〜〜@

オートバイの操作系統ってのは、昔から替わらず「ワイヤー」と、「液圧」のどちらかが主流です。
ワイヤーに付いては、アクセル部分はほぼ全ての車種で。
クラッチと、ブレーキがドラムの物ではこれらもワイヤーで操作するようになっております。
ちなみに液圧に関しては、ディスクブレーキのほとんどの車種と、それとクラッチ操作系の一部で見られます。

もちろんですが、様々なメカや構造の物が存在するオートバイの分野ですから、中には変わりダネのもありますね。
私も昔乗っていたのですが、ホンダのCB90JX-DISKってのが、ワイヤー式のディスクブレーキが付いていました。
とどんなのかって言いますと・・・・HONDAのサイト(CB90JX-DISK)から。
・・・1972年製ですから、古いですねぇ。
このサイトをみると、オーソドックスなドラムブレーキモデルと同時発売されてて、その対比が載ってます。
制動停止距離ってのがあるんですけど、ディスクブレーキの方が「少しだけ優れている」コトになってますな。
実際のバイクの載り比べをしたコトがあるんですけど、正直言うとドラムブレーキの方が効いたんです。
機械式ディスクプレーキは思いっ切りブレーキを掛けると、フニャ〜ッとした効き味だったので。
(同時期〜のCB50JXにもこの機械式ディスクブレーキが採用されました。が、その後のモデルは液圧式になりました)

液圧式のクラッチは、まぁそんなに珍しくはないのです。
小さな排気量だとVT250Fにも採用されてました。(〜U形まで)
ドカティのLツインも液圧式ですし、大きな排気量のモノには多く見られる形式です。
レバー操作が比較的軽いのですが、その反面操作感覚が判りづらいという声もあります。
ワイヤー式と違って、液圧式だとハンドルを切っても操作感覚が変わらないメリットがあるんですけどね。
それと、クラッチフルード(ブレーキフルードと一緒の物)は、結構短い期間で劣化する傾向があるようです。
1年に一度はフルード交換すると良いと思いますね。(半年ごとでも良い位です)


しかし・・・・スロットル部分だけは、相変わらずワイヤー式ですv
四つ輪の方では「FBW:フライ・バイ・ワイヤ」ってコトで、スロットルを電気信号に置き換えて伝達・制御する方式が出て来てます。
つまりスロットル等の操作系はあくまで「スイッチ」「センサー」でして、ちょうどゲーム機のコントローラーと同じく、
操作入力を電気信号化して、スロットルバルブなどはアクチュエータ(又はサーボモーター)で動かすのですね。
これは、コンピュータがスロットル操作に「手心を加えたい」場合にはとても都合が良いのです。
どんな状況かと言うと、例えばオートクルーズ機構とか。もしくはトラクションコントロールですね。


アクセルもブレーキも、まぁクラッチとかも全て「電気信号」でやっつけてくれれば、ハンドル交換なんて簡単なんです。
ワイヤーやホースってのは、取り回しの制約が大きいから困ります。

ちなみに、もっとも取り回しの制約が大きいのはワイヤーですよ。
ワイヤーは曲がっていれば、それだけ操作力のロスが大きくなります。
さらに長さも同様で、長いとそれだけ操作力のロスが大きくなるのです。


今回は、バイクのハンドルをセパハン改造したので、ワイヤー類の長さを短くしてあげなければなりません。
よくこの様な場合に、だら〜っと長いままにしておく方もいますけど、それは良くありませんね。
例えて言うと、ブカブカのパンツを平気で履いているようなモノでしょう。
取り回しにムダがあればそれだけ操作力が伝わりにくくなったり、どこかに引っかかったりのトラブル原因になります。
特にハンドル周りってのは左右に動きますから、その点も考慮しなければなりません。

しかし・・・ワイヤーの長さの適正化ってのは、意外と苦労するコトが多いんです。
と言うのも、自分のバイクの状態に都合の良い長さのワイヤーを入手しようと思っても、その方法が確立されていません。
一応、オーターメードのワイヤー製作をしている業者さんもいるんですけど、少数派のようです。
まぁ有名なのが、トーホーワイヤーさんですねぇ。

で、モンキーちゃんのワイヤーを試しに見てみますと・・・・ロングワイヤーはあるんですが、純正より短いのは出てません。
これは車種特有のカスタムパターンで、ようするにノーマルよりコンパクトなステアリング周りになる場合を想定していないんです。
(反対にヤマハSRみたいにセパハンカスタムが行われている車種だと、ショートワイヤーが用意されてます)
つまり、他人がやらないコトをしようとすると、とにかく苦労がつき物となるのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


という事でして、無いモノは作ってしまうしかありません。
作るというか、加工ですv

実は以前、クラッチワイヤーも既に短く加工済みです。
方法としてはレバーにくっ付くタイコ部分を真鍮の丸棒から作り直して、内外ワイヤーを短くして付けてます。
ショート加工の際に問題となるのは、とにかくインナーワイヤーの端部分の処理です。
どっちかの端を一度切り落として、寸法を詰めた後に改めて取り付けし直すんですが・・・・・
これは、出来る限り単純・簡単な形状の方で作り直すのが良いです。
クラッチワイヤーの場合は、エンジン側は二段の円筒形ですから整形しにくいし、外から見える部分です。
なのでこれはレバー側のタイコの方が作りやすいから、このようになりました。

しかし今回のスロットルワイヤーの場合は、キャブ側の方が単純な円筒形ですから、こっちの方を作り直しした方が簡単です。
しかも、既存の端部品を再利用することすら可能なので仕上がりもバッチリ。


もちろんですが、製作する前に欲しい寸法のワイヤーがラインナップされていないか確認しておきます。
ちゃんと売られているのならば、わざわざ手間隙掛けてワンオフ製作するメリットはありませんからね。
(ちなみにオーダーメードのワイヤーは、1本\5,000-ちょっとが相場価格です。加工の場合の相場は不明。3k円位らしい)

モンキーちゃんのノーマルスロットルワイヤー長さは、590mmと言われてます。
(ゴリラだと10mmほど長くて、600mmとのこと)
しかし私が欲しいのは、500mmなのです・・・・・10cmも短くなければならないと、取り回しで解決出来ません。
もちろんキャブレターもオリジナルではありませんので、インナー長もノーマルと異なって来ます。
ちなみにモンーキちゃんの場合は、ハンドル周りを純正よりコンパクトに改造する事例はほとんどありません。
大抵が、ノーマルより長く大きくなる方向です。

なので、ワンオフしかないという結果となりました。


加工中のポイントとかは写真に映っていませんけど、アウターは調整部分のトコで詰めてますv
これは出来上がってから見えない、目立たない部分に持って来ると仕上がり具合が良いから。
もちろん外皮の保護チューブもちょっと短くしてから取り付けてます。
「TAKEGAWA 710」と印刷してありますが・・・710ではないですねぇ。500です。
製作上の注意点ってのは、とにかく事前の採寸と寸法決定を念入りに行っておくコト。
そして製作に入ったならば、とにかく寸法は厳守です。許容範囲は±1.0mm以下。理想は±0.5mm以下ですね。
(調整範囲があるのですが、それを最初からアテにして使ってしまうと、後々困ります)

このようなワンオフ加工で失敗する事例ってのは、とにかく途中で思い付きで寸法を勝手に変えてしまうコトです。
もちろんですけど、途中で寸法とか取り付けを確認しながら加工するのは悪いコトではありませんが・・・
しかし、寸法決定ってのはとにかく慎重に行わなければなりません。
もしその決定を覆さなきゃならない可能性が出てきたのならば、一度加工作業を全て停止してアタマを冷やし、
しっかりリセットを掛けてから「最初から検討のやり直し」をしないと必ず間違えます。
その間違いが、取り返しの付くのならば良いけど、そうでない場合は・・・・大変なことになっちゃいますv


で、目出度くスロットルワイヤーのショート加工が出来ました〜〜〜〜〜〜@

しかし、これで全ての作業完了!とは行かないんです・・・・。
まだまだ他に、ブレーキホースの加工とかマスターシリンダーの修理とか、ハブの加工&カラー製作とか残ってます。
焦らず一つずつこなして行かなきゃね。


●2009年09月21日(月)

本日も、Bluetoothの話を引きずって、ちょっと携帯電話の機能ネタです。

今まで私の場合、携帯電話はあくまで「電話」としてしか使っておりませんでした。
と言うのも、携帯電話はメールに始まりインターネットへとどんどん進化しているのですが、
その反面、いつまでたっても基本的に課金は「従量制」に基づいてて、かつ高額だったりします。
xxxプランとかxxxホーダイとかの呼び名が付いた料金プランも色々と出てくるのですが・・・
ちょっと細かい部分までは判りづらいんです。
(一応Softbank電話だと請求額\4,200-上限でのパケットを沢山使えるコースがある)
さらにPCを繋いでのデータ通信/モバイルをしようなんて考えると、これまた料金請求で落とし穴があったり。

まぁこの手の通信料金ってのは、請求された通り支払う義務が出てきますんで、もし何らかの認識不足とかミスで
「あ、しまった」と後悔しても遅いです。(そら恐ろしい金額を支払うしかなくなってしまう・・・・)
なので、どうしても慎重にならざるを得ません。


通信業界の闇とでも言いますか・・・・昔から色々と問題がありましたねぇ。
伝言ダイヤルとかダイヤルQ2サービスなんかは、様々な社会問題の温床となりやすいのが判ってて導入したとか。
それだけではなく、イタズラ電話・迷惑メールの被害に対しての対応は腰が重いくせに、高額テレホンカード偽造対策はマッハの勢いだったりとか。
(※イタ電/SPAMメールは通信業者の収益になるが、偽造テレカは会社が損するので、その違いがあると思われる)
料金プランにしても、これは保険業界も同様なんですがとにかく「複雑で判りにくく」して、どさくさに紛れて沢山儲けようって姿勢が見受けられるんです。
まぁ悪い伝統なんでしょうね・・・・・。

という事で、通信業界のするコトはとりあえず疑って掛かった方が身の為です。
もちろん詐欺みたいなのばかりとは言いませんけど、少なくともユーザーの側にたっているとは思えませんので。


しかし時代が進むにつれ、PCがインターネットに接続されてる前提で物事が動いて行くようになった様に、
携帯電話の方も同じようにネット接続・パケット通信は回避できなくなりつつあります。
そもそも、高機能機種を持ってる時点で「電話だけ使えればイイです」なんて言えないんですけどね。
(無駄に高いんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@)

で、今回のBluetoothでPCと接続が簡単便利になりましたので、良い機会ですから本腰を入れて携帯電話の機能を探検してみたいと思います。

私の機種は、Softbank電話の「934SH」と言いまして、SHARP製です。
デビューしたのは、2009年6月です。
クラス的には、高い方から2番目のになります。(防水携帯は高い機種しかなかったのです・・・・未だに3機種だけだし)
ナニが付いているかって言うのは・・・・・
「自分撮りカメラ」「GPS」「無線LAN接続」「下り7.2Mbps」機能以外は、ほとんどあると思って良いんだそうで。
ワンセグTVも、デジカメ&ビデオも、音楽プレーヤもてんこ盛りです。

この手のハイテク商品はBlutooth機器の時もそうだったんだけど、ある程度高機能前提で選ぶのならば「何が付いてないか」の方が判り易いんですな。
しかしカタログとかでは「これこれが付いてます」しか書いてないんです・・・出来る事より出来ないコトのが大事なんですけどね。
まぁ出来ないコト=弱点、悪い点ですから、これを自らさらけ出すのは難しいとは思います。
じっくりSoftbankのサイトを見ると、機能比較表はあるのですが・・・全ての機能を網羅していないです。
(特に、Bluetoothの対応かどうかで調べられません・・・値段もわかんないですし。)


で、我が934SH(mirumo)ちゃんですが、高かったんだけど折角買ったので、色んな機能が沢山あるのをオモチャにしようと思います〜〜〜〜〜〜〜〜@
とりあえずPCと繋がったので、ヤル事といえば色々な種類のファイルをどんどん携帯電話に突っ込んでみる。
そして、それらが携帯で開ける(扱える)かどうか・・・・。

まぁ音楽(midi,wma)はちゃんと鳴りますし、midiに付いては着信音にも設定できますv
本来ならばmmfとかの形式であるべきなんでしょうけど。
さすがにmp3ファイルは無理でした。まぁこれらのフォーマット変換ツールはフリーソフトで沢山出てますので、
後ほど細かく研究したいと思います。

画像ファイルに付いては、jpeg/gifあたりですが、壁紙に設定するならjpegですね。
しかし934SHでは大きなサブディスプレイ(メモリー液晶/モノクロです)が特徴なので、ここ専用の壁紙画像も欲しいです。
ちょっと調べてみたら、240x456ピクセルで、白黒にしたときに汚くならないような記号的なモノがよさげです。
設定時の画像編集は、どうやらトリミングだけのようなので、大きさとかレイアウト的な事、画質調整はあらかじめ済ませておかなきゃ。
さらにパネルを閉じた待機時、パネルを開いた時、電話を発信・着信している時・・・それぞれに画像が表示できるとの事です。
さすがに全ての画像を用意する必要はありませんけど、パネルを閉じてる時と開いている時の2種類はオリジナルで設定しておきたいです。

メインのディスプレイでの壁紙は、設定時に大きさとかを色々替えられるので厳密なカタチでの画像ファイルとしなくても良いみたいですね。
もっとも、一緒に時計/カレンダーやアイコン類も表示されて、それが動かせなかったりしますんで、丁度良い具合にPC側で編集しておく事にしますv

なんか他にもFlashとかも扱えるようですねぇ。
これも待ち受け時の壁紙とかにも出来るようでして、ネットにはフリー素材が沢山出てたりします。
まぁ今回はごく普通の画像ファイルとして、パスです。

それとビデオ動画ファイルですが、mp4とかの一部は対応しているようです。
これは携帯動画変換ツールの、携帯動画変換君なんかが有名です。
これによって手持ちの動画ファイルを変換して使うんですが、QuickTimeのモジュールを利用してたりしますので、
ちょっとPC側の用意が済んでいません。宿題です〜〜〜〜〜@
YouTubeからブウンロードしたmp4ファイルの一部はそのまま再生可能だったんですけどね。


お役立ちとして、その他のファイルって扱いなんですが・・・エクセル/ワード/パワーポイント/PDFファイルの閲覧機能がありました。
編集は出来ないけど、見るだけなら(制約付きだけど)可能です。
請求書とか見積書、顧客データベース、それとギヤ比(スプロケット選定)のグラフ付きxlsファイルがちゃんと見られます。
PDFファイルに付いては、パーツリストのように大きなモノがダメなんですが、タイヤの表やサービスデータはokでした。
もっとも表示画面の都合上、内容は拡大して覗かなきゃなんないんですけどね。
(この部分は、iPhone以外でまさか対応しているとは思わなかったんで、ちょっとウレシイですv)

反対に、携帯電話からは電話帳・住所録のファイルとか、メール送受信記録とかが持って来られます。
市販のユーティリティソフトを駆使すると、より管理しやすいみたいですけどね。
(ちなみに以前の機種・フェラーリ携帯もデータはバックアップしてありましたが・・・故障による機能障害で結局役に立たなかったな)


とりあえず、携帯で遊んでみるってコトで、壁紙画像の収集〜作成〜設定です。
コンセプトとして、何となくカッコ良いcoolなモノってコトで。

(1)のサブディスプレイ画像は、アメリカ中央情報局(CIA)のマークを持って来ました〜〜〜〜〜@
まぁ怪しいエージェントみたいなんだけど・・・中東諸国の方にとっては極悪テロリスト扱いみたいですな。
いわゆる「紋章」系ってので考えてたんですけどねぇ。
当然、紋章とくれば水戸黄門の「三つ葉葵」がもっとも有名なんです。
この携帯の部分に設定すれば印籠みたいに見えますから、お年寄りは大喜びでしょうな。
しかし私はオジサンではありますが、ジジイではありません。coolさを求めてるんですv
やっぱり、CIAのエージェントごっこの方が好きです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
中央にマークが来ると、時間表示とカブって一部隠れてしまいますので、ちょっとだけ下側へオフセットしてみました。
右下には「お天気アイコン」を表示するスペースも空けておいたので機能的に満足です。
もっとも普段はカレンダー&時計表示で使ってるんで、まぁお遊びの1つってコトで。
(ちなみに同機種同士じゃないと、この壁紙画像が有効利用できないんですけどね)

(2)はパネルを開いた時の画像です。
オートバイ工房/ぶいぶいEg共和国のステッカーをデザインした時の画像を編集して使い回してます〜〜〜〜〜@
そういえばステッカーはまだまだ沢山あるんですけど、どうしようかな・・・・。
大きさが丁度良くなるようにリサイズしてトリミングしてあげました。
色変換(カラー→モノクロ)は携帯内部エンジンですが、かなり優秀です。
今思い付いたんだけど、この携帯(934SH)の背面ディスプレイってちょっとした名刺代わりにもなりそうです。
ネットではNintendoのロゴマークとか、iPod風(但し偽ボタン)を設定してる人が居たり。
まぁ自分トコのロゴなので、正統派の使い方だと思います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

(3)は普通の壁紙画像です。
個人的趣味で、暗い背景の絵が好きなんです。さらに繊細でゴチャゴチャした文字記号が並んでて、コンソール画面みたいなの。
となればこれはスタートレック関連しかありません。
早速アメリカに飛んで(ネットですけど)、よさげな素材を集めてきました〜〜〜〜〜〜@
これは惑星連邦艦のコンソール画面に、銀河系全体図(α〜γ宇宙域区分)が表示されている図です。
とは言いつつも、写真がボケてるだけではなく実物でも何が書いてあるのか、そもそも一体何なのかってのが
見ても判んないんですけどねv (細かすぎて文字はツブれてます)
雰囲気ですよ、ふ・ん・い・き・v
日付/時間表示がカブらないよう、ちょっと上方へズラしてあります〜〜〜〜〜〜@

スタトレついでに、惑星連邦のマークとかも一緒に収集したんです。
が、とかくトレッキー関連ってのは「暗い」「オタクっぽい」印象を時には与えてしまいそうなので、背面ディスプレイに設定するのはヤメました。
そっちの方は、他人様が見る事を前提にしなきゃなりませんからねぇ。(なのでメジャーなCIAロゴにした)
なんとなくアメリカ人志向っぽい携帯になったと思います。


肝心のBluetooth設定もサラっと説明しとかなきゃなりません。

Bluetooth機器同士を接続しようって場合には、あらかじめお互いの接続の予約をしとかなきゃなりません。
これを「ペアリング」設定と言います〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
例えて言うと、結婚ですな。
接続は基本的に一対一で使うのがほとんどですから、これは大切です。
(製品によっては複数のペアリング設定予約ができたり、マルチ接続すら可能なのもありますが、特殊です)


手順としては、まず相手側の機器を「受け入れ態勢」にしておいて、機器検索を行います。
うまく相手側の機器が見つかれば、そいつとの本格的なやり取りを試みます。
この時点で、相手側の機器の名称が判明します。
接続の為には「PINコード」とか「パスキー」と呼ばれる暗証番号が必要だったりします。

このPINコードですが、大体次の4つのパターンがあります。

[1]PINコードの設定が不要なモノ。BluetoothVer2.1+EDRの規格ではこれがあります。
暗証番号と書いた位ですけど、混線してもあまり困らないようなモノに関してはむしろ接続手順を簡略化するメリットが大きいです。

[2]よく使われるお約束のPINコード=「0000」
※設定が判んない場合、とりあえずコイツを入力すれば接続できる可能性が高いです。

[3]よく使われるお約束その2のPINコード=「1234」
※ゼロゼロゼロゼロがダメだった場合は、こっちを試します。

[4]相互に、自分で設定した暗証番号を使う場合。
これは携帯電話・PCなどを接続する時の方法です。
まぁコレだけはいい加減で適当な入力して繋がっちまっては困りますからねぇ。
保安上あまり良くないんだろうけど、誕生日とか電話番号とかクルマのナンバーとか・・・自分の好きなのをどうぞ。
ちなみに、お互いに「同じキー」である必要があります。まぁそれだけなんですけど。


そして、相手側がどんな機能のモノなのかが判りますんで、場合によってはその役割まで選びます。
これはステレオヘッドホン機能付きのイヤホンマイクなんかがそうですね。
PCから繋ぐ場合ですと・・・・HFP(ハンズフリー),HSP(ヘッドセット),A2DP(音楽用ステレオヘッドホン) 3種類のどれにするかです。
携帯電話からの接続設定だと、HSP(電話用)とA2DP(音楽用)の2つだけだったりします。

ここで困るのが、同時に2種類の接続が出来ないなんて言われる事。(特にPCで設定する場合)
まぁBluetoothの基本的な規格と、PC機器の基本とが食い違ってる部分なのでなかなか意図する動作をしてくれないんですね。
ビデオチャットとかメッセンジャーなんかのアプリで「VoIP対応」ってのがこの辺りの解決策なんですが・・・・
実際色々とやってみたけれど、上手く接続&切り替えが出来る場合と、そうでない場合とまちまちだったのです。
確実にビシっと決まらないとすごく困ります。


さらにここで躓きやすいのが、近くに複数のBluetooth機器が存在する場合ですね。
私も当初目論んでいたのが、BTヘッドホンを携帯とPCの両方で使おうと思ってました。
しかし、この場合では切り替えの都度全ての機器の設定をヤリ直ししなきゃなりません。
さらに「お部屋では携帯のイヤホンマイクを使わない」訳ではないんです・・・・・・。
長電話するんならば絶対にハンズフリー電話に限りますからねぇ。
(両耳ヘッドホンだと会話の音声も明瞭に聞こえるという、かな〜り大きなメリットがあるし)

基本的にはペアリングってのは、新しい設定へどんどん上書きされて行く仕様になっています。
つまり1つのBTヘッドホン(イヤホンマイク)をPCと携帯電話とで取り合いになるんです・・・・。
更にタチが悪い事に、携帯電話はイヤホンマイクに対して常時Bluetooth通信してる訳ではありません。
あくまで「電話の発呼・着信時」の必要な時にだけ繋がるのです。(そうじゃなきゃ電池持たないし)

と言う事は、同じ部屋でPCと携帯電話の両方が動いていると、どちらに繋がるのかが判りにくいんです。
このような使い方を想定して「マルチポイント接続機能」を実装したイヤホンマイクにするべきですね。
そうでないならば、やはり接続関係はシンプルに、兼用などせずに使うのが良いと思います。
(特に携帯電話の着信時に、携帯本体とイヤホンマイクとどちらで会話して良いか判らないと混乱しますんで)

それとペアリングを確実に行うために、相互の機器は1m以内に近づけよってコトにもなってます。
すんなり結婚手続きが済めば良いんですが、もし上手くいかない場合は考えられる負の要素はなるべく排除してから再挑戦です。
無線LANの基地局が近くにないか(可能ならば電波を一時停止するとか)、電子レンジの使用中でないか。(同じ周波数帯の電波です)
モーター機器とか、放電してる機械から遠ざけるのも大事です。(蛍光灯スタンド付近は雑音が沢山あるのです)
ちなみに電波の指向性はありませんけど、間に壁とか物体がない方が良いですよ。


で、めでたく結婚・・・いやペアリング設定が完了したからと言って、これで終了ではありません。
Bluetooth規格ってのは、あくまで「繋ぐ」だけが目的なのです。

PCだと新しい機器を接続したら、必ずそのデバイスのドライバ設定が必要となります。
とは言いつつも、対携帯電話では仮想シリアルポートドライバとかモデム関連のだけなんですけどね。
PCと携帯の接続をすると、ファイルやり取り以外に「携帯電話経由のインターネット接続」も一緒に入ってきます。
いわゆる「ダイヤルアップ設定」ですな。他のネットワーク設定も含めて、不要な接続は止めておかなきゃなりません。
(もし意図せずうっかり、携帯電話経由でインターネットら繋がってて、延々ネットサーフィンしてしまったら・・・大金が絡んできます・・・・)

携帯電話の方ですと、あくまでイヤホンマイクが繋がったよって扱いです。
なので、別に「呼び出し音を、本体<>イヤホンのどれから出すのか」とか、「イヤホンマイクで自動応答するのか」とかの設定が必要です。
音楽プレーヤ関連も付いてれば、そっちの設定もまた必要ですね。
リモコン機能を使うのかどうかとか、色々とあります・・・・。

ちなみに携帯電話とPC間のファイル転送に付いては、設定画面が別になってたりする場合があるんです。
私の使ってるUSBブルートゥースアダプタでは、東芝製の設定ソフトを使っているのですが、これだと通常のBluetooth設定画面では携帯電話は出て来ません。
(ちなみに設定ツールの正式名称は、Bluetooth Stack for Windows by Toshibaと言います)
ファイル転送はあくまで「ワイヤレイファイル送信」ってメニューから行うようになってます。
それとWindowsXPでは、SP2以降からマイクロソフト標準のBluetoothサポートがありますので、そっちの設定画面があったりします。
(コントロールパネルの「Bluetooth デバイス」って設定メニューです)
こちらは困った事に、ファイル転送&ネットワーク接続関連しかサポートしておりません。
つまり、音関係はやっていませんよってコトです。(どこにも明記されていないので、判り辛い)
もっともPCにBluetoothが標準装備されてて、手持ちの携帯電話も対応してて、ちょっと繋いでみるって使い方なら充分です。
但しWindows7で確認した時は、ちゃんと標準設定ツールで音関連まで対応してました。Vistaもイケるのかも知れないです。
丁度、USB2.0がWindows2000(SP4)とかWinXP(SP1)からどんどん良くなって行ったのと似ていますねぇ。


とにもかくにも、各機器の機能個別の設定まで全てをしっかり済ませなければ、使用が出来ません。
ネットワーク機器も同じなんですが、いくら規格標準化されてるとは言え、異なる製造メーカーの機器同士を繋いで設定して使うってのは
とにかくトラブル発生時の原因の切り分けが困難なケースが多いです。
さらにそれらの機器の組み合わせなんてのは、人それぞれなのです・・・・・取り扱い説明書に全部書けませんな。
なので、「ご使用される機器のマニュアルをお読み下さい」で逃げちゃってたりするのです。

もっとも、そんなのはPC関連では別に珍しくもなんともありません。昔からそんなのです。
だからまずは色々と試してみて、コツとかお約束とかを「攻略」するのが大事なんですね。
こういう部分が未だに残ってるんで、人によりPCはとっつき難いんだろうな〜と思います。
もっとも難しい、面倒な手続きが必要だからイヤだってんならば、そもそも最初からそんな機能を使わなきゃokなんですが。
パソコンなんて使えなくても、別に死にません。
※ただし若い世代を除きます。若い人は新たに物事を覚えられる特権がありますからねぇ。


長くなってますけど、写真の残りの説明です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
(4)と(5)は、東芝製Bluetoothソフトを使ってPCから携帯電話へ、ファイル転送をしてる所です。

まずはPC側で、送るファイルを選んでおいて、対象機器を検索・確定しておきます。

携帯電話の方は、受け入れ準備をしておきます。
(本当は最初にBluetooth機能をonにしとくんだけど)
基本的に携帯電話でのデータ通信中は、電話の着信が出来ませんので「着信できないけど良いですか?」と聞かれます。
ようするに、ヤッてる最中に電話が掛かってきても出られませんよってコトなんですけどね。
(これは赤外線通信とかUSBケーブル接続とかでも同じです)
それと、携帯電話の都合上、Bluetooth接続の要求は全ての設定メニューが閉じてないと出来ないって制約があったりもします。

そして接続要求がめでたく認証され、ファイルの転送先とか聞かれるんで適当に指定してあげると、ファイル転送が開始されます。
この辺の動作のお約束ってのはイマイチ不明なんですが、あまり一度に沢山のファイルを送るのは良くないみたいですね。
場合によっては転送失敗する場合もありますので、数が多い場合にはいくつかに分けて行ったほうが良いです。
(ちなみに絶対的な容量がでかい場合は、USB接続でやり取りした方が良いと思います。)
Bluetoothは転送速度が遅いと書きましたけど、画像ファイル数枚程度ならすぐです。

通信が成功したら、携帯電話の方のデータ格納先とかを再確認して、開いてみたりとかします〜〜〜〜〜@
ここからは携帯電話のお約束だと思うんですが、データの種類によって自動で格納先を振り分けるようですね。
(ちゃんと確認メッセージは出ますけど)
もちろん常時、携帯電話本体メモリ<>SDメモリーカードは選ぶようになってます。



反対に、携帯電話からのデータ転送は・・・機種によりけりでしょうな。
私のの場合は、データフォルダ→デジカメ画像→目的の画像を選んで表示します。
そしてメニューから「送信」ってのを辿って、Bluetoothを選びます。
(以前はココで赤外線IrDAを選んでいたのです・・・・すげー時間掛かったんですよねぇ)
すると、デバイス選択になりますんで、あらかじめペアリング設定済みのPCを選びます。
そして送信開始。(着信できませんが良いですか?と聞かれます)

ここでPCの画面に「ファイル受信」のダイヤログが沸いて出てきます〜〜〜〜〜@
正直、感動モノですな。
ファイル格納先フォルダを指定して、受信開始します。
※ここで30秒以内位でやんないとタイムアウトになっちまいますから注意。

携帯電話<>PCのお約束は、とにかく操作を30秒以内にヤる事です。
ペアリングの時も同様ですよ。タイムアウトの期限が意外と短いのです。
まぁやたらめったら携帯とPCが繋がっちまったら怖いから仕方ないでしょうな。
Bluetoothは30秒なんですけど、赤外線(IrDA)だともっと余裕があったような。
基本的な操作はどっちでも一緒なんですけどね。

・・・そういえばBluetoothの出始めの時、「IrDAの進化したモノです」なんて解説されてた事もありました。
私個人の感想としては、むしろUSB+LANに近いと思うんですけどね。
(ちなみにワイヤレスUSB=WSBって規格も提案されてます。今のトコ実用にはなってないみたいですけど)

とにもかくにも、判りにくい部分を一つずつやっつけて行くのは、大変ですけど楽しくもあります。
Bluetooth機器が寄与する最大のメリットは、やはり機器の規格化・標準化による低コストですねぇ。
わずか千円弱で、USBブルートゥースアダプタが買えますし、手持ちに他のBluetooth機器があればぜひ実験してみてはいかがでしょうか。
もっとも携帯電話を買い替えする時に、無理してまでBluetooth対応機種を選ばなきゃならないってコトはないと思います。
もっともBluetooth対応機種は必ずしも高級モデルとは限らないようでして、比較的安いモデルでも対応してたりします。
反対に、結構高いモデルでも非対応だったりするんです。
まぁ自動車に、ハンズフリーフォン(機能)が付いてたりするとかの事情があれば話は別ですけどね。


そもそも、Bluetoothは必需品とまでは言えないんでしょうな。
PCにとっては、単にワイヤレイマウスのレシーバ内臓化。
ゲーム機にとっては、単にワイヤレスコントローラの一部。
携帯電話にとっては、無線イヤホンマイク(または自動車電話)の内臓レシーバ。
まとめてしまえば、そんな軽〜い扱いで良いと思います。

ついつい規格上、色んな用途を想定してるんで夢は膨らみますけど・・・欲張らない方が良いですv

●2009年09月20日(日)

写真には携帯電話と、右下に2つの機械が映っていますんでその説明です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@


携帯電話はこの間新調した、Softbankの934SHです。
製造メーカはシャープでして、当然ですがBluetooth対応です。(それを選んだ)
ちなみにパナソニック製のだとあまりBluetooth対応していないようでしたねぇ。
その代わり、この934SHはGPS機能がありません。自分撮影カメラもないのでTV電話にも向かないんです。
それ以外の機能はほとんどすべて網羅してます。カメラも高画質の800万画素で、動画撮影機能まで充実してますし。
SDカード(microSD=2GBまで、microSDHC=16GBまで)に対応してますので、これも充分だと思います。
ワンセグTVチューナも内蔵されてて、その録画機能もバッチリですv

機能スペックなどは→SHARPのサイト/SoftBank 934SH

ちなみに、携帯からPCへのデジカメ写真転送をBluetoothで行う事も可能です。
今までは赤外線(IrDA)でやってたんだけど・・・すげー時間が掛かってましたからねぇ。
まぁ普通の携帯だと、電話帳データのやり取りは大抵どんなのでもokです。
メールの内容がイケるかどうかは微妙ですな。
音楽ファイルに関しては・・・Bluetoothだけに限った事じゃないけど、著作権がらみの制約があったり無かったり。
この辺りはもうちょっと研究してみます。
携帯→PCへの転送はユルいです。(但しTV録画したのはダメ)


もっとも、Bluetoothとは別に、USBデータケーブルも買ったんですけどね。
これがまたクセモノでして、通信機能のみのが\400-。
そして充電機能も付いてるヤツになると、\780-なのです。(スイッチで充電機能on/off出来ます)
約2倍するんで・・・充電機能が要るかどうかでかなり悩みました。
結論としては、やっぱり携帯電話で一番困るのが「バッテリー切れ」ですから。充電の手段が沢山あった方が良いと。
よって\780-出しましたv
ACアダプタは既に持ってますし、USBでも充電可能ならパソコンがある場所でなら携帯電話もok。
それに加えて、カーUSB電源アダプタも別に買ったので、クルマの中でも大丈夫です。
ちなみに、後述しますけどもう一つACアダプタ(USB出力)のも入手したので、ACからの充電手段は2通りあります。

これだけ電源ライン確保が出来れば、ワンセグTV使いまくりですねぇ。
とにかくテレビ視聴はバッテリー喰いますから、外部電源に限ります。


白いのが、イヤホンマイク&ステレオヘッドホンのアダプタですv
バッファローコクヨサプライ製の、BSHSBE06ってのですな。
ちなみにサイトには書いてありませんけど色は4色ありました。
私の買った白と、ほかに黒。それに青いのと赤いのがあるんです。
結論から先に言いますと、SoftBank/934SHに完全対応しておりますのでオススメですv
(対応携帯電話モデルの記載は、お互いの製品の発売時期により全て網羅しておりません)

価格比較ってコトで少しでも安く買おうとしたいんですが、ここで一つ注意点。
BSHSBE06ってのとBSHSBE06AってのがあってA付きの方がちょっと高いんですけど、これらの違いは唯一つ。
ようするに「ACアダプタ付きかどうか」です。
充電は、ACコンセント→ACアダプタ→USBミニケーブル→本機、と接続するのですが、パソコンのUSB端子で使ってもok。
(もちろんですが電流容量300mA以上必要です〜〜〜〜@)
ちなみに私は万一に備えてカー充電アダプタ(USB端子出力の)も別に用意してありますv

私が購入したのはA付きの白で、\5,980-でした。

この特徴は音声出力が3.5φステレオミニジャックになっており、好きなヘッドホンでの使用が可能です。
(一応、付属もしてます)
私の場合は密閉式の大きいヘッドホンを愛用してますので、ジャック式じゃないとダメなのです。
それと耳の穴のカタチが、右側だけインナーホンには合わずにスルッと抜けやすいんです・・・・。

その他に、電源スイッチがオーソドツクスな「スライドSW」なのが使いやすいんです〜〜〜〜〜@
これは一般的には「ボタン長押し」のが多いんですけど、これだと確実な電源on/offってので不安です。
通常の使い方ではクルマ運転中だけこのBTイヤホンをonにしますから、これは美点ですねぇ。

難点と言うか、もう少しがんばりましょう的な部分は・・・ちょっと音量パワーが不足気味かも。
これは使用ヘッドホンのインピーダンスに気を付ければ、何とか実用音量は確保できますけどね。
しかし電池の持ち具合とのトレードオフ関係でもあるので(強力パワー=電池を沢山使う)、まぁこんなものでしょうな。
ボリューム調整の+-ボタンが付いてますけど、最大でしか使いませんねぇ。

音質は・・・結構Goodです。ノイズ・歪も少ないしかな〜りイイ感じ。
マイクの感度と音質もそこそこ良いです。
到達距離はClass2だから10mってコトになってますけど、これは周囲の条件によりかなり変わります。
クルマの中に携帯電話を置いといてだと、5〜6m離れると音声の途切れが生じます。
お家(木造2階建て)では、2階に携帯電話を置いといて1階でも音声がキレイに受けられますねぇ。
やっぱり、5〜6mってのが一つの目安みたいです。


ここからは声を大にして言いたいんですが・・・
説明書が不親切ですよ! 多分このメーカーに限ったコトじゃないとは思いますけど。
Bluetoothの何たるかを事前に知ってりゃ問題ありませんが、そうじゃないと苦労します。
さらに携帯電話との接続に関しては「ノーサポート」という姿勢ですからねぇ。

Bluetooth機器だけではないんですが、ネットワーク関連機器などの他機器と接続して使うモノの設定説明書は、
お互いに「相手側の機器の説明書を読んで下さい」と擦り付け合ってるのが目立ちます。
勘の鈍い人はどうすりゃ良いんでしょうねぇ。


もう一つ、やけにちっこいUSBのがありますが・・・・これはBluetoothをPCで使うアダプタです。
USBドングルとかの呼び方をするコトもありますが、私は普通に「USBブルートゥースアダプタ」が良いと思います。

これもまた複数の商品があって悩みました。
購入したのはPci(プラネックス)の「BT-MicroEDR2X」です。
購入価格は、確か\990-だったと思います。
ちなみに対抗馬として迷ったのが同社の、EDR1Xの方です。(\1,480-だった)
この違いは電波出力のクラスが1か2かってのでそれぞれ型番に対応してます。

この時「どうせ買うんならば良い方(=強いClass1)にしとこう」と思いがちなんですけど、これは間違いの元です。
無線データ通信機器ってのは、セキュリティを考えると不必要に電波の強度があるのも困り者となってしまいますから。
ようするに、無線なので勝手に繋がってしまうケースを想定しなければならないんです。
強力な電界強度=広範囲に接続可能、でもありますからね。
それと前述の通り、Bluetoothは無線LANと同じバンドの2.4GHz帯を使ってますから、アナログ電波的な干渉も考えなきゃなりません。
(一応、混信とか悪影響とか及ぼさないような設計にはなってますけど、まったく無関係ってワケには行かない)

もっとも、無線基地局乱立した条件で使うのならば、これはやはりパワーがモノを言いますんで敢えて強い方にしとくべきです。
ようするに電波でも何でも、強い方が勝つんです。
(認識させる時なんかでは1m以内に近づけろって説明書に書いてあるのは、このような大事な場合では通信品質確保が必要だからです)
無線LANとしての使用を考えている場合にも、やはりClass1の方ですね。


もっとも・・・Bluetoothの転送速度ってのは、Ver.2.1+EDR対応でも最大2.2Mbps程度とかなり遅いのです。
ちなみにUSB1.1とか無線LANのIEEE802.11bで転送速度が最大11Mbps。
無線LANのIEEE802.11a/cが最大54Mbpsで、USB2.0だと最大480Mbpsとなってます。
一応規格としてBluetooth Ver3.0ってのがありますけど、これでも24Mbps(最大30Mbps程度?)どまりです。
ようするにブルートゥースってのは、それほど速度重視なインターフェースじゃないってコトです。
あくまで近距離かつ安価で汎用性重視の接続手段&規格です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
この転送レートの都合で、USB接続時のポートはUSB1.1の方で充分だったりしますv


という事で、2Xの方にしましたけど、これで正解でした。
もっともBluetoothで通信するのはPC⇔携帯電話ですから、機器同士はすぐ近くにある前提です。
主な目的は、携帯電話でデジカメ撮影した画像の転送位ですねぇ。
それとあわよくば、予備PCの方のオーディオ出力を、ヘッドセットに切り替えてワイヤレスで使いたいかなとか。
(ビデオチャットをする場合、高機能サウンドカードが入ってるとセットアップで不具合が生じやすいんです・・・)
本音を言いますと、実用になるかどうかってのはあまり重要ではなかったんです。
Bluetoothに初挑戦ってのがお題目だったりするのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
だから携帯電話とのデータやり取り用にUSBケーブルも買って来たんです。

まぁちょっと制約があるみたいですが、無線で接続すればコネクタ部分の磨耗消耗を考えなくて良いので、
電話を長持ちさせるにはこの方が良いんですけどね。
もっとも怖い部分もまたあるのです。
パソコンと携帯電話をつなぐ=携帯電話のパケット通信モードでインターネットが可能となりますから、
もし設定とか使い方とかを間違うと大金が絡んで来るのです・・・・・。
これはBluetoothに限らず、USB接続ケーブルでも同様です。
しかし接続が目で見て判らない無線I/Fってのは、よりリスクが大きかったりもするのです。
まぁ携帯電話もPCのように「従量課金制」から早く脱却してくれれば良いんですけどね。
今の所、必要時のみ携帯⇔PCと繋ぐようにしてますので、予備PCにこのUSBブルートゥースアダプタを取り付けてます。
(使わない時はそもそもPCの電源切ってますから、保安上とても有利です)


反対に、ちょっと思案不足だったかな・・・と思われるコトも書いときますね。
もともとBluetoothの何たるかをほとんど知らずに、機器購入しましたんで。

ヘッドセット選びでは物凄く悩みました。
ようするに携帯電話用のイヤホンマイクのみ、と考えると\3,000位で製品があるのです。
単純にモノラル方耳/マイク付きのヤツですね。
そもそも新しい携帯電話にしたら、今までのイヤホンマイクが使えなくなった(使いにくくなった)のを解決する為なので
これだけでも充分なんです。

しかし、少ないながらも事前に「音楽を聞く為のと、イヤホンマイクとは別の製品である」と勉強して行ったのでこれは助かりました。
つまり、音楽携帯として使うんならば、それ相応の機器を買わなきゃなんないんです。
ざっと商品を物色したら、大体\8,000〜\1万ほどは出さなきゃダメみたいでした・・・・・・。
が、結局買ったバッファローのは\6,000-弱だったんで、まぁお買い得だったんですけどね。
ちなみにワンセグTV視聴中の音声がステレオで聞けたのは、予想外の収穫でした〜〜〜〜〜〜〜@

その反面、Bluetoothヘッドセット(ヘッドホン)を、複数機器で使おうとするのにはちょっと無理があります。
原則的には同時に複数機器からの音声は受けられません。
つまり「つなぎ替える」操作が必要となるのですが、無線ゆえそれが判りにくいんです。
(どれとどれが繋がってるのか、目に見えないんで)
まぁ実験的に使えるかどうかやってみるコトは可能なんですけどね。
この辺りのコトは、ちょっと期待しすぎてましたので・・・・残念です。


それともう一つ。
「ヘッドセット(モノラルイヤホン&マイク)」と「ステレオヘッドホン」はbluetooth機器だと完全に別なのです。
しかしPC機器として見るとあくまで「ステレオスピーカー(レシーバー)」と「マイク」で別れていますよね。

ちなみにマイクのみのbluetooth機器は、規格上ありません・・・・・。
ヘッドホンのみのbluetooth機器はちゃんとあるんですけど。(A2DPプロファイル)
この区別の仕方が違うってのが、パソコン用ヘッドセット/オーディオ機器として使う上でのちょっとした弱点にもなっています。








以前、パソコン周辺機器でUSB接続が流行った時(たしかNECはUSB好きでした)に、何でもかんでもUSB接続って流儀でやってる方もいました。
しかし、それはUSB規格に対して夢を持ち過ぎ・期待し過ぎってモノです。
USBの規格で、特性や特徴をしっかり掌握していればそんなコトはないんですけどね。
ディスプレイまでUSB接続の機器があったんです・・・・・・。

それと同じように、Bluetooth規格にあまり過剰な期待をしてはイケません。
むしろかな〜りのクセモノだったりするのです。直訳すると「青い歯」ですからねぇ。噛み付くよv
隠語的記述で、Bluetoothを「青歯」と呼ぶ事もあります。


そもそも、Bluetoothの存在意義を考えると・・・・
まぁ簡単に無線接続して何か使うのに良いインターフェースではあります。
しかしあくまで「簡便に」が前提でして、Bluetooth固有のとか、Bluetoothならではのって機能は見当たりませんね。
本当ならばもっと良い代わりの方法や規格があったりするのです。

しかし、私の場合にはbluetooth=携帯電話ありきなので、まぁそれで良いと思います。
接続の関係は、それぞれの機器が対等な関係ではなく、あくまで一つ「主人」がいて、他のはそれに従属してる「手下」ですから。
なので、携帯電話を「主人」として、それにヘッドセットとパソコンがそれぞれぶら下がってると考えて使うのが正解です。
という事は、むやみやたらとbluetooth機器を増やさない方が、良いってコトになるのかも知れません。
まだまだ発展途上の規格で、大いに改良の余地アリな規格ですから、現時点でコレに大きな投資金額を出すのも考えモノですね。
しかも、携帯電話だと相性問題があったりするので・・・・確実に使える保証が無いバクチ的要素まで含まれているんです。


結局、当初の目的である「携帯電話のイヤホンマイク&ステレオヘッドホン」と、「パソコンへのデジカメ画像転送」の2つを
無線ならではの非接触で簡単に行える所までは出来ましたので、バクチには勝ったと言えるでしょうな。
このおかげで、リブレット60(赤外線IrDAによるデジカメ画像転送用)を無理やり使わなくて良いですし、
はたまた携帯電話のSDカード抜き差しするのに電池フタ&電池脱着繰り返しもしなくて良くなりました。


Blutoothを色々とやってみて、「使い方や設定のしやすさ」、それと「使用可能の確実性」ってのに関しては圧倒的に不足してると思います。
その代わり、携帯電話のオプション機器としてなら、従来はボッタクリ価格上等だったのが(専用品なので)、
規格化されたおかげで安く入手可能となった功績はやはり大きいです。


ちなみにパソコンだとWindowsXP(SP2)以降から、bluetoothは標準のデバイスとして対応しています。
(つまり突っ込めば、デバイスドライバを用意しなくても自動認識して一応使えるらしい。ただしHSP/HFPなどに非対応などと糞仕様です)
丁度USB2.0がWin2k(SP3)以降で対応したみたいにですね。
内臓してるパソコンも結構増えているようです。ノートブックPCとかでは顕著です。
この場合のオススメは、携帯電話との通信、ヘッドホン(音声モニター)、ワイヤレスマウス、でしょうか。
とにかく配線の煩わしさがなくて良いんです。
とは言うものの、セントリーノのようにちゃんとした「無線LAN」が付いてて、それに+αでワイヤレスマウス用にと考えるのが良いです。

●2009年09月19日(土)

今日は、打って変わってハイテク製品のPC機器ネタです〜〜〜〜〜〜〜@

携帯電話なんかでも続々搭載されつつある、「Bluetooth」というインターフェース。
読み方は「ブルートゥース」と言います。直訳すると青い歯なので「青歯」、英語では「BT」と略されたり。

このBluetoothってのはナニかと言いますと、「無線を使用した、お手軽なデータ通信規格」でございます。
出来る事は沢山有りまして、まずはLANみたいなネットワークを含めたデータのやりとり。
これは携帯電話のアドレス帳データの交換機能なんかもありますし、
モバイルPCを携帯電話にBluetoothで接続・経由してインターネット接続するのもあったりします。
それと携帯電話には一般的な、ハンドセット(イヤホンマイク)のワイヤレス接続というお仕事もありますね。
それに加えて、音楽プレーヤ機能やワンセグチューナ内臓携帯なんかだとそのステレオ音声をワイヤレスでヘッドホンに送るのとかも。
パソコン関係の方では、マウスとかキーボードなど入力機器とのワイヤレス接続も行ったりしますです。
ちなみに、Bluetooth機器の代表格といえばゲーム機のコントローラでしょうな。

ともかく、無線インターフェースとして色んなお仕事が出来るのですが、その「どんなお仕事をさせられるか」は機器によりけりです。
例えばイヤホンマイクにデジカメ画像を送信しても仕方ないですし、携帯電話の機種によってサポートしていない機能もあります。
このお仕事の内容は、プロファイルと呼ばれてて、Bluetooth機器にはそれぞれ必ず「対応プロファイル」の表記があります。
これは規格で決まっていまして、Bluetoothを使う上で必ず理解しておかなければならないものです。

さらに判りづらさに拍車を掛けるような点として、このお仕事の内容ってのがまた結構細かく分かれているのです・・・・・・。
携帯電話のイヤホンマイクを例にして考えてみます。
普通イヤホンマイク=音響機器=音関連ってコトでまとめて考えてしまいます。せいぜい、入力/出力で2つに区切る位でしょう。
(実はPC機器でのヘッドセットも、このマイク/スピーカとしての区分です)
しかし、Bluetoothではあくまで「機器別」に分かれているのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
「ヘッドセット」「ハンズフリー電話」そして「ステレオヘッドホン(音楽用)」の3種類なんです。
プロファイル名としては次の通り。
ヘッドセット(HSP)・・・・・・最大の特徴は「マイクが付いてる」ってコトですね。入出力音声はモノラルです。
ハンズフリー電話(HFP)・・・・HSPと似ているんだけど(上位規格)、着信ボタンが付いてたりします。音声はモノ。
※この2つが満足されていれば、とりあえずBluetooth対応携帯電話のイヤホンマイクとして使えます。

そして音楽用ステレオヘッドホンの規格。
「A2DP」って規格ですが、著作権保護技術(SCMS−T)にも対応していないと、ワンセグTVチューナ等の音声が出てこない場合があります。
まぁチョサクケン絡みってのは色々とオトナの事情がある訳ですんで面倒だけど仕方ないですね。
(機種により、非対応の音声の扱いは色々です。これから買うのなら対応品から選ぶべきでしょう)
それに、リモコン機能(AVRCP)ってのもあります。停止/再生/進む/戻る、のボタンが利くかどうかですね。
これもまた、使う携帯等の機種により動くかどうかは判りません。(付いてなきゃ絶対に動かないとだけは言えますが)


まとめて言うと、携帯電話の音関連をフルに使う場合は、以下のプロファイルに対応しているモノを選ばなきゃなりません。

HFP/HSP(HFPの表記だけの場合もあり)、
A2DP(SCMS-T対応)&AVRCP(リモコン)


そして、この中で相性が良いモノを選ばなきゃなんないです。
・・・まあ実際相性問題ってのは、例えばiPhoneみたいな特殊な機器で使う場合とか、変なBluetooth機器メーカーの製品のを使う時程度のようですが。
実際のイヤホンマイク選びの際には、デザインとか音質とか、電源(充電方法)とか、そのような要素もまた入って来ますv


対応プロファイルに付いては他に、こんなのもあります。
LAP=無線LAN、DUN=ダイヤルアップ(インターネット接続)、HID=ヒューマン入出力(キーボードやマウスなど)、
FTP=ファイル転送機能、SPP=仮想シリアルポート、などなど。
もっともこれらは普段意識しなくても良かったりしますので全て暗記する必要はありません。
実際、基本的な機能として含んでる場合には表記しなかったりするコトもありますし。

それとBluetoothのバージョンです。現在はVer2.1+EDRってのが主流です。
これは主に通信速度の区分でして、他に認証方式とかのオマケがあります。(新旧Verでは上位互換になってる)
とは言うものの、実はBluetoothの通信速度は、遅いんです・・・・・。
Ver2.1+EDRで最大でも約2.2Mbpsですからねぇ。旧USB1.1とか初期の無線LANのIEEE802.11bだって11Mbpsあったんだけど。
まぁ扱い的には赤外線ポート(IrDA)の後釜ってコトですし、あくまで簡便に低コストな接続方式ってスタンスなのです。
つまりファイル転送とかを調子付いてバシバシやると、すごく時間が掛かって大変なコトになってしまいますからご注意。
その代わり、PCに繋げるBluetoothアダプタはUSB1.1でも充分対応しているのです。遅いから。

あとバージョンにちなんでもう一つ、Class1とかClass2とかありますが、これは電波の強さです。
Class1(100mW)=100m,Class2(25mW)=10mが到達距離だとされています。(実際は2つの機器のどちらか弱い方になります)
大抵のイヤホンマイクとかはClass2の弱い方ですね。まぁ遠距離通信するようなパワーの無駄遣いは必要ないですし。
私も最初迷いましたけど、PC用のBluetoothアダプタにはこの2種類あって、ちょっとお値段が違うんです。
が、この場合「迷ったら高い方の法則」は通用しませんのでご注意を。
と言うのは、電波によるデータ通信機器ですので、電波が強力で到達範囲が広くなれば、それだけセキュリティ上で不利になるからです。
先ほどのプロファイルにも書きましたけど、結構色んなコトが出来る=トラブルに巻き込まれやすい、とも言えるのです。
Blutoothの電波は2.4GHz帯、つまり無線LANと同じ周波数を使ってます。電子レンジも同じですよ。
なので電波障害の対策をしなければならない場合は、電波の強い方が勝ちますんでClass1を選択。
それ以外の普通の場合はClass2を選ぶのが良いでしょうな。
(ちなみに私のもClass2にしました。無線LANも同居してるんで悪影響を避けるためにこっちにして良かったです〜〜〜@)

ちなみに、実際の電波到達距離(というか通信可能距離)は、かな〜り状況によって替わります。
まぁ基本的には見通し4〜5mだと思って良いでしょう。



で。今回のBluetooth導入目的です。
まず第1はなんと言っても、携帯電話のイヤホンマイクですね。
ご存知の通り自動車の運転中の携帯電話使用はご法度とされていますので、イヤホンマイクは必需品です。
今まで使ってたのが機種変更により使えなくなったってのもありますし、第一配線が煩わしいです・・・・。
しかも折角の防水機能が、端子へのアクセスを繰り返すと損なわれますし、端子関連の耐久性も心配です。

第2は、携帯とのデータ通信。
特にデジカメ画像(ムービー含む)をファイル転送するのに、初めは暫定的に赤外線ポート(IrDA)を使っていたのです。
しかし通信速度が遅すぎるのと、相手先が往年のリブレット60(Win95機/今はMe入れてるけど)なのです・・・・・。
SDカード(2GBマイクロSD)も入ってるので、そっちにデータ格納しといて携帯から取り出して・・・という方法に切り替えてました。
しかし。
これも完全に携帯電話の電源を落とし電池を取り外さなきゃ、SDカードに到達できないんです。(多分データ消失防止策だと思う)
正直、煩わしいです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
なのでUSB通信ケーブルを買って来ようと思ってました。(従来のが使えないんで)
まぁケーブルと名が付けば、とにかく前述の接続端子問題は生じる訳ですから、無線接続のメリットは決して低くありません。

第3は・・・実験/研究用ですねぇ。
なんだかんだと言いつつも私は、新しいモノは好きですから。
それと予備機でビデオチャットをしようとすると、音声入出力の切り替えがSoundBlasterLive!のおかげでうまくいかないんです。
壊れてるのかどうか判りませんが、マイク端子(後ろのマイク1)から音声が入力されない。
前面パネルのマイク2ならば大丈夫なんですが、それだと今度はチャットのアプリで切り替えが対応してないんです。
(手動で、都度設定してあげれば使えるんですが・・・実用的ではありませんな)
ここに、Bluetoothで「チャット専用サウンドカード」として割り当ててあげれば、一気に解決です〜〜〜〜〜@
つまり携帯電話用だけではなく、PC機器用としても使いまわしてあげようと。


という事で、今回のBluetooth機器導入は「イヤホンマイク/音楽用ステレオヘッドホンとしても使えるヤツ」と、
「USBで使うBluetoothアダプタ」の2点ですね。
・・・前者はどこの製品でも、結構高価なんで悩みました。
ヘッドホンは気に入ったのをいくつか持ってますから、サウンドアダプタみたいになってる製品の方が良いですね。

次回は、この導入した機器のネタとインストール/設定について書こうと思います〜〜〜〜〜〜〜〜@

●2009年09月15日(火)

暫くぶりの更新です。

以前使用していた目覚ましラジオを修理して、また使えるようにしてみました。
残念ながらラジオチューナの表示指針部分は完全にアウトですので、受信周波数は不明なのですが
これ以外の機能はちゃんと作動しますから、まぁ使えない事もないでしょう。

製造メーカーは、パナソニック。
型番は、RC-6166となっています。
1995年頃の製品で、標準小売価格は\5,000-でした。


とにかく、懐かしいの一言に尽きます。
時刻表示が7セグメントLEDですから、夜中での見易さは格別です。
内部を見てみますと、チューナ回路は完全アナログ。
現在ではPLLシンセサイザに置き換わってしまっているので、アナログチューナなんてのはほとんど見掛けません。

なんと、選局にはバリコンを使ってますねぇ。
中間周波トランスとかも2つほど見えますし、AMアンテナはバーアンテナになってます。
もっとも「最後のアナログチューナ回路搭載モデル」に近い物ですので、かなりアンテナの寸法が小さいです。
そういえばバリコンも随分と小ぶりです。
これはFM/AM復調回路がIC化されているので、シンプルかつコンパクトな構成となってます。


時計部分もまた1つのICにまとまってます。
しかし、その周辺にコンデンサ類の付属部品がチラホラと付いております。
面白い事に時計の基準クロックは、商用電源の周波数でやっている様子です・・・・。
(本体底面に、50/60Hzの切り替えスイッチがあるのです)
この時代はむやみにマイコン化するよりも、こっちの方がコスト圧縮には都合が良かったんでしょうね。

写真で見ると、右側半分がラジオ回路、左側半分が時計関連です。
選局部分と操作スイッチ部分には、メカニズム部があるんです〜〜〜〜@
これは一枚の基盤として低コストを目指しつつ、複数モデルにも対応させるためだと思われます。
とにかく安物商品ですけど、随分と丁寧な作りをしてて好感が持てます。
(当然ですけどMade in Chinaです)

AC100V電源で使う機器ですから、電池交換の手間はありません。
もっとも停電保障用のバックアップ電池(006P)が1つ付いてますけど。
確かこのRC-6166は基本的な設計と作りが同一で、複数の外装デザインの物があったと思います。
丸っこいのと、四角っぽいのがあったような。


ここ最近はずーっとパソコン関連の機器ばかりいじっていたので、これまた久しぶりのアナログ機器でした。


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