2015年06月のコラム
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●2015年06月19日(金)

カラオケのネタの続きです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

エコー装置とマイクアンプは用意出来たので、お次はパワーアンプとスピーカーですねぇ。
アンプに関しては中国製アンプがとてもよい結果が得られましたのでこれを使います。
スピーカーもBOSE121が、実に良い具合なんですねぇ。

我が家でも支那デジタルアンプ&BOSE121の組み合わせで使っていますけれど、ちょっと一捻り。
カラオケ会場となった友人宅はちょっと広いので、テレビ音声は大きいスピーカーでちゃんとしたアンプにて鳴らしています。
音楽番組なんかでもこのシステムで具合が良いので、カラオケ伴奏もそのまま使いたいのです。

つまり、カラオケ伴奏と、マイク音声とでは別々のスピーカー/アンプで鳴らそうってんですねぇ。
普通に考えるとミキサーなりを通して、1系統のスピーカーで鳴らすのですが。
個別のアンプ・スピーカーで鳴らす方が、音量に頼らない聴きやすい音声で使えるメリットが大きいのです。
やっぱり伴奏とマイク音声とでは、オーディオ的に全然性格が異なりますからねぇ。


最後に、拘りたいのがマイク。
一番入り口なので本来は最初に書くべきだったのですが、思いがけず本格的なワイヤレスマイクが入手できたので、後に取っといたのです。

当初は有線のマイクを使用していました。
これはこれで別に良いんだけど、大人数でカラオケを楽しもうって場合にはやっぱのコードが煩わしいですな。
我が家みたいに狭い部屋で使うんならば別に構いませんが、マイクがあっち行ったりこっち行ったりする状況ではワイヤレスが便利です。

ワイヤレスマイクには、電波式と赤外線(IR)式があります。
電波式はステージとかでよく使われていて、到達距離が長く安定しているのが特徴。
赤外線式の場合は受信機との途中に壁があると信号が途切れてしまいますが、混信しにくい利点があります。

例えばカラオケボックスなんかで使う場合、電波だと隣の部屋にも届いてしまいますけど、赤外線だと同じ部屋の中だけなので、この場合には赤外線式が向いてます。
反対にステージだと、受信機が見通せる向きで使用しないと信号が途切れてしまいますねぇ。
(受信機には赤外線センサーをいくつか増設できるようになってて、広い部屋でも使えるようになってたりします)

変調方式には一般的にFM変調が使われてます。
しかし注意点があるんだけど、実は厳密な規格化とかがされていないんです。
コンピューター用語で言うと、プロトコルが統一されていないんですな。
なので、原則として「マイク」「充電器」と「受信機」とで同じメーカーのシリーズ製品で使う必要があるのです。
違うメーカーの製品を組み合わせるコトは出来ません。


でも、世の中は原則論だけでは行かないモノでして、実は例外があるのです。
私もたまたまヤフオクで安いワイヤレスマイクを見つけたんだけど、マイク2本と充電器のセットだけで売ってました。
メーカーは「JOYSOUND」なんだけど、カラオケボックス用としてはちょっとマイナーなんですねぇ。

カラオケボックス店にもよりますが、第一興商DAMやBMBはワイヤレスマイクになってる所が多いように思います。
でもJOYSOUNDとか入れている店は、経費の節約かメンテ簡略化の為か、有線のマイク使ってる所が多いみたいなのですねぇ。
まぁワイヤレスマイクだと高いし、充電を考えないといけないですし。
もっともケーブル式の場合は断線・接触不良のリスクはあるんですが。

マイナーな製品のイイ所は、安く入手出来る可能性があるコトです。
でも受信機が無くては使えないので探すんだけど、マイナーさか災いして選ぶ事が出来ません。
しかし、ちょっと昔小耳に挟んだ噂を思い出しました。
それは「JOYSOUNDのワイヤレスマイクは、オーディオテクニカOEMで互換性があるらしい」と言うコト。

オーディオテクニカのワイヤレスマイクはメジャーなので、受信機は沢山安いのも出ているのです。
なので、マイク側と互換性があると思われるモノを選んで安く入手するコトが出来ればイイですねぇ。

調べてみると、JOYSOUNDのマイクは「IM-70」と言う製品。これはオーディオテクニカ製「CLM700」シリーズと互換性があるそうな。
ちなみにオーディオテクニカの受信機はいくつかの他シリーズもサポートしているのが多いとのコト。
やっぱりメジャーなメーカー製品は融通が利きますねぇ。
そして、充電電池もまた同様に互換性があるのです。
そして購入したのは、「AT722RX」。
AT-CLM7T、AT-CLM7TX、AT-CLM700T、AT-CLM900などに対応しています。
つまり、JOYSOUND/IM70=CLM700なのでバッチリ。


通常カラオケ用ワイヤレスマイクのシステムは中古でも高価なんだけど、今回バッテリーも新品にしたのに1万円以下に抑えられたのでラッキーでした。


ワイヤレスマイクの使い心地は、とても良いです。
音質も感度も、文句の付けようがありません。
もっともカラオケボックスで使っている製品そのものなんだから、当然ですけど。

しかし、この暫定テスト環境でも盛り上がるモノですねぇ。
カラオケボックスと比べても遜色ないと言う評判です。
やっぱり音響をしっかり考えたのが良かったかな。

でも1つ気に入らないのは、やっぱりエコー装置ですねぇ。
トランジスタ式エコーの音質の悪さには閉口します。
マイクアンプとの組み合わせに関しても、機器が大きくて設置場所にも困りますねぇ。

なので、第2プラン。
友人宅にはPA用のパワーミキサーがあるのです。
簡易的なPAシステム用なので入力チャンネル数は少ないんだけど、パワーアンプ内臓だし、デジタルFX(エコー/リバーブ)も付いてんですねえ。
つまり、マイクとスピーカーを繋げばシステムとして完結してしまうんです。
持ち運び前提のポータブルタイプなので、移動するのも意外と楽ですし。

ただその時点では、スピーカーを接続するのには6.35φのモノラルPHONEジャックしかないので、BOSE121スピーカーを使えなかったのです。
通常のオーディオ系ではスピーカー端子ってのは裸線とかバナナピンプラグとかですが、PAの世界ではPHONEとかXLRですからねぇ。
畑違いの製品を流用しようってんだから、苦労は付き物なのです。
なので、スピーカーケーブルを作成してあげなければなりません。

製作したのは、ハードオフで買って来た長い両PHONOのケーブルをベースに真ん中でカット。
そしてその端にスピーカー用バナナ端子を取り付けて、L/Rの2本分の特注スピーカーケーブルにしたのです。
PAミキサーはバンド演奏とかでも使いますので、ワンタッチで接続できるようにしました。


そして、実践です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

さすがにデジタルエコーは良いですねぇ。イコライザも付いてるので細かい調整が出来ますし。
しかし、PA用なのでどうしてもパワー重視的な性格があり、音量調整とかはかなりシビアな面があります。
歌い手によりマイク音量が大きく変化するんだけど、それに付いていけないと言うか。
いちいち調整しなくてはならず、しかもその調整がシビアってんで正直使いづらいですな。
これはスピーカーとの相性も関係しているんだろうと思いますけど。

困った事に、W女声のシャウト!で保護回路が働いたりして、ちょっと実用になりにくいなと感じました。
二人のマイク音声を混ぜる場合に、1+1=2になると信号レベルオーバーになってしまって困ります。
まぁミキサーってのは調整する前提になっているのですが。
それと一度設定した内容を保持しておきたくても、アナログミキサーではツマミ位置をメモしておく位しか方法がありません。
操作も接続も複雑になりますので、誰でも簡単にスイッチonで使うワケには行きませんねぇ。


やっぱり、ある程度専用の機器を使うのがベストでしょうな。

問題なのは、エコー装置とマイクアンプ。
パワーアンプ・スピーカーやマイクは問題ありません。
本格的なカラオケアンプを使えば、マイク入力からエコー・イコライザとパワーアンプまで一体になってるので、使い勝手はとても良くなります。
しかしその反面、どうしても機器が大きいので設置場所の問題が出て来てしまいますねぇ。
小型の機械でシステムを構築するとなると、パワーアンプ部分は別にするしかないです。
つまり、支那アンプを使うのが一番良いのですねぇ。

エコーが付いたマイクアンプで、小型の機器が良いので探しました。
でも結局は、JOYSOUNDも推奨しているメディアコム製品がベストチョイスみたいです。
★ NEW HYPER もりあげくん 型番TKY-18

★miniもりあげくん 型番MED-29

まず名前が胡散臭いですねぇ。でもコンパクトサイズなのが良いです。(大きい方でも幅17cm)
マイク付きでこの値段なので便利ですけど、マイク別売りで安く売ってるともっと良かったかなと思います。

その他に、ベリンガー製品のコレとか。
★ベリンガー MIX800
パネルにバッチリ「KARAOKE MACHINE」と書いてありますねぇ。
ボイスキャンセラー機能がウリなんだけど、JOYSOUNDカラオケで使うんなら要らないです。
でも2バンドのマイクEQが付いてるってのはイイですな。
多分、前述のミキサーと同様の回路構成を持って来て作ってるんだと思うので、音質は期待できそうです。

どっちの製品でも、新品で7千円ほどなんだけど、中古品で安く入手できればイイですねぇ。
まぁ半額位で手に入れば、後々の使い勝手とか考えて買ってしまっても良いかも知れません。

●2015年06月09日(火)

最近はオーディオ関連ネタが多いですねぇ。
その前の4月は食べ物(グルメ)のシリーズだったのに。
まぁ、ちょっとしたマイブームってヤツです。

ちなみに、オーディオ関連はまだ続くのですが、少し趣向が変わります。

お題は、「お家でカラオケをしよう!」です〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

カラオケもオーディオの一端ですよん。


ホームカラオケってのは、かなり昔からありました。
最初は8トラックのカセットを使用するシステムでしたねぇ。
丁度ギターアンプのような筺体に、8トラ・カセット、マイクアンプ&エコー、そしてスピーカーが一体となってました。
機能的にはマイクアンプ付きラジカセみたいな感じでしたねぇ。
ちなみに我が家にもありますが、当時の松下電器での取り扱いはゼネラルオーディオ事業部でしたので、ラジカセの仲間です。
いわゆるオールインワンですので、お花見なんかにも持ってって屋外でも使ってたりしました。

最初はエコーもスプリング(機械)式、キーコントロールはテープ再生スピードを変化させるタイプで原始的でした。
8トラックを採用したのは、1曲ずつ選曲して再生するのに向いていたから。
その後、一般的なコンパクトカセットを使用するようになり、強力な早送り選曲機能を搭載。
そしてデジタル信号処理技術の進化によりエコーも電子回路化(トランジスタ→BBD→デジタル)となり、キーコントロールも再生速度を変えずにピッチだけ変化させられるようになったのです。
それと採点機能も付いたりして、宴会のお供として大活躍しましたねぇ。

でもここからは家庭用カラオケはちょっと停滞するのです。
その代わり業務用カラオケがどんどん進化して行きました。

業務用カラオケはビデオディスク(VHD)を採用して、楽曲と共に映像も楽しめるようになったのです。
更にパイオニアが力を入れていた、レーザーディスクを使ったカラオケは当時の大ヒット製品だったのです。
そのおかげで、煩わしい歌詞カードから開放されて、画面にワイプ表示される歌詞に合わせて歌うスタイルが確立しました。
ちなみに一時期CDグラフィック(CD-G)と言う規格も出て、映像と音楽の一体化も出来たのですが如何せん機能としてとても貧弱だったのです。
映像はペイント画像の止まり絵が精一杯。高精細なビデオ動画なんてのは夢のまた夢でしたねぇ。
このおかげで、家庭用カラオケは一派に衰退してしまったのでした。
流石にVHDやレーザーディスクのソフトを家庭で揃えるのはコスト的に難しかったからですよん。


そして、その後主流になったのは「通信カラオケ」でした。
業務用カラオケでは機材やソフトはリースのシステムになっていたんだけど、やっぱり新曲入れ替えとか楽曲管理に手間やコストが掛かりましたからねぇ。
それを電話回線(後にネット回線)を使用して配信するようになりました。

ちなみにこの当時では、ビデオ映像は予めいくつかのパターンを用意しておき、曲のジャンルに応じてBGV再生。
楽曲はMIDI音源で演奏させて、歌詞テロップを被せるという方法が取られてましたねぇ。
その後、ネット配信の技術の進化により、ビデオ映像もオーケストラ音源も配信可能となったのです。

この通信カラオケのシステムのおかげで、また家庭用カラオケにも日が当たるようになりました。
ネット配信のシステムを使えれば、業務用カラオケと同等のカラオケ再生ソースが使えますからねぇ。


家庭用カラオケの暗黒時代にも、細々とですが色んな仕組みの製品が出ていました。
現在でも手軽さを強調して販売されている、マイク一体型カラオケなんかがありましたねぇ。
ジャパネットたかたで扱っている「オンステージ」、夢グループの「カラオケ一番」などです。

これは半導体オーディオのようになってて、マイク内にビデオ再生装置もエコーも全部入ってんです。
まぁちょっとマイクとしては大きいんだけど。
それとハンディカラオケなんかだとアンプとスピーカーまでついてますからねぇ。
最初の頃のオールインワンと比べて、大変コンパクトなのが売りです。
但し、メモリ容量の制約とか、ソフト制作体制の限界とかがあるので、カラオケ演奏品質や楽曲対応数には弱い部分があったりするので要注意なんですな。

ちなみに、カラオケの歌いやすさは「演奏品質」と「音響」に尽きます。
演奏品質ってのは、つまり伴奏のレベルですねぇ。
これはカラオケ製作会社次第なので、例えば第一興商のDAMとか、エクシングのJOYSOUNDとかの品質は欲しい所です。
昔の歌手なんかだと流しのアコーディオンやギターだけでも歌ったりしますけど、やっぱりある程度豪華な演奏がバックにないと歌い難いんです。

音響に関しても同等でして、カラオケボックスでは歌いやすいのに家だとイマイチってのは、音響の違いによる所も大きかったりします。
まぁ家庭での音響環境を整備するのも色んな制約があり難しいんですが。
でも、ある程度良い音が出てくれてないと気分も盛り上がりません。

つまり、お家でカラオケをしようって場合は、この2点をしっかりクリアすれば本格的に楽しむことが出来るってコトです。


まずはカラオケソフトとしてですが、JOYSOUNDの有料サービスを試して見ることにしました。
メジャーなカラオケ会社なので、演奏品質の点は良さそうです。
ちなみにゲーム機/パソコン/テレビとそれぞれの機器に合わせたサービスを提供しているんだけど、パーティー形式で使う事を考えてテレビ対応にしました。
シャープAQUOSとかソニーのブラビア等で使えるサービスは、24時間\300位、一ヶ月\1000位となってます。
まぁ最初なので、24h/\300コースで。

今までテレビの有料配信サービスなんか使った事がないので、登録手続きにはかなり手間取りました。
ソニーのテレビで登録したんだけど、JOYSOUND側でもソニー側でもそれぞれに登録しなければならないのです。
そして、機器の紐付けもまた判りにくくて大変でしたねぇ。
この点がもっと簡単になれば、テレビ配信の仕組みも一気に進化すると思うんですが。
でも現代に活きる人間としては頑張ってこれらの煩雑な手続きを乗り越えなければなりません。

家庭用JOYSOUNDの配信データは、業務用のデータそのままではありません。
機器内臓音源を使えないので、一端録音した「動画ファイル」を配信して来るのです。
その変換作業の都合か、提供サービスによって楽曲配信数に差があるんですねぇ。
昔の唄なんかで、カラオケボックスにはあるのに、家庭用には見当たらないなんてコトもあります。
(ちなみにラブユー・東京/黒沢明とロス・プリモスは家庭用にはありませんでした・・・)

それと重箱の隅を突付くと、ちょっと動画ファイルのビットレートが低い目ですねぇ。
まぁネット環境の都合もあるので仕方がないけれど、音質も気になる人にはもうちょっと頑張って欲しいとか思っちゃいます。
でも使えないレベルではありませんし、音響の方でカバーすればまぁ大丈夫。


音響に関してですが、とりあえずまずはテスト段階ってコトで、マイク音声が出てエコー掛かればヨシとします。
使用する機材はかなりの年代モノでして、写真の製品です〜〜〜〜〜@

まず上のモノは、エコーを掛ける装置。
メーカーはユピテル工業で、レーダー探知機なんかで有名ですな。

エコーには色んな方式があります。
昔のモノから、テープ式。
輪のようになったエンドレスのテープを使用し、入力音声を録音→再生してミックスすると、残響効果が得られます。

その次はスプリング式ですねぇ。
エレキギターの原理で、弦の代わりのバネが張ってあり、入力信号からマグネットで駆動。
スプリングを振動させて、その振動をピックアップで拾うんです。
残響効果はスプリングの振動により得られるのですが、独特の響きがありますねぇ。
ギターアンプなんかに内蔵されてたりもしました。

その後は電子式になりました。
トランジスタを使った遅延式がまずありましたけど、ちょっと変調ノイズとかが多くて音質に難があり主流にはなりませんでしたねぇ。
その後BBD素子のICを使用した物が出て音質が改善され主流になったんだけど、無信号時のヒスノイズがどうしても大きく出る難点がありました。
そしてDSPを使用したデジタル式になって、現在ではこれが主流です。
音質が良く、変調ノイズやヒスノイズの問題が少なくて、さらにサラウンド効果とかと組み合わせて複雑で豊かな響きを作り出すことが出来ます。

もっとも現在入手出来る機器でも、安物だとトランジスタ式をオペアンプICに置き換えただけの回路で作ってたりするのですが。
エコーってのは、メーカーや製品により出来具合に大きな差があるのです。
なので購入時には出来れば鳴らしてみた音が聴きたいですねぇ。


ちなみに、写真にあるエコーはトランジスタ式です。
音質的にちょっと難アリ。変調ノイズはかなり多いので、まぁとりあえずってコトで。
でもヒスノイズに関しては、意外に少ないです。(無い訳ではありません)。
設計でかなり頑張ったんでしょうか。
ちなみに入力はマイクを2本まで繋げますが、出力は1系統なのでミックスされます。(入力調整は無い)
出力信号レベルは、マイクレベルのままなので要注意。
つまり別にマイクアンプが必要なんですねぇ。

で、マイクアンプ。メーカーはパイオニア。
厳密にはマイクミキシングアンプってヤツでして、つまりカラオケの伴奏とマイク音声のミキサーなんです。
これにはマイクアンプが内臓されていますので、出力はライン信号レベルになります。
スイッチやボリュームがいくつか付いているのは、伴奏とマイクの混ぜ具合とか切り替えの為なのですが、今回は「マイクアンプ」としてしか使用していません。
本来はミックスした音声をテープデッキへ録音したり、マイク音声を切り替えてカットしたり色んな使い方が出来るのです。
実はこの機械はちょっと調子が悪くて、音声が突然出なくなったりするコトがあります。
インジケータランプが消えたりするので多分電源回路にトラブルを抱えていると思うんだけど、時々症状なので修理に苦労している最中です。

ちなみに外観もボロく、特に天板は汚かったので先日のBOSE121スピーカーを修理した時の木目シートを貼り付けて見ました。
すると、俄然高級感が出てきましたねぇ。
(本当はエコーの機械よりも汚い状態だったのです)


マイクアンプは不調になりやすいので、その後違う機器に変えました。
我が家のDAMに使おうと買った「ボイスアダプタ(通称ハモルンアダプタ)」が余っていたので、そのマイクアンプ機能を活用したのです。
DAMでのハモリは演奏データのアップデートが必要なのが判ったので、お蔵入りにしてたんですねぇ。
ちなみにダブリン効果とボイスチェンジ(女・男声)は機能するので、それで遊べますけど。
でも機械が大きいのと、動作中の冷却ファンの音がするのが使いづらいですな。


このネタは、後日に続きます〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@

●2015年06月04日(木)

久々の、クルマネタです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜@
そもそもあんまりクルマに乗らないので、ネタになるコトはそんなにありません。

でも先月は、何回目かの「車検」だったのです。
当然ながらユーザー車検で通して来ましたが、特に問題もなくスムーズに通る・・・・・ハズでした。

しかし、アクシデントは「スピードメーター試験」の時に発生!
スピードメーターの試験は、ローラー上にクルマを乗せて、ギヤ入れてアクセル踏んで40km/hまで自分で加速いたします。
そして40km/hになった時点で、昔はリモコンスイッチを押してたんだけど、現在では「パッシング」で合図するコトになっております。
実は、そのパッシング動作が不調。(ようするにパッシングにならない、点灯しない)
???とアタフタしている間にタイムオーバーになってしまいました。


ユーザー車検に行く前には、必ず灯火類のチェックを行います。
ヘッドライトH/Lの点灯、ウインカーにハザード、車幅灯、ストップランプにナンバー灯にバックランプ。
その他にもワイパー&ウォッシャー作動なんかも見ておきますねぇ。
これらはいくら常時整備してあっても、運悪く切れていたりするコトがあるんです。
そもそも自分の運転している間はこれらのランプの点灯具合なんか基本的に見れませんから、もし切れていても気がつかないコトだってあるのです。

でも、パッシングの動作に関しては盲点でした・・・・・。
確かに直接テストする項目はありませんが、スピードメーター試験時に使いますからねぇ。
あーバカバカバカ〜、と自己嫌悪。
そう言えばちょっと前に、確かにこのパッシング動作が調子悪いコトを確認してはいたのです。
接触不良なのか、時々しかつかないんですよねぇ。
まぁ古いから仕方ないかと思って、ソレっきり忘れてました。


と、ここまで走馬灯のように思い出しました。
でもスピードメーター試験やヘッドライト試験の場合、2回チャンスがあるのです。
だったらラストチャンスに全てを掛ける!と言う事で気を取り直して、リトライ。
(ちなみにテスター上に載ったままでやり直しですよん)

今度はちょっとインチキだけど、ヘッドライトスイッチをonしてハイビーム点灯、そして消す動作にてしのぎました。
MT車でこんな操作をするのは苦労しましたが、何とかクリヤー。

他の項目も全てクリヤーして、合格しました。
あー疲れた。


んで、そのままの状態ではいけませんから、パッシング機能の修理をいたします。
パッシングは純粋に、ヘッドライトスイッチ回路の接点でやってます。
通常のヘッドライト点灯はHi/Low共に正常ですから、まずスイッチ自身の不良でしょうねぇ。

ここで勘違いされると困りますので、働くカウンタックことホンダ・アクティトラック(HA3)のライトスイッチ操作に付いて説明します。
スモール/ヘッドライト点灯はハンドル右側のレバーにて行います。
レバー先端のツマミをヒネると、消灯>スモール点灯>ヘッドライト点灯となります。
これは普通のクルマと同じですねぇ。
ちなみにレバーの上下はウインカーでして、これまた普通のクルマと一緒です。

そしてヘッドライトのHi/Lowの切り替えなんだけど、これはレバーを手前に引いて行います。
通常はLow点灯として、一回レバーを引くとHiに切り替わります。
そしてもう一度レバーを引くと今度はLowに切り替わります。
つまり、レバーを手前に引く度に、HiとLowとが交互に切り替わるようになっているのです。
これは多分、このホンダのクルマ特有の操作法じゃないかなと思いますねぇ。(他にホンダ車に乗ってないので判りません)
そして問題のパッシングは、レバーを途中まで微妙に引くと、バッシングになるんです。
最後まで引ききらなければ元の点灯状態へ復帰するって寸法です。
(もし最初に消灯していれば消えている状態になる)

普通のクルマだと、レバーを向こう側へ倒すとその位置に固定されてHi側が点灯。
レバーを手前に戻すとLow側が点灯。
そしてパッシングはレバーを手前に引くと、引いている間だけパッシングになるってのが一般的でしょうねぇ。


つまり、私の運転時の気性が荒くてパッシングばかりしていて接点が磨耗したワケではないんです。
自然に、ヘッドライトのHi/Lowを切り替える度にパッシングの位置を使うんですから。
そして田舎に住んでいる私は、ヘッドライトのHi側もしょっちゅう使うんです。


ライトスイッチは、ちょっと迷ったけれど中古品で済ませました。
消耗する部分なので本来なら新しい部品が良いんですが、\1,000-とすごく安かったので。
早速、交換作業です。

実はこの部分はバラした事がありませんので、初めて触るのでチョッピリ緊張感がありますねぇ。
ステアリングコラムに付いているので、まずはステアリングコラムカバーを取り外します。

すると、目的のライトスイッチがモロ見えになります。
手元の良品と比べると、どうやら固定は小さなネジ2本のみで、枠に嵌め込みになっているようですねぇ。
操作する力がある程度掛かる割りに、華奢な固定方法です。

かろうじてドライバーも入りますから、もしかして楽勝モード突入?と一瞬思いました。
でも残念ながら、ホーンスイッチ回路の接点とかがあるので、やっぱりズルをせずにステアリングホイールを取り外した方が良さそうですねぇ。
エアバッグもオーディオスイッチも何も付いていませんから、ナット1本だけで取り外せるのです。

でも、このステアリングホイールの取り付けには散々苦労させられました。
と言うのも、なかなか上手くセンターが出せなかったんですねぇ。
車体が直線状態なのにハンドルが微妙に切れているんです。
これがすごく気持ち悪いので、しっかりセンターに合うようにステアリングボスの向きを変化させたり試行錯誤して、ようやく現在のように落ち着いたんですねぇ。
なので、ステアリングホイールとステアリングボスは、もう二度と外したくないと思っとります。
もし取り外し作業をする必要が出てきたら、ちゃんと目印をしておいて元通りに出来るようにするでしょうな。

ちなみにステアリングナットは対辺19mmですから、タイヤ交換用のクロスレンチでokでした。
ステアリングホイールをボス毎取り外すと、取り付け部分は随分と汚れてますねぇ。
これはボス部分の、ホーン回路接点が削られたカスなのです。

ここまで分解すると、ほぼ剥き出しなのでスイッチ交換がスムーズに出来ます。
急がば回れってヤツですねぇ。
スイッチを良品と入れ替えて、付いていた様に元通りに組み立てて完了。
そして念入りに、各スイッチ機能の動作チェックを行います。


と、ここでまたアクシデント発生!
何とウインカーが左右どちらも点灯しません。作動しません。
やべー、コネクタの刺し方が甘かったかなと、一端ステアリングコラムカバーを取り外してチェックしました。

でも、コネクタ部分には異常はありません。
ここでふと気が付きました。
このクルマはハザードのスイッチがステアリングコラムの上に付いてて、右側へスライドするとハザードONになります。
どんなクルマでもですが、ハザードのモードに入るとウインカー動作は一時的にキャンセルされてハザード優先となるんですねぇ。
つまり、原因はハザードのスイッチが完全に左側のoffポジションになく、微妙に中間位置だった所にあります。
こうするとウインカー回路はキャンセルされるので、ウインカーが出なくなっちゃうんですねぇ。
でもハザード作動する所までスイッチが動いていないので、当然ハザードは出ていないんです。

つまり、ステアリングコラムカバーの脱着時にハザードスイッチにちょっと当たって、スイッチの位置が微妙な所にズレてしまっただけなのでした。
でも、これって実際の運転中にも起こり得るトラブルですよねぇ。
もしも突然ウインカーが出なくなったら、とても危険な状態になると思うのです。
まぁ最近のクルマはハザードスイッチは大抵がプッシュ式のオルタネート動作するスイッチになってますけど。


てなワケでして、ダブルパンチのトラブルはあったけれど、無事に「働く★カウンタック」は修理完了しました。
ちなみに去年行った、エアコンのガスチャージは有効だったようでして、今現在もエアコンの効きはとても良好です。

でもなんかカーステレオが最近おかしいような気もしますねぇ。
音量が小さくなったような気がするし、ずーっと使っていたUSBメモリが認識できなくなっちゃったし。
そのうち、もしかしたらここら辺の顛末がコラムネタになるかも知れません。

●2015年06月02日(火)

下の記事の、追加画像です。

上が私が入手した時点でのBOSE121でして、側面の木目調仕上げがボロボロでした。
(だから安く買えたのですが)
それを、家具・フローリング補修用のシートにてキレイにしたのが下の段です。
まぁそこそこ見られる状態になりました。


●2015年06月01日(月)

支那アンプのネタ、続きです〜〜〜〜〜〜〜@

このお買い得な支那アンプの世界に入るキッカケになった、Lepy/LP-V3sを貸してくださった友人宅へ、早速私のLP-2020A+を持って行きお披露目して来ました。
とりあえず2台並べてみると、ケースは殆ど同じモノなので、どちらも同じに見えてしまいます。

で、音出しをしてみると・・・・まぁどちらも似たような音で鳴るんだが、デジタルとアナログの差みたいなのを僅かに感じますねぇ。
どっちも高域の歪みはそこそこあるのですが、そんな中でも自然に鳴ってくれるのはやっぱりLP-V3sの方です。
方やLP-2020A+の方は、解像度に関してはかなり優秀でして、色んな楽器のそれぞれの音がしっかりクッキリと明瞭に聞き分けられるんです。
しかしそのおかげか、楽器の音としての全体的なまとまりや一体感が多少乏しいんですね。
普通のオーディオ用アンプってのは、出ている音全体のバランスや雰囲気とかが重視されるので、その点からだと違和感に近いモノも感じます。
スピーカーから出てくる音は、アナログのLP-V3sの方は「楽器」として感じるんですが、デジタルのLP-2020A+の方は「波形」っぽく感じるんですねぇ。

でもどちらが優れている劣っていると言う訳ではないんです。
これらのアンプには特に言える事なんだけど、音楽再生に関しては得意なジャンル・苦手なジャンルってのがはっきりとあります。
何でもイイ音で鳴ってくれれば良いのですが、なかなかそう言うワケにも行きませんねぇ。
ぶっちゃけ、特性の差ってのは僅かなモノでして、どっちもお値段を考えると驚異的にイイ音で鳴ってくれるのです。
まぁちょっとパワー不足かなと思う所はありますが。


再生チェックに使った機器は、再生ソースとしてCDプレーヤ。
秘蔵のTechnics/SL-XP5です。再生するCDはイロイロだけど、CMソングとかポップスとかです。

そしてスピーカーが、友人所有のBOSE製121。
詳細は、このサイトにて。
★オーディオの足跡 BOSE121 WestBorough

ボーズのフルレンジ小型スピーカーの代名詞と言えば、101というシリーズでしょう。
確かに小さなモニタースピーカとしてはスッキリした音で鳴るんだけど、私の感想としては音の質感がもうちょっとあればと思ってました。
なので音楽鑑賞をする為に使おうとは思っていなかったですねぇ。
店舗BGM用とかに使うにはとてもよい製品だとは思うんですが。
正直、そんなイメージしか持っていなかったのです。

でも、121になるとかなり印象が変わりました。
スピーカー自体は同じユニットらしいのですが、ちょっと出てくる音がイイんですよ。
目をつぶって聴いていると、もっと大きなスピーカーのような気がするのです。
透明感とメリハリの効いたサウンドってのは、こういうのなんだなと思いました。

・・・やべー、気に入ってしまいましたねぇ。BOSE121。


肝心のアンブとの相性なのですが、LP-2020A+との組み合わせは正直かなりツボに嵌まっています。
低音域はさすがにこのキャビネットサイズなので弱めなんだけど、だからってポコポコと情けない音で鳴るワケじゃありません。
出ないなりに、自然に鳴ってくれているのです。(これが大きいスピーカーで鳴ってるように聞こえる点)
そして透明感の高い、中高音域。
実はスピーカー自体の高音域の伸びってのはホントはそんなにないはずなんだけど、聴感ではとても自然に伸びるように感じられるのが不思議です。
で、デジタルアンプの高音域は歪んで音の濁りがあるんだけど、そこをうまくスピーカーがフォローしてくれるんですねぇ。
そして効率も結構良いようで、非力なLP-2020A+アンプでもそこそこの音量で鳴ってくれるのです。

得意な再生音楽ジャンルは、やっぱり電子楽器系とか、金管楽器系の音がキラキラ・ツヤツヤしてる曲ですねぇ。


これはちょっと作戦を大きく変更しなくてはなりません。
そもそも支那デジタルアンプを購入した最終目的は、カラオケアンプとしての使用なのです。
現在はPC用アクティブスピーカー(2.1ch)を使っているのですが、流石に(カラオケ)音楽再生用としては難しいですねぇ。
なので、手持ちのサンスイの小振りなスピーカーとの組み合わせにして、カラオケボックスを超える音響システムを構築しようと企んでいたのです。

しかしこのサンスイの3wayスピーカーがちょっとクセモノでして、低音の出具合に気に入らない部分があるんです。
ドラムやベースが、「ドンドン・ボゥンボゥン」と鳴ってくれず、「トントン・ポコポコ」と気が抜けたようになっちゃうんです。
まぁ安いクラスのスピーカーにありがちなんだが、この対策としては音量を大きくする位しかありませんな。
(音量が大きいと、音が良くなったように聞こえるのです)
まぁ頑張って、高音も低音も出そうとしているのは判るんだけど、それが仇になっちゃってる感じです。
トーンコントロールで補正して、なんとか妥協点を見つけて使おうと思っとりました。

しかし、BOSE121のような鳴り方をするスピーカーだと、とても聞こえが良いので、そういう無理をしなくても済みます。
音量を上げなくても音が良く聞こえるので、ご近所対策にも良いですねぇ。
ボーカルも透明感があると歌が上手くなったように聞こえるので、カラオケ用にはバッチリです。
こうなったらBOSE121か同等のシリーズのスピーカーを頑張って入手するしかありませんねぇ。

でも、オークション相場を調べてみると意外に高いんです。
大体1.5〜2.0万位はしますねぇ。
そしてこのBOSE121には弱点がありまして、スピーカーキャビネットはMDF材(木製)なんだけど両サイドに飾りの木目パネル張りになっているんです。
その化粧パネルが経年劣化で剥がれて来てボロボロになり易いんですねぇ。
でもオークションに出ているモノはあんまり外観の損傷が少ないモノが多いのです。
ごく少数、例のパネル剥がれがあるモノが出ているんだけど、それでも1万以上は必ず付いてますねぇ。

あぁぁぁ気に入っていたのに・・・・残念ですねぇ。
やっぱり人気のあるモデルってのは相場も高いんです。
なので、半ばヤケクソで、かなり化粧パネルが逝っちゃってるBOSE121が\4,980-スタートで出ていたので、とりあえずご挨拶入札しておきました。


そして、何故かその開始価格のままオークションが終了し、超安値にて落札してしまいました〜〜〜〜@
予定外の買い物なのですが、所謂掘り出しモノってやつですねぇ。

早速音出しチェックですが、やっぱりイイ音しますv
特にシンセサイザー+支那デジタルアンプとの組み合わせだと、シビれるような鳴り方をしますねぇ。

カラオケはリビングに置いてあるので、やっぱりスピーカーの見た目が悲惨なのを修理しなければなりません。
例によって近所のホムセンに出掛けて行き、木目調のカッティングシートを探して来ました。
家具とかの修理用として、壁紙などを置いてある売り場でイイモノを見つけたのです。
アサヒペンの「REALA」でお値段は、7百円位。
色調はいくつか種類がありました。
BOSE121本来の木目パネルみたいなのもあったんだけど、シートの色目はちと安っぽいんでパス。
ケバいローズウッド超のとかも安っぽいような気がするので、これもパス。
結局、こげ茶っぽい濃い目の木目調シートに決めました。
もっと黒いタイプもあったんだけど、こちらは木目が控え目なのでどうかなと思ったのです。

残っていた本来の化粧パネルシートは、比較的簡単に除去するコトが出来ました。
こんなに剥がれ易いってコトは、相当取り扱いに気を付けなければならないってコトですねぇ。
新しいこげ茶木目シートの貼り付けは、慎重に行ったので結構キレイに出来ましたねぇ。
木目の向きは縦方向にしました。(大抵のスピーカーはこの向きなので)
実は小口の向きとの整合性が取れないんだけど、まぁそこまで細かく見る事もないだろうと。

なんか、\980とかでホムセンに売っている整理ボックスっぽい感じにも見えますねぇ。
でもミニコンポとかのスピーカーだと、大体こんな質感ですからokでしょう。
見苦しくなければヨシと思っていたんだけど、ちょっとイイ感じに出来ましたから。


外観もキレイになったので、早速本接続してカラオケで鳴らしてみました。
マイクや伴奏とのバランスも見なければなりませんからねぇ。

・・・げっ!音がイイ。
こんなに良い音で鳴るとは、予想はしていたけれどかなりのモノですねぇ。
流石のBOSEです。

とにかく聴きやすいので、音量をそんなに上げなくても曲も声も良く聞こえるのです。
カラオケはDAM/G50なんだけど、これとLepai/LP-2020A+アンプとの組み合わせも良かったのでしょう。
音量を上げ気味にすると、ボリューム位置はほぼ3〜4時方向と最大付近になりますが、流石にパワー不足を感じますねぇ。
このアンプの美味しい所を外れてしまうので、少しボリュームは控え目で使うのがコツでしょう。


後日、今度は臨時にテレビの音声出力に繋いである2.1chアクティブスピーカと入れ替えてみました。
丁度歌番組をやっていたので聞いてみましたが、結構スゴイ臨場感が得られますねぇ。
オーケストラをバック演奏で歌手が歌っているんだけど、その解像度がかなり良いのです。
テレビ側のサラウンド効果は、年寄り向けに少し控え目にしてますけど、それがバッチリでしたねぇ。

でも、歌番組が終わってニュースになった途端、その幻想は吹っ飛びました。
正直言うと、アナウンサーの声とかが結構耳障りに聞こえるんですな。
またCMなんかでも、キレイに聞こえるのと聞き疲れするのとがありました。
なのでオールマイティーさが要求されるテレビ用アンプとしては使い難いですねぇ。

やはりカラオケ用に特化させて使うのが正解のようです。


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