●2010年01月18日(月)
すこし間があいてしまいましたが、お酒のネタ★その2です〜〜〜〜@ 我が家に伝わる、珍しいお酒。 ずいぶん前からあるんだけど、正体および詳細不明だったのです。 ご覧の通り、とてもカワイイお洒落なボトルに入ってまして、バイオリン(?)にレモンと蛇口が付いてるというモノ。 ラベルには・・・なんかこれはイタリア語っぽい文字がゴチョゴチョと書いてありますねぇ。
実は、イタリア語となるとほとんどお手上げ・解読不能に近いのです。 赤く花文字(?)で判りにくいんですけど、「Antichi Sapori d’Amalfi(アンティーキ・サポーリ・ディ・アマルフィ)」とあります。 Amalfi=アマルフィと言えば・・・これはイタリアはソレント半島の、アマルフィ海岸で有名な港町ですな。 これは調べてみますと、結構有名なお菓子屋(?)さんの名前でして、お酒やデザートなどのお土産品を沢山売っているのだそうで。

その下には、Hに見えるけど多分diだと思いますが、それに続いて「Limoncello(リモンチェッロ)」と読めます〜〜〜〜@ これは、レモンのお酒のコトでして・・・・レモンの皮をアルコールに漬け込み、その後グラニュー糖と水を加えて作るのです。 なんか梅酒の作り方によく似ています。(梅酒は氷砂糖で、一緒に漬け込みますけど) イタ飯を喰いに行き、食後にキンキンに冷やしたレモンチェッロをくいっと飲むのが粋なんだそうです。 ・・・そういえばバルブ華やかりし時代に、ちょっとイタ飯が流行った時レストランで見かけたような? もっとも、その時私はお酒が飲めません(禁酒中)でしたので、ただ知識として楽しんだだけなのですが。 まぁ仮に飲めたとしても、この手のリキュールはあんまり口を付けなかったかも知れませんけどね。
最初は、このお洒落なボトルのおかげでウイスキーかブランデーの仲間だと思ってたんですけど、 実はリキュールなんです〜〜〜〜〜〜〜@ もっとも、液体の色として「黄色い」ですから、そこから推理すれば良いんですけどね。 ようするに、イタリア名物の地酒のお土産なのですねぇ。 なるほど。 アマルフィ産のレモン(伊:リモーネと言います)はとても有名で、特徴的なのがすっごくデカくて普通のレモンの3倍ほどの大きさなのだそうです。 こっちの方で言うと、蒲郡や三ケ日のみかんみたいなモノでしょうか。 なんか「みかんワイン」とかも特産品で出てたような・・・・。 みかんワインも地域文化として定着すれば、このリモンチェッロのような扱いがされるんだろうと思います。 それは多分、ずーっと先のお話なんでしょうけどねv
で、本来ならばインプレと行きたいんですが・・・・今回は試し飲みがありません。 残念ながら聞いた話だけとなってしまいますけど、リモンチェッロはレモンの芳香が生命なんだそうで。 ちなみにレモンは皮だけむいて、果汁は使わないんで酸っぱいワケではないんだそうですよ。 お砂糖(グラニュー糖らしい)が入っているので、苦甘くスッキリした飲み味とのことです。 アルコール度数が30度位と高いので、なかなか凍りませんからキンキンに冷やすのがコツだそうで。 作り方はとてもシンプルなので、とにかく材料のレモンの品質がとても重要とのコトです。 と言う事で、リモンチェッロ自体も、品質とかは製造元によって雲泥の差があり、天然のモノじゃない香料を使ったのもあるとのこと。 一応、「リモンチェッロ アマルフィ」とかで検索すると、ネット通販での酒屋さんがいくつも見付かりますから、 もしも試しに飲んでみようと思っても、入手は簡単です。 大体、700ml入りで\3,000-前後ですから・・・・ちょっとしたワインだと思って買えばokでしょうな。 例えば、ココあたりなんかとか。
もっとも、私が飲むとしたら・・・・やっぱワインの方が良いですなぁ。 実はお正月スペシャルとして、先日のビールの他にワインを2本買ってきてあったのですv 買ってきた時、一応デジカメ(携帯電話)に撮影しておいたんですが・・・・ない・・・・無くなった・・・・・・・。 あぁぁぁ・・・ネタにしようと思ってたのに・・・・・。 ドイツワインの白いのを、異なる銘柄で2本買っといたんですわ。 とか言いつつも、実はこのワインはそんな大げさなモノではなかったりします。 いわゆる、ごく普通のテーブルワインの銘柄でして、お値段も比較的安くて1本\1,000-前後なのですよね。
そもそもワインに付いては、なんか「高級」ってイメージを持っている人が多いようです。 それと、肉料理=赤ワインで、魚料理=白ワインという法則も。 ・・・どちらも、年配の方に多いと思うんですが、これらは日本の某酒造メーカが意図的に流した説でして、 都市伝説みたいなものですな。 ワインには、高級なのもあれば廉価なのもあるのです〜〜〜〜〜@ もっとも昔々は酒税が輸入酒だと高かったので、そのあたりの都合上「高級」に感じた可能性もあります。 でも正体は、ようするにボッタクリ商法なんですねぇ。 舶来品崇拝の雰囲気を利用し、高級感を煽り、高い価格で売る、と。 もともと日本の酒文化ってのは、一時期に壊滅状態近くまで破壊されてますので、ワイン普及にも障害が多かったようです。 まぁとっかかりは、カッコ良さとか高級感とかで入るのは間違いではないんだけど、それだけでは楽しくありません。 結局、行き着く所は「美味しく、楽しく頂ける」が重要なのですねぇ。 くれぐれも、鼻をつまみつつ、変に酸っぱくて渋く口に合わないのを脂汗垂らしつつ我慢してぐいっと飲み、 「う〜ん、やっぱボルドーに限るねぇ」なんて知った風な口を聞く・・・・そんな無理をなさらぬように。 ちなみに、ワインの味ってのは馴染める人とそうじゃない人クッキリ分かれるんです。 完全にこれは好みの問題ですので、飲めれば偉いという物ではないです〜〜〜〜〜〜〜@ ・・・この辺が間違っちゃってる方が、とっても多いのですよねぇ。残念です。 てなワケでして、私としてはテーブルワインのクラスで、「安くて美味しい・飲みやすい」銘柄ってを大事にしてます。 もちろん高級品クラスってのも興味自体はありますが、あんまり縁が無いのです・・・・。 私的な目安として、ワイン(フルボトル)1本\2,000前後くらいまでのモノで、美味しいのが良いんです。 となると、ドイツワインの白ってのはクセが無く、飲みやすいのが多いんでココから選ぶと良いんです。 ちなみに私の乏しい経験では・・・赤いワインはちょっと高い銘柄じゃないと、なかなか美味しいのに当たらないんです。 で、具体的な銘柄だと・・・入手しやすさ・有名さでは「マドンナ」でしょうな。 これは正式名:リープフラウミルヒって言いますv 同じマドンナの兄弟(姉妹か)で色々とあるんですけど、↓コレですよん。

お値段は1本大体\1,200-くらいです。 ちなみにシリーズ姉妹のモノだと、2倍くらいしますから判別は簡単です。 一つだけ「カビネット」ってのが、ほぼ同じ値段なので紛らわしいです〜〜〜〜〜〜〜@ 辛口ってなってるんだけど・・・・飲んだ感じでは「甘さが足らないみたいな感じ」で、実は辛くも酸っぱくもありません。 日本酒のイイ奴を、ずいぶんと軽〜くした感じなのですv ソコソコおすすめですよんv
それと・・・マテウス・ロゼも良いですねぇ。 これはポルトガルの微発砲ワインでして、白でも赤でもない「ロゼ」なのです。ピンクというか桜色ですv 昔のとはラベルのデザインが変わっています。今は↓コレです〜〜〜〜〜@

ちなみに昔のラベルは、白い家(農家)の絵が左右に書いてあるモノでした。 1本\1,200-弱ってお値段も一緒なんですが、テーブルワインらしくスクリューキャップになってますんで、 ワインを飲みなれてなくて栓抜き(コルク抜き)を常備していない方なんかにもオススメできますv 飲んだ感じは、甘口で僅かに炭酸のピリっとした感じがありますねぇ。 あくまでモノの喩えですけど「子供っぽい味」なのですv お菓子・・・ワインゼリーってこんな味だねぇ。
と、ごく普通のオススメ銘柄2点を紹介しましたが、実は私の買って来たのはこれらではありません。 もうちょとワインらしい感じがするものが欲しかったのです〜〜〜〜〜〜@ まず第一は、ブラックタワーですv

特徴はなんていっても、ビンですねぇ。見方・解釈によっては、ちょっとヤらしいと言うかセクシーなんですv ちなみにオススメしてるのは「白いワイン」の方ですよ。(赤もありますが、あまり見かけません) ちょっと酸味があって、本格的なワインの味わいが楽しめます。 お値段は、やっぱり1本\1,200-弱ですv
その次は、カッツですねぇ。正式にはレー・ケンダーマン/ツェラー・シュバルツ・カッツと言います。 カッツ(KATZ)ってのはドイツ語で、猫(英語:cat,cats)なのです。

ほら、ラベルに黒い猫が2匹、左右に居ますよねぇ。これが目印です。 それと、青色のボトルも一緒に覚えとくと良いでしょうな。 さきほどのブラックタワーのを、もう少し洗練して甘口にしたワインです〜〜〜〜〜@ カッツの「猫伝説」なんですが、黒い猫が乗っかっていた樽のブドウ酒が美味しかったという話から来ているそうです。 日本での「ここ掘れワンワン」の民話に似ていますねぇ。 似た様なカッツがあるんですけど、味の傾向も似ているので、あんまり厳密に選ばなくても良いですよ。 これのお値段は、大体1本\1,000-前後です。安いのさ。
このお二つが、私のオススメ銘柄なのですv 安くて、飲みやすくて、美味しくて、本格派、しかも容器が個性的、と5拍子揃っております。 この個性的なボトルってのは・・・まぁ覚えやすさからとても都合が良いのです。 (ちなみに正式名称なんて、実際私もスラスラと出てくるワケじゃないです。雰囲気でしか覚えてないので) 何となく変わったカタチのビンのを買って来て、クビクビと1人で飲んで、「おっ、コレは美味しいな」と印象に残ったモノの中で、 このように外観イメージが強烈なのが、真っ先に出てくるのです〜〜〜〜@
あ、外観イメージで思い出したのが、スペインの「シグロ」ですねぇ。

これはボトルが麻袋で包まれてて、これもお値段は\1,200-ちょい位ですv ちなみに空き瓶はお部屋に飾っておくのに良いです〜〜〜〜〜〜〜〜〜@ 赤色のが美味しいですよん。ちょっと辛口ですので、ワインが口に合う方向けですけど。 いわゆる「ワインは赤、ボルドーね」とおっしゃるお嬢さんなんかで、もし本当に味の点でそう言ってるのならば、 まずこのシグロ(赤)は気に入ると思います。 もちろんスペインですからボルドー(フランスです)ではありませんけど、かなり出来の良いボルドータイプです。 言葉的に変なんですが「スペイン製ボルドー」と言ってもokな位ですな。 この「ボルドー」ってのがクセモノなのです。 ボルドーってのは元々地名のことですからねぇ。(フランス南西部の街です) 有数のブドウ産地でして、昔からワイン作りが盛んなのです。 んでもって、高級ワインも沢山ここから作られてて、ワイン(特に赤ワイン)=ボルドーと言われるんです。 ちなみにシャトー・マルゴーってのが赤ワインの代表格と言われてますねぇ。 ・・・・シャトー・マルゴーは日本では「失楽園」という小説のラストシーンで有名になりました〜〜〜〜〜〜@ 味わいとしては、ワインっぽさ全開120%と言った所でしょうか。 ワインの香り、ワインの色、ワインの味です。苦味・酸味・渋み・エグ味・・・全部ひっくるめてですよ。 なのでワインが口に合わない人が無理してこんなのを飲むと、まさに我慢比べ大会・苦行の如く大変なのです。 私は・・・あんまり味わいがキツいワインは好きではありません。 そこそこの重さまでじゃないと美味しく頂けないのです。 もっとも、ビンテージ物のすごく高価なワインは今まで飲んだ事は無いので、いわゆる「ワイン通」じゃないんですv テーブルワイン愛好家、とでも自称しておきましょうか。
マドンナ、マテウス・ロゼ、シグロに付いてはサントリーが輸入してますんで入手しやすいでしょう。 ブラックタワー、カッツは、ちょっとワインを扱ってる所なら置いてある事が多いです。 アメリカのカリフォルニアワイン、南米のチリワインってのを試した事がありますが・・・・ 値段は安いんだけど、やっぱり味わいはそれなりです。正直、美味しくは無かったな。 どんな感じかというと・・・コカコーラ/ペプシコーラのコーラに対して、\100均ショップPBブランドのコーラを持って来た、みたいな。 確かにコーラなんだろうけど、でも正直言わせてもらうと「砂糖水+コーラ香料」じゃねーのって言いたくなる飲み物。そんな感じですな。 チリワインなんかは最初の一口は意外と結構美味しいのです。 しかし・・・飲み進んでいくとだんだんと苦痛になってくるのですねぇ。 そもそもワインみたいに口当たりの良いお酒ってのは、ボトルを開封すればほぼ必ず1本飲んでしまうんです。 まぁとっといても味が変わったら勿体無いし、大体1本だと丁度腹八分目みたいな量なので、微妙にもちょっと欲しいですv そこで我慢せずに2本目にイクと・・・・さすがに後でエラいです〜〜〜〜〜〜〜〜@ (自分1人で飲む設定での量です)
まぁそんなこんなで、お酒のネタが続きましたけど、あくまで「お正月だから」ですよん。 私の場合は、現在はあんまりお酒を飲みません。ずいぶんと弱くなったとも思います。 先日書いた通り、ごくたま〜にビールを買って来て飲むだけです。 なのでワインなんて本当に久しぶりでしたv それと、確かカッツの方だと思ったけど、コルク栓が「天然コルク」じゃない材質のモノでしたねぇ。 合成コルク栓と言いまして、発泡性の樹脂で出来てます。 ビンとの密着性が高くて、かなり開けにくいんです。(今回は無事に開けられましたけど) まぁなんか風情がないなぁとも思いますけど、テーブルワインなんでまぁokでしょう。 そもそも、天然コルクじゃなきゃダメって確固たる理由もないんです。 スクリューキャップは便利なので、どうせ風情を求めないならオススメです。
さすがにペットボトル入りってのは馴染めませんけど・・・。 海外でしかないと思ったら、なんか2009年のボジョレー・ヌーヴォーのペットボトルワインが日本で売られたようです。 あくまで、比較的早く飲んでしまうモノにしか採用されていないみたいですv このペットボトルの話で、なんか学校とかで「ペットボトルのキャップを集めて、ポリオワクチンを送ろう」なんてのが流行ってるようですv あぁ、昔、缶ジュースのプルトップを集めて車椅子をってのもあったな、と懐かしくなりました。 これもまた都市伝説的なんですけど、一応収集する仕組みとしては出来てるんです。 完全に「効率」は考えてないし、そもそも「合理的な考え」とか程遠い所でヤッてるお祭りなのですが。 プルタブに関しては、空き缶リサイクル団体が「取り外さずに、缶ごとリサイクルして下さい」とお願いしてます。 キップに関しては・・・運送料の方が高く付きますし、そもそもPP樹脂なんてとても安くリサイクルコストに見合いません。 それとポリオ=小児麻痺の世界流行情勢に付いては、時代が進んで随分と変わっているのです。 クルマ椅子だって、不足してるなんて話すら聞いたコトないです〜〜〜〜@ この手のボランティアの真の目的は、「良いコトした気分に浸る」のであって、それ以外のコトはどうでも良いのです。 つまり、どこかの誰かが困ってても、それが解決しなくても構わないってのがミソですv
と、お酒のネタらしく、どんどんと話の方向が変わりまくってきましたのでここらで〆て、お開きとしますv
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